JPS5822839Y2 - ダツシユサイレンサ−の配線類取付け構造 - Google Patents

ダツシユサイレンサ−の配線類取付け構造

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Publication number
JPS5822839Y2
JPS5822839Y2 JP1978131809U JP13180978U JPS5822839Y2 JP S5822839 Y2 JPS5822839 Y2 JP S5822839Y2 JP 1978131809 U JP1978131809 U JP 1978131809U JP 13180978 U JP13180978 U JP 13180978U JP S5822839 Y2 JPS5822839 Y2 JP S5822839Y2
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JP
Japan
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hole
wiring
dash
dash silencer
silencer
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Expired
Application number
JP1978131809U
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English (en)
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JPS5548523U (ja
Inventor
照男 伊藤
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、配線、配管類を自動車のダッシュサイレンサ
ーに挿通配設した場合における挿通部の構造に関するも
ので、エンジンルームかもの騒音の透過を減少せしめて
室内音のフィーリングを向上せしめることな目的とする
ものである。
自動車のエンジンルームと車室とを区画するダッシュパ
ネルにはこれに沿って、エンジンルームかもの騒音の伝
播を防止するために、フェルト。
カラスウール、樹脂発泡材等の吸音材よりなるダッシュ
サイレンサーが配設されており、このダッシュサイレン
サーには、ダッシュパネルと同様、配線、配管類(以下
、配線類と総称する)を挿通するための透孔が設けられ
ている。
一方、配線類には予めその端部等に各種の部材が装着さ
れているものがあり、このような配線類を挿通するダッ
シュサイレンサーの透孔は配線類本体よりも太きく形成
しであるために、配線類取付は状態において透孔とその
中に挿通した配線類本体との間に間隙が生じる。
そしてこの間隙からエンジンルームの騒音が透過して車
室音のフィーリングを悪くしている。
そこで本考案は、ダッシュサイレンサーの透孔に挿通す
る配線類の取付は状態における透孔挿通位置の外周に、
フェルト、ガラスウール、樹脂発泡材等の吸音材よりな
り、上記透孔と形状寸法が一致する埋栓部材を装着して
おき、この部材を。
配線類をダッシュサイレンサーの透孔に挿通するときに
該透孔へ押し込んでこれな完全に埋める構造としてエン
ジンルームかもの透過音の侵入を防止するものである。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1はダッシュ
パネル、2はダッシュパネルIK沿って配設したダッシ
ュサイレンサー 3はスピードメータケーブルである。
ダッシュパネル1にはスピードメータケーブル3を挿通
する円形の透孔11が設けである。
ダッシュサイレンサー2はフェルト、ガラスウール、ウ
レタンフオーム等の吸音材21を塩化ビニル等の薄板2
2により裏打ちしてなり、ダッシュパネルの透孔11と
同位置に同一径の円形の透孔23が設けである。
これ等の透孔11.23は、スピードメータケーブル3
の一端に装着したスピードメータさし込み金具4な挿通
し得る太きさとしである。
スピードメータケーブル3の一端には予め上記金具4が
装着されるとともに他端にはスピードメータギヤ(図示
せず)が設けてあり、設置状態におけるダッシュサイレ
゛ンサー挿通位置には吸音材より成る埋栓部材5が、ま
たダッシュパネルの透孔挿通位置には樹脂、ゴム等より
成るグロメット6が嵌着しである。
埋栓部材5はダッシュサイレンサー2と同一厚さで、そ
の透孔23と同一径のつば状に成形してあり、その中心
孔によりスピードメータケーブル3を挿通嵌着しである
また第2図に示すように、埋栓5に切込み51を設け、
この切込み51を押し広げてスピードメータケーブル3
に嵌着してもよい。
しかして、スピードメータさし込み金具4.埋栓部材5
.グロメット6を予め装着したスピードメータケーブル
3をその金具4側から、エンジンルームより車室内へ上
記透孔11,23により挿通し、埋栓部材5をダッシュ
サイレンサー2の透孔23に押し込んで嵌入せしめるこ
とによりその全外周面を透孔面に密着せしめるとともに
グロメット6の外周をダッシュパネル1の透孔11に嵌
着することにより、ダッシュサイレンサー2とスピード
メータケーブル3との間に隙間のないケーブル取付は構
造とする。
第3図は、エンジン回転数300Orpmレーシング時
の車室前席における騒音測定結果を示すもので、線Bは
フェルトよりなるダッシュサイレンサーのヒータホース
およびスピードメータケーブル挿入透孔を1本考案によ
り上記ホースおよびケーブルにそれぞれ予め装着したフ
ェルトよりなる埋栓部材によって閉塞する構造とした場
合の音圧レベルを示し、線Aは透孔を閉塞する対策がな
されていない場合の音圧レベルを示す。
図示の如く、本考案の場合は従来のものに比して、特に
1/3オクタ一ブバンド中心周波数250〜315Hz
の範囲で音圧レベルの低下が顕著にあられれており、こ
の周波数範囲におげろ音圧レベルの低下は車内音のフィ
ーリング向上に大きく貢献するものである。
上記の如く本考案は、ダッシュサイレンサーの透孔に挿
通する配線類に予め装着した上記透孔と同寸法の吸音材
よりなる埋栓部材により透孔の間隙な埋める配線類の挿
通取付は構造としたもので、配線類挿通時に埋栓部材な
単に透孔に押し込むだけの簡易な手段によりエンジンル
ームかもの透過音ヲ減少せしめて車室音のフィーリング
を向上せしめろものであり、かつまた上記透過音の心配
なくダッシュサイレンサーの透孔な大きく形成すること
ができるので、配線類の挿通設置作業を容易にする効果
も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すものでダッシュサイレ
ンサーおよびダッシュパネルにスピードメータケーブル
を挿通した状態を示す断面図、第2図はスピードメータ
ケーブルに埋栓部材を装着した一態様を示す斜視図、第
3図は騒音測定結果を示す図である。 1・・・・・・ダッシュパネル、2・・・・・・ダッシ
ュサイレンサー、23・・・・・・ダッシュサイレンサ
ーの配線類挿通用透孔、3・・・・・・スピードメータ
ケーブル。 5・・・・・・スピードメータケーブルに装着した埋栓
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のダッシュパネルに沿って配設する吸音材よりな
    るダッシュサイレンサーの透孔に、該透孔と形状寸法の
    一致する吸音材よりなる埋栓部材を装着した配線類な挿
    通するとともに埋栓部材な透孔に押し込んでその全周面
    を透孔面に密着せしめ、上記埋栓部材により、配線類な
    挿通した上記透孔の間隙な充填閉塞したことな特徴とす
    るダッシュサイレンサーの配線類取付は構造。
JP1978131809U 1978-09-26 1978-09-26 ダツシユサイレンサ−の配線類取付け構造 Expired JPS5822839Y2 (ja)

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JPS5548523U JPS5548523U (ja) 1980-03-29
JPS5822839Y2 true JPS5822839Y2 (ja) 1983-05-16

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DE3619312C1 (de) * 1986-06-07 1988-01-14 Kusch Co Sitzmoebel Wippmechanik fuer Sitzmoebel
JP2553766Y2 (ja) * 1988-12-29 1997-11-12 旭電化工業株式会社 自動車内配線のシール構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558074B2 (ja) * 1975-08-15 1980-03-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754451Y2 (ja) * 1978-07-03 1982-11-25

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JPS558074B2 (ja) * 1975-08-15 1980-03-01

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