JP2932465B2 - 半導体チップマーキング装置のマーキング位置決め方法 - Google Patents

半導体チップマーキング装置のマーキング位置決め方法

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JP2932465B2 JP14522992A JP14522992A JP2932465B2 JP 2932465 B2 JP2932465 B2 JP 2932465B2 JP 14522992 A JP14522992 A JP 14522992A JP 14522992 A JP14522992 A JP 14522992A JP 2932465 B2 JP2932465 B2 JP 2932465B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップの検査装置
で検出された不良チップにマーキングする半導体チップ
マーキング装置に係り、特にインクで不良チップにマー
キングする半導体チップマーキング装置のマーキング位
置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ上に形成された多数の集積
回路素子は、いわゆるプロービングマシンと称される半
導体素子検査装置によって、各素子毎にその電気特性の
良・不良が検査され、そして後の工程で素子毎に分割さ
れて良チップのみが半導体装置としてパッケージ化され
製品として提供されている。従って、前記不良チップは
前述した後工程で除去されるものであるが、多数の同様
回路を形成している素子のなかの不良チップのみを除去
するには、該不良チップに識別マークを付して該識別マ
ークを選別装置で判読させるようにした方が、正確で自
動化の意味においても非常に便利である。そこで、前記
識別マークを付す手段としていわゆる半導体チップマー
キング装置がある。
【0003】半導体チップマーキング装置には、ウエハ
の不良チップ上にインクを付着させるインク式のものが
あり、図4にはそのインク式の半導体チップマーキング
装置1が示されている。図に於いて、半導体チップマー
キング装置1の基台2はプロービングマシン本体3のプ
ローブヘッド4に植設されたピン5、5に固定されてお
り、該基台2にX(水平)方向調整部材6、及びZ(上
下)方向調整部材7を介してインクタンク8を備えた本
体9が取り付けられている。
【0004】前記本体9内には図示しない電磁コイル
と、マーキングピン10等が配設されている。マーキン
グピン10は、前記電磁コイルを駆動することによりイ
ンクタンク8のノズル11から突出してその先端部12
がウエハ13の不良チップ14に当接し、マーキングピ
ン10に導かれたインクタンク8内のインクが前記不良
チップ14に付着する。従って、半導体チップマーキン
グ装置1では、マーキングピン10の先端部12が不良
チップ14に正確に当接するように、前記X方向調整部
材6とZ方向調整部材7とで本体9の位置を予め設定す
るという位置決め作業が必要となる。この位置決め作業
は、半導体チップマーキング装置1を交換する際やイン
クを補充する際にも行われる。
【0005】一方、1枚のウエハ13に複数の不良チッ
プ14、14…が存在する場合には、最初にマーキング
した不良チップ14の位置を基準として、その位置に次
の不良チップ14が位置するようにウエハ13を吸着し
ているテーブル15を水平方向に移動させる。この手順
を繰り返すことにより、複数の不良チップ14、14…
を順次マーキングすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体チップマーキング装置1のマーキング位置決め方
法では、ヘッドステージ4に半導体チップマーキング装
置1を取り付けた後に行わなければならないので、位置
決め作業がし難く長時間を要するという欠点がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、半導体チップマーキング装置の位置決め作業を
容易に、且つ短時間で行うことができる半導体チップマ
ーキング装置のマーキング位置決め方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、半導体素子検査装置のヘッドステージに着脱
自在に装着される基台と、該基台に位置決め調整部材を
介して位置決め移動可能に取り付けられ、駆動されるこ
とにより前記半導体素子検査装置の移動テーブルに吸着
されたウエハの不良チップにインクを付着して該不良チ
ップをマーキングするマーキング装置本体と、から成る
半導体チップマーキング装置に於いて、前記半導体チッ
プマーキング装置を前記ヘッドステージに装着する前
に、マーキング位置決め治具に取り付けて、該マーキン
グ位置決め治具の所定位置に形成した基準マーキング点
にインクが付着するように前記マーキング装置本体を前
記位置決め調整部材で位置決めし、該マーキング装置本
体が位置決めされた半導体チップマーキング装置を前記
マーキング位置決め治具から取り外して、前記半導体素
子検査装置のヘッドステージに装着し、ヘッドステージ
に装着した半導体チップマーキング装置で前記ウエハ上
の任意の位置にマーキングして、該マーキング位置の半
導体チップマーキング装置装着位置に対する絶対位置を
記憶し、記憶した前記絶対位置にウエハの前記不良チッ
プが位置するように前記テーブルを移動させることを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、半導体チップマーキング装置
を半導体素子検査装置のヘッドステージに装着する前
に、先ず、半導体チップマーキング装置をマーキング位
置決め治具に取り付けて、位置決め調整を行う。即ち、
マーキング位置決め治具の所定位置に形成した基準マー
キング点にインクが付着するように、マーキング装置本
体を位置決め調整部材で位置決めする。次いで、位置決
め終了した半導体チップマーキング装置を前記マーキン
グ位置決め治具から取り外して、半導体検査装置のヘッ
ドステージに装着する。そして、ヘッドステージに装着
した半導体チップマーキング装置でウエハ上の任意の位
置にマーキングし、該マーキング位置の半導体チップマ
ーキング装置装着位置に対する絶対位置を記憶する。そ
して、記憶した前記絶対位置にウエハの不良チップが位
置するようにテーブルを移動させ、不良チップを順次マ
ーキングする。
【0010】また、半導体チップマーキング装置の交換
時やインクの補充時にも同様に、その半導体チップマー
キング装置を前記マーキング位置決め治具で一旦位置決
めした後に、半導体素子検査装置のヘッドステージに装
着する。このように、マーキング位置決め治具によって
マーキング位置が予め位置決めされた半導体チップマー
キング装置を、半導体検査装置のヘッドステージに装着
するようにしたので、ヘッドステージに装着した後に位
置決めする従来のマーキング位置決め方法と比較して、
位置決め作業を容易に、且つ短時間で行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る半導体チ
ップマーキング装置のマーキング位置決め方法の好まし
い実施例について詳説する。図1には本発明に適用され
た半導体チップマーキング装置20がマーキング位置決
め治具22に取り付けられた状態が示されている。
【0012】半導体チップマーキング装置20は基台2
4、X(水平)方向調整部材26、Z(上下)方向調整
部材28、及びマーキング装置本体30とから成り、水
平方向調整部材26を基台24に対して水平方向に移動
させ、また上下方向調整部材28を前記水平方向調整部
材26に対して上下方向に移動させることにより、前記
マーキング装置本体30を(位置決め)移動させること
ができる。
【0013】基台24には、マーキング位置決め治具2
2に植設されたピン32、32と、図3示すプロービン
グマシン34のヘッドステージ36に植設されたピン3
8、38とに嵌合される取付孔40、40が形成され
る。また、マーキング位置決め治具22の先端部22a
には基準マーキング点44が形成されている。前記マー
キング装置30はケーシング46とインクタンク48と
から成り、このケーシング48内には図示しない電磁コ
イルと、マーキングピン50等が配設されている。マー
キングピン50は、前記電磁コイルを駆動することによ
りインクタンク48のノズル52先端から突出してその
先端部54が図3に示すウエハ56の不良チップ58に
当接し、マーキングピン50に導かれたインクタンク4
8内のインクを前記不良チップ58に付着させることが
できる。
【0014】前記ウエハ56は移動ステージ60のテー
ブル62に吸着される。この移動ステージ60は、図示
しない駆動手段によってX−Y−Z方向の3次元方向の
移動量が制御されている。従って、駆動手段によって移
動ステージ60が駆動させることにより、ウエハ56を
3次元方向に適宜に移動させることができる。次に、前
記半導体チップマーキング装置20のマーキング位置決
め方法について説明する。
【0015】半導体チップマーキング装置20を図3に
示したプロービングマシン34のヘッドステージ36に
装着する前に、先ず、半導体チップマーキング装置20
を図2に示したマーキング位置決め治具22に取り付け
て、位置決め作業を行う。即ち、マーキング位置決め治
具22に形成した基準マーキング点44にインクが付着
するように、マーキング装置本体30をX方向調整部材
26、Z方向調整部材28で位置決め調整する。次い
で、位置決め終了した半導体チップマーキング装置20
をマーキング位置決め治具22から取り外して、プロー
ビングマシン34の前記ヘッドステージ36に装着す
る。
【0016】そして、この半導体チップマーキング装置
20でウエハ56上の任意の位置にマーキングする。そ
して、該マーキング位置の半導体チップマーキング装置
30装着位置に対する絶対位置(x,y,z)をプロー
ビングマシン34の記憶部に記憶させる。そして、記憶
した前記絶対位置(x,y,z)にウエハ56の不良チ
ップ58が位置するように、前述した移動ステージ60
の駆動手段を制御してテーブル60を移動させ、不良チ
ップ58、58…を順次マーキングする。
【0017】このように、本実施例では、マーキング位
置決め治具22によって予めマーキング位置が位置決め
された半導体チップマーキング装置20を、プロービン
グマシン34のヘッドステージ36に装着するようにし
たので、該ヘッドステージ36に装着した後に位置決め
する従来のマーキング位置決め方法と比較して、位置決
め作業を容易に、且つ短時間で行うことができる従っ
て、半導体チップマーキング装置20の交換時やインク
の補充時には、前記マーキング位置決め治具22で一旦
位置決めした後に、プロービングマシン34のヘッドス
テージ36に装着すれば、その後の位置決め調整作業を
無くすことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
チップマーキング装置のマーキング位置決め方法によれ
ば、半導体チップマーキング装置をヘッドステージに装
着する前に、半導体チップマーキング装置をマーキング
位置決め治具に取り付け、次に、マーキング位置決め治
具の基準マーキング点にインクが付着するように、マー
キング装置本体を位置決め調整部材で位置決めし、次い
で、位置決め終了した半導体チップマーキング装置をマ
ーキング位置決め治具から取り外して、半導体検査装置
のヘッドステージに装着し、そして、この半導体チップ
マーキング装置でウエハ上の任意の位置にマーキング
し、該マーキング位置の半導体チップマーキング装置装
着位置に対する絶対位置を記憶し、記憶した前記絶対位
置にウエハの不良チップが位置するようにテーブルを移
動させ、不良チップを順次マーキングする。これによ
り、マーキング位置決め治具によってマーキング位置を
予め位置決めした半導体チップマーキング装置を、前記
ヘッドステージに装着するようにしたので、ヘッドステ
ージに装着した後に位置決めする従来のマーキング位置
決め方法と比較して、位置決め作業を容易に、且つ短時
間で行うことができるまた、半導体チップマーキング装
置の交換時やインクの補充時には、前記マーキング位置
決め治具で一旦位置決めした後に、半導体素子検査装置
のヘッドステージに装着すれば、その後の位置決め調整
作業を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体チップマーキング装置のマ
ーキング位置決め方法の第1工程で、半導体チップマー
キング装置をマーキング位置決め治具に取り付けた実施
例を示す説明図
【図2】マーキング位置決め治具の実施例を示す斜視図
【図3】本発明に係る半導体チップマーキング装置のマ
ーキング位置決め方法の第2工程で、半導体チップマー
キング装置をプロービングマシンに取り付けた実施例を
示す説明図
【図4】半導体チップマーキング装置をプロービングマ
シンに取り付けた従来例を示す説明図
【符号の説明】
20…半導体チップマーキング装置 22…マーキング位置決め治具 34…プロービングマシン 42…基準測子 44…基準マーキング点 50…マーキングピン 56…ウエハ 58…不良チップ 60…移動ステージ 62…テーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子検査装置のヘッドステージに
    着脱自在に装着される基台と、該基台に位置決め調整部
    材を介して位置決め移動可能に取り付けられ、駆動され
    ることにより前記半導体素子検査装置の移動テーブルに
    吸着されたウエハの不良チップにインクを付着して該不
    良チップをマーキングするマーキング装置本体と、から
    成る半導体チップマーキング装置に於いて、 前記半導体チップマーキング装置を前記ヘッドステージ
    に装着する前に、マーキング位置決め治具に取り付け
    て、該マーキング位置決め治具の所定位置に形成した基
    準マーキング点にインクが付着するように前記マーキン
    グ装置本体を前記位置決め調整部材で位置決めし、 該マーキング装置本体が位置決めされた半導体チップマ
    ーキング装置を前記マーキング位置決め治具から取り外
    して、前記半導体素子検査装置のヘッドステージに装着
    し、 ヘッドステージに装着した半導体チップマーキング装置
    で前記ウエハ上の任意の位置にマーキングして、該マー
    キング位置の半導体チップマーキング装置装着位置に対
    する絶対位置を記憶し、 記憶した前記絶対位置にウエハの前記不良チップが位置
    するように前記テーブルを移動させることを特徴とする
    半導体チップマーキング装置のマーキング位置決め方
    法。
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