JPS6136410Y2 - - Google Patents

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JPS6136410Y2
JPS6136410Y2 JP17379679U JP17379679U JPS6136410Y2 JP S6136410 Y2 JPS6136410 Y2 JP S6136410Y2 JP 17379679 U JP17379679 U JP 17379679U JP 17379679 U JP17379679 U JP 17379679U JP S6136410 Y2 JPS6136410 Y2 JP S6136410Y2
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JP
Japan
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annular member
boot
floor
vehicle interior
shift lever
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JP17379679U
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Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防音性を高めた自動車用変速操作装
置に関するものである。
従来、この種の装置として第1図に示すものが
あつた。すなわち、図において、1は変速機本体
で、この変速機本体1の変速レバー2は車室フロ
ア3のトンネル部3aの運転席(図示せず)近く
に形成された連通孔4から突出して設けられてい
る。そして車室フロア3の連通孔4の周縁には、
ゴム製の環状部材5が設けられ、この環状部材5
の取付部5cは上記車室フロア3の周縁部にボル
ト14によつて固定されている。この環状部材5
は上記取付部5cと、この取付部5cと一体にそ
の上方に向けて形成された筒状部5aとからな
り、この筒状部5aの上縁外周には環状の突出部
5bが設けられている。そして、変速レバー2と
環状部材5との間には変速レバーブーツ6が設け
られており、その上縁部6aは変速レバー2と嵌
合し、その下縁部6bは変速機本体1に設けられ
た取付金具7と嵌合して環状部材5の筒状部5a
に押圧されて装着されている。この変速レバーブ
ーツ6は変速レバー2と環状部材5との〓間から
エンジン音、タイヤノイズ等が車室内に侵入する
のを防止するために設けられたものである。ま
た、変速レバーブーツ6の外側にはゴム製の防塵
ブーツ8が設けられており、その上縁部8aは変
速レバー2に嵌合し、その下縁部8bは環状部材
5の突出部5bに嵌合している。そして、車室フ
ロア3上には連通孔4に相当する部分が開口した
フロアマツト9が敷設され、フロア3を介して車
室内にエンジン音等の騒音が侵入するのを防止し
ている。さらに、車室フロア3のトンネル部3a
を覆うようにプラスチツク製のセンターコンソー
ル10が設けられており、このセンターコンソー
ル10上面には、変速レバー2を車室内に突出さ
せるための開口10aが形成されている。そし
て、センターコンソール10の開口10aと変速
レバー2との〓間を覆うためにビニール製のカバ
ー11が取り付けられている。このカバー11の
上縁部は変速レバー2のノブ2aの下端部と嵌合
し、その下縁部はセンターコンソール10の開口
10a部に取り付けられている。
従来の自動車用変速操作装置は以上のように構
成されていたので、フロアマツト9の開口端9a
と環状部材5の筒状部5aとの間に位置するフロ
ア3部分からエンジン音、ミツシヨン音、タイヤ
ノイズ等の騒音が車室内に入つてくるという問題
があつた。すなわち、変速レバー2と環状部材5
との〓間からの騒音の侵入は変速レバーブーツ6
および防塵ブーツ8によつて防止され、車室フロ
ア3を介しての騒音の侵入はフロアマツト9によ
つて防止されているが、フロア3のトンネル部3
aの連通孔4周縁にフロアマツト9によつて被覆
されていない部分があり、このフロア3部分を介
して騒音が侵入するために防音効果はあまりなか
つた。そこでフロアマツト9によつて環状部材5
の取付部5cまで被覆すれば十分に防音できるの
であるが、フロアマツト9自体の伸縮のために製
造上および組立上被覆することが困難であつた。
本考案は、このような従来のものの問題点に鑑
みてなされたもので、変速レバーと環状部材との
間に第1のブーツを配置し、該第1のブーツの上
端部を上記変速レバーに嵌合装着し、下端部を上
記環状部材に一体的に接続するだけでなく、フロ
アマツトの開口端と環状部材の筒状部との間に防
音部材を配置し、該防音部材の外縁部をフロアマ
ツトの開口端と当接させ、内縁部を環状部材の筒
状部に当接させるとともに第2のブーツの下縁部
と環状部材の下端取付部との間に挟持し、かつ上
記防音部材の上面にこれを支持する防音固定部材
を第2のブーツと一体に設けることにより車室内
の防音性を高めた自動車用変速操作装置を提供す
ることを目的としている。
以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。第2図および第3図は、本考案の一実施例に
よる自動車用変速操作装置を示す。なお、図にお
いて第1図と同一符号は同一のものを示す。12
は防音部材としてのウレタン発泡材で、このウレ
タン発泡材12はフロアマツト9の開口端9aと
環状部材5の筒状部5aとの間に環状に配置され
ている。そして、ウレタン発泡材12を被覆固定
するために防塵ブーツ8と一体に成形されたゴム
製の防音固定部材13が設けられている。この防
音固定部材13の外縁部13aはフロアマツト9
の開口端9aを被覆するとともに、その内縁部1
3bは環状部材5の突出部5bと嵌合し、該内縁
部13bと環状部材5の取付部5cとの間には上
記ウレタン発泡材12の内縁部が挟持されてい
る。
以上のような構成になる本実施例の自動車用変
速操作装置によれば、変速レバー2と環状部材5
との〓間は変速レバーブーツ6で覆われ、さらに
フロアマツト9の開口端9aと環状部材5の筒状
部5aとの間のフロア3部分はウレタン発泡材1
2で被覆されるので、上記〓間及びフロア3部分
からエンジン音、ミツシヨン音、タイヤノイズ等
の騒音が車室内に入つてくるのを防止できる。さ
らに、フロアマツト9および車体の製造上の誤差
あるいは変速機の組付誤差が多少生じても、柔軟
性のウレタン発泡材12により上記フロア3部分
を完全に覆うことができる。
なお、上記実施例では変速レバーブーツの下縁
部を取付金具を用いて装着したものを示したが、
この取付金具は必ずしも必要なものではなく、上
記下縁部を環状部材の筒状部上端と変速機本体上
部との間に挟持して装着するようにしてもよく、
また変速レバーブーツと環状部材とを一体形成し
てもよく、上記実施例と同様な効果を奏する。
また、上記実施例に限定されるものではなく、
防音部材としてウレタン発泡材ではなく、フエル
トを用いることもできる。
以上のように、本考案によれば、自動車用変速
操作装置において、変速レバーと環状部材との間
に第1のブーツを配置し、該第1のブーツの上端
部を上記変速レバーに嵌合装着し、下端部を上記
環状部材に一体的に接続するだけでなく、フロア
マツトの開口端と環状部材の筒状部との間に防音
部材を配置し、外縁部をフロアマツトの開口端と
当接させ内縁部を環状部材の筒状部に当接させる
とともに第2のブーツ下縁部と環状部材の下端取
付部との間に挟持し、かつ上記防音部材の上面に
これを支持する防音固定部材を第2のブーツと一
体に設けるようにしたので、変速レバーと環状部
材との〓間から車室内にエンジン音、タイヤノイ
ズ等の騒音が侵入するのを防止でき、さらに、フ
ロアマツトの開口端と環状部材の筒状部との間に
位置するフロア部分から上記騒音が侵入するのを
防止でき、これにより変速操作装置を介してのエ
ンジン騒音等の車室内への侵入を有効に防止でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用変速操作装置の正面断
面図、第2図は本考案の一実施例による自動車用
変速操作装置の正面断面図、第3図は第2図の側
面断面図である。 1……変速機本体、2……変速レバー、3……
車室フロア、4……連通孔、5……環状部材、5
a……筒状部、6……変速レバーブーツ、6a…
…上縁部、6b……下縁部、9……フロアマツ
ト、9a……開口端、12……防音部材、13…
…防音固定部材、13a……外縁部、13b……
内縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車室フロアの連通孔より車室内に変速機の変速
    レバーを突出させた自動車用変速操作装置におい
    て、 上記連通孔の周縁に設けられ、筒状部と、該筒
    状部の上縁に設けられた突出部と、筒状部の下端
    に設けられ端部が上記フロアパネルまで延在する
    とともにフロアパネルに取付けられる取付部とを
    備えてなる環状部材5と、 上端部が上記変速レバーに嵌合装着されるとと
    もに、下端部が上記環状部材に一体的に接続され
    る第1のブーツと、 該第1のブーツを包含するように配設され、上
    縁部が上記変速レバーに嵌合装着されるととも
    に、下縁部が上記環状部材の突出部に係止される
    第2のブーツと、 上記車室フロア上に敷設され上記連通孔よりも
    大きい開口を有するフロアマツトと、 外縁部が上記フロアマツトの開口端と当接し内
    縁部が上記環状部材の筒状部に当接するとともに
    環状部材の取付部と上記第2のブーツの下縁部と
    の間に挟持される防音部材と、 該防音部材の上面を支持し上記第2のブーツと
    一体に形成される防音固定部材とを備えてなる自
    動車用変速操作装置。
JP17379679U 1979-12-15 1979-12-15 Expired JPS6136410Y2 (ja)

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JP17379679U JPS6136410Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15

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JP17379679U JPS6136410Y2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS5691125U JPS5691125U (ja) 1981-07-21
JPS6136410Y2 true JPS6136410Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29684564

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JPH038500Y2 (ja) * 1985-02-26 1991-03-01

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JPS5691125U (ja) 1981-07-21

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