JPH06176385A - 光電走査装置 - Google Patents

光電走査装置

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JPH06176385A
JPH06176385A JP5162602A JP16260293A JPH06176385A JP H06176385 A JPH06176385 A JP H06176385A JP 5162602 A JP5162602 A JP 5162602A JP 16260293 A JP16260293 A JP 16260293A JP H06176385 A JPH06176385 A JP H06176385A
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Ghislanus M A M Aldenhoven
マテウス アントニウス マリア アルデンホーフェン ギスラヌス
Piet Wertelaers
ヴェルテラース ピート
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Philips Electronics NV
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0925Electromechanical actuators for lens positioning
    • G11B7/0932Details of sprung supports

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極限条件の下で使用する場合でも、レンズの
位置及び指向性を長期間にわたり正確に維持できる光電
走査装置を得るにある。 【構成】 レンズ2を担持する可動部分6の支持手段
を、Z軸及びX軸に交差する2個の互いに平行なフレー
ム状の支持体22a,22b により構成し、各支持体22a,22b
は、Z軸にほぼ平行かつX軸に平行な交差軸線の周りに
弾性的に偏位可能に、またZ軸に平行な長手方向軸線に
周りに弾性的に捩じれ可能な2個の細長い第1素子24a,
24b と、第1素子24a,24b を相互連結する2個の堅固な
第2素子26a,26b とにより構成し、第1素子24a,24b の
端部を第2素子26a,26b に堅固に連結し、一方の第1素
子24bの中心部分28bを走査装置の固定部分16に固定
し、他方の第1素子24aの中心部分28aを走査装置の可
動部分6に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定部分と、前記固定
部分に対して移動することができまた光軸を有するレン
ズを設けた可動部分と、前記固定部分と前記可動部分と
の間に配置して前記可動部分を移動自在に支持する支持
手段とを備えた光電走査装置であって、前記可動部分を
少なくともほぼ前記光軸に平行な第1軸線に沿って移動
可能にして走査すべき表面上に少なくとも1個の放射線
スポットを形成するようにし、また少なくともほぼ前記
光軸に交差する第2軸線に沿って移動可能にし前記表面
上の記録トラックに追従するようにし、また前記固定部
分に設けた第1アクチュエータ手段及び前記可動部分に
設けた第2アクチュエータ手段を有する電磁アクチュエ
ータを設け、前記第1及び第2のアクチュエータ手段を
互いに空隙を介して電磁的に連係動作させて前記可動部
分を駆動するようにした光電走査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような走査装置は、国際公開第91/0
1549号に記載されている。この既知の光電走査装置は、
情報トラックを設けた表面を光学的に走査するための対
物レンズを有する。光軸を有する対物レンズは、移動自
在に支持したホルダに取り付ける。対物レンズを有する
ホルダは光軸に平行にまた走査すべき表面に平行に移動
可能にする。このため、ホルダを支持体に2個の保持装
置によって回動自在に連結する。全体的にプラスチック
で形成した保持装置の各々には、2個の端部部分と、2
個の中間部分と2個の中心部分とを設け、これら部分を
プラスチック一体ヒンジによって相互連結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プラスチック
は時間の経過とともにクリープ現象が現れ、特に、高温
条件ではこの現象が顕著であることが一般的に知られて
いる。対物レンズのための支持装置を全体的にプラスチ
ックで形成する既知の走査装置では、このクリープ現象
が一体ヒンジの変形を引き起こし、初期的に設定した基
準に対する対物レンズの位置及び指向性がずれることに
なる。
【0004】正確な支持は、走査中に情報トラックに対
するレンズのトラッキング方向の位置及び指向性を維持
する上で極めて重要である。即ち、現在の走査装置はこ
のための基準を持たず、補正ができないためである。合
焦方向におけるレンズ位置のずれは、一般的に補正する
ことができる。即ち、多くの走査装置は走査すべき表面
の位置を対物レンズの合焦位置の基準として使用してい
るためである。しかし、このような補正は電力消費を増
大する。特に、ポータブル装置のようなバッテリ動作装
置では不必要な電力消費は極めて好ましくない。
【0005】従って、本発明の目的は、装置を極限条件
の下で使用する場合でも、レンズの位置及び指向性を長
期間にわたり正確に維持できる上述のタイプの走査装置
を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明光電走査装置は、前記支持手段に、互いに平
行であり、また前記第1軸線及び前記第2軸線に交差す
る方向に指向する2個のフレーム状の支持体を設け、前
記支持体の各々には、少なくとも前記第1軸線にほぼ平
行に延在し、また前記第2軸線に平行な交差軸線の周り
に弾性的に偏位可能に、また前記第1軸線に平行な長手
方向軸線に周りに弾性的に捩じれることができる2個の
互いに離れた細長い第1素子と、前記2個の第1素子を
互いに連結する2個の互いに離れた堅固な第2素子とを
設け、前記第1素子の端部を前記第2素子に堅固に連結
し、前記2個の第2素子間に位置する中心部分を有する
前記2個の第1素子のうちの一方の第1素子を前記固定
部分に固定し、前記2個の第2素子間に位置する中心部
分を有する前記2個の第1素子のうちの他方の第1素子
を前記可動部分に固定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明による光電走査装置では、弾性機能は第
2素子に堅固に連結した第1素子に関連する。従って、
走査装置は第1軸線及び第2軸線に交差する方向の第3
軸線の周りのねじれに対して高い抵抗を示す。このこと
は、走査すべき表面に対するレンズの光軸の傾斜を排除
し、従って、放射線スポットの変動を排除するという利
点を有する。この点に関して、放射線スポットは使用す
る光源の波長及びレンズの開口値によって最小寸法にす
ることができる。放射線源の光は、低い強度の同心環状
部分によって包囲された中心高輝度部分を有する。放射
線スポットの中心は記録トラック上に位置するとき、光
の若干は隣接のトラックを照射する。この結果、反射し
た光は関連の記録トラックの情報だけでなく、隣接トラ
ックの情報も含むことになる。放射線感知電子手段は反
射した放射線ビームを検出し、反射放射線の情報に対応
する電気信号を得る。隣接する記録トラック間のクロス
トークは、記録表面上の放射線スポットの光の分布に大
きく左右される。放射線スポットの光の分布は、放射線
源の光学的品位自体のみならず、走査すべき表面に対す
る放射線ビームの傾斜状態によっても影響される。この
ため、傾斜状態はコーマ(coma)を引き起こし、また中心
部の一方の側の光強度が増大する。傾斜位置が走査すべ
き回転表面の回転軸線から見て半径方向に指向している
場合、放射線スポットにより走査される記録トラックと
隣接の記録トラックとの間のクロストークが増大する。
【0008】本発明による走査装置の第1素子はレンズ
が合焦移動を行っている間に偏位することができ、また
レンズがトラッキング移動を行っている間にに捩じれる
ことができる。第1素子は弾性プラスチック又は弾性金
属のような弾性材料例えば、ばねスチールにより形成す
ることができる。堅固な第2素子は、プラスチック、特
に高温に耐えることができるプラスチックにより形成す
ると好適である。双方のタイプの素子に好適なプラスチ
ックとしては、例えば、カーボンファイバで補強したポ
リカーボネートがある。第1素子を金属で形成する場
合、端部を第2素子に埋設すると好適である。双方のタ
イプの素子を同一のプラスチックにより形成する場合、
第1素子を第2素子に一体に形成すると好適である。フ
レーム状の支持体は射出成形体とすると好適である。
【0009】本発明による光電走査装置の好適な実施例
においては、前記第1素子を、前記第1軸線及び前記第
2軸線に平行に延在する平坦面を有するブレードばねの
形式とする。この構成の第1素子は、第1軸線及び第2
軸線に交差する方向の第3軸線の周りの捩じれに対して
大きな抵抗を示す。この結果、走査ユニットは良好なね
じれこわさ特性を有することになり、これにより、動作
にあたり走査すべきトラックに対する走査スポットの位
置変動及び走査スポットの形状変化を狭い限界範囲内に
維持することができる。このことは、例えば、CD−R
プレーヤの場合のように記録及び再生の双方が可能な用
途にとって特に重要である。
【0010】好適な実施例においては、前記支持体の各
々の第1素子の中心部分の位置に固定部材を設け、一方
の固定部材を前記固定部分に固定し、他方の固定部材を
前記可動部分に固定する。この固定は例えば、クランプ
によって行う。
【0011】走査ユニットの好ましくない挙動を排除す
るためには、前記フレーム状の支持体の各々に、少なく
とも1個の減衰素子を設ける。減衰素子の機能は、特
に、可動部分に生ずる可能性のある共振を防止する。
【0012】好適な実施例においては、前記減衰素子を
減衰パッドとし、この減衰パッドを前記第1素子の中心
部分と前記第2素子の端部部分との間にクランプする。
【0013】減衰素子は、中心部分に接着剤、特に、グ
ルーによって固着するとよい。ゴム、特に、ブチルゴム
又はアクリリック(acrylic) ゴムが減衰材料として好適
であることを本願人は見出した。
【0014】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記第1素子の前記端部部分を対応の第2素子の中心部
分に隣接させ、前記第1軸線に平行な方向に前記中心部
分に対して弾性的に偏位できる構成とする。この実施例
によれば、製造プロセスにおいて特に都合がよい。減衰
素子の取り付けは簡単である。即ち、これら減衰素子の
取付中端部部分は弾性的に偏位することができ、第1素
子の中心部分とのクリアランスを一時的に増大すること
ができるためである。端部部分の構成及び寸法は、第2
素子の所望のこわさに大きな影響を与えないものにす
る。
【0015】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記第1素子の端部部分にナイフ状リブを設け、このリ
ブを前記減衰素子に対向させ、かつ前記第2軸線に平行
に延在させる。この実施例によれば、特に、動作中の可
動部分の寄生共振を減衰することができる。
【0016】更に、本発明は、本発明による光電走査装
置、並びにターンテーブル及びスライドを備え、前記走
査装置を担持する前記スライドを前記ターンテーブルに
対して半径方向経路に沿って移動可能にした光プレーヤ
に関するものである。このプレーヤは、例えば、CDプ
レーヤ又はCD−Iプレーヤなどの光プレーヤ、又はC
D−Rプレーヤ等の光磁気プレーヤとして構成すること
ができる。
【0017】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
【0018】図1及び図2に示す本発明による光電走査
装置はいわゆる2Dアクチュエータであり、例えば、直
径8又は12センチメートルのCD等の光ディスク及び/
又は光磁気ディスクの2段階ラジアルトラッキングを行
うよう構成してCDデッキに使用することを意図してい
る。このようなデッキにおいては、対物レンズは回転軸
線の周りに回転することができるディスクに対して半径
方向経路に沿って並進することができる。この目的のた
め、デッキには、例えば、走査装置を担持する並進移動
可能なスライドを設ける。レーザから発生して走査装置
に指向する放射線ビームによって、回転ディスク状媒体
の情報トラックに対して機械的接触なしに書き込み及び
/又は読み取りを行うことができる。
【0019】本発明による走査装置は、ほぼ完全に自動
化して大量かつ最小のコストで生産できるよう構成す
る。
【0020】本発明による走査装置は、レンズホルダ4
に取り付け、また光軸2aを有する対物レンズ2を設け
る。レンズホルダ4は走査装置の可動部分6の一部をな
し、この可動部分は、更に、光軸2aに平行なコイル軸線
12aを有する合焦コイル12のためのホルダ、及びトラッ
キングコイル14a,14b のためのホルダを設ける。
【0021】本発明による走査装置には、更に、永久磁
石18及び強磁性部を有する固定部分16を設ける。矢印A
で示す方向に磁化してある磁石18は固定部分16の強磁性
部とともに磁気回路を構成し、磁気的空隙20を磁石18と
一方の強磁性部16aとの間に形成する。合焦コイル12及
びトラッキングコイル14a,14b は部分的に空隙20内に延
在し、磁石18及び強磁性部とともに、電磁アクチュエー
タを形成する。固定部分16には、更に、コイル12,14a,1
4bのための係止ピン17を有するプラスチック部16bを設
ける。
【0022】可動部分6を支持手段により固定部分16に
移動自在に連結する。可動部分、特に、レンズ2を固定
部分に対して、双頭矢印Fにより示す合焦方向及び双頭
矢印Tで示すトラッキング方向に移動可能にする。光軸
2aに平行なZ軸及び原点を有する座標軸系に対して、合
焦方向はZ軸に対応し、またトラッキング方向はX軸に
対応する。
【0023】支持手段は、2個のフレーム形状の支持体
22a,22b を有し、各支持体はX軸及びZ軸により規定さ
れる平面に対して交差する方向に指向する。支持体22a,
22bの各々には、ブレードばねの形式の2個の第1素子2
4a,24b 及び2個の細長い堅固な第2素子26a,26b を設
ける。図示の実施例ではばねスチールで形成した第1素
子24a,24b の端部を、図示の実施例ではポリカーボネー
トであるプラスチックで形成した第2素子26a,26b に埋
め込む。第1素子24a,24b はX軸及びZ軸に平行に延在
する平坦面を有し、X軸に平行な交差軸線の周りに弾性
的に偏位することができ、またZ軸に平行な長手方向軸
線の周りに弾性的に捩じれることができる。第1素子24
a,24b の各々は、それぞれプラスチックの固定部材28a,
28b により包囲した中心部分を有し、固定部材28aはク
ランプ構造29aによって可動部分により可動部分に固定
し、固定部材28bはクランプ構造29bによって固定部分
16に固定する。
【0024】減衰パッド32を、直交座標軸のY軸に平行
な第2素子26a,26b の端部部分30a,30b と第1素子24a,
24b の中心部の位置の固定部材28a,28b との間にクラン
プする。端部部分30a,30b の減衰パッドに対向する側面
にはX軸に平行なナイフ状リブ33を設け、減衰パッドに
弾性的に圧着する。第2素子26a,26b の端部30a,30bの
各々は、堅固な中心部分30cに対してZ軸に平行な方向
に弾性的に偏位することができ、この中心部分30cは第
2素子の残りの部分をなす。
【0025】本明細書の冒頭に述べた第1軸線、第2軸
線及び第3軸線は規定した直交座標系のZ軸、X軸及び
Y軸に対応する。
【0026】図3に示すデッキはCDプレーヤの一部、
特に本発明による装置の実施例を使用したこのプレーヤ
のデッキ部分を示す。上述の実施例の部分に対応するこ
の実施例の部分には同一の参照符号を付して説明する。
【0027】図3に示すデッキは、電動モータにより駆
動することができ、情報トラックを有する光ディスク例
えば、CDを支持しまた心決めするターンテーブル102
を担持したシャーシ100 を有し、ターンテーブル102 は
回転軸線102aの周りに回転自在にする。デッキには、更
に、ターンテーブル102 に対して半径方向(矢印Tで示
す方向)にスライド104 を並進させる機械的案内手段を
設ける。案内手段は、例えば、シャーシ100 に固定した
案内ロッド106 と、摺動ブッシュ110 及びスライド104
の摺動表面112 と連係動作する案内壁108 とを有する。
図示しないまたシャーシに支持した電動モータによりス
ライド104 を直接又は伝達機構を介して駆動する。
【0028】スライド104 には、本発明による走査装置
の実施例、従って、図1及び図2に示すタイプの走査装
置114 及び半導体レーザを担持する。走査装置114 に
は、回転軸線102aに平行な光軸2aを有する対物レンズ2
と、コイル軸線12aを有する合焦コイル12及び2個のト
ラッキングコイル14a,14b を有する可動部分6を設け
る。可動部分6は走査装置114 の固定部分16に2個の支
持体22a,22b によって連結し、これら支持体22a,22b を
スライド104 に固定し、また空隙20に隣接する永久磁石
18による磁石回路を構成する。走査装置は、スライド10
4 に対して長手方向軸線lが回転軸線102aと光軸2aとに
より規定される平面に交差する方向に指向するよう位置
決めし、これにより対物レンズ2は合焦方向F及びトラ
ッキング方向Tの双方に移動することができる。空隙20
はターンテーブル102 に対して接線方向に延在する。
【0029】動作にあたり、スライド104 はターンテー
ブル102 の回転軸線102aに対して矢印Tで示す半径方向
経路に沿って移動し、回転ディスクの情報面に位置する
情報トラックの粗いトラッキングを行う。トラックはタ
ーンテーブルにクランプした光ディスクに対して僅かに
中心がずれているため、またターンテーブルは半径方向
に僅かに変位しているため、回転中の情報トラックの僅
かな半径方向の変動は許容すべきである。対物レンズに
よりディスク上に投射さもる走査スポットの位置と走査
すべきトラック部分の位置との間に生ずる動作中の変位
は走査装置114の一部をなす半径方向トラッキング装置
によって減少し、レンズ2は矢印Tで示すように高周波
数の短いトラッキング移動を行う。
【0030】上述したところは、本発明の好適な実施例
を説明したに過ぎず、請求の範囲において種々の変更を
加えることができること勿論である。例えば、第1素子
をプラスチックで構成し、第2素子に一体にすることも
でき、また全体をプラスチックで形成した支持体にする
こともできる。更に、支持体は射出成形体とすると好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査装置の実施例の分解斜視図で
ある。
【図2】図1の実施例の線図的断面図である。
【図3】本発明による装置を備えたプレーヤの斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 対物レンズ 2a 光軸 4 レンズホルダ 6 可動部分 12a コイル軸線 12 合焦コイル 14a,14b トラッキングコイル 16 固定部分 17 係止ピン 18 永久磁石 20 磁気的空隙 22a,22b 支持体 24a,24b 第1素子 26a,26b 第2素子 28a,28b 固定部材 29a,29b クランプ構造 30a,30b 端部部分 30c 中心部分 32 減衰パッド 33 ナイフ状リブ 100 シャーシ 102 ターンテーブル 102a 回転軸線 104 スライド 106 案内ロッド 108 案内壁 110 摺動ブッシュ 112 摺動表面 114 走査装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピート ヴェルテラース フランス国 01170 クロゼ ロティスマ ン レ サルソニエール (番地なし)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部分と、前記固定部分に対して移動す
    ることができまた光軸を有するレンズを設けた可動部分
    と、前記固定部分と前記可動部分との間に配置して前記
    可動部分を移動自在に支持する支持手段とを備えた光電
    走査装置であって、前記可動部分を少なくともほぼ前記
    光軸に平行な第1軸線に沿って移動可能にして走査すべ
    き表面上に少なくとも1個の放射線スポットを形成する
    ようにし、また少なくともほぼ前記光軸に交差する第2
    軸線に沿って移動可能にし前記表面上の記録トラックに
    追従するようにし、また前記固定部分に設けた第1アク
    チュエータ手段及び前記可動部分に設けた第2アクチュ
    エータ手段を有する電磁アクチュエータを設け、前記第
    1及び第2のアクチュエータ手段を互いに空隙を介して
    電磁的に連係動作させて前記可動部分を駆動するように
    した光電走査装置において、前記支持手段に、互いに平
    行であり、また前記第1軸線及び前記第2軸線に交差す
    る方向に指向する2個のフレーム状の支持体を設け、前
    記支持体の各々には、少なくとも前記第1軸線にほぼ平
    行に延在し、また前記第2軸線に平行な交差軸線の周り
    に弾性的に偏位可能に、また前記第1軸線に平行な長手
    方向軸線に周りに弾性的に捩じれることができる2個の
    互いに離れた細長い第1素子と、前記2個の第1素子を
    互いに連結する2個の互いに離れた堅固な第2素子とを
    設け、前記第1素子の端部を前記第2素子に堅固に連結
    し、前記2個の第2素子間に位置する中心部分を有する
    前記2個の第1素子のうちの一方の第1素子を前記固定
    部分に固定し、前記2個の第2素子間に位置する中心部
    分を有する前記2個の第1素子のうちの他方の第1素子
    を前記可動部分に固定したことを特徴とする光電走査装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1素子を、前記第1軸線及び前記第
    2軸線に平行に延在する平坦面を有するブレードばねの
    形式とした請求項1記載の光電走査装置。
  3. 【請求項3】前記支持体の各々の第1素子の中心部分の
    位置に固定部材を設け、一方の固定部材を前記固定部分
    に固定し、他方の固定部材を前記可動部分に固定した請
    求項1又は2記載の光電走査装置。
  4. 【請求項4】前記第1素子を弾性材料により形成した請
    求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の光電走査装
    置。
  5. 【請求項5】前記第2素子をプラスチックにより形成し
    た請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の光電走
    査装置。
  6. 【請求項6】前記第1素子を金属により形成しかつ端部
    を第2素子内に埋設した請求項4又は5記載の光電走査
    装置。
  7. 【請求項7】前記第1素子をプラスチックにより形成
    し、前記第2素子に一体に形成した請求項4又は5記載
    の光電走査装置。
  8. 【請求項8】前記フレーム状の支持体の各々に、少なく
    とも1個の減衰素子を設けた請求項1乃至7のうちのい
    ずれか一項に記載の光電走査装置。
  9. 【請求項9】前記減衰素子を減衰パッドとし、この減衰
    パッドを前記第1素子の中心部分と前記第2素子の端部
    部分との間にクランプした請求項8記載の光電走査装
    置。
  10. 【請求項10】前記第1素子の前記端部部分を対応の第
    2素子の中心部分に隣接させ、前記第1軸線に平行な方
    向に前記中心部分に対して弾性的に偏位できる構成とし
    た請求項9記載の光電走査装置。
  11. 【請求項11】前記第1素子の端部部分にナイフ状リブ
    を設け、このリブを前記減衰素子に対向させ、かつ前記
    第2軸線に平行に延在させた請求項8又は9記載の光電
    走査装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のうちのいずれか一項に
    記載の光電走査装置、並びにターンテーブル及びスライ
    ドを備え、前記走査装置を担持する前記スライドを前記
    ターンテーブルに対して半径方向経路に沿って移動可能
    にした光プレーヤ。
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