JP2548731Y2 - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

Info

Publication number
JP2548731Y2
JP2548731Y2 JP1991027849U JP2784991U JP2548731Y2 JP 2548731 Y2 JP2548731 Y2 JP 2548731Y2 JP 1991027849 U JP1991027849 U JP 1991027849U JP 2784991 U JP2784991 U JP 2784991U JP 2548731 Y2 JP2548731 Y2 JP 2548731Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
floor
opening
cover body
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991027849U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04117292U (ja
Inventor
敦 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1991027849U priority Critical patent/JP2548731Y2/ja
Publication of JPH04117292U publication Critical patent/JPH04117292U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548731Y2 publication Critical patent/JP2548731Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プロテクタに関し、詳
しくは、フロア下面に配設された配管等を覆うためのも
ので、そのカバー本体部が略断面コ字形状に形成され、
そのカバー本体部の両側に上記フロアに取り付けるため
の取付部を有するプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のフロア下面に配設され
た配管等を覆うためのプロテクタがある。
【0003】図5及び図6は、このような従来のプロテ
クタ1を示すものである。このプロテクタ1は、そのカ
バー本体部2が略断面コ字形状に形成され、しかも、そ
のカバー本体部2の側壁部2aに、該プロテクタを図示
しない工具を用いて車両のメインフロア3に取り付ける
ための複数の取付部4を設けた形状となっている。
【0004】また、プロテクタ1は、そのカバー本体部
2の頂上部2bに内部に溜った水を排水するための複数
の孔5が設けられている。
【0005】プロテクタ1は、図6に示すように、図5
に示した物と逆にした態様でボルトナット手段6を用い
て車両のメインフロア3に取り付けられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、プロテクタ
1で覆う配管等7は、車両のメインフロア3の下面に設
けられた溝のような狭い場所に配設されている場合が多
いので、プロテクタ1は、その幅方向にできるだけ小さ
く形成する方が好ましい。
【0007】しかしながら、プロテクタ1の取付部4
は、その該プロテクタを取り付けるために使用する工具
の使用の邪魔にならないように十分大きく形成される必
要があるので、その取付部4に設けるボルト挿通孔8
は、できるだけ外側にずらして形成する必要があった。
【0008】このため、従来のプロテクタ1では、その
幅方向に小さく形成するには限度があり、困難である場
合が多かった。
【0009】そのため、従来より、プロテクタ1の取付
部4の付近のカバー本体部2の側壁部2aを内側にへこ
ませて凹部9を形成することが提案されていた。
【0010】これにより、プロテクタ1を取り付ける際
に使用する工具の邪魔にならない十分なスペースを確保
することができるとともに、その取付部4もできるだけ
小さく形成することができた。
【0011】しかしながら、プロテクタ1を上記のよう
な凹部9を形成した形状とすると、その形状の複雑さに
よって加工が難しくなり、板厚によっては加工困難にな
る不具合が生じていた。
【0012】さらに、上記従来のプロテクタ1では、そ
のカバー本体部2の頂上部2bに設けた複数の孔5から
内部に泥水や飛石等が侵入する場合が多く、該プロテク
タ内で錆を生じさせる原因となっていた。
【0013】本考案は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、加工及び取り付けが容易で、しかも、内部に泥水や
飛石等が侵入するのを防止することができるプロテクタ
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、フロア下面に配設された配管等を覆う
ためのもので、そのカバー本体部が略断面コ字形状に形
成され、そのカバー本体部の両側に上記フロアに取り付
けるための取付部を有するプロテクタにおいて、上記カ
バー本体部の上記取付部が形成された部所の側壁部に、
側方に開口する開口部を設け、該開口部の上部を、さら
に上記カバー本体部の頂上部の端部をえぐるように形成
した構成としている。
【0015】
【実施例】以下、本考案に係るプロテクタの実施例につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1〜図4は、本考案の一実施例を示すも
のである。本実施例のプロテクタ10は、例えば、図示
しない車両のメインフロア11の下面に配設されるた配
管12等を覆うためのものある。
【0017】プロテクタ10は、そのカバー本体部13
が略断面コ字形状に形成され、該カバー本体部の両側に
該プロテクタを上記メインフロア11に取り付けるため
の複数の取付部14を有するとともに、該カバー本体部
の取付部14が形成された部所の側壁部15に、側方に
開口する開口部16を設け、該開口部の上部16aを、
さらに該カバー本体部の頂上部13aの端部13bをえ
ぐるように形成した構成となっている。
【0018】上記配管12は、メインフロア11の下面
に設けた細長い溝17内に配設されている。
【0019】本実施例のプロテクタ10は、その取付部
14にボルト挿通孔14aを有し、メインフロア11の
溝17内に下方に向けて突設したスタッドボルト18に
取付部14のボルト挿通孔14aを嵌入させ、さらに、
ナット19をスタッドボルト18に締結することによ
り、メインフロア11に取り付けられる。
【0020】この状態では、メインフロア11の下面の
配管12は、プロテクタ10によってその下面が覆われ
るとともに、その上面が該プロテクタ10とともにメイ
ンフロア11によって覆われる。
【0021】本実施例のプロテクタ10では、その開口
部16を側方に向けて形成したので、その下方から泥水
や飛石が該プロテクタ内に侵入することが防止される。
しかも、その開口部16の上部16aを、さらにカバー
本体部13の頂上部13aの端部13bをえぐるように
形成した構成としているので、従来のような内部に溜っ
た水を排水するための孔が無くとも、泥水や飛石の侵入
を防止しつつ、内部に溜った水の排水を効果的に行うこ
とができる。
【0022】また、本実施例のプロテクタ10は、凹部
を設けたりせず、開口部16を側方に向けて形成した構
成としたことにより、構造が単純になり、その加工も容
易であり、しかも、板厚に拘らずに強度の高いものを形
成することもできる。
【0023】さらに、プロテクタ10に開口部16を設
けたことにより、ナット19を締める図示しない工具の
使用のためのその回転半径分のスペースを該プロテクタ
内にまで及ぶように取付部14上に確保できるので、プ
ロテクタ10の幅をできる限り小さく設定することも可
能である。
【0024】さらにまた、プロテクタ10は、従来のよ
うな凹部を設けていないので、その内側への出張りが無
くなり、配管12に悪影響を及ぼすこともなくすことが
できる。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るプロ
テクタによれば、フロア下面に配設された配管等を覆う
ためのもので、そのカバー本体部が略断面コ字形状に形
成され、そのカバー本体部の両側に上記フロアに取り付
けられるための取付部を有するプロテクタにおいて、上
記カバー本体部の上記取付部が形成された部所の側壁部
に、側方に開口する開口部を設け、該開口部の上部を、
さらに上記カバー本体部の頂上部の端部をえぐるように
形成した構成としているので、次のような効果を得るこ
とができる。
【0026】すなわち、本考案では、従来のような凹部
を設けたりせずに、ボルトナット締結手段のための工具
の回転半径分の使用スペースを該プロテクタ内にまで及
ぶようにその取付部上に確保することができる。したが
って、該プロテクタの幅をできる限り小さく設定するこ
とが可能であり、かつ、該プロテクタの取り付けを容易
に行うことができ、しかも、その構造が単純になり、板
厚に関係無くその加工を容易に行うことができる。
【0027】さらに、本考案のプロテクタは、その開口
部を側方に向けて形成したので、その下方から泥水や飛
石の該プロテクタ内への侵入を防止することができる。
しかも、上記開口部の上部を、さらに該カバー本体部の
頂上部の端部をえぐるように形成した構成としているの
で、従来のような内部に溜った水を排水するための孔が
無くとも、泥水や飛石の侵入を防止しつつ、内部に溜っ
た水の排水を効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のプロテクタを示す斜視図で
ある。
【図2】本考案の一実施例が適用された様子を示す断面
図である。
【図3】本考案の一実施例のプロテクタの要部を示す平
面図である。
【図4】本考案の一実施例のプロテクタの要部を示す平
面図である。
【図5】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【図6】従来のプロテクタが適用された様子を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 プロテクタ 11 メインフロア 12 配管 13 カバー本体部 14 取付部 15 側壁部 16 開口部 17 溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア下面に配設された配管等を覆うた
    めのもので、そのカバー本体部が略断面コ字形状に形成
    され、そのカバー本体部の両側に上記フロアに取り付け
    るための取付部を有するプロテクタにおいて、 上記カバー本体部の上記取付部が形成された部所の側壁
    部に、側方に開口する開口部を設け、該開口部の上部
    を、さらに上記カバー本体部の頂上部の端部をえぐるよ
    うに形成したことを特徴とするプロテクタ。
JP1991027849U 1991-03-29 1991-03-29 プロテクタ Expired - Lifetime JP2548731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991027849U JP2548731Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 プロテクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991027849U JP2548731Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 プロテクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04117292U JPH04117292U (ja) 1992-10-20
JP2548731Y2 true JP2548731Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=31912064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991027849U Expired - Lifetime JP2548731Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 プロテクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548731Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4795066B2 (ja) * 2006-03-24 2011-10-19 矢崎総業株式会社 プロテクタ
JP5268954B2 (ja) * 2010-01-07 2013-08-21 豊田鉄工株式会社 車両用操作ペダル装置
JP5551637B2 (ja) * 2011-03-08 2014-07-16 富士通テレコムネットワークス株式会社 電気配線の保護カバーと保護カバーの取付け方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919719A (ja) * 1982-07-27 1984-02-01 Fanuc Ltd サ−ボモ−タと検出器の継手構造
JPS62119080A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Nec Corp ドツトマトリツクスラインプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04117292U (ja) 1992-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2548731Y2 (ja) プロテクタ
JPH11189154A (ja) 車両床下機器用カウルカバーの固定装置
JPH0646389Y2 (ja) ハンドグリップ取付構造
JPH0238989Y2 (ja)
JPH0450778Y2 (ja)
JPH0238798A (ja) 車両のハーネス又はチューブ等の保護構造
JPH0246193Y2 (ja)
JPH086915Y2 (ja) 軒 樋
JPS5910896Y2 (ja) アウトレツトボツクス用カバ−
JPH0339532Y2 (ja)
JPH02128864U (ja)
JPH0123347Y2 (ja)
JPH0729918Y2 (ja) 浴槽の把手の取り付け構造
JP3112156B2 (ja) 手摺固定構造
JPS631628Y2 (ja)
JPH0724643Y2 (ja) 取付金具
JPH0523399Y2 (ja)
JPS6337313Y2 (ja)
JPH0644985Y2 (ja) 床下収納庫の取付構造
JPH0455958U (ja)
JPH077411Y2 (ja) 浴槽の排水金具への排水ガイドの取付構造
JPS62137937U (ja)
JPS6029646Y2 (ja) 輻射音を低減せしめた箱型形状品
JP2901378B2 (ja) 軒補強小梁の取付構造
JPH0170908U (ja)