JP2765436B2 - 磁界ヘッドの昇降機構 - Google Patents
磁界ヘッドの昇降機構Info
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- JP2765436B2 JP2765436B2 JP5140491A JP14049193A JP2765436B2 JP 2765436 B2 JP2765436 B2 JP 2765436B2 JP 5140491 A JP5140491 A JP 5140491A JP 14049193 A JP14049193 A JP 14049193A JP 2765436 B2 JP2765436 B2 JP 2765436B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界ヘッドの昇降機構
に係り、特に光ピックアップから出力されるレーザ光軸
上に位置決めされた磁界ヘッドのヘッドコアをスライド
板の進退移動により光磁気ディスクに対し接触する位置
またはこの位置より離反する少なくとも2つの位置に段
階的に設定することができる磁界ヘッドの昇降機構に関
する。
に係り、特に光ピックアップから出力されるレーザ光軸
上に位置決めされた磁界ヘッドのヘッドコアをスライド
板の進退移動により光磁気ディスクに対し接触する位置
またはこの位置より離反する少なくとも2つの位置に段
階的に設定することができる磁界ヘッドの昇降機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光磁気ディスクに対し、レー
ザ光を使用して情報の記録・再生を行う行うべく光ピッ
クアップから出力されるレーザ光軸上に、ヘッドコアを
対向位置決めした磁界ヘッドを昇降させる磁界ヘッドの
昇降機構においては、この昇降機構の側面に配設される
スライド板に案内溝を形成した部品を取り付け、前記ス
ライド板を進退移動させることにより、ヘッドコアの昇
降動作を段階的に制御するように構成されていた。
ザ光を使用して情報の記録・再生を行う行うべく光ピッ
クアップから出力されるレーザ光軸上に、ヘッドコアを
対向位置決めした磁界ヘッドを昇降させる磁界ヘッドの
昇降機構においては、この昇降機構の側面に配設される
スライド板に案内溝を形成した部品を取り付け、前記ス
ライド板を進退移動させることにより、ヘッドコアの昇
降動作を段階的に制御するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
昇降機構は、スライド板に案内溝を形成した部品を取付
ける構成を採っているため、部品点数が増大し、組立て
並びに加工工数の増加により、精度の低下と共にコスト
高の要因を招いていた。
昇降機構は、スライド板に案内溝を形成した部品を取付
ける構成を採っているため、部品点数が増大し、組立て
並びに加工工数の増加により、精度の低下と共にコスト
高の要因を招いていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、枢動フレームの
側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を形成したスラ
イド板を配設し、このスライド板を所定範囲内で進退移
動させた際に前記磁界ヘッドを弾力的に揺動させて、ヘ
ッドコアを光磁気ディスクに対し接触する接触位置およ
びこの位置より離反する少なくとも2つの位置に設定さ
れるよう構成することにより、部品点数を削減すること
ができると共に、案内溝をスライド板に直接加工するこ
とができ、組立て並びに加工精度を向上させて、コスト
の低減を実現することができる磁界ヘッドの昇降機構を
提供することにある。
側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を形成したスラ
イド板を配設し、このスライド板を所定範囲内で進退移
動させた際に前記磁界ヘッドを弾力的に揺動させて、ヘ
ッドコアを光磁気ディスクに対し接触する接触位置およ
びこの位置より離反する少なくとも2つの位置に設定さ
れるよう構成することにより、部品点数を削減すること
ができると共に、案内溝をスライド板に直接加工するこ
とができ、組立て並びに加工精度を向上させて、コスト
の低減を実現することができる磁界ヘッドの昇降機構を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するた
め、本発明の磁界ヘッドの昇降機構は、光磁気ディスク
に対し光ピックアップから出力されるレーザ光を使用し
て情報の記録・再生を行うべくレーザ光軸上にヘッドコ
アを対向位置決めした磁界ヘッドを昇降させる磁界ヘッ
ドの昇降機構において、前記磁界ヘッドの昇降機構は、
収納ケースのフレーム内に収納された光磁気ディスクの
半径方向に逆L字型の支持部材を移動可能に設けてこの
水平底部に光ピックアップを固定し、ジンバルバネに取
付部を接合して金属板バネのアームを形成し、前記ジン
バルバネの先端にヘッドコアを取付けると共に前記取付
板を前記支持部材の頂部に挾着し、前記磁界ヘッドの中
間底部に折曲舌片を突設して係合部を形成し、この係合
部に案内軸を交差係合し、この案内軸により一端を枢支
されると共に他端をブラケットに対して枢支され、中間
側部に作動軸を突設してなる枢動フレームを設け、この
枢動フレームを前記磁界ヘッドの直上に前記他端の枢支
点を中心にして枢動可能に跨設し、前記枢動フレームの
側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を階段状に形成
したスライド板を配設し、このスライド板の進退移動に
より前記貫通案内溝に係合する作動軸を備えた枢動フレ
ームを介して前記磁界ヘッドを弾力的に揺動変位させ、
前記ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接触する接
触位置およびこの位置より離間する少なくとも2つの変
位位置に設定し得るよう構成することを特徴とする。
め、本発明の磁界ヘッドの昇降機構は、光磁気ディスク
に対し光ピックアップから出力されるレーザ光を使用し
て情報の記録・再生を行うべくレーザ光軸上にヘッドコ
アを対向位置決めした磁界ヘッドを昇降させる磁界ヘッ
ドの昇降機構において、前記磁界ヘッドの昇降機構は、
収納ケースのフレーム内に収納された光磁気ディスクの
半径方向に逆L字型の支持部材を移動可能に設けてこの
水平底部に光ピックアップを固定し、ジンバルバネに取
付部を接合して金属板バネのアームを形成し、前記ジン
バルバネの先端にヘッドコアを取付けると共に前記取付
板を前記支持部材の頂部に挾着し、前記磁界ヘッドの中
間底部に折曲舌片を突設して係合部を形成し、この係合
部に案内軸を交差係合し、この案内軸により一端を枢支
されると共に他端をブラケットに対して枢支され、中間
側部に作動軸を突設してなる枢動フレームを設け、この
枢動フレームを前記磁界ヘッドの直上に前記他端の枢支
点を中心にして枢動可能に跨設し、前記枢動フレームの
側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を階段状に形成
したスライド板を配設し、このスライド板の進退移動に
より前記貫通案内溝に係合する作動軸を備えた枢動フレ
ームを介して前記磁界ヘッドを弾力的に揺動変位させ、
前記ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接触する接
触位置およびこの位置より離間する少なくとも2つの変
位位置に設定し得るよう構成することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の磁界ヘッドの昇降機構によれば、枢動
フレームの側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を形
成したスライド板を配設し、このスライド板を所定範囲
内で進退移動させた際に前記磁界ヘッドを弾力的に揺動
変位させて、ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接
触する位置およびこの位置より離反する少なくとも2つ
の位置に設定されるよう構成することにより、部品点数
を削減することができると共に、貫通案内溝をスライド
板に直接加工することができ、組立て並びに加工精度を
向上させて、コストの低減を達成することができる。
フレームの側面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を形
成したスライド板を配設し、このスライド板を所定範囲
内で進退移動させた際に前記磁界ヘッドを弾力的に揺動
変位させて、ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接
触する位置およびこの位置より離反する少なくとも2つ
の位置に設定されるよう構成することにより、部品点数
を削減することができると共に、貫通案内溝をスライド
板に直接加工することができ、組立て並びに加工精度を
向上させて、コストの低減を達成することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る磁界ヘッドの昇降機構の
一実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
一実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0008】図1の(a)は磁界ヘッドの支持構造を示
す要部平面図、図1の(b)は磁界ヘッドの支持構造を
示す要部側面図であり、図2は磁界ヘッドの昇降機構の
一実施例を示す分解組立斜視図である。
す要部平面図、図1の(b)は磁界ヘッドの支持構造を
示す要部側面図であり、図2は磁界ヘッドの昇降機構の
一実施例を示す分解組立斜視図である。
【0009】本実施例における磁界ヘッドの昇降機構
は、光磁気ディスクを収納保持した収納ケースを、フレ
ーム内に自動挿入および位置決めをする一連の動作によ
り進退移動するスライド板の作用により、光磁気ディス
クに対しレーザ光を使用して情報の記録・再生を行う光
ピックアップに対向させて、磁界ヘッド先端に設けられ
たヘッドコアを、光磁気ディスクに対して接触する位置
およびこの位置より離反する少なくとも2つの位置に設
定することができるよう構成したものである。
は、光磁気ディスクを収納保持した収納ケースを、フレ
ーム内に自動挿入および位置決めをする一連の動作によ
り進退移動するスライド板の作用により、光磁気ディス
クに対しレーザ光を使用して情報の記録・再生を行う光
ピックアップに対向させて、磁界ヘッド先端に設けられ
たヘッドコアを、光磁気ディスクに対して接触する位置
およびこの位置より離反する少なくとも2つの位置に設
定することができるよう構成したものである。
【0010】すなわち、図1において、参照符号10は
磁界ヘッドを示し、この磁界ヘッド10は、導電性を有
する金属板バネ(ジンバルバネ)を細長状に形成したア
ーム14の一端にヘッドコア16を弾力的に変位可能に
取付けると共に、その他端の若干屈曲させた部分に2個
の通孔18a、18bからなる取付板20を接合する。
そして、このアーム14は、図示しない駆動源により収
納ケース内に収納保持された光磁気ディスク12の半径
方向に進退移動するよう構成された支持部材22の頂部
に挾着される。
磁界ヘッドを示し、この磁界ヘッド10は、導電性を有
する金属板バネ(ジンバルバネ)を細長状に形成したア
ーム14の一端にヘッドコア16を弾力的に変位可能に
取付けると共に、その他端の若干屈曲させた部分に2個
の通孔18a、18bからなる取付板20を接合する。
そして、このアーム14は、図示しない駆動源により収
納ケース内に収納保持された光磁気ディスク12の半径
方向に進退移動するよう構成された支持部材22の頂部
に挾着される。
【0011】さらに詳しくは、前記支持部材22は、逆
L字型に形成してその水平底部にレーザ光を収束するレ
ンズ26を備えた光ピックアップ24のピックアップブ
ロック28を水平に固定する。また、前記支持部材22
の逆L字型に形成された垂直部の頂部に磁界ヘッド10
の取付板20を取付けるに際し、クランプ板30を介し
て挾着すると共に、前記取付板20の通孔18a、18
bに取付けネジ32a 、32bを挿通させて、前記取付
けネジ32a、32bに対し前記通孔18a、18bの
孔径の範囲内で調整可能に構成される。
L字型に形成してその水平底部にレーザ光を収束するレ
ンズ26を備えた光ピックアップ24のピックアップブ
ロック28を水平に固定する。また、前記支持部材22
の逆L字型に形成された垂直部の頂部に磁界ヘッド10
の取付板20を取付けるに際し、クランプ板30を介し
て挾着すると共に、前記取付板20の通孔18a、18
bに取付けネジ32a 、32bを挿通させて、前記取付
けネジ32a、32bに対し前記通孔18a、18bの
孔径の範囲内で調整可能に構成される。
【0012】このように支持部材22を構成することに
より、磁界ヘッド10のヘッドコア16の中心を光ピッ
クアップ24から出力されるレーザ光のレーザ光軸15
上に容易に位置決めすることができる。
より、磁界ヘッド10のヘッドコア16の中心を光ピッ
クアップ24から出力されるレーザ光のレーザ光軸15
上に容易に位置決めすることができる。
【0013】一方、昇降機構38は、図2の斜視図に示
すように、前記磁界ヘッド10の中間底部に折曲舌片を
突設して係合部34を形成し、この係合部34に交差係
合すべく一端に磁界ヘッド10と直交する方向に所定長
さの案内軸36を設けると共に、他端両側に枢支点44
を設けた矩形の枢動フレーム42を形成し、この枢動フ
レーム42の中間一側部に作動軸40を突設し、さらに
枢動フレーム42の他端の枢支点44を図示しない本体
フレームに設けられたブラケット50に枢動可能に枢支
して磁界ヘッド10の直上に跨設する。そして、同時に
前記作動軸40を図示しない駆動源の作用により進退移
動させて、光磁気ディスク12を収納保持した収納ケー
スを、前記本体フレーム内に自動挿入および位置決めす
る一連の動作により進退移動するスライド板48の階段
状に形成された貫通案内溝46に係合するよう構成す
る。
すように、前記磁界ヘッド10の中間底部に折曲舌片を
突設して係合部34を形成し、この係合部34に交差係
合すべく一端に磁界ヘッド10と直交する方向に所定長
さの案内軸36を設けると共に、他端両側に枢支点44
を設けた矩形の枢動フレーム42を形成し、この枢動フ
レーム42の中間一側部に作動軸40を突設し、さらに
枢動フレーム42の他端の枢支点44を図示しない本体
フレームに設けられたブラケット50に枢動可能に枢支
して磁界ヘッド10の直上に跨設する。そして、同時に
前記作動軸40を図示しない駆動源の作用により進退移
動させて、光磁気ディスク12を収納保持した収納ケー
スを、前記本体フレーム内に自動挿入および位置決めす
る一連の動作により進退移動するスライド板48の階段
状に形成された貫通案内溝46に係合するよう構成す
る。
【0014】このように構成された昇降機構38は、矩
形に形成された枢動フレーム42の一端枢支点44が、
両端支持構造となるため、剛性を備えることができる。
形に形成された枢動フレーム42の一端枢支点44が、
両端支持構造となるため、剛性を備えることができる。
【0015】次に、昇降機構38の動作について、説明
する。すなわち、人為的な操作により、光磁気ディスク
12を収納保持した収納ケースをフレーム内に若干挿入
させると、この挿入動作によりスイッチングされて図示
しない駆動機構が起動し、これにより収納ケースがフレ
ーム内の所定位置に引込まれる。その後、収納ケースの
下降動作により、収納ケースは適正な位置に位置決めさ
れる。続いて、連続する一連の動作で直進移動するスラ
イド板48の動作により、この貫通案内溝46に係合さ
れている作動軸40を介して、枢動フレーム42は枢支
点44を中心に枢動して磁界ヘッド14を弾力的に揺動
変位させ、磁界ヘッド14の先端に設けられたヘッドコ
ア16を光磁気ディスク12の記録面に対し接触または
離反させ、またはその中間位置をとり、再生(プレイバ
ック)を行う場合等に使用することができる。
する。すなわち、人為的な操作により、光磁気ディスク
12を収納保持した収納ケースをフレーム内に若干挿入
させると、この挿入動作によりスイッチングされて図示
しない駆動機構が起動し、これにより収納ケースがフレ
ーム内の所定位置に引込まれる。その後、収納ケースの
下降動作により、収納ケースは適正な位置に位置決めさ
れる。続いて、連続する一連の動作で直進移動するスラ
イド板48の動作により、この貫通案内溝46に係合さ
れている作動軸40を介して、枢動フレーム42は枢支
点44を中心に枢動して磁界ヘッド14を弾力的に揺動
変位させ、磁界ヘッド14の先端に設けられたヘッドコ
ア16を光磁気ディスク12の記録面に対し接触または
離反させ、またはその中間位置をとり、再生(プレイバ
ック)を行う場合等に使用することができる。
【0016】このように構成された本発明の昇降機構
は、光磁気ディスクを収納保持した収納ケースを、フレ
ーム内に自動挿入および位置決めをする一連の動作によ
り進退移動するスライド板の作用により、光磁気ディス
クに対しレーザ光を使用して情報の記録・再生を行う光
ピックアップに対向させて、磁界ヘッド先端に設けられ
たヘッドコアを、光磁気ディスクに対し接触する接触位
置およびこの位置より離間する少なくとも2つの位置に
段階的に設定することができる。
は、光磁気ディスクを収納保持した収納ケースを、フレ
ーム内に自動挿入および位置決めをする一連の動作によ
り進退移動するスライド板の作用により、光磁気ディス
クに対しレーザ光を使用して情報の記録・再生を行う光
ピックアップに対向させて、磁界ヘッド先端に設けられ
たヘッドコアを、光磁気ディスクに対し接触する接触位
置およびこの位置より離間する少なくとも2つの位置に
段階的に設定することができる。
【0017】
【発明の効果】先に述べたように、本発明に係る磁界ヘ
ッドの昇降機構によれば、磁界ヘッドの昇降機構は、収
納ケースのフレーム内に収納された光磁気ディスクの半
径方向に逆L字型の支持部材を移動可能に設けてこの水
平底部に光ピックアップを固定し、ジンバルバネに取付
部を接合して金属板バネのアームを形成し、前記ジンバ
ルバネの先端にヘッドコアを取付けると共に前記取付板
を前記支持部材の頂部に挾着し、前記磁界ヘッドの中間
底部に折曲舌片を突設して係合部を形成し、この係合部
に案内軸を交差係合し、この案内軸により一端を枢支さ
れると共に他端をブラケットに対して枢支され、中間側
部に作動軸を突設してなる枢動フレームを設け、この枢
動フレームを前記磁界ヘッドの直上に前記他端の枢支点
を中心にして枢動可能に跨設し、前記枢動フレームの側
面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を階段状に形成し
たスライド板を配設し、このスライド板の進退移動によ
り前記貫通案内溝に係合する作動軸を備えた枢動フレー
ムを介して前記磁界ヘッドを弾力的に揺動変位させ、前
記ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接触する接触
位置およびこの位置より離間する少なくとも2つの変位
位置に設定し得るよう構成することにより、部品点数を
削減することができると共に、案内溝をスライド板に直
接加工することができ、加工精度並びに組立精度を向上
させて、コストの低減を実現することができる等の優れ
た利点を有する。
ッドの昇降機構によれば、磁界ヘッドの昇降機構は、収
納ケースのフレーム内に収納された光磁気ディスクの半
径方向に逆L字型の支持部材を移動可能に設けてこの水
平底部に光ピックアップを固定し、ジンバルバネに取付
部を接合して金属板バネのアームを形成し、前記ジンバ
ルバネの先端にヘッドコアを取付けると共に前記取付板
を前記支持部材の頂部に挾着し、前記磁界ヘッドの中間
底部に折曲舌片を突設して係合部を形成し、この係合部
に案内軸を交差係合し、この案内軸により一端を枢支さ
れると共に他端をブラケットに対して枢支され、中間側
部に作動軸を突設してなる枢動フレームを設け、この枢
動フレームを前記磁界ヘッドの直上に前記他端の枢支点
を中心にして枢動可能に跨設し、前記枢動フレームの側
面に前記作動軸と係合する貫通案内溝を階段状に形成し
たスライド板を配設し、このスライド板の進退移動によ
り前記貫通案内溝に係合する作動軸を備えた枢動フレー
ムを介して前記磁界ヘッドを弾力的に揺動変位させ、前
記ヘッドコアを前記光磁気ディスクに対し接触する接触
位置およびこの位置より離間する少なくとも2つの変位
位置に設定し得るよう構成することにより、部品点数を
削減することができると共に、案内溝をスライド板に直
接加工することができ、加工精度並びに組立精度を向上
させて、コストの低減を実現することができる等の優れ
た利点を有する。
【図1】本発明に係る磁界ヘッドの昇降機構の一実施例
を示す磁界ヘッドの支持構造であって、(a)は要部平
面図であり、(b)は(a)の要部側面図である。
を示す磁界ヘッドの支持構造であって、(a)は要部平
面図であり、(b)は(a)の要部側面図である。
【図2】本発明に係る磁界ヘッドの昇降機構の分解組立
斜視図である。
斜視図である。
10 磁界ヘッド 12 光磁気ディスク 14 アーム 15 レーザ光軸 16 ヘッドコア 18a、18b 通孔 20 取付部 22 支持部材 24 光ピックアップ 26 レンズ 28 ピックアップブロック 30 クランプ板 32a、32b 取付けネジ 34 係合部 36 案内軸 38 昇降機構 40 作動軸 42 枢動フレーム 44 枢支点 46 貫通案内溝 48 スライド板 50 ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 光磁気ディスクに対し光ピックアップか
ら出力されるレーザ光を使用して情報の記録・再生を行
うべくレーザ光軸上にヘッドコアを対向位置決めした磁
界ヘッドを昇降させる磁界ヘッドの昇降機構において、 前記磁界ヘッドの昇降機構は、収納ケースのフレーム内
に収納された光磁気ディスクの半径方向に逆L字型の支
持部材を移動可能に設けてこの水平底部に光ピックアッ
プを固定し、ジンバルバネに取付部を接合して金属板バネのアームを
形成し、前記ジンバルバネの先端にヘッドコアを取付け
ると共に前記取付板を前記支持部材の頂部に挾着し、 前記磁界ヘッドの中間底部に折曲舌片を突設して係合部
を形成し、この係合部に案内軸を交差係合し、この案内
軸により一端を枢支されると共に他端をブラケットに対
して枢支され、中間側部に作動軸を突設してなる枢動フ
レームを設け、この枢動フレームを前記磁界ヘッドの直
上に前記他端の枢支点を中心にして枢動可能に跨設し、 前記枢動フレームの側面に前記作動軸と係合する貫通案
内溝を階段状に形成したスライド板を配設し、このスラ
イド板の進退移動により前記貫通案内溝に係合する作動
軸を備えた枢動フレームを介して前記磁界ヘッドを弾力
的に揺動変位させ、前記ヘッドコアを前記光磁気ディス
クに対し接触する接触位置およびこの位置より離間する
少なくとも2つの変位位置に設定し得るよう構成するこ
とを特徴とする磁界ヘッドの昇降機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140491A JP2765436B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 磁界ヘッドの昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140491A JP2765436B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 磁界ヘッドの昇降機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349135A JPH06349135A (ja) | 1994-12-22 |
JP2765436B2 true JP2765436B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=15269860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5140491A Expired - Lifetime JP2765436B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 磁界ヘッドの昇降機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765436B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3752551B2 (ja) * | 1997-09-22 | 2006-03-08 | ティアック株式会社 | ディスク装置 |
US20040233582A1 (en) * | 2002-01-10 | 2004-11-25 | Yutaka Murakami | Magnetic head device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288347A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光磁気ディスク装置 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP5140491A patent/JP2765436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06349135A (ja) | 1994-12-22 |
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