JPH03505237A - オープンエンド紡糸装置の紡ぎ合せ方法および紡ぎ合せ装置 - Google Patents

オープンエンド紡糸装置の紡ぎ合せ方法および紡ぎ合せ装置

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JPH03505237A
JPH03505237A JP1504863A JP50486389A JPH03505237A JP H03505237 A JPH03505237 A JP H03505237A JP 1504863 A JP1504863 A JP 1504863A JP 50486389 A JP50486389 A JP 50486389A JP H03505237 A JPH03505237 A JP H03505237A
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JP1504863A
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バル,アントニー
カール,ルペルト
ブラウン,エルヴィン
レディガー,ウルリッヒ
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シューベルト、ウント、ザルツェル、マシーネン ファブリーク、アクチェンゲゼルシャフト
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/48Piecing arrangements; Control therefor
    • D01H4/50Piecing arrangements; Control therefor for rotor spinning

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オープンエンド紡糸装置の紡ぎ合せ方法および紡ぎ合せ装置 本発明はオープンエンド紡糸装置の停止状態の間中断されていた繊維集積面への 繊維供給を再開し、これと時間的に同調し℃糸端を繊維集積面に逆送しがつ繊維 集積面への繊維供給ならびに前に逆送された糸を供給された繊維と結合しながら 更新送り出し速度をその都度の製造用数値にまで上昇させるようにしたオープン エンド紡糸装置の紡ぎ合せ方法ならびにこの方法を実施する装置に関する。
繊維帯供給の停止後繊維帯を更に引き続き解舒ロールから梳きほぐすことは公知 の事実である(スイス国特許526646号明細書欄l)。どれ位長く繊維帯が 紡ぎ合せ工程のために供給再開前に停止させられていたかに応じて、糸(紡糸) に別々の継ぎ足し部が生ずる。
この欠点を回避するために既に公知となっていたのは、繊維供給中断の際繊維ひ げな解舒ロールの作用範囲からはずさせることである(スイス国特許52664 6号明細書)。
然るにこのためには供給装置のために経費のかがる構造が必要であることが判明 している、この構造は紡糸工程の間に故障を生ずることがあり、この場合はそれ でも同じ繊維ひげが確実には得られず繊維の損傷を排除し得ない。
救済策として、本来の紡ぎ合せ工程の前に繊維の供給を開始させかつ再び遮断さ せまた繊維供給の新規開始の前に所定の時間間隔を保持することも既に提案され ている(ドイツ特許2458042号明細書)。更に繊維供給を紡糸回転子の加 速特性曲線に順応して制御させる。このようにして、糸(紡糸)の継ぎ足し部の 品質を改善し均一化するために、常に同様に発生する繊維ひげな形成させる。然 るにこのためには紡糸回転子の加速および繊維供給の制御を精密に相互に同調さ せることが必要である、その理由はこのようにしなければ同じ繊維ひげであって も紡糸回転子における異種の遠心力のために別々の大きさの繊維の量が紡糸回転 子内に残留するからである。その上紡糸回転子の加速特性曲線に適応してm維供 給を制御することは繊維供給のために複雑な駆動装置と制御装置とを必要とする 。その他に供給の2回の導通接続と固定停止時間の保持とにより紡ぎ合せのため の遮断と更新導通接続との間に著るしい時間を要することになる。
本発明の課題は、繊維供給の別々の停止時間にもか\わらず時間を節約して1紡 ぎ合せ工程の前に同質の継ぎ足し部を可能とする簡単な方法と簡単な装置とを提 供することである。
この課題は本発明においては次のようにして解決される。すなわち紡ぎ合せのた めに紡ぎ合せプログラムの開始時点に定められた繊維ひげの梳きほぐし状態を探 知し、繊維供給Z開始させかつこの場合同時に全装造用速度に切り替へ糸繰り出 しの速度を繊維集積面における供給の効力発生に適合させるのである。公知の方 法とは対照的に本発明による方法においては、同じm維ひげ状態を達成すること はもはや重要ではない。繊維ひげはまったく別々の梳きほぐし状態であってもよ い。従ってこの場合紡ぎ合せプログラムが変化する。繊維供給の停止時間の長さ に応じて繊維ひげは大なり小なり強く梳きほぐされかつ(または)除去される。
従って供給装置の再導通接続後繊維の流れが相応して急進的または漸進的に上昇 し、最後に供給装置によつ先きに行なわれた停止時間の間影響を受けないでいた 繊維帯の部分が解舒ロールに捕捉され繊維に解舒されるまで上昇する。この方法 は時間節約的に作動する。それは紡ぎ合せ工程の前に、一定の形状の繊維ひげを 形成させておく必要がないからである。それでも尚強度と外観に関し常に同じ品 質の継ぎ足し部が形成される。その理由は紡ぎ合せに当り繊維ひげの種々の性質 が紡ぎ合せ工程の瞬間に考慮されるからである。
合目的的には繊維ひげの梳きほぐし状態に応じて糸繰り出しの加速を制御して、 繊維ひげの被害が強いとき、糸繰り出し速度を、被害が僅少であるときより緩慢 に高めるようにするとよい。繊維ひげが巣に僅かだけ被害乞受けている場合には 、例えば失敗した紡ぎ合せ実験の後直ちに次の紡ぎ合せ工程が導入されるので、 供給装置により解舒ロールの作用を受けている繊維ひげが僅かだけ取り払われ従 って最短時間内に再び十分に準備される。
相応して糸繰り出しも亦極めて急進的に製造用繰り出し速度にまで齋らされる。
これに反して繊維ひげがより強く梳きほぐされているときは、最初は僅かなm維 のみが梳きほぐし装置により梳きはぐされて紡糸装置に供給される。従って繊維 流は相応して漸進的に上昇する。繊維流のこの漸進的な上昇に相応して繊維ひげ の被害がより強い場合本発明においては糸送り出し速度も漸進的に高められる、 従って繊維ひげの状態へのこの順応により繊維供給および糸繰り出しの同期加速 が達成される。
この方法の他の構成では、繊維供給の導通接続と糸繰り出し開始との間の時間を 、繊維ひげの被害に応じて測定して被害がより強度のときこの時間を被害が僅少 であるときよりも大きく選ぶと有利である。例えばS維ひげの被害に応じて単に 繊維流の増加のみが影響を受けるばかりでなく、繊維供給の加速が始まる時点も 影響を受けることが判明した。例えば糸破損除去の失敗の場合のように、この被 害が例えば極めて僅少であったならば、繊維ひけは単に僅かだけ梳きほぐされる かあるいは取り払われるのみならずこの相対的に僅か影響を受けた繊維ひげも解 舒ロールまで到達し、従って繊維供給が極めて早期に開始される。然るに繊維供 給装置が長く停止しており従って停止された繊維ひげが引続き回転している解舒 ロールの作用を強く受けていればいるほど繊維ひげも多また更に解舒ロールの方 向に、この解舒ロールが繊維ひげとこれに祇く繊維帯とを分別する状態になる前 に、必然的に送られる。従って被害の強さに応じて繊維供給の力U速も相応して 遅かれ早かれ始まる。繊維供給の導通接続と糸繰り出しの導通接続との間の時間 音繊維ひげの被害に順応させることにより更に高度の継ぎ足し部品質が達成され る。
簡単なプログラミングのために繊維供給の導通接続と糸繰り出し開始との間の時 間を繊維ひげの梳きほぐし状態に順応させるために次のようにする。すなわち繊 維供給を繊維ひげの梳きほぐし状態と無関係に紡ぎ合せプログラムの導通接続時 点からの常に同じ時間間隔で導通接続し時間の順応を、糸a9出し開始の時点を 繊維供給の導通接続時点に対比して変化させることにょ9行なうか或は糸繰り出 しを繊維ひげの梳きほぐし状態に無関係に紡ぎ合せプログラムの導通接続時点か らの常に同じ時間間隔で導通接続し時間の順応を、繊維供給の導通接続用の時点 を糸繰り出し開始に対比して変化させることにより行なう。
繊維ひげの梳きほぐし状態は種々の方法で探知される。
繊維ひげは、これが供給装置停止の際解舒装置の作用下にあることが長ければ長 いほどより強く被害を受番丈るので本発明による方法の他の有利な構成では、繊 維ひげの梳きほぐし状態を、解舒装置の運転時繊維帯の停止時間により繊維集積 面への繊維供給の導通接続の前に確かめる。
本発明による方法の変形構成においては繊維ひげの梳きほぐし状態を確認するた めひげの1方の側に一定の値の負圧を発生させて繊維ひげの他の方で負圧の降下 を測定してもよい。
繊維ひげの種々の被害に応じて糸繰り出しをm維供給に最適に順応させるために は、紡糸を、繊維ひげの被害が僅かであるとき繊維帯の解放に対比して短かく遅 延させて急進的に、場合によっては飛躍的に製造用繰り出し速度にもたらし、平 均的な被害の場合は僅少な被害に対比して拡大した遅延の後加速して、糸が繊維 帯の解放により行なわれた繊維供給と略々同時に十分な製造用数値をとるように し、かつ強い被害の場合には、引き続いて繰り出し速度と繊維供給との次の増加 が略々同期して行なわれるような繰り出し加速で繰り出されるようにするために 、平均的な被害に比べて拡大した遅延の後繊維帯の解放に対比して、繰り出し速 度がその都度の製造用数値を基準として、繊維供給と同じパーセントの値となる まで、平均的な被害に比べて拡大した遅延の後繊維帯の解放に対比して最初強く 加速させるようにすると有利である。
繊維ひげの被害に依存して糸切れを排除する紡ぎ合せの際および強い被害の場合 のような糸巻き枠と関連しての紡ぎ合せの際の糸送り出し開始および(または) m速を確定し、この場合糸巻き枠の交換と関連しての紡ぎ合せの際形成された継 ぎ足し部を分離し排出するようにすると効果的である。1方では糸切れ排除の際 継ぎ足し部が糸巻き枠に到達し、強度の点でも亦外観の点でも高度の必要条件を 満たす継ぎ足し部が形成されるが、糸巻き枠交換に関連して形成される継ぎ足し 部には外観は問題にならない。その理由は継ぎ足し部は糸巻き枠に到達しないか あるいは糸巻き形成開始前にその外皮部から除去されるからである。従って糸巻 き枠交換に関連して形成されるこの継ぎ足し部に対しては、十分な強度に留意す れば充分であり、このことは特に多くの原料の場合また極めて細い紡績糸の場合 紡ぎ合せの確実性を更に上昇させることになる。
糸を多段階の送出加速に服させ、この場合繰り出し加速の第一段階を逆送された 糸端部への繊維の結合に同調させかつ繰り出し加速の少くとも他の一段階を新し く形成される糸における希望する繊維質量の達成および(または)維持に役立つ ようにすると有利である。この種の方法は、紡ぎ合せ工程が紡ぎ合せの時点での 繊維ひげの状態に同調させられると特に有利ではあるが、このような同調とは無 関係に改良された継ぎ足し部にもなる。繊維の結合に同調された繰り出し加速の 第一段階により継ぎ足し部領域は侮辱過度に大きな負荷に曝らされることはない 。従ってこの扱いにくい領域内での糸切れの危険が著るしく軽減される。繰り出 し加速の第一段階を繊維の結合にこのように同調させる場合特に撚り伝播、逆送 された糸および新規に供給された繊維の遠心力が継ぎ足し部強度等に比例し℃重 要な役目を果す。繊維が前に逆送された糸の端部に結合されるや否や新しく紡糸 された糸の部分が続くが、この糸の部分は継ぎ足し部に比較して高い糸張力に対 してそれ程敏感ではない。従って次の繰り出しは、繰り出しと繊維供給とが可及 的に急進的に行なわれるように加速される。従って糸は極めて急進的に希望する 紡糸番手となり従って継ぎ足し部は相応して短かくなる。
最適の継ぎ足し部を得るためには糸繰り出しの加速のみが重要な役目を果すのみ ならず、糸繰り出しが始まる時点も亦継ぎ足し部の品質に著しい影響を及ぼすと いうことが判明した。このとき、これ以外同じ状態のときは、繊維集積面への繊 維供給が迅速に増加すればするほど、繰り出し加速の第一段@乞より早期に開始 させなければならないことが判明した。
繊維供給への糸繰り出しの順応が余りに早く行なわれろと、これは形成される継 ぎ足し部の領域内で結果を生じここで糸切れを誘起することがある。反対にこの 順応が余り遅く行なわれると、紡糸がその最終の繊細性(仕上り)を得るまでに 相当してより長く狩続する。発生する継ぎ足し部の領域は特に危険にさらされて いるので、本発明による方法の他の有効な構成では次のようにする、すなわち以 前に逆送された糸端が繊維集積面を再度離脱した後で初めて繰り出し加速の第一 段階が終了するようにする。
逆送される糸端への繊維の確実な結合を達成するために、第一段階の繰り出し加 速を繊維集積面への撚り伝播に次のように順応させる、すなわち繊維集積面への 撚り伝播が少なければ少ないほど第一段階のこの繰り出し加速が低くなるように する。
繊維を糸端に結合した後迅速に、その質量が製造状態で形成される糸のそれに相 当する糸を得るためには、糸繰り出しと繊維流とが、その製造用数値を基準とし てそれぞれ同じ百分率値に達する迄糸繰り出しを、繰り出し加速の第一段階に続 く次の段階で強(加速させると効果的である。
繊維流が極端に迅速にその完全数値に達するよっな粗紡糸において糸繰り出しを この急進的な繊維増加に良好に順応させ得るようにするためには、本発明による 方法の更に他の効果的な構成では粗い紡糸番手の場合繰り出し加速の第二段階に おいて製造用繰り出し速度にまで飛躍的に加速させる。この種の方法は、繊維帯 が停止しておつ粗紡糸番手が形成される時にのみ有利であるばかりではない。繊 維帯の停止時間の測定とは無関係に、この方法の他の構成では、繊維供給の導通 接綬後繊維を方向転換と排出とによつ先づ最初に繊維集積面の到達な■止し繊維 集積面への繊維供給を繊維流のこの方向転換を中止することにより始めて解放し 、ここでm細流の方向転換中止後糸を繰り出し加速の第二段階で飛躍的に製造用 繰り出し加速に齋らすと有利である。この場合、繰り出し加速の第一段階が、繊 維流の方向転換が中止される前に既に開始するようにし、最初の繊維が繊維集積 面に到達する前に既に糸の繰り出しが始まるようにすることも有利な筈である。
この場合逆送される糸端は繊維環をこし明けなくてもよい。
新しく附加された糸が繰り出し加速の第一段階の量系巻き枠を経て次いで繰り出 し加速の次の段階の間梨造用繰り出し速度で駆動される繰り出しロール対の間を 経℃繰り出されるようにすると紡ぎ合せ索引速度の多段階加速に殊の外有利であ ることが判明した。
糸繰り出し速度と繊維流とがそれらのその都度の製造用数値に到達する前に既に 同じ百分率値に到達する場合には、繰り出し加速と繊維供給の供給比率とを略々 同期してその製造用数値にまで上昇させるようにすると有利である。この方法に よると希望する糸の質量を保狩することが早期に達成され維持される。
多段階での糸の加速は原則としては種々の方法で行なうことができる。糸を附加 の瞬間から、糸を希望する繰り出し加速で繰り出す制御可能な対の繰り出しロー ルの作用を受けるようにすると有利なことが判明した。これは種々の方法で、例 えば繰り出しロール対を相応する加速で駆動させて行なわれる。然るにこのこと は複数の同種のオープンエンド紡糸装量ヲ有する機械の場合には、各紡糸装置に 対し個々に駆動し得る繰り出しロール対を設けなければならない。その理由はこ のようにするときにのみ各紡糸装置において個別紡ぎ合せが隣接紡糸装置の影響 を受けないで実施できるからである。このように経費のかかる構造を回避するた めには、繰り出しロール対の1方の繰り出しロールが継続的に全製造用繰り出し 速度で駆動されるのではあるが、この製造用繰り出し速度が単に制御される程度 に糸に伝導されるようにすると効果的である。
製造用繰り出し速度を駆動される繰り出しロールから糸に制御的に伝導すること は、繰り出しロール対の繰9出しロールの間の間隔を制御することにより繰り出 しロールと糸との間のすべりを変化することにより有利に行なわれる。本発明に よる方法の他の変形では、繰り出しロール対の非駆動繰り出しロールを制御的に 制動させるようにしてもよい。
本発明による方法を使用する場合通常の糸巻き枠加速では繰り出しロール対と糸 巻き枠との間に糸の過剰が生する。この過剰は糸巻き枠におけるきれいでない巻 きつけとなり、従って後の加工工程での障害となることがある。従って本発明に よる方法の他の構成では、効果的に、糸が繰り出しロール対と糸巻き枠との間で 緊張して保持されるようにする。このことは次のようにして行なわれる。すなわ ち糸が強い加速で繰り出される間の段階の量系巻き枠も加速を高めて駆動される ようにする。このために糸巻き枠とその駆動との間のすべりを減少させると効果 的である。二者択一的にまたは附加的に、糸巻き枠をこの駆動段階の間相互に対 向する側面で2つの駆動装置の作用を受けさせかつ(または)繰り出しロール対 から供給される糸を緊張させるためにこれt繰り出しロール対と糸巻き枠との間 で中間蓄積されるようにしてもよい。強度と外観とに関して最適の継ぎ足し部は 本発明によれば次のようにして得られる。すなわち繊維供給の導通接続後、繊維 環がその定格太さに再び到達する前に糸繰り出しが始まるようにし、最初繊維環 の強度が増加する程度の小さい加速で繊維集積面から糸が繰り出されるが、前に 逆送された糸端が再度繊維集積面を離れ定格太さが尚越えられない時点まで糸が 繰り出されるようにし、ここで糸端が繊維集積面を離れてから、糸繰り出しおよ び繊維供給の速度がその製造用数値に関して同じ百分率値を遅くとも紡糸回転子 の周囲に相当する糸の長さが繊維集積面から繰り出された時に得られ、その上で その同期関係を維持するように急進的に加速されるようにする。
完成紡績糸における回転数は紡糸要素の回転速度と糸繰り出し速度との間の関係 に依存する。簡単な方法で残りの糸の継ぎ足I一部および接続する糸部分におけ る撚りの余り大きな偏差を回避するために、紡糸要素を紡糸回転子として構成す る際、最初に紡糸回転子を製造用回転数以下にある回転速度にし、次にこの回転 速度で糸を繊維集積面に逆送し、そこで繊維と結合し、その上で紡糸回転子をそ の製造用回転数に加速して多段階繰り出し加速させるようにしてもよい。このよ うにすると紡糸回転子の回転数を調節することなく、回転子回転数を低い糸繰り 出し速度に或程度適応させることができる。この場合繊維は選択される紡ぎ合せ 方法に応じて、糸端が繊維集積面に逆送される前に、既に回転子に到達すること ができる。繊維供給の導通接続後繊維が先づ最初に回転子に到達するのを妨止し かつ繊維流の切換により全繊維流が回転子に到達するようにした装置を使用する 場合には先づ糸端が回転子に逆送されその上で始めて回転子への繊維流が解放さ れるようにしてもよい。
継ぎ足し部に接続する糸の長さ領域における回転が残りの糸における紡績糸回転 に大幅に適応し得るようにし、しかもこのために調整乞必要としないようにする ために、本発明による方法の有利な構成においては、紡糸回転子が製造用回転数 以下にある回転速度から、糸も亦その製造用繰り出し速度に到達する時点と略々 同時に製造回転数に到達するように、全製造用回転数に加速されるようにするこ とを提案する。
最適の継ぎ足し部は本発明においては次のようにして得られる。すなわち繊維供 給の全製造用数値までの上昇に要する時間に応じて、糸が繰り出し加速の第一段 階の後繰り出し加速の1つ又は2つの他の段階を次のようにして通過するように する。すなわちm細流が急進的に上昇する場合には糸が第二段階において飛躍的 に製造用繰り出し速度にもたらされるようにし、繊維流の平均的な上昇の場合に は第二段階において糸が繊維流と略同時に全製造用数値に達するように加速され 、かつ繊維流が漸進的に上昇する場合には先ず第一に糸が繰り出し加速の第二段 階において、次に引続いて第三段階において繰つ出し速度および繊維流の他の増 加が略々同期に行なわれるような繰り出し加速で繰り出されるようにするために 、繰り出し速度が、その都度の製造用数値に関して繊維流と同じ百分率値になる 迄強く加速されるようにする。特に目立たない継ぎ足し部を得るためには逆送さ れる糸端り、このようにして糸端が略々くさび状の形態をとる。
繊維集積面、繊維供給装置、糸用繰り出し装置ならびに紡ぎ合せ工程を制御する 制御装置を具備するオープンエンド紡糸装置の紡ぎ合せ装置において本方法を実 施するために本発明においては次のようにする。すなわち制御装置を、繊維ひげ の梳きほぐし状態を紡ぎ合せの時点で探知しこの梳きほぐし状態に依存して糸繰 り出しを制御する装置と連結する。
繊維ひげ状態を探知するこの装置は各種各様に構成することができる。例えばこ の装置は、一方では糸監視装置が、また他方では紡ぎ合せ工程を制御する制御装 置が制御可能に連結されている計算機ユニットとして構成されている。
計算機ユニットを紡糸個所毎にないしは紡ぎ合せ装置毎に設けるのではなく、こ の計算機ユニットを少くとも1つの紡糸機械に配属すれば充分満足でき効果的で ある。
場合によってはこのような計算機ユニットを複数の紡糸機械に共通に配属しても よい。
繊維ひげの梳きほぐし状態により多かれ少なかれ被害を蒙むる紡糸要素の繊維集 積面への繊維供給に糸繰り出しを適応させるために本発明対象の効果的な構成に おいては、制御装置に繊維集積面への繊維供給の導通接続と糸繰り出し開始まで の間の時間を決定する時間制御ユニットを設けてもよい。
繊維ひげの梳きほぐし状態を探知する装置はまたマノメータを連結した開口部を 設けた繊維ひげ支持面として構成することもできる。この場合この開口部は供給 用舟形容器の中に設けると効果的である。この開口部を、繊維ひげを抑止するろ 過器で蔽い、繊維ひげが開口部に到達することを阻止するようにすると有利であ る。
一方では紡糸要素に供給される繊維を最も良好に逆送される糸端に結合されるよ うにするためとまた他方では、継ぎ足し部が可及的短かく保持されるようにする ための前提条件を提供するために、少くとも制御装置により選択可能な2つの糸 加速装置を設けると有利である。
第一の糸加速装置は、繊維の逆送糸端への結合に適応して糸繰り出しの加速に使 用されるが、一方少くとも1つの他の糸加速装置は、糸を希望する糸質量にもた らしかつ(あるいは)この糸質量に保持する使命を有する。
このような装置は、糸繰り出しの加速態様が繊維ひげの性質に依存して紡ぎ合せ 時点で制御される装置に関連して有利であり、かつまたこれとは無関係にしても 有利である。
本発明対象の優秀な構成では第一の糸加速装置を、巻枠装置内に設けられた糸巻 枠周の制御可能の速度で駆動される駆動装置として構成する。他方第二系加速装 置を製造用繰り出し速度で駆動できる繰り出しロール対として構成する。
第二の糸加速装置を普通の繰り出し装置により構成する場合には、この繰り出し 装置に、製造用繰り出し速度で駆動することのできる第−繰り出しロールと駆動 する二繰り出しロールとを有する繰り出しロール対を設けかつ第二系加速装置を 作用させることができる制御装置を第二繰り出しロール用の揚程装置に制御可能 に接続させると好適である。第二繰り出しロールが駆動繰り出しロールにより取 り外ずされている間、これが繰り出し作用を糸に及ぼしていない限り糸は単独で 相当する駆動系巻き枠により紡糸要素から引出される。取り外ずし可能な繰り出 しロール又はこれに何かを附加する代りに制御装置を繰り出しロール対の挾持線 に糸を嵌入するための嵌入装置に制御可能に接続させるようにしてもよい。
二者択一的な構成によれば、複数の加速装置の代りに制御装置に接続された駆動 装置を繰り出しロール対の速度を制御するために設けてもよい。本発明対象のこ の二者択一的構成も、糸繰り出しの加速態様が繊維ひげの性質に応じて制御され る装置と関連してまたはこれと無関係に使用することができる。
同様に加速態様がamひげの状態に依存して紡ぎ合せ時点で制御される装置と関 連してまたはこれと無関係に使用することのできる本発明対象の更に他の二者択 一的な構成においても繰り出しロール対は製造用繰り出し速度で駆動することの できる第−繰り出しロールならびにこの第−繰り出しロールにより駆動すること のできる第二繰り出しロール乞具備しかつ繰り出しロール対の繰り出し態様が制 御装置により変化されるようにしである。
繰り出し、ロール対をこのように変化させるために繰り出しロール対に両繰り出 しロールの間のすべりを変化させるための第二繰り出しロール用の揚程装置また は二者択一的に第二繰り出しロールに作用を及ぼすことができかつ制御可能な制 動装置を配属させると有利である。
繊維集積面に到達する前に繊維を選択的に分流させるかあるいは繊維を繊維集積 面に供給する装置が設けられる場合には、本発明対象を次のように構成すると効 果的である。すなわち制御装置を、繊維を選択的に分流させるか供給する装置に 制御可能に接続する。このようにすると簡単に糸の繰り出しが繊維流に同調させ られる。
引出し加速の1つの段階から次の段階へ移行させるために、制御装置に時間制御 装置を設け、この制御装置を繰り出し加速の第一段階の起動によって導通接読し 得るようにすると効果的である。繰り出し加速の段階間の移行をその都度の条件 に簡単に適合させることができるようにするためには、時間制御装置に調整装置 を設けるとよい。このようにすることにより例えば糸端が繊維集積面を離脱した 時従って糸切れの危険が大幅に軽減された時始めて糸繰り出しの次の加速段階が 始まるようにすることが確実になる。回転子速度と糸の繰り出し速度とを簡単な 方法で大幅に相互に順応させ得るためには次のようにすれば有利であることが判 明した。すなわちオープンエンド紡糸要素に、切換装置を設けた駆動装置を配置 し、オープンエンド紡糸要素を2つの固定速度の1つにより選択的に駆動させる ようにし、この場合切換装置乞送出加速に制御する制御装置に接続して、送出加 速の第一段階から次のより高度の繰り出し加速への切換に依存してオープンエン ド紡糸要素を同様にそのより高い速度にするようにする。
糸巻き枠を特に急に加速させるようにするには、すべりをできるだけ除外するこ とが有利である。このためには巻枠装置に連続駆動駆動装置を設けかつ巻枠装置 に設けた1つの巻枠と連続駆動駆動装置との間の押しつけ圧力?上昇させるため の装置を設は繰り出し加速を制御する制御装置と制御可能に接続すると効果的で ある。押しつけ圧力を上昇させるこの装置には連続駆動駆動装置の反対側で巻枠 に接触させられる押圧ロールを設けると好都合である。巻枠の速度制御用の附加 構成部品を節減するため従ってまた装置をコンパクトに構成し得るようにするた め本発明による装置の優秀な実施例では押圧ロールは制御可能な速度で駆動でき るようにする。
多数の相互に並列配置した同種の紡糸装置を設けた紡ll1Ia械において各紡 糸装置に別々の制御装置を配置しなくてすむようにするために、1つの構成例で は、この紡糸個所に沿って走行可能な監視装置?設け、この監視装置に制御装置 を設けると有利である。
種々の紡糸条件に相応して選出することのできる複数の種々の紡ぎ合せプログラ ムを同時に記憶するプログラム記憶装置を設けることもできる。すなわち巻枠交 換装置を、巻枠交換と連結する紡ぎ合せ工程を実施するためて選出し得るプログ ラムが決定されるプログラム記憶装置と連結させることができる。
装置は構造が簡単であり、かつ秀れた実施例では、通常は何り、rtcせよ新種 の制御によりその都度の与えられた状態により良く適合する紡ぎ合せを許容する オープンエンド紡糸装置に取り着けられる構成要素により形成される。従って本 発明による装置は大きな困難なく現存のオープンエンド紡糸装置にも増備できる 。制御には1組の開閉円板、開閉カムまたはチップの交換で充分である。
従って簡単な手段で高度の紡ぎ合せの確実性の下で紡ぎ合せ工程を設着の状態に することが可能であり、本発明による方法により時間を節約して良質の短かくて 目立たない継ぎ足し部が得られる。
次に本発明対象の実施例を図によって説明する。
図1は繊維帯の停止後別々の時間解舒装置の作用に曝らされた繊維ひげの路線図 ; 図2は繊維帯の種々の停止時間の繊維供給開始に及ぼす影響の路線対照図; 図3は繊維帯の停止時間に依存する繊維供給および糸繰り出し制御の2つの変形 の路線図; 図4はオープンエンド紡糸個所ならびに紡ぎ合せ工程音制御する走行可能な監視 装置の路線側面図;図5は紡糸装置の種々の停止時間に依存する繊維供給および 糸繰り出しの始動ダイヤグラムの路線図;図6は結合段階の間の繊維環およびこ の繊維環に置かれた糸端を附した紡糸回転子の繊維集積面の路線図;図7は図5 に示した公知の方法における糸端、繊維環ならびに糸の始端を示す路線図; 図8は図7による継ぎ足し部内の質量分布の路線図;図9は図5による方法にお ける他の糸端、繊維環ならびに糸始端の路線図; 図10は図9による継ぎ足し部の質量分布の路線図;図11は図5による方法に おける更に他の糸端、繊維環ならびに糸始端の路線図: 図12は図11による継ぎ足し部の質量分布の略繰図;図13は本発明による方 法の第一実施例のダイヤグラム; 図14ないし図18は図13による方法における糸端、繊維環ならびに糸始端の 路線図; 図19は図17による継ぎ足し部の質量分布の路線図;図20は本発明による方 法の第二実施例のダイヤグラム; 図21ないし図23は図20による方法における糸端、繊維環ならびに糸始端の 路線図; 図24は図22による継ぎ足し部の質量分布の路線図;図25は本発明による方 法の他の変形のダイヤグラム;図26は図25による方法における糸端、繊維環 ならびに糸始端の路線図; 図27は本発明により構成されたローターオープンエンド−紡糸装置の路線側面 図; 図28は変形構成の図7に示した装置の1部分の路線側面図; 図29および図30は2つの相異なる制御装置を設けた繰り出しロール対の側面 図; 図31は本発明によるオープンエンド紡糸装置の1変形構成の路線側面図; 図32は繊維ひげの種々の梳きほぐし状態での供給の加速特性曲線のダイヤグラ ム; 図33は各種継ぎ足し部の路線図 を示す。
最初に図4により方法を実施する装置を、解決すべき問題の解明に必要な限度で 記述する。
図4はその左半分でオープンエンド紡績機1の紡糸個所10を路線図で示してい る。各紡糸個所10はオープンエンド−紡糸装置11ならびに糸巻き装置12を 具備している。
各オープンエンド−紡糸装置11は繊維供給−または供給装置110ならびに解 舒装置116を具備している。供給装置110は図示の実施例においては供給ロ ール111で構成されており、このロールと供給舟形容器112が弾性的に協働 する。供給舟形容器112は軸113に旋回可能に支承されており、更にこの軸 には挾持レバー114が設けられており、このレバーは繊維帯2の案内要素とし て形成されておりかつ電磁石115により供給舟形容器112に接触させられる かあるいはこの容器から再びはずされる。
解舒装置116は図4に示した実施例では概ねケーシング117内に配置された 解舒ロールとして形成されている。
これから繊維供給管路118が図4には示していない紡糸要素−これは例えば紡 糸ローター16(図28)または摩擦ロール18(図31)として構成されてい る−の方に延伸しており、ここから紡績糸20が糸繰り出し管119を通って繰 り出される。
故障のない紡糸工程の量系20に対しては製造用速度で駆動される繰り出しロー ル130およびこの駆動繰り出しロール130に弾性的に接触しかつこれにより 連行される繰り出しロール13Iを有する繰り出しロール対13が使用される。
糸20はオープンエンド紡糸装置11と繰り出しロール対13との間の途上で糸 監視器14により監視される。
次に糸20は駆動系巻きロール120を具備する糸巻き装置12に到達する。糸 巻き装置12は更に1対の旋回可能な糸巻きアーム121を有しており、これは その間で糸巻き122乞回転可能に保持している。糸巻き122は故障のない紡 糸工程の量系巻きロール120に載置されており従ってこれにより駆動される。
糸巻き122に巻きつけられる糸20は、糸巻き122に沿って往復運動させら れかつこの場合糸巻き122の糸の均−分布乞なすあや振り糸案内装置!23に 嵌入させられる。
糸監視装置14と電磁石115とは線路140ないしは156.157を介して 複数のプログラム150.151.152・・・が記憶さハ、ているプログラム 記憶装置を有する計算機ユニットまたは制御装置15に制御可能に接続されてい る。これらのプログラムは、−場合により電子的に構成されたースイツチ153 .154.155・・・を用いてする再訪合と関連して供給装置]、 10を導 通接続させるために、糸切れ発生による糸監視装置14の応動と19石および場 合によっては例えば材料、紡績糸の太さ等の種々他の紡績条件の応動との間の時 間に応じて選択できる。
オープンエンド紡績機械に沿って監視装置3は走行可能であるが、この装置は紡 ぎ合せ工程を制御するための計算機ユニットまたは制御装置15と制御可能に接 続されている制御装置30を具備している。更にこの制御装置30は、その自由 端に補助駆動ロール311を設けた旋回アーム31の旋回駆動装置310と接続 されている。補助駆動ロール311は、同様に制御装yjt30と制御可能に接 続されている駆動モーター312により駆動される。
糸巻きアーム121に旋回アーム32を配置することができるが、この旋回アー ムは同様に監視装置3に旋回可能に支承されておりかつその旋回駆動装置320 は制御装置30と制御可能に接続されている。監視装#3の前記の要素は制御装 置30と制御可能に接続されており、例えば旋回駆動装置310は線路300を 介し、駆動モーター312は線路301を介しかつ旋回駆動装置320は線路3 02を介して接続されている。更に監視装置3の制御装置30は線路303およ び304を介して機械側の制御装置15と制御可能に接続されている。
構成的に記述された装置の作動法を詳細説明する前に、まず図1aないしCを用 いて継続走行する解舒装置116における供給装置1100種々の長さの停止時 間が繊維帯2の先行端部すなわち繊維ひげ21に及ぼす作用の実態を説明する。
図1 a)ないしC)に挟持線Kを示す、この線内に供給装置110が停止する と繊維帯2が挾まれて保持される。
図4に示した装置においては供給ロール111は繊維帯2を停止させるために操 作されない。その代りに挾持レバー114の旋回によりその上端が供給舟形容器 112に接触させられ、ここで繊維帯2が挾持レバー114と供給舟形容器11 2との間に挾まれ、供給舟形容器112が供給ロール111から旋回引離される 。この場合挾持線には、挾持レバー114が繊維帯2′?:供給舟形容器112 に押圧している線に、J:9形成される。  ・ 然るに二者択一的に19石115および挾持レバー114を省略することもでき るが、この代りに供給ロール111に図示していない連結器を配置しておいても よい。この場合挟持線には、供給舟形容器112が繊維帯2を供給ロール111 におしつけている線によって形成される。
−更に図1 a)ないしC)に線A、が示されているが、この線は解舒装置(1 16)の駆動範囲の境界線を象徴的に示す(図4参照)。
供給装置110と解舒装置116(例えば解舒ロール)が走行している通常の紡 糸工程の間解舒装置116(図1 a)ないしC)においては右側から)が線A に達するまで繊維ひげ21に作用しこれから繊維22乞梳きほぐし除去する、次 に繊維は繊維供給管路118を経て図示していない紡糸要素に供給される。図1  a)に示すように、ここで繊維22は部分的に線Aをはるかに超えて解舒装置 116の作動領域内にまで延伸する。一方他の繊維22は挾持mKとMAとの間 の領域内にのみ進入する。
類似的に供給装置110の停止時間が短い場合の繊維ひげ21を示す。
供給装置110の停止時間が比較的長い場合および解舒装置116が走行WMし ているときは解舒装置は更に繊維22を繊維ひげ21から梳きほぐして除去する 。この時は繊維ひげ21は単に僅かな、繰Aを超えて延びている(図1b))! 維22のみを有している。常時継続走行中の解舒装置116では供給装置110 の停止時間が長ければ長いほど、長い停止時間で繊維22が解舒装置1160作 働領填圧入り込まなくなるまで、すなわち最長の繊維22が挾持線Kから最長で も線Aにまで到達するまで(図Ia))、繊維ひげ21が短かくなる。
次に図2により詳しく説明するように、繊維ひげ21のこの異種の状態から相当 して繊維供給の異種の加速態様が明らかになる。図2は横座標に時間tV示し、 1方縦座標に速度をパーセント(%)で示す。図2 a)ないし2c)には別々 の停止時間’Sa ” SbおよびtsCヲ示す、この停止時間は糸切れBpの 発生と共に始まり供給装置110の再開(再度溝通接M)により終結する。
供給装置110が1つの停止時間の後再び時点tL(図2)で運転させられると 、繊維帯2は矢印f1の方向に運搬され解舒装置116に供給される。供給装置 110の停止時間tsa(図2)が極めて短い場合(図1 a)参照)は、繊維 ひげ21は実際には紡糸工程自体の間のような形をとる。供給装置110とオー プンエンド紡糸要素との間の繊維流を再び形成させるために必要な時間により形 成される極(僅かな遅延時間tVaにより繊維供給、すなわちオープンエンド紡 糸要素の図示していない繊維集積面に到達する繊維流が再びその完全な価(10 0%−加速時間’Fa参照)になる。これは図2aに示すように、繊維供給Fを 太い連続線として示しである。
停止時間ts、が若干より大きかったならば(図2b)、最初は微弱化された繊 維ひげ21が解舒装置1160作動領域内に現われる。従って供給装置110の 解放後最初は蛍に少し貧弱な繊維流のみが繊維集積面に到達する。この時この繊 維流は図2 a)による繊維流に比較して亦若千太き目の遅延tv5でもって始 まっている。繊維帯2を矢印「1(図1)の方向に次に搬送させる際繊維22が 益々多く解舒装置1160作動領域内に到達する場合でも繊維供給はそれでも全 く突然にはその完全な価(100%)に到達せず、このために若干の時間を必要 とする。従って図1 b)による繊維ひげ2工のための加速時間’Fbは図1  a)に示した繊維ひげ21の場合よりも大きい。
極めて長時間停止状態の供給装置1.10において解舒装置1100作用を受け ていた繊維ひげ21では事態は更に極端になる。極めて長い停止時間tscの場 合には最初繊維ひげ21は必然的に矢印f1の方向に線Aを越えて解舒装置11 6の作動領域または作用領域内てまでもたらされる。図1 c)による繊維ひげ 21は図1b)Kよる繊維ひげ21よつも著るしく強く梳きほぐされたので、繊 維流の開始までにまたより水く持続する(遅延tVo参照)。
加速時間tFcも亦著るしく大きくなる。
図2は紡績要素において有効となるような繊維供給の自然的な加速特性曲線を一 著るしく象徴化して一定している。この加速特注曲線は、供給装置110の導通 接続後、外側からは供給装置110が駆動させられないで、導通接続により供給 装置が単に製造用速度で走行する駆動装置に接続されるかあるいは製造用速度で 走行する供給装置110が、この駆動装置が以前は中断されないで、供給舟形容 器112を供給ロールエエ1から取ワ外ずすことにより単に作動させられなくな った時に再度作用させられる時生ずる。この自然的な加速特性曲線は梳きほぐし 状態に依存して形成され従って相応して変化する。
図32は繊維供給Fをヒステリシス特性曲線ニよす包囲されている面として示す 。ヒステリシス特性曲線は極端な繊維供給を示す線により形成される。繊維供給 Fcを現わす線は、供給装置110が停止した場合M&維ひげ21が短時間のみ 解舒装置1160作用を受は梳きほぐされる時に生ずる。他の線は繊維供給Fc を現わすが、これは、停止する繊維ひげ21が極めて長い間解舒装置116の梳 きほぐし作用をさらされる時に生ずる。
明白に認められるように、繊維供給Fは紡糸要素内では急速にまたは漸進的に作 用させられる。このことは−前述のように−梳きほぐし作用の持続時間に依存す る。
この種のヒステリシス曲線は一定の予しめ附与された状態および種々の梳きほぐ し時間に依存する。例えば繊維帯−供給速度、材料等の他のパラメータが変化す ると、ヒステリシス曲線も相応して変化する。すなわち繊維供給FaとFcとが 例えば相互に近接しているかあるいは相互に広く離れており、かっこの繊維供給 FaおよびFc k現わす線が別々の峻度を有する。
図5は繊維流の異種の始動態様を示す。ここでは(図32に示したように)こ゛ の場合も時点tL(図2参照)からの時間のみが示されている。図5はまた通常 のように示されている糸通過GRと糸繰り出しGAとを示している。この図から 判るように紡ぎ合せに対し完全に別々の状態が示されている。この根拠を次に説 明する:図2および5(および図13.20および25でも同じ)においては繊 維供給Fおよび糸繰り出しGAに対する線は単に直線で示しである。加速曲線の 始点および終点における移行は便宜上この原理略図では省略した。
この問題性を図5に示した実施例により明確にする。
図5は縮尺による表示で時点T、 、T2およびT3を示しているが、この時点 では、実施例のために選ばれた条件の下で概ね紡糸要素における繊維流が始まり 、1方時点T5 N TbおよびT7は、概ね完全な繊維流が紡糸要素内に到達 した時を示す。時点T4およびT8は糸けん引加速の始点と終点とを示す。
例えば30秒の供給装置110の停止時間tsaの場合には、l定の材料でかつ 所定の条件の下では−ここでは原理の説明には重要でない一繊細流Faの開始ま でに(図2および図5参照)01秒の遅延tVaが生ずる。加速特性曲#JtF aは0.9秒である、従って供給装置t 110の再導通接続の瞬間から完全な 繊維流Faに到達するまでに1秒が経過する。糸繰り出しGAは、籾期設定によ り供給装置110の再導通接続後0.35秒で始まり、1.1秒後その製造用速 度に到達する。糸繰り出しGAと繊維流Faとは同期しては走行しないので、糸 2o内の太い個所となる繊維過剰を形成する。この太い個所は四角形T、 、T 4、TB 、T5から認められる。というのは糸繰り出しGAを現わす線は常に 繊維流(Fa)を現わす腺の右側にあるからであり、すなわち糸繰り出しGAが 常に繊維流FaQ後から走行するからである。
供給装置110および従ってまた継政走行中の解舒装置116における繊維ひげ 21の停止時間tsbが約2分間であるとき、紡糸要素における供給装置110 の再導通接続後点に対比して0.2秒の遅延tvbで始まりかつ次の1.1秒後 その完全な製造用数値(100%)に到達する繊維供給Fbが行なわれる。同じ 糸繰り出し虫の場合には、繊維供給Fbと糸繰り出しGAとが同じ百分率値を示 す時点T9に至るまでに、三角形T2、T4、T9により示されがつ糸20の太 い個所に通ずる材料過剰部が形成される。
これに反し時点T9からは時点T6までに糸2oに、三角形T9、T6、T8が 示すように細い個所が形成される。
5分、10分またはこれ以上の極めて長い停止時間の場合には繊維ひげはさらに より強く被害を蒙むっている。
図に示した実施例では、繊維供給Fcが紡糸要素内で行なわれるようになるまで に約0.3秒かかる。また繊維供給Fcの加速もここでは若干長く例えば1.7 秒(T7)かかる。糸繰り出しGAは既に時点T4、すなわち供給装置110の 再導通接続後0635秒、従ってまた繊維供給Fcの活動開始後0.05秒で始 まるので、極めて小さい繊維環のみが集積する。糸繰り出L GAが極めて急速 に加速される。従って繊維環RFは益々細くなる。この様な状態の下では、継ぎ 足しは、ともがく、大きな困難の下でのみ可能である。通常は継ぎ足し過程は失 敗するかあるいは糸が続いて切断する。
図2には、解り易くするために、停止時間tsa1tsbおよびtScを、糸切 れBFと、供給装置110が再び駆動される時点tcとの間の時間として示しで ある。
然しなから、図3に精密に示しであるように、停止時間tsa1tsbおよびt scは、実際には、糸切れBFと、図4の実施例で監視装置3に配置されている 紡ぎ合せ装置の導通接続時点tEとの間の時間である。
図3 a)に示すように導通接続時点tEの後固定の時間間隔tKで供給装置1 10が導通接続され、次いで遅延(時間)tVa、tVbまたはtvc(図2参 照)の後紡糸要素自体内での繊維供給Fa、FbまたはFcが作動するようにな る。停止時間1 .1  またはtsoo)持伐時間に同調さSa    Sb れている待ち時間twの後最後に時点tAで糸繰9出しGAが導通接続される。
この糸繰り出しは以下更に詳述するようにして加速し、かつ概ね繊維供給Fa、 FbまたはFcと同時にその完全な製造用数値(100%)に到達する。
図3 b)は前述の方法に対する二者択一を示す。ここでも停止時間tsa1t sbまたはtsc(図2と比較)が測定される。導通接続時点tEにより一定の 時間間隔tKを越えてまた既に糸繰り出しへ開始用の時点tAも固定される。次 に計算機ユニットにより停止時間tSa ” SbまたばtScに依存して待ち 時間tWおよび(または)期待される遅延(時間)tVa用の時間を相応して決 定することにより供給装置110の導通接続用の時点tLが決定される。この決 定は極端に急進的に時定数(時間間隔tK)により予しめ定められた時間内にし かも所望の時間経過が保証されるように適時に行なわれる。
時間間隔tKは比較的大きい。それはこの時間内に紡ぎ合せに必要なすべての準 備作業が経過するからである。
これは通常紡糸要素の清掃ならびにこれに関連する併行活動を伴なう糸端の探知 、準備および逆送である。図3でのこれらの表示は解り易くするために省略した 。
繊維供給(Fa、 Fb、 Fc )の種々の加速特性曲線の場合に生ずる継ぎ 足し部について詳述する前に、繊維ボRFの破裂の際何が起きるかについて説明 しなければならない。これは紡糸回転子として形成された紡糸要素の繊維集積面 1600例において生起する。
時間差(T4−T、)ないしく、T4−T2)ないしくT4−T  )は糸繰り 出し気が繊維供給Fよりどれ位置れて始まるかを示す。この時間差が大きければ 大きい程紡糸回転子内で形成される繊維環RFも亦それだけ大きい。
一方この時間差が小さければそれだけこの繊維環は小さい。このことは図5から 明白である。
前提条件として糸切れを排除しなければならない。通常の前処理(紡糸回転子1 6の清掃、糸巻枠122(図4)での糸端の探知、糸端の短縮と準備、前に伴出 された紡糸回転子16の解放等)の後繊維供給FaSFbないしFcC時点T、  、T2ないしT3)が解放される。この供給はここでその製造用数値(100 %)に加速され紡糸回転子16内において繊維環RFを形成する。一定の時点T 4において糸端EGは紡糸回転子16の繊維集積面160(図6)に逆送される (糸逆送GR)、この場合糸端EGは繊維集積面160の周囲の1部分上に配置 されその半径方向の中間領域ZGが位置ZG1を占める。
繊維集積面160での短い帯溜時間の後糸端EGは糸繰り出し、GAに附され、 この糸繰り出しは同様にそのIM造用数値(100%)に加速される。ここで糸 端句は緊張させられその中間類ttCZGで位置ZG2に到達する。この場合糸 端EGが繊維fll Rpの所で引つけられ、従って、繊維集積面1600円周 方向から見て、結合点PEの両側で繊維は糸端EGからm維f!4 Rpの方に 延伸し繊維橋BF、およびBp2Y形放する。糸繰り出しGAを継続すると糸端 EGの中間領域ZGが位置ZG3に到達する。繊維橋BF1およびBF2が引き 裂かれて粗い巻回Wの形で糸端EGの回つに巻きつ(。この場合繊維橋BF2の この大きさ従ってまた巻回Wの蓄積の大きさは概ね回転子の直径および処理され た繊維の長さに依存する。
図33は継ぎ足し部を示し、これが図5による方法で形成される態様を示す。こ の場合継ぎ足し部Pa (実線〕は繊維供給Faに相当し、継ぎ足し部Pb ( 鎖線)はl!li維供給Fbに相当しかつ継ぎ足し部Pc (破線)は繊維供給 Fcに相当する。この図33から明らかなように、継ぎ足し部は普通3つの長さ 部分を示す0 送り戻された糸端EQとm維環Rpとが重合しかつ粗い巻回を示す第一の長さ部 分ALにおいては継ぎ足し部は特別太い。
第二の長さ部分ALにおいては継ぎ足し部は依然として増大された断面積な示す が、これはここで糸の逆送雌の前に既に繊維集積面160に存在していた繊維環 RFが結合されたからであり、かつこの繊維環RFに、この長さ部分AUに同じ く結合されていた新しい繊維が附加されていたからである。両方の長さ部分AL および句は合わせて、1つの紡糸回転子16の場合繊維集積面160の周囲Uに より定められている全長を示す。
理想の場合継ぎ足し部は長さ部分へ〇の終りから既に定格値(継ぎ足し部Pb参 照)を示し、従ってこの場合には前述の第三の長さ部分を省略できる。然るに他 のすべての場合には長さ部分ALおよびAUに第三の長さ部分AGaまたはン。
が綬き、この長さ部分は糸よりも大きいか小さくかつ別々の長さであってもよい 。
これらの長さ部分AL 、 AUおよびAGaないしAGbの別々の大きさの実 現を以下図7ないし120例について説明する。
図7および8は繊維供給Fa (図5参照)の場合の継ぎ足し部Pを示す。糸端 EGが繊維集積面160の周囲Uの1部分に附加され℃いるのが解かる。繊維供 給Faの開始から繊維22が紡糸回転子16内で繊維集積面160に附加されて 部分的には糸端EG上に繊m環RFを形成する。繰り出しGAが開始されると繊 維環RFは引裂かれ、このとき糸端EGに、結合点PEに関して糸端EGの自白 端に向いた側面(矢印12−繊維橋Bp、 )に存在する繊維のみが結合される のではなく、結合点PE(@a僑BF2)の他の側面の繊維も結合される。従っ てこの繊維橋BF2は継ぎ足し部Pの繊維]Jf Rpが裂開される(図7左側 )位置に到達する。従って継ぎ足し部Pは時点T1において極めて強い断面飛躍 で始まる。
繰り出し虫がその完全な値(100%)に達するまでの時間の開繊維供給Faは 、完全な製造用数値暑基準にして繰り出しGAに常に先行し、従って繊維集積面 160に集まる繊維質量Mpは増加する。繊維供給Faがその製造用数値(10 0%)に到達すると(加速時間’Faの後)−図7に示した例のように結合点P Eが紡糸回転子16内で1回よりも若干多く回転し、その結果当初の全繊維環R Fが繊維集積面160から繰り出される(図5および7の時点T5参照)−以後 のm維供給Faは1定不変となり、1方繰り出しへの速度は更に増加する。ここ で繊維集積面160に集まる繊維質量MFは漸次減少し最後に時点T8で再び、 糸20の希望する質量に相当する正規の数値になる。
この結果糸20は図8による質量分布を得る。糸端EGに太い個所D1が続き、 この太い個所は逆送された糸端EG X繊維瑠RFおよび繊維橋絡部BF2の繊 維により形成されている巻回Wから形成される。太い個所り、は最初は若干薄く なる。それは繊維橋(細部) BF2の作用が低下するからである。それから太 い個所D1は次に衝撃的に減少させるために、逆送された糸端句の末端に至るま でに再び増大する。然しなから繰り出しGAの加速遅延に基づく繊維質量MFの 増加により太い個所D1は引き続き時点T5に至るまで増大し次に時点T8に至 るまで減少する。此処から新らしく紡糸された糸20はその定格太さを獲得する 。
図7および8は、公知の方法におい′C1つの繊維供給Faで長くて太い継ぎ足 し部Pが得られることを示す。
繊維供給Fbの場合この繊維供給は時点T6で始めてその完全な製造用数値(1 00%)に達する。すなわち糸繰り出しGAが既にその完全な製造用数値(10 0%)に達参照)。この場合太い個所D2が形成されるが、これは太い個所D1 はどきわだたせていない。次にこの太い個所D2に、繊維環RFが完全に継ぎ足 し部に結合された瞬間から薄い個所D3が接続するが、この個所は時点T8で最 も薄い個所となり時点T6で終わる。
繊維供給Fcが極めて漸進的に増加する時生ずる継ぎ足し部Pを図10および1 1に示す。時点T3から時点T4に至るまでに単に極めて弱い繊維環Rpが形成 される。
時点T1゜までに繊維質量Mpが更に増加するが、これは次に時点T8までに再 び減少させるためである。引続いて繊維質量は時点T7までに再び増加する。こ こから繊維質量は正規の糸20の質量に相応する。従ってこのようにして短い太 い個所D4が形成され、この個所に長い薄い個所D5が続き、この薄い個所は、 繊維jJI Rpが完全に継ぎ促し部Pに結合される前に既に始まっており時点 T7まで持続する。従って継ぎ足し部Pは極端に弱くかつ多くの場合失敗する。
紡ぎ合せの安全性を高めるために図13に示した方法では糸繰り出しGA?:t a維ひげ21(図1参照)の梳きほぐし状態に適応させる。このことは、糸繰り 出しGAの加速が繊維ひげZ、の梳きほぐし状態に依存して、繊維ひげ21の被 害が僅少であるとぎより大きく、m維ひげ21の被害が大きいときより低く選ば れるように制御されることを示す。
従って図13に示すように、急進的な繊維供給Faの場合は強い加速を伴なう糸 繰り出しGAaが、平均的な繊維供給Fbの場合は平均的な加速を伴なう糸繰り 出しGAbがまた漸進的な繊維供給Fcの場合は低い加速を伴なう糸繰り出しへ 。が選ばれる。繊維供給Fa、FbおよびFcは別々の時点T1、T2およびT 3で開始されるので、糸繰り出しGAa ”AbおよびGAc開始用の時点Ll 、TI2、TI3も別々に、大き過ぎないが紡ぎ合せ用には充分な繊維ひげRF a、RFbないしRFcが形成されるように選ばれる。この場合糸繰り出し虫は 繊維ひげ21の強い被害の下で始まり、−例えば継続走行中の解舒装置116に おける供給装置110の長い停止時間の後のように一繊維ひげ21の被害が僅少 である場合よりも遅れて始まる。この場合繰り出し加速は、糸繰9出しGAa、 GAbないし虫。が所属の繊維供給Fa、FbないしFcとほぼ同時にその製造 用数値(100% ) K達するように選択される。
この場合糸20は繊維ひげ21の被害が僅少であるとき短い遅延(T、、参照) で繊維帯2(tL参照)の解放に対比して急進的に製造用速度にもたらされる( t5参照)。
繊維ひげがより強く被害を受け℃いるときは糸20は、繊維ひげ21の被害が僅 少である場合より大きい遅延(t、2参照)の後この場合よりも緩やかに、第一 の場合のように繊維供給と糸繰り出しとができるだけ同時に完全な製造用速度( 100%)に達するように加速される。強い被害の場合には糸繰り出しの開始は 平均的被害の場合の開始に対比して改めて遅延させられ(t13参照)、この場 合糸繰り出しができるだけ急進的に繊維供給Fcと同じ百分率速度値にもたらせ られ、このようにしてこれと同期して加速させるようにする。移行は、既に図3 2と関連して記述したように、淀みがない。
図14.15および16が示すように、太い個所D1/は太い個所D1に比較し てきわだちが少ない、同様に太い個所D2Iおよび薄い個所D3/は太い個所D 2および薄い個所D3よつもぎわだち少なくまた太い個所D41および薄い個所 D5・は同様に太い個所D4および薄い個所D5よりも少くきわだたせである。
更に目立たない継ぎ足し部Pが生ずるのは、糸繰り出しGいが直線状に加速され ないで、最初機械的な根拠から可能な限り急進的に加速され、糸繰り出しGAと 繊維供給Fとが、繊維供給Fの増加に同期し℃、同じ百分率の値に達した時であ る。
この方法も図13に繊維供給Fa、FbおよびFcと関連させて示した。
糸逆送噸の描写は解り易くするために省略した(図20においても同じ)。糸逆 送は供給装置110の導通接続後、繊維集積面160における希望する帯溜時間 の後または不可避な帯溜時間の後糸繰り出しGAが図示のように行なわれる時点 で行なわれる。
直線的な糸繰り出しGA50代りに図13によれば段階GAbl一時点TI2と TI4との間−およびGAb#一時点T13とTI5との間−に分割された糸繰 り出しが示しである。
図17および図18は、繊維環RFが結合された時点から糸20が既に定格太さ に達することを示す。従って継ぎ足し部は極めて短かく、紡糸回転子16の周囲 Uにより定められている繊維環RFの長さを越えない。
さらに図17および18は、継ぎ足し部の太さが概ね糸端EGの太さおよび繊維 ;RFの太さにより影響されることを示す。糸端EGの太さは自体公知の前処理 により減少させられ、従って糸端EG・はくさび形を示す。その場合継ぎ足し部 Pは図19による形をとり、この場合太い個所D6の長さは紡糸回転子16の周 囲Uと同じ大きさである。
図7ないし14および14ないし19に示すように、継ぎ足し5部Pは逆送され た糸端に比べて極めて著るしく直径を拡大して始まる。この突然の直径飛躍は繊 維環Rpおよび繊維環RFの破裂により生じ捲回Wの形で糸の囲つにからみつく (図5参照)w&維橋絡部BF2に配出する。
継ぎ足し部Pのこのたくましい太い領域は既に光学系から糸20における故障個 所である。その上この太い継ぎ足し部Pはより高い遠心力を生ずる。この大きな 繊維質量を良好に糸端EGに結合させるためには、充分回転が継ぎ足し部に到達 することが必要である。このためには高い回転子回転が必要であるが、このこと は他方、継ぎ足し部Pがねじ切れるという危険をも伴なう。
救済策として繊維流(繊維供給Fa−,FbないしFc )の加速に応じて、糸 20を多段階繰り出し加速させる図20による方法を提案する。
繊維供給Fと糸繰り出し虫とが同じ百分率値をとる時、すなわち同期して加速時 にのみ糸20がその定格太さを示すので、この値ができるだけ急進的に到達され なければならない。然るに一方では繊維橋絡部BF2を回避するためにm細潰を 極力回避しなければならない。この目標は図19による方法においては一致して 次のようにして達せられる。すなわち糸繰り出しGAを早期に開始し極めて狭小 な繊維環Rpのみが紡糸回転子16内に形成されるようにするが、繰り出し加速 は糸繰り出しの最初の段階では、繰り出されている糸端EGに成長する繊維集積 面が形成される程度に小さくする。然しなから既に作用している糸繰り出しす、 のために閉じられた繊維環RFはもはや形成されない。
継ぎ足し部Pに必要な繊維量が紡糸回転子16内に集積し得るようにするために 、糸繰り出しGAを繊維供給Fに対比して遅延させて開始し、この結果繊維環R Fが形成される。図13に示した方法に比較して糸繰り出しはその段階GA1、 GIA2ないしGA3で、lj&維環細潰a” RFb’ないしRFc’が筒口 13に示した繊維環RFa ’ RFbないしRFCよりも著るしく小さい時点 T16、T、6ないしT18で始まる。この段階の間に回転子紡糸装置において は繊維環RFが破裂される。この場合繊維流が急進的に増加すればする程早期に 始まる。すなわち繊維ひげ21の被害が小さい場合より強いかあるいは全く強い 繊維ひげの被害の場合より早期に始まる。糸の繰り出しは、最初は、紡糸回転子 16内で形成される繊維質量が、さらに紡糸回転子16内に到達する繊維の糸端 EQへの確実な結合が確保される程度に増大されるまで極め℃漸進的にのみ加速 される。緩慢な繰り出し加速のこの段階は、繊維22が逆送された糸端EGに紡 ぎ込まれ、糸端EGが新たに形成される糸に重畳する長さ部分AL (図21な いし23参照)が繊維集積面160を離脱するまでの期間のために必要である。
従って継ぎ足し部の最も取扱い難い段階も排除される。
絖いて前述のようにして繰り出し速度が装置の所与性に基づいて可能な限り急進 的に高められる。繰り出しロール130.131は繊維材料の必要な遅延のため に供給用ロール111よりも著るしく高い回転数にされなければならないので、 繰り出し速度が供給ロール111と同じ百分率値に達するまでには、供給ロール 111に比較して相当長くかかる。
繰り出し虫が繊維供給Fと同じ百分率値に達すると、糸繰り出しへの加速は、引 続いて繰り出しGAと繊維供給Fとが同期してその製造用数値(100%)に増 大される程度に軽減される。従って糸繰り出しへは改めて別」々の多段階の加速 で行なわれる。
第一段階GAI 、GA2 、GA3においては糸繰り出しハ極め℃漸進的にの み加速され、例えば糸端EGに繊維22を結合でるだめの最適の条件が提供され るようにする。
繰り出し加速は繊維ひげRFaISRFbIないしRFc’の裂開カ;余り激し くは行なわれない程度に低い。例えば繊維環の 、裂開が余り激しいと繊維橋絡 部BF2により往々始末の悪い大きさの糸端EGの繊維のかたまりが繊維環RF 力・ら裂き出され、従って次に継ぎ足し部(P)の始端に極めてきわたった太い 個所が形成されることが判明した。その上繊維集積面160から糸端EGを緩慢 に繰り出すと、回転している紡糸回転子16により形成される回転力;良好に結 合点PEにまで伝播されるようになる。従って繰り出し加速の第一段階における 繰り出し加速は、繊維集積面160への回転伝播が小さい程低い。
時点T20 % T2、ないしT22で終る第一段階GAl、GA2ないしGA 3に第二の段階GAa・、GAb’ないしGAトが接続しているが、ここでは繰 り出し加速が繊維流の増加に適合させられなければならない。時点T205T2 )ないしT22(i、糸端EGが丁度繊維集積面16’Oを離脱するように選択 される。この第二段@’Aa’ XGAb・ないしGAc’においては繰り出し 加速は、糸繰り出しを行なわせる装置が単に許容する程度の大きさである。長さ 部分ALはこの段@ GAa’、GAb/ないしへctO間に繊維集権面160 を既に離脱しており、従って既に新らしい糸20が形成され、この糸は長さ部分 AL程敏感ではなく、従って糸20のこの比較的高度の繰り出し加速は完全に処 理される。
繰り出し加速と繊維流とがその製造用数値に関し同じ百分率値に到達すると(時 点T、9、T、4ないしT15参照)、加速比は第三の段@G〃、G#ないし虫 。〃は1定に保Aa    Ab 持され、従って繰り出しと繊維流とは共通してその製造用数値(100%)に加 速する。従って時点T19、T、4ないしT15で新らしく製造された糸は既に 希望する質重を有している。
図21ないし24に示した継ぎ足し部Pは図20に示した方法により形成された ものである。ここで図24は図22の継ぎ足し部を別の描写で示している。
糸端EGと繊維環RFとの重畳領域には当然此処にも太い個所D7 、DBない しD9が形成される。然るにこの方法では繊維環RFは極めて小さく保持するこ とができるので、太い個所D7 、DaないしD9も図7.9.11.13.1 4.15ないし18の太い個所D1、D2、D4、D、# 、 D2/ 、 D 4rないしD6との比較で示されるようにそれほどきわだてられていない。然し なから継ぎ足し部により惹起される不規則性の全長は紡糸回転子16の周囲Uに 相当する紡糸長を超えて延びていない。糸端EQ、が繊維集積面160に逆送さ れる前にほぼ撲状の形態をとるように適当に前処理することにより不規則性をさ らに軽減することができる。
繊維供給Fの増加は繊維ひげ21の被害による外概ね遅延にも依存する。例えば 細い紡糸が形成されると、毎分150 mの糸繰り出し速度且つ1 : 150 の遅延では毎分1mの帯を供給することが必要である。これに反し粗紡糸では同 じ糸繰り出し速度で150 : 1の遅延では毎分3mの帯を供給しなければな らない。然るに解舒装置に供給された繊維ひげ21は先に行なわれた停止時間で 梳きほぐされていたかあるいは又場合により削除されているので、繊維流が再び その完全な値になる迄には(図1参照)繊維帯の送り行程に依存する。
繊細な糸の場合には遅延が大きく、従って繊維帯2は解舒装置116に相応して 漸進的に供給される。従って繊維流(繊維供給Fc )に対する加速特性曲線は 平坦である。粗紡糸の場合には遅延が著るしく小さい、従ってそのため繊維帯供 給速度はそれだけ高い。従って加速特性曲S(繊維供給Fa )は急峻′T:あ る。
繊維供給の増加は、従って一前に討議された停止時間tSa、tsbおよびts cとは無関係に一遅延によっても決定される。従って粗紡糸の場合には繰り出し は第一段階の後急進的に、場合によってはしかも飛躍的に加速される、それは紡 糸内の太い個所を回避するためである。
前述の多段階紡ぎ合せ法は高度の紡ぎ合せ確実性に通ずる。継ぎ足し部Pはその 他普通のものよりもより高い強度を有し、従って成功率も極度に高い。
紡ぎ合せ法の要点を説明したので次に図4に示した装置と関連して再度説明しよ う。
支障ない紡糸運転中は繊維帯2は供給装置110により解舒装置116に供給さ れ、これにより理想的な場合には単一繊維にまで解舒されこの形で図示されてい ない繊維集積面に供給される。そこで繊維22は短時間たい積してから公知の方 法で、オーブンエンド紡糸装置11から糸繰り出し管119を通過して繰り出し ロール対13により繰り出される糸20の端部に結合される。繰り出しロール対 重3を離脱する糸20は糸巻き装置12に供給され糸巻枠122に巻きとられる 。
何等かの理由で糸切れが生ずると、これは糸監視装置14により記録され制御装 置15に通報される。同時に糸監視装置14は線路140および156を介して 自体公知の方法で供給装fi!: 110を遮断する。これは図4に示した装置 では次のようにして行なわれる。すなわち電磁石115が励磁され、この場合挾 持レバ−114乞旋回させて、繊維帯2が挾持レバー114により供給舟形容器 112に圧しつけられ供給舟形容器112が供給ロール111により旋回させら れ外づされる。
計算機ユニット若しくは制御装置15は、糸切れ通報により作動を開始する時限 素子(図示せず)を包含する。
この1つの時限素子の作動中に他の糸切れが他の紡糸個所】Oにおいて発生する と、他の時限素子が作動を始める。
監視装置30がオープンエンド紡糸機械1全体に亘り作動している間この装置は 線路303を介して次に到達する紡糸個所10が故障なく作動しているかあるい はこの紡糸個所10において糸切れが除去されるかどうかを試問する。この紡糸 個所10において糸切れを除去するために新しく紡ぎ合せする場合には監視装置 3は停止しτおり最初に準備作業を実施する。これは例えば紡糸回転チェ6の制 動、オープンエンド紡糸装置11またはこの若干の部品の清掃、糸巻き枠122 での破損糸20の端部の探査、紡ぎ合せに充分な糸の長さの繰り出し、糸端の準 備、糸繰り出し管119への糸端導入および製造用速度への紡糸回転子16の加 速である。
これらの工程は制御装置30により公知の方法で調整される。これらの準備作業 が終了すると本来の紡ぎ合せが始められる。
監視装置3が紡糸個所10に固定される時点から、紡ぎ合せ工程の終了に到るま でて全体の作業工程が時間的に正確に決定される、この場合種々の時間順序を希 望により材料、糸の太さ等に応じて個々に予じめ設定しておいてもよい。何れの 場合にも監視装置3を紡糸個所10に固定する場合、供給装置110を再導通接 続する時点は既に確定されている。監視装置10は線路303を介して制御装置 15と不断にデータ交換をしているので、制御装置15はこの場合この固定の時 点も通知される。制御装置はこれにより糸監視器】4が応動された時点を考慮し て停止時間1  Xl  ないしtsok誘導し相応して図Sa    Sb 示していない時限素子を介して繊維供給の導通接続と糸繰り出し開始との間の時 間間隔を決定することができる。
さ1次に装置を図3 a)による方法と関連して記述する。ここでは停止時間t sa1tsbないし【Scに応じてスイッチ153.154ないし155を介し て適当なプログラム150.151ないし152が選出され、このプログラムは 次に監視装置3の制御装置30に通報される。相応して監視装置3は、糸端EG が供給装置110の導通接続用の時点ILに同調された時点でオープンエンド紡 糸装置11の繊維集積面に逆送されかつ供給装置110が再び解放されてから、 糸繰り出し開始用の時点tLおよびその加速時間tG(図5)選出する。この場 合糸繰り出しGAは自体公知の方法で補助駆動ロール311および(または)繰 り出しロール対重3により行なわれる。
供給装置110はその速度を制御することができず、従って繊維帯2は作用しな い供給装置110により停止させられているかあるいは再度導通接続された供給 装置110では解舒装置116の製造用速度で供給される。
図示していない時限素子を具備する制御装置工5は特に繊維ひげ2工の梳きほぐ し状態を探知しこれに依存して監視装置3の制御装置30を介して糸繰り出し虫 を制御する装置を形成する。この場合制御装置15は機械毎にあるいはまた1群 のオープンエンド紡績機械に対し共通に設けてもよい。
前述のように前に糸切れ発生時停止された繊維帯2は紡ぎ合せのために供給装置 110により再び解放され停止時間tsa1tsbないし’Scが記録される。
このことは、前述の方式により供給装置110の導通接続用の時点t4゜を求め ることにより間接的に行なわれる。然るに時点tLはまた直接的にも求められる 再度導通接続された供給装置110またはその導通接続装置により相応する信号 が制御装置15に伝達され、この制御装置が次に糸繰り出しGAを誘導する。
次にこのようにして求められた停止時間tsa1tsbないし’Scに相当して 糸繰り出しの速度が、糸繰り出しGAの加速を相当して制御することにより、繊 維供給の効力発生に適合させられる。この場合加速は、停止時間’Sa ’ts bないしtScが短かければそれだけ短かくまた停止時間’5a1tSbないし tScが長ければ長いほど長い。従って糸繰り出し速度は停止時間tsaが短か い場合、停止時間tScの長い場合よりより急進的に高められる。糸繰り出しG 9開始のための待ち時間twも停止時間tSa”SbないしtScが短かい程短 かい。
前述のよ5に、繊維ひげ21が再び完全な大きさに成長するまでに、停止時間t Sa”SbないしtScの大きさに応じて別々の長さがかかり、従って繊維供給 の加速時間1 .1  ないし’Fcは別々の値である。さらに前述Fa     Fb のように加速時間’Fa、tFbないしtFo(図2)のみがこの停止時間1   Sl  ないしtscの大きさに依存するSa    Sb のみならず、繊維22が解舒装置116に達しそこからオープンエンド−紡糸装 置11の繊維集積面に到達するまでの遅延’Va1tVbないしtVcもこれに 依存する。
前述のように停止時間1 .1  ないし’Scの持続時Sa    Sb 間に応じて別々の繰り出し加速が必要である。必要とする繰り出し加速が第二お よび場合によっては第三の段階でより大きくなると、相当する糸巻枠加速はもは や容易には可能でなく特に、糸巻枠122が既に大きな直径となっている場合に は不可能である。それ以外通常行なわれているように繰り出し加速を補助駆動ロ ール311を用いて行なう代りに、この場合、第二および場合により第三の繰り 出し段階用の糸巻枠122を製造用速度で回転する糸巻枠ロール120に接触さ せ糸巻枠押圧力122 Yこのまたはこれらの加速段階で上昇させ、その結果普 通の負荷装置および糸巻枠122の重量は単独では作用しない。糸巻枠の糸巻枠 ロール1200反対側には押圧力を高める装置が設けられているが、この装置は 糸巻枠122を高ぬられた圧力で糸巻枠用ロール120に押圧し、従って糸巻枠 ロール122とその駆動装置との間のスリップが軽減され良好な駆動連行従って 良好な糸巻枠の加速が実現される。
図27によれば押し付は圧を高めるためのこの装置は押圧ローラにより構成され ている、このローラは図示の実施例では補助駆動ローラ311と一致する。この 補助駆動ローラ311はこれに配列された旋回アーム314により紡ぎ合せ段階 において希望する方法で特に高い圧力で糸巻枠ロール120に押しつけられる。
この際補助駆動ローラ311は相応して制御された速度で駆動され、特に急進的 な加速を達成するためには場合により製造用速度で駆動される。従って糸巻枠1 22は、加速を高めて駆動されている間、糸巻枠122の相互に対向する側面で 2つの駆動装置(糸巻枠ロール120と補助駆動ローラ311)の作用を受ける 。
糸20馨繰り出しロール対13と糸巻枠12との間で緊張して保持てるために、 糸巻枠122によって得られた繰り出し加速が尚不充分であるときは、糸20は 繰り出し加速の第一段階の量系巻枠122によりかつ引続いて第二および場合に よっては第三の段階で繰り出しロール対−ル130は製造用速度で駆動される。
この場合繰り出しロール131は、さらに記述するように、希望すれば、当初は より低い速度で駆動される。
オーブンエンド紡糸装#11の繊維集積面への繊維供給Fa’は周知のように、 次のように構成されておりかつ次のように制御される。すなわち繊維ひげ21か ら梳きほぐされた繊維が繊維集積面160に供給されるかあるいは繊維集積面に 到る途中で方向変換させられて排出され、その結果繊維が全熱繊維集積面160 に到達しなくなるようにした装置によっても行なわれる。このためには前に解放 された繊維帯2のu7&a22が繊維集積面に到達する前に供給装置110と繊 維供給管路118との間のその搬送路から吸い取られる。次に、紡ぎ合せ工程を 制御するための制御装置30と制御可能に接続されているこの装置によりこの吸 い取りが突然中断され、その結果オープンエンド紡糸装置11に加えられている 紡糸負圧が繊維22を繊維集積面に供給する。この場合繊維吸い取り終了の時点 では繊維ひげ21は存在しない。これは何等かの方法で通常の紡糸工程の間に繊 維ひげ21と区別される。
繊維流はこの種の公知の装置では繊維供給管路118の人口開口部の所を通過し 繊維吸い取り終了後突然繊維供給管路118に到達し繊維集積面に到る。
繊維流がこのように急進的に上昇すると糸mつ出しGAの繊維供給Fに対する適 合は普通の方法では繰り出し装置(図4の繰り出しロール対13参照)および( または)糸巻枠122(図4参照)の加速によっては達せられない。
この代りに糸20が繰り出しの第一段階終了後急に駆動されている繰り出しロー ル対13の挾持作用の下におかれ、この繰り出しロール対により糸20は第二紡 ぎ合せ段階で急進的に(時点t25とt27との間)製造の間有効な繰り出し速 度(100%)にまでもたらされる(図25〕0場合によりこの為に生起する糸 の過剰は予備系の形成もしくは糸巻枠122のより高い加速により補償される。
例えば糸20は自体公知の方法で既に糸逆送雌の間に繰り出しロール対13の挾 持線に到達し、前記繰り出しロール対の繰り出しロール131(押圧ローラ)は この場合光づ最初に駆動繰り出しロール130から浮揚させられておりかつ希望 する時点で糸繰り出しGAaを開始させるために駆動されている繰り出しロール 130に再度かけられ、かつこのようにして飛躍的な繰り出し加速が行なわれる 。
図25に示すように、糸繰り出しの段階GA4は繊維流の方向変換が終了し繊維 集積面10への繊維供給Fdが開始される(時点T23)前に既に始まることが できる。
然るに糸端EGが繊維集積面160を離脱する前に繊維22はそこに到達してお りここで繊維供給Fが極めて急進的に上昇する。繊維供給のこの急進的な上昇( 時点T23とT26との間)により、継ぎ足し部Pがその長さ部分ALで尚要求 される強度をも保証する充分な大きさの繊維質量を示すことができるようになる 。図26に示すように、継ぎ足し部Pは単に短いのみならず、その上繊維集積面 160の周囲U全体が新しい糸に紡ぎ込まれる前に終了している。
若干長めの停止時間tsbないしtSc (図2)の場合は繊維供給Fbないし Fcの加速時間tFbないしtFcは、糸繰り出しG ないしGAoの制御され た加速が繊維供給Fbb ないしFcに適合させられる程度に緩やかである。例えば糸繰り出しGAbは補 助駆動ロール311により相応して駆動される糸巻枠122(図4)により行な われる。
図20および25による方法により形成される継ぎ足し部Pの特徴とする点は、 こわらの継ぎ足し部が完全された糸20の定格質量から比較的僅少な偏差を示し かつ相対的に短かいことである。その理由は糸20は糸繰り出しGAを供給装置 110従ってまた繊維帯2の停止時間に同調させることにより急速に所定の定格 強度に達するからである(図26)。
原則的に逆送された糸端EGと新たに繊維集積面160に供給された繊維との重 畳領域(長さ部分AL )は結合従ってまた強度を顧慮すると殊の外臨界的であ る。光学的な根拠から正規の継ぎ足し部Pの場合では継ぎ足し部Pはできる限り 細くされる、これについては後で更に詳細について説明する。
糸巻枠交換に際し継ぎ足し部が新しいチューブに到達しないかあるいはこれから 糸巻枠122の本来の構成で始められる前にチューブから再び繰り出され次に排 出されるようにすると、継ぎ足し部Pの外観に配慮するを要しない。この場合に は単に継ぎ足し部Pの大きな強度に対してのみ配慮することが効果的である。こ れは方法の変形では次のようにして行なわれる。すなわち紡ぎ合せに際し糸繰り 出しへの開始および(または)加速を糸巻枠交換と関連して、長い停止時間’S cの場合のように、すなわち繊維ひげ21の著るしい被害の場合のように決定す る。このようにして比較的太い継ぎ足し部Pが形成され、この継ぎ足し部が吸引 開口部34(図27)に供給され、さらにオーブンエンド紡糸要素の繰り出しロ ール対13により繰り出される糸2oから分離され取り出され、それから糸20 が次に空容器に新しい糸巻枠122を形成するために移行する。然るに継ぎ足し 部Pは亦最初古い糸巻枠122に達することもでき、これから再び解きほぐされ て吸引開口部34(図27)に供給される。
最後の場合糸20はその後継ぎ足し部Pと糸巻枠122との間で分離され継ぎ足 し部Pが排除される。その後糸巻装置12の糸巻枠122が空きチーープに取替 えられ、−継ぎ足し部PY後から供給された糸2oかも分離した後−後から供給 された糸2oを新しく装填された空きチューブに引き渡される。
この方法を実施するために、図4によれば、保守装置3に、糸巻枠直径を監視す るための監視装置33を具備した糸巻枠交換装置を設けている。この監視装置3 3は線路305を介して保守装置3の制御装置30と制御可能に接続されている 。
その糸巻枠122が所定の定格直径に達している紡糸個所10の傍ら乞保守装置 3が通過すると、監視装置33から相応する命令が制御装置30に発せられ、こ の装置は次に糸切れを発生させ糸巻枠の交換と糸20の紡ぎ合せとを誘起する。
糸切れは保守装置によりその作業の枠内で糸巻枠交換および新規結合と関連して 取除かれるので供給装置110の停止時間、 tSaは正に短かい。然しなから 糸繰り出しGAは開始および加速に関しては長い停止時間tScの場合と同様に 制御され、高度の強度を有する太い継ぎ足し部が生ずる。
糸巻枠の交換と関連して紡ぎ合せ工程乞実施するために制御装置15において特 有のプログラムを蓄積しておいてもよいが、あるいは糸切れ防止のために予定さ れたプログラム150.151.152・・・の中の1つを糸巻枠交換と関連し て紡ぎ合せ用に選出する。
保守装置3から糸巻枠直径を捕捉するために二者択一的に供給ロール111に監 視装置158(図4:破線にて表示)を配属しておいてもよい、これは次に線路 159(同じく破線にて表示)を介して制御装置15に接続され℃いる。通常複 数の紡糸個所10に延伸しているロールとして構成されている供給ロール111 は、監視装置158によつ(接触せずに)走査され制御装置15に通報される記 号を有している。この制御装置は計数器(図示せず)乞有しているがこれは各紡 糸個所に別々に考慮ないし中断(糸切れ防止)しながら供給ロール111の回転 数を計数しこれにより糸巻枠122にある紡糸の長さを求める。
所定の紡糸長に達するとこれを保守装置3の制御装fi15に信号で通知し、そ の結果整備装置が当該紡糸個所に次に到着すると規定の糸巻枠交換を行なう。こ の場合−前述のように−紡ぎ合せに際し長い停止時間tScの場合であるかのよ うに行なわれる。
解り易くするために前述の方法において、制御装置15プログラム蓄積装置には 固定のプログラム150 X151 。
152が蓄積されているものと仮定する。然しなからこのことは必要ではない。
制御装置15は亦、停止時間tsa1tsbないしtScの長さに応じてそのプ ログラム自体をも仕上げるように構成しておいてもよい。
図27は前述の方法を実施するための!!置の二者択一的実施例を示す。各紡糸 個所10のケーシング161内にオープンエンド−紡糸装置11が収納されてい るが、この中表示上の理由で図27には単に紡糸回転子16として形成された紡 糸要素のみを示したが、1方供給装置111と解舒装置116(図4参照)とは 省略した。紡糸ローター16はその軸162を介して選択的に第一駆動ベルト1 63(通常の製造の間)または第二駆動ベル) 164 (結合段階の間)によ り駆動される。単に線図で示した切替装置17により選択的に駆動ベルト163 または駆動ベルト164はシャフト162に接触させられる。第三の位置では両 駆動ベルトはシャフト162から引離される。この場合シャツ) 162は図示 していない制動装置の制動作用を受けさせることもできる。切替装置17は線路 170により制御装置15とまたこの制御装置工5と線路304とを介して紡ぎ 合せ工程を制御する制御装置30に接続されている。
更に図27に示した装置は2つの糸加速装置4と5とを具備しており、その中筒 −の糸加速装置4は糸巻枠装置12およびこれに配属された制御装置によりまた 第二系加速装置5は繰9出しロール対13およびこれに配属された制御装置によ り形成される。
制御可能の速度で制御可能な駆動装置および糸巻枠122により形成されかつこ れにより糸2oが最初は漸進的に加速される第一系加速装置4は図4に関連して 既に記述した制御可能な補助駆動ロールを包含する。これは旋回可能なアーム3 1に配置されており補助駆動ロール311が糸巻枠122に接触させられてがら 駆動モータ312により駆動接続を介して希望する方法で駆動され、このために 旋回駆動装置314が設けられている。
糸巻枠122が補助駆動ロール311により駆動され得るようにするためには糸 巻枠122は糸巻枠ロール120から外ずされていなければならない。このため に旋回アート32が設けてありこれに旋回駆動装置321が配属されている。
第二余力ロ速装置5は制御可能な繰り出しロール対13を有する。これには制御 装置として旋回アーム50が配置されており、このアームは繰り出しロール13 1り有する旋回レバー132と協働することができる。この目的のために旋回ア ームは旋回駆動装置51および揚程駆動装置52と接続されている。
駆動モーター312、旋回駆動装置314、旋回駆動装置321、旋回駆動装置 51ならびに揚程駆動装置52は共通の制御装置30と接続されており、この制 御装置により個々の駆動装置が所定の時間に導通接続され決定された速度で駆動 される。この場合旋回駆動装置51と揚程駆動装置52とは線路510と520 を介して制御可能に制御装置30に接続されているが、この制御装置は図示して いない時間制御装置乞制御する2個の調整要素60および61を有する調整装置 6を有している。調整要素60は図示していない時間制御装置を制御しかつ希望 する紡糸縁細度に依存して漸進的な送出7JO速(段階GA/)から突然な繰り 出し加速(段iGに図24)への切替のための時間の調整に使用され、一方この 切替時点の調整は繊維集積面160の直径に依存して調整要素61によって決定 される。詳細に就いては後で記述する。
通例ではオーブンエンド紡績機械1には複数の同種オープンエンド−紡糸装置1 1が並列配置されている。
前述の制御装置および駆動装置ヒ各紡糸個所10毎に改めて設置しなければなら ないということを回避するために、これらの装置を図27に示すように、これら の複数の紡糸個所10に沿って走行可能な保守装置3に配置しである。さらにこ の保守装置3は他の図示していない装置の外に吸取り開口部34ならびに、糸2 0ケ紡ぎ合せの間最初導ひき次いでこれによって解放する糸迂回案内部35乞具 備している。この目的のために糸案内部35は線路306を介して制御可能に制 御装置30に接続されている。
紡ぎ合せのために繰り出しロール131は繰り出しロール130により引き外ず される、糸20は通例のように、この時点で糸巻枠ロール120からすでに待ち 上げられている糸巻枠122により繰り出され紡糸回転子16に逆送される。こ の場合糸20は公知の方法で定義された長さと形にされる。逆送てより糸20は 繊維集積面160に到達し、ここで糸は供給装置110(図4)を通って供給さ れる繊維を結合する。
供給装置110を用いて繊維供給Fの導通接続に時間的に同調して前に糸巻枠1 22に接触させられた駆動ロール311が繰り出し方向に駆動される。制御装f i15または30に蓄積されている所定のプログラムに相応してこの場合補助駆 動ロール311および従ってまた糸巻枠122も漸進的に加速される。相応して 糸緊張力を決定された許容誤差境界内に保持するために、糸20は漸進的に加速 される(段階GAI)。
定められた時間の後繰り出しロール131(押圧ロール)を繰り出しロール13 0に接触させ、従って糸20が繰り出しロール対13の両繰り出しロール130 .131の間に挾持される。このようにしてこの繰り出しロール対13が糸20 の次の繰り出しを引受ける。繰り出しロール130は常にM盗用速度で駆動され るので、糸20も飛躍的にこの製造用繰り出し速度(100%)に加速される。
繰り出しロール131を繰り出しロール130に載置するのと同時に補助駆動ロ ール311も亦裂造用速度にまで加速され、引続き糸巻枠122が糸巻枠ロール 120に接触させられる。
場合により繰り出しロール対13と糸巻装置12との間で生ずることのある糸過 剰は吸取り開口部34に一時的に蓄積される。
前に説明したように糸20の繰り出し速度の2段階加速(段# GA、 X晩) により到達すべきことは、一方では糸20の定格太さからの偏移ができるだけ小 さくなるということであり、他方では糸切れの危険が減少されることである。第 一の目標は、段階GKの加速を、糸繰り出しGAの速度率が可及的急速に繊維供 給Fの隼に到達するように、あるいは、両方の速度比率が既に同じ大きさであっ たならばこの同期比が保持されるように選択することにより達せられる。第二の 目標は、糸端EGと繊維環Rpの1畳領域内で、すなわち長さ部分ALの領域内 において相対的に低い繰り出し加速を選び、この場合この段階GAlを繊維集積 面160の周囲Uを考慮しながら共に留意することにより達せられる。冒頭に記 述したように、糸は繊維集積面160と糸繰り出し管119への入口開口部との 間の中間領域ZGに、ここに作用する遠心力に基因する特に高い張力乞有してい るが、この遠心力は、従来普通であったように強い繰り出し加速により更に高め られる。次に糸を段階GA/において漸進的な繰り出し加速に附すことによりこ の張力は著るしく減少させられる。漸進的な繰り出し加速は、過度に少ない撚れ が糸端EGに到達する程高くあってはならず、むしろ可及回低く保持されなけれ ばならない。然るにこの場合注意しなければならないことは、糸が回転子回転に よりこの時間の間高過ぎる回転を受けずかつ過度に高められた撚りによりねじら れることである。他方継ぎ足し部Pが残余の糸に比較して高められた撚りを得る と有利である。それはこのようにすると比較的小さい継ぎ足し部所面でも、この ようにしなければより大きい断面の場合にのみそうであったのと同じ強度が達成 されるからである。
特に切断の危険のある継ぎ足し部の個所が糸繰り出し管119に到達した時は、 糸切れの危険は最早それ程大きくはない。従って漸進的繰り出し加速を有する段 階へ・かう比較的高い繰り出し加速を有する段階GKへの移行の時点は回転子直 径に適合させられる。
この寸法は簡単な方法で決定できる。それは補助駆動ロール311の回転に対す る一定の比にあるからである。
回転子直径もしくは繊維集積面160の大きさの考慮は調整要素61を用いて行 なわれる。
既に記述したように、段階GAIから段11’17GKへの切替は繊維集積面1 60の大きさのみならず紡糸の繊細度にも同調させなければならない。この場合 回転子直径が段階GAIからGにへの切替のための可及的早期の時点を決定し、 他方紡糸番手が、どのような繰つ出し加速で糸20を段階GAIJ:J後紡糸要 素から繰り出すべきかを決定する。この調整は調整要素60ないし61を用いて 行なわれる。
調整要素60ないし61に配属された図示していない時間制御装置は繰り出し加 速の第一段階GAIを作用させることによつ導通接続され、予じめ定められた時 間の経過後繰り出し加速の段階GKへの切替を行なわせる。
糸巻枠122の糸巻枠ロール120への載置も第一段階GAIの第二段階Gにへ の移行に同調させられる。すなわち糸巻枠122が単に補助駆動ロール311に よってのみ駆動される限り、糸20も糸巻枠122の終段領域におい℃のみ並列 巻回の形で巻きつけられるが、この巻回は後で処理続行上支障となる。従って糸 巻枠122を糸巻枠ロール120へ載置することはできるだけ早期に行なわれる のであるが、これは糸20が紡ぎ合せ後可及的急進的にあや振り移動されるのを 確実にするためである。
論及したように糸繰り出し虫は、繊維供給Fが既に導通接続されているが、繊維 供給Fにより再び新たに形成された繊維環RFが、通常結合に必要とするその目 標大きさにまだ到達していない時点で既に始まる。然るに糸繰り出しは、糸繰り 出し開始後も繊維環RFの大きさが4絖き増加するように漸進的に始まり、糸2 0は最初は同様に小さい加速で繊維集積面160から繰り出される。この糸繰り 出しにより前に逆送された糸端EGが最後に繊維集積面160を再び離脱すると き、不断に増大する繊維環RFは未だ繰り出し用の目標強度を超過しない。ここ で、糸繰り出しへおよび繊維供給の速度がそれらのその都度の製造用速度の同じ 百分率値に達するまで、繰り出し加速が急進的に高められる。この場合努力すべ きことは、繊維集積面160の周囲Uに相当する糸の長さが紡糸回転子16から 繰り出された場合がこれに該当するようにすることである。この時点から糸繰り 出しう、と繊維供給Fとの速度が、仮りに両者が未だそれらのその都度の製造用 速度に到達していなくても、略々同期している。このことは前述のようにして糸 繰り出しGAヲ繊維ひげ21の梳きほぐし状態に同調させることにより行なわれ る。それはこの梳きほぐし状態に繊維集積面160上で有効になる繊維供給Fの 加速態様が依存するからである。
糸20が紡ぎ合せ段階で、糸がより低い速度でも紡糸回転子16から繰り出され 得る程度に僅かな撚りを得るようにするために、これを最初に切り換え装置17 を用いて、より低い、すなわち製造用回転数nRの下側にある回転速度n′Rに しく図20)、この速度で紡糸回転子16は駆動ベルト164を用いて駆動され る。製造用回転数nRの下側にあるこの回転速度n′Rで糸20が繊維集積面1 60に逆送され(糸逆送雌参照)、そこでその間再度供給されている繊維と結合 される。其の次に糸繰り出しGAが段階GA・で漸進的に加速された速度で糸巻 枠122を用いて、次に前に挙げた係数に依存して糸繰り出し虫が段階GKでよ り強く加速されるまで行なわれる。第一段階GAIから第二段階晩へのこの移行 に依存して紡糸回転子16も再び加速される。すなわち駆動ベルト164を切換 え装置17を用いて軸162から持ち上げこの代りに駆動ベル) 163を軸に 接触させ、これが、糸20もその製造用繰り出し速度に到達する時点とほぼ同時 にM盗用回転数nRに到達するようにする。
紡糸回転子16が紡ぎ合せの間既に完全な製造用速度nRで回転する方法と同様 に、紡ぎ合せが低減回転数n′□で行なわれる最後に記述した方法でも加速走行 中の紡糸回転子16では紡ぎ合わされない。このことは紡糸撚りに関して定義さ れた状態があるという利点がある。
多段階繰り出し加速は繰り出しロール対13自体ビ用いても行なうことができ、 該ロール対の繰り出し態様はこの場合相当して制御可能である。図29には制御 可能な制動器53を配置した繰り出しロール13iが示しである。この制動器5 3(例えば渦流制動器)は希望する加速態様に応じて制御されて繰り出しロール 131を相応して制動し、その結果糸20は製造用繰り出し速度に比べて低減さ れた速度で紡糸要素により繰り出される。簡単にするために図29では相当する 制御接続の表示を見合せた。
多段@繰り出し加速を同様に繰り出しロール対13により制御する二者択一的実 施例を図30に示した。この場合旋回アーム50はその自由端にフォーク部54 を具備しており、このフォーク部により該アームは旋回レバー132の自由端を 捕捉することができる。
旋回レバー132の自由端と嵌合されたフォーク部54は揚程駆動装置52によ り無段階に若しくは極めて微細な段階で、両方の繰り出しロール130と131 との間の間隔が変化し繰9出しロール131と130との間のスリップが影響を 受けるように制御される。このようにして次に糸20の繰り出し連行も制御され る。
図29および30に示した両実施例においては繰り出しロール対13の繰り出し 態様は制御装置130により変化させられ製造繰り出し速度は、繰り出しロール 130が常に製造速度で駆動されるにしても、制御された程度に糸20に伝送さ れる。
記述の装置は、個々の要旨を同等物で置換するかあるいは要旨を他の組み合せで 記述のように応用することにより、各種各様に変化させることができる。可能な 変形では例えば駆動繰り出しロール130用の貫通駆動軸(図示せず)が設けら れており、これはトルクカップリング例えば誘導カップリング乞中間接続してこ の貫通駆動軸により駆動される。トルクカップリングは保守装置30制御装置3 0により相当して制御される、従って駆動態様従って繰り出しロール対13の速 度が希望する方法で影響を受ける。
図28に他の二者択一的構成を示す。この実施例では、補助駆動ロール311を 希望する繰り出し速度に応じて駆動させることにより、2段階繰り出し加速を糸 巻枠122を用いて行なわなければならない。
図示の実施例では糸20は2つの余圧回路案内装置35および350により繰り 出しロール対13から糸20が糸巻装置12によりその裂盗用繰り出し速度に到 達するまで遠ざけられる。繰り出し加速の間繰り出しロール131は繰り出しロ ール130に載置される。糸20を繰り出しロール対13の挾狩線内に導入する ために旋回可能な糸案内装置36が設けられているが、これは糸20を定置糸案 内装置133に供給し、これが次に糸20を繰り出しロール対13の挟持線内に 導入するように配置されておりかつ可動的である。従っ℃旋回可能な糸案内装置 36と定置糸案内装置133と共同して糸20を繰り出しロール対13の挾持線 内にはめ込むためのはめ込み装置を形成する。このはめ込み装置は図には示して いない方法で保守装置30制御装置30に制御可能に連結されている。
既に図33との関連において述べたように、各継ぎ足し部Pa 、、 Pbない しPcを種々の長さ部分AL 、 AUおよび場合によりAGaないし配。に区 分することができる。
目立たないで然かも良好な継ぎ足し部Pa、PbないしPcを得るためには糸繰 り出しへをこれらの長さ部分の各々において別々に制御しなければならない。
目立たない長さ部分AI、を得るためには、粗い巻回W(図6参照)が形成され ることがあるのを回避しなければならない。このことは繊維環が全熱問題になら ないかあるいは極めて小さい場合に生ずる。このことはより低い繰り出し加速を 有する第一段階により達せられる。
第二の長さ部分AUは、m維供給Fおよび糸繰り出しGAが可及的急進的に、そ れぞれその都度の百分率の製造用数値を基準として、同期速度比に贋らされる時 より細くなる。従って糸繰り出しの第二段階は高い繰り出し加速の段階でなけれ ばならない。然しなから糸繰り出しGAが製造用速度を基準として、繊維供給と 同じ百分率値になるまでの間だけである。
第三の長さ部分AGaないしAGcは、繊維供給Fおよび糸繰り出しGが同期し て走行する場合には、希望する紡糸番手に相当する太さを示す。このことは繊維 供給Fと糸繰り出しGAとの加速段階の間既にあり得る。製造用速度は繊維供給 Fおよび糸繰り出しGAにより同時に到達されなければならない。
維ひげ(図1)の梳きほぐし状態が、糸切れ発生から繊維帯2の解放による繊維 供給を改めて導通接続するまでの時間を測定することにより求められる。制御装 置用の値は果験および継ぎ足し部の測量により求められる。従ってこの探知は間 接的に行なわれる。
他の間接的方法によれば種々の長さの停止時間の場合紡糸工程開始に先だちこの 場合繊維集積面に到達する繊維を計数し測定しこれからJiJli維ひげ21の 梳きほぐし状態を逆推論される。このようにして得られる値は時間および加速を 決定するための計算機ユニット若しくは制御装置15に人力される。
然るに繊維ひげ21のその都度の状態は直接的にも求められる。例えば繊維ひげ 21は光電装置を通り抜けて延伸する。この場合フォトダイオード内に到Nする 光量が繊維ひげ21の被害に就いて説明をする。
繊維ひげ状態を直接探知するための他の二者択一方式を図31に示す。この実施 例によれば繊維ひげ21(図1)の走査は負圧測定により行なわれる。例えば負 圧がm維ひげ21を通じて測定される場合には、負圧の変化は概ね繊維ひげ21 の梳きほぐし状態の変化に比例することが判明した。このために繊維ひげ21の 一方の側面において、例えばケーシング117内に一定の高さの負圧が発生させ られ、繊維ひげ21の他の側面において負圧低下が測定される。
図31は此の種方法を実施する装置を示す。この図が示しているように、供給用 舟形容器に開口部70を設け、これにマノメータ71を連結している。開口部7 0はフィルタ72等により被覆されていてもよい。これは繊維ひげ21の端部が 開口部70に到達することがあるのを回避するためである。然るにこの種のフィ ルタ72は大抵は見合わされることが判明している。その理由は繊維ひげ21は 解舒装置116内で作用している負圧のために開口部70を急進的に離脱するか らであり、繊維ひげは事実上側々の繊維と共に開口部70に到達している筈であ るからである。
繊維ひげ21が被害を受けていないかあるいは単に僅かのみ被害を受けている時 は、マノメータlは相当する大きさの負圧を記録する。マノメータ71は線路7 10に介して制御装置15に接続されており、そこで負圧値に依存して従って亦 繊維ひげ21のその都度の状態に依存して糸繰り出し鬼の制御が開始と加速とに 関して決定される。
繊維ひげ21がより強く被害を受けている時は、マノメータ71における負圧は 低下する。この僅少な負圧は制御装置15に線路710を経て通報され、従って 制御装置15はこの通報された負圧から糸繰り出しう、のための必要とするプロ グラム150.151.152等(図4)ビ選出する。
繊維ひげ21が強く若しくはそれどころか極めて強く被害を受けているときには 、マノメータ71における負圧はその最も僅少な値になるかこれに近似し、それ から制?n装置15が相当するプログラム150.151.152等を選出する 。
繊維ひげ21の測定は製造用状態でも測定することができるので、簡単な方法で 製造用状態に対比して負圧の変化を求めることができる。
図31による装置は各紡糸個所における繊維ひげ21の実際上の梳永はぐし状態 の確実性を可能ならしめる。
従ってこの状態は図4による実施例の場合のように高くは計算されない。従って この装置はマノメータ7エにより紡糸個所から紡糸個所への変動をも捕捉しかつ 紡ぎ合せプログラムを決定する場合顧慮される。
供給装置110が供給用舟形容器を具備していない場合は、開口部70は供給装 置110の出口に於ける他の適当な個所に設けてもよい。
図28と31とを比較すればわかるように、説明した方法および記述の装置は種 々の種類のオープンエンド−紡糸要素と関連して使用することができる。
図28においては紡糸要素として例えば、環状の繊維集積面160を具備する紡 糸回転子16が示されているが、図31に示した実施例においては2つの摩擦ロ ールエ8が紡糸要素として使用されており、このロールは中間に楔状間隙を形成 しており、これにal維が繊維供給導管路180ヲ経て供給される。繊維集積面 はこの場合摩擦ロール18の間の図示していない楔形間隙により形成される。
以上種々の方法の変形および装置の変形が常に別々の停止時間’5aXtSbお よびtScに基いて形成された別々の繊維ひげとの関連において記述された。然 るに繊維ひげの別々の梳きほぐし状態は単に別々の停止時間の場合のみならず、 別々の材料の場合にも形成され、この場合材料のみならずまた混合比、繊維長お よび繊維処理も役割を果す。これ等の要因(係数)に相当して単に繊維ひげの梳 きほぐし状態のみならず紡ぎ合せに際しては繊維流の加速態様も変化するので、 これらの要因もできるだけプログラムに蓄積された時間内に顧慮すると有利であ る。
前述したように糸繰り出しの開始は繊維ひげの状態に同調させられる。これは、 この方法が何等かの理由による糸切れの後、例えばより集中的な回転子清掃のた めにM&維供給が短時間導通接続される場合に適用されることのあることが理解 され、この場合停止時間として最後の繊維供給の終りから紡ぎ合せ工程自体と関 連する繊維供給の開始迄の時間が該当する。
pFlg、24 1   つ賃!           ノFig 2B U) 国際調査報告 一ユ、ユ、a、th、−−PCr/DE 89100275□二ニ二; 国際調査報告 DE 8900275 SA 28332

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オープンエンド紡糸装置の停止時間の間中断されていた繊維集積面への繊維 供給を再び導通接続し、これと時間的に同調して糸端を繊維集積面に逆送し繊維 集積面への繊維供給ならびに前に逆送された糸の更新繰り出し速度を、供給され た繊維を結合しながらその都度の製造用数値にまで上昇させるようにしたオープ ンェンド紡糸装置の紡合方法において、紡合用に繊維ひげの導通接続時点に与え られる梳きほぐし状態を探知し、繊維供給を導通接続しかつこの場合完全な製造 用速度に切り替えかつ糸繰り出しの速度を繊維集積面への繊維供給の有効化に適 合させることを特徴とするオープンエンド紡糸装置の紡合方法。 2.繊維ひげの梳きほぐし状態に依存して糸繰り出しの加速を、繊維ひげの被害 が強い場合糸繰り出し速度がより僅少な被害の場合より漸進的に高められるよう に制御することを特徴とする特許請求の範囲1記載の方法。 3.繊維ひげの被害が強い場合繊維供給の導通接続と糸繰り出しの開始との間の 時間間隔を僅少な被害の場合より大きく選択することを特徴とする特許請求の範 囲1または2記載の方法。 4.繊維供給を繊維ひげの挽きほぐし状態に無関係に紡合プログラムの導通接続 時点から常に同じ時間間隔で導通接続しかつ糸繰り出し開始時点を繊維供給の導 通接続に対比して変化させることにより、時間を繊維ひげの梳きほぐし状態に同 調させることを特徴とする特許請求の範囲3記載の方法。 5.糸の繰り出しを繊維ひげの梳ぎほぐし状態に無関係に紡合プログラムの導通 接続時点から常に同じ時間間隔で導通接続しかつ繊維供給導通接続用の時点を糸 繰り出しの開始に対比して変化させることにより時間を繊維ひげの梳きほぐし状 態に同調させることを特徴とする特許請求の範囲3記載の方法。 6.繊維ひげの梳きほぐし状態を運転中の解舒装置において繊維帯の停止時間に 基いて繊維集積面への繊維供給導通接続の前に探知することを特徴とする特許請 求の範囲1ないし5の中1項もしくは複数項記載の方法。 7.繊維ひげの梳きほぐし状態を探知するためにその一方の側面に一定の強さの 負圧を発生させかつ繊維ひげの他の側面において負圧降下を測定することを特徴 とする特許請求の範囲1たいし5の中1項もしくは複数項記載の方法。 8.繊維ひげの被害が僅少であるとき糸を繊維帯の解放に対比して短かい遅延で 急進的に製造用繰り出し速度にし、平均的な被害のとき僅少な被害に対比して拡 大した遅延の後、糸が繊維帯の解放により行なわれる繊維供給とほぼ同時に完全 な製造用数値に到達するように加速し、かつ強い被害のとき平均的被害に対比し て拡大された遅延の後繊維帯の解放に対比して最初強く、引き続き繰り出し速度 と繊維供給とのこれ以上の増加が概ね同期して行なわれるような繰り出し加速で 繰り出されるようにするために、繰り出し速度がその都度の製造用数値を基準に して、繊維供給と同じ百分率値となるまで加速させることを特徴とする特許請求 の範囲1ないし7の中1項もしくは複数項記載の方法。 9.糸巻枠交換と関連する紡合の際の糸繰り出しの開始および(または)加速を 繊維ひげの強い被害の場合のように決定し糸巻枠交換との関連した紡合のとき形 成される継ぎ足し部を糸巻枠形成の開始前に後続する糸から分離し排出すること を特徴とする特許請求の範囲1ないし8の中1項もしくは複数項記載の方法。 10.オープンエンド−紡糸装置の停止時間の間中断されていた繊維集積面への 繊維の供給を再び導通接続し、これと時間的に同調して糸端を繊維集積面に逆送 し繊維集積面への繊維供給ならびに前に逆送された糸の更新繰り出しの速度を供 給された繊維を結合しながらそれらのその都度の製造用数値にまで上昇させるよ うにしたオープンエンド紡糸装置の紡合方法において、糸を多段階繰り出し加速 に附し、この場合繰り出し加速の第一段階を逆送された糸端への繊維の結合に同 調させかつ繰り出し加速の少くとも1つの次の段階を希望する糸質量の達成およ び(または維持)に役立たせることを特徴とする特に特許請求の範囲1ないし9 の中1項もしくは複数項記載の方法。 11.繊維流が急進的に増加すればするほど繰り出し加速の第一段階が早期に開 始するようにすることを特徴とする特許請求の範囲10記載の方法。 12.前に逆送された糸端が繊維集積面を再び離脱した後始めて繰り出し加速の 第一段階が終了するようにすることを特徴とする特許請求の範囲10もしくは1 1記載の方法。 13.繊維集積面への撚り伝播が僅少であればあるほど第一段階の繰り出し加速 をそれだけ低くすることを特徴とする特許請求の範囲10ないし12の中の1項 もしくは複数項記載の方法。 14.繰り出し加速の第一段階に接続する次の段階での糸繰り出しを希望する糸 の質量達成のために、糸繰り出しと繊維供給とが、その製造用数値を基準として それぞれ同じ百分率値に到達するまで強く加速することを特徴とする特許請求の 範囲10ないし13の中の1項もしくは複数項記載の方法。 15.大きい紡糸番手の場合糸を第二段階で飛躍的に製造用繰り出し速度にまで 加速させることを特徴とする特許請求の範囲10ないし14の中1項もしくは複 数項記載の方法。 16.オープンエンド−紡糸装置の停止の間中断されていた繊維集積面への繊維 供給を再び導通接続し、これと時間的に同調して糸端を繊維集積面に逆送し繊維 集積面への繊維供給たらびに以前逆送された糸の更新繰り出しの速度を、供給さ れた繊維を結合しながらその都度の製造用数値にまで上昇させるようにしたオー プンエンド紡糸装置の紡合方法において、繊維供給の導通接続後繊維を方向変換 と排出とにより繊維集積面の到達を阻止し、繊維集積面への繊維供給を方向変換 の中止によりはじめて解放することおよび繊維流の方向変換を中止した後糸を繰 り出し加速の第二段階で飛躍的に製造用繰り出し速度にまでもたらすことを特徴 とする特に特許請求の範囲10ないし15の中1項もしくは複数項記載の方法。 17.繊維流の方向変換が中止される前に繰り出し加速の第一段階が既に始まる ようにすることを特徴とする特許請求の範囲16記載の方法。 18.糸を繰り出し加速の第一段階の間糸巻枠によりまた次の他の段階の製造用 り出し速度で駆動される繰り出しロール対により繰り出すことを特徴とする糸を 製造用数値の到達と共に繰り出しロール対により繰り出し糸巻枠に巻きつけるよ うにした特許請求の範囲15ないし17の中1項もしくは複数項記載の方法。 19.糸繰り出し速度と繊維供給とがそれらのその都度の製造用数値に到達する 前に同じ百分率値に到達する場合は、繰り出し加速と繊維供給の供給比率とを概 ね同期してその製造用数値にまで上昇させることを特徴とする特許請求の範囲1 ないし18の中1項もしくは複数項記載の方法。 20.糸に繰り出し加速の開始から制御可能な対の繰り出しロールの作用を受け させることを特徴とする特許請求の範囲1ないし19の中1項もしくは複数項記 載の方法。 21.繰り出しロール対の1方の繰り出しロールを絶え間なく完全な製造用繰り 出し速度で駆動し、この製造用繰り出し速度を制御された程度に糸に伝送するこ とを特徴とする特許請求の範囲20記載の方法。 22.製造用繰り出し速度を糸に制御して伝送するために繰り出しロール対の繰 り出しロールの間の間隔を制御することによりすべりを変化させることを特徴と する特許請求の範囲21記載の方法。 23.製造用繰り出し速度を糸に伝送するためにロール対の駆動されていない繰 り出しロールを制御して制動することを特徴とする特許請求の範囲22記載の方 法。 24.糸を繰り出しロール対と糸巻枠との間で緊張して保持することを特徴とす る特許請求の範囲1ないし23の中の1項もしくは複数項記載の方法。 25.繰り出しロールから供給される糸を緊張させるためにこの糸が強い加速で 繰り出されている段階の間糸巻枠を同様に高められた加速で駆動させることを特 徴とする特許請求の範囲24記載の方法。 26.糸巻枠が高められた加速で駆動される間糸巻枠とその駆動装置との間のす べりを減少させることを特徴とする特許請求の範囲25記載の方法。 27.糸巻枠が高められた加速で駆動されている間糸巻枠に相互に対向する側面 で2つの駆動装置の作用を受けさせることを特徴とする特許請求の範囲25もし くは26記載の方法。 28.繰り出しロール対から供給される糸を緊張させるためにこの糸を繰り出し ロール対と糸巻枠との間で中間蓄積させることを特徴とする特許請求の範囲24 ないし27の中の1項もしくは複数項記載の方法。 29.繊維供給の導通接続後繊維環がその定格大きさに達する前に糸繰り出しが 始まること、糸が最初繊維環の大きさが増加するが前に逆送された糸端が繊維集 積面を再び離脱する時点まで未だ定格大きさを超過しない程度の少たい加速で繊 維集積面から繰り出されること、糸端が繊維集積面を離脱した後糸繰り出しが、 糸繰り出しおよび繊維供給の速度がその製造用数値を基準にして同じ百分率値に 遅くとも紡糸回転子の周囲に相当する糸の長さが繊維集積面から繰り出される時 到達し、それからその同期比を保持することを特徴とする糸が紡糸回転子の繊維 集積面で継続的に形成される繊維環を結合することにより紡糸されるようにした 特許請求の範囲1たいし28の中の1項もしくは複数項記載の方法。 30.紡合するために先づ最初に紡糸回転子を製造用回転数の下側にある回転速 度にし、この回転速度で糸を繊維集積面に逆送しそこで繊維と結合し次に紡糸回 転子をその製造用回転数に同時に加速し、糸を多段階繰り出し加速させることを 特徴とする糸を紡糸回転子内で紡糸する特許請求の範囲1ないし29の中1項も しくは複数項記載の方法。 31.紡糸回転子を製造用回転数の下側にある回転速度から、糸がその製造用繰 継出し速度に到達する時点とほぼ同時に該回転子がその製造用回転速度に到達す るようにして、完全な製造用回転速度に加速させることを特徴とする特許請求の 範囲30記載の方法。 32.繊維供給が完全な製造用数値にまで上昇する時間に依存して糸が繰り出し 加速の第一段階の後繰り出し加速の1つまたは2つの他の段階を次のように経過 し、すなわち繊維供給が急進的に上昇する場合糸が第二の段階で飛躍的に製造用 繰り出し速度にもたらされ、繊維供給が平均的に上昇する場合糸が第二段階にお いて、糸が繊維供給とほぼ同時に完全な製造用数値に到達するように加速されか つ繊維供給が漸進的に上昇する場合糸が繰り出し加速の第二段階において繰り出 し速度が、その都度の製造用数値を基準にして、繊維供給と同じ百分率数値に達 するまで最初強く加速され、その後引続いて第三段階において、けん引速度と繊 維供給との他の増加がほぼ同期して行なわれるような繰り出し加速で繰り出され るようにすることを特徴とする特許請求の範囲1ないし31の中1項もしくは複 数項記載の方法。 33.逆送される糸端がその逆送に先立ち予備処理されてほぼ楔状の形態が得ら れるようにすることを特徴とする特許請求の範囲1ないし32の中の1項もしく は複数項記載の方法。 34.制御装置(30)を、繊維ひげ(21)の梳きほぐし状態を紡合の時点で 探知し繊維ひげ(21)の梳きほぐし状態に依存して糸繰り出し(GA)を制御 する装置(15、6)と接続したことを特徴とする特許請求の範囲1ないし34 の中1項もしくは複数項記載の方法を実施する、繊維集積面、糸用繰り出し装置 ならびに紡合工程を制御する制御装置を具備したオープンエンド紡糸装置の紡合 装置。 35.繊維ひげ(21)の梳きほぐし状態を紡合の時点で探知する装置を計算機 ユニット(15)として構成し、これに一方では糸監視装置(14)を他方では 紡合工程を制御する制御装置(30)を制御可能に接続したことを特徴とする製 作された糸を監視する糸監視装置を設けこれにより糸切れ発生の際繊維供給装置 が停止するようにした特許請求の範囲34記載の装置。 36.計算機ユニット(15)を少くとも1つの紡糸機械に配置することを特徴 とする特許請求の範囲35記載の装置。 37.制御装置(30)に、繊維集積面への繊維供給の導通接続から糸繰り出し の始動に至るまでの時間間隔を決定する時間制御ユニットを設けることを特徴と する特許請求の範囲34ないし36の中1項もしくは複数項記載の装置。 38.繊維ひげ支持面に開口部(70)を設け、これにマノメータ(71)を接 続することを特徴とする解舒装置を収容するケーンングと繊維ひげ支持面とを設 けた特許請求の範囲34記載の装置。 39.開口部(70)を供給用舟形容器(112)に設けたことを特徴とする繊 維供給装置に供給ロールとこれと相対的に運動可能な供給用舟形容器とを設けた 特許請求の範囲38記載の装置。 40.開口部(70)を繊維ひげ(21)抑制フィルター(72)により被覆し たことを特徴とする特許請求の範囲38または39記載の装置。 41.制御装置(30)により選択可能な少くとも2つの糸加速装置(4、5) を設けることを特徴とする繊維集積面、繊維供給装置、糸用繰り出し装置ならび に紡合工程制御用制御装置を設けた特許請求の範囲1ないし19および24たい し33の中1項もしくは複数項記載の方法を実施するオープンエンド紡糸装置の 紡合装置。 42.第一系加速装置(4)を糸巻き装置(12)内に設けた糸巻枠(122) 用の制御可能な速度で駆動し得る駆動装置として構成しかつ第二系加速装置(5 )を製造用繰り出し速度で駆動される繰り出しロール対(13)として構成した ことを特徴とする特許請求の範囲41記載の装置。 43.繰り出し装置に、製造用繰り出し速度で駆動される第一繰り出しロール( 130)と駆動可能な繰り出しロール(130)から浮き上らすことのできる第 二繰り出しロール(131)とを設けた繰り出しロール対(13)を設けること および制御装置(30)を第二繰り出しロール(131)用の揚程装置(52) と制御可能に連結することを特徴とする、繊維集積面、繊維供給装置、糸用繰り 出し装置ならびに紡合工程制御用制御装置を具備した特許請求の範囲1ないし1 9および24ないし33記載の方法を実施するオープンエンド紡糸装置の紡合装 置。 44.制御装置(30)を制御可能に、糸(20)を繰り出しロール対(13) の挟持線内に挿入するための挿入装置(36、133)と連結することを特徴と する特許請求の範囲42もしくは43記載の装置。 45.繰り出しロール対(13)の速度を制御するための制御装置(30)と連 結された駆動装置を設けることを特徴とする繊維集積面、繊維供給装置、糸用繰 り出し装置ならびに紡合工程を制御する制御装置を具備した特許請求の範囲1な いし19および24ないし33の中の1項もしくは複数項記載の方法を実施する オープンエンド紡糸装置の紡合装置。 46.繰り出しロール対(13)に製造用速度で駆動される第一繰り出しロール (130)および第一繰り出しロール(130)により駆動される第二繰り出し ロール(131)を設けかつ繰り出しロール対(13)の繰り出し態様を制御装 置(30)により可変とすることを特徴とする特許請求の範囲1ないし19およ び24ないし33の中の1項もしくは複数項記載の方法を実施する、繊維集積面 、繊維供給装置、糸用繰り出し装置ならびに紡合工程制御用制御装置を具備した オープンエンド紡糸装置の紡合装置。 47.繰り出し態様を変化させるために繰り出しロール対(13)に両繰り出し ロール(130、131)間のスリッブを変化させる第二繰り出しロール(13 1)用の揚程装置(52)を配置することを特徴とする特許請求の範囲46記載 の装置。 48.繰り出し態様を変化させるために繰り出しロール対(13)に第二繰り出 しロール(131)に作用を及ぼすことのできる制御可能な制動装置(53)を 配置することを特徴とする特許請求の範囲46記載の装置。 49.制御装置(30)を制御可能に繊維(22)を選択的に排出または供給す る装置と連結することを特徴とする繊維を繊維集積面に到達する前に選択的に排 出するかまたは繊維を繊維集積面に供給する制御可能な装置を設けた特許請求の 範囲41ないし48の中1項もしくは複数項記載の装置。 50.制御装置(30)に時間制御装置(6)を包括させることを特徴とする特 許請求の範囲34たいし49の中の1項もしくは複数項記載の装置。 51.時間制御装置(6)を繰り出し加速の第一段階の有効化に導通接続可能に することを特徴とする特許請求の範囲50記載の装置。 52.時間制御装置(6)に調整装置を設けることを特徴とする特許請求の範囲 50もしくは51記載の装置。 53.オープンエンド紡糸要素(16)に駆動装置を配置しこれに切替装置(1 7)を設け、オープンエンド紡糸要素(16)を選択的に2つの固定された速度 の中の1つで駆動させるようにしかつ切替装置(17)を制御装置(30)と連 結し、オープンエンド紡糸要素を繰り出し加速の第一段階からこれに続くより高 い繰り出し加速への切替に依存してそのより高い速度にすることを特徴とする特 許請求の範囲34ないし52の中の1項もしくは複数項記載の装置。 54.糸巻き装置(12)に連続的に駆動される駆動装置を設けかつ糸巻き装置 内に設けられた糸巻枠と連続的に駆動され制御可能に制御装置(30)に連結さ れている駆動装置との間の押圧力を高める装置を設けることを特徴とする特許請 求の範囲34ないし53の中の1項もしくは複数項記載の装置。 55.押しつけ圧力を上昇させる装置に押圧ロールを設け、連続的に駆動される 駆動装置に背反している糸巻枠(122)に接触する面面にもたらされるように することを特徴とする特許請求の範囲54記載の装置。 56.押圧ロールを制御可能な速度で駆動し得るようにすることを特徴とする特 許請求の範囲55記載の装置。 57.制御装置(30)を保守装置(3)に配置することを特徴とする複数の紡 糸個所に沿って走行可能な保守装置を設けた特許請求の範囲34ないし56の中 1項もしくは複数項記載の装置。 58.別々の紡糸条件に応じて選択可能な複数の種々の紡合プログラムを同時に 記憶するプログラム記憶装置を設けることを特徴とする特許請求の範囲34ない し57の中1項もしくは複数項記載の装置。 59.糸巻枠交換装置を糸巻枠交換に連結している紡合工程を実施するために選 出されるプログラムが決定されるプログラム記憶装置と制御可能に接続したこと を特徴とする糸巻枠交換装置を設けた特許請求の範囲58記載の装置。
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