JPH034031Y2 - - Google Patents

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JPH034031Y2
JPH034031Y2 JP15495987U JP15495987U JPH034031Y2 JP H034031 Y2 JPH034031 Y2 JP H034031Y2 JP 15495987 U JP15495987 U JP 15495987U JP 15495987 U JP15495987 U JP 15495987U JP H034031 Y2 JPH034031 Y2 JP H034031Y2
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probe card
washer
support plate
guide
attached
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JP15495987U
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はICチツプ等の高密度実装素子の特性
を測定する際に使用されるプローブカードの位置
決め機構に関する。
〈従来の技術〉 プローバによるICチツプ等の特性の測定には、
プローブカードが使用されている。この作業を行
うにあたつては、プローバに取り付けられたマザ
ーボードにプローブカードを挿入した後、プロー
ブカードを顕微鏡等の目視作業にて微細距離移動
させ、ウエハ上に多数個形成されたICチツプの
電極である一辺が約70乃至120μmのパツドに直
径約50μmの探針の先端を接触させている。
このプローブカードは約100万回の作業(つま
り、前記パツドに接触させること)に耐えられる
だけの耐久性を有している。つまり、約100万回
の作業を行つたプローブカードは交換される必要
があるのである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記したICチツプの特性測定
は無塵のいわゆるクリーンルームにて行わなけれ
ばなならない。従つて、作業者がクリーンルーム
内部に立ち入ることはできるだけ少なくすること
が必要とされているが、上記したプローブカード
の交換作業は人間が行つているため、この作業終
了後にはクリーンルーム内部を再び無塵化するた
めの作業が必要になつている。
また、上記したパツドは一辺が約70乃至120μ
mの正方形であるので、プローブカードをマザー
ボードに取り付けた際には、必ず探針がその視野
内に位置するようになつていなければならない。
しかし、プローブカードに開設されたガイド孔と
マザーボードから突設されたガイドとの対応が狂
つていると(往々にしてガイド孔を開設するドリ
ル等の誤差によつて狂いがちである)プローブカ
ードがマザーボードに対して正確に位置決めされ
ない。従つて、いちいち人手により最初の調節を
行わないとICチツプの正確な特性の測定を行う
ことができないという問題点を有している。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、
プローブカード交換作業時にクリーンルーム内部
に作業者が立ち入る必要がなく、さらにプローブ
カードがマザーボードに対して正確に位置決めさ
れることのできるプローブカードの位置決め機構
を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係るプローブカードの位置決め機構
は、プローバに取り付けられたマザーボードと、
そのマザーボードに取り付けられる支持板と、プ
ローブカードとを具備しており、前記プローブカ
ードはその略中心を通る直線上に少なくとも2つ
の段付孔が開設され、この段付孔には若干小さめ
のワツシヤが嵌入されており、一方支持板には前
記ワツシヤに対応したガイドが突設されており、
このガイドに前記ワツシヤを挿入することによ
り、プローブカードの複数本の探針の先端が所定
の位置になるべくワツシヤとプローブカードの位
置を調整し接着剤で固定して構成されている。
〈作用〉 プローブカードの段付孔に固定されたワツシヤ
に支持板を取り付け、それをプローバに取り付け
られたマザーボードに挿入する。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を
説明する。
第1図は本考案に係るプローブカードの位置決
め機構の一実施例を示す断面図、第2図は本考案
に係るプローブカードの位置決め機構のプローブ
カードの平面図、第3図はプローブカードにワツ
シヤを固定する工具の概念図、第4図は該工具に
ウエハを取り付ける位置決めゲージである。
本考案に係るプローブカードの位置決め機構
は、図示しないプローバに適宜な手段にて取り付
けられるマザーボード20と、マザーボード20
に取り付けられる支持板23及びプローブカード
10とを具備しており、前記プローブカード10
はその略中心を通る直線L上に少なくとも2つの
段付孔11が開設され、この段付孔11には若干
小さめのワツシヤ12が固定されており、一方支
持板23には前記ワツシヤ12に対応したガイド
21が突設されており、このガイド21に前記ワ
ツシヤ12を挿入することにより、プローブカー
ド10の複数本の探針13の先端が所定の位置に
なるべく構成されている。
前記プローブカード10は略正方形状又は円形
をなしており、その略中央部には円形の開口14
が開設され、この開口14には中心に向かつて傾
斜した絶縁リング141が取り付けられており、
この絶縁リング141の斜面141aには絶縁性
の接着剤等(例えば、エポキシ系樹脂)でタング
ステン等からなる複数本(第2図では14本)の探
針13が取り付けられている。この探針13はプ
ローブカード10に穿設されたスルーホール15
に接続されている。
前記ワツシヤ12の中心には貫通孔121が開
設されている。当該ワツシヤ12が段付孔11よ
り若干小さめなのは、ワツシヤ12を段付孔11
内にて微細距離移動させる後述する作業のためで
ある。また、前記直線L以外の部分には取付孔1
6が開設されている。この取付孔16は当該プロ
ーブカード10の取付方向を示すものである。
前記マザーボード20は略長方形状又は円形を
なしている。前記プローブカード10を取り付け
た場合に、プローブカード10のスルーホール1
5に挿入される複数個の接触ピン(図示省略)が
形成されている。また、当該支持板23には前記
プローブカード10の開口14よりも若干大きめ
の開口22が開設されており、この開口22の中
心を通過する対角線の略両端部には、前記ワツシ
ヤ12の貫通孔121に精合するガイド21が突
設されている。さらに、前記取付孔16に対応す
る取付ガイド(図示省略)が突設されている。な
お、前記探針はスルーホール15を通じ支持板2
3、マザーボード20を通つて、プローバに接続
する。これらは本図には示されていない。
上記構成によるプローブカード10を支持板2
3に取り付けるに際しては、取付孔16に取り付
ガイドを、またワツシヤ12の貫通孔121にガ
イド21をそれぞれ対応させて取り付ける。取付
ガイドと取付孔16によつてプローブカード10
の支持板20に対する取付方向は常に同一方向に
なる。
次に、上記プローブカード10の製作手順につ
いて、第3図により説明する。
第3図は本考案のプローブカード製作用の工具
50である。本工具50は基台の上に取り付けら
れたウエハ取付用のX−Yテーブル2と、プロー
ブカード10を取り付け、上下前後左右に調節で
きるX−Y−Zテーブル1及び探針先端が観察で
きる顕微鏡(図示せず)を具備するものとする。
当然ながらX−Yテーブル2、X−Y−Zテーブ
ル1は任意の位置出固定できる。図面のガイド棒
51は前記支持板23のガイド21と同一位置、
寸法として基台に固定される。
次に手順について説明する。
ウエハ台42にウエハ40を載せる。
第4図はプローブカード10の2ケの段付孔
11と座標軸を示す直交細線32を刻したガラ
ス等でできた透明のゲージ板30である。この
ゲージ板30の孔31に工具50にある2本の
ガイド棒51を通してウエハ40上にゲージ板
30をのせる。
X−Yテーブル2を調節してウエハ40の座
標軸をゲージ板30の座標軸と合わせ、X−Y
テーブル2を固定し、ゲージ板30を取り外
す。
X−Y−Zテーブル1にプローブカード10
を取り付ける。X−Y−Zテーブル1を調節し
てプローブカード10の針先をウエハ40上の
パツド411に正しく合わせ、X−Y−Zテー
ブル1を固定する。
ワツシヤ12をガイド棒51にはめる。
接着剤をぬり、プローブカード10の基板と
ワツシヤ12を固定する。
〈考案の効果〉 本考案に係るプローブカードの位置決め機構に
よると、予めプローブカードの支持板に対する位
置、つまりICチツプのパツドに対する探針の先
端の位置が正確に設定されているため、プローブ
カードの交換作業を自動化が可能で、作業者がク
リーンルームに立ち入る必要がない。従つて、ク
リーンルーム内は常に無塵状態にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプローブカードの位置決
め機構の一実施例を示す断面図、第2図は本考案
に係るプローブカードの位置決め機構のプローブ
カードの平面図、第3図はプローブカードにワツ
シヤを固定する工具の概念図、第4図は該工具に
ウエハを取り付ける位置決めゲージである。 10……プローブカード、11……段付孔、1
2……ワツシヤ、13……探針、20……マザー
ボード、21……ガイド、23……支持板、L…
…プローブカードの略中心を通る直線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プローバに取り付けられた支持板と、支持板に
    取り付けられるプローブカードとを具備してお
    り、前記プローブカードはその略中心を通る直線
    上に少なくとも2つの段付孔が開設され、この段
    付孔には若干小さめのワツシヤが嵌入されてお
    り、一方支持板には前記ワツシヤに対応したガイ
    ドが突設されており、このガイドに前記ワツシヤ
    を挿入することにより、プローブカードの複数本
    の探針の先端が支持板に対し所定の位置になるべ
    くワツシヤとプローブカードとの関係位置を調整
    し接着剤で固定して構成されたことを特徴とする
    プローブカードの位置決め機構。
JP15495987U 1987-10-09 1987-10-09 Expired JPH034031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15495987U JPH034031Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15495987U JPH034031Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0158938U JPH0158938U (ja) 1989-04-13
JPH034031Y2 true JPH034031Y2 (ja) 1991-02-01

Family

ID=31432151

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JP15495987U Expired JPH034031Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JPH0158938U (ja) 1989-04-13

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