JPH11328764A - クリーニングディスク - Google Patents

クリーニングディスク

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JPH11328764A
JPH11328764A JP13340898A JP13340898A JPH11328764A JP H11328764 A JPH11328764 A JP H11328764A JP 13340898 A JP13340898 A JP 13340898A JP 13340898 A JP13340898 A JP 13340898A JP H11328764 A JPH11328764 A JP H11328764A
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JP
Japan
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area
disk
cleaning
magnetic head
brush
Prior art date
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JP13340898A
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English (en)
Inventor
Takateru Sato
佐藤孝輝
Hiroki Suzuki
鈴木洋樹
Hitoshi Kutsukake
仁 沓掛
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッド及びピックアップレンズのクリー
ニングを一遍に能率よく行うことが可能で、その信号読
み取りエラーもなく安全に操作でき、各対象物に付着ま
たは堆積したゴミ類の清掃除去を著しく容易に行えて高
性能維持を可能とした。 【解決手段】 目録用のリードインエリア11、使用者
が情報を書き込めるユートックエリア、情報記録再生可
能のプログラムエリア13を有する記録再生可能なディ
スク1の片面にピックアップレンズAのクリーニングブ
ラシを備え、かつディスク1の他面に磁気ヘッドクリー
ニング用部材2を備えた光磁気ディスク装置用のクリー
ニングディスクにおいて、前記レンズクリーニングブラ
シ3をユートックエリア12のディスク1に設けた貫通
孔3bに固定植設し、該ブラシ固定部の凸部3aが前記
各エリアに存在する実記録領域16の端から磁気ヘッド
Bの幅hの1/2以上離れた位置に設けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクプレー
ヤの情報記録再生システムにおける光学レンズ及び磁気
ヘッドなどの表面に付着するゴミやほこり,削り粉,そ
の他の異物などを清掃除去するためのクリーニングディ
スク、即ち、光学レンズ及び磁気ヘッドに相対する面に
レンズクリーニング部材及びヘッドクリーニング部材を
配備したディスクで、磁気ヘッド及びレンズをクリーニ
ングするための光ディスク或いは光磁気ディスク装置用
のクリーニングディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光ディスクにおいて、磁気ヘッ
ドを清掃するディスクは特開平6−274957号公報
などで公知である。この従来のクリーニングディスクで
は、通常用いられているディスク、例えば磁気ディスク
或いは光磁気ディスクと同形状のディスクに設けられた
クリーニング部材を回転させて磁気ヘッドやレンズに接
触させてクリーニングすることが行われており、磁気ヘ
ッドでは、研磨剤を塗布したクリーニングシートのある
ディスク、またはクリーニング液を含浸させた吸水性ク
リーニングシートのあるディスクが用いられ、また、レ
ーザー光を利用した光学式情報記録再生システムでは、
光学レンズに付着した各種の異物は、ディスクの片面上
に突設されたブラシで汚れを取り除いて清潔に保つこと
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
光磁気ディスク(カートリッジ)を用いる記録再生装置
の光ピックアップの対物レンズと磁気ヘッドとをクリー
ニングするクリーニングディスクでは、レンズ専用クリ
ーニングディスクとヘッド専用クリーニングディスクと
が別々であって、別々のクリーニングディスクを用いて
クリーニングする必要があって取扱い煩雑であった。ま
た、単にレンズ用とヘッド用のクリーニング部材の両方
をディスクに設けて使用し、レンズとヘッドとの両方を
一遍にクリーニングすることも特開平5−342699
号公報などで知られているが、磁気ヘッドをクリーニン
グする場合、録音操作によって、磁気ヘッドがクリーニ
ング部材に接触しつつ信号が記録される。さらにレンズ
をクリーニングする場合、再生操作或いは録音操作によ
ってレンズを録音、再生位置まで移動させその間にクリ
ーニング部材がレンズに接触して清掃することができる
のである。このレンズとヘッドとの両方をクリーニング
するディスクでは、両クリーニング部材の設け方では、
目録領域及び情報録音再生領域との関係で、ブラシはプ
レーヤにとってはディスク上の異物であるため設ける位
置によっては、信号読み取りエラーなどが発生してクリ
ーニングできない問題があった。しかも、記録再生可能
なミニディスクでは、規格によりその内周側からリード
インエリア(Lead in area)、ユートック
エリア、(User Table of Conten
ts area)、プログラムエリアの順に設けられて
おり、ブラシを設ける領域の選択が難しく問題であっ
た。例えば、レンズクリーナー用のブラシをディスクの
貫通穴に通し反対側を接着テープ或いは接着剤などで固
着した際に、磁気ヘッド側にブラシ固定部の凸部が出来
てしまい、たとえその上から磁気ヘッド用のクリーニン
グ部材を貼ったとしても、これが実記録領域の近辺にあ
ると信号を記録する際に、磁気ヘッドが凸部を繰り返し
接触走行することとなって、記録ミスや走行エラーを発
生させる原因となり不良品となる欠点があった。本発明
は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、取扱
操作を簡便化し、磁気ヘッド及びピックアップレンズの
クリーニングを一遍に能率よく行うことが可能で、その
信号読み取りエラーもなく安全に操作でき、各対象物に
付着または堆積したゴミ類の清掃除去を著しく容易に行
え、高性能維持が可能な光磁気ディスク装置用のクリー
ニングディスクを安価に提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、目録用のリー
ドインエリア、使用者が情報を書き込めるユートックエ
リア、情報記録再生可能のプログラムエリアを有する記
録再生可能なディスクの片面にピックアップレンズのク
リーニングブラシを備え、かつディスクの他面に磁気ヘ
ッドクリーニング用部材を備えた光磁気ディスク装置用
のクリーニングディスクにおいて、前記ディスクに設け
た貫通孔にレンズクリーニングブラシを磁気ヘッド面側
に突出して固定植設したものであって、該ブラシ固定部
の凸部が前記各エリアに存在する実記録領域の端から磁
気ヘッドの幅の1/2以上離れた位置に設けられている
ものである。
【0005】
【発明の実施形態】本発明の実施形態では、クリーニン
グディスクを光磁気ディスク装置に装着して録音操作を
することで、クリーニングディスクを回転させると、光
磁気ディスク基板上のリードインエリアで情報記録再生
用のレコーダブルユーザーエリアの開始位置である情報
を読み取り、レンズが実記録領域の開始位置に移動し、
片面にあるヘッドクリーニング部材が磁気ヘッド当接面
側部に接して走行され、ここに付着または堆積している
ゴミ類をクリーニングすると共に、他面にあるレンズク
リーニングブラシがディスクと相対関係に存在する対物
レンズの表面に接触し、汚れや異物を取り除くクリーニ
ングをすることができ、磁気ヘッド及び対物レンズの表
面を一枚のディスクで、いつもきれいな状態にしておく
ことができるものである。即ち、レンズクリーニングブ
ラシが、リードインエリアにある場合、リードインエリ
アの外周にあるユートックエリアの実記録領域に録音す
る時、ブラシ接着凸部のブラシ固定部は磁気ヘッドの幅
から1/2以上離れているので、磁気ヘッドがクリーニ
ングシート接触記録走行時に凸部に接触しないため、記
録ミスや走行エラーは発生しないで安全に使用すること
ができる。また、レンズクリーニングブラシがユートッ
クエリアや、プログラムエリアにある場合でも、録音再
生用プレーヤでは、クリーニング中にエラー発生するこ
となく記録(録音)操作するだけで、ピックアツプレン
ズと磁気ヘッドの両方をクリーニングでき、また、再生
専用プレーヤでは、再生操作するだけでピックアップレ
ンズをクリーニングすることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4の例で説明す
ると、ケース10内に回転可能に装着した回転ディスク
1の片面側の磁気ヘッドBと対向する面に磁気ヘッド清
掃用のヘッドクリーニング部材2、例えば研磨テープや
植毛などを設けると共に、回転ディスク1の他面側の対
物レンズAに対向する面に光学レンズ清掃用のレンズク
リーニング部材、例えばポリエステル繊維などのブラシ
3を配備して、光磁気ディスク装置用のクリーニングデ
ィスクとしてあるが、ディスク1の基板に形成したリー
ドインエリア11、ユートックエリア12、プログラム
エリア13が形成され、前記レンズクリーニングブラシ
3が、前記ディスク1に設けられた貫通孔3bに磁気ヘ
ッド面側に突出して固定植設したものであって、該ブラ
シ固定部の凸部3aがプログラムエリア13またはユー
トックエリア12の実記録領域16の端から磁気ヘッド
Bの幅hの1/2以上離れた位置に設けられているもの
である。
【0007】この場合、前記ブラシ3の設置位置は、実
施例では、TOC情報が入っているリードインエリア1
1、ユートックエリア12、プログラムエリア13が考
えられる。また、ディスク1の実記録領域としては、デ
ィスク1が記録再生可能なものを使用しており、磁気ヘ
ッドクリーニング部材2を貼り付けても充分記録可能で
あるため、音声などを記録する操作をした時に記録され
る領域を実記録領域としている。前記ブラシ3を拡大し
たリードインエリア11に配備した場合、ユートックエ
リア12、プログラムエリア13に実記録領域16が存
在する。また、ブラシ3を拡大したユートックエリア1
2に配備した場合、ユートックエリア12で実際に信号
を記録再生に使用される領域は、ユートックエリア12
の内周側から径方向に1mm程度で、従ってその部分と
プログラムエリア13が実記録領域となる。従って、実
記録領域はユートックエリア12、或いはプログラムエ
リア13が考えられ、記録操作することで情報の記録あ
るいは書き換えができる領域のことをいう。さらに前記
ブラシ3の接着には、接着テープ14や接着剤15が用
いられる(図2aおよび図2b)。なお、ブラシ接着凸
部3aがプログラムエリア13或いはユートックエリア
12の実記録領域16の端から磁気ヘッドBの幅h、例
えば録音再生用プレーヤによって若干異なるが概ね3〜
5mm程度の1/2以上離れた位置に設けられているも
のでなければならないので、接着テープでの固定の場合
(図2a)、ブラシ3のエンド処理としては、ディスク
に対して接線方向に接着固定するのが好ましい。
【0008】図3aの実施例では、前記レンズクリーニ
ングブラシ3をリードインエリア11に設けてあるが、
磁気ヘッドB及びレンズAをクリーニングする際に、ま
ずは録音操作をしてやると、プログラムエリア13に磁
気ヘッドB及びレンズAで録音を始める。次いで、スト
ップボタンを押すと、最後に前記ユートックエリア12
に信号を記録する。なお、前記リードインエリア11の
内周からユートックエリア12、プログラムエリア13
の移動時には、スキップ移動するため、たとえ磁気ヘッ
ドBが接触移動してもエラーにはならないで用いられ
る。このようにプログラムエリア13より内周側のリー
ドインエリア11にブラシ3を設けてあり、例えば、該
ブラシ3は、ユートックエリア12の開始位置より内周
に配備することによって、該プログラムエリア13に磁
気ヘッド、レンズが移動する際に読取エラーもなく、余
計な操作をすることなく的確にクリーニングすることが
できる。
【0009】図3bの実施例では、前記レンズクリーニ
ングブラシ3をユートックエリア12に設けてあるが、
磁気ヘッドB及びレンズAをクリーニングする際に、ま
ずは録音操作をしてやると、プログラムエリア13に磁
気ヘッドB及びレンズAは移動して録音を始める。そし
て、ストップボタンを押すと、最後に前記ユートックエ
リア12に信号を記録する。その際、プログラムエリア
13に信号を記録する時には、ブラシ3の接着凸部3a
はユートックエリア12の実記録領域16およびプログ
ラムエリア13の実記録領域16から磁気ヘッドBの幅
の1/2以上離れているので、磁気ヘッドBがクリーニ
ングシート接触走行時に凸部に接触しないため、記録ミ
スや走行エラーは発生しないで安全に使用することがで
きる。しかし、磁気ヘッドがユートックエリア12の実
記録領域16に信号を記録する際、接着凸部3aが該実
記録領域12(16)から磁気ヘッドの幅hの1/2以
上離れた位置に設けなくてもよい。なお、前記リードイ
ンエリア11の内周からユートックエリア12、プログ
ラムエリア13の移動時には、スキップ移動するため、
たとえ磁気ヘッドBが接触移動してもエラーにはならな
いで用いられる。
【0010】図3cの実施例では、前記レンズクリーニ
ングブラシ3をプログラムエリア13に設けてあるが、
プログラムエリア13を複数のエリアに分ける必要があ
るし、ブラシ3を設けるプログラムエリア13には信号
の記録はさせずそれ以外のエリアに記録をさせるか、予
め記録をさせておくことが配慮される。使い方として
は、前記ブラシ3を設けたエリアはスキップ移動するよ
うに使用する。この場合、ブラシ3を設けたエリア以外
のプログラムエリア13の実記録領域16から磁気ヘッ
ドBの幅から1/2以上離れている位置の貫通孔3bに
ブラシ3を設ければ、磁気ヘッドBがクリーニングシー
ト接触走行時に凸部3aに接触しないため、記録ミスや
走行エラーは発生しないで安全に使用することができ
る。例えば、図3cを例にとると、録音操作をするとこ
れまで記録されてきた領域の外周から記録し始めるた
め、ピックアップレンズをクリーニングするためには、
ブラシ3より外周から記録が開始されなければならな
い。そのためには、例えば1曲目を記録済みにしておく
必要があり、つまり製造時に1曲目に信号を入れてお
く。そうするとことで、記録操作をすると、1曲目の外
周から記録が開始され2曲目となる。よって、実記録領
域16はこの2曲目のプログラムエリア13にあること
になる。なお、前記ブラシ3を設けたエリアを磁気ヘッ
ドBは接触移動する場合があるが、その時にはスキップ
移動するため、たとえブラシ接着凸部3aが接触移動し
てもエラーにはならないで用いられる。
【0011】クリーニングディスクでクリーニング(録
音操作)すると、ディスク上では記録状態となり、その
ため何度も繰り返しクリーニングすると、プログラムエ
リアの記録領域が一杯となり、それ以上のクリーニング
(録音操作)ができなくなる。その場合は、プログラム
エリアに記録された情報(記録状態)を消去し、記録可
能領域を設けることにより、再びクリーニング(録音操
作)を可能とすることができる。したがって、プログラ
ムエリア内にブラシを設けた場合は、ブラシを設けた位
置は予め記録済みとなっているので、この領域は消去し
ないように配慮する必要がある。図3(c)の実施例で
は1曲目は消去せず、2曲目以降を消去する。
【0012】前記回転ディスク1としては、円板体の中
央部にセンタープレート4を備え、該センタープレート
4と同心円状または螺旋状に光情報または信号の記録さ
れるグルーブからなるユートックエリア12には、例え
ばプログラムエリア13に記録されている音楽の曲数、
曲の長さ、開始、終了アドレスなどの情報が記録される
が、該ユートックエリア13はケース10に形成した窓
孔部6に露呈する回転ディスク位置に設けてある。
【0013】前記磁気ヘッドクリーニング部材2は、不
織布やナイロン、或いはレーヨン等の繊維の植毛或いは
研磨シート、例えば酸化クロム,酸化アルミニウム,酸
化けい素等の微粒子からなる研磨剤を塗布したシートを
接着テープあるいは接着剤を介して回転ディスク1の片
側面上にヘッドの摺動範囲よりも大きく貼着してある
が、ディスク状シートにするほかディスクの全面に限ら
ず一部に形成することもでき、必要に応じクリーニング
液を塗布或いは含浸させてクリーニング効果をあげるこ
ともできる。なお、この磁気ヘッドクリーニング部材2
は、厚みを0.5mm以下とするのがよく、このように
することによってディスクの回転を妨げることなく良好
な走行性を確保できる。
【0014】用いられるレンズクリーニングブラシ3と
しては、ポリエステル繊維,ナイロン繊維,炭素繊維,
ガラス繊維,アラミド繊維などが単独または組合せて用
いられ、貼り付け手段は基板上に溝や孔を設けて、その
箇所に接着剤で固定したり接着テープ等で固着するのが
よい。なお、前記ブラシ3としては、回転ディスク1の
半径方向に少なくとも一部分に備えられ、鉛直方向にブ
ラシ先を向けた植毛部材を固着してあるが、いずれにし
ても対物レンズに対向する面でレンズに接触する方向に
植毛したブラシを固着するものである。
【0015】図中、6は窓孔部でケース10の磁気ヘッ
ドの対向面と、ピックアップレンズの対向面とに形成さ
れる。7は駆動軸挿入孔、8は回転ディスク収納部であ
る。
【0016】前記リードインエリア11には、ピットが
あり、例えば記録可能なディスクであるとか、何分用の
ディスクであるとか、ユートックエリア12の開始位
置、プログラムエリア13の開始位置などで、そのディ
スク1の情報が予め書き込まれているものである。ま
た、前記ユートックエリア12は、使用者のための目録
領域、例えば録音した曲の数、曲の長さ、曲の開始、終
了アドレス等が自動的に書き込まれる場所であり、さら
に前記プログラムエリア13としては、実際に音楽など
が記録される部分の録音再生可能領域であって、ユート
ックエリア12、プログラムエリア13には、グルーブ
(溝)が形成されていてここに諸事項が記録されること
になる。
【0017】なお、規格では、ミニディスクの場合、前
記リードインエリア11は、内周がmaxφ29mm、
外周がφ32±0.2mmと規定されていて、この範囲
にディスクの情報が繰り返し書き込まれている。そし
て、プレーヤにこのディスクを装着すると、まずピック
アップレンズAは、リードインエリア11に至ってここ
の情報を読み取り、そのままリードインエリア内で停止
したり、その後更にユートックエリア12に自動的に移
動してから停止する場合がある。(この動きは、プレー
ヤによって異なる)。次いで再生または、録音記録操作
をすることで、プログラムエリア13に移動し再生また
は記録を開始する。ここで、ピックアップレンズクリー
ニングブラシ3は、プレーヤにとっては異物であるた
め、クリーニングを可能にするためには、前記ピックア
ップレンズAが読み飛ばす部分である必要があり、その
ような位置に配備することが考慮されている。
【0018】前記磁気ヘッドBがユートックエリア12
に信号を記録する際、ディスク上にブラシ固定部の凸部
3aがあってもプログラムエリア13の実記録領域16
の近傍に凸部3aがある場合と違って、記録時にエラー
が発生し難いので(色々な機種で実験したところ、その
ような結果が得られた。)、この接着凸部3aはユート
ックエリア12の実記録領域16から磁気ヘッドの幅の
1/2以上離れて設けなくても良いが、ユートックエリ
ア12及びプログラムエリア13の両方の実記録領域1
6から磁気ヘッドの幅の1/2以上離れて設けることが
より好ましい。
【0019】なお、通常、ユートックエリア12は使用
者が情報を書き込める領域であるが、その内容、繰り返
し回数など(幅にして1〜2mm程度)も規格で決まっ
ているので、プログラムエリア13の開始位置が決まっ
ていることとなる。 実際には該プログラムエリア13
の開始位置は、リードインエリア11に書き込まれてい
る。リードインエリア11の終了位置からプログラムエ
リア13の開始位置の間にブラシを設けようとした場
合、通常ここは1〜2mmの幅を持つユートックエリア
12である。しかし、これは1〜2mm程度の幅では狭
すぎてブラシ3を配備できないので、リードインエリア
11にプログラムエリア13の開始位置を通常より外周
に設定して、ユートックエリア12の開始位置より外側
のユートックエリア12にブラシ3を設けるようにし
て、録音または再生操作をすることによりピックアップ
レンズAが、プログラムエリア13に移動する時にクリ
ーニングできるようにするのがよい。
【0020】なお、前記磁気ヘッドBのクリーニングを
する場合、記録再生可能なプレーヤのみに適用される
が、磁気ヘッドを必要とする部分は、リードインエリア
11より外周側であるので、少なくともこの領域に磁気
ヘッドクリーニング部材2があればよい。また、再生専
用プレーヤの場合は、前記磁気ヘッドクリーニング部材
2は機能しないが、再生操作によりピックアップレンズ
Aをクリーニングできる。さらに、記録再生が可能なプ
レーヤでは、再生操作によりピックアップレンズAのみ
をクリーニングすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、目録用のリードインエリア、
使用者が情報を書き込めるユートックエリア、情報記録
再生可能のプログラムエリアの構成となっている記録再
生可能なディスクの片面にピックアップレンズのクリー
ニングブラシを備え、かつディスクの他面に磁気ヘッド
クリーニング用部材を備えた光磁気ディスク装置用のク
リーニングディスクにおいて、前記ディスクに設けた貫
通孔にレンズクリーニングブラシを磁気ヘッド面側に突
出して固定植設したものであって、該ブラシ固定部の凸
部が前記各エリアに存在する実記録領域の端から磁気ヘ
ッドの幅の1/2以上離れた位置に設けられていること
により、記録再生用プレーヤでは記録操作をするだけ
で、ピックアップレンズと磁気ヘッドの両方をクリーニ
ングでき、再生専用プレーヤでは、再生操作するだけ
で、ピックアップレンズをクリーニングできて取扱操作
を簡便化し、クリーニング中にエラーが発生することな
く、磁気ヘッド及びピックアップレンズのクリーニング
を一遍に能率よく行うことができ、各対象物に付着また
は堆積したゴミ類の清掃除去を信号読み取りエラーがな
く著しく容易に行えて高性能維持が可能であって、光磁
気ディスクを用いる記録再生装置の有用性を大巾に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニングディスクカートリッジの
分離状態の斜視図である。
【図2】図1の例のカートリッジに使用されるディスク
の一部拡大縦断面図で、(a)はその一実施例の縦断面
図、(b)は他の実施例の縦断面図である。
【図3】図1の例のディスクの一部拡大縦断面図でり、
(a)はその一実施例の縦断面図、(b)は他の実施例
の縦断面図。(c)はさらに他の実施例の縦断面図であ
る。ある。
【図4】図3cの例のディスクの拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 クリーニング部材 3 ブラシ 3a ブラシ接着固定凸部 3b 貫通孔 4 センタープレート 6 窓孔部 7 駆動軸挿入孔 8 回転ディスク収容部 10 ケース 11 リードインエリア 12 ユートックエリア 13 プログラムエリア 16 実記録領域 A 対物レンズ B 磁気ヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目録用のリードインエリア、使用者が情
    報を書き込めるユートックエリア、情報記録再生可能の
    プログラムエリアを有する記録再生可能なディスクの片
    面にピックアップレンズのクリーニングブラシを備え、
    かつディスクの他面に磁気ヘッドクリーニング用部材を
    備えた光磁気ディスク装置用のクリーニングディスクに
    おいて、前記ディスクに設けた貫通孔にレンズクリーニ
    ングブラシを磁気ヘッド面側に突出して固定植設したも
    のであって、該ブラシ固定部の凸部が前記各エリアに存
    在する実記録領域の端から磁気ヘッドの幅の1/2以上
    離れた位置に設けられていることを特徴とするクリーニ
    ングディスク。
  2. 【請求項2】 目録用のリードインエリア、使用者が情
    報を書き込めるユートックエリア、情報記録再生可能の
    プログラムエリアを有する記録再生可能なディスクの片
    面にピックアップレンズのクリーニングブラシを備え、
    かつディスクの他面に磁気ヘッドクリーニング用部材を
    備えた光磁気ディスク装置用のクリーニングディスクに
    おいて、前記ディスクに設けた貫通孔にレンズクリーニ
    ングブラシを磁気ヘッド面側に突出して固定植設したも
    のであって、該ブラシ固定部の凸部が前記プログラムエ
    リアの実記録領域と前記ユートックエリアの実記録領域
    との間の位置に設けられていることを特徴とするクリー
    ニングディスク。
  3. 【請求項3】 前記レンズクリーニングブラシが、前記
    リードインエリア内の位置に配備した請求項1記載のク
    リーニングディスク。
  4. 【請求項4】 前記レンズクリーニングブラシが、前記
    ユートックエリア内の位置に配備した請求項1または2
    記載のクリーニングディスク。
  5. 【請求項5】 前記レンズクリーニングブラシが、前記
    プログラムエリア内に配備した請求項1記載のクリーニ
    ングディスク。
JP13340898A 1998-05-15 1998-05-15 クリーニングディスク Pending JPH11328764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6711102B1 (en) * 1999-11-25 2004-03-23 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Magneto-optical cleaning disk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6711102B1 (en) * 1999-11-25 2004-03-23 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Magneto-optical cleaning disk

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