JP3752551B2 - ディスク装置 - Google Patents

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JP3752551B2
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    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

Description

技術分野
本発明はディスク装置に係り、特にヘッド部をディスク状記録媒体の表面に摺接させて情報の読み出し及び書き込みを行うディスク装置に関する。
背景技術
光磁気ディスク装置のようなディスク装置において、ディスク状記録媒体(以下「ディスク」という)が収納されたディスクカートリッジ(以下「カートリッジ」という)がディスク装置に装着される。カートリッジの装着動作と同時に先端部分に磁気ヘッドを支持するヘッドアームが回動して磁気ヘッドがディスク上面に接触する。また、光学ピックアップがディスク下面に対向する位置に移動される。
磁気ヘッドと光学ピックアップは、ディスクの同じトラック位置においてディスクを挟んで互いに対向するように、ディスク半径方向に移動される。ディスクに情報を書き込むときは、光学ピックアップからレーザ光が照射されて記録領域の温度をキュリー点以上の温度に上昇する。同時に、磁気ヘッドによりディスクの記録領域に磁界が加えられて記録領域が磁化される。その結果、加えられた磁界の磁化方向が記録領域に記憶される。また、ディスクに記録された情報を読み取るときは、光学ピックアップからレーザ光がディスクに照射される。そして、反射光の偏光面の振動方向を検出し、振動方向が記録領域の磁化方向に応じて磁気カー効果によりカー回転しているかどうかが判定される。
上述のような光磁気ディスク装置では、光学ピックアップはディスクに接触しないが、磁気ヘッドはディスク表面に接触する。ディスクの光磁気記録膜の上下面には、透明な樹脂層がコーティングされている。
上述のように、磁気ヘッドをディスク表面に摺接させるディスク装置においては、通常の使用方法ではディスク表面を傷付けることはない。しかし、例えば磁気ヘッド又はディスク表面に異物が付着した状態で情報の書き込み又は読み取りを行うと、異物によりディスク表面がスクラッチされてディスク表面に傷が付くことがある。特に、ディスク表面の硬度よりも硬い異物が磁気ヘッドとディスク表面との間に介在している場合には、ディスクの記録領域表面に深い傷が付いてしまうことがある。
このように、ディスク表面に深い傷が付いてしまった場合、傷が光磁気記録膜まで達してしまう可能性がある。そのような傷は、読み取り動作時のエラー発生の原因となる。
発明の開示
そこで、本発明は上記問題点を解決した新規で有用なディスク装置を提供することを目的とする。
本発明のより具体的な目的は、ヘッドが記録媒体と所定の距離を保ちながら記録媒体上を移動することで、異物がヘッドと記録媒体との間に挟み込まれないディスク装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、回転するディスク状記録媒体の記録領域に対して情報の読み出し及び/又は書き込みを行うヘッドを有するディスク装置であって、
回転している前記ディスク状記録媒体の表面に摺接する摺接部と、
摺接部に支持され、ヘッドがディスク状記録媒体の表面から所定距離離間した状態で、ヘッドをディスク状記録媒体に対して所定方向に移動可能に保持するヘッド支持案内機構と、
を有するディスク装置が提供される。
上述の発明によれば、記録媒体の表面に摺接する摺接部に支持されるヘッド支持案内機構によりヘッドが移動可能に支持される。したがって、摺接部とヘッドとは互いに分離されており、摺接部を記録媒体の記録領域以外の部分に摺接させることができる。
また、摺接部の記録媒体への当接を基準としてヘッドと記録媒体との位置を決定できるので、ヘッドと記録媒体との距離を常に一定に保つことができる。したがって、ヘッドと記録媒体との距離を非常に小さく維持することができる。これにより、磁気ヘッドを使用する場合でも、適当な磁気記録再生機能を維持しつつ、ヘッドと記録媒体との間に微小な距離を維持することができる。したがって、異物をヘッドと記録媒体との間に挟み込むことが防止される。
一般的に、ディスク状記録媒体は情報が記録されない非記録領域を備えている。よって、摺接部を非記録領域に摺接させることにより、たとえ異物が摺接部と記録媒体との間に入り込んだ場合でも、記録領域を傷つけることはない。
また、非記録領域が記録媒体のディスク外周部に存在し、摺接部が外周部に当接することにより、ディスクの回転時の振れを防止することもできる。
本発明のその他の目的、特徴、及び利点は添付の図面を参照しながら詳細な説明を読むことにより一層明瞭となるであろう。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のディスク装置の一実施例の分解斜視図である。
図2は、図1に示された磁気ヘッド機構の拡大平面図である。
図3は、摺接部がディスクの非記録領域に摺接した状態にある磁気ヘッド機構の側面図である。
図4は、摺接部がディスクの非記録領域に摺接した状態にある磁気ヘッド機構の正面図である。
図5は、ディスク装置の分解斜視図である。
図6は、カートリッジ未装着時のディスク装置の内部を示す側面図である。
図7は、カートリッジ装着後の再生モード状態におけるディスク装置の内部を示す側面図である。
図8は、カートリッジ装着後の記録モード状態におけるディスク装置の内部を示す側面図である。
図9は、本発明による磁気ヘッド支持機構の第1変形例の斜視図である。
図10は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構の平面図である。
図11は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構の側面図である。
図12は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構の正面図である。
図13は、磁気ヘッド支持機構の第2変形例を有する磁気ヘッド機構の平面図である。
図14は、磁気ヘッド支持機構の第2変形例を有する磁気ヘッド機構の側面図である。
図15は、磁気ヘッド支持機構の第2変形例を有する磁気ヘッド機構の正面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例による光磁気ディスク装置の分解斜視図である。
図1に示されるように、光磁気ディスク装置11は、ベース12に光磁気ディスク(図示せず)が装着されるターンテーブル13を有している。ターンテーブル13には、光磁気ディスクのハブをマグネットチャッキングする磁石14が埋設されている。
また、ベース12は、ターンテーブル13の側方にピックアップ用開口15を有する。ピックアップ用開口15の後方(矢印Bで示される方向)には、一対のヘッドアーム支持部16が起立して設けられている。そして、一対のヘッドアーム支持部16間のベース12には、ヘッドアーム挿通用開口17が設けられている。また、ヘッドアーム支持部16の各々には、軸29が挿通される軸孔16aが設けられている。
また、ヘッドアーム支持部16間のベース12の上面側には、磁気ヘッド機構18が配置されている。磁気ヘッド機構18は、上下方向に回動する第1ヘッドアーム19と、ディスク半径方向に移動する第2ヘッドアーム20とを有する。第1ヘッドアーム19は、一対のヘッドアーム支持部16により回動可能に支持されている。この第1ヘッドアーム19は、矢印A,Bで示される方向に延在する一対のアーム21,22と、アーム21,22との間に延在する梁部23,24と、アーム21,22の後端から下方に突出する腕部25,26とを有する。
第1ヘッドアーム19の腕部25,26は、その上部に軸受25a,26aを有し、ヘッドアーム支持部16間に装架された軸29が挿通される。腕部25,26の下部は、ヘッドアーム挿通用開口17に挿通されてベース12の下面側に突出している。また、腕部25,26の下部には、係合孔25b,26bが設けられている。
アーム21,22の先端には、ディスクの表面に摺接する摺接部27,28が設けられている。摺接部27,28は、ディスクの表面に対し、低摩擦で摺接できるように低摩擦材により形成される。また、摺接部27,28はの下面は、円弧状の曲面を有する。また、摺接部27,28には、磁気ヘッド用ガイドロッド30を支持するための軸孔27a,28aが設けられている。ガイドロッド30は、アーム21,22の先端間でヘッド移動方向(矢印C,Dで示される方向)に横架される。
磁気ヘッド31を支持する第2ヘッドアーム20は、ガイドロッド30に摺動可能に嵌合する摺動部32を有する。磁気ヘッド31は、ガイドロッド30によってディスクと接触しないようにディスク表面に対する高さを規制される。すなわち、磁気ヘッド31は、ディスク表面に対して同じ高さを維持しながら移動できるようにガイドロッド31によってガイドされる。また、第1ヘッドアーム19の摺接部27,28の離間距離Lは、ディスクの記録領域の幅よりも大とされている。そして、第1ヘッドアーム19は、一対の摺接部27,28がディスクの非記録領域に摺接するように取り付けられている。すなわち、一方の摺接部27は、内周側の非記録領域に摺接し、他方の摺接部28は、外周側の非記録領域に摺接する。
また、ベース12の下面側には、第1ヘッドアーム19を駆動させるためのヘッドアーム用スライダ35が矢印A,Bで示される方向に摺動自在に設けられている。ヘッドアーム用スライダ35は、第1ヘッドアーム19の腕部25,26に設けられた係合孔25b,26bに嵌合する軸36,37を有する。従って、第1ヘッドアーム19は、軸36,37を中心として上下方向に回動する。
また、ヘッドアーム用スライダ35の上面には、ベース12の長孔38に挿通されてカートリッジ装着用カムギヤ39のカム溝40に係合する係合ピン41が起立している。従って、カートリッジ装着用カムギヤ39が回動されると、係合ピン41がカム溝40に沿って移動し、ヘッドアーム用スライダ35が摺動する。これにより、第1ヘッドアーム19を回動させることができる。
ベース12の下面側には、光ピックアップ機構42が設けられている。この光ピックアップ機構42は、光学ヘッド43を支持する光学ヘッドアーム44と、光学ヘッドアーム44より側方に延在するラック45と、ラックに噛合して光学ヘッドアーム44を矢印C,Dで示される方向に駆動する駆動ギヤ46とを有する。
磁気ヘッド31を支持する第2ヘッドアーム20の後端には、板バネ20aが固着されている。板バネ20aは、光学ヘッドアーム44の後部より垂立した支柱44aの上端にネジ止めされる。そのため、第2ヘッドアーム20は、磁気ヘッド31を光学ヘッド43と対向させた状態で光学ヘッドアーム44と一体的に矢印C,Dで示される方向に移動することができる。また、記録時は、第1ヘッドアーム19の端部が下方(矢印Eで示される方向)に変位して摺接部27,28がディスク53の非記録領域に当接する。この状態において、板バネ20aが撓むことにより磁気ヘッド31がディスク上面に近接する。
また、ベース12の下面側には、カートリッジ装着用カムギヤ39を駆動するためのカートリッジ装着用駆動モータ47が取り付けられている。このカートリッジ装着用駆動モータ47の回転軸48は、ベース12の孔49に挿通されてベース12の上面側に突出している。回転軸48の上端には、回転伝達用のプーリ50が嵌合されている。
図2は本発明による磁気ヘッド機構18の拡大平面図である。また、図3は摺接部27,28がディスクの非記録領域に摺接した状態にある磁気ヘッド機構18の側面図である。図4は摺接部27,28がディスクの非記録領域に摺接した状態にある磁気ヘッド機構18の正面図である。
図2乃至図4に示されるように、ディスクカートリッジ51はカートリッジホルダ56に挿入され、ディスク装置内の装着位置に移動する。ディスクカートリッジ51がディスク装置に装着された状態で、第1ヘッドアーム19及び第2ヘッドアーム20が下方向(矢印Eで示される方向)に回動して第1ヘッドアーム19の摺接部27,28がディスクカートリッジ51に収納されたディスク53の上面に摺接する。第1ヘッドアーム19のアーム20,21は、可撓性を有しており、第1ヘッドアーム19が矢印Eで示される方向に回動したときに撓んで摺接部27,28をディスク53の上面に押し付ける。このとき、ディスク53は、ターンテーブル13上の磁石14によりチャッキングされており、ターンテーブル13と共に回転している。
第1ヘッドアーム19の摺接部27,28は、ディスク53の内周側、外周側に形成されて非記録領域53a,53bに摺接してガイドロッド30の高さ位置を規定している。また、第2ヘッドアーム20の先端側に設けられた摺動部32が第1ヘッドアーム19の一対のアーム21,22の先端間に横架されたガイドロッド30に摺動可能に嵌合している。
そのため、第2ヘッドアーム20は、軸29及びガイドロッド30により摺動方向をガイドされる。このとき、磁気ヘッド31はディスク53の上面から微小隙間S(本実施例では、S=0.05〜0.1mm程度)だけ離間した位置に保持される。
すなわち、磁気ヘッド31は、ディスク53の記録領域53cに対し微小隙間S離間した位置で対向している。よって、磁気ヘッド31は、ディスク53に接触しないでディスク半径方向に移動することができる。これにより、異物がディスク53または磁気ヘッド31に付着しても、異物がディスクの記録領域と磁気ヘッド31との間にはさまれることが防止される。したがって、ディスク53の表面の記録領域に傷付けることを防止できる。また、深い傷によりディスク53の記録媒体膜が損傷することを防止できる。
さらに、摺接部28がディスク53の外周側の非記録領域53bに摺接することにより、ディスク53の不要な振動を抑えることができる。これにより、高密度記録再生を安定的に行うことができる。
次にディスク装置11の全体構成について説明する。
図5はディスク装置11の分解斜視図である。
図5に示されるように、ディスク装置11は、ベース12上に固定してある門型のフレーム54と、フレーム54の内側でA,B方向に摺動可能に支持された門型のカートリッジ装着用スライダ55と、カートリッジ装着用スライダ55の内側に移動可能に設けられたカートリッジホルダ56とを有する。
フレーム54は、天板部54aと左右の側板部54bとを有する。フレーム54の側板部54bは、L字状の長孔54c有する。また、フレーム54の側板部54bには、カム組立体57が取り付けてある。また、フレーム54の天板部54aには、プッシュレバー58が取り付けてある。
カートリッジ装着用スライダ55は、天板部55aと、左右の側板部55bと、B方向へ張り出している張り出し部55cとを有する。側板部55bは、傾斜溝55dを有する。天板部55aの下面には、L字状アーム60及び板ばね部材61が取り付けてある。また、張り出し部55c上には、板部材62が設けてある。
カートリッジホルダ56は、底板部56aと、左右の立ち上がった側板部56bと、側板部56bより内方に突出したカートリッジ支持部56cとを有する。また、側板部56bには、ピン70がカートリッジホルダ56より側方に突出している。このピン70は、傾斜溝55dと長孔54cとを、これらが交差する個所において貫通している。また、左右の側板部56bに沿って、板ばね部材71,72が取り付けてある。
板ばね部材71,72は矢印Bで示される方向の端部に、略V字状の板ばね部71a,72aを有する。板ばね部71a,72aは、夫々突出部56cより矢印Bで示される方向側の部位にあって、底板部56aに対向している。この板ばね部71a,72aは、カートリッジホルダ56に挿入されたディスクカートリッジ51を押え付ける働きをする。
また、ディスクカートリッジ51は、磁気ヘッド31、光学ヘッド43が対向する位置に設けられた開口を閉塞するシャッタ51aを有する。シャッタ51aは、ディスクカートリッジ51が、カートリッジホルダ56に挿入されることにより開く。
ベース12には、前述したように磁気ヘッド機構18、ターンテーブル13を駆動するターンテーブル用モータ80、光ピックアップ機構42、カートリッジ装着用カムギヤ39、カートリッジ装着用モータ47、プリント板84、ヘッドアーム用スライダ35、プーリ82、ギヤ83等が取り付けてある。
カートリッジ装着用モータ47の回転駆動力は、プーリ50、ベルト(図示せず)、プーリ82、ギヤ83、カートリッジ装着用カムギヤ39の順に伝達されてヘッドアーム用スライダ35を矢印A,Bで示される方向に駆動する。
次に、上記構成になるディスク装置11の動作について説明する。尚、図6はカートリッジ未装着時のディスク装置の内部を示す側面図であり、図7はカートリッジ装着後の再生モード状態におけるディスク装置の内部を示す側面図であり、図8はカートリッジ装着後の記録モード状態におけるディスク装置の内部を示す側面図である。
1)カートリッジ装着動作:
図6に示されるように、カートリッジが装着される前の状態においては、カートリッジホルダ56は、挿入・イジェクト位置に上昇している。また、カートリッジ装着用スライダ55は矢印Aで示される方向の摺動位置にある。そして、ヘッドアーム用スライダ35が矢印Aで示される方向寄りに位置している。
そのため、磁気ヘッド機構18は、第1ヘッドアーム19及び第2ヘッドアーム20が上方に変位した状態に保持される。このとき、磁気ヘッド31及び摺接部27,28もカートリッジホルダ56の上方に変位している。
2)再生動作:
ディスクカートリッジ51がカートリッジホルダ56に挿入されると、ディスクカートリッジ51のシャッタ51aが開く。そして、ディスクカートリッジ51の端部がカートリッジホルダ56の奥部まで挿入されると、カートリッジ挿入検出スイッチ(図示せず)がオンになる。このとき、板ばね部材71,72の板ばね部71a,72aがディスクカートリッジ51を押圧して保持する。
カートリッジ挿入検出スイッチ(図示せず)がオンになると、カートリッジ装着用モータ47が回転駆動される。これにより、カートリッジ装着用モータ47の回転駆動力がプーリ50、ベルト(図示せず)、プーリ82、ギヤ83を介してカートリッジ装着用カムギヤ39に伝達される。
カートリッジ装着用カムギヤ39は、カートリッジ装着用スライダ55の張り出し部55cの溝55e及び板部材62の溝62aに挿通された係合ピン39aを有する。そのため、カートリッジ装着用スライダ55は矢印Bで示される方向に摺動する。
カートリッジ装着用スライダ55は側板部55bに設けられた傾斜溝55dにカートリッジホルダ56のピン70が係合している。このため、スライダ55がB方向に摺動するのに伴ってカートリッジホルダ56は下方(矢印Eで示される方向)に移動する。これにより、ディスクカートリッジ51を保持しているカートリッジホルダ56は、図7に示す装着位置に降下する。
カートリッジ装着用スライダ55が矢印Bで示される方向に移動する。このとき、プッシュレバー58の掛止部58dが板バネ部材61の押圧片61aに押圧される。これにより、プッシュレバー58は、カートリッジホルダ56が矢印Eで示される方向に移動するのに連動して反時計に回動し、カートリッジホルダ56に挿入されたディスクカートリッジ51の前側上面を下方に押圧し続ける。
この状態において、光学ヘッド43がディスクカートリッジ51に収納されたディスク53の下面に対向して読み取り可能な状態となる。このとき、磁気ヘッド31は、ディスク53の上方に離間している。従って、カートリッジホルダ56が装着位置に移動することにより再生動作可能な状態となる。
また、光学ヘッド43及び光学ヘッドアーム44は、矢印C,Dで示される方向に延在するガイドシャフト85,86に沿って摺動できるようにガイドされている。そして、光学ヘッドアーム44のラック45に噛合するギヤ46が回転駆動されることにより、光学ヘッド43及び光学ヘッドアーム44は、矢印C,Dで示される方向(ディスク半径方向)に移動しながらディスク53に記録された情報を読み取る。
3)記録動作:
ディスク53に情報の書き込みを行う場合、記録モードの設定操作によりカートリッジ装着用モータ47の出力軸48が所定角度回転駆動される。
図8に示されるように、ヘッドアーム用スライダ35は、カートリッジ装着用カムギヤ39のカム溝40に係合する係合ピン41を有するため、カム溝40の形状に応じて矢印Bで示される方向に摺動する。また、ヘッドアーム用スライダ35は、第1ヘッドアーム19の腕部25,26に設けられた係合孔25b,26bに嵌合する軸36,37を有する。このため、ヘッドアーム用スライダ35が矢印Bで示される方向に移動すると共に第1ヘッドアーム19が反時計方向に回動する。そして、可撓性を有するアーム21,22が撓むことによって、摺接部27,28がディスク53の上面に当接する。
第2ヘッドアーム20は、第1ヘッドアーム19のアーム21,22の先端間に横架されたガイドロッド30に摺動可能に嵌合する摺動部32を有する。このため、第1ヘッドアーム19の回動動作に連動して第2ヘッドアーム20を支持する板バネ20aが撓み、第2ヘッドアーム20も反時計方向に回動する。よって、第2ヘッドアーム20の先端に設けられた磁気ヘッド31はディスク53の上面に近接し、記録領域53cに対向する。
第1ヘッドアーム19の摺接部27,28は、ディスク53の非記録領域53a,53bに摺接してガイドロッド30の高さ位置を規定している。また、第2ヘッドアーム20の摺動部32は、ガイドロッド30に摺動可能に嵌合している。このため、第2ヘッドアーム20は、磁気ヘッド31がディスク53の上面から微小隙間Sだけ離間させた高さ位置に維持した状態で移動するようにガイドする。
よって、磁気ヘッド31は、ディスク53の上面に接触しないでディスク半径方向に移動することができる。したがって、異物がディスク53または磁気ヘッド31に付着しても、異物はディスク53と磁気ヘッド31との間にはさまれることがなく、ディスク53の表面に傷付けることを防止できる。
尚、イジェクト動作は、上記カートリッジ装着動作を逆に行うことにより達成される。すなわち、イジェクト操作されると、カートリッジ装着用モータ47が逆回転してヘッドアーム用スライダ35が矢印Aで示される方向に摺動される。これにより、第1ヘッドアーム19及び第2ヘッドアーム20がディスク35から離間する方向に回動する。この後、カートリッジ装着用スライダ55が矢印Aで示される方向に移動してカートリッジホルダ56を挿入・イジェクト位置に上昇させる。
図9は本発明による磁気ヘッド支持機構の第1変形例の斜視図である。
第1ヘッドアーム19のアーム21,22先端には、一対のガイドプレート91,92が平行に配されている。このガイドプレート91,92は、L字状の断面を有する。ガイドプレート91,92は、アーム21,22先端に設けられた摺接部93,94の角部に固着されている。摺接部93,94は、下面に突出部93a,94aを有する。突出部93a,94aは、ガイドプレート91,92の間に形成されたスリット95を通じて下方に突出する。
第2ヘッドアーム20の先端に設けられた磁気ヘッド96は、ガイドプレート91,92に当接する摺接面96a,96bと、摺接面96a,96bよりも下方に位置してディスク53に近接するヘッド部96cとを有する。摺接面96a,96bからのヘッド部96cの突出距離は、ガイドプレート91,92の厚さより大きい。しかしながら、摺接部93,94の突出部93a,94aの方がヘッド部96cよりも大きく突出するように、摺接面96a,96bからのヘッド部96cの突出距離が決められている。
図10は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構18の平面図、図11は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構18の側面図、図12は磁気ヘッド支持機構の第1変形例を有する磁気ヘッド機構18の正面図である。尚、図10、11及び12において、図1及び2に示された部分と同一の部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図10乃至図12に示されるように、摺接部93,94の突出部93a,94aがディスク53の非記録領域53a,53bの表面に摺接するとき、ヘッド部96cはディスク53の表面から離間した位置に保持される。
すなわち、磁気ヘッド96のヘッド部96cは、ディスク53の記録領域53cに対し微小隙間Sだけ離間した位置に保持されている。よって、磁気ヘッド96は、ディスク53に接触せずにディスク半径方向に移動することができる。これにより、異物がディスク53または磁気ヘッド96のヘッド部96cに付着しても、異物はディスク53と磁気ヘッド96との間にはさまれることがなく、ディスク53の表面に傷付けることを防止できる。
図13は磁気ヘッド支持機構の第2変形例を有する磁気ヘッド機構18の平面図;図14は磁気ヘッド支持機構の第2変形例の側面図;図15は磁気ヘッド支持機構の第2変形例の正面図である。尚、図13、14及び15において、図1及び2に示された部分と同一の部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図13乃至図15に示されるように、支持部97は、カートリッジホルダ56の天板56aに当接する当接部97bと、当接部97bから下方に突出してガイドプレート91,92を支持するガイドプレート支持部97aとを有する。
そのため、記録モード状態では、第1ヘッドアーム19のアーム21,22先端に設けられた支持部97,摺接部94のうち、外周側に位置する摺接部94がディスク35の非記録領域に摺接すると共に、支持部97の当接部97bがカートリッジホルダ56の天板56aの上面側に当接する。
これにより、磁気ヘッド96のヘッド部96cは、ディスク53の記録領域53cに対し微小隙間Sだけ離間した位置に保持される。これにより、異物がディスク53または磁気ヘッド96のヘッド部96cに付着しても、異物はディスク53と磁気ヘッド96との間にはさまれることがなく、ディスク53の表面に傷付けることを防止できる。
ディスク内周側では、当接部97bがホルダ56に当接することによって当接部97の位置が規制されるため、摺接部94のみがディスク53に摺接する。したがって、摺接部によるディスクの回転負荷を減らすことができる。
尚、上記摺接部27,28,93,94の形状は、上記実施例のものに限らず、平面形状としても良いし、あるいはローラのような回転体を第1ヘッドアーム19の先端に設ける構成としても良い。
また、上記実施例は、本発明を光磁気ディスク装置に適用したものであるが、本発明はこれに限らず、ヘッド部をディスクに摺接させて情報の記録又は再生を行うディスク装置であれば適用することができる。
また、上記実施例では、ディスクの非記録領域に第1ヘッドアーム19の先端部分に設けられた一対の摺接部をディスク表面に摺接させている。しかし、本発明はこのような構成に限らず、例えばディスク径の大きい場合には、内周側と外周側の非記録領域のほぼ中間位置の記録領域にローラ等の回転体からなる摺接部を摺接させる構成とすることもできる。
本発明は具体的に開示された実施例に限定されることなく、本発明の範囲内において、様々な変形例及び改良例がなされるであろう。

Claims (4)

  1. 回転するディスク状記録媒体の記録領域に対して情報の読み出し及び/又は書き込みを行うヘッドを有するディスク装置であって、
    回転している前記ディスク状記録媒体の表面に当接する摺接部と、
    前記ディスク状記録媒体を収容するカートリッジを保持するホルダに当接する支持部と、前記摺接部及び該支持部に支持されてディスク半径方向に延在する支持案内部材とを備えてなり、前記ヘッドは該支持案内部材に係合して支持案内され、前記ヘッドが前記ディスク状記媒体の前記表面から所定距離離間した状態で、前記ヘッドを前記ディスク状記録媒体に対して所定方向に移動可能に保持するヘッド支持案内機構と、
    を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 請求項1記載のディスク装置であって、
    前記ディスク状記録媒体は情報が記録されない非記録領域を備えており、前記摺接部は前記非記録領域に摺接することを特徴とするディスク装置。
  3. 請求項1記載のディスク装置であって、
    前記所定方向は前記ディスク状記録媒体の半径方向であることを特徴とするディスク装置。
  4. 請求項1記載のディスク装置であって、
    前記所定距離は0.05mmから0.1mmの範囲の値であることを特徴とするディスク装置。
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