JPS6111536Y2 - - Google Patents

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JPS6111536Y2
JPS6111536Y2 JP7967580U JP7967580U JPS6111536Y2 JP S6111536 Y2 JPS6111536 Y2 JP S6111536Y2 JP 7967580 U JP7967580 U JP 7967580U JP 7967580 U JP7967580 U JP 7967580U JP S6111536 Y2 JPS6111536 Y2 JP S6111536Y2
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JP
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cable
vibration isolating
vibration
cable end
end fittings
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JP7967580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば自動車用のクラツチ機構を遠隔
操作するコントロールケーブルに於てエンジン及
びクラツチ機構の振動がコントロールケーブルの
内索によつて車体の床板等に伝達され、車室内に
不快な異音が生ずるのを防止するための振動遮断
装置の改良に関する。
コントロールケーブル(以下単にケーブルとい
う)の基本的な構造は可撓性の導管と、該導管内
に摺動自在に挿通された可撓性の内索とからな
り、該内索の一端に加えられる主として引きの荷
重を他端に伝達しうる如く達成されている。
ケーブルを自動車のクラツチ機構操作用に使用
した場合を例えて説明すると、内索の一端に固着
された端末金具はクラツチレバーに係合され、他
端の端末金具はクラツチペダル(以下単にペダル
という)に係合されており、ペダルの操作によつ
てクラツチレバーを遠隔操作する如くなされてい
る。この場合に自動車用のエンジン及びクラツチ
機構で発生した振動はクラツチレバーからケーブ
ルの内索を伝わつて車室内のペダルに達し、ペダ
ルを振動させると同時にその振動は車体の床板等
に伝播して異音が発生し自動車用の搭乗車に不快
感を与える原因となつていた。これ等の欠点を解
消する目的の装置として第3図に示した如く筒体
の端末金具11の中に弾性を有するゴム等による
防振部材12を嵌入し、該防振部材12のほゞ中
部を貫通した貫通孔12aには内索15が挿通さ
れ、該内索15の先端には端末金具13を固着
し、該索端金具13と防振部材12とはワツシヤ
ー14を介して接している構造のものがあつた。
しかしこの装置にあつてはエンジン及びクラツチ
機構から伝播する振動は防振部材が一種類のゴム
等であつたので内索15に伝わる振動サイクルが
前記防振部材の共振サイクルと実質的に同じ(2
分の1又は2倍等の比例サイクルの場合を含む)
場合は前記ワツシヤー14と索端金具13の共振
は避けられず、内索15をを伝わつて振動が車室
内に至り、従つて車室内での異音の発生を完全に
防止することの出来ない欠点があつた。
本考案の主たる目的は上述の如き従来の欠点を
解消するためのケーブルの振動遮断装置を提供す
るにある。
本考案の実施例を第1図(以下第1実施例とい
う)によつて説明すると、1,1aは各々所定位
置で二分割された内索であつて、該内索の先端に
は索端金具2,2aがそれぞれ固着され、更に該
索端金具2,2aのそれぞれを覆う如く冠覆させ
たゴム等の弾性を有する第一防振部材3,3aと
が、一端の底部5aを有する連結筒5内に挿入さ
れ、かつ両第一防振部材3,3aの間には挿入さ
れ、かつ両第一防振部材3,3aの間には第2防
振部材4を介在させている、連結筒5の他端に嵌
入固着された蓋部材5bは防振部材や索端金具が
連結筒5から脱出しないようになされている。
本考案の作用と効果を1実施例で説明すると、
例えばこの装置を自動車用のクラツチ操作に使用
した場合、内索1の先端には図外のクラツチレバ
ーが係合されており、エンジン及びクラツチ機構
の振動は内索1を伝わつて他端に固着された索端
金具2に達する。こゝで索端金具2は弾性を有す
る第一防振部材3で覆われる如くなされているの
で索端金具2に伝わつた振動はほとんど吸収され
る。なお万一第一防振部材3で完全に振動が吸収
されなかつた場合においても第一防振部材3a又
は第二防振部材4により完全に振動が吸収される
如く構成されているので、索端金具2aには勿論
のこと内索1aにも振動が伝播することなく、内
索1aの先端に取り付けられた図外のレバーにエ
ンジンやクラツチ機構からの振動が伝わることが
ほとんど無いので車室内での異音が発生せず搭乗
者に不快感を与えることのない優れた効果を奏す
る有効な考案の装置である。
第2図に示した実施例(以下第2実施例とい
う)に就いて説明すると、(第1図と同じ部分に
ついては同符号を付して詳な説明を省略する)
1′はケーブルの端末金具であつてクラツチレバ
ー又はペダル等の従動側又は操作側に直接係合が
可能であり、第1実施例に於てはケーブルの適当
な中間位置に装着する形式のものであるので導管
を適当位置で二分割する必要があり取り付け位置
の制約を受けるが第2実施例にあつてはケーブル
の端末に取り付けられるためケーブルの取り付け
が極めて容易かつ簡単な効果がある。その他の効
果に就ては前述の第1実施例で述べた効果と同じ
優れた効果を有する。
尚第2図にて示した端末金具1′の形状は一実
施例であつてこの形状に限定するものではないこ
とは勿論である。
又更に弾性を有する第一防振部材3,3a及び
第2防振部材4の材質を、それぞれ固有振動数の
異なるものの組合せとすることにより尚一層防振
効果を高めることが出来ることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の一部切欠側
面図、第2図は本考案の実施例の要部の一部切欠
側面図、第3図は従来の一実施例の要部の一部切
欠側面図である。 1,1a:内索、1′:端末金具、2,2a:
索端金具、3,3a:第一防振部材、4:第2防
振部材、5:連結筒、5a:底部、5b:蓋部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 振動を発する従動機器と、該従動機器を遠隔
    操作する操作手段との間に介在するコントロー
    ルケーブルであつて、任意の位置で二分割され
    た内索の端部にそれぞれ固着された相対する一
    対の索端金具と、該索端金具を覆う如く冠覆さ
    せた弾性体よりなる振動遮弾装置において、そ
    れぞれの前記索端金具に冠覆した一対の第一防
    振部材と、該一対の第一防振部材の中間に介在
    させた第二防振部材と、それぞれの防振部材を
    一体として挿入すると共に前記索端金具を連結
    する為の連結筒と前記それぞれの防振部材およ
    び索端金具を前記連結筒内に固定するために前
    記連結筒に挿入固着させた蓋部材よりなること
    を特徴とするコントロールケーブルの振動遮断
    装置。 2 前記索端金具のいづれか一方がコントロール
    ケーブルの端末金具となされたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のコント
    ロールケーブルの振動遮断装置。
JP7967580U 1980-06-06 1980-06-06 Expired JPS6111536Y2 (ja)

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JP7967580U JPS6111536Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JP7967580U JPS6111536Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JPS573127U JPS573127U (ja) 1982-01-08
JPS6111536Y2 true JPS6111536Y2 (ja) 1986-04-11

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JP2573207Y2 (ja) * 1991-10-09 1998-05-28 矢崎総業株式会社 メーターケーブルの防振構造

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JPS573127U (ja) 1982-01-08

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