JPH0528126Y2 - - Google Patents

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JPH0528126Y2
JPH0528126Y2 JP1986044926U JP4492686U JPH0528126Y2 JP H0528126 Y2 JPH0528126 Y2 JP H0528126Y2 JP 1986044926 U JP1986044926 U JP 1986044926U JP 4492686 U JP4492686 U JP 4492686U JP H0528126 Y2 JPH0528126 Y2 JP H0528126Y2
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JP
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bracket
shock absorber
rubber
outer cylinder
flange
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JP1986044926U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、乗用車のバンパーを車体に取付け
る時に、介在させる緩衝装置の取付構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、バンパーと車体との間に介在させる緩衝
装置の取付構造は、第4図及び第5図に示すもの
である。すなわち、ブラケツトAの一端を適度な
曲率を与えて車内側又は車外側に直角に曲げ、緩
衝装置の外筒部Eに設けた緩衝用ゴムDの外周の
嵌合溝に、そのブラケツトの屈曲部Cを嵌合させ
ることにより、緩衝装置を固定保持し、車体Fに
はスタツドボルトBに螺合するナツトによつて固
定するものである。又、外筒Eとこれに嵌合して
固定される外周の上記筒状の緩衝用ゴムDとを介
して、外周の取付ブラケツトの屈曲部Cを圧入嵌
合して、そのブラケツトを車体に確実に取り付け
るもの(実開昭57−179552号)が提案されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の緩衝装置の取付構造
において、前者の場合、緩衝用ゴム及びブラケツ
トを車内側に設置すると(第4図)、例えばリヤ
バンパーの場合には、トランクルーム側への突出
量が大きくなり、トランクルーム自体の容積が減
少することとなる。そこで、ラバーゴム及びブラ
ケツトを車外側に設置すると(第5図)、ブラケ
ツト及び緩衝用ゴムから成る部分に外筒を挿入す
る際、緩衝用ゴムが剥離し組付作業が困難とな
る。さらにそのためゴムをブラケツトに沿つて延
長することにより剥離を防止するとスタツドボル
トBの固定位置を外筒から離さなければならず、
その結果、ブラケツトの強度が低下する上、ブラ
ケツトの拡大によりコストの上昇を生ずる。又、
実開昭57−179552号の場合、上記ゴム部分に凹部
とその凹部に対応するようにブラケツトに凸部を
設け、凸部と凹部を嵌合保持するため、製作工程
上、複雑なものとなり、そのためコストの高いも
のとなるものである。そこで、この考案は、上記
従来のものの欠点を改善するものであり、トラン
クスペース等の容積を減少することなく、コスト
の上昇を防止して、確実な緩衝作用を得ようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) そのために、緩衝装置の取付用ブラケツト内端
を断面コ字状の外方に突出するフランジに形成
し、この突出するフランジの内方弯曲部をラバー
ゴム部の凹陥部端縁に当接させ、緩衝装置の外筒
に設ける上記ラバーゴムを介して、突出するフラ
ンジの内側壁により上記外筒を支持してなるもの
である。
(作用) 上記のように構成するので、緩衝装置の取り付
けにあたり、外筒に設けるゴムを介してブラケツ
トの外方に突出したフランジ部により上記外筒を
支持するものであるから、車体内例えばトランク
ルーム側に突出することなく、外筒を支持し、ト
ランクルームスペースを損うことなく、簡単な構
成により確実に支持できるものである。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。1は車体の取付部7とブラケツト2を貫通固
定させるスタツドボルトであり、3はブラケツト
2において、その内端をコ字状に車体外方に向い
突出するフランジである。まず、リヤバンパー9
を緩衝装置の内筒6一端にバンパー支持ステー1
0を介して取付け、その外筒5をトランクルーム
内突出部8に同様に挿入し、あらかじめ外筒5の
先端に車体との固定部13を設け、ボルト11及
びナツト12により車体の取付ブラケツト14に
固定する。一方、車体側開口部においては、ブラ
ケツト2の内端をコ字状に車体外方に突出するフ
ランジ3とし、緩衝装置の外筒5上に設ける凹陥
部15を有する外筒5とブラケツト2間に介在す
る緩衝用の筒状のラバーゴム部4に、上記フラン
ジ3の内壁16を嵌合させ、固定保持する。この
とき車体の取付面7には、前記のようにスタツド
ボルト1によりブラケツト2の他端17は固定さ
れるものである。以上により、ブラケツト2のフ
ランジ3がコ字状であるからブラケツト2全体を
補強した上、弾性をもつて外筒5を保持し、さら
に、フランジ3に複雑な係止部分を設けることが
ないものである。
(考案の効果) 以上のとおり、緩衝装置の取付けブラケツトの
フランジ部を車外方向に断面コ字状に突出させ、
上記緩衝装置はその断面コ字状突出部の弾性によ
り無理なく支承され、乗用車のトランクスペース
の容積を減少することなく、また、上記フランジ
部の外筒への組付けに当り、ブラケツトが緩衝ゴ
ムの凹陥部端縁に当接して、これを剥離、破損さ
せることがなく、組付け作業を容易とし、更に
は、コストが上昇することなしに簡単な構成によ
り従来のものと同等の取付強度が得ることができ
る優れた効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の部分拡大断面図で
あり、第2図及び第3図は、全体の断面図及び斜
視図である。第4図及び第5図は、ともに従来例
の部分拡大断面図である。 1……スタツドボルト、2……ブラケツト、3
……コ字状フランジ4……ラバーゴム部、5……
緩衝装置の外筒、6……緩衝装置の内筒、7……
車体の取付面、8……トランクルーム内突出部、
9……バンパー、10……バンパー支持部、11
……ボルト、12……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状ブラケツトの内端を、断面コ字状に車外方
    向に突出するフランジに形成し、この突出するフ
    ランジの内方弯曲部をラバーゴム部の凹陥部端縁
    に当接させ、フランジの筒状内側壁によりラバー
    ゴム部を介して、緩衝装置の外筒を支持してなる
    緩衝装置の取付構造。
JP1986044926U 1986-03-28 1986-03-28 Expired - Lifetime JPH0528126Y2 (ja)

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JP1986044926U JPH0528126Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62156564U JPS62156564U (ja) 1987-10-05
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JPS56174739U (ja) * 1980-05-29 1981-12-23

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JPS62156564U (ja) 1987-10-05

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