JPH0546969Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546969Y2 JPH0546969Y2 JP1987199471U JP19947187U JPH0546969Y2 JP H0546969 Y2 JPH0546969 Y2 JP H0546969Y2 JP 1987199471 U JP1987199471 U JP 1987199471U JP 19947187 U JP19947187 U JP 19947187U JP H0546969 Y2 JPH0546969 Y2 JP H0546969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat slide
- floor member
- hole
- cylindrical portion
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車などのシートのスライド装置
の取付部構造に関する。
の取付部構造に関する。
従来のシートスライド取付部構造としては、例
えば第3図及び第4図(実開昭53−70021号公報
参照)に示すように、図示しないシートを前後動
自在なるようにしたスライドレール1と該スライ
ドレール1の固定レール2の例えば後端部にシー
トスライドレツグ3を設け、該シートスライドレ
ツグ3に貫通穴4を介して、バーリング加工によ
り形成された筒部5を有し、車体の床部材6の貫
通穴7の周縁下面に固設されたナツト8に前記シ
ートスライドレツグ3の上方より挿入したボルト
9で前記ナツト8に螺結している。符号10は、
床部材6の上面に敷設されたカーペツトで、該カ
ーペツト10の貫通穴11内に前記筒部5が挿入
自在なるようにしている。符号12は、床部材6
とナツト8との間に介在される補強プレートであ
る。
えば第3図及び第4図(実開昭53−70021号公報
参照)に示すように、図示しないシートを前後動
自在なるようにしたスライドレール1と該スライ
ドレール1の固定レール2の例えば後端部にシー
トスライドレツグ3を設け、該シートスライドレ
ツグ3に貫通穴4を介して、バーリング加工によ
り形成された筒部5を有し、車体の床部材6の貫
通穴7の周縁下面に固設されたナツト8に前記シ
ートスライドレツグ3の上方より挿入したボルト
9で前記ナツト8に螺結している。符号10は、
床部材6の上面に敷設されたカーペツトで、該カ
ーペツト10の貫通穴11内に前記筒部5が挿入
自在なるようにしている。符号12は、床部材6
とナツト8との間に介在される補強プレートであ
る。
前記筒部5は、カーペツト10を共締めするに
際し、ゆるみ対策として、床部材6に直接接触し
て固定されるように設けられたものである。
際し、ゆるみ対策として、床部材6に直接接触し
て固定されるように設けられたものである。
しかしながら、かかる従来技術によれば、筒部
5の下端部の面形状や床部材6の面変化、それに
補強プレート12などの形状のバラツキにより、
筒部5の下面と床部材6との隙間や補強プレート
12と床部材6との隙間が発生した場合、床部材
6の下面から水が室内へ侵入する虞がある。
5の下端部の面形状や床部材6の面変化、それに
補強プレート12などの形状のバラツキにより、
筒部5の下面と床部材6との隙間や補強プレート
12と床部材6との隙間が発生した場合、床部材
6の下面から水が室内へ侵入する虞がある。
そこで、本考案によれば、このような従来の問
題点に鑑み、床部材の下面から水が室内へ侵入す
ることを確実に阻止したシートスライド取付部構
造を提供することを目的としたものである。
題点に鑑み、床部材の下面から水が室内へ侵入す
ることを確実に阻止したシートスライド取付部構
造を提供することを目的としたものである。
本考案はかかる目的を達成するため、
車体の床部材の貫通穴の周縁下面にナツトが固
設され、前記床部材の上面にカーペツトが敷設さ
れ、該カーペツトの貫通穴内にシートスライドレ
ツグの筒部が挿入自在なるように形成され、該シ
ートスライドレツグの筒部の内周面に上方より挿
入したボルトで前記床部材の貫通穴のナツトに螺
結せしめてなるシートスライド取付部構造におい
て、 前記シートスライドレツグの筒部の内周面側を
覆う筒体およびシートスライドレツグの上面を覆
う上方鍔部並びに前記筒部の下端部を覆う下方鍔
部が軟質材で一体形成されてなるブツシユを介在
せしめてなることを特徴とするものである。
設され、前記床部材の上面にカーペツトが敷設さ
れ、該カーペツトの貫通穴内にシートスライドレ
ツグの筒部が挿入自在なるように形成され、該シ
ートスライドレツグの筒部の内周面に上方より挿
入したボルトで前記床部材の貫通穴のナツトに螺
結せしめてなるシートスライド取付部構造におい
て、 前記シートスライドレツグの筒部の内周面側を
覆う筒体およびシートスライドレツグの上面を覆
う上方鍔部並びに前記筒部の下端部を覆う下方鍔
部が軟質材で一体形成されてなるブツシユを介在
せしめてなることを特徴とするものである。
従つて、本考案によれば、ブツシユが軟質の
為、ボルトの螺結によりつぶれ、バーリング部を
密閉し、シール性が向上する。
為、ボルトの螺結によりつぶれ、バーリング部を
密閉し、シール性が向上する。
又、シート取付作業時には、予めブツシユをバ
ーリング部にはめ込んで作業する為、作業も容易
で且つ安定するという効果を有する。
ーリング部にはめ込んで作業する為、作業も容易
で且つ安定するという効果を有する。
更に、ブツシユは薄肉の為、ボルトの緩みが生
じないという効果を有する。
じないという効果を有する。
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
図で、シートスライド取付部構造としてのスライ
ドレール1の固定レール2の例えば後端部にシー
トスライドレツグ3を設け、該シートスライドレ
ツグ3に貫通穴4を介して、バーリング加工によ
り形成された筒部5を有し、車体の床部材6の貫
通穴7の周縁下面に固設されたナツト8に前記シ
ートスライドレツグ3の上方より挿入したボルト
9で前記ナツト8に螺結している。前記床部材6
の上面にカーペツト10が敷設され、該カーペツ
ト10の貫通穴11内にシートスライドレツグ3
の筒部5が挿入自在なるように形成され、該シー
トスライドレツグ3の筒部5の内周面に上方より
挿入したボルト9で前記床部材6の貫通穴7のナ
ツト8に螺結せしめてなる。そして、前記シート
スライドレツグ3の筒部5の内周面側に接する筒
体21およびシートスライドレツグ3の上面並び
に前記筒部5の下端部を覆う上方鍔部22および
下方鍔部23を有する軟質材で一体形成されたブ
ツシユ20を介在せしめてなる。
図で、シートスライド取付部構造としてのスライ
ドレール1の固定レール2の例えば後端部にシー
トスライドレツグ3を設け、該シートスライドレ
ツグ3に貫通穴4を介して、バーリング加工によ
り形成された筒部5を有し、車体の床部材6の貫
通穴7の周縁下面に固設されたナツト8に前記シ
ートスライドレツグ3の上方より挿入したボルト
9で前記ナツト8に螺結している。前記床部材6
の上面にカーペツト10が敷設され、該カーペツ
ト10の貫通穴11内にシートスライドレツグ3
の筒部5が挿入自在なるように形成され、該シー
トスライドレツグ3の筒部5の内周面に上方より
挿入したボルト9で前記床部材6の貫通穴7のナ
ツト8に螺結せしめてなる。そして、前記シート
スライドレツグ3の筒部5の内周面側に接する筒
体21およびシートスライドレツグ3の上面並び
に前記筒部5の下端部を覆う上方鍔部22および
下方鍔部23を有する軟質材で一体形成されたブ
ツシユ20を介在せしめてなる。
かかる構成よりなるから、ブツシユ20が軟質
の為、ボルト9の螺結によりつぶれ、筒部5の下
端のバーリング部を密閉し、シール性が向上す
る。
の為、ボルト9の螺結によりつぶれ、筒部5の下
端のバーリング部を密閉し、シール性が向上す
る。
又、シート取付作業時には、予めブツシユ20
を筒部5のバーリング部にはめ込んで作業する
為、作業も容易で且つ安定する。
を筒部5のバーリング部にはめ込んで作業する
為、作業も容易で且つ安定する。
更に、ブツシユ20は薄肉の為、ボルト9の緩
みが生じない。
みが生じない。
以上説明してきたように、この考案によれば、
車体の床部材の貫通穴の周縁下面にナツトが固設
され、前記床部材の上面にカーペツトが敷設さ
れ、該カーペツトの貫通穴内にシートスライドレ
ツグの筒部が挿入自在なるように形成され、該シ
ートスライドレツグの筒部の内周面に上方より挿
入したボルトで前記床部材の貫通穴のナツトに螺
結せしめてなるシートスライド取付部構造におい
て、 前記シートスライドレツグの筒部の内周面側を
覆う筒体およびシートスライドレツグの上面を覆
う上方鍔部並びに前記筒部の下端部を覆う下方鍔
部が軟質材で一体形成されてなるブツシユを介在
せしめてなることを特徴とするものであるから、
作業が容易且つ安定し、ボルトの緩みが生じない
ことになり、実益的効果を生じる。
車体の床部材の貫通穴の周縁下面にナツトが固設
され、前記床部材の上面にカーペツトが敷設さ
れ、該カーペツトの貫通穴内にシートスライドレ
ツグの筒部が挿入自在なるように形成され、該シ
ートスライドレツグの筒部の内周面に上方より挿
入したボルトで前記床部材の貫通穴のナツトに螺
結せしめてなるシートスライド取付部構造におい
て、 前記シートスライドレツグの筒部の内周面側を
覆う筒体およびシートスライドレツグの上面を覆
う上方鍔部並びに前記筒部の下端部を覆う下方鍔
部が軟質材で一体形成されてなるブツシユを介在
せしめてなることを特徴とするものであるから、
作業が容易且つ安定し、ボルトの緩みが生じない
ことになり、実益的効果を生じる。
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
図で、第1図は要部断面図、第2図はブツシユの
斜視図、第3図は従来例の斜視図、第4図は第3
図の−線に係る組み立て状態を示す断面図で
ある。 1……スライドレール、2……固定レール、3
……シートスライドレツグ、4,7,11……貫
通穴、5……筒部、6……床部材、8……ナツ
ト、9……ボルト、10……カーペツト、20…
…ブツシユ、21……筒体、22……上方鍔部、
23……下方鍔部。
図で、第1図は要部断面図、第2図はブツシユの
斜視図、第3図は従来例の斜視図、第4図は第3
図の−線に係る組み立て状態を示す断面図で
ある。 1……スライドレール、2……固定レール、3
……シートスライドレツグ、4,7,11……貫
通穴、5……筒部、6……床部材、8……ナツ
ト、9……ボルト、10……カーペツト、20…
…ブツシユ、21……筒体、22……上方鍔部、
23……下方鍔部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体の床部材の貫通穴の周縁下面にナツトが固
設され、前記床部材の上面にカーペツトが敷設さ
れ、該カーペツトの貫通穴内にシートスライドレ
ツグの筒部が挿入自在なるように形成され、該シ
ートスライドレツグの筒部の内周面に上方より挿
入したボルトで前記床部材の貫通穴のナツトに螺
結せしめてなるシートスライド取付構造におい
て、 前記シートスライドレツグの筒部の内周面側を
覆う筒体およびシートスライドレツグの上面を覆
う上方鍔部並びに前記筒部の下端部を覆う下方鍔
部が軟質材で一体形成されてなるブツシユを介在
せしめてなることを特徴とするシートスライド取
付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987199471U JPH0546969Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987199471U JPH0546969Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102031U JPH01102031U (ja) | 1989-07-10 |
JPH0546969Y2 true JPH0546969Y2 (ja) | 1993-12-09 |
Family
ID=31489920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987199471U Expired - Lifetime JPH0546969Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546969Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5395778B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2014-01-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シートの振動低減構造 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987199471U patent/JPH0546969Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102031U (ja) | 1989-07-10 |
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