JP4068621B2 - 光情報処理装置用クリーナ - Google Patents

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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、光情報処理装置の光学ヘッドをクリーニングするためのクリーナに関する。
【0002】
本明細書でいう「光情報処理装置」とは光学的手段を用いることによりデータの記録および/または再生が可能な情報処理装置を意味している。したがって、光ディスクからデータの読み取りを専用に行なう狭義の光情報処理装置に加え、光磁気記録方式や相変化方式などによって光記録媒体に対するデータの書き換えが可能なタイプの情報処理装置も含む広い概念である。
【0003】
【背景技術】
CDプレーヤやDVDプレーヤに代表される光ディスク装置においては、光ディスクに対する情報の読み書きは、光学ヘッドを用いて行われる。この光学ヘッドは、レーザ光源から進行してきたレーザ光を集束させることにより光ディスクの記録面上にレーザスポットを形成する対物レンズを備えている。この対物レンズには、塵埃が付着する虞れがあり、この対物レンズが汚れると、光学ヘッドの読み書き性能が悪化する。したがって、光学ヘッドは、定期的にクリーニングされることが望ましく、従来においては、次に述べるように、種々のクリーナが提案されている。
【0004】
特開2000−251296号公報には、光ディスク装置用のクリーナが記載されている。このクリーナは、ディスクにブラシを設けたものである。このクリーナを光ディスク装置内に装填することにより、上記ディスクを高速回転させた状態で上記ブラシを上記光ディスク装置の光学ヘッドに接触させると、上記光ディスクのクリーニングが行なわれる。
【0005】
特開平4−221432号公報、特開平5−120713号公報、特開平6−124473号公報、および特開平8−55356号公報には、光学ヘッドをクリーニングするための接触部材として、布、湿式チップ、弾性変形可能な多孔体、またはスポンジ状弾性部材を用いたクリーナが記載されている。これらの公報に記載されたクリーナにおいても、特開2000−251296号公報に記載されたクリーナと同様に、上記接触部材を高速で回転させながら光学ヘッドに接触させることにより、この光学ヘッドのクリーニングを行なうようになっている。
【0006】
しかしながら、これらの従来技術においては、上記接触部材を高速回転させながら上記光学ヘッドに接触させるために、上記光学ヘッドの対物レンズに傷がつく虞れがある。また、上記光学ヘッドに付着している塵埃は、上記接触部材の高速回転作用によって上記光情報処理装置内に飛び散る。したがって、上記光ディスク装置内には塵埃が残留し、堆積するという問題点もある。
【0007】
【発明の開示】
本発明の目的は、上記の問題点を解消または軽減することができる光情報処理装置用クリーナおよび光情報処理装置を提供することにある。
【0008】
本発明の第1の側面によって提供される光情報処理装置用クリーナは、光情報処理装置の光学ヘッドに接触可能なクリーニング用の接触部材を備えている、光情報処理装置用クリーナであって、上記接触部材として、表面に粘着性を有する粘着性部材が用いられており、回転可能に支持されたクランピングディスクをさらに備え、上記接触部材は、上記クランピングディスクの回転周方向において上記クランピングディスクに対して固定されていないことを特徴としている。
【0009】
好ましくは、上記粘着性部材は、上記光学ヘッドに接触するときには、その接触方向と交差する方向への移動が阻止された状態を維持するように構成されている。
【0010】
好ましくは、上記粘着性部材の少なくとも表層部は、ゴム状弾性を有している。
【0011】
好ましくは、上記粘着性部材の少なくとも表層部は、ゲル状物質により構成されている。
【0012】
好ましくは、本発明に係る光情報処理装置用クリーナは、光情報処理装置の光記録媒体用の装填部に装填可能に形成されたカートリッジを備えており、かつ、上記カートリッジには、上記粘着性部材が収容されているとともに、上記粘着性部材と上記光学ヘッドとの接触を可能とする窓部が形成されている。
【0013】
好ましくは、本発明に係る光情報処理装置用クリーナは、上記窓部を開閉自在とするシャッタを備えている。
【0014】
好ましくは、上記粘着性部材は、上記カートリッジ内のうち、上記窓部と対向する箇所に固定して設けられている。
【0015】
好ましくは、上記カートリッジ内には、クランピング用のディスクが回転可能に収容されており、かつ上記粘着性部材は上記ディスクから離れた箇所に位置している。
【0016】
好ましくは、クランピング用の第1のディスクと、この第1のディスクに支持され、かつ上記粘着性部材を搭載している第2のディスクと、を備えており、上記第1および第2のディスクは、それらの周方向に互いに相対回転可能とされている。
【0017】
好ましくは、上記第1のディスクの中央部には、スピンドル挿入用の孔部が形成されている。
【0018】
好ましくは、上記第2のディスクの中央部には、孔部が形成されており、かつこの孔部に上記第1のディスクの全体または一部が相対回転可能に嵌合している。
【0019】
好ましくは、上記光情報処理装置に組み込まれ、かつ上記粘着性部材を支持している支持手段を備えており、上記光学ヘッドおよび上記支持手段の少なくとも一方が、フォーカス方向およびこのフォーカス方向と交差する方向に移動することにより、上記光学ヘッドおよび上記粘着性部材の接触動作と離反動作とが可能な構成とされている。
【0021】
本発明の特徴および利点は、以下に述べる発明の実施の形態の説明からより明らかになるであろう。
【0022】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0023】
図1および図2は、本発明が適用された光情報処理装置用のクリーナの一例を表している。クリーナC1は、光磁気ディスク装置のクリーニングのために用いられるものであって、カートリッジ4と、カートリッジ4に収容されているディスク1と、粘着性シート2と、クランピングディスク3と、シャッター5とを備えて構成されている。
【0024】
カートリッジ4は、内部に空間部を形成するように、第1の部材40と第2の部材41を接合して形成されている。第1の部材40には、窓部40aが形成されている。カートリッジ4内の中央部には、図3に示されている光磁気ディスク装置P1のスピンドル20によって回転させられるクランピングディスク3が取り付けられている。第2の部材41の中央部には、光磁気ディスク装置P1のスピンドル20を接触可能とするために、クランピングディスク3の一側面を露出させるように円形状の開口部41aが形成されている。シャッター5は、窓部40aを開閉するためのものであり、常時はバネ(図示略)の力により窓部40aを閉状態に保つ。これに対し、クリーナC1が光磁気ディスク装置P1内に装填されたときには、このシャッター5は光磁気ディスク装置P1のシャッター開口機構により移動し、窓部40aを開く。
【0025】
粘着性シート2は、ディスク1の片面のうち、窓部40aと対向する位置に貼付されている。粘着性シート2としては、塵埃を効果的に付着させるのに十分な粘着性を表面に備えた材質のものが用いられている。ただし、過剰な粘着性を有した材料は、光磁気ディスク装置P1の光学ヘッド17に粘着成分が付着するため適さない。粘着性シート2は、その全体がゴム状弾性を有しており、その具体的な材質は、シリコーンゴムとされている。上記ような要件を備え、かつ広く流通している材料としては、たとえば信越化学工業株式会社製KE3495やサカセ化学工業株式会社製SRT−33−Sなどがある。具体的には、粘着性シート2は、その全体がシリコーンゴムからなり、接着剤などによってディスク1に貼付されるような構成とすることができる。また、本発明においては、表層部のみがシリコーンゴムからなり、かつ他方の面に粘着層が形成されており、それらが基材とともに積層されているシートを用いた構成としてもよい。
【0026】
ディスク1は、中央に開口部1a有しており、それにクランピングディスク3を組み合わせた状態における形状およびサイズは、一般のカートリッジタイプの光磁気ディスクに類似したものとなっている。このディスク1は、ディスク1に設けられた開口部1aとカートリッジの第2の部材41に設けられたピン41bとが嵌合されることにより、第2の部材41に固定されている。一方、クランピングディスク3は、カートリッジ4の第1の部材40および第2の部材41によって、回転可能に支持されている。図1に示された例においては、クランピングディスク3に設けられた開口部3aに、第1の部材40に設けられたピン40bが挿入され、かつクランピングディスク3が第1の部材40と第2の部材41とに挟まれることにより、クランピングディスク3は、ディスク1の内側において回転自在に支持されている。このような構成によれば、クリーナC1が光磁気ディスク装置P1に装填されたときには、光磁気ディスク装置P1のスピンドル20によってクランピングディスク3のみが回転されることとなり、ディスク1は回転されない。
【0027】
次に、クリーナC1が用いられる光磁気ディスク装置P1の構成について図3を参照して説明する。
【0028】
光磁気ディスク装置P1は、光学ユニット13、キャリッジ15、スピンドル20を備えている。光学ユニット13は、レーザ光源、および光を成形するプリズムなどの発光系と、光ディスクから戻ってくる光を分光するビームスプリッタ、戻り光を感知するディテクタ、およびディテクタに光を集光するレンズなどの受光系とを備えている(いずれも図示略)。光学ユニット13から出射されたレーザ光14はキャリッジ15の立ち上げミラー16によって、ディスク1へと方向を変えられる。レーザ光14は光学ヘッド17に備えられた対物レンズ17aを通過して装填部L1に装填された光磁気ディスク(図示略)に照射される。(図3においては、クリーナC1が装填された状態を示しており、上記光磁気ディスクは示されていない。)キャリッジ15にはベアリング19が備えられており、ディスク1の半径方向に移動可能とされている。光学ヘッド17はアクチュエータ18内のサスペンション(図示略)により支持されている。このアクチュエータ18によって光学ヘッド17の位置が制御されることにより、フォーカス制御が行なわれる。具体的には、光磁気ディスク装置P1に光磁気ディスクが装填された直後やデータの読み書きが行われるときには、アクチュエータ18によって、光学ヘッド17が光磁気ディスクに近づけられ、フォーカシングが正確になされると、その状態を保つようにアクチュエータ18が制御される。フォーカシングが適正になされない場合には、上記した制御が再度実行され、フォーカシングが適正になるまで、上記制御が一定回数だけ繰り返し行われる。また、光学ヘッド17は、対物レンズ17aのほかに、磁気形成用コイル(図示略)を備えている。
【0029】
次に、クリーナC1による光学ヘッド17のクリーニング動作について説明する。
【0030】
まず、光磁気ディスク装置P1の装填部L1にクリーナC1を装填すると、クランピングディスク3がスピンドル20によって保持される。また、光磁気ディスク装置P1の開口機構(図示略)によりシャッター5が移動されることにより窓部40aが開く。次にフォーカス制御が開始され、アクチュエータ18により、対物レンズ17aがクリーナC1に近づけられる。この最中にスピンドル20が回転することにより、クリーナC1のクランピングディスク3が回転させられる場合においても、上述した構成により、ディスク1は回転させられない。よって、停止した状態の粘着性シート2に向かって、対物レンズ17aが近づけられ、そして粘着性シート2と対物レンズ17aとが接触する。このとき、粘着性シート2は静止しており、対物レンズ17aを物理的に払拭しない。しかし、粘着性シート2は適度な粘着性を有するために、対物レンズ17aの塵埃が粘着性シート2に付着する。これにより、対物レンズ17aはクリーニングされる。一方、粘着性シート2はシリコーンゴムからなっているため、光を反射しにくい。したがって、上記ディテクタは戻り光を検知できないため、この後は、フォーカス制御が継続される。よって、対物レンズ17aが繰り返して上下に駆動されることによって、粘着性シート2と対物レンズ17aとが繰り返し接触することとなり、対物レンズ17aのクリーニングが繰り返される。上記の工程が数回繰り返された後に、たとえば光磁気ディスク装置P1がディスク判定についてのエラーが発生したと認識し、フォーカス制御を終了する。これにより対物レンズ17aを備えた光学ヘッド17は、所定の位置に待避され、対物レンズ17aのクリーニングが完了する。
【0031】
このように、粘着性シート2は回転することなく、静止状態のままで、対物レンズ17aに対して接触するのみである。よって両者の間には水平方向の摩擦力がほとんど発生することがない。また、シリコーンゴムからなる粘着シート2は柔軟性を有しており、かつ接触時には対物レンズ17aに馴染むように弾性変形することにより、衝突などによる無理な力がかかることもない。よって、対物レンズ17aに傷がつくことや、光学ヘッド17の他の部分を破損することを防止することができる。さらに、粘着性シート2はその表面に付着した塵埃を保持する機能を発揮するため、この粘着性シート2に付着した塵埃が再び対物レンズ17aに付着することがない。そして、ブラシによるクリーニングのように、高速で塵埃を払拭することもないため、光磁気ディスク装置P1内に塵埃が飛散することもない。そのため、光磁気ディスク装置P1内に塵埃が残留し堆積することを防ぐことができる。
【0032】
図4および図5は本発明の他の例を示している。本実施形態のクリーナC2は、クリーナC1とは異なり、上記カートリッジを有しない媒体を読み書きするための光ディスク装置をクリーニングするために用いられるものであって、クリーナディスク51と、クランピングディスク52と、リング状の粘着性シート53とを備えて構成されている。
【0033】
粘着性シート53は、ディスク51の片面全周を覆うように貼付されている。また、粘着性シート53の材料としては、上述した実施例と同様にシリコーンゴムが適している。
【0034】
クランピングディスク52は、ディスク51の中央部に設けられた開口部内に嵌合されている。ディスク51の内周面の環状凹部51aとクランピングディスク52の外周面の環状凸部52aとは嵌合しており、このことにより、ディスク51およびクランピングディスク52は、それらの周方向に互いに相対回転可能であり、かつそれらの厚み方向に外れない構成とされている。
【0035】
次に、クリーナC2の作用について説明する。
【0036】
まず、クリーナC2を光ディスク装置の装填部に装填すると、上記光ディスク装置のスピンドル81によって、クランピングディスク52が保持される。上記光ディスク装置の光学ヘッド80はフォーカス制御を行なうために、クリーナC2の下方からクリーナC2に向けて近づけられる。その後、上記光学ヘッド80に備えられた対物レンズ80aと粘着性シート53とが接触する。このとき、スピンドル81が回転することによってクランピングディスク52が回転される場合がある。しかし、ディスク51とクランピングディスク52とは、互いに相対回転可能な構成とされている。また、ディスク51は粘着性シート53を介して上記対物レンズに接触する。よって、上記の場合においては、少なくとも粘着性シート53と対物レンズ80aとが接触している間は、ディスク51は停止しており、クランピングディスク52のみが回転する。そして、対物レンズ80aの塵埃が粘着性シート53に付着することにより、対物レンズ80aがクリーニングされる。したがって、上述した実施形態と同様のクリーニング作用が得られる。
【0037】
図6は、上記カートリッジを有しない媒体を読み書きするための光ディスク装置に用いられるクリーナの他の例を示している。
【0038】
本実施形態のクリーナC3は、クリーナC2と類似した構成とされており、ディスク61と、クランピングディスク62と、リング状の粘着性シート63とを備えている。クランピングディスク62は、下部材62aと上部材62bとによって構成されている。下部材62aの一部が、ディスク61に設けられた孔を通して、上部材62bに設けられた孔に嵌入されることにより、上部材62aと下部材62bとが結合されている。このような構成により、ディスク61およびクランピングディスク62は、互いに相対回転可能であり、かつそれらの厚み方向に外れない構成とされている。このような構成によれば、クリーナC2を用いてクリーニングしたときと同様の作用が得られる。
【0039】
図7は本発明に係る光磁気ディスク装置の一例を表している。
【0040】
光磁気ディスク装置P2は、上述した光磁気ディスク装置P1と同様に、光学ユニット(図示略)、キャリッジ15、光学ヘッド17、およびスピンドル20を備えている。さらに、これらに加えて、クリーナ70を有している。クリーナ70は、アーム71と、粘着性シート72と、駆動機構73とを具備して構成されている。
【0041】
粘着性シート72は、上述した実施例で用いられたシリコーンゴムからなっており、アーム71の下面に貼付されている。アーム71は、駆動機構73によって、回転および昇降が可能とされている。
【0042】
このクリーナ70による光学ヘッド17のクリーニングの手順を、以下に説明する。
【0043】
光磁気ディスク装置P2の装填部L2に光磁気ディスクDが装填されているときは、アーム71は光磁気ディスクDに干渉しない位置に待避している。図7においては、待避位置にある状態のクリーナ機構70が実線で示されている。そして、光磁気ディスクDが光磁気ディスク装置P2に装填されていない状態となってから、クリーニングが開始される。
まず、アーム71が駆動機構73によって、待避位置から光学ヘッド17の直上の位置へ回転される。次に、アーム71が駆動機構73によって光学ヘッド17の方向に下降される。すると、粘着性シート72と光学ヘッド17の対物レンズ17aとが接触する。そして、対物レンズ17aの塵埃が粘着性シート2に付着することによって、対物レンズ17aがクリーニングされる。この後に、アーム71が駆動機構73によって、光学ヘッド17から離反する方向に上昇された後に、待避位置へと回転される。
【0044】
このような構成によれば、使用者がクリーナを装填するための作業を行なうことなく、光学ヘッド17をクリーニングすることができる。また、塵埃が粘着性シート72に付着され、光磁気ディスク装置P2内に飛散しないため、光磁気ディスク装置P2内に塵埃が堆積することを回避できる。なお、アーム71を昇降させることなく、光学ヘッド17を昇降させることにより、粘着シート72と対物レンズ17aとを接触させる構成としてもよい。
【0045】
上記実施形態においては、粘着性シートの材料としてシリコーンゴムを用いているが、本発明はこれに限られるものではない。本発明においては、粘着性シートをシリコーンゴム以外のゴム状弾性を有する材質により、構成することができる。
【0046】
本発明においては、上記粘着性シートの材料として、ゲル状物質を用いてもよい。ゲル状物質としては、シリコーンを主原料とするゲル状物質(たとえば、株式会社ジェルテック社製、登録商標アルファジェル)などがある。このゲル状物質には、上記実施形態において用いられたシリコーンゴムと同様に、対物レンズ17aの塵埃を付着するための十分な粘着性を具備させることが可能である。また、ゲル状物質は、柔軟であり外力に対して変形可能である。よって、このゲル状物質を対物レンズ17aに接触させるときにも、対物レンズ17aに柔軟に馴染ませることができる。このため、ゲル状物質を用いる場合には、弾性を有することは特に必要としない。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る光情報処理装置用クリーナの一例の断面図である。
【図2】 図2は、図1に示す光情報処理装置用クリーナの分解斜視図である。
【図3】 図3は、図1に示す光情報処理装置用クリーナの使用状態の説明図である。
【図4】 図4は、本発明に係る光情報処理装置用クリーナの他の例の断面図である。
【図5】 図5は、図4に示す光情報処理装置用クリーナの底面図である。
【図6】 図6は、本発明に係る光情報処理装置用クリーナの他の例の断面図である。
【図7】 図7は、本発明に係る光情報処理装置用クリーナの他の例の概略斜視図である。

Claims (4)

  1. 光情報処理装置の光学ヘッドに接触可能なクリーニング用の接触部材を備えている、光情報処理装置用クリーナであって、
    上記接触部材として、表面に粘着性を有する粘着性部材が用いられており、
    回転可能に支持されたクランピングディスクをさらに備え、
    上記接触部材は、上記クランピングディスクの回転周方向において上記クランピングディスクに対して固定されていないことを特徴とする、光情報処理装置用クリーナ。
  2. 上記粘着性部材は、上記光学ヘッドに接触するときには、その接触方向と交差する方向への移動が阻止された状態を維持するように構成されている、請求項1に記載の光情報処理装置用クリーナ。
  3. 上記粘着性部材の少なくとも表層部は、ゴム状弾性を有している、請求項1に記載の光情報処理装置用クリーナ。
  4. 上記粘着性部材の少なくとも表層部は、ゲル状物質により構成されている、請求項1に記載の光情報処理装置用クリーナ
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