JPH04269956A - 介護設備を備える部屋 - Google Patents

介護設備を備える部屋

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JPH04269956A
JPH04269956A JP3030476A JP3047691A JPH04269956A JP H04269956 A JPH04269956 A JP H04269956A JP 3030476 A JP3030476 A JP 3030476A JP 3047691 A JP3047691 A JP 3047691A JP H04269956 A JPH04269956 A JP H04269956A
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JP
Japan
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bed
room
sickly
bed body
lifting device
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JP3030476A
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Inventor
健造 ▲葛▼西
Kenzo Kasai
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Original Assignee
Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G12/00Accommodation for nursing, e.g. in hospitals, not covered by groups A61G1/00 - A61G11/00, e.g. trolleys for transport of medicaments or food; Prescription lists
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G10/00Treatment rooms or enclosures for medical purposes

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、病人、身
障者、寝たきり老人等(以下、「病弱者」という)のた
めの介護設備を備える部屋に関するもので、特に、家庭
においても適用可能な介護設備を備える部屋に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開昭57−148945号公
報において、病弱者の介護に適した介護設備が提案され
ている。この介護設備は、部屋の天井に敷設されたレー
ルに沿って移動可能な吊上げ装置を備える。吊上げ装置
の移動経路の下方または近傍には、ベッド、洗面台、便
器、浴槽などが配置されている。したがって、病弱者の
日常生活に必要な設備が整えられており、病弱者を、必
要に応じて、所望の場所まで運ぶことが容易である。
【0003】このような介護設備は、たとえば複数の部
屋間で病弱者を運ぶ必要がある場合において設置される
ことが適当であり、それによって、介護者の負担を軽減
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の介護設備は、これを設置するには、比較
的大きな床面積を必要とし、それゆえに、この介護設備
をそのまま平均的な日本の家庭に持込むことは、スペー
ス等の問題から困難である場合が多い。特に、日本にお
ける住宅事情を考慮したとき、病弱者に対してたとえば
6畳程度の広さの部屋を当てがうのがやっとであること
が多い。
【0005】このように、従来、比較的狭い1つの部屋
にすべてを設置できる介護設備がほとんどなかったため
、多くの場合、家庭においては、病弱者は、特別な事情
がない限り、寝たきりの状態に放置されていた。また、
病弱者を移動させるときには、複数人の力が必要な場合
が多く、このことも、病弱者に対して寝たきりの状態を
強いる1つの原因となっていた。
【0006】一方、病弱者にとって、寝たきりの状態は
、病気または障害から回復するのに、必ずしも好ましい
状態とはいえない。最近、特にリハビリテーションの重
要性が注目されており、病弱者は、寝たきりの状態より
、むしろ軽い運動を行なった方が、より回復が速いとい
う報告も多く発表されている。
【0007】このような状況から、とかく寝たきりの状
態で放置されがちな家庭で療養中の病弱者に対しても、
その移動やリハビリテーションの助けとなり得る介護設
備の実現が望まれるところである。
【0008】それゆえに、この発明の目的は、一般の家
庭においても適用可能であり、かつ、病弱者の日常生活
に必要な介護を行なうことが容易とされるとともに、病
弱者のリハビリテーションを行なうことも可能とされた
、介護設備を備える部屋を提供しようとすることである
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る介護設備
を備える部屋は、まず、6畳の広さを有する四角形の形
状を有する部屋とされる。この部屋に、以下に述べるよ
うな態様で、種々の介護設備またはリハビリテーション
のための設備が配置される。
【0010】すなわち、この部屋を規定する四角形の第
1の辺に沿って、ベッド装置がまず配置される。このベ
ッド装置は、その上に病弱者を寝かすためのベッド本体
および病弱者をベッド本体の上方および一側方の間で運
ぶための吊上げ装置を備える。
【0011】また、四角形の上述した第1の辺に隣接す
る第2の辺に沿って、洗面台、汚物洗濯槽および収納箱
がそれぞれ配置される。
【0012】また、ベッド本体の下方の空間には、浴槽
が収納され、この浴槽は、ベッド本体の前記一側方にま
で引き出すことが可能である。
【0013】また、洗面台の下方には、便器が収納され
、この便器は、ベッド本体の前記一側方にまで引出すこ
とが可能である。
【0014】さらに、収納箱の下部には、歩行訓練具が
収納箱に保持された状態で引き出し可能に設けられる。
【0015】なお、このような6畳の広さを有する部屋
の残りのスペースには、食事のためのテーブル、ワゴン
、折畳まれた車椅子等が必要に応じて置かれていてもよ
い。
【0016】
【作用】このように、この発明によれば、吊上げ装置を
備えるベッド装置が、介護設備を備える部屋における中
心的存在として固定的に設置される。このベッド装置に
備える吊上げ装置は、ベッド本体の上方および一側方の
間で病弱者を運ぶように移動されるので、浴槽および便
器が、必要に応じて、ベッド本体の一側方に位置される
と、吊上げ装置によって、病弱者を浴槽または便器が置
かれた位置まで持込むことができる。これら浴槽および
便器は、使用しないときには、それぞれ、ベッド本体の
下方および洗面台の下方に収納されることができる。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による介護設備
を備える部屋を示す平面図である。
【0018】部屋1は、6畳の広さ(約270cm×3
60cm)を有する四角形の形状を有している。この四
角形は、第1の辺2、第2の辺3、第3の辺4および第
4の辺5を備える。第1の辺2には、窓6が設けられ、
これと対向する第3の辺4には、出入口7が設けられて
いる。
【0019】このような部屋1において、ベッド装置8
が、第1の辺2に沿って固定的に配置される。ベッド装
置8は、その上に病弱者を寝かすためのベッド本体9お
よび病弱者をベッド本体9の上方および一側方の間で運
ぶための吊上げ装置10を備える。吊上げ装置10には
、適当なハンガー部材(図示せず)が組合わされ、これ
によって、病弱者を寝たままの姿勢、あるいは座った姿
勢等、任意の姿勢で運ぶことができる。また、吊上げ装
置10には、病弱者を運ぶためのハンガー部材だけでな
く、リハビリテーションのための道具を組合わせること
ができる。したがって、このようなリハビリテーション
のための道具を種々用意しておくことで、種々の態様の
リハビリテーションを行なうことができる。
【0020】なお、このような吊上げ装置10を備える
ベッド装置8は、たとえば、本件発明者による特願平1
−38682号(特開平2−215462号)、特願平
2−245249号等に開示されている。
【0021】ベッド本体9の下方の空間には、破線で示
すように、浴槽11が収納される。この浴槽11は、ま
た、二点鎖線で示すように、ベッド本体9の一側方にま
で引き出すことが可能である。
【0022】浴槽11の、ベッド本体9の下方の空間に
対する引き出しおよび収納は、介護者の手によって行な
ってもよく、また、たとえば、本件発明者等による特願
平2−317391号に開示されるような機構を利用し
てもよい。
【0023】部屋1には、また、他の介護設備として、
第1の辺2に隣接する第2の辺3に沿って、洗面台12
、汚物洗濯槽13および収納箱14が配置される。なお
、これら洗面台12、汚物洗濯槽13および収納箱14
の配置順序は任意である。
【0024】洗面台12は、病弱者が洗面を行なうとき
に用いられ、汚物洗濯槽13は、病弱者の汚れた衣類等
を一時的に貯留したり、洗濯したりするのに用いられ、
収納箱14は、病弱者の日常生活または介護のために必
要な物品を収納するために用いられる。
【0025】洗面台12の下方には、破線で示すように
、便器15が収納される。この便器15は、また、二点
鎖線で示すように、ベッド本体9の一側方にまで引き出
すことが可能である。この引き出しは、通常、介護者の
手によって行なわれる。なお、便器15は、好ましくは
、腰掛可能な形状を有している。
【0026】収納箱14の下部には、歩行訓練具16が
収納される。この歩行訓練具16は、収納箱14に保持
された状態で、二点鎖線で示すように、引き出し可能と
される。歩行訓練具16は、たとえば、循環可能なベル
ト17を備え、その上で、病弱者が足踏みを行なうこと
ができるようにされている。
【0027】この6畳の広さを有する部屋1には、病弱
者および介護者の通常の行動に差支えないようなスペー
スを確保しながらも、たとえば、第3の辺4と第4の辺
5との角の部分のように、さらに他の介護設備を配置す
ることができるスペースが残されている。この実施例で
は、このスペースに、ワゴン18および折畳まれた車椅
子19が配置される。
【0028】ワゴン18は、たとえば、テーブルを備え
、ベッド本体9の近傍にまで移動させることによって、
病弱者に食事をさせるときに用いることもできる。 また、ワゴン18は、病弱者を歩行訓練させるときの補
助具としても用いることができる。なお、上述したよう
なテーブルを備え、かつ歩行補助具としての使用に適し
たワゴンが、たとえば、本件発明者による実開昭64−
42032号公報に開示されている。また、ワゴン18
は、食器等の小物入れを備えていてもよい。
【0029】このような介護設備を備えた部屋1によれ
ば、すべて、この部屋1内において、次のような多くの
機能を達成することができる。
【0030】(1)  入浴 浴槽11を、二点鎖線で示すように、ベッド本体9の一
側方に引き出し、湯を入れるなどして、入浴のための準
備をする。次いで、ベッド本体9上に寝かされている病
弱者を、吊上げ装置10により、寝たままの姿勢、ある
いは座った姿勢で、運び、浴槽11内に入れる。入浴を
終えたときには、吊上げ装置10により、病弱者をベッ
ド本体9上にまで戻し、他方、浴槽11から排水した後
、浴槽11を、破線で示すように、ベッド本体9の下方
の空間に収納する。
【0031】(2)  排便 便器15を、二点鎖線で示すように、ベッド本体9の一
側方に位置させる。次いで、ベッド本体9上に寝かされ
ている病弱者を、吊上げ装置10により、座った姿勢で
、便器15上にまで運ぶ。排便を終えたとき、病弱者を
吊上げ装置10によりベッド本体9上にまで戻すととも
に、排便の処理をしてから、便器15を破線で示すよう
に、洗面台12の下方に収納する。
【0032】(3)  就寝 ベッド本体9は、通常のベッドと同様、その上に病弱者
を寝かせるために使用できる。
【0033】(4)  シーツ交換 ベッド9上に寝かされている病弱者を、吊上げ装置10
により吊上げ、病弱者とベッド本体9との間に隙間を形
成することによって、シーツを交換することができる。
【0034】(5)  寝巻等交換 上述したシーツ交換と同様、病弱者をベッド本体9から
浮かせることにより、寝巻等の交換を行なうことができ
る。また、ベッド装置8が起伏機構を備えている場合に
は、この起伏機構に基づき、病弱者を座った姿勢にする
ことによっても、寝巻等の交換を行なうことができる。
【0035】(6)  食事 病弱者をベッド本体9上で座らせることにより、病弱者
に食事をさせることができる。このとき、ベッド本体9
の両側にサイドガードが設けられていると、これらサイ
ドガード間に渡すようにテーブル板を配置することがで
きる。また、テーブルを備えるワゴン18も有利に用い
ることができる。また、ワゴン18に小物入れが備え付
けられている場合には、この小物入れから食器等を取出
すことができる。
【0036】(7)  車椅子への移乗車椅子19を、
ベッド本体9の一側方に位置させた状態とし、ベッド本
体9上に寝かされている病弱者を、吊上げ装置10によ
り、座った姿勢で車椅子19上まで運び、車椅子19に
移乗させることができる。
【0037】(8)  洗面 病弱者の症状が比較的軽くなったときには、たとえば、
介護者の手を借りたり車椅子19に乗せたりして、洗面
台12にまで移動し、ここで洗面等を行なうことができ
る。
【0038】(9)  収納 病弱者の日常生活に必要な物品あるいは介護者の介護に
必要な物品を、収納箱14に収納しておくことができる
【0039】(10)  汚物洗濯 介護者は、病弱者が着用していた衣類等の汚れ落しの少
なくとも一部を、汚物洗濯槽13において行なうことが
できる。
【0040】(11)  手の訓練 病弱者は、ベッド本体9上に寝たままの姿勢で、手の訓
練を行なうことができる。この場合、吊上げ装置10を
利用して、ここに滑車を取付け、この滑車に巻掛けした
ロープの各端部を、それぞれ左右の手によって握ること
により、左右の手を交互に動かす訓練を行なうことがで
きる。
【0041】(12)  手足の訓練 上述した手の訓練と同様、滑車およびロープを用い、ロ
ープの一方端を足に係合させ、かつ、ロープの他方端を
手で握った状態としてから、手を動かすことにより、足
が持上げられ、手足の訓練を行なうことができる。
【0042】(13)  第1の態様の歩行訓練ベッド
装置8に備える吊上げ装置10を利用して、ベッド本体
9の一側方に歩行訓練の際の手の握りを与える棒を形成
する。病弱者は、ベッド本体9の側方において、この棒
を手で握りながら、歩行訓練を行なうことができる。ま
た、便器15は、腰掛としても機能するので、便器15
を、洗面台12の下方から引き出しておけば、歩行訓練
している病弱者は、便器15上に腰掛けて一時的に休む
ことができる。なお、このような歩行訓練方法は、本件
発明者による特願平2−402055号に詳細に説明さ
れている。
【0043】(14)  第2の態様の歩行訓練収納箱
14から歩行訓練具16を引き出し、ベルト17上に足
を乗せて足踏みすることにより、別の態様の歩行訓練を
行なうことができる。この場合にも、便器15を腰掛と
して利用してもよい。また、収納箱14に、病弱者のた
めの手の握り部を形成してもよい。
【0044】(15)  第3の態様の歩行訓練ワゴン
18が、歩行補助具としても機能するので、このワゴン
18につかまりながらさらに他の態様の歩行訓練をする
ことができる。この場合にも、便器15を腰掛として利
用してもよい。
【0045】このように、この実施例によれば、6畳の
広さを有する部屋1の範囲内において、多数の機能を実
現することができる。
【0046】図2には、この発明の比較例が示されてい
る。この比較例は、上述した実施例によって与えられる
機能を実現するために必要な設備を通常の状態で配置し
、実施例の場合と必要スペースに関して比較を行なおう
とするものである。
【0047】図2に示すように、この比較例では、廊下
21を挟んで、6畳の広さを有する4つの部屋22,2
3,24,25が与えられる。これらの部屋22〜25
には、通常の行動に差支えないようなスペースを確保し
ながら、種々の設備が配置されなければならない。
【0048】第1の部屋22には、ベッド26、便器2
7、通常のワゴン28、小物入れ29および通常の歩行
補助具30が配置される。
【0049】第2の部屋23には、洗面台31、汚物洗
濯槽32、収納箱33、折畳まれた車椅子34および病
弱者を座った姿勢で吊上げる移動可能な吊上げ装置35
が配置される。
【0050】第3の部屋24には、浴槽36および病弱
者を寝たままの姿勢で吊上げる移動可能な吊上げ装置3
7が配置される。
【0051】第4の部屋25には、循環可能なベルトを
備え、病弱者が足踏みすることによって歩行訓練を行な
うことができる歩行訓練具38、病弱者が歩行訓練する
際の握りを与える棒を備える歩行訓練具39および椅子
40が配置される。
【0052】前述した実施例において実現された機能を
この比較例に当てはめると、「(1)入浴」には、浴槽
36および吊上げ装置35または37が必要であり、「
(2)排便」には、便器27および吊上げ装置35が必
要であり、「(3)就寝」には、ベッド26が必要であ
り、「(4)シーツ交換」には、吊上げ装置37が必要
であり、「(5)寝巻等交換」には、吊上げ装置37が
必要であり、「(6)食事」には、ワゴン28および小
物入れ29が必要であり、「(7)車椅子への移乗」に
は、車椅子34および吊上げ装置35が必要であり、「
(8)洗面」には、洗面台31、車椅子34および吊上
げ装置35が必要であり、「(9)収納」には、収納箱
33が必要であり、「(10)汚物洗濯」には、汚物洗
濯槽32が必要であり、「(11)手の訓練」には、吊
上げ装置35または37が必要であり、「(12)手足
の訓練」には、吊上げ装置35または37が必要であり
、「(13)第1の態様の歩行訓練」には、歩行訓練具
39および椅子40が必要であり、「(14)第2の態
様の歩行訓練」には、歩行訓練具38が必要であり、「
(15)第3の態様の歩行訓練」には、歩行補助具30
が必要である。
【0053】このように、この発明を適用せずに、実施
例において実現された機能をすべて達成するためには、
図2に示した比較例のように、6畳の広さを有する4つ
の部屋22〜25が必要である。しかしながら、一般家
庭において、このように6畳の広さを有する4つの部屋
22〜25が存在するのは極めて稀であるばかりでなく
、たとえ、このような部屋22〜25が存在するにして
も、これらの部屋22〜25を、すべて、病弱者の介護
のために割当てることは不可能に近い。それゆえに、図
2に示した比較例は、現実的ではなく、あくまでも仮想
であると理解しなければならない。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、6畳
といった比較的狭い部屋において、病弱者の日常生活に
必要な機能、介護者による介護に必要な機能、および病
弱者のリハビリテーションに必要な機能のすべてを、満
足させることができる。
【0055】特に、浴槽については、その不使用時にお
いて、ベッド本体の下方の空間を利用して、ここに浴槽
が収納される。ベッド本体の下方の空間は、本来的に遊
んでいる空間であるので、使用されない浴槽を収納すれ
ば、限られた広さの部屋の有効利用に貢献することがで
きる。
【0056】また、便器については、その不使用時にお
いて、洗面台の下方の遊んでいた空間にこれを片付ける
【0057】また、歩行訓練具については、その不使用
時において、収納箱14内に収納する。
【0058】したがって、浴槽、便器および歩行訓練具
は、それぞれ使用しないときには、部屋の中でかさばる
ことがなく、それゆえに、部屋の残りの空間を有効に利
用することができ、病弱者および介護者に対して、圧迫
感を与えることがない。
【0059】また、病弱者のための介護設備が、すべて
、6畳の広さの部屋に配置されるので、病弱者を移動さ
せる距離または病弱者自身が移動する距離が短くて済み
、介護者および病弱者の負担を軽減することができる。 また、ベッド装置に備える吊上げ装置も、それほど大掛
りなものを必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による介護設備を備える部
屋1を備える平面図である。
【図2】この発明の比較例を示す平面図である。
【符号の説明】
1  部屋 2  第1の辺 3  第2の辺 8  ベッド装置 9  ベッド本体 10  吊上げ装置 11  浴槽 12  洗面台 13  汚物洗濯槽 14  収納箱 15  便器 16  歩行訓練具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  6畳の広さを有する四角形の形状を有
    し、前記四角形の第1の辺に沿ってベッド装置が配置さ
    れ、前記ベッド装置は、その上に病弱者を寝かすための
    ベッド本体および前記病弱者をベッド本体の上方および
    一側方の間で運ぶための吊上げ装置を備え、前記四角形
    の第1の辺に隣接する第2の辺に沿って、洗面台、汚物
    洗濯槽および収納箱が配置され、前記ベッド本体の下方
    の空間には、浴槽が収納され、前記浴槽は、前記ベッド
    本体の前記一側方にまで引き出すことが可能であり、前
    記洗面台の下方には、便器が収納され、前記便器は、前
    記ベッド本体の前記一側方にまで引き出すことが可能で
    あり、前記収納箱の下部には、歩行訓練具が前記収納箱
    に保持された状態で引き出し可能に設けられた、介護設
    備を備える部屋。
JP3030476A 1991-02-25 1991-02-25 介護設備を備える部屋 Withdrawn JPH04269956A (ja)

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JP3030476A JPH04269956A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 介護設備を備える部屋
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US07/840,793 US5224305A (en) 1991-02-25 1992-02-24 Sick room furnished with nursing equipment
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