JPH0334736B2 - - Google Patents

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JPH0334736B2
JPH0334736B2 JP62145268A JP14526887A JPH0334736B2 JP H0334736 B2 JPH0334736 B2 JP H0334736B2 JP 62145268 A JP62145268 A JP 62145268A JP 14526887 A JP14526887 A JP 14526887A JP H0334736 B2 JPH0334736 B2 JP H0334736B2
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rail
assistance
rails
motor
person
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JP62145268A
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Minoru Kobayashi
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KYUSHU KOBAYASHI KENSETSU KK
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KYUSHU KOBAYASHI KENSETSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、身体の不自由な人を介助するため
の介助装置に関する。
従来の技術 高齢者や身体障害者などの身体の不自由な人の
介助は大変な重労働である。たとえばベツドに横
になつた人をトイレや浴槽に移すなどの介助作業
である。
そこで、介助者のそのような重労働を少しでも
軽くするためにいくつかの介助装置が提案されて
いる。
従来の介助装置は天井にレールを設け、このレ
ールに本体をレールにそつて自走できるように取
付けている。この本体の吊下げ手段に人をのせて
レールにそつて移動するのである(たとえば特開
昭57−148945号公報参照)。
発明が解決しようとする課題 しかしこれらのレールとその取付部分や、本体
およびそれらの付属部分などの多様な機械部分が
そのまま露出しており、介助すべき人や付添の人
などにとつては、生活環境および活動環境が視覚
的に良好だとはとても言えない。また、移動時や
上下動時に生じる騒音が介助すべき人や付添人な
どに直接聞こえてしまう。
発明の目的 この発明は、身体の不自由な人や付添の人にと
つて視覚的に良好な環境が得られる介助装置を提
供することを目的としている。
発明の要旨 この発明は特許請求の範囲第1項の介助装置を
要旨としている。
問題点を解決するための手段 第1図〜第4図を参照する。
走行手段を構成している車輪装置31、走行モ
ータ33は、ガイド体であるレール8,9,10
に沿つて走行可能である。
駆動手段16は走行手段に対して取付けられて
いる。人をのせる介助吊具17は駆動手段16に
より昇降できる。
被覆手段である天井仕上面18は、第2図と第
3図に示すように溝19を有している。溝19は
レール8,9,10の形状に対応している。この
溝19には駆動装置16と介助吊具17の接続部
分であるロープ20を通している。
天井仕上面18は駆動装置16、走行手段3
1,33およびレール8,9,10などを介助吊
具17側の人や付添人から見えないように被覆し
ている。
作 用 駆動装置16の駆動により、介助吊具17は所
望の場所に人Mを搬送することができる。この時
介助すべき人Mや付添人は駆動装置16などが全
く視界に入らない。
実施例 第1図を参照する。
第1図の建屋1は、ベツト室2、トイレ室3、
浴室4などを有している。ベツト室2にはベツト
5が置かれている。トイレ室3には便器6が置か
れている。浴室4には浴槽7が置かれている。建
屋1の天井あるいは屋根側にはガイド体であるレ
ール8,9,10が取付けられている。天井仕上
面18には天井点検口11あるいは電源13なら
びにケーブル設定装置12が設けられている。
第2図を参照する。
建屋1の横部材14には前記レール8,9,1
0が取付けられている。このレール8,9,10
に沿つて介助装置15の駆動装置16と介助吊具
17が移動可能である。介助装置15は、ガイド
体としてのレール8,9,10、駆動装置16お
よび介助吊具17を備えている。
天井仕上面18は屋根の内面またはレール8,
9,10あるいは底面に平行になるように設定さ
れている。駆動装置16のロープ20は前記天井
仕上面18の溝19を通つている。この溝19は
レール8,9,10に対応した形状になつてい
る。
第1図と第2図を参照すると、レール8はベツ
ト5の上から浴槽7の付近まで達している。また
レール9は浴槽7の上部にある。さらにレール1
0は浴槽7の付近から別の部屋(たとえば台所)
まで達している。
第2図においては手すり21,22も示されて
いる。
第3図と第4図を参照する。
介助装置 駆動装置16は、車輪装置31、電気制御盤3
2、走行モータ33、昇降モータ34、車輪35
および取付装置36を備えている。走行モータ3
3は、車輪35,35を駆動することにより駆動
装置16および介助吊具17をY方向に移動可能
である。昇降モータ34は前記ロープ20を巻き
上げたり巻き戻したりして、介助吊具17の昇降
を行なうようになつている。
取付装置36は、下板37と上板39およびボ
ルト38ならびにナツト40を有している。ボル
ト38とレール8は下板37に固定されている。
ボルト38に上板39をはめ込みナツト40をね
じ込むことにより、レール8を横部材14に固定
している。第1図のレール9,10も同様にして
取付装置36により取付けられているのである。
前記昇降モータ34に下にはリミツトスイツチ
41が取付けられている。このリミツトスイツチ
41はロープ20の巻き上げすぎを防止するため
のものである。たとえば、後で述べる介助吊具1
7の座部材44が、床より1メートルの高さまで
高くなると、そのリミツトスイツチ41が働いて
昇降モータ34の巻き上げ動作を停止するのであ
る。
第3図のスイツチ48は昇降(X方向)および
走行(Y方向)操作が別々に行える少くとも4つ
のボタン47を有している。
昇降モータ34側からはケーブル49を介して
スイツチ48が吊り下げられている。このスイツ
チ48は人Mの手もと近くにある。スイツチ48
のボタン47は複数設けられている。たとえばこ
れらのボタンを身体の不自由な人M又は介助者が
操作することにより、介助吊具17のX軸方向へ
の昇降操作およびY軸方向への走行操作を任意に
行うことができるのである。
なお、走行モータ33と昇降モータ34は電磁
ブレーキにより即座に停止可能である。また、停
電時は非常電源により給電するのが好ましい。
介助吊具 続いて第3図と第4図を参照すると、前記ロー
プ20の下端にはフツク42が設けられている。
このフツク42にはシヤツクル43が掛けてあ
る。介助吊具17はこのシヤツクル43、座部材
44、支持体45および吊部材46および固定ベ
ルト50を有している。
第5図ないし第8図を参照してさらに介助吊具
17を詳しく説明する。
まず第5図と第6図を参照する。支持体45は
4本の支持パイプ55を有している。この4本の
支持パイプ55はほぼ正方形状となつている。こ
の支持体45の4隅には保持具56が固定されて
いる。各保持具56とシヤツクル43の間には4
本のワイヤーロープ57が掛けてある。各保持具
56には押ボタン58が設けられている。
第7図と第8図を参照する。座部材44は、止
め具61およびゴムクツシヨン62を有してい
る。座部材44は通常の洋式水洗トイレの弁座を
用いるのが好ましい。この座部材44の裏側には
前記止め具61が固定されている。この止め具6
1はたとえばステンレス製であり、その形状は座
部材44の中央開口の形状に沿つたものである。
ゴムクシツヨン62は4つ設けられている。
吊ベルト63の一端は止め具61に固定されて
いる。このようにすることで、排便や排尿の際に
吊ベルト63が汚れることがない。吊ベルト63
の他端には挿入具67が取付けられている。この
挿入具67は、保持具56(第5図)にはめ込ん
で固定可能である。しかし押ボタン58を押すこ
とにより挿入具67は保持具56から外すことが
可能である。吊ベルト63の途中にはその長さを
調節するための調節具63aが付いている。この
保持具56と吊ベルト63は、たとえば自動車の
座席ベルトを用いるのが好ましいがこれに限定さ
れるものでもない。なお吊ベルト63と保持具5
6は第4図の吊部材46を構成している。吊ベル
ト63の一端は座部材44の止め具61から外せ
るようにしてもよい。
固定ベルト50はたとえばマジツクテープを使
つている。この固定ベルト50は4本の吊ベルト
63のまわりを巻いて、第3図と第4図に示すよ
うに人Mの脚のあたりを保持できるようになつて
いる。このようにすることで搬送時に人が落下し
たりするような事故を防ぐことができる。
また、第3図と第4図の支持体45は隣接の吊
部材46を所定間隔に最適に設定できる。これに
より吊部材46(もしくは吊ベルト63)が人M
に当つたり押付けたりする恐れがなく、しかも人
Mを座部材44に乗せたり降したりするのが極め
て容易になる。
第9図を参照する。
進路変更装置 第9図には進路変更装置70が示されている。
この進路変更装置はレール8,9,10に関連し
て設けられている。
第10図を参照する。進路変更装置70は、回
転手段71、接続レール72、モータ73を備え
ている。回転手段71は上部盤74と下部盤75
を有している。下部盤75の径は上部盤74の径
よりも大きい。
第11図を参照すると、上部盤74および下部
盤75はボルト76を介して建屋の横部材79に
取付けられている。ボルト76には二重のナツト
78がねじ込まれている。下部盤75の一部分に
ギヤ81が設けられている。上部盤74には前記
モータ73が固定されている。このモータ73の
ギヤ80はギヤ81とかみ合つている。下部盤7
5と上部盤74の間にはベアリング82が設けら
れている。
ギヤ81は第10図に示すように角度90度の
範囲に設けられている。従つてモータ73を回転
することにより上部盤74に対して下部盤75を
180度の範囲で回転可能である。下部盤75には
前記接続レール72が取付けてある。なお、この
モータ73は停電時には非常電源により給電でき
るようにするのが好ましい。
第12図を参照する。上部盤74にはドグ8
3,84が固定されている。これらのドグ83,
84は回転中心角90度だけ離れている。一方第1
3図を参照すると、下部盤75にはリミツトスイ
ツチ86,87,88が設けられている。リミツ
トスイツチ86,87は回転中心角度90度だけ離
れている。またリミスイツチ88は回転中心付近
に設けられている。一方介助装置1の搬送モータ
33にはドグ85が取付けられている。
第12図と第13図を参照すると、接続レール
72がレール8,9に接続された状態から90度下
部盤75が時計回りに回転すると、リミツトスイ
ツチ86がドグ83に当たる。これによりモータ
73の作動は停止される。従つて接続レール72
の一端はレール9からレール10に正しく接続さ
れるのである。またモータ73を逆転して下部盤
75を反時計方向に90度回転すると第13図の状
態に戻る。つまりリミツトスイツチ99が停止盤
98に触れるとモータ73を停止するのである。
これにより接続レール72は再びレール8,9に
確実に接続される。
また第13図の介助装置15の搬送モータ33
が第13図の状態において接続レール72の真中
付近に進んでくると、ドグ85はリミツトスイツ
チ88により検知される。この検知されたあとに
上述したモータ73の作動を起こすことができる
ようになつている。
第10図に戻る。レール8,9の端部にはそれ
ぞれストツパ100が取付けられている。
第14図を参照すると、ストツパ100は、基
部101に対してボルト102、ナツト103を
介して回転自在に取付けられている。ストツパ1
00の回転端側は第15図に示すように阻止部材
104に間にはまるようになつている。なお第1
0図を参照すると、レール10のストツパ100
はレール8,9のストツパ100と同じ形である
が、少し位置が左よりにある。
また第10図に示すように接続レール72の一
端と他端にはストツパ106が取付けられてい
る。第16図を参照するとストツパ106は基部
107に対してボルト108とナツト109によ
り回転可能に取付けられている。ストツパ106
の回転端側も阻止部材110にはめ込めるように
なつている。
これらストツパ100,106は第13図で示
した介助装置15の駆動装置16が各レール8,
9,10および接続レール72の端部から誤つて
外れて落ちないようにするためものである。
従つて第10図を参照すると、接続レール72
とレール8,9あるいは10が接続された状態で
は、互いのレールによりそれぞれのストツパ10
0,106が側方に押し上げられるのである(第
14図と第16図の想像線で示されている。)こ
の状態では走行装置16はレール8,9および接
続レール72の間を行来できる。
ところが、接続レール72がレール8,9ある
いは10と接続していない状態では、それぞれの
ストツパ100,106は重力により下向きに位
置されるのである。これにより駆動装置16はレ
ール8,9および接続レール72の端部から外れ
出ることがない。このことはレール10について
も同じである。なお、第10図の例では、レール
8,9の各ストツパ100と接続レール72のス
トツパ106が側方へ押上げられている。しかし
レール10のストツパ100は下がつたままであ
る。
第17図を参照すると、第17図には簡単な回
路図が示している。単相100ボルトの電源には
漏電ブレーカーE、スイツチボタンS1、切換ス
イツチボタンSA、リミツトスイツチ88,86,
87および走行モータ33が接続されている。ま
た端子1,2,3にはモータ73が接続されてい
る。
スイツチボタンS1を押し、第13図の駆動装
置16が進路変更装置70の中間に来ると、ドグ
85がリミツトスイツチ88に当たる。これによ
り、第17図のリミツトスイツチ88はオンとな
る。そしてたとえば切換スイツチボタンSAをd
接点に接続すると、第10図のモータ73はリミ
ツトスイツチ86がオフとなるまで正回転する。
すなわち第10図において下部盤75が時計回り
に90度回転して接続レール72の一端がレール9
からレール10に進路変更されるのである。これ
により駆動装置16は接続レール72からレール
10に移ることができる。
このあともし切換スイツチボタンSAをc接点
に設定した場合には、モータ73が逆転する。そ
して第13図の停止盤98のリミツトスイツチ9
9にふれると逆転が止まり、接続レール72の一
端が再びレール10に接続されるのである。
第18図および第19図を参照する。
ケーブル設定装置 カバー122は、建屋の横部材121に対して
取付ボルト200により少くとも180゜以上の角度
で回転可能に取付けられている。軸123はカバ
ー122に取付けられており、この軸123には
リール125が回転可能に取付けられている。こ
のリール125は平スプリング124により回転
力が与えられている。この平スプリング124は
カバー122の中側にある。リール125はケー
ブル126を巻き取るものである。ケーブル12
6のケーブル端127は電源13に接続されてい
る。ケーブル126の他端は駆動装置16の走行
モータ33や34に接続されている。
ケーブル126の途中は支持手段150により
建屋のたとえば横部材171から離して張つてあ
る。支持手段15は支持棒材151とこの支持棒
材151に回転可能に取付けられたパイプ146
を有している。パイプ146はたとえばビニール
などにより作られている。支持棒材151は横部
材171に固定されている。
第20図では別の支持手段160が示してあ
る。支持手段160は同様に支持棒材131とパ
イプ132,133を有している。支持棒材13
1は柱130に固定されている。ケーブル126
はパイプ132や133により柱130から離し
て支持されている。同様に第21図および第22
図にも支持手段170,180が示されている。
第21図では横部材135の角に支持棒材13
7が取付けられている。この支持棒材137には
パイプ137が回転可能に取付けられている。
第22図では天井仕上面18の上に支持手段1
80の支持棒材141が取付けられている。この
141にはパイプ142が回転可能に取付けられ
ている。
次に、介助作業の一例を説明する。
まず、第2図のベツトに横たわつている身体の
不自由な人Mを、第4図の介助吊具17の座部材
44にのせる。人Mを座部材44にのせるとき
は、座部材44を吊下げたままでのせる。
あるいは一度第7図の吊ベルト63の挿入具6
7を第5図の保持具56からはずして座部材44
を第2図のベツト5の上に置く。そしてこの座部
材44の上に人Mをのせたあと再び挿入具67を
保持具56にはめこめばよい。
いずれにしても吊部材46,46の間隔がある
ので、人Mを座部材44にのせるのが容易であ
る。また、介助吊具17を吊下げてもなお隣接の
吊部材46,46には間隔があるので、人Mを圧
迫したり押し付けたりすることはない。そして固
定ベルト50で人Mの腰のあたりを固定する。
人M又は介助人が第3図のスイツチ48のボタ
ンを押して昇降モータ34により介助吊具17を
所望の高さまで上げる。
次に、第3図のスイツチ48の別のボタンを押
して介助吊具17を第1図と第2図のベツト5の
位置からレール8に沿つてトイレ室3の便器6ま
で進ませる。この場合、進路変更装置70の接続
レール72はたとえば第10図に示すようにレー
ル8,9につながつている。そして、第3図のス
イツチ48の別のボタンを押して介助吊具17を
便器6まで下げる。つまり座部材44は便座とし
て機能するのでそのまま排便・排尿ができるので
ある。
次に、第3図のスイツチ48のボタンを押して
第1図と第2図の便器6から介助吊具17を上げ
る。そして介助吊具17をレール8,9に沿つて
便器6から浴槽7まで進ませる。同様に介助吊具
17を下げて人Mを介助吊具17からおろして入
浴させる。このとき、隣接の吊部材46,46の
間隔が十分あるので人Mを座部材44からおろす
のが容易である。そのあとは再び介助吊具17に
のせて介助吊具17を所定高さに上げてレール
9、接続レール72(第10図)およびレール8
にそつて進ませてベツト5に人Mをもどす。
ところで、たとえば第1図においてベツト室
2、トイレ室3あるいは浴室4からレール10を
使つて別の室(たとえば台所)へ移動したいとき
は、たとえば第10図の進路変更装置70を作動
して接続レール72をレール9からレール10に
つなぐ。これにより、第1図の介助吊具17の進
路を変更して行うことができる。
このようにして介助装置15をレール8,9,
10に沿つて移動させた場合、第18図のケーブ
ル126はびんと張りながらケーブル設定装置1
2のリール125から引出されたりあるいはリー
ル125に巻取られたりする。このときケーブル
126は、たとえば第18図の支持手段150の
パイプ146により建屋の部材から離れている。
このため、ケーブル126が建屋の部材の面や角
ですれたり傷がついたりすることがない。
ところで、レールであるガイド本体は、ベツト
室、トイレ室、浴室、台所の他にももちろん設定
することはできる。
進路変更の角度は90゜に限らない。
また、進路変更装置は、3つのレール8,9,
10のみでなくたとえば互いに対向した4つ以上
のレール端の間に設けるなど種々変更ができる。
さらに、ガイド体は断面I形ビームに限らな
い。介助吊具の支持体は4角形に限らない。
さらに、第10図において、レール10におけ
るストツパの取付を工夫することにより、下部盤
75を反時計回りに回して接続レール72の他端
(レール8に対応している。)をレール10に接続
することもできる。この場合、リミツトスイツチ
87がドグ84に接続するとモータは止まり、接
続レール72の他端は確実にレール10に接続さ
れる。
第23図は各モータ等のシーケンス回路の一例
を示している。48は手元スイツチである。手元
スイツチ48と電源の間には、走行モータのモー
タ回路200、昇降モータの巻上げ、巻もどし回
路201,202、昇降モータ34のブレーキ回
路203および進路変更装置のモータの回路20
4を備えている。
発明の効果 以上説明したことから明らかなように、この発
明によれば被覆手段を設けていて、しかもこの被
覆手段には介助吊具の移動に支障がでないように
溝を設けて駆動手段と介助吊具の接続部分を通し
ているので、身体の不自由な人や付添人または介
助人が複数のガイド体、駆動装置、走行手段など
を見なくてすむ。しかも被覆手段により駆動装置
や走行手段から生じる騒音をしや断可能である。
このため居住快適性を向上できる。さらに、浴室
や台所で生じる湿気を被覆手段によりさけること
ができ、ガイド体や、駆動装置、走行手段を湿気
から守ることができる。つまり寿命を長くでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は建屋に設けられた介助装置を示す平面
図、第2図はその正面図、第3図は介助装置を示
す正面図、第4図はその介助装置を示す側面図、
第5図は介助装置の支持体を示す正面図、第6図
は同支持体の平面図、第7図は座部材および吊部
材を示す平面図、第8図は座部材と吊部材を示す
断面を有する側面図、第9図は進路変更装置およ
び各レールを示す平面図、第10図は進路変更装
置の拡大図、第11図は進路変更装置の断面図、
第12図は進路変更装置の上部盤を示す平面図、
第13図は下部盤および各レールを示す平面図、
第14図ないし第16図は各レールのストツパを
示す図、第17図はリミツトスイツチなどの接続
図、第18図はケーブル設定装置の正面図、第1
9図はケーブル設定装置の側面図、第20図ない
し第22図はケーブル設定装置の支持手段を示す
図、第23図は各モータ等のシーケンス回路図で
ある。 1…建屋、2…ベツト室、3…トイレ室、4…
浴室、5…ベツト、6…便器、7…浴槽、8,
9,10…レール、12…ケーブル設定装置、1
3…電源、14…横部材、15…介助装置、16
…駆動装置、17…介助吊具、18…天井仕上
面、19……溝、20…ロープ、31…車輪装
置、33…走行モータ、34…昇降モータ、42
…フツク、43…シヤツクル、44…座部材、4
5…支持体、46…吊部材、50…固定ベルト、
55…支持パイプ、56…保持具、58…押ボタ
ン、61…止め具、62…ゴムクツシヨン、63
…吊ベルト、67…挿入具、70…進路変更装
置、71…回転手段、72…接続レール、73…
モータ、74…上部盤、75…下部盤、79…横
部材、80,81…ギヤ、100,106…スト
ツパ、121…横部材、122…カバー、帆23
…軸、124…平スプリング、125…リール、
126…ケーブル、130…柱、131…支持棒
材、132,133…パイプ、150,160,
170,180…支持手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くともベツド室とトイレ室と浴室にわたり
    建屋1に固定されたガイド体8,9,10と、 ガイド体8,9,10に沿つて走行可能に支持
    される走行手段31,33と、 この走行手段に取付けられる駆動装置16と、 駆動装置16により昇降をすることができる人
    をのせるための介助吊具17と、 ガイド体8,9,10に対応した形の溝19を
    有し、駆動装置16と介助吊具17の接続部分2
    0をこの溝19に通すようになつている被覆手段
    18と、を有し、 この被覆手段18は、駆動装置16、走行手段
    31,33およびガイド体8,9,10を、介助
    吊具17側から見て被覆する構成となる介助装
    置。 2 前記被覆手段18は天井面である特許請求の
    範囲第1項に記載の介助装置。
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