JPS6318820Y2 - - Google Patents

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JPS6318820Y2
JPS6318820Y2 JP6829682U JP6829682U JPS6318820Y2 JP S6318820 Y2 JPS6318820 Y2 JP S6318820Y2 JP 6829682 U JP6829682 U JP 6829682U JP 6829682 U JP6829682 U JP 6829682U JP S6318820 Y2 JPS6318820 Y2 JP S6318820Y2
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JP
Japan
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panel
cup
cable
shaped body
outer tube
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JP6829682U
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JPS58170417U (ja
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Publication date
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Priority to JP6829682U priority Critical patent/JPS58170417U/ja
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Publication of JPS6318820Y2 publication Critical patent/JPS6318820Y2/ja
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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば車両におけるエンジンのキヤ
ブレタとアクセルペダルとを連結するために用い
られる遠隔操作ケーブルの保持装置に関するもの
である。
[従来の技術] 第1図に示すように、キヤブオーバ型トラツク
などでは、運転席に配置されたアクセルペダル2
を踏み込み、支軸3を中心として腕4を回動する
と、リンク5を介して支軸15をもつて車体側に
支持したレバー6が回動され、遠隔操作ケーブル
のインナケーブル7aが引つ張られ、キヤブレタ
の所要の部材16を引き寄せられてエンジンの回
転速度を加減し得るようになつている。
遠隔操作ケーブルはチユーブ状のアウタケーブ
ル7にインナケーブル7aを挿通してなり、この
アウタケーブル7の一端がレバー6に隣接してフ
ロアパネル12に固定される一方、他端側がフロ
アパネル12と一体をなすエンジンフードの側壁
パネル13に設けた穴9を貫通し、エンジン側に
取付けられたブラケツト10に固定される。
床下にエンジンが配置されているキヤブオーバ
型車両の場合には、遠隔操作ケーブルの途中部分
を湾曲して配設することが困難であり、また、不
必要に弛みをもたせると、他の構成部材と干渉す
るなどの不都合から、あまり弛みをもたせること
なく、フロアパネル12の下面にクリツプ8をも
つて支持し、エンジンフードのパネル13を貫通
する部分で、実開昭55−178915号公報に開示され
るようなグロメツト14をもつてパネル13にア
ウタチユーブ7を保持している。
ところが、このようなアウタチユーブ7に十分
に湾曲による弛みをもたせないと、車体とエンジ
ンとの相対変位によりアウタチユーブ7とグロメ
ツト14との間に相対変位が生じ、グロメツト1
4が摩耗し破損することがある。
すなわち、従来の一般的なグロメツト14は、
第2図に示すように、アウタチユーブ7に外嵌さ
れる円筒部21の一端側にフランジ23が一体に
形成され、該フランジ23の外周面に形成した環
状溝24をフードパネル13の穴9に係止したも
のであり、アウタチユーブ7に軸方向の振動や無
理な力が掛かると、円筒部21とフランジ23と
の間の接続部が損傷され、アウタチユーブ7がパ
ネル13の穴9の縁部に直接接触し、アウタチユ
ーブ7が損傷することになり、遂にはインナケー
ブル7aも破損することになる。
これに対して、第3,4図に示すようにパネル
13に係止されるフランジ23とアウタチユーブ
7を支持する円筒部21とがより強固に一体的に
構成され、フランジ23がパネル13の一側面に
ボルトをもつて固定されるようにしたものがある
が、この場合は、パネル13の穴9を斜めに貫通
するアウタチユーブ7を支持するために、円筒部
27がフランジ28に対して傾斜して一体的に構
成され、このフランジ28がパネル13に重合わ
されて、3本のボルト26およびナツト29をも
つて締結される。
そして、円筒部27の先端部に公知の締付クリ
ツプ25を装着して、円筒部23とアウタチユー
ブ7との間の軸方向の移動を抑えるようになつて
いる。しかし、この構成では従来のグロメツトを
装着する穴9の他にボルト26を挿通する穴を設
け、かつパネル13にナツト29を溶接するなど
の、余分な加工が必要となるので、コスト上好ま
しくない。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案の目的はパネルに余分な加工を
施すことなく、従来のグロメツト装着用穴を用い
て、アウタチユーブを挿通するとともに、クリツ
プをもつて簡単に締付け固定できるようにした遠
隔操作ケーブルの保持装置を提供することにあ
る。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はパ
ネルのケーブル穴に挿通されるカツプ状体の開口
端部にパネルの一面に重ね合されるフランジを設
け、前記カツプ状体の端壁にケーブルを嵌合支持
する円筒部を設けるとともに外周面に環状溝を設
け、前記カツプ状体および円筒部に軸方向の割溝
を設け、前記環状溝にパネルの他面に衝合する締
付クリツプを嵌着したものである。
[作用] 保持装置はカツプ状体36の外周面に環状溝3
3を、開口端部にフランジ31を、端壁35に円
筒部33をそれぞれ一体に形成され、軸方向に1
条の割溝30が形成される。パネル13のケーブ
ル穴にカツプ状体36を嵌合し、かつカツプ状体
36の開口端部に形成したフランジ31をパネル
13の一面に重ね合せるとともに、環状溝32に
クリツプ34を嵌着して、これをパネル13の他
面に係合する。これにより、カツプ状体36がパ
ネル13に保持される。カツプ状体36の端壁3
5と一体に形成した円筒部33にアウタチユーブ
7が挿通支持される。
[考案の実施例] 第1図に示すように、第5,6図に示すよう
に、パネル3のケーブル穴9に嵌装されるカツプ
状体36の端壁35にアウタチユーブ7を挿通す
る円筒部33が設けられ、円筒部33およびカツ
プ状体36が1条の軸方向の割溝30により切り
開かれる。カツプ状体36の開口端部にフランジ
31が設けられ、また外周面にクリツプ34を係
合する環状溝32が設けられる。
第7図に示すように、クリツプ34は環状溝3
2に係合する円弧状部と、パネル13に係合する
よう径外方へ突出する折曲げ部34aとを備えた
環状の線ばねからなり、両端部34bを互いに押
し拡げることにより環状溝32へ装着されるよう
になつている。
本考案は上述のように構成することにより、保
持体Aをパネル13に装着する場合、まず、円筒
体33へアウタチユーブ7を挿通したうえ、カツ
プ状体36をパネル13の一方側からケーブル穴
9へ挿通し、フランジ31をパネル13に押付け
る。
そして、クリツプ34を環状溝32へ装着する
ことにより、カツプ状体36が軸線方向に移動し
ないようにパネル13に固定するとともに、割溝
30の隙間を狭めて、アウタチユーブ7が軸方向
に移動しないように円筒部33を締付ける。
このような保持体Aは比較的硬質の合成樹脂材
料などから構成されるもので、車体とエンジンと
の相対変位によりアウタチユーブ7が円筒部33
に対し軸方向に移動するのを抑える。
[考案の効果] 本考案は上述のように、パネル13を両側から
フランジ31とクリツプ34をもつて挟持するカ
ツプ状体36に対して、この端壁35と一体にア
ウタチユーブ7を嵌合支持する円筒部33を設け
たものであるから、エンジンフードのパネル13
に対する余分な穴加工などの変更をもたらすこと
なく、従来のグロメツト装着用穴にそのまま取付
けることができ、保持体Aのパネル13に対する
緊密な固定が得られるとともに、保持体Aに割溝
30を設け、クリツプ34により締付けることに
より、円筒部33によるアウタチユーブ7の保持
力が確実となる。そして、従来のグロメツトに比
べて車体とエンジンとの相対変位に対して遠隔操
作ケーブルが安定かつ緊密にパネル13に支持さ
れ、パネル13と遠隔操作ケーブルとの貫通部に
おける遠隔操作ケーブルの損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はアクセルペダルとエンジンのキヤブレ
タとを連結する遠隔操作ケーブルの取付状態を示
す側面図、第2図は従来の遠隔操作ケーブルを保
持するグロメツトについての水平断面図、第3図
は従来の他の遠隔操作ケーブルの保持装置につい
ての平面図、第4図は第3図の線−による断
面図、第5図は本考案に係る遠隔操作ケーブルの
保持装置の斜視図、第6図は同水平断面図、第7
図は同装置に使用するクリツプを例示する平面図
である。 A:保持体、7:アウタチユーブ、9:ケーブ
ル穴、13:パネル、30:割溝、31:フラン
ジ、32:環状溝、33:円筒部、34:クリツ
プ、35:端壁、36:カツプ状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルのケーブル穴に挿通されるカツプ状体の
    開口端部にパネルの一面に重ね合されるフランジ
    を設け、前記カツプ状体の端壁にケーブルを嵌合
    支持する円筒部を設けるとともに外周面に環状溝
    を設け、前記カツプ状体および円筒部に軸方向の
    割溝を設け、前記環状溝にパネルの他面に衝合す
    る締付クリツプを嵌着したことを特徴とする遠隔
    操作ケーブルの保持装置。
JP6829682U 1982-05-11 1982-05-11 遠隔操作ケ−ブルの保持装置 Granted JPS58170417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6829682U JPS58170417U (ja) 1982-05-11 1982-05-11 遠隔操作ケ−ブルの保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6829682U JPS58170417U (ja) 1982-05-11 1982-05-11 遠隔操作ケ−ブルの保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170417U JPS58170417U (ja) 1983-11-14
JPS6318820Y2 true JPS6318820Y2 (ja) 1988-05-26

Family

ID=30078080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6829682U Granted JPS58170417U (ja) 1982-05-11 1982-05-11 遠隔操作ケ−ブルの保持装置

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HUP1400437A1 (hu) * 2012-02-06 2014-12-29 Hi Lex Corp Takarazuka Shi Vezérlõkábel-átvezetõeszköz

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JPS58170417U (ja) 1983-11-14

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