JPH0349086A - ディスククリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はレーザ光を用いて情報の記録および／または再
生を行なうのに使用するディスク状記録媒体のクリーニ
ングのためのディスククリーニング装置に関するもので
ある。

（従来の技術） レーザ光線を用いて、記録媒体に対して、情報を記録し
、あるいはこれに記録した情報を再生する情報記録再生
装置には１種々の記録媒体が採用されている０例えばこ
の記録媒体には、コンパクトディスク、ビデオディスク
、ＣＤ−ＲＯＭなどの情報の再生のみを行なうもの、金
属の相状態の変化やビット形状などによって、追記可能
にしたもの、熱磁気（光磁気）を用い、あるいは有機材
料による書換え可能にしたものなどがある。これら実用
化された記録媒体は１〜１．６ｍｍ程度の厚さのプラス
チックやガラスよりなる基板を、記録層の保護として、
その上に設けている。しかし、このような基板の外表面
にゴミやホコリが付着して汚損されると、レーザ光線が
正しく入射されず。

さえぎられて、記録、再生の不良をもたらすという問題
があった。このため、記録媒体のレーザ光線に入射面は
、定期的に清掃する必要があり、これには種々のクリー
ニング装置が提唱されている。

ここで、従来から提唱されいるクリーニング装置の一例
を第５図を参照して説明する。上記クリーニング装置は
、環状のクリーニング部材８１を具備していて、ディス
ク状記録媒体８３の記録領域８２表面に当接され、ディ
スク状記録媒体８３の半径方向の全記録領域に対応して
クリーニングてきるようになっている。そして、クリー
ニングに際しては、クリーニング部材８１を矢印（図面
では反時計方向）に回転し、他方、記録媒体８３を矢印
（図面ては時計方向）に回転する。このため、クリーニ
ングの実際的効果を発揮する部分は、記録媒体８３のト
ラックの方向と直交する半径方向に向けられて行なわれ
る。これは、記録媒体８３の内周方向に成る長さ以上の
キズを付けると、記録、再生に際して、悪影響を与える
ためである。

（発明が解決しようとする！！１！Ｉｌ）しかしながら
、上記のような構成のクリーニング装置を冥際に採用す
るには、記録媒体のためのカートリッジの＃Ｉ造から考
えて困難なことである。すなわち、一般に、上記記録媒
体は、防塵。

保ｊ゛の目的でカートリッジ内に収納されており。

カートリッジと共に、情報記録再生装置内に装填され、
記録、再生あるいは消去の作業がなされる時、小窓をあ
けて、一部を外部に露出させるという構成になっている
からである。この小窓の大きさ、形状は限定されたもの
であり、上述のような環状クリーニング部材を用いて、
カートリッジ内に収納された記録媒体の表面にアクセス
することは構造的に無理なのである。

（発明の目的） 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、カート
リッジの窓に対応してディスク状記録。

媒体の半径方向にクリーニング動作するようにりリーニ
ング部材を袋幅し、記録、肉牛に不都合なディスクの円
周方向のキスを付けることがない払態で、ディスク状記
録媒体の表面に対して適当な接触Ｈ二でクリーニング部
材な当接し、清掃できるようにしたディスククリーニン
グ装置を提供することを第１の目的とするものである。

また、本発明は、このようなりリーニング装置の本体を
光７的情報記録再生装置内に組込んで、随時、使用され
るディスク状記録媒体のクリーニングを実現するディス
ククリーニング装置を提供することを第２の目的とする
ものである。

（課題を解決するための手段） このため１本発明では、ディスク状記録媒体をクリーニ
ングするディスククリーニング装置において、上記ディ
スク状記録媒体の平径方向に動作して１−記ディスク状
記録媒体表面を拭うベルト状のクリーニング部材を具備
することにより、また、好ましくは、上記クリーニング
部材を上記記録媒体表面に押し付ける加圧部材な具輪す
ることにより、史には、このクリーニング装置の本体を
、し・−ザ光線を用いてディスク状記録媒体に情報を記
録および／または両生、史には消去するようにした光学
的情報記録再生装置に組込むことにより、」−述の目的
を達成している。

（実施例） 以十１本発明の第１実施例を第１図（＾ｌ　、　（Ｒ１
ないし第２図を参照して具体的に説明する。第１図（＾
）には、本発明の第１の実施例に係るクリーニング装置
の概略構造が示されている、ここでは、クリーニング部
材１１．１無端ベルトであって。

ｌ１ｉｊ後一対のベルト駆動ローラ２、従動ローラ３で
張設支持されている。なお、」−記クリーニング部材の
材質は多孔質ウレタンフィルムなどが好ましいや また。前記クリーニング部材１の一部である記録媒体接
触面ｌａにはこの背面から板状の押Ｌ［部１イ４が当接
されており、ここでは、この押圧部材４に適当な手段５
例えば板ばねなとで加ｈｔ力［：が加えられている。こ
の加圧力Ｆは、押ＬＥ部材４の全面に均等に加えること
も考えられるが、本実施例では、第１図ＴＢＩ　におけ
るように、押圧部材４を枢軸５で支え、この枢軸５に加
圧力Ｆを加えるようにしている。このような構成のクリ
ーニング装置は、第２図に示すように、カートリッジ式
光磁気記録媒体２３に対して当接される。この場合、カ
ートリッジ２１はシャッタ２２を開放することで、記録
媒体２３の一部を窓部２１ａにおいて開放しており、こ
の窓部２１ａに対応して、１記クリーニング装置がクリ
ーニング部材１を接触させるようにしである。

なお、ここでは、従来の横道に比べて、クリーニング部
材ｌの接触面１ａの設計には１寸法的な自由度があり、
この点を考慮すれば、窓部２１δを介しての、カートリ
ッジ内部における記録媒体２３の表面に対するクリーニ
ング部材１のアクセスは容易に実現できる。

しかして、ベルト駆動ローラ２に、駆動源（図示せず）
から駆動力が伝えられると、上記ベルト駆動ローラ２の
働きで、クリーニング部材ｌが駆動され、その記録媒体
接触面＋ａが記録媒体２３の゛Ｖ径方向に移動して、清
掃を行う。この時、押圧部材４は上記クリーニング部材
１に対して、記録媒体２３に対する接触圧を保持する。

なお、第３図は、上記抑圧部材４によるクリーニング部
材ｌの接触圧分布を解析したものであり、先述の第１図
＋８）の構造を持つ押り部材４を採用した場合、単位面
積当りの押圧カドａ’＝Ｆ／Ａ　（△は当接面積）であ
るが、クリーニング部材１の摩擦力との合成力でみると
、第３図（＾）のような押圧力分布を記録媒体２３上に
発生する、そこで１例えば、第３図（Ｂｌで示すように
、クリーニング部材１のクリーニング終端側に近く。

すなわち、押圧部材４の長平方向におけるクリーニング
終端側に、好ましくは、長平方向の３７４程度以上、ク
リーニング終端側に近く枢軸５を設けて、この枢軸５を
介して押圧力Ｆを抑圧部材４に加えた場合には、押圧力
分布が均一化される。このように摩擦力との関係を配慮
して抑圧部材４に対する押圧力の加え方を１人すること
は、掃拭力の均一化の面で有効である。

なお、第１実施例では、クリーニング部材として、無端
ベルトを用いたが、第４図に示すように、リール６およ
び７間に長いベルト８を架設し、一方から他方に巻き取
る過程で、中間のディスク接触面８ａにおいて、押圧部
材９により配録媒体の面に接触させる構成にしてもよい
、この場合、上記ベルト８を挟んて索引するための駆動
ローラ１０（駆動源は図示せず）、ピンチローラ】１．
ガイドローラ１２．１３などを配ａする必要がある５な
お、上述のいづれの場合においても、クリーニング部材
の交換を可能にするために、ベルト駆動ローラ２．従動
ローラ３あるいはり−ル６，７はクリーニング装置の本
体に対して、取外し可能な構成にするとよい。

次に１本発明のクリーニング装置を光磁気情報記録再生
装置などの光学的に情報を記録、再生する装置に組込ん
だ場合について、第５図を参照しながら、具体的に説明
する。なお、前記実施例における構成部材と同一のもの
には、同符号を付けて５その説明を省略する。光学的情
報記録両生装置は、符号５１で示されており、ここには
、光学ヘッド５２が搭載されている。該光学ヘッド５２
は、公知のように、情報の記録および／または再生を行
なうためのレーザ光を発するレーザ源、このレーザ光を
記録媒体上に集光する対物レンズなどの光学部品、記録
媒体からの反射光を検出する検出器などを具備するもの
である。また、上記記録再生装置５１には、前記光学ヘ
ッド５２のシーク時における移動および前記レーザ光に
よる記録媒体に対するフォーカシング、トラッキングお
よび記録／再生時に行なう情報の変調。

１記レーザ源の駆動などを制御する光学ヘッド制御回路
５３が用意されている。また、記録媒体２３を、記録／
再生あるいはクリーニング時に回転させるスピンド干−
夕５４や、これを制御するスピンドルモータドライバー
５５なども用意されている。また、とくに１本発明に係
るディスククリーニング装置な絹込んだクリーニングシ
ステム５６は、クリーニング部材ｌを駆動するステップ
干−夕５７、これを制御するステップモータドライバー
５８．クリーニング装置のローディングアームを昇降さ
せるプランジャ５９．これを制御するプランジャドライ
バー６０を具備しており。

上記制御回路５３、スピンドルモータドライバー５５、
ステップモータドライバー５８．プランジャモータドラ
イバ６０などは、ＲＯＭ８２を内蔵したＭＰＵ６１から
制御信号をうけるようになっている。なお、ｖ！Ｊ中、
符号６３はＭＰＬＩ６曹を介して情報記録再生装Ｗ１５
１を総括的に制御する外部のホストコンピュータである
。

上記クリーニングシステム５６は、その精細を第６図に
て明示している。ここでは、クリーニング部材１．駆動
ローラ２．従動ローラ３、押圧部材４などから構成され
るクリーニング装置が、ロードアーム６４によって、ク
リーニング位置と退避位置との間で搬送される。上記ロ
ードアーム６４はロードスプリング６５によってクリー
ニング位置に向けて一方向に引張られている。ロードア
ーム６４に軸支されたギヤ６５を固定ギヤ６７に噛合さ
せると共に、上記固定ギヤ６７を枢軸６８でアームホル
ダー６９に枢支し、プランジャ５９を駆動することで、
固定ギヤ６７を上記枢軸６８を中心に回動させることに
より、上記ギヤ６５と共働することで、上記ロードアー
ム６４はへ方向（退避方向）に移動される。また、プラ
ンジャ５９を逆方向に駆動させると、ロードスプリング
６５が働き、ロードアーム６４はＢ方向（クリーニング
位置方向）に移動される。このような動作を実現するた
め、上記ギヤ６５の軸と駆動ローラ２とのそれぞれには
、駆動プーリ７０．従動プーリ７１が設けてあり、無端
ベルト７２がこれらに巻回張設されている、 なお１図中、符号７５は、従動ローラ３を弾持する板ば
ねであって、クリーニング部材ｌがその接触面側で張ら
れるように、従動ローラに制動力を与えている。

このようえな構成では、記録または再生時中に、光学ヘ
ッドは記録媒体からの反射光を検出器にうけて、その検
出結果により、レーザ光のフォーカシング、トラッキン
グあるいは再生ＲＦ信号の復調を行なうように、Ｍ　Ｐ
　１．Ｊ　６１で演算処理を行う、そして、ＲＯＭ　６
２に記憶されている所定の値（レベル）以」−であるか
否かを監視する。

もし、検出結果が所定値以下になれば、記録媒体２３の
表面が汚損されていると判断し、ホストコ１ンビユータ
６３にその旨、信号で連絡する。ホストコンビコータ６
３では、使用者に、クリーニングの必要をデイスプレィ
表示し、あるいはアラームによって知らせ１次段でＭＰ
ＬＪ６１に対し７てクリーニングを指示する。使用者は
、この指示に従って、カートリッジ２１を光学的情報記
録再生装置から排出し、更に反転（裏返し）して、再び
装置内に装填する。この段階てＭＰｔＪ６１へは上述の
ホストコンピュータ６３からのコマンドが入力される。

ＭＦ’Ｕ６１Ｌ、、コマンドに従って、プランジャドラ
イバー６０を制御し、プランジャ５９を動作して、ロー
ドアーム６４を退避位置からクリーニング位置に移動す
る。なお、上記ロードアーム６４は非クリーニング時、
例えば、記録／再生あるいは消去時にはカートリッジ２
１から離れた位置（ｎ：ｉ述の退避位］６）に戻されて
いる。ロードアーム６４がクリーニング位置にセットさ
れると、クリーニング部材ｌは抑圧部材４にて記録媒体
２３の表面に所定の押圧力で押圧される。

次に、スピンドルモータドライバー５５を介してスピン
ドルモータ５４を駆動することにより記録媒体２３をカ
ートリッジ内で回転さゼる。そして、これと同時に、ス
テップモータドライバー５８を介してステップモータ５
７を駆動し、駆動ローラを回転させることで、クリーニ
ング部材ｌを記録媒体２３の表面に、半径方向に向けて
移動することになる。

所定時間クリーニングを行った後、ＭＰＵ６１は前記ス
テップモータ５７の駆動を止める１３号出し、クリーニ
ング動作を終了させると共に、プランジャモータドライ
バー６０を介してプランジャ５９を駆動し、ロードアー
ム６４を退避させる。

また、クリーニング終了の旨を（５号によってホストコ
ンピュータ６３に知らせる。ホストコンピュータ６３で
はクリーニング終了を示す情報をデイスプレィ表示し、
あるいはアラームで使用者に知らせて、クリーニング動
作を完了する。

なお、上記実施例では、使用者の手をかりて、クリーニ
ング動作に入るようにしたが、光学ヘッドがクリーニン
グに際して、自動的に退避して。

クリーニング装置Ｆｊ５６が光学ヘッドに代って記録媒
体２３にアクセスし、クリーニングするように構成して
もよい、この場合には、カートリッジ２１の反転は不要
であり、全自動でクリーニング動作を、記録／再生など
の動作の間に挿入して。

実施することが可能である。

（発明の効果） 本発明は以Ｊ−，詳述したようになり、クリーニング部
材がベルト状であり、記録媒体の半径方向に移動するよ
うに、上記記録媒体表面に当接されるため、カートリッ
ジに設けた小窓を介して、外側からクリーニング部材を
記録媒体の表面に容易にアクセスさせることができ、ま
た、記録、再生に悪影響のあるトラッキング方向への長
いギスを、クリーニングに際して生じさゼるおそれもな
いという優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（＾）は１本発明のクリーニング装置の第１実施
例を示す概略斜視図、第１図ＣＢ＋は、そのクリーニン
グ装置における抑圧部材の詳細図、第２図はクリーニン
グ時における。記録媒体に対するクリーニング装置の相
対位置関係を示す図、第３図（Ａｌ　、　＋Ｂｌ　はク
リーニング装置におけるクリーング部材の接触圧を解析
して示す説明図、第４図は本発明の第２実施例の側面図
、第５図は本発明のクリーニング装置本体を光学的情報
記録内生装置に組込んだ実施例を示すブロック図、第６
図は第５図におけるクリーニングシステムの精細図、第
７図は従来例の概略平面図である。 ｌ・−クリーニング部材 ２−・ベルト駆動ローラ ：３・−従動ローラ ４・・・抑圧部材 ５・・・枢軸 ２Ｉ−カートリッジ ２ ８−窓部 ２２−シャッタ ２３−記録媒体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディスク状記録媒体をクリーニングするためのディ
   スククリーニング装置において、前記ディスク状記録媒
   体の半径方向に動作して前記記録媒体表面を拭うベルト
   状のクリーニング部材を具備していることを特徴とする
   ディスククリーニング装置。 ２、前記クリーニング部材は無端ベルトであることを特
   徴とする請求項１に記載のディスククリーニング装置。 ３、前記クリーニング部材は巻取りベルトであることを
   特徴とする請求項１に記載のディスククリーニング装置
   。 ４、前記クリーニング部材のクリーニング表面の一部が
   記録媒体表面に当接するように、前記クリーニング部材
   を前記記録媒体表面に押し付ける加圧部材を具備してい
   ることを特徴とする請求項１に記載のディスククリーニ
   ング装置。 ５、前記加圧部材は、板状部材と、これを付勢する付勢
   部材とからなり、前記クリーニング部材を均一な押圧力
   で前記記録媒体表面に押圧することを特徴とする請求項
   ４に記載のディスククリーニング装置。 ６、ディスク状記録媒体をクリーニングするためのディ
   スククリーニング装置において、上記クリーニング装置
   本体はレーザ光を用いて前記記録媒体に情報を記録およ
   び／または再生する光学的情報記録再生装置内に設置さ
   れ、前記ディスク状記録媒体の半径方向に動作して前記
   記録媒体表面を拭うベルト状のクリーニング部材を具備
   していることを特徴とするディスククリーニング装置。 ７、前記クリーニング部材は無端ベルトであることを特
   徴とする請求項６に記載のディスククリーニング装置。 ８、前記クリーニング部材は巻取りベルトであることを
   特徴とする請求項６に記載のディスククリーニング装置
   。 ９、前記クリーニング部材のクリーニング表面の一部が
   記録媒体表面に当接するように、前記クリーニング部材
   を前記記録媒体表面に押し付ける加圧部材を具備してい
   ることを特徴とする請求項６に記載のディスククリーニ
   ング装置。 １０、前記加圧部材は、板状部材と、これを付勢する付
   勢部材とからなり、前記クリーニング部材を均一な押圧
   力で前記記録媒体表面に押圧することを特徴とする請求
   項９に記載のディスククリーニング装置。 １１、前記クリーニング部材は多孔質のウレタンフィル
   ムであることを特徴とする請求項１あるいは６に記載の
   ディスククリーニング装置。 １２、前記クリーニング部材を支持するアーム部材を具
   備し、前記アーム部材は、前記クリーニング部材を、非
   クリーニング時にクリーニング位置から退避させるよう
   に構成したことを特徴とする請求項６に記載のディスク
   クリーニング装置。