JPS6146049Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6146049Y2 JPS6146049Y2 JP1980165670U JP16567080U JPS6146049Y2 JP S6146049 Y2 JPS6146049 Y2 JP S6146049Y2 JP 1980165670 U JP1980165670 U JP 1980165670U JP 16567080 U JP16567080 U JP 16567080U JP S6146049 Y2 JPS6146049 Y2 JP S6146049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- protector
- lower cover
- steering column
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 20
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用のステアリングコラムカ
バーの構造に関するもので、その目的は自動車の
走行中において、キーシリンダに差し込まれてい
るキーのキーホルダが、硬質樹脂で中空状に形成
されているステアリングコラムカバーに当つてこ
のコラムカバーに傷が付いたり、不快な音が出る
のを防止し得ることにある。
バーの構造に関するもので、その目的は自動車の
走行中において、キーシリンダに差し込まれてい
るキーのキーホルダが、硬質樹脂で中空状に形成
されているステアリングコラムカバーに当つてこ
のコラムカバーに傷が付いたり、不快な音が出る
のを防止し得ることにある。
次に、この考案の構成を図面で示す実施例に従
つて詳細に説明する。
つて詳細に説明する。
自動車のステアリングコラム構造を表した第1
図において、符号1はステアリングコラム、2は
ステアリングホイール、3はインストルメントパ
ネルを示している。ステアリングコラム1の上端
部分、つまりステアリングホイール2寄りの個所
には、周知のようにステアリングコラムカバー4
が装着されている。このコラムカバー4は、これ
を単体で表した第2図からも明らかなようにステ
アリングコラムアツパカバー5とステアリングコ
ラムロアカバー6とに分割され、これらを上記コ
ラム1の上下両側から組みつけて装着するように
なつている。また、このコラムカバー4は硬質樹
脂等の素材によつて成型されている。
図において、符号1はステアリングコラム、2は
ステアリングホイール、3はインストルメントパ
ネルを示している。ステアリングコラム1の上端
部分、つまりステアリングホイール2寄りの個所
には、周知のようにステアリングコラムカバー4
が装着されている。このコラムカバー4は、これ
を単体で表した第2図からも明らかなようにステ
アリングコラムアツパカバー5とステアリングコ
ラムロアカバー6とに分割され、これらを上記コ
ラム1の上下両側から組みつけて装着するように
なつている。また、このコラムカバー4は硬質樹
脂等の素材によつて成型されている。
さて、上記のロアカバー6には、アツパカバー
5に形成されているキーシリンダ用の孔7と対応
する個所において、軟質塩化ビニール、ウレタ
ン、ゴム等の軟質材よりなるプレート状のプロテ
クタ8が装着されている。つまり、このプロテク
タ8は、第1図で示す如く上記の孔7に組みつけ
られたキーシリンダ12にキー13を差し込んだ
状態において、このキー13に付けたキーホルダ
ー14が車体の振動などによつてコラムカバー4
側に当り得る位置を考えて装着されているのであ
る。
5に形成されているキーシリンダ用の孔7と対応
する個所において、軟質塩化ビニール、ウレタ
ン、ゴム等の軟質材よりなるプレート状のプロテ
クタ8が装着されている。つまり、このプロテク
タ8は、第1図で示す如く上記の孔7に組みつけ
られたキーシリンダ12にキー13を差し込んだ
状態において、このキー13に付けたキーホルダ
ー14が車体の振動などによつてコラムカバー4
側に当り得る位置を考えて装着されているのであ
る。
このプロテクタ8は、その外観を裏面側からみ
た第3図、および装着状態を断面で表した第5図
からも明らかなように、上記ロアカバー6外周の
湾曲面に倣つて合致し得る形状に設定されてい
る。そして、プロテクタ8の裏面には、主として
第3図で明らかなように、4本の差し込み爪9と
上向き、下向きの各係合爪10,11とが一体に
形成されている。4本の差し込み爪9はプロテク
タ8の裏面における下縁部の左右と、ほぼ中間部
の左右とに形成され、係合爪10,11は上縁部
の左右にそれぞれ形成されている。
た第3図、および装着状態を断面で表した第5図
からも明らかなように、上記ロアカバー6外周の
湾曲面に倣つて合致し得る形状に設定されてい
る。そして、プロテクタ8の裏面には、主として
第3図で明らかなように、4本の差し込み爪9と
上向き、下向きの各係合爪10,11とが一体に
形成されている。4本の差し込み爪9はプロテク
タ8の裏面における下縁部の左右と、ほぼ中間部
の左右とに形成され、係合爪10,11は上縁部
の左右にそれぞれ形成されている。
上記プロテクタ8の組みつけは、アツパカバー
5とロアカバー6との組みつけに先立つて、上記
の各係合爪10,11を第4図で示すようにロア
カバー6の分割面に形成されている凹部6aにそ
れぞれ嵌め込むように位置させ、かつ4本の各差
し込み爪9をロアカバー6の対応個所にあらかじ
め形成されている差し込み孔に挿入する。この
後、アツパカバー5とロアカバー6とを互いに組
みつけると、この状態において上記の上向き係合
爪10はアツパカバー5の内面に係合し、下向き
係合爪11はロアカバー6に係合する。この結
果、プロテクタ8はアツパカバー5とロアカバー
6とを分離させない限り、このコラムカバー4か
ら外れないこととなる。
5とロアカバー6との組みつけに先立つて、上記
の各係合爪10,11を第4図で示すようにロア
カバー6の分割面に形成されている凹部6aにそ
れぞれ嵌め込むように位置させ、かつ4本の各差
し込み爪9をロアカバー6の対応個所にあらかじ
め形成されている差し込み孔に挿入する。この
後、アツパカバー5とロアカバー6とを互いに組
みつけると、この状態において上記の上向き係合
爪10はアツパカバー5の内面に係合し、下向き
係合爪11はロアカバー6に係合する。この結
果、プロテクタ8はアツパカバー5とロアカバー
6とを分離させない限り、このコラムカバー4か
ら外れないこととなる。
この構成によれば、第1図で示すキーホルダ1
4は自動車の走行時においてはげしく揺れ動く場
合があるが、このキーホルダ14は常に上記のプ
ロテクタ8に当ることとなる。つまり、コラムカ
バー4は硬質樹脂で中空状に形成されているた
め、これにキーホルダ14が当たると不快な音を
発することになるのであるが、軟質材よりなるプ
ロテクタ8にキーホルダ14を当てることで音の
発生を抑えることができる。
4は自動車の走行時においてはげしく揺れ動く場
合があるが、このキーホルダ14は常に上記のプ
ロテクタ8に当ることとなる。つまり、コラムカ
バー4は硬質樹脂で中空状に形成されているた
め、これにキーホルダ14が当たると不快な音を
発することになるのであるが、軟質材よりなるプ
ロテクタ8にキーホルダ14を当てることで音の
発生を抑えることができる。
以上のように本考案は、ステアリングコラムカ
バーを構成しているアツパカバーに形成されたキ
ーシリンダ組付用孔の下方におけるロアカバーの
外周面に、その箇所の曲面に倣つた形状で、かつ
軟質材よりなるプロテクタを装着したことによ
り、キーシリンダに差し込まれたキーのキーホル
ダが車両走行中に揺れ動いても、このキーホルダ
はプロテクタに当ることとなり、コラムカバーに
直接当つてここに傷を付けたり、あるいは不快な
異音を発生するといつたことが防止される。しか
も、本考案のプロテクタにはロアカバーに形成し
た孔に差し込まれる複数個の差し込み爪を備える
とともに、アツパカバーとロアカバーとの分割面
に位置してこれら両カバーの内面にそれぞれ係合
する係合爪を備えているため、コラムカバーに対
して組付けられた後のプロテクタは、このコラム
カバーを構成する上記のアツパカバーとロアカバ
ーとを分解しない限り外れるおそれがなく、車両
走行中の振動等によつてプロテクタがコラムカバ
ーから脱落するといつた事態を未然に解消するこ
とができる。さらに、上記のプロテクタはコラム
カバーの表面からその厚み分だけ突出した状態で
装着されることとなり、これによつて暗い車内に
おいてもプロテクタの位置はそれを手で触れるこ
とによつて容易に確認でき、このプロテクタの位
置からキーシリンダの位置を判断することでキー
シリンダに対するキーの差し込みが容易となると
いつた利点も有する。
バーを構成しているアツパカバーに形成されたキ
ーシリンダ組付用孔の下方におけるロアカバーの
外周面に、その箇所の曲面に倣つた形状で、かつ
軟質材よりなるプロテクタを装着したことによ
り、キーシリンダに差し込まれたキーのキーホル
ダが車両走行中に揺れ動いても、このキーホルダ
はプロテクタに当ることとなり、コラムカバーに
直接当つてここに傷を付けたり、あるいは不快な
異音を発生するといつたことが防止される。しか
も、本考案のプロテクタにはロアカバーに形成し
た孔に差し込まれる複数個の差し込み爪を備える
とともに、アツパカバーとロアカバーとの分割面
に位置してこれら両カバーの内面にそれぞれ係合
する係合爪を備えているため、コラムカバーに対
して組付けられた後のプロテクタは、このコラム
カバーを構成する上記のアツパカバーとロアカバ
ーとを分解しない限り外れるおそれがなく、車両
走行中の振動等によつてプロテクタがコラムカバ
ーから脱落するといつた事態を未然に解消するこ
とができる。さらに、上記のプロテクタはコラム
カバーの表面からその厚み分だけ突出した状態で
装着されることとなり、これによつて暗い車内に
おいてもプロテクタの位置はそれを手で触れるこ
とによつて容易に確認でき、このプロテクタの位
置からキーシリンダの位置を判断することでキー
シリンダに対するキーの差し込みが容易となると
いつた利点も有する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
のステアリングコラムの一部を表した側面図、第
2図は第1図のステアリングコラムカバーのみを
拡大して表した外観斜視図、第3図はプロテクタ
のみを、その裏面側からみた外観斜視図、第4図
はコラムカバーとプロテクタの係合爪との関係を
表した部分的な斜視図、第5図は第2図の−
線断面図である。 4……ステアリングコラムカバー、5……ステ
アリングコラムアツパカバー、6……ステアリン
グコラムロアカバー、8……プロテクタ、9……
差し込み爪、10,11……係合爪、12……キ
ーシリンダ、13……キー、14……キーホル
ダ、15……接着剤。
のステアリングコラムの一部を表した側面図、第
2図は第1図のステアリングコラムカバーのみを
拡大して表した外観斜視図、第3図はプロテクタ
のみを、その裏面側からみた外観斜視図、第4図
はコラムカバーとプロテクタの係合爪との関係を
表した部分的な斜視図、第5図は第2図の−
線断面図である。 4……ステアリングコラムカバー、5……ステ
アリングコラムアツパカバー、6……ステアリン
グコラムロアカバー、8……プロテクタ、9……
差し込み爪、10,11……係合爪、12……キ
ーシリンダ、13……キー、14……キーホル
ダ、15……接着剤。
Claims (1)
- アツパカバーとロアカバーとに分割構成され、
これらをステアリングコラムに対してその両側か
ら組付け装着したステアリングコラムカバーであ
つて、このアツパカバーに形成されたキーシリン
ダ組付け用孔の下方におけるロアカバーの外周面
に、その箇所の曲面に倣つた形状で、かつ軟質材
よりなるプロテクタを装着し、このプロテクタは
ロアカバーに形成した孔に差し込まれる複数個の
差し込み爪を備えるとともに、アツパカバーとロ
アカバーとの分割面に位置してアツパカバー及び
ロアカバーの内面にそれぞれ係合する係合爪を備
えていることを特徴としたステアリングコラムカ
バー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165670U JPS6146049Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165670U JPS6146049Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786872U JPS5786872U (ja) | 1982-05-28 |
JPS6146049Y2 true JPS6146049Y2 (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=29524350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980165670U Expired JPS6146049Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146049Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544210Y2 (ja) * | 1986-04-15 | 1993-11-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534094B2 (ja) * | 1975-09-14 | 1978-02-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534094U (ja) * | 1976-06-30 | 1978-01-14 |
-
1980
- 1980-11-18 JP JP1980165670U patent/JPS6146049Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534094B2 (ja) * | 1975-09-14 | 1978-02-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786872U (ja) | 1982-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5975609A (en) | Sound insulating layer with integral boot | |
JPS6146049Y2 (ja) | ||
US5886305A (en) | Sound insulating layer with integral rib structure | |
JPS6297888U (ja) | ||
JP3885859B2 (ja) | インストルメントパネルの構造 | |
JPS6223674Y2 (ja) | ||
JPH061907Y2 (ja) | 車両のタイヤハウス用プロテクタ | |
JP2629174B2 (ja) | 自動車用窓装置 | |
JPS5934726Y2 (ja) | グリル等の取付構造 | |
JPH0133374B2 (ja) | ||
JPS5921979Y2 (ja) | 自動車用バンパ取付構造 | |
JPS5843458Y2 (ja) | 計器板用の飾り板 | |
JPS6348450Y2 (ja) | ||
JP2583470Y2 (ja) | 自動車のメータフードの補強構造 | |
JPS629072Y2 (ja) | ||
JPS6039333Y2 (ja) | フ−ドバンパ−ラバ− | |
JPH0329254Y2 (ja) | ||
JPS6128343Y2 (ja) | ||
JP3364965B2 (ja) | 車両のフューエルタンク及びオイルタンクの取り付け構造 | |
JPS6233876Y2 (ja) | ||
JP2518079Y2 (ja) | 自動車用マッドフラップ | |
JPS6210168Y2 (ja) | ||
JPH0539933Y2 (ja) | ||
JP3698475B2 (ja) | メータフード取付構造 | |
JPS624042Y2 (ja) |