JPH07310818A - ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置 - Google Patents
ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置Info
- Publication number
- JPH07310818A JPH07310818A JP7057400A JP5740095A JPH07310818A JP H07310818 A JPH07310818 A JP H07310818A JP 7057400 A JP7057400 A JP 7057400A JP 5740095 A JP5740095 A JP 5740095A JP H07310818 A JPH07310818 A JP H07310818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- gearbox
- drive element
- switching device
- coupling part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0208—Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】自動車の騒音を遮断できるギヤボックス駆動要
素とギヤボックス切替装置間のリンク装置を提供する。 【構成】ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置
とを駆動結合させる１対のジョイント部（１、２）と、
ジョイント部（１、２）と弾性変形可能な装置の間に設
けたカップリング部（３）からなる、ギヤボックス駆動
要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置であって、
該弾性変形可能な装置は、カップリング部（３）を実質
的に完全包囲する消音装置（４）であり、リンク装置の
シフト−パワートランスミッション−フリーの状態でジ
ョイント部（１、２）から離れて保持されているギヤボ
ックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装
置。
素とギヤボックス切替装置間のリンク装置を提供する。 【構成】ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置
とを駆動結合させる１対のジョイント部（１、２）と、
ジョイント部（１、２）と弾性変形可能な装置の間に設
けたカップリング部（３）からなる、ギヤボックス駆動
要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置であって、
該弾性変形可能な装置は、カップリング部（３）を実質
的に完全包囲する消音装置（４）であり、リンク装置の
シフト−パワートランスミッション−フリーの状態でジ
ョイント部（１、２）から離れて保持されているギヤボ
ックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装
置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求範囲の第１項
の上位概念によるギヤボックス駆動要素とギヤボックス
切替装置間のリンク装置に関するものである。
の上位概念によるギヤボックス駆動要素とギヤボックス
切替装置間のリンク装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車技術の分野、特に乗用車の構造と
運転の分野では近年、乗用車を購入する人も、乗る人も
運転の快適さに対する要求が高まっているため、こうし
た快適さの要求を一層考慮する必要がある。乗用車の多
くは、マニュアル操作のギヤ装備であり、マニュアルの
ギヤ装置は、直接エンジンとの結合か、いわゆる軸変換
構造の場合はエンジンから離れて車両ボデーに配置され
るかのどちらかである。
運転の分野では近年、乗用車を購入する人も、乗る人も
運転の快適さに対する要求が高まっているため、こうし
た快適さの要求を一層考慮する必要がある。乗用車の多
くは、マニュアル操作のギヤ装備であり、マニュアルの
ギヤ装置は、直接エンジンとの結合か、いわゆる軸変換
構造の場合はエンジンから離れて車両ボデーに配置され
るかのどちらかである。
【０００３】前者の例では、エンジンが回転すると避け
られない垂直振動や弛緩振動が、ギヤボックス装置、ギ
ヤ操作部、カップリング部を経て車内の切替えレバーに
伝達される。ただしこれは振動する各装置が相互に作用
しない場合である。後者の例でも、例えば通常の運転操
作の場合に発生する振動と、この場合特にモーメント伝
達によってギヤボックス内で起こる振動は継続し、振動
する各装置が相互作用しない場合は、振動音がギヤ切り
替えレバーに伝わり、同時に車内に入り込んでくる。
られない垂直振動や弛緩振動が、ギヤボックス装置、ギ
ヤ操作部、カップリング部を経て車内の切替えレバーに
伝達される。ただしこれは振動する各装置が相互に作用
しない場合である。後者の例でも、例えば通常の運転操
作の場合に発生する振動と、この場合特にモーメント伝
達によってギヤボックス内で起こる振動は継続し、振動
する各装置が相互作用しない場合は、振動音がギヤ切り
替えレバーに伝わり、同時に車内に入り込んでくる。
【０００４】ドイツ特許ＤＥ−ＰＳ４１００５７４か
ら、ギヤボックス装置と遠隔操作のギヤ切替え機構との
間に、リンク装置があることは既に知られている。この
場合のジョイント部は、いわゆるシフト−パワートラン
スミッション（軸変換構造）である。
ら、ギヤボックス装置と遠隔操作のギヤ切替え機構との
間に、リンク装置があることは既に知られている。この
場合のジョイント部は、いわゆるシフト−パワートラン
スミッション（軸変換構造）である。
【０００５】しかし、既知のジョイント部には多くの短
所がある。例えば工数のかかる構造であるため高価にな
り、車両産業の主流となっている大量生産には不利であ
る。これらのジョイント部は、製作に手間をかけたカッ
プリング部を介して互いに摩擦的に結合する２つのジョ
イント部をもっている。本来動力を伝達するカップリン
グ部と、このカップリング部をジョイント部に固定する
スピゴットの間には、弾性の変形可能な管状体が設けら
れているが、この弾性管状体は、車内でギヤ切替えレバ
ーを操作すると、ジョイント部を介して両ジョイント部
をソフトな状態で互いにかみ合わせ、この弾性管状体が
ある程度変形をした後に、カップリング部と最終的な摩
擦結合が行われる。同様に固い止めリングとの結合が起
こる。
所がある。例えば工数のかかる構造であるため高価にな
り、車両産業の主流となっている大量生産には不利であ
る。これらのジョイント部は、製作に手間をかけたカッ
プリング部を介して互いに摩擦的に結合する２つのジョ
イント部をもっている。本来動力を伝達するカップリン
グ部と、このカップリング部をジョイント部に固定する
スピゴットの間には、弾性の変形可能な管状体が設けら
れているが、この弾性管状体は、車内でギヤ切替えレバ
ーを操作すると、ジョイント部を介して両ジョイント部
をソフトな状態で互いにかみ合わせ、この弾性管状体が
ある程度変形をした後に、カップリング部と最終的な摩
擦結合が行われる。同様に固い止めリングとの結合が起
こる。
【０００６】弾性管状体が変形する間、固いジョイント
部と同じく固い止めリング間に相対運動が起こる。この
固い両部分の運動によって、邪魔な振動の伝達が直接促
進され、これらの固い部分間の相対運動に基づく摩耗と
同時に摩擦による損傷が促進される。
部と同じく固い止めリング間に相対運動が起こる。この
固い両部分の運動によって、邪魔な振動の伝達が直接促
進され、これらの固い部分間の相対運動に基づく摩耗と
同時に摩擦による損傷が促進される。
【０００７】このことは取りも直さず、既知のジョイン
ト部では、長期間にわたってギヤボックスから車内に伝
わる邪魔な振動を確実に阻止できないことを意味する。
同時に上記の相対運動によって起きる摩耗のため、安全
度が低下し、また部品が多数のためコスト高になる。
ト部では、長期間にわたってギヤボックスから車内に伝
わる邪魔な振動を確実に阻止できないことを意味する。
同時に上記の相対運動によって起きる摩耗のため、安全
度が低下し、また部品が多数のためコスト高になる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決し、ギヤボックス駆動要素とギヤボッ
クス切替装置間のジョイント部を改良し、一方では快適
なドライブを約束し、他方では長期にわたり信頼度の高
いリンク装置を提供しようとするものである。
術の問題点を解決し、ギヤボックス駆動要素とギヤボッ
クス切替装置間のジョイント部を改良し、一方では快適
なドライブを約束し、他方では長期にわたり信頼度の高
いリンク装置を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の要旨は、特許請求範囲第１項に記載のとおりであ
り、その有利な形態は、その他の請求項に記載されてい
る。
明の要旨は、特許請求範囲第１項に記載のとおりであ
り、その有利な形態は、その他の請求項に記載されてい
る。
【００１０】本発明により、ギヤボックス駆動要素とギ
ヤボックス切替装置の間に１対のジョイント部が設けら
れ、このジョイント部は、ギヤボックス駆動要素とギヤ
ボックス切替装置およびジョイント部間に配置されたカ
ップリング部と弾性変形可能な装置を有し、その際弾性
変形可能な装置は、カップリング部を実質的に完全包囲
するギヤボックス切替装置がジョイント部の無伝動状態
で消音装置によってジョイント部から離れて保持されて
いる。
ヤボックス切替装置の間に１対のジョイント部が設けら
れ、このジョイント部は、ギヤボックス駆動要素とギヤ
ボックス切替装置およびジョイント部間に配置されたカ
ップリング部と弾性変形可能な装置を有し、その際弾性
変形可能な装置は、カップリング部を実質的に完全包囲
するギヤボックス切替装置がジョイント部の無伝動状態
で消音装置によってジョイント部から離れて保持されて
いる。
【００１１】これを別に表現すれば、ジョイント部の間
に配置されたカップリング部は、ジョイント部がシフト
−パワートランスミッション−フリー状態のとき消音装
置によって、その構成部がすべてジョイント部から離れ
て保持されることを意味する。したがって、本発明によ
る消音装置は、音を良く遮断し、モータないし駆動装置
から車内へ邪魔な音が伝わるのを全面的に抑止する。
に配置されたカップリング部は、ジョイント部がシフト
−パワートランスミッション−フリー状態のとき消音装
置によって、その構成部がすべてジョイント部から離れ
て保持されることを意味する。したがって、本発明によ
る消音装置は、音を良く遮断し、モータないし駆動装置
から車内へ邪魔な音が伝わるのを全面的に抑止する。
【００１２】この消音装置は、カップリング部の全面を
完全に包囲しているので、ギヤボックス切替装置がシフ
ト−パワートランスミッション−フリー状態の場合、ジ
ョイント部とカップリング部間の機械的接続は、消音装
置だけであり、そのため良好な音の遮断が行われる。こ
の場合、無変速状態でカップリング部はジョイント部と
直接結合しないから、またカップリング部は本発明によ
る消音装置でジョイント部から全面的に離されているか
ら、車内３方向の遮音効果が保証される。
完全に包囲しているので、ギヤボックス切替装置がシフ
ト−パワートランスミッション−フリー状態の場合、ジ
ョイント部とカップリング部間の機械的接続は、消音装
置だけであり、そのため良好な音の遮断が行われる。こ
の場合、無変速状態でカップリング部はジョイント部と
直接結合しないから、またカップリング部は本発明によ
る消音装置でジョイント部から全面的に離されているか
ら、車内３方向の遮音効果が保証される。
【００１３】カップリング部は、互いに離れて交差する
開口をもった、いわゆるユニバーサル継手または十字ジ
ョイント部が有利である。本発明を実施する場合、この
開口にはユニバーサル継手がジョイント部の壁面から離
れて配置されるように、スピゴットが挿入される。この
ような配置は、ジョイント部の無伝動状態のおいてユニ
バーサル継手とジョイント部とが直接機械的に結合しな
いので重要である。
開口をもった、いわゆるユニバーサル継手または十字ジ
ョイント部が有利である。本発明を実施する場合、この
開口にはユニバーサル継手がジョイント部の壁面から離
れて配置されるように、スピゴットが挿入される。この
ような配置は、ジョイント部の無伝動状態のおいてユニ
バーサル継手とジョイント部とが直接機械的に結合しな
いので重要である。
【００１４】本発明を実施する際に、ユニバーサル継手
とスピゴットの間および／またはユニバーサル継手とジ
ョイント部壁面間に特にプラスチックからなるブッシュ
が配置され、ユニバーサル継手は、ジョイント部の無伝
動状態において消音装置によってブッシュに離れて置か
れる。このことは言い換えると、ユニバーサル継手のジ
ョイント部への直接接続は、プラスチック製ブッシュに
よって阻止され、振動伝達を促進する直接的な機械的接
続は、例えば金属製のジョイント部とユニバーサル継手
とによって確実に中断される。
とスピゴットの間および／またはユニバーサル継手とジ
ョイント部壁面間に特にプラスチックからなるブッシュ
が配置され、ユニバーサル継手は、ジョイント部の無伝
動状態において消音装置によってブッシュに離れて置か
れる。このことは言い換えると、ユニバーサル継手のジ
ョイント部への直接接続は、プラスチック製ブッシュに
よって阻止され、振動伝達を促進する直接的な機械的接
続は、例えば金属製のジョイント部とユニバーサル継手
とによって確実に中断される。
【００１５】これには本発明による消音装置が寄与す
る。この場合、消音装置がジョイント部を全面的に包囲
しているため、振動を阻止するプラスチック製ブッシュ
とジョイント部の間にも直接的な機械的結合は起こらな
い。それは、消音装置がカップリング部を全面包囲し、
カップリング部がプラスチック製ブッシュと結合してい
ると、ブッシュとカップリング部は常に音響的に遮断さ
れ、カップリング部を包囲する消音装置がカップリング
部と消音装置間の遮断層となるからである。
る。この場合、消音装置がジョイント部を全面的に包囲
しているため、振動を阻止するプラスチック製ブッシュ
とジョイント部の間にも直接的な機械的結合は起こらな
い。それは、消音装置がカップリング部を全面包囲し、
カップリング部がプラスチック製ブッシュと結合してい
ると、ブッシュとカップリング部は常に音響的に遮断さ
れ、カップリング部を包囲する消音装置がカップリング
部と消音装置間の遮断層となるからである。
【００１６】しかし他方では、ジョイント部間の確実な
機械的動力の伝達がカップリング部によって確実に行わ
れる。変速レバーを操作するとき、消音装置によって作
られるカップリング部とジョイント部の間隔は、消音装
置の可変弾性によってシフト−パワ−が確実に解消され
る。切替え操作の場合も、消音装置がカップリング部を
全面包囲して、消音装置の消音効果を保持することがよ
くわかる。
機械的動力の伝達がカップリング部によって確実に行わ
れる。変速レバーを操作するとき、消音装置によって作
られるカップリング部とジョイント部の間隔は、消音装
置の可変弾性によってシフト−パワ−が確実に解消され
る。切替え操作の場合も、消音装置がカップリング部を
全面包囲して、消音装置の消音効果を保持することがよ
くわかる。
【００１７】さらに本発明の消音装置は、ジョイント部
に接する外面領域にジョイント部内部を外に対して完全
に密封状態にする密閉リップを備えている。すなわち、
塵などの異物が外部からジョイント部内に侵入する可能
性が避けられ、その結果本発明に基づくジョイント部
は、明らかに耐久性が長くなる。
に接する外面領域にジョイント部内部を外に対して完全
に密封状態にする密閉リップを備えている。すなわち、
塵などの異物が外部からジョイント部内に侵入する可能
性が避けられ、その結果本発明に基づくジョイント部
は、明らかに耐久性が長くなる。
【００１８】密閉リップは、ユニバーサル継手とジョイ
ント部間に配置されたブッシュにかぶさるので、ブッシ
ュに密閉リップを受け入れるリング状溝があれば好都合
である。
ント部間に配置されたブッシュにかぶさるので、ブッシ
ュに密閉リップを受け入れるリング状溝があれば好都合
である。
【００１９】消音装置の密閉リップは、リング状溝によ
って作られたプラスチック製ブッシュとジョイント部の
間に入り込み、カップリング部は完全に消音装置によっ
て包囲され、従ってジョイント部内部は完全に汚れの侵
入を防ぐことになる。
って作られたプラスチック製ブッシュとジョイント部の
間に入り込み、カップリング部は完全に消音装置によっ
て包囲され、従ってジョイント部内部は完全に汚れの侵
入を防ぐことになる。
【００２０】本発明による消音装置は、ゴム材料からな
るが、たとえば弾性プラスチックのような他の材料も任
意使用できる。ゴム材料から消音装置をつくる場合に
は、金属製カップリング部をゴムに浸漬しゴムで被覆を
施してから、加硫する。
るが、たとえば弾性プラスチックのような他の材料も任
意使用できる。ゴム材料から消音装置をつくる場合に
は、金属製カップリング部をゴムに浸漬しゴムで被覆を
施してから、加硫する。
【００２１】本発明のジョイント部は、車内３方向の音
を遮断でき、プラスチック製ブッシュとユニバーサル継
手間が密閉されているため、塵や埃りの侵入が無く、し
たがって摩耗も発生しない、また車内３方向の音の振動
を消音装置によって制御できる、などの効果があるた
め、多くのタイプの車両に使用することができる。
を遮断でき、プラスチック製ブッシュとユニバーサル継
手間が密閉されているため、塵や埃りの侵入が無く、し
たがって摩耗も発生しない、また車内３方向の音の振動
を消音装置によって制御できる、などの効果があるた
め、多くのタイプの車両に使用することができる。
【００２２】次に、本発明を添付図面に基づいて詳しく
説明する。図に示す実施例のリンク装置は、断面がＵ−
形のジョイント部１をもち、図３に示すように、同じく
断面がＵ−形のジョイント部２がこれに対向している。
この実施例では、このジョイント部１と２の間にユニバ
ーサル継手３が配置されている。このユニバーサル継手
３は、全側面が消音装置で囲まれ、図に示すジョイント
部のシフト−パワートランスミッション−フリーの状態
では、ジョイント部１と２から離れている。これは、ジ
ョイント部が前記状態では、ユニバーサル継手３が消音
装置によってジョイント部１、２から離れていることを
意味する。これは変形可能な弾性消音装置４がユニバー
サル継手３全面を囲み、ユニバーサル継手３のジョイン
ト部１、２に属する領域を越えて延びる（図面から明ら
かなジョイント部の結合状態）ので、ユニバーサル継手
３はジョイント部のシフト−パワートランスミッション
−フリーの状態で、消音装置４によって全面がＵ−形の
ジョイント部１、２から離れて支持されるからである。
説明する。図に示す実施例のリンク装置は、断面がＵ−
形のジョイント部１をもち、図３に示すように、同じく
断面がＵ−形のジョイント部２がこれに対向している。
この実施例では、このジョイント部１と２の間にユニバ
ーサル継手３が配置されている。このユニバーサル継手
３は、全側面が消音装置で囲まれ、図に示すジョイント
部のシフト−パワートランスミッション−フリーの状態
では、ジョイント部１と２から離れている。これは、ジ
ョイント部が前記状態では、ユニバーサル継手３が消音
装置によってジョイント部１、２から離れていることを
意味する。これは変形可能な弾性消音装置４がユニバー
サル継手３全面を囲み、ユニバーサル継手３のジョイン
ト部１、２に属する領域を越えて延びる（図面から明ら
かなジョイント部の結合状態）ので、ユニバーサル継手
３はジョイント部のシフト−パワートランスミッション
−フリーの状態で、消音装置４によって全面がＵ−形の
ジョイント部１、２から離れて支持されるからである。
【００２３】ジョイント部１、２について、たとえばジ
ョイント部２は詳しく図示していないギヤボックス切替
装置と結合し、一方ジョイント部１は同じく詳しく図示
していないギヤボックス駆動要素と結合する。
ョイント部２は詳しく図示していないギヤボックス切替
装置と結合し、一方ジョイント部１は同じく詳しく図示
していないギヤボックス駆動要素と結合する。
【００２４】図に示す実施例では、ジョイント部は、ユ
ニバーサル継手３の開口内に延び、ジョイント部１、２
のＵ−形ジョイント部脚６、７の開口に達して固定され
たスピゴット５をもつている。
ニバーサル継手３の開口内に延び、ジョイント部１、２
のＵ−形ジョイント部脚６、７の開口に達して固定され
たスピゴット５をもつている。
【００２５】図に示す実施例では、スピゴットピン５と
ユニバーサル継手３の間またはユニバーサル継手３とジ
ョイント部１、２のジョイント部脚６、７の間には、プ
ラスチック材料からなるブッシュ８が配置される、これ
はスピゴット５の長軸方向に延び、脚６、７に接するブ
ッシュ８の範囲内の半径方向でユニバーサル継手１と脚
６、７の間にあるように延びている。図２および図３か
ら分かるように、ブッシュ８とユニバーサル継手３の間
には間隔または自由空間があるので、ジョイント部の動
力無伝動状態ではユニバーサル継手３を介するジョイン
ト部１と２の間の振動伝達および車内への音の伝達が確
実に阻止される。
ユニバーサル継手３の間またはユニバーサル継手３とジ
ョイント部１、２のジョイント部脚６、７の間には、プ
ラスチック材料からなるブッシュ８が配置される、これ
はスピゴット５の長軸方向に延び、脚６、７に接するブ
ッシュ８の範囲内の半径方向でユニバーサル継手１と脚
６、７の間にあるように延びている。図２および図３か
ら分かるように、ブッシュ８とユニバーサル継手３の間
には間隔または自由空間があるので、ジョイント部の動
力無伝動状態ではユニバーサル継手３を介するジョイン
ト部１と２の間の振動伝達および車内への音の伝達が確
実に阻止される。
【００２６】とくに図２および図３から明らかなよう
に、消音装置４では、ジョイント部１、２の領域に密閉
リップ９が、ブッシュ８のリング状溝に挿入されるた
め、ジョイント部内に外部からの汚染や水分の侵入がな
く安全で、耐久性があり、しかも簡単で僅かの部品から
形成できるジョイント部が得られる。
に、消音装置４では、ジョイント部１、２の領域に密閉
リップ９が、ブッシュ８のリング状溝に挿入されるた
め、ジョイント部内に外部からの汚染や水分の侵入がな
く安全で、耐久性があり、しかも簡単で僅かの部品から
形成できるジョイント部が得られる。
【００２７】切替え操作の場合は、たとえばジョイント
部２が長軸方向に沿つて動かされるので、スピゴット５
はスピゴット５とユニバーサル継手３の間を越えてユニ
バーサル継手３とかみ合い、この力をジョイント部１と
図示していないギヤボックス駆動要素に伝達できる。そ
の場合ブッシュ８とユニバーサル継手３の間には滑動可
能なわずかの間隔がある。ジョイント部１、２とユニバ
ーサル継手３の力の伝達要素間の摩擦的かみ合いでも、
消音装置４の制動層があるので、切り替え時の伝動を妨
げる振動が防止できる。
部２が長軸方向に沿つて動かされるので、スピゴット５
はスピゴット５とユニバーサル継手３の間を越えてユニ
バーサル継手３とかみ合い、この力をジョイント部１と
図示していないギヤボックス駆動要素に伝達できる。そ
の場合ブッシュ８とユニバーサル継手３の間には滑動可
能なわずかの間隔がある。ジョイント部１、２とユニバ
ーサル継手３の力の伝達要素間の摩擦的かみ合いでも、
消音装置４の制動層があるので、切り替え時の伝動を妨
げる振動が防止できる。
【００２８】上述の個々に詳細に述べ得なかった本発明
の特徴については、特許請求の範囲および図面が参照さ
れる。
の特徴については、特許請求の範囲および図面が参照さ
れる。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、自動車の運転中の車内
騒音を遮断できるので、快適なドライブを約束でき、他
方では長期にわたり信頼度の高いジョイントが得られ
る。
騒音を遮断できるので、快適なドライブを約束でき、他
方では長期にわたり信頼度の高いジョイントが得られ
る。
【図１】本発明に用いられる継手の部分側面図である。
【図２】図１のＩ−Ｉ線の断面図である。
【図３】図１のII−II線の断面図である。
１，２・・・ジョイント部 ３・・・・・ユニバ−サル継手 ４・・・・・消音装置 ５・・・・・スピゴット ６，７・・・Ｕ−形ジョイント部脚 ８・・・・・ブッシュ ９・・・・・密閉リップ
フロントページの続き (72)発明者 ヴァルデマー ヘルマン ドイツ連邦共和国、デー−36396 シュタ インアウ、ホーフ キンジクタル（番地な し) (72)発明者 ペーター カミンスキー ドイツ連邦共和国、デー−63571 ゲルン ハウゼン ４、アム ラウシュ 16 (72)発明者 ディーター バウム ドイツ連邦共和国、デー−63584 グリュ ンドァウ ５ ハインシュトラーセ 46ア ー (72)発明者 アレクサンダー コルン ドイツ連邦共和国、デー−63628 バアド ゾーデン−ザルミュンスター、バーレル ター ベーク 25
Claims (9)
- 【請求項１】 ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切
替装置とを駆動結合させる１対のジョイント部（１、
２）と、ジョイント部（１、２）と弾性変形可能な装置
の間に設けたカップリング部（３）からなる、ギヤボッ
クス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置で
あって、該弾性変形可能な装置は、カップリング部
（３）を実質的に完全包囲する消音装置（４）であり、
リンク装置のシフト−パワートランスミッション−フリ
ーの状態でジョイント部（１、２）から離れて保持され
ていることを特徴とするギヤボックス駆動要素とギヤボ
ックス切替装置間のリンク装置。 - 【請求項２】 カップリング部（３）は、互いに直角
に、離れている２つの開口をもつ、ユニバーサル継手で
あることを特徴とする請求項１に記載のギヤボックス駆
動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置。 - 【請求項３】 スピゴット（５）の開口は、それがジョ
イント部（１、２）の開口に挿入でき、ユニバーサル継
手がジョイント部（１、２）の壁間から離れていること
を特徴とする請求項１または２のいずれかの項に記載の
ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリン
ク装置。 - 【請求項４】 ユニバーサル継手（３）とスピゴット
（５）の間および／またはユニバーサル継手（３）とジ
ョイント部（１、２）の壁面間に、好ましくは合成樹脂
からなるブッシュ（８）が挿入され、ユニバーサル継手
は消音装置によりジョイント部のシフト−パワートラン
スミッション−フリー状態で、ブッシュから離れている
ことを特徴とする請求項１〜３のいずれかの項に記載の
ギヤボックス駆動要素と消音装置間のリンク装置。 - 【請求項５】 消音装置（４）は、ジョイント部（１、
２）に接する外面にジョイント部内空間を完全に閉鎖す
る密閉リップ（９）を備えていることを特徴とする請求
項１〜４に記載のギヤボックス駆動要素とギヤボックス
切替装置間のリンク装置。 - 【請求項６】 密閉リップ（９）は、ユニバーサル継手
（３）とジョイント部（１、２）の間に設けられたブッ
シュ（８）を挟むことを特徴とする請求項１〜５のいず
れかの項に記載のギヤボックス駆動要素とギヤボックス
切替装置間のリンク装置。 - 【請求項７】 密閉リップ（９）を挿入するブッシュ
（８）は、周囲にリング状溝をもつことを特徴とする請
求項４〜６のいずれかの項に記載のギヤボックス駆動要
素とギヤボックス切替装置間のリンク装置。 - 【請求項８】 消音装置が、好ましくはゴム材料からな
ることを特徴とする請求項１〜７のいずれかの項に記載
のギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリ
ンク装置。 - 【請求項９】 消音装置は、好ましくは浸漬ゴムで全面
が包囲されたユニバーサル継手（３）がこれに設けられ
ていることを特徴とする、ギヤボックス駆動要素とギヤ
ボックス切替装置間およびジョイント部の１対のジョイ
ント部（１、２）間の消音装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4410013.2 | 1994-03-23 | ||
| DE4410013A DE4410013A1 (de) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | Gelenk zwischen einem Getriebebetätigungsglied und einer Getriebegangschaltvorrichtung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07310818A true JPH07310818A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=6513619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057400A Pending JPH07310818A (ja) | 1994-03-23 | 1995-03-16 | ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6123621A (ja) |
| EP (1) | EP0674124B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07310818A (ja) |
| DE (2) | DE4410013A1 (ja) |
| ES (1) | ES2157270T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7304670B1 (en) | 1997-03-28 | 2007-12-04 | Hand Held Products, Inc. | Method and apparatus for compensating for fixed pattern noise in an imaging system |
| AT413367B (de) * | 2002-03-05 | 2006-02-15 | Man Nutzfahrzeuge Oesterreich | Getriebe-schaltvorrichtung in einem kraftfahrzeug |
| DE10322924B4 (de) * | 2003-05-21 | 2007-07-26 | MAN Nutzfahrzeuge Österreich AG | Getriebe-Schaltvorrichtung in einem Kraftfahrzeug |
| DE102005029062A1 (de) * | 2005-06-23 | 2006-12-28 | Schaeffler Kg | Schaltelement für ein Schaltgetriebe |
| DE102007032681A1 (de) * | 2007-07-13 | 2009-01-22 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Betätigungsvorrichtung für ein Schaltgetriebe eines Kraftfahrzeuges |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2334039A (en) * | 1941-01-27 | 1943-11-09 | Sherman Klove Co | Friction joint |
| US3930381A (en) * | 1974-01-24 | 1976-01-06 | Alves Precision Engineered Products, Inc. | Universal joint |
| AU1009076A (en) * | 1976-01-13 | 1977-07-14 | Torrington Co | To universal joints |
| US4272972A (en) * | 1979-12-26 | 1981-06-16 | Lovejoy, Inc. | Universal joint |
| JPS57178517A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-02 | Nissan Motor Co Ltd | Vibration isolating structure of control lever |
| FR2515129B1 (fr) * | 1981-10-27 | 1987-03-06 | Hutchinson | Perfectionnements aux articulations pour colonnes de direction |
| FR2562616B1 (fr) * | 1984-04-04 | 1989-03-10 | Nacam | Dispositif d'accouplement elastique, notamment pour colonne de direction de vehicule automobile |
| DE3703290A1 (de) * | 1987-02-04 | 1988-08-18 | Porsche Ag | Schaltstange fuer ein gangschaltgetriebe |
| JP2855737B2 (ja) * | 1990-01-10 | 1999-02-10 | 日産自動車株式会社 | チェンジレバーと変速機の連結構造 |
| DE9414598U1 (de) * | 1994-09-08 | 1994-11-17 | Woco Franz-Josef Wolf & Co, 63628 Bad Soden-Salmünster | Entkoppelndes Schaltgelenk |
-
1994
- 1994-03-23 DE DE4410013A patent/DE4410013A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057400A patent/JPH07310818A/ja active Pending
- 1995-03-21 ES ES95104150T patent/ES2157270T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-21 EP EP95104150A patent/EP0674124B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-21 DE DE59509312T patent/DE59509312D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-23 US US08/408,600 patent/US6123621A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES2157270T3 (es) | 2001-08-16 |
| DE4410013A1 (de) | 1995-09-28 |
| US6123621A (en) | 2000-09-26 |
| EP0674124A2 (de) | 1995-09-27 |
| DE59509312D1 (de) | 2001-07-12 |
| EP0674124A3 (de) | 1997-05-28 |
| EP0674124B1 (de) | 2001-06-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0148332B1 (en) | Shift lever | |
| KR960015418B1 (ko) | 토션 댐핑 장치 | |
| US4223565A (en) | Device for attenuating vibrations in a drive shaft of a motor vehicle | |
| US8511201B2 (en) | Noise reduction apparatus for shift cable | |
| JPH07310818A (ja) | ギヤボックス駆動要素とギヤボックス切替装置間のリンク装置 | |
| US4817968A (en) | Airborne sound sealing means for an opening for a gear shifting assembly | |
| JPH04285330A (ja) | 振動消去体 | |
| JP5005707B2 (ja) | シール・システム | |
| JPS6162614A (ja) | 車両用計器の駆動ケ−ブル | |
| JPH0323374B2 (ja) | ||
| JP2001260879A (ja) | 鉄道車両の振動低減装置 | |
| GB2297366A (en) | Gearbox has gearwheels mounted in separate bearing plate isolated to avoid sound transmission to casing | |
| JPH02146363A (ja) | 騒音振動減衰装置 | |
| KR100820405B1 (ko) | 등속 조인트 | |
| KR100363966B1 (ko) | 기어변환제어레버의설치에응용할수있는장치 | |
| JPS6111536Y2 (ja) | ||
| JPS5926823B2 (ja) | 車輌用動力伝達装置 | |
| JPS628415Y2 (ja) | ||
| JPH0684068U (ja) | 密封装置 | |
| KR20040018805A (ko) | 차량용 변속레버 | |
| KR102270353B1 (ko) | 자동차 변속케이블의 고주파 이음 저감장치 | |
| JPH018420Y2 (ja) | ||
| JP3987051B2 (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
| KR200216769Y1 (ko) | 자동차의스티어링패킹부재 | |
| JPS5819067Y2 (ja) | 変速機におけるリモ−トコントロ−ルリンケ−ジのジョイント |