JPS6230809Y2 - - Google Patents

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JPS6230809Y2
JPS6230809Y2 JP1982139793U JP13979382U JPS6230809Y2 JP S6230809 Y2 JPS6230809 Y2 JP S6230809Y2 JP 1982139793 U JP1982139793 U JP 1982139793U JP 13979382 U JP13979382 U JP 13979382U JP S6230809 Y2 JPS6230809 Y2 JP S6230809Y2
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JP
Japan
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outer tube
shift
shaft
joint
floor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982139793U
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English (en)
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JPS5943218U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13979382U priority Critical patent/JPS5943218U/ja
Publication of JPS5943218U publication Critical patent/JPS5943218U/ja
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Publication of JPS6230809Y2 publication Critical patent/JPS6230809Y2/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤブオーバ型車両のフロアシフト
機構におけるクロスシヤフトの組付構造に関す
る。
一般に、この種フロアシフト機構は、運転室の
フロア上に突設したシフトレバーと、トランスミ
ツシヨンのシフトフオークに接続したシフトロツ
ドと、アウタチユーブおよびその内部に挿入した
インナシヤフトからなり前記シフトレバーとシフ
トロツドとを作動的に連結させるクロスシヤフト
を備えている。またこのクロスシヤフトは、前記
アウタチユーブの両端開口部に左右一対のサポー
トに固定したボールジヨイントをジヨイントシー
トを介してそれぞれ嵌合しかつ前記アウタチユー
ブの両端開口部の内周壁に設け環状溝にCワツシ
ヤを嵌込んで前記ジヨイントシートを抜止めする
ことにより前記両サポートに軸心を中心として回
転可能に組付けられている。
ところで、この種フロアシフト機構においては
その構造上シフトロツドが長いため、エンジン等
の振動によりシフトロツドは振動しやすい。この
ため、クロスシヤフトの組付構造において第3図
に示すように、クロスシヤフト30を構成するア
ウタチユーブ32の両端開口部に嵌合されてボー
ルジヨイント42を支持するジヨイントシート4
3と、アウタチユーブ32の両端開口部の内周壁
に設けた環状溝に嵌込まれてジヨイントシート4
3を抜止めするCワツシヤ44間にガタ等の間隙
lが存在すると、シフトロツドの振動によつて生
じるクロスシヤフト30の振動によりジヨイント
部に異音が発生する。この異音は、エンジンのア
イドリング時に非常に気になるもので、乗員に不
快感を与える。
本考案は、このような実状に着目してなされた
もので、その主たる目的は、この種フロアシフト
機構のクロスシヤフトにおけるジヨイント部から
の異音の発生を防止して乗員への不快感を解消す
ることにある。かくして、本考案はかかる目的を
達成すべく、この種フロアシフト機構において、
クロスシヤフトを構成する前記アウタチユーブ内
の前記インナシヤフトをジヨイントシート間に、
このジヨイントシートを前記Cワツシヤ側へ付勢
する圧縮スプリングを介装したことを特徴とする
ものである。これにより、本考案においては、異
音の発生原因となるジヨイントシートとCワツシ
ヤ間の間隙を除去することができるため、乗員へ
の不快感を解消することができる。
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図には本考案が適用対象とするフロアシフト機
構の一例が示されている。このフロアシフト機構
は、キヤブオーバ型車両のフロアシフト機構で、
運転室のフロア上に突設したシフトレバー10
と、図示しないトランスミツシヨンのシフトフオ
ークに接続したシフトロツド20と、シフトロツ
ド20を作動的に連結したクロスシヤフト30を
主要構成部材としている。
クロスシヤフト30は、第1図および第2図に
示すように、中間部の第1アウタチユーブ31
と、第1アウタチユーブ31内を回転可能に貫通
しその両端部とそれぞれ両第2アウタチユーブ3
2内に挿入されてピン等により各第2アウタチユ
ーブ32に固定されたインナシヤフト33とによ
つて構成されている。クロスシヤフト30は、車
体に設けた左右一対のサポート41に後述するボ
ールジヨイント42を介して組付けられていて、
その軸心を中心に第1アウタチユーブ31と、両
第2アウタチユーブ32に一体のインナシヤフト
33とが互いに独立的に回転可能に支持されてい
る。このクロスシヤフト30においては、第1ア
ウタチユーブ31の両端外周に左右一対のアーム
34,35が固着され、また各第2アウタチユー
ブ32の中間外周にそれぞれアーム36,37が
固着されている。第1アウタチユーブ31の左側
アーム34には第1作動ロツド11の一端が枢着
され、右側アーム35にはシフトロツド20の第
1ロツド21の一端が枢着されている。また、左
側の第2アウタチユーブ32のアーム36には第
2作動ロツド12の一端が枢着され、右側の第2
アウタチユーブ32のアーム37にはシフトロツ
ド20の第2ロツド22が枢着されている。な
お、両作動ロツド11,12はシフトレバー10
の左右への傾動操作により選択的に係合し、かつ
シフトレバー10の前後への傾動操作により選択
的に前後動する。これにより、当該フロアシフト
機構においては、シフトレバー10の操作により
第1アウタチユーブ31と、両第2アウタチユー
ブ32およびこれと一体のインナシヤフト33と
が選択的に回動し、シフトロツド20の各ロツド
21,22選択的に前後動されて任意にギヤシフ
トされる。
しかして、本実施例において、クロスシヤフト
30は第2図に示す手段にて両サポート41に組
付けられている。このクロスシヤフト30におい
て、第2アウタチユーブ32の一端開口部32a
は、環状段部を備えた大径内孔に形成されてい
て、インナシヤフト33の端部が各第2アウタチ
ユーブ32の開口部32aの近傍に臨んでいる。
一方、両サポート41に締付固定された各ボール
ジヨイント42は、ジヨイントシート43を介し
て各第2アウタチユーブ32の開口部32aに嵌
合されて、各開口部32aの内周壁に設けた環状
溝に嵌込まれた各Cワツシヤ44によりジヨイン
トシート43とともに抜止めされている。また、
各第2アウタチユーブ32内には、インナシヤフ
ト33の両端と各ジヨイントシート43間に圧縮
コイルスプリング45がそれぞれ介装されてい
る。これにより、各圧縮コイルスプリング45
は、各ジヨイントシート43をCワツシヤ44側
へ付勢している。なお、符号46は、第2アウタ
チユーブ32の開口部32aとボールジヨイント
42の軸部間を密封するゴム製のカバーである。
このように組付けたクロスシヤフト30におい
ては、各第2アウタチユーブ32内のインナシヤ
フト33の両端と各ジヨイントシート43間にそ
れぞれ圧縮コイルスプリング45を介装して、各
ジヨイントシート43をCワツシヤ44側へ付勢
しているので、第3図に示す従来のクロスシヤフ
ト30のごとく各ジヨイントシート43と各Cワ
ツシヤ44間に生じる間隔lを除去することがで
きる。このため、本実施例においては、シフトロ
ツド20の振動によつてクロスシヤフト30が振
動しても、クロスシヤフト30の両ジヨイント部
における前記間隔lに起因する異音の発生はな
く、乗員に対する不快感を解消することができ
る。
なお、本実施例は本考案の一実施例を示すにす
ぎないもので、本考案はキヤブオーバ型車両のフ
ロアシフト機構を構成する各種のクロスシヤフト
の組付けに実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用対象とするフロアシフト
機構の一例を示す斜視図、第2図は本考案の要部
を示すクロスシヤフトのジヨイント部の拡大縦断
面図、第3図は従来のクロスシヤフトにおけるジ
ヨイント部の拡大縦断面図である。 符号の説明、10……シフトレバー、11,1
2……作動ロツド、20……シフトロツド、30
……クロスシヤフト、31……第1アウタチユー
ブ、32……第2アウタチユーブ、33……イン
ナシヤフト、41……サポート、42……ボール
ジヨイント、43……ジヨイントシート、44…
…Cワツシヤ、45……圧縮コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室のフロア上に突設したシフトレバーと、
    トランスミツシヨンのシフトフオークに接続した
    シフトロツドと、アウタチユーブおよびその内部
    に挿入したインナシヤフトからなり前記シフトレ
    バーとシフトロツドとを作動的に連結させるクロ
    スシヤフトを備え、前記アウタチユーブの両端開
    口部に左右一対のサポートに固定したボールジヨ
    イントをジヨイントシートを介してそれぞれ嵌合
    しかつ前記アウタチユーブの両端開口部の内周壁
    に設け環状溝にCワツシヤを嵌込んで前記ジヨイ
    ントシートを抜止めすることにより前記クロスシ
    ヤフトを前記両サポートに組付けてなるキヤブオ
    ーバ型車両のフロアシフト機構において、前記ア
    ウタチユーブ内の前記インナシヤフトとジヨイン
    トシート間に、同ジヨイントシートを前記Cワツ
    シヤ側へ付勢する圧縮スプリングを介装したこと
    を特徴とするクロスシヤフトの組付構造。
JP13979382U 1982-09-14 1982-09-14 キヤブオ−バ型車両のフロアシフト機構におけるクロスシヤフトの組付構造 Granted JPS5943218U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13979382U JPS5943218U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 キヤブオ−バ型車両のフロアシフト機構におけるクロスシヤフトの組付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP13979382U JPS5943218U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 キヤブオ−バ型車両のフロアシフト機構におけるクロスシヤフトの組付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5943218U JPS5943218U (ja) 1984-03-21
JPS6230809Y2 true JPS6230809Y2 (ja) 1987-08-07

Family

ID=30313211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13979382U Granted JPS5943218U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 キヤブオ−バ型車両のフロアシフト機構におけるクロスシヤフトの組付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5943218U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491149U (ja) * 1972-04-06 1974-01-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491149U (ja) * 1972-04-06 1974-01-08

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JPS5943218U (ja) 1984-03-21

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