JPH07506015A

JPH07506015A - 病人あるいは身障者用昇降装置

Info

Publication number: JPH07506015A
Application number: JP5512954A
Authority: JP
Inventors: ラチネン，ヴェリ‐タパニ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1992-01-27
Filing date: 1993-01-27
Publication date: 1995-07-06
Anticipated expiration: 2017-09-30
Also published as: US5553335A; DE4390254T1; JP3330375B2; WO1993014732A1; AU3454393A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】病人あるいは身障者用昇降装置本発明は、病人あるいは身障者用の昇降装置に関するものであり、ハウジング内、ハウジング内に配設された昇降用モータと、昇降用モータによる回転力が伝達されるベルトリールと、昇降用モータの回転の方向を制御する一対の制御手段と、ベルトとから構成されている。

従来、例えば患者の歩行を支援するとともに、上下に動くハンドルを有することで、患者が登ったり、降りたりすることを助ける、移動および昇降を支援する複合装置が一般に知られている。車輪を備えたこのような歩行支援装置としては、動力源として充電用バッテリーが備えられた電気力により可動される装置や、動力源としてコンブレッスド・エアー°バッテリー（ｃｏ＠ｍｐｒｅｓｓｅｄ−ａｉｒ　ｂａｔｔｅｒｙ　）が備えられた空気の作用により可動される装置が一般に知られている。さらに、天井、レール、あるいはジブに固定されるとともに、一本のベルトにより昇降動作が実行される昇降装置が知られている。さらに、他の装置では、ベルトの下端部に横断する受け棒（ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ　ｂｅａｒｅｒ　ｂａｒ　）が備えられているものがある・また、ベッドの上に配置されたジブに固定され、４本のベルトにより、患者あるいはフレームを支持する装置が知られている。しかしながら、上記の装置は、実際の昇降動作を実行しておらず、実際の昇降動作はベッドにより行なわれている。

さらに、一本のベルトと、ジブと、強固なフレームとを有して昇降動作を実行する車輪上に載置された昇降装置が知られている。この積の装置においては、患者は４つの支持部で支持されるが、実際の昇降は、一本のベルト、ジブ、あるいはフレームを用いて実行される。

上記の装置は、事実上、該装置が据え付けられた場所においては、患者を昇降するのに好適なものであるが、これらの装置は、輸送されたり携帯されたりするように設計されているものではない。その上、昇降装置の構造は容易に重くなりやすいとともに、その使用に際しては、ユーザに昇降装置に関して熟知してもらうことが要求される。このような歩行支援装置の支援により、患者は座った姿勢からベッドから離れることができるが、患者はベッドに横になった姿勢から座った姿勢に起き上がることができない。

ノルウェーの刊行物第１６０１７６号には、車椅子の患者の昇降動作、およびある場所から池の場所への移動を支援する装置に関して、発表がなされている。

この装置は、昇降機構の垂直方向の移動を可能とするジブと、該ジブの他端に連結されるとともに、装置全体を、屋根の！！架部と同様に例えば車のＩＩ根部に固定する固定手段とから構成されている。さらに、ジブがそれに沿って水平方向に移動可能であるレールがＭ根部の留め金具に取り付けられている。実際の装置本体は、ジブに連結するよう配設された運搬台に連結手段を介して連結されるとともに、垂直方向の移動を可能としている。そして、装置本体の制御手段が運搬台の一端に取り付けられ、ベルトに吊るされた座席が運搬台の他端に取り付けられている。それゆえ、側面視では、実際の装置本体は引き延ばされた長方形形状の装置となる。ハウジング内には、水平方向に螺子が配設され、一対のローラのなかの第１のローラが前８己螺子に沿って水平面上を移動される。一方、他のローラは切り換えローラとして機能する。昇降ベルトの一端が切り換えローラとして機能するローラに固定されていることから、第１のローラの水平方向の移動は、昇降ベルトの端部において追随される。

この装置は、持ち運び可能なものとして構成されているけれども、この装置が患者から離れた車の屋根部やこれに対応する場所に固定されなければならないことで、これを固定することは病人や身障者には不可能であることから、身障者がこの装置を使うことは困難であり、むしろ実際上不可能である。さらに、解決策としての螺子は調節することが困難であることと、このような螺子がかなりの空間を必要とすることで、昇降装置は必然的に不合理に大きくなることから、身障者が一人で操作することは不可能である。前記のノルウェーの刊行物記載の解決策では、昇降動作が一本のベルトにより実行されることから、昇降動作が患者側から見れば、非常に不安定なものとなる。また、上記の装置は、患者の車から、および車への移動を支援するという車に関する使用のみを目的とされており、それゆえ、例えば病院の室内のように、天井や壁にしっかりと留めるための別の機構を要求する場所では、この装置を使用することは困難である。また、上記の装置は非常に高価である。

本発明の目的は、病人や身障者の移動を支援すると同時に、患者が本発明の昇降装置の支援により、独自に移動することを可能とすることにある０本発明は、示す一部断面図である。

御ノブ１２ａおよび１２ｂを用いて、上昇あるいは下降の動作を容易に調節できさせる。これにより、ハウジングをかなり薄くして製造することができ、軽量化び１２ｂの代わりに、赤外線受信機を取り付けることが可能である。この場合には、昇降装置を制御する人間が、赤外線遠隔制御装置を有していることで、昇降装置を容易に制御できる。また、速隔制御の可能性は、有線速隔制御装置によっても与えられる。

補正書の翻訳文の提出書（特許法第１８４条の８）平成６年７月２７日１、国際出願番号　ＰＣＴ／ＦＩ９３１０００２４２、発明の名称　病人あるいは身障者用昇降装置３、特許出願人住　所　フィンランド国　３３９８０　ビアクカラ　コイン（番地なし）氏　名　ラチネン、　ヴエリータバニ国　籍　フィンランド国４、代理人住　所　東京都新宿区高田馬場３丁目２３番３号　ＯＲビル６、添付書類の目録（１）補正書の翻訳文　１通７、前記以外の代理人住　所　東京都新宿区高田馬場３丁目２３番３号　ＯＲビル請求の範囲１、ハウジング（２）と、ハウジング（２）に配設された昇降用モータ（３）と、昇降用モータ（３）の回転力が伝達されるベルトリール（５）と、昇降用モータ（３）の回動方向を制御する一対の制御手段（１２ａ、１２ｂ）と、ベルトをベルトリール（５）に案内する切り換えプーリ（６ａ、６ｂ）と、同一のベルトリール（５）に固定されるとともに、ベルトリール（５）に、滑らかに、そして螺旋状に、かつ一つのベルトが他のベルトに重なるようにして巻き取られる一対のベルト（７ａ、７ｂ）からなるベルト（７）とから構成される病人あるいは身障者用昇降装置であって、一対のベルト（７ａ、７ｂ）が、一体化されたベルトのループ（７）を形成することを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

２、請求項１記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、少なくとも２つのベルトリール（５ａ、５ｂ）に、昇降用モータ（３）の回転力が伝達され、それぞれのベルトリールに一対のベルト（１９ａ、１９ｂ）が連結されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

３、請求項２記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ハウジング（２）が、支持用ジブ（１５）に固定されることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

４、　請求Ｉｎｌ記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、昇降装置ｌ！　（１）がベルト（７）により吊り下げられる設備とされ、ベルト（７）がベルトリール（５）に巻き取られたときに、ハウジング（２）が上昇されることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

５、請求項４記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、一体化されたベルトのループ（７）が、昇降装置ｆ　（１）の持ち運び用の取っ手を形成することを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

６、　Ｍ次項ｌないし請求項５記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ベルト（７）の延長上に穴あき板（１３ａ、１３ｂ）が位置するように、ベルト（７）を案内する切り換えプーリ（６ａ、６ｂ）が配設されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

７、請求項１ないし請求項６記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、再充電可能なバッテリー装ｅ　（４）が、昇降用モータ（３）の動力源となることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。

フロントページの続き（８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ。

ＴＧ）、ＡＴ、ＡＵ、ＢＢ、ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ、ＣＨ。

ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎ。

、ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、ＳＫ。

ＵＡ、　ＵＳ

Claims

【特許請求の範囲】

１．ハウジング（２）と、ハウジング（２）に配設された昇降用モータ（３）と、昇降用モータ（３）の回転力が伝達されるベルトリール（５）と、昇降用モータ（３）の回動方向を制御する一対の制御手段（１２ａ、１２ｂ）と、ベルト（７）とを有してなる病人あるいは身障者用昇降装置であって、ベルト７は、同一のベルトリール（５）に固定された一対のベルト（７ａ、７ｂ）から構成され、一対のベルト（７ａ、７ｂ）が、滑らかに、そして螺旋状に、かつ一つのベルトが他のベルトに重なるようにして、ベルトリール（５）に巻き取られることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
２．請求項１記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、一対のベルト（７ａ、７ｂ）が、一体化されたベルトのループ（７）を形成することを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
３．請求項１および請求項２記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、少なくとも２つのベルトリール（５ａ、５ｂ）に、昇降用モータ（３）の回転力が伝達され、それぞれのベルトリールに一対のベルト（１９ａ、１９ｂ）が連結されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
４．請求項３記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ハウジング（２）が、支持用ジブ（１５）に固定されることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
５．請求項３および請求項４記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ベルト（１９ａないし１９ｄ）の一端がベルトリール（５ａ、５ｂ）に固定され、他端が昇降装置（１）から鉛直方向に懸架されることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
６．請求項１および請求項２記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、昇降装置（１）がベルト（７）により吊り下げられる設備とされ、ベルト（７）がベルトリール（５）に巻き取られたときに、ハウジング（２）が上昇されることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
７．請求項６記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、一体化されたベルトのループ（７）が、昇降装置（１）の持ち運び用の取っ手を形成することを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
８．請求項１ないし請求項７記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ベルトをベルトリール（５）に案内するために、昇降装置（１）内に切り換えプーリ（６ａ、６ｂ）が配設されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
９．請求項１ないし請求項８記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ベルト（７）の延長上に穴あき板（１３ａ、１３ｂ）が位置するように、ベルト（７）を案内する切り換えプーリ（６ａ、６ｂ）が配設されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
１０．請求項１ないし請求項９記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、再充電可能なバッテリー装置（４）が、昇降用モータ（３）の動力源となることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。
１１．請求項１ないし請求項１０記載の病人あるいは身障者用昇降装置において、ベルトリール（５）に、少なくとも２つのベルト（７ａ、７ｂ）が固定されていることを特徴とする病人あるいは身障者用昇降装置。