JPH038772B2 - - Google Patents

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JPH038772B2
JPH038772B2 JP56034187A JP3418781A JPH038772B2 JP H038772 B2 JPH038772 B2 JP H038772B2 JP 56034187 A JP56034187 A JP 56034187A JP 3418781 A JP3418781 A JP 3418781A JP H038772 B2 JPH038772 B2 JP H038772B2
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JP
Japan
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rail
cable
care device
traveling
main body
Prior art date
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JP56034187A
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English (en)
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JPS57148945A (en
Inventor
Akyoshi Kawada
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP56034187A priority Critical patent/JPS57148945A/ja
Publication of JPS57148945A publication Critical patent/JPS57148945A/ja
Publication of JPH038772B2 publication Critical patent/JPH038772B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、身体障害者、寝たきり老人等を介護
する際に使用する介護装置に関したものである。
身体障害者、寝たきり老人等(以下被介護者と
いう)を介護するうえでその内容を見ると、入
浴、排泄、着脱衣、食事、移動といつたことがあ
り、その殆んどが搬送(移動)を併うものであ
る。このような被介護者の搬送は、介護する側
(以下介護者という)にとつては、心身ともに非
常に大きな負担となつている。そのために今日、
人手以外に機械的な動力による介護装置が併用さ
れて介護者の負担を軽減することが行なわれ始め
ている。
被介護者であつても、完全に手足の不自由な人
ばかりではなくて、ある程度の手の機能を有する
人もかなりいる。このような人であれば、それな
りの介護装置があれば、自分自身によつて介護装
置を自身にセツトでかるばかりでなく、運転操作
して自身を例えばベツドから車椅子への如く移動
させることができるものである。
このように例えば被介護者が介護者の手を介す
ることなく自身の手で介護装置を運転操作して移
動することができれば、それだけ行動範囲が広く
なり、日常生活の自立化が図れることになる。こ
のことは被介護者にとつては非常に大きな喜びで
あり、また介護する側にとつても同様なことが言
える。
被介護者で病院、社会福祉施設等の施設に入つ
ている者と在宅者とを比較すると、在宅者の方が
圧倒的に多く、しかも介護が非常に大変なのは在
宅者の場合である。
以上のことから今日、被介護者自身にて運転操
作でき、しかも一般家庭にも設置できるような安
価で簡易な介護装置が強く望まれている。また被
介護者日常生活の主要な場所は寝室であるが、当
然日常生活においては、入浴、排泄行為も共なう
ものである。ところが寝室におけるベツトと、浴
槽、トレイ等を被介護者の搬送が便利なように、
例えば直線的に設置することは建屋を特徴する場
合には可能であるが既設の病院等の施設又は一般
家庭の建屋内においては、大幅に建屋を改造しな
ければ困難であり、特に一般家庭にあつては今日
の住宅事情からして極めて困難なものである。と
すれば既設の建屋内に介護装置を設ける場合に
は、例えば寝室と浴室との配置からして介護装置
本体の搬送路の一部にどうしても曲路が存在する
ことになる。搬送路の一部に曲路があると、走行
レールの構成、介護装置本体の特に走行車の部分
の構成及び給電部の構成について特別に考慮せね
ばならないものである。
本発明は、以上の点に鑑みて成されたものであ
り、室内の天井部走行レールを配設し、この走行
レールに自走し得る介護装置本体を設けて被介護
者の吊り上げ及び移動を行なうことのできる介護
装置を提供することを目的としたものである。
次に本発明の一実施例を説明する。
まず第1図及び第2図に示すものは、本発明か
ら成る介護装置を室内に設けた場合の全体概略図
である。
ベツト11が設置されドア12及び13の部分
から出入りし得る寝室10と、浴槽21及びトレ
イ22等が設置されドア23及び24の部分から
出入りし得る浴室20との間で、且つ天井14に
位して曲路を具備する走行レール3を設ける。こ
の走行レール3上には、被介護者15の吊り上げ
及び搬送を行ない得る介護装置本体6を設ける。
4は、ケーブルレールであり、天井14に位する
と共に走行レール3に沿つて設られ、介護装置本
体6への給電を行なうケーブル5の支持を行なう
ものである。このケーブル5の一端はプラグ51
を介して壁に設けられたコンセントに接続され、
途中をケーブルレール4に支持され、そして他端
側は介護装置本体6に接続されている。
寝室10及び浴室20の側壁16及び25に
は、走行レール3及びケーブルレール4を貫通設
置でき且つ介護装置本体6が通過し得るように、
各々切欠17及び26が設けられている。更にこ
の切欠17及び26の部分を覆うように垂膜18
及び27が各々設けられている。これら垂膜18
及び27は、ビニール等の耐湿性及び可撓性を具
備する部材から成り、更に介護装置本体6が容易
に通過し得るようにスリツト等を設けて構成する
ものである。垂膜18及び27を設けることによ
つて間仕切り効果が得られ、例えば浴室20内の
湿気が寝室10内に侵入することはない。これら
垂膜18及び27は、湿気の多い室内側に設ける
方が、垂膜に結露した場合の水滴の処理の点で望
ましい。例えば垂膜27は、浴室20内側に位し
て設けている。
寝室10内で且つ走行レール3及びケーブルレ
ール4の端部側に位して天井14から垂下せしめ
た垂膜19は、不使用時の介護装置本体6を覆う
ものである。もちろんこの垂膜19は、介護装置
本体6が自由に通過し得るようにスリツト等を設
けて形成されるものである。
次に前述の第1図及び第2図を参照しながら第
3図〜第6図に基づいて走行レール3の構成を詳
細に説明する。
走行レール3は、介護装置本体6を懸架する一
条のパイプレール31と、この介護装置本体の横
振れを防ぐパイプレール32とから成り、且つ両
パイプ31及び32は上下(垂直)方向に離間さ
れると共に所要の複数箇所にて結合金具33によ
つて一体に結合されている。そしてこの走行レー
ル3は、複数位置に有る結合金具33のいずれか
を選択すると共に支持金具34を介して天井14
に取付けられている。すなわち、支持金具34は
略コ字状に形成されており、且つ垂直に位する補
助金具341と水平に位する取付板342とを具
備しており、この補助金具341と前記走行レー
ル3の結合金具33とがボルト351によつて一
体的に結合され、また取付板342と天井14を
形成する天井板14a及び梁14b等の堅牢部材
とが取付ボルト352によつて一体的に結合され
て、走行レール3を天井14に配設せしめてい
る。
また走行レール3は、搬送路が長い場合には、
継ぎ足して長くしなければならない。第5図及び
第6図は、走行レール3の接続部の構成を示すも
のである。すなわち、接続部の両側に位する各パ
イプレール31及び32の一方の側に継手軸36
を各々嵌着せしめ、更に結合ピン37にてパイプ
レール31及び32と各継手軸36とを一体に結
合する。そしてこの継手軸36を他方の側のパイ
プレール31及び32に嵌入せしめてパイプレー
ル31及び32を接続するものである。パイプレ
ール31及び32と継手軸36とを結合せしめる
結合ピン37の嵌着構成は、第6図に示すように
パイプレール31と32とでは異なつている。こ
れは後述する介護装置本体6の具備する車輪との
係合状態を考慮して、結合ピン37の両端部が車
輪のレール踏面側に位して走行のじやまになるこ
とのないようにしたものである。よつて上部位の
パイプレール31には、走行車輪613及び61
4が上方側に位するので結合ピン37を水平方向
位置に設け、また下部位のパイプレール32に
は、ガイド車輪616及び617が水平方向の両
側に位するので結合ピン37を垂直方向位置に設
けて構成したものである。
また、パイプレール31及び32の接続にあつ
ては、この接続部から湿気が侵入することのない
ように、シール処理されるものである。同様な理
由によつてパイプレール31及び32の端部には
ゴムキヤツプ38が装着されている。39は介護
装置本体6の走行レール3の端部における移動を
制限するストツパーである。
なお、上記の走行レール3を構成する各部材
は、耐蝕性を考慮してアルミニウム、ステンレス
等の材料にて作るのが望ましい。特に走行レール
3のうち浴室20内の如き多湿の雰囲気中に位す
る部分については一層の耐蝕性を考慮する必要が
ある。もちろん普通の鋼部材を行いて耐蝕処理を
行なうのであれば、上記アルミニウム、ステンレ
スに限るものではない。
上記のように走行レール3をパイプ部材にて形
成すれば、曲路の形成が極めて容易であるばかり
でなく、走行レール3の接続部の構成が極めて簡
単となり、例えば寝室10と浴室20との間に走
行レール3を設ける場合に、個々の異なる間取り
の建屋内に容易に設置できるものである。また走
行車板610の部分に走行レール3の上部側のパ
イプレール31に係合し得るようにブラジ690
を設けておけば、パイプレール31の上面部に付
着する塵埃等を走行時に走行車輪613及び61
4が踏み付ける前に除去でき、塵埃等によるスリ
ツプを防止できるものである。
次に第1図及び第2図を参照しながら第4図及
び第7図に基づいてケーブルレール4及びケーブ
ル5の部分の構成を詳細に説明する。
ケーブルレール4は、断面コ字状の部材の開口
部両側が更に内側に曲げられて係止部401を具
備して構成されている。このケーブルレール4
は、その開口部側を下方に位させて天井板14a
に固着され、且つ前述の走行レール3に平行に沿
つて設けられている。
41はケーブルキヤリヤであり、このケーブル
キヤリヤ41は、ケーブル5を保持すると共にケ
ーブルレール4内を自在に移動することができる
ものであり、ケーブルレール4に係合して多数個
設けてある。このケーブルキヤリヤ41は、前記
ケーブルレール4内に収納され且つ係止部401
に係合する一対のローラ411を具備する支持金
具412と、この支持金具412に挿通すると共
に頭部414を具備して脱落することのないよう
に係合されたケーブル5を保持するケーブル金具
413とから成つている。多数個のケーブルキヤ
リヤ41のうち、最も介護装置本体6に寄つたケ
ーブルキヤリヤ41のケーブル金具413の下端
部には、透孔417を具備する拡大部416が設
けられている。この拡大部416の透孔417に
は、介護装置本体6の側部に設けられたケーブル
牽引棒42が遊挿されるものである。
ケーブル5は、各ケーブルキヤリヤ41の具備
するケーブル金具413に挿通されると共に止ネ
ジ415を螺着することによつて、ケーブル5と
ケーブル金具413ひいてはケーブルキヤリヤ4
1とを一体的に結合せしめている。
ケーブル5に係合される多数個のケーブルキヤ
リヤ41は、各々所定寸法間隔ほど離間されて設
けられるものである。
上記ケーブルキヤリヤ41の具備する支持金具
412の部分には、牽引ロープ45が金具43及
び止ネジ44を介して設けてある。この牽引ロー
プ45は、多数個のケーブルキヤリヤ41に連鎖
して設けられて、多数個のケーブルキヤリヤ41
を相互に連結するものである。そして各ケーブル
キヤリヤ41間におけるケーブル5と牽引ロープ
45との長さ寸法の関係は、牽引ロープ45の長
さ寸法をケーブル5の長さ寸法よりも若干短くし
ておくものである。これによつて介護装置本体6
が移動してケーブル5が伸びる場合には、各ケー
ブルキヤリヤ41を牽引ロープ45が引つ張つて
ケーブル5を移動させるのでケーブル5には何ら
引つ張り力が加わることはなく、ケーブル5に何
ら損傷を与えることは無いものである。
また、走行レール3が曲路を有する場合には、
必然的にケーブルレール4も曲路を具備すること
になるが、この曲路をケーブルキヤリヤ41がス
ムーズに通過してケーブル5の牽引がスムーズに
行なえるためには、各ケーブルキヤリヤ41間の
間隔寸法はできるだけ短い方が良いものである。
そして曲路においても、牽引ロープ45が各ケー
ブルキヤリヤ41を引つ張つてケーブル5を移動
させるので、何ら引つ張り力を加えることなくケ
ーブル5を移動させることができるものである。
上記のようにケーブルレール4が曲路を具備す
る場合には、その曲路をケーブルキヤリヤ41が
スムーズに通過できることを考慮しなければなら
ないが、その対策の1つの手段としては前述のよ
うに各ケーブルキヤリヤ41間の間隔寸法を短く
することである。他の手段としては、曲路の曲率
半径を大きくすること、及び曲路の長さを短くす
ることである程度解決できるものである。このよ
うな事から、曲路を具備する走行レール3及びこ
れに平行に配置するケーブルレール4にあつて
は、曲路の内側に走行レール3が、外側にケーブ
ルレール4が位するように配置すれば、これとは
逆に配置した場合と比較して、ケーブルキヤリヤ
41の間隔が同じであるならば一層スムーズに曲
路を通過でき、また通過特性を同じくするのであ
れば各ケーブルキヤリヤ41の間隔を大きく取
れ、これによつてケーブルキヤリヤ41の設置数
を減少でき、ケーブル5を一箇所に集合させた場
合のスペースがその分小さくできる等の利点があ
るので、曲路の外側に位するようにケーブルレー
ル4を配置するのが望ましい。
なお、牽引ロープ45は、一般的な金属ロープ
に限らず、繊維ロープ、又は鎖であつても同様に
実施できるものである。
次に第3図及び第4図と、第8図〜第10図に
基づいて介護装置本体6を詳細に説明する。
まず介護装置本体6を構成する走行車61の部
分を第3図及び第4図に基づいて説明する。
板状の走行車板610の一方の側面側(第4図
の右側)に位して2つの走行車輪613及び61
4と2つのガイド車輪616及び617とが設け
てある。これら走行車輪613及び614とガイ
ド車輪616及び617とは上下(垂直)方向に
離間しており、且つ走行車輪613及び614
は、走行レール3を形成する一方の部材であるパ
イプレール31の上部側に位して設けられてい
る。又ガイド車輪616及び617は、走行レー
ル3を形成する他方の部材であるパイプレール3
2の水平方向両側に位して設けられている。また
走行車輪613及び614は、各々走行車板61
0を貫通して固定された軸受ホルダ611に回転
自在に設けられた車軸612に固定されて、自由
に回転し得るように構成されている。
一方ガイド車輪616及び617は、前記走行
車板610の側面に水平方向に位して設けた取付
板615に立設せしめた車軸618にブツシユ6
19を介して回転自在に設けれている。更にこれ
ら一対のガイド車輪616及び617は、走行車
輪613の直下位置に設けられて、走行レール3
の曲路をスムーズに通過し得るように構成されて
いる。これら一対のガイド車輪616及び617
は、一方の走行車輪613の直下のみに設けるこ
とに限らず、他方の走行車輪614の直下に設け
ても良く、又は両方の走行車輪613及び614
の直下み設けても差し支えないものである。
そして前記走行車板610の走行車輪613等
を設けた側とは反対側の側面部には、走行車輪6
13及び614の少なくとも一方を駆動せしめる
走行電動機620が電磁クラツチ624を介して
設けてある。この走行電動機620は、電動機本
体621、ブレーキ622及び減速機623とか
ら成るものであり、電磁クラツチ624は、減速
機623の出力側に位して設けてある。629は
筐体状のベルトケースであり、このベルトケース
629は、前記走行車板610の側面に位して設
けられ、且つこのベルトケース629には、前記
走行電動機620が該電動機の出力軸625を挿
通せしめて設けられている。そしてこのベルトケ
ース629内に位する前記走行車輪613を具備
する車軸612及び走行電動機620の具備する
出力軸625の各々の軸端部には、歯付きプーリ
626及び627が設けられ、且つこの歯付きプ
ーリ626及び627間に渡つて歯付きベルト9
28が掛け廻されて走行電動機620によつて走
行車輪613を回転駆動するように構成されてい
る。
前記電磁クラツチ624は、摩擦クラツチ、パ
ウダークラツチ等のものが使用される。上記のよ
うに走行電動機620の減速機623と走行車輪
613との間に電磁クラツチ624を位させた理
由は、走行車輪613と減速機623とが接続さ
れた状態だと、この減速機623の存在によつて
介護装置本体を手動で押し動かす場合には非常に
重いという問題があり、これを解決するために設
けたものである。電磁クラツチ624によつて減
速機623を切り離してやれば、手動で容易に押
し動かすことができるようになつた。
また電動走行の場合にあつては、吊り上げた被
介護者に振れ、シヨツクによる不安感を与えるこ
とのないようにクツシヨンスタート及びストツプ
制御運転が行なわれるものである。このクツシヨ
ンスタート及びストツプ制御運転は、走行電動機
620の印加電圧を制御する等の手段であつても
良いが、本発明にあつては、電磁クラツチ624
を介して走行車輪613を駆動するようにしてい
るので、この電磁クラツチ624に印加される電
流、電圧を制御してクラツチの継手率を変えるこ
とによつても同様に行えるものである。また走行
電動機620の駆動力力を歯付きベルト628及
び歯付きプーリ626,627にて行なつたの
は、騒音の低減を図る目的のためである。
次に被介護者を吊り上げる巻上機について説明
する。
本発明は、一実施例として被介護者を吊り上げ
る巻上機に、任意の荷重を自由にバランスさせこ
とのできる荷重平衡ホイストを使用した。この種
荷重平衡ホイストは、巻上電動機とロープ巻きド
ラムとの間にパウダークラツチの如き電磁クラツ
チを具備せしめて、荷重に応じてこの電磁クラツ
チを制御することによつて荷重を吊り上げた状態
にて静止させることができる特徴を具備するもの
である。
本発明における巻上機630を第3図及び第4
図を参照しながら第8図に基いて説明する。
631は、第8図において左右に分割され、且
つ対向配置して成るフレームである。左側に位す
る左側フレーム631の外部側(図中左側)には
巻上電動機632が設けられ、一方内部側(図中
右側)にはパウダークラツチ633が設けられて
いる。そしてパウダークラツチ633の入力軸6
34には大径の歯車635が設けられ、この歯車
635に噛合するように巻上電動機632の出力
軸に小径の歯車636が設けられて、巻上電動機
本体632とパウダークラツチ633との間に所
要の減速部を形成せしめている。
右側に位する右側フレーム632の図中左側に
は中間フレーム637が設けられ、この中間フレ
ーム637は、ボルト638を介して右側フレー
ム632と一体的に結合されている。またこの中
間フレーム637には、パウダークラツチ633
の出力軸639が挿通されると共にボルト640
によつて中間フレーム637とパウダークラツチ
633とを一体的に結合している。パウダークラ
ツチ633の出力軸639上には、例えばスプラ
イン結合によつて駆動歯車641が設けられ、更
にこの駆動歯車641に噛合するアイドル歯車6
42が中間フレーム637と右側フレーム632
とに回転自在に支持されて設けられている。64
3は、ロープ657を巻き取る巻きドラムであ
り、該巻きドラム643は、左右のフレーム63
1と632との間に回転自在に設けられたドラム
軸644に固定されて設けられている。この巻き
ドラム643の軸方向の中間部には、前記アイド
ル歯車642に噛合う歯車645が設けてある。
またこの巻きドラム643は、歯車645の軸方
向両側においてロープ657を巻き取るものであ
り、所謂ロープ4本掛けの巻上機630を構成す
るものである。右側フレーム632の第8図中の
右側には電磁ブレーキ646が設けられ、該電磁
ブレーキ646のブレーキ軸647は右側フレー
ム632を挿通すると共にに前記パウダークラツ
チ633の出力軸639の端部に例えばスプライ
ン結合によつて連結されている。ブレーキ軸64
7の図中右端部には、外周部に多数の半径方向の
スリツトを具備する円板648が設けられ、この
円板648の外周部のスリツト部を跨ぐように回
転検出器649が右側フレーム632に設けられ
ており、この回転検出器649と円板648とに
よつて所要の回転検出装置を構成するように成さ
れている。
650は、図示しない制御装置を内蔵した制御
箱であり、該制御箱650は、前記右側フレーム
632に止ネジ651を介して取付けられ、前記
電磁ブレーキ646、円板648及び回転検出器
649を覆うように成されている。
本発明の巻上機630は、ロープ4本掛けの構
成を採用したので、前記中間フレーム637から
突出した支持部651と図示しない右側フレーム
632の支持部との間に位してイコライザシーブ
652が設けられている。
このイコライザシーブ652は、略コ字状の金
具653内に止ピン654を介して回転自在に設
けられ、更にこの金具653は、中間フレーム6
37の支持部651と図示しない右側フレーム6
32の支持部との間に支持軸655を介して揺動
し得るように設けられている。
656はカバーであり、左右のフレーム631
と632との間に渡つて設けられて、パウダーク
ラツチ633、巻ドラム645及びイコライザシ
ーブ652等を覆うものである。またこのカバー
656は、巻上機630の下部側に位する部分に
おいては、ロープ657が挿通し得る切欠を具備
しており、又所要箇所にて分割し得る構成であ
る。
上記説明した様に構成されて成る巻上機は、前
述したように任意の荷重を自由にバランスさせる
ことのできる荷重平衡ホイストとから成るもので
あるから、離床、着床時に被介護者にシヨツクを
与えることなくソフトに行なえ、車椅子にすわる
場合、又入浴する場合にスムーズにその動作が行
ない得る。また荷重をバランスさせることができ
るので、吊上げた状態においてバランスさせてお
けば、介護者は軽微な補助的な力のみによつて被
介護者の介護(上下動)が行なえ、しかも介護者
は、純機械的な操作(操作スイツチの操作)のみ
に頼ることなく、バランスして電動機による上昇
又は下降が停止した後にあつては、介護者は両手
を被介護者に触れそれによつて被介護者を介護
(上下動)することができるものである。このよ
うなことから、従来2人以上の介護者によつてて
入浴が行なわれていたような場合にあつては、1
人の介護者でしかも容易に入浴が行なえるもので
あり、また被介護者に安心感を与え、更にスキン
シツプ向上にもつながるものである。
次にロードブロツク660及び吊り具670の
部分を第3図、第9図及び第10図に基づいて説
明する。
ロードブロツク660は、垂下軸666を具備
するシーブ軸661上に設けた回転自在の2個の
シーブ662及び663と、これらシーブ662
及び663を覆うと共にシーブ軸に固定されたシ
ーブケース664及び665とから成つている。
このロードブロツク660のシーブ662及び6
63には、両端が前記巻ドラム643に固定され
たロープ657が、前記イコライザシーブ652
を介しして掛け廻されている。
667は前記制御箱650内の図示しない制御
装置から延出されているカールコードであり、該
カードコード667は、ロードブロツク660の
シーブケース665の外壁部に金具668を介し
て固定され、且つシーブケース665に設けたコ
ネクタ669に接続されている。
なお、前記垂下軸666の下端部には、良く知
られている鋼球を使用して着脱自在で且つ回転自
在に一対の軸部材を連結し得る構成のカツプリン
グ680が設けてある。
670は吊り金具であり、該吊り金具670
は、中央部に位する連結軸674に、二股状に先
端部に鉤部673を具備する腕671及び672
を設け、更にこの両腕671と672とが結合板
675に結合されて構成されている。このように
構成されて成る吊り金具670は、具備する連結
軸674が前記カツプリング680を介して前記
ロードブロツク660の垂下軸666に、着脱自
在で且つ回転し得るように連結されている。
676は操作スイツチであり、該操作スイツチ
676は、前記結合板675に取付けられてお
り、特に該操作スイツチ676の操作ボタン67
7の部分は、この結合板板675を貫通して設け
られている。この操作スイツチ676は、コード
678及びコネクタ679を介して前記ロードブ
ロツク660に設けたコネクタ669に着脱し得
るように接続されている。
上記のように本発明における吊り金具670と
操作スイツチ676とを、ロードブロツク660
の部分に着脱し得るように構成したのは、被介護
者の障害の状況によつてそれ専用の構造の異なる
吊り金具が必要なこと、また同様な理由によつて
操作スイツチも専用のものを用意しなければなら
ないこと等を考慮して、この部分のみを変更する
ことによつてあらゆる状況の被介護者が使用でき
るように成したものである。またこの操作スイツ
チ676の部分にバツテリー電源(例えば乾電池
等の小形電源にて操作できるアラームを設けてお
けば、介護者無しで被介護者が一人で使用してい
る場合に、不測の事態、例えば停電等の事故が起
つた場合とか、単なる介護者を呼びたい時とかに
非常に便利なものである。
また介護装置本体6を操作することのできる操
作スイツチは、吊り金具670の部分に設けた操
作スイツチ676一個のみに限ることなく、ベツ
ト11上又はベツト11の近傍とか、又は浴室2
0内の浴槽21の近傍とかにも設けておけば、被
介護者が自身で介護装置を使用する場合に便利で
ある。もちろんこれら操作スイツチは、直接リー
ド線を介して介護装置本体6の制御箱650内の
制御装置に接続しても良いが、リード線を具備し
ない所謂リモコン操作による構成のものが望まし
いものである。
次に以上説明したように構成されて成る介護装
置の使用状態を、被介護者15自身が使用してい
る場合について説明する。
例えば、被介護者15が入浴する場合であつ
て、ベツト11上の被介護者15は、ベツト上又
は手の届く範囲内に存在する手元操作スイツチ
(吊り金具670の部分に設けた操作スイツチ6
76と同等の機能を具備するスイツチ)を操作す
ることによつて、走行レール3上で且つ垂膜19
内に納まつている介護装置本体6を、ケーブル5
からの給電を受けて走行レール3上を移動しめて
ベツト11上に呼び寄せると共にロードブロツク
660及び吊り金具670の部分を下降せしめ
る。被介護者15は吊り具を自身に装着すると共
にロードブロツク660の下部に位して設けてい
る吊り金具670の鉤部673に引つ掛ける。そ
して吊り金具670に設けている操作スイツチ6
76を操作して自身を吊り上げ上昇させ、所定の
位置にて上昇を停止せしめ、今度は走行レール3
を走行して浴室20内の浴槽21上にまで移動
し、この位置にて停止させる。そして下降操作を
して被介護者15は浴槽21内に入り、自身に装
着している吊り具を外し、浴槽21内から手の届
く範囲内に設けてある別の操作スイツチによつて
ロードブロツク660及び吊り金具670の部分
を上昇せしめて、被介護者15の自身によるベツ
ト11→浴槽21への移動を完了するものであ
る。入浴終了後の浴槽21→ベツド11への移動
は、上記説明の動作の逆を行なうものであるか
ら、この説明は省略する。
また、被介護者15が自身で介護装置本体6を
運転操作できない場合には、介護者が伴なうもの
であるが、この場合には、吊り具の装着及び操作
スイツチ676等にスイツチの操作を介護者が行
ない、それ以外の事項は前記被介護者自身が行な
う場合と同じであるから、介護者が伴う場合の使
用状態の説明は省略する。
以上詳細に説明したような構成から成る本発明
の介護装置は、以下に記載するような数多くの効
果を具備するものである。
被介護者を吊り上げる介護装置本体、天井に
位して設けた走行レール3上を自走し得るよう
に設けたので、介護装置の使用範囲は広く、ま
た介護者みでなく、被介護者も状況によつて
は、自分自身で運転操作できるので、介護者の
労力が軽減できるばかりでなく、被介護者の行
動範囲が広くなり日常生活の自立化に貢献でき
るものである。
走行レール3は、直線路のみを形成するよう
に設置しても良いが、本発明においては、走行
レールをパイプ部材にて形成したので、曲路の
形成が容易であるばかりでなく、走行レールの
継ぎ足しも極めて容易であるので、既存の病院
等の施設及び一般家庭の建屋内にこれらの構造
をほとんど改造することなく、例えば寝室から
浴室までの間に室の間取りに応じて曲路を具備
する走行路を設置することができるものであ
り、更に外観に威圧感が無、病院その他施設、
一般住宅に設置しても好ましいものである。
介護装置本体6に給電するケーブル5は、ケ
ーブルレール4に移動自在に設けられた複数個
のケーブルキヤリヤ41を介して設けられてお
り、しかもこれらの各ケーブルキヤリヤ41
は、ロープ45を介して接続されており、更に
各ケーブルキヤリヤ41間においては、ケーブ
ル5よりもロープ45を短くしてあるので、介
護装置本体6が移動してケーブル5を牽引する
場合には、ケーブル5には何ら引つ張り力が作
用することはなく、しかもこれによつて曲路に
おいても問題なくスムーズに牽引し得るもので
ある。
走行車板610におけるガイド車輪613及
び614は、走行車輪613又は614の直下
に位すると共に走行レール3における下側のパ
イプレール32を水平方向の両側から挟持する
ように設けているので、走行レール3に曲路が
あつても問題無くスムーズに通過できるもので
ある。このガイド車輪は走行車輪613及び6
14の両者の直下に設けても同様な効果を奏す
るものである。
介護装置本体6における走行電動機620は
電磁クラツチ624を介して走行車輪613を
駆動するようにしているので、走行は自走であ
る電動走行のみでなく手動においても容易に行
なうことができ、電動走行の場合には、被介護
者自身及び介護者のいずれでも運転操作が行な
え、必要に応じて介護者が手動操作によつて走
行せしめることができ、総じて扱いやすい介護
装置を得ることができる。
電動走行時にあつては、走行電動機620を
制御してクツシヨンスタート及びストツプ走行
を行なえば、被介護者に、スタート及びストツ
プ時に、シヨツク、振れによる不快感を与える
ことはないものである。この走行は、走行電動
機620を制御する場合に限らず、走行電動機
620と走行車輪613との間にある電磁クラ
ツチ624の継手率を制御することによつても
同様に行ない得るものである。
前述したように構成され且つ上記したような
種々の効果を具備する本発明の介護装置は、介護
装置本体6が自走し得るものであるから、天井部
に走行レール3を配置するのみで簡単に設置でき
るものである。
また介護装置本体6における巻上機630は、
所謂ホイストと同様な構成から成るものであり、
この巻上機630は、一般に使用されている荷の
上下動及びこの上下動の停止をブレーキ操作で行
なうように構成されている共通のホイストであつ
ても別段支障はないものであるが、この巻上機6
30に、任意の荷重を自由にバランスさせること
のできる荷重平衡ホイストを使用すれば、離床、
着床時に被介護者にシヨツクを与えることの無い
ソフトな操作が行なえること、介護者は軽微な補
助的な力のみによつて被介護者に直接ふれてスキ
ンシツプを図りながら両手で介護できること、こ
れによつて被介護者に安心感を惹起させることが
できること、等の効果があるので、これらの点か
ら巻上機630に荷重平衡ホイストを使用すれ
ば、扱いやすい高性能の介護装置を得ることがで
きる。
なお、前述の実施例の説明では、走行レール3
と介護装置本体6との配置関係を、該介護装置本
体6の具備する巻きドラム643の軸方向を走行
レール3と平行にして走行方向と同方向に位する
ようにした場合を説明したが、この配置関係に限
るものではなく、巻きドラム643の軸方向を走
行レール3に交差させて走行方向と直交する方向
に位するように配置しても良く、また巻上機63
0は、前述の実施例の場合に限らず、この巻上機
630を構成する各部の大きさ形状及び配置関係
は、実施者が任意に決定して構成できるものであ
る。例えば前述の実施例では、ロープ657を4
本掛けにしたので前述のような構成となつたが、
ロープ2本掛けで又は6本掛けで使用する場合に
は、やはりそれなりの構成にしなければならず、
これに応じて当然全体の構成も変わるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図の本発明からなる介護装置を
建屋内に設置した場合の概略正面図及び平面図、
第3図は介護装置本体の正面図、第4図は、第3
図のA−A′断面図、第5図は、走行レールの詳
細図、第6図は、第5図のC−C′断面図、第7図
は、ケーブルキヤリヤ部の詳細図、第8図は第3
図のB−B′断面図、第9図はロードブロツク及
び吊り具の正面図、第10図は、第9図のD−
D′断面図である。 3…走行レール、6…介護装置本体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の室等にわたりその天井部を構成する天
    井板若しくは梁等の堅牢部材に曲路を有する一条
    のレールを施設し、この一条のレールに走行車輪
    によつてレール上を走行移動し、且つ被介護者を
    吊り上げする介護装置本体を懸架し、該介護装置
    本体は、前記走行車輪を被介護者が操作できる操
    作スイツチにより回転駆動する走行電動機と、前
    記操作スイツチの操作により被介護者を上下動さ
    せる巻上機とで構成したことを特徴とする介護装
    置。
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