JPS6342019Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342019Y2 JPS6342019Y2 JP17646582U JP17646582U JPS6342019Y2 JP S6342019 Y2 JPS6342019 Y2 JP S6342019Y2 JP 17646582 U JP17646582 U JP 17646582U JP 17646582 U JP17646582 U JP 17646582U JP S6342019 Y2 JPS6342019 Y2 JP S6342019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- shaped cross
- radiator
- sectional member
- curved arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用ラジエータの支持構造に関す
る。
る。
従来よりラジエータを支持するために、車両の
横方向に延びるコ字形断面部材の両端部を車両ボ
デイーに固定し、ラジエータ支持用ブラケツトの
一端部をコ字形断面部材にボルト締めすると共に
該ブラケツトの他端部によりラジエータの頂部を
支持するようにしたラジエータ支持装置が採用さ
れている。このようなラジエータ支持装置ではブ
ラケツトをボルト締めする際にブラケツトが回転
するのを阻止するためにブラケツト回り止め用ピ
ンをコ字形断面部材に取付け、このピンとブラケ
ツトとを当接させてボルト締めの際にブラケツト
が回転するのを阻止するようにしている。しかし
ながらこのようにピンとブラケツトを当接させる
ようにしても長期間使用している間にボルトがゆ
るむという問題があるばかりでなく、このように
ピンとブラケツトとを当接せしめて互に金属接触
させるとそれらの当接部に錆が発生するという問
題を生ずる。
横方向に延びるコ字形断面部材の両端部を車両ボ
デイーに固定し、ラジエータ支持用ブラケツトの
一端部をコ字形断面部材にボルト締めすると共に
該ブラケツトの他端部によりラジエータの頂部を
支持するようにしたラジエータ支持装置が採用さ
れている。このようなラジエータ支持装置ではブ
ラケツトをボルト締めする際にブラケツトが回転
するのを阻止するためにブラケツト回り止め用ピ
ンをコ字形断面部材に取付け、このピンとブラケ
ツトとを当接させてボルト締めの際にブラケツト
が回転するのを阻止するようにしている。しかし
ながらこのようにピンとブラケツトを当接させる
ようにしても長期間使用している間にボルトがゆ
るむという問題があるばかりでなく、このように
ピンとブラケツトとを当接せしめて互に金属接触
させるとそれらの当接部に錆が発生するという問
題を生ずる。
本考案はボルトがゆるむのを阻止しつつラジエ
ータ支持用ブラケツトを所定位置に確実に固締す
ることのできるラジエータの支持構造を提供する
ことにある。
ータ支持用ブラケツトを所定位置に確実に固締す
ることのできるラジエータの支持構造を提供する
ことにある。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明
する。
する。
第１図を参照すると、１は車両ボデイー、２は
エンジンルーム、３はエンジン、４はラジエー
タ、５は断面コ字形部材、６はラジエータ４を支
持するための一対のブラケツトを夫々示し、断面
コ字形部材５の両端部は車両ボデイー１に固定さ
れる。また、第１図において破線で示すように断
面コ字形部材５の背面には同様にコ字形断面形状
を有する補強部材７が固着され、これらの部材５
および補強部材７の断面形状は第２図に明瞭に示
される。第２図から第４図に示されるようにブラ
ケツト６は半円筒状部分６ａと、この半円筒状部
分６ａから外方に突出するアーム６ｂとを具備
し、これら半円筒状部分６ａとアーム６ｂの両側
には上方に延びるリブ８が一体形成される。第３
図に示されるようにアーム６ｂにはボルト孔９が
穿設され、このボルト孔９内に螺着されたボルト
によつてアーム６ｂは部材５の基部５ａ上に固締
される。一方、第２図に示されるようにブラケツ
ト６の半円筒状部分６ａの内周面上にはゴム材料
からなるダンパ部材１０が固着され、ラジエータ
４の頂部はこのダンパ部材１０を介してブラケツ
ト６により支持される。第２図から第４図に示さ
れるようにアーム６ｂの外端部には部材５の翼部
５ｂに沿つて延びる湾曲腕１１が一体形成され、
湾曲腕１１の先端部にはゴム又は合成樹脂からな
る外被１２がコーテイングされる。断面コ字形補
強部材７の外壁面はほぼ全領域に亘つて断面コ字
形部材５の内壁面上に密着固定されるが第４図に
示すように少くとも湾曲腕１１の周りでは補強部
材７の外壁面が断面コ字形部材５の内壁面からわ
ずかな間隙１３を隔てて配置される。断面コ字形
部材５は補強部材７に比べて薄く、従つてこのよ
うな間隙１３を設けることによつて湾曲腕１１周
りに位置する部材５の翼部５ｂは内方に向けて変
形可能となる。前述したようにブラケツト６のア
ーム６ｂは部材５にボルト締めされるがこのとき
ボルトを締付けるに従つて湾曲腕１１が部材翼部
５ｂを内方に向けて変形せしめ、斯くして湾曲腕
１１の外被１２は部材翼部５ｂ上に弾発的に圧接
されることになる。この際、湾曲腕１１の外被１
２はその全長に亘つて圧接力が等しくなる位置に
自動的に位置合せされるのでブラケツト６を予め
定められた位置に正確に位置合せすることができ
る。また、外被１２はゴム、又は合成樹脂材料か
ら形成されているので部材５の外壁面に施こされ
た塗装を削り取ることがなく、斯くして錆の発生
を阻止することができる。
エンジンルーム、３はエンジン、４はラジエー
タ、５は断面コ字形部材、６はラジエータ４を支
持するための一対のブラケツトを夫々示し、断面
コ字形部材５の両端部は車両ボデイー１に固定さ
れる。また、第１図において破線で示すように断
面コ字形部材５の背面には同様にコ字形断面形状
を有する補強部材７が固着され、これらの部材５
および補強部材７の断面形状は第２図に明瞭に示
される。第２図から第４図に示されるようにブラ
ケツト６は半円筒状部分６ａと、この半円筒状部
分６ａから外方に突出するアーム６ｂとを具備
し、これら半円筒状部分６ａとアーム６ｂの両側
には上方に延びるリブ８が一体形成される。第３
図に示されるようにアーム６ｂにはボルト孔９が
穿設され、このボルト孔９内に螺着されたボルト
によつてアーム６ｂは部材５の基部５ａ上に固締
される。一方、第２図に示されるようにブラケツ
ト６の半円筒状部分６ａの内周面上にはゴム材料
からなるダンパ部材１０が固着され、ラジエータ
４の頂部はこのダンパ部材１０を介してブラケツ
ト６により支持される。第２図から第４図に示さ
れるようにアーム６ｂの外端部には部材５の翼部
５ｂに沿つて延びる湾曲腕１１が一体形成され、
湾曲腕１１の先端部にはゴム又は合成樹脂からな
る外被１２がコーテイングされる。断面コ字形補
強部材７の外壁面はほぼ全領域に亘つて断面コ字
形部材５の内壁面上に密着固定されるが第４図に
示すように少くとも湾曲腕１１の周りでは補強部
材７の外壁面が断面コ字形部材５の内壁面からわ
ずかな間隙１３を隔てて配置される。断面コ字形
部材５は補強部材７に比べて薄く、従つてこのよ
うな間隙１３を設けることによつて湾曲腕１１周
りに位置する部材５の翼部５ｂは内方に向けて変
形可能となる。前述したようにブラケツト６のア
ーム６ｂは部材５にボルト締めされるがこのとき
ボルトを締付けるに従つて湾曲腕１１が部材翼部
５ｂを内方に向けて変形せしめ、斯くして湾曲腕
１１の外被１２は部材翼部５ｂ上に弾発的に圧接
されることになる。この際、湾曲腕１１の外被１
２はその全長に亘つて圧接力が等しくなる位置に
自動的に位置合せされるのでブラケツト６を予め
定められた位置に正確に位置合せすることができ
る。また、外被１２はゴム、又は合成樹脂材料か
ら形成されているので部材５の外壁面に施こされ
た塗装を削り取ることがなく、斯くして錆の発生
を阻止することができる。
以上述べたように本考案によればブラケツトの
湾曲腕によりラジエータ支持用ブラケツトを予め
定められた位置に正確に位置合せすることがで
き、斯くしてラジエータ頂部とブラケツト間に挿
入されたダンパ部材の最適なダンパ作用を確保す
ることができる。更に、ブラケツトの湾曲腕が断
面コ字形部材に弾発的に圧接されるのでブラケツ
ト締付け用ボルトには常時弾発力が作用し、斯し
くしてボルトがゆるむのを阻止することができ
る。このように本考案ではブラケツトの湾曲腕が
ブラケツトの位置合せ作用とボルトのゆるみ止め
作用の双方の役割を果している。
湾曲腕によりラジエータ支持用ブラケツトを予め
定められた位置に正確に位置合せすることがで
き、斯くしてラジエータ頂部とブラケツト間に挿
入されたダンパ部材の最適なダンパ作用を確保す
ることができる。更に、ブラケツトの湾曲腕が断
面コ字形部材に弾発的に圧接されるのでブラケツ
ト締付け用ボルトには常時弾発力が作用し、斯し
くしてボルトがゆるむのを阻止することができ
る。このように本考案ではブラケツトの湾曲腕が
ブラケツトの位置合せ作用とボルトのゆるみ止め
作用の双方の役割を果している。
第１図は車両のエンジンルーム周りを図解的に
示した平面図、第２図はラジエータ支持用ブラケ
ツトの側面図、第３図は第２図の矢印に沿つて
みたブラケツトの一部拡大平面図、第４図は第２
図の矢印で示す円内の拡大断面図である。 ４……ラジエータ、５……断面コ字形部材、６
……ブラケツト、７……補強部材、１１……湾曲
腕、１２……外被。
示した平面図、第２図はラジエータ支持用ブラケ
ツトの側面図、第３図は第２図の矢印に沿つて
みたブラケツトの一部拡大平面図、第４図は第２
図の矢印で示す円内の拡大断面図である。 ４……ラジエータ、５……断面コ字形部材、６
……ブラケツト、７……補強部材、１１……湾曲
腕、１２……外被。
Claims (1)
- 車両の横方向に延びるコ字形断面部材の両端部
を車両ボデイーに固定し、ラジエータ支持用ブラ
ケツトの一端部を該コ字形断面部材の基部にボル
ト締めすると共に該ブラケツトの他端部によりラ
ジエータの頂部を支持するようにしたラジエータ
の支持構造において、上記ブラケツトの一端部に
上記コ字形断面部材の翼部外壁面と弾発的に当接
する湾曲腕を形成し、該コ字形断面部材の背面上
に密着固定されたコ字形断面の補強部材と該当接
部周りのコ字形断面部材間に間隙を設けた車両用
ラジエータの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17646582U JPS5980119U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 車両用ラジエ−タの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17646582U JPS5980119U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 車両用ラジエ−タの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980119U JPS5980119U (ja) | 1984-05-30 |
| JPS6342019Y2 true JPS6342019Y2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=30383651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17646582U Granted JPS5980119U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | 車両用ラジエ−タの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980119U (ja) |
-
1982
- 1982-11-24 JP JP17646582U patent/JPS5980119U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980119U (ja) | 1984-05-30 |
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