JPS6134898Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134898Y2 JPS6134898Y2 JP3496980U JP3496980U JPS6134898Y2 JP S6134898 Y2 JPS6134898 Y2 JP S6134898Y2 JP 3496980 U JP3496980 U JP 3496980U JP 3496980 U JP3496980 U JP 3496980U JP S6134898 Y2 JPS6134898 Y2 JP S6134898Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- finisher
- slope
- clip
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のフイニツシヤ取付構造、特
にフイニツシヤを車体外側からの作業だけで取り
付けられるようにした自動車のフイニツシヤ取付
構造に関するものである。
にフイニツシヤを車体外側からの作業だけで取り
付けられるようにした自動車のフイニツシヤ取付
構造に関するものである。
従来のこの種の構造としては、第１図〜第３図
に示すようなものがある。第１図は例えばクーペ
スタイルの自動車の後部を示しており、第２図は
車体外側部１にフイニツシヤ２が装着された側断
面模式図を示している。この車体外側部１はピラ
ー部Ｐを形成する第１斜面１a1と第１斜面１a1の
下端であるウエスト部Ｗで段差を形成してフエン
ダー部Ｆに連なる第２斜面１a2とを有している。
に示すようなものがある。第１図は例えばクーペ
スタイルの自動車の後部を示しており、第２図は
車体外側部１にフイニツシヤ２が装着された側断
面模式図を示している。この車体外側部１はピラ
ー部Ｐを形成する第１斜面１a1と第１斜面１a1の
下端であるウエスト部Ｗで段差を形成してフエン
ダー部Ｆに連なる第２斜面１a2とを有している。
第３図に示すように車体外側部１の第１斜面１
a1および第２斜面１a2にはフイニツシヤ２を取り
付ける開口Ｏが設けられ、この開口Ｏの周囲の第
１斜面１a1および第２斜面１a2には適数個の孔４
が設けられている。この孔４に対応してフイニツ
シヤ２の背面にはスタツドボルト３が配設される
一方、孔４にスタツドボルト３を挿通して裏面よ
りナツト５で締付けることによつてフイニツシヤ
２を装着している。
a1および第２斜面１a2にはフイニツシヤ２を取り
付ける開口Ｏが設けられ、この開口Ｏの周囲の第
１斜面１a1および第２斜面１a2には適数個の孔４
が設けられている。この孔４に対応してフイニツ
シヤ２の背面にはスタツドボルト３が配設される
一方、孔４にスタツドボルト３を挿通して裏面よ
りナツト５で締付けることによつてフイニツシヤ
２を装着している。
ところが、かかる取付手段では数個所に亘つて
車室内からナツト５で締付作業をするため作業性
が悪く、しかも車体インナパネル１ｂに比較的大
きな作業孔６を開設する必要があつた。このよう
にインナパネル１ｂに作業孔６を開けるのでは、
インナパネル１ｂ面にトリム７を配設しない車種
では車室内観を損ねてしまう。また、車種によつ
て構造開口縁１付近のインナパネル１ｂに作業孔
６の設定が困難な場合もあり、従つて、どのよう
な車体にも適用し得るものではなかつた。
車室内からナツト５で締付作業をするため作業性
が悪く、しかも車体インナパネル１ｂに比較的大
きな作業孔６を開設する必要があつた。このよう
にインナパネル１ｂに作業孔６を開けるのでは、
インナパネル１ｂ面にトリム７を配設しない車種
では車室内観を損ねてしまう。また、車種によつ
て構造開口縁１付近のインナパネル１ｂに作業孔
６の設定が困難な場合もあり、従つて、どのよう
な車体にも適用し得るものではなかつた。
そこで、第４図に例示するように、フイニツシ
ヤ２背面に一体成形したボス部１０に、先端にク
リツプ８を嵌着固定したリテーナ９をビスＢで締
結する一方、クリツプ８に対応する開口Ｏ付近の
部位に孔４を開設し、この孔４にクリツプ８を押
圧嵌合してフイニツシヤ２を取り付けるようにし
たものが提案されている。しかしながら、このよ
うにフイニツシヤ２の背面にクリツプ８をリテー
ナ９を介してビスＢでサブアツセンブリするので
は作業工数が嵩み、また部品点数も増加して部品
管理が大変となつてしまうものである。
ヤ２背面に一体成形したボス部１０に、先端にク
リツプ８を嵌着固定したリテーナ９をビスＢで締
結する一方、クリツプ８に対応する開口Ｏ付近の
部位に孔４を開設し、この孔４にクリツプ８を押
圧嵌合してフイニツシヤ２を取り付けるようにし
たものが提案されている。しかしながら、このよ
うにフイニツシヤ２の背面にクリツプ８をリテー
ナ９を介してビスＢでサブアツセンブリするので
は作業工数が嵩み、また部品点数も増加して部品
管理が大変となつてしまうものである。
さらに、第２図に示すようにウエスト部Ｗを境
にして第１斜面１a1と第２斜面１a2とで傾斜角が
異なつているため、車体外側部１に設ける孔４の
方向が異なり、プレス型が複雑になるとか工程が
増すとかの問題と、同様にスタツドボルト３の植
設方向が異なつてしまい、設計上並びに製作上甚
だ面倒であるという問題とがあつた。
にして第１斜面１a1と第２斜面１a2とで傾斜角が
異なつているため、車体外側部１に設ける孔４の
方向が異なり、プレス型が複雑になるとか工程が
増すとかの問題と、同様にスタツドボルト３の植
設方向が異なつてしまい、設計上並びに製作上甚
だ面倒であるという問題とがあつた。
なお、１２はフイニツシヤ２の端末に取付けた
エンドキヤツプ、１３は開口端フランジ１４に嵌
着したウエザストリツプ、１５はウインドガラス
を示す。
エンドキヤツプ、１３は開口端フランジ１４に嵌
着したウエザストリツプ、１５はウインドガラス
を示す。
この考案はかかる従来の実状に鑑みてなされた
もので、車体の製作性が良くフイニツシヤの取付
作業性の良い自動車のフイニツシヤ取付構造を提
供することを目的としている。
もので、車体の製作性が良くフイニツシヤの取付
作業性の良い自動車のフイニツシヤ取付構造を提
供することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第５図〜第７図は、この考案の一実施例を示す
図である。なお従来と同一ないし均等な部位又は
部材には、同一符号を付して重複した説明を省略
する。
図である。なお従来と同一ないし均等な部位又は
部材には、同一符号を付して重複した説明を省略
する。
第１斜面１a1にはフイニツシヤ２を取り付ける
開口Ｏおよび開口Ｏの周囲に適数個の第１孔１１
が設けられている。また、第２斜面１a2には第１
孔１１とは方向の異なる第２孔２２を有する適数
個のサポート部材２１が接着されている。このサ
ポート部材２１は例えば合成樹脂製であり、この
第２孔２２は環状を呈しており、そこの内には周
壁から突起２３が突設されている。第２斜面１a2
には設けられず、同一傾斜面にだけ第１孔１１が
設けられるため、同一プレス工程で第１孔１１を
打ち抜くことができる。
開口Ｏおよび開口Ｏの周囲に適数個の第１孔１１
が設けられている。また、第２斜面１a2には第１
孔１１とは方向の異なる第２孔２２を有する適数
個のサポート部材２１が接着されている。このサ
ポート部材２１は例えば合成樹脂製であり、この
第２孔２２は環状を呈しており、そこの内には周
壁から突起２３が突設されている。第２斜面１a2
には設けられず、同一傾斜面にだけ第１孔１１が
設けられるため、同一プレス工程で第１孔１１を
打ち抜くことができる。
フイニツシヤ２には第１孔１１に対応する位置
にリテーナ１６を介して取り付けられる第１クリ
ツプ１９が設けられている。この第１クリツプ１
９はゴム系の弾性を有するもので、頭部１７およ
び鍔部１８を有している。この頭部１７は、第６
図に示すように例えば長方形を呈しており、一辺
がリテーナ１６に設けられる丸孔２０の径とほぼ
同じ長さで、他辺が丸孔２０の径よりも長く作ら
れている。したがつて、第１クリツプ１９は頭部
１７が丸孔２０に差し込まれることによつて、頭
部１７と鍔部１８とでリテーナ１６を挟着し、運
搬や使用中でも容易に脱落することなく装着され
ている。
にリテーナ１６を介して取り付けられる第１クリ
ツプ１９が設けられている。この第１クリツプ１
９はゴム系の弾性を有するもので、頭部１７およ
び鍔部１８を有している。この頭部１７は、第６
図に示すように例えば長方形を呈しており、一辺
がリテーナ１６に設けられる丸孔２０の径とほぼ
同じ長さで、他辺が丸孔２０の径よりも長く作ら
れている。したがつて、第１クリツプ１９は頭部
１７が丸孔２０に差し込まれることによつて、頭
部１７と鍔部１８とでリテーナ１６を挟着し、運
搬や使用中でも容易に脱落することなく装着され
ている。
また、フイニツシヤ２には、第２孔２２に対応
する位置に第３孔２５が適数個設けられており、
この第３孔２５に挿入される第２クリツプ２４は
円筒状の脚部を持ち、脚部には突起２３と係合す
る穴が設けられている。
する位置に第３孔２５が適数個設けられており、
この第３孔２５に挿入される第２クリツプ２４は
円筒状の脚部を持ち、脚部には突起２３と係合す
る穴が設けられている。
したがつて、この自動車のフイニツシヤ取付構
造は、フイニツシヤ２を車体外側部１に沿わせ、
第１斜面１a1と直交する方向から押圧して第１孔
１１に第１クリツプ１９を挿入し、第２孔２２に
臨まされた第３孔２５に第２クリツプ２４を第１
斜面１a1と直交する方向と異なる方向から押し込
んで第２孔２２中まで貫入させ、突起２３と係合
させて抜け出ないようにして取り付けている。そ
して、ウインドガラス１５が、フイニツシヤ２に
装着される。
造は、フイニツシヤ２を車体外側部１に沿わせ、
第１斜面１a1と直交する方向から押圧して第１孔
１１に第１クリツプ１９を挿入し、第２孔２２に
臨まされた第３孔２５に第２クリツプ２４を第１
斜面１a1と直交する方向と異なる方向から押し込
んで第２孔２２中まで貫入させ、突起２３と係合
させて抜け出ないようにして取り付けている。そ
して、ウインドガラス１５が、フイニツシヤ２に
装着される。
以上説明してきたように、この考案によれば、
車体に開ける孔が一方向でプレス工程も短縮でき
るため、車体の製作性は良く、しかもフイニツシ
ヤは車体外部からだけの作業で装着でき取付作業
性が良好である。
車体に開ける孔が一方向でプレス工程も短縮でき
るため、車体の製作性は良く、しかもフイニツシ
ヤは車体外部からだけの作業で装着でき取付作業
性が良好である。
第１図は車体外側部にフイニツシヤを備えた自
動車の後部外観側面図、第２図は第１図−に
沿う従来の断面図、第３図は第１図の−に沿
う従来の断面図、第４図は従来の他の例を示す第
３図と同様な断面図、第５図は本考案の実施例を
示す第３図と同様な図、第６図はクリツプとその
取付孔との関係を示す本考案の分解斜視図、第７
図はウエスト部からフエンダー部にかけてのフイ
ニツシヤを取付けた状態の本考案の断面図であ
る。 １……車体外側部、１a1……第１斜面、１a2…
…第２斜面、２……フイニツシヤ、１１……第１
孔、１６……リテーナ、１９……第１クリツプ、
２１……サポート部材、２２……第２孔、２４…
…第２クリツプ、２５……第３孔、Ｐ……ピラー
部、Ｆ……フエンダー部、Ｏ……開口、Ｗ……ウ
エスト部。
動車の後部外観側面図、第２図は第１図−に
沿う従来の断面図、第３図は第１図の−に沿
う従来の断面図、第４図は従来の他の例を示す第
３図と同様な断面図、第５図は本考案の実施例を
示す第３図と同様な図、第６図はクリツプとその
取付孔との関係を示す本考案の分解斜視図、第７
図はウエスト部からフエンダー部にかけてのフイ
ニツシヤを取付けた状態の本考案の断面図であ
る。 １……車体外側部、１a1……第１斜面、１a2…
…第２斜面、２……フイニツシヤ、１１……第１
孔、１６……リテーナ、１９……第１クリツプ、
２１……サポート部材、２２……第２孔、２４…
…第２クリツプ、２５……第３孔、Ｐ……ピラー
部、Ｆ……フエンダー部、Ｏ……開口、Ｗ……ウ
エスト部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ピラー部を形成する第１斜面と該第１斜面の下
端であるウエスト部で段差を形成してフエンダー
部に連なる第２斜面とを有する車体外側部にフイ
ニツシヤを取り付ける自動車のフイニツシヤ取付
構造において、 前記第１斜面には前記フイニツシヤを取り付け
る開口および該開口の周囲に適数個の第１孔が設
けられ、第２斜面には第１孔とは方向の異なる第
２孔を有する適数個のサポート部材が接着されて
おり、 前記フイニツシヤには前記第１孔に対応する位
置にリテーナを介して取付けられる第１クリツプ
および前記第２孔に対応する位置に第３孔が設け
られており、 前記第１孔に第１クリツプを挿入し、前記第２
孔に臨まされた第３孔に第２クリツプを第２孔ま
で貫入させて前記フイニツシヤを装着することを
特徴とする自動車のフイニツシヤ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3496980U JPS6134898Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3496980U JPS6134898Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136809U JPS56136809U (ja) | 1981-10-16 |
| JPS6134898Y2 true JPS6134898Y2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=29630601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3496980U Expired JPS6134898Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6134898Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321308Y2 (ja) * | 1984-12-07 | 1991-05-09 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP3496980U patent/JPS6134898Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136809U (ja) | 1981-10-16 |
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