JP2002126015A - スライド式介護リフト - Google Patents

スライド式介護リフト

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JP2002126015A
JP2002126015A JP2000327582A JP2000327582A JP2002126015A JP 2002126015 A JP2002126015 A JP 2002126015A JP 2000327582 A JP2000327582 A JP 2000327582A JP 2000327582 A JP2000327582 A JP 2000327582A JP 2002126015 A JP2002126015 A JP 2002126015A
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JP
Japan
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lift
arm
slide
bed
guide beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000327582A
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English (en)
Inventor
Takayuki Masukawa
貴之 増川
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Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者を、介護者等の手助けによって、ベッ
ドから付帯設備である車椅子、ポータブルトイレ等に、
広範囲で移乗できるようにする。 【解決手段】 ヘッドボード12近傍の床面に立設し
たスライド式支持構造体13の走行レール15,15
に、走行可能にリフト本体16を装着する。前記リフト
本体16は、前記走行レール15,15にスライド自在
に装着した筐体17と、この筐体17に旋回可能に取り
付けた起動部ボックス18とを有する。この起動部ボッ
クス18からアーム20を起伏可能に突出させ、アーム
20先端にハンガー22を取り付け、ハンガー22のフ
ックF,Fに掛けたスリングシートSに使用者を乗せ
て、使用者を持ち上げ、吊り下げるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、重病患者、老人等
の使用者を、介護者等の手助けによって、ベッドから付
帯設備である車椅子、ポータブルトイレ等に、広範囲で
移乗できるようにした、スライド式介護リフトに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自力で歩行が困難な老人や重傷病
者に対して、ベッドと車椅子との間、またトイレや浴室
などへ、介護者が容易に移動させることができるように
した、介護用リフトが種々、商品化されている。かかる
介護用リフト1においては、図3に示すように、ベッド
2の足側に、アーム3を回動自在に配置して、アーム3
先端のハンガー4にスリングシート(図示省略)といわ
れる布部材を掛け、駆動手段5を作動して、ベッド傍ら
の付帯設備(車椅子など)に使用者を移乗させるように
している。かかる介護リフト1を用いれば、非力な介護
者であっても、難なく老人を移動させることができ、大
変な重労働から開放することができるという、大きなメ
リットをもたらしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
介護リフト1においては、ベッド2の足側に、回動自在
に配置したアーム3によって吊上げ下げするので、アー
ム3先端の可動範囲、即ち、ハンガー4の届く範囲は狭
いものとなってしまう(図4参照)。また、ベッド上
で、使用者を持ち上げる際、アーム3先端のスリングシ
ートの位置まで、使用者を移動させなければならない。
本発明は、かかる不都合を改善するために提案されたも
のであって、重病患者、老人等の使用者を、介護者等の
手助けによって、ベッドから付帯設備である車椅子、ポ
ータブルトイレ等に、広範囲で移乗できるようにした、
スライド式介護リフトを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では、請求項1において、重病患者、老
人等を持ち上げ下げして、ベッドと他の付帯設備との間
で移載できるようにした介護リフトにおいて、ベッドの
頭側、または足側近傍の床面に立設したスライド式支持
構造体を有し、このスライド式支持構造体は、一対の支
柱とこれら支柱間に架設した案内梁部とを有し、この案
内梁部に、老人等を吊り上げ下げすると共に、案内梁部
に沿って走行可能に装着したリフト本体を有し、このリ
フト本体は、基端側を起伏可能に取り付けると共に、中
間側に駆動機構を構成する直動軸を連結する構成とし
て、この直動軸を介して先端部を起伏させるようしたア
ームを有し、このアーム先端に重病患者、老人等を持ち
上げ、吊り下げる吊下手段を設けた構造を開示する。ま
た本発明では、請求項2において、前記リフト本体は、
案内梁部にスライド自在に装着した筐体と、この筐体に
旋回可能に取り付けた、駆動機構を内蔵してなる起動部
ボックスとを有し、この起動部ボックス内に、基端側を
起伏可能に取り付けると共に、中間側に駆動機構を構成
する直動軸を連結する構成とし、先端側を、起動部ボッ
クスに形成した開口部から突出させたアームを有し、こ
のアーム先端に重病患者、老人等を持ち上げ、吊り下げ
る吊下手段を設けた構造を開示する。
【0005】請求項1によれば、駆動機構を作動してア
ーム先端の吊下手段をベッドのボトムに向けて降ろして
いけば、使用者の上半身に近いところにもたらされ、使
用者は上半身を起こすだけで、ボトム上で大きく移動す
る必要はない。アーム先端の吊下手段によって使用者を
持ち上げ、スライド式支持構造体における案内梁部に沿
ってリフト本体を移動させて、ベッド側面の付帯設備に
使用者をもたらせることができる。
【0006】請求項2によれば、リフト本体の筐体を案
内梁部方向に、押し込んだり引き込んだりすることで、
アーム先端の吊下手段を移動させることができ、さら
に、起動部ボックスを旋回させることで、アーム先端の
吊下手段がもたらされる範囲は一層広くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるスライド式
介護リフトについて、一つの実施の形態を示し、添付の
図面に基づいて以下説明する。図1にスライド式介護リ
フト10を示し、このスライド式介護リフト10は、重
病患者、老人等の使用者を持ち上げ下げして、ベッド1
1と他の付帯設備(車椅子を初めとして、ストレッチャ
ー、ポータブルトイレ等)との間で移載する際の手助け
となるようにしたものであり、ベッド11の頭側、すな
わちヘッドボード12近傍の床面に立設したスライド式
支持構造体13を有している。このスライド式支持構造
体13は、一対の支柱14,14とこれら支柱14,1
4間に架設した案内梁部、すなわち走行レール15,1
5とを有している。これら走行レール15,15は、互
いに平行に所定間隔を開けて、支柱14,14上端側に
装着したもので、これら走行レール15,15に、使用
者を吊り上げ下げすると共に、走行レール15,15に
沿って走行可能に装着したリフト本体16を有してい
る。
【0008】前記スライド式支持構造体13における支
柱14,14は、例えば室内の壁W際に沿って固設して
あり、かかる支柱14,14間の間隔寸法Lは、少なく
ともベッド11のヘッドボード12の横幅Bwに比較し
て、はるかに大きな寸法としている。
【0009】前記リフト本体16は、前記走行レール1
5,15に周知の走行手段(図示省略)を介してスライ
ド自在に装着した筐体17と、この筐体17に、機構部
(図示省略)を内蔵した起動部ボックス18を旋回可能
に取り付けている。すなわち、起動部ボックス18は、
筐体17に、鉛直方向に指向する軸を中心に旋回可能に
取り付けている。また前記筐体17には、走行レール1
5,15に沿って移動させるための把手19を設けてい
る。また、前記起動部ボックス18からは、起動部ボッ
クス18に形成した鉛直方向に長尺な開口部Oを介し
て、アーム20を起伏可能に突出させている。このアー
ム20は、中間側から先端部にかけて屈曲したくの字型
形状を有しており、中間側から基端側にかけて、起動部
ボックス18内に内蔵した駆動機構(図示省略)によっ
て進退駆動する直動軸21を連結するようにしている。
また前記アーム20先端には、弓形形状のハンガー22
を取り付けている。そしてこのハンガー22のフック
F,Fに掛けるようにしたスリングシートSに使用者を
乗せ、起動部ボックス18内の駆動機構を起動して使用
者を持ち上げ、吊り下げるようにしている。
【0010】以上のようなスライド式介護リフト10に
おいて、スライド式支持構造体13を、壁W際に設けれ
ば、場所をとって邪魔になるようなことはない。また、
駆動機構を作動してアーム20先端のハンガー22、ス
リングシートSをベッド11のボトムBに向けて降ろし
ていけば、前記スリングシートSは、使用者の上半身に
近いところにもたらされ、使用者は上半身を起こすだけ
で、ボトムB上で大きく移動する必要はない。
【0011】そして前記駆動機構を作動して、アーム2
0先端のハンガー22、スリングシートSによって使用
者を持ち上げ、スライド式支持構造体13における走行
レール15,15に沿ってリフト本体16における筐体
17の把手19を掴んで移動させて、ベッド11側面に
リフト本体16を持っていき、起動部ボックス18ごと
アーム20を旋回させ、駆動機構を作動してアーム20
先端のハンガー22、スリングシートSを降ろし、車椅
子などの付帯設備に使用者をもたらせることができる
(図2参照)。
【0012】このように、リフト本体16は、壁W際の
スライド式支持構造体13における走行レール15,1
5に、移動可能に支持されたものであるからコンパクト
であり、ベッド11のボトムBに大きく張り出して邪魔
になるようなことはなく、走行レール15,15に沿っ
て移動することができるので、可動範囲が大きい。ま
た、非使用時には、アーム20先端側を壁Wに向かって
降ろしておくことができるので、何ら、場所をとること
はなく、その他治療行為、介護者の行き来にも支障が生
ずることはない。
【0013】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、案内梁部
に沿って走行可能にリフト本体を装着したので、装置自
体、コンパクトに構成することができる。また、リフト
本体を案内梁部に沿って移動させることができるので、
可動範囲を大きくすることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスライド式介護リフトの一つの
実施形態を示す外観斜視説明図である。
【図2】図1に示す介護リフトの、平面説明図である。
【図3】現行における介護リフトの一例を示した側面図
である。
【図4】図3に示す介護リフトの平面図である。
【符号の説明】
10 スライド式介護リフト 11 ベッド 12 ヘッドボード 13 スライド式支持構造体 14 支柱 15 走行レール 16 リフト本体 17 筐体 18 起動部ボックス 19 把手 20 アーム 21 直動軸 22 ハンガー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重病患者、老人等を持ち上げ下げし
    て、ベッドと他の付帯設備との間で移載できるようにし
    た介護リフトにおいて、ベッドの頭側、または足側近傍
    の床面に立設したスライド式支持構造体を有し、このス
    ライド式支持構造体は、一対の支柱とこれら支柱間に架
    設した案内梁部とを有し、この案内梁部に、老人等を吊
    り上げ下げすると共に、案内梁部に沿って走行可能に装
    着したリフト本体を有し、このリフト本体は、基端側を
    起伏可能に取り付けると共に、中間側に駆動機構を構成
    する直動軸を連結する構成として、この直動軸を介して
    先端部を起伏させるようしたアームを有し、このアーム
    先端に重病患者、老人等を持ち上げ、吊り下げる吊下手
    段を設けたことを特徴とするスライド式介護リフト。
  2. 【請求項2】 前記リフト本体は、案内梁部にスライ
    ド自在に装着した筐体と、この筐体に旋回可能に取り付
    けた、駆動機構を内蔵してなる起動部ボックスとを有
    し、この起動部ボックス内に、基端側を起伏可能に取り
    付けると共に、中間側に駆動機構を構成する直動軸を連
    結する構成とし、先端側を、起動部ボックスに形成した
    開口部から突出させたアームを有し、このアーム先端に
    重病患者、老人等を持ち上げ、吊り下げる吊下手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のスライド式介護リ
    フト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006135931A1 (en) * 2005-06-13 2006-12-21 Myers Jason D Furniture
CN102008381A (zh) * 2010-12-12 2011-04-13 徐道胜 一种医用床
DE102013002373A1 (de) * 2013-02-09 2014-08-14 Josef Klimm Krankenbett mit Hebevorrichtung
CN113855436A (zh) * 2021-09-27 2021-12-31 苏州美瑞德建筑装饰有限公司 一种病房内方便对病人转运的地板结构施工工艺及结构

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Effective date: 20040121