JPH0721028U - 難歩行者用車 - Google Patents

難歩行者用車

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JPH0721028U
JPH0721028U JP056311U JP5631193U JPH0721028U JP H0721028 U JPH0721028 U JP H0721028U JP 056311 U JP056311 U JP 056311U JP 5631193 U JP5631193 U JP 5631193U JP H0721028 U JPH0721028 U JP H0721028U
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vehicle
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seat
pedestrians
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JP056311U
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泰誉 大久保
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泰誉 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩行困難あるいは歩行に不都合を有する者
を、容易、円滑に吊り上げ搭載できると共に、容易、円
滑に降車できる手段を備えた車の提供。 【構成】 車輪11を備えた台12よりなる台車10に
対して、座体20と、当該座板体20に対する難歩行者
Aの吊り上げ搭載・降車手段30を備えて構成される難
歩行者用車。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、歩行困難な病人、老人あるいは下肢に障碍を有する人の移動ある いは搬送に用いられる吊り上げ、搭載・降車の手段を備えた車の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩行の困難な、例えば下肢に障碍を有する人あるいは歩行の困難な病人、老人 などが自力で、あるいは介助者の介助のもとで移動する手段として、各種の車い すがある。 この種の車いすとしては、例えば、小車輪四輪付きの折りたたみ式車いすで、 介助者の手押しによって移動される介助折りたたみ式車いすがある。 また、片側にハンドリムを二重に装備し、片手だけで操作する片手駆動式車い すがある。 さらに、片側上肢で方向操作を行い、他側上肢でチェーン車を回して推する三 輪の手動チェーン式車いすがある。 さらにまた、駆動輪が後方にあり、自在輪が前方に備えられている後輪駆動式 の車いすがある。 また、さらに、駆動輪が前方にあり、自在輪が後方に備えられている前方駆動 式車いすがある。
【0003】 また、歩行の困難な、例えば、病人、老人などを搬送して、例えば浴湯、シャ ワーなどを当該病人、老人などに施す手段として、病室あるいは老人などの伏し ている居室から浴室、シャワー室に亘って、天井面にクレーン用のレールを設け 、このレールに移動自在に設けたホイストなどを利用して、当該歩行の困難な病 人、老人などを吊り上げ移動させることが試みられている。
【0004】 さらに、病院などにおいては、歩行の困難な病人の移送の手段として、ベット を備えた台車が用いられており、当該台車を、病人の伏しているベットに近づけ て待機させ、当該ベットから病人を台車に移動させるなどして用いていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記の車いすは、この車いすに搭乗した人自ら、あるいは介助者の介助のもと で、比較的自由に、随時、随所に移動できる特徴を有している反面、当該車いす に対して、歩行に難のある障碍者、病人、老人などの乗り込み使用が難しく、こ れらの歩行に難のある障碍者、病人、老人などが単独で、かかる車いすに乗車し て、これを円滑に、且つ無理なく利用するのは至難のものであった。
【0006】 また、床に伏せている病人などに湯を浴びせ、あるいはシャワーを浴びせる場 合、これを吊り上げて、当該浴湯あるいはシャワーを浴びせるべくバスルーム、 シャワールームに移送するためのホイストなどを備えたレールの架設は、施工コ ストが割高であり、しかも、居室空間に案内レールが突き出し状に設けられる不 都合を有すると共に、当該架設レールに沿った移動のみが可能とされ、架設レー ルを外れた位置に向けての移動などが極端に制約される不都合を有していた。
【0007】 さらに、前記のベット付きの台車にあっては、当該ベット付きの台車に対して 、病人などを乗せ、あるいは、これから降す際に、当該病人などを、多くの人手 を用いて持ち上げ移動させる必要があり、例えば、ベッドなどに伏している病人 などを、当該ベットから持ち上げて当該台車に乗せ、あるいは台車に伏している 病人などを、持ち上げてベットに移動させる場合、当該ベッドが、かゝる移動作 業の障害となり、病人などの移動に多くの労力と共に、病人などの移動させられ る者自身にも多くの苦痛をもたらす不都合があった。
【0008】 本考案は、かかる従来における車いすなどの不都合に鑑み、肢体、特に、歩行 に難のある、例えば下肢に障碍を有する人、病人、老人などが、容易に、且つ円 滑に乗り込み得ると共に、容易、且つ円滑に目的とする場所に対して随時、随意 に移動でき、しかも、容易、且つ円滑に降車できる難歩行者用車の提供を目的と している。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、叙上の目的を達成するものとして、当該難歩行者用車を、車輪11 を備えた台12と、この台12上に設置された座体20と、前記の台12に設け られ、且つ前記座体20に対する難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車手段30とを 備えた構成としている。
【0010】
【作用】
本考案に係る難歩行者用車は、車輪11を備えた台12からなる台車10に対 して、座体20と、難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車手段30とを備えた構成と してあり、難歩行者Aを、随意に、随所において、吊り上げ、これを座体20に 対して、容易、円滑に搭載できるように機能する。
【0011】 また、前記構成から座体20に難歩行者Aを搭載した状態において、この座板 20に座した難歩行者A本人、または介助者の介助によって、当該車を、随意に 、且つ随所に移動できるように機能する。
【0012】 さらに、前記構成から、座体20に座している難歩行者Aを、随意に、且つ随 所において吊り上げ、これをベットなどに対して、容易、円滑に移動できるよう に機能する。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係る典型的な難歩行者用車の各実施例について詳細に説明する 。 図1〜図3は、第1実施例に係る難歩行者用車を示すものであり、図1は、当 該者に乗車使用している状態を側面から見て示しており、図2は、当該車に対し て、難歩行者Aを吊り上げて搭載・または降車させる状態を正面から見て示して いる。図3は、この難歩行者用車を上面から見た状態を示している。 図4及び図5は、第2実施例に係る難歩行者用車を示すものであり、図4は、 当該車に乗車使用している状態を側面から見て示していると共に、図5はハンド リング操作のための構成要部を、その平断面の状態で部分的に示している。 図6は、第3実施例に係る難歩行者用車を示すものであって、当該車に乗車使 用している状態を側面から見て示している。
【0014】 尚、本明細書において“難歩行者”とは、歩行に難のある全ての者を総称する ものとして用いられており、例えば、下肢に障碍を有する結果、歩行ができず、 あるいは円滑な歩行ができないなど、歩行に難を有する身体障碍者、衰弱してい るため歩行ができず、あるいは円滑な歩行ができないなど、歩行に難を有する病 人、手術後などのように、歩行が禁止、または制限されている病人、歩行が衰弱 などのために思わしくない老人、るいは歩行が困難な病人などであって、自らに よる歩行あるいは介助者の介助のもとでの歩行ができない者、歩行そのものは可 能であるものの、円滑な歩行のできない者、歩行はできるものの歩行そのものが 禁止または制限されている者など、歩行に難を有する者の全てを称している。
【0015】 (1) 第1実施例に係る難歩行者用車 図1〜図3は、第1実施例に係る難歩行者用車を示している。 ここにおいて示されている難歩行者用車は、車輪11を備えた台12からなる 所謂台車10と、座体20及び難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車手段30とを備 えた構成としてある。
【0016】 当該実施例に係る台車10は、四輪を備えた台車10であって、前輪11aが 自在輪としてあると共に、後輪10bが固定輪としてあり、基本的には介助者の 介助によって移動される構成としてあり、当該台車10の後部に設けられた機筐 13の上部にハンドル14を設けた構成としている。
【0017】 また、この台車10には、難歩行者Aを、吊り上げて、この車の座体20に搭 載し、あるいは当該者から降車させる際に、当該者が転倒することのないように 夫々に補助輪15a、16aを有する転倒防止手段15、16が設けられている 。 この転倒防止手段15、16は、台12の下面に固定された角パイプ状の案内 筒15b、16bに対して、出没自在に嵌挿された支桿15c、16cの先端側 に、夫々全方位回転自在な補助輪15a、16aを備えた構成としてあり、通例 、即ち、台車10が水平を保っている状態において、当該補助輪15a、16a が地面から僅かに浮き上がり、接地されない構成としてある。
【0018】 この結果、台車10は、通例ハンドル14を介助者が押しながら移動する際に は、前記転倒防止手段15、16における支桿15c、16cを、案内筒15b 、16bに収めた状態とし、従って、この転倒防止手段15、16における補助 輪15a、16aは、地面に接しない状態で、当該台車10が移動される。 次いで、座体20に対して、難歩行者Aを吊り上げ搭載・降車させる際に、案 内筒15b、16bから前記支桿15c、16cを引き出し、この状態において 、難歩行者Aを、当該座体20から、または当該座体20に向けて、吊り上げ搭 載・または降車させる。 この難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車に伴って、当該難歩行者Aの吊り上げ側 にある転倒防止手段15、16における補助輪15a、16aが接地し、台車1 0の傾倒を防止する構成としてある。
【0019】 尚、図示の実施例においては、台車10の前部から前方に延びるように、当該 台車10の略中央に転倒防止手段16を設けると共に、当該台車10の前部側で あって、この転倒防止手段16から左右方向に延びる一対の転倒防止手段15、 15を設けた構成としてあるが、構成される台車10を、その使用に伴って転倒 させない構成であれば、前記転倒防止手段は、いかなる場所に設けてあっても良 く、また、その構造も、いかなる構造のものであっても良い。 さらに、台車10の転倒が防止できれば良く、設置されている転倒防止手段の 全てを用いる必要はなく、その一部のみの使用であっても良い。また、支桿15 c、16cの全長を案内筒15b、16bから引き出すようにして使用しても、 その一部のみを引き出すようにして使用しても良い。
【0020】 次いで、台車10の台12の上に設置される座体20は、椅子状の座20aと 、背凭20b及び肘かけ20cとを備えた構成としてあり、この座体20に座っ た難歩行者Aが、ゆったりと当該座体20に座り、しかも脚を台12上に乗っけ 得るスペース12aが、該座体20の前方の台12に備えられるように台12上 に当該座体20を設けるようになす。
【0021】 尚、この座体20は、難歩行者が無理なく乗り降りができると共に、安全に乗 車状態が維持できるものであれば、いかなる形状、構造のものであっても良く、 例えば、リクライニング状に構成し、るいはテーブル付きのものとして構成し、 あるいは足かけを備えた構成とするなど、いかなる種類のものであっても良い。
【0022】 次いで、難歩行者用Aの吊り上げ搭載・降車手段30は、台20に立設した支 柱31に対して昇降自在に組込まれた昇降桿32と、この昇降桿32の上部に設 けた水平方向のベースアーム33と、このベースアーム33の先端に枢支された 操作アーム34と、この操作アーム34の先端側に備えられたホイスト35とを もって構成してあり、前記ベースアーム33は、昇降桿32に対して回転自在と されていると共に、操作アーム34が、当該ベースアーム33に対して回転自在 に組付けられている。
【0023】 叙上において構成される車が、かかる搭載・降車手段30を備えていることか ら、難歩行者Aの介助者は、前記操作アーム34におけるホイスト35を所要位 置に移動し、このホイスト35に備えた、例えば吊上げワイヤーのフック35a を、難歩行者Aに装着したハーネス36に引っかけ、これを当該ホイスト35に よって吊り上げると共に、ここで吊り上げられた難歩行者Aを座体20に向けて 水平移動するように、前記操作アーム34などを回転させる。 次いで、座体20上に位置された難歩行者Aを、前記ホイスト35を操作する ことによって当該座体20に向けて降下させ、難歩行者Aが、座体20に完全に 座った状態で、前記ハーネス36に対するフック35aの引っかけを取り外し、 このフック35aをホイスト35に巻き戻すと共に、必要に応じて、昇降桿32 を延ばすことによって、ベースアーム33、操作アーム34と、座体20上に座 した難歩行者Aとの間に充分な空間を作り出し、該難歩行者Aに装着したハーネ ス36を取り外す。
【0024】 また、座体20に座している難歩行者Aを、当該座体20からベットなどに移 す際は、前記と逆に、前記の搭載・降車手段30を用いれば良い。 尚、ここにおいて用いられている搭載・降車手段30は、ベットなどにある難 歩行者Aを、吊り上げて、座体20に搭載し、また、座体20に座している当該 難歩行者Aを吊り上げて、これをベットなどに移動降車できる装置であれば、叙 上実施例以外のいかなる構成からなる搭載・降車手段をも用いることができる。
【0025】 尚、図示例においては、昇降桿32の昇降、当該昇降桿32に対するベースア ーム33の回転、このベースアーム33に対する操作アーム34の回転、及び、 ホイスト35の操作機構についての図示が省略されているが、当該操作機構は、 前記座体20に対して難歩行者Aを容易に吊り上げ搭載し、また座体20に座し ている難歩行者Aを当該座体20からベットなどに対して容易に移動、昇降し得 る機構であれば、いかなる構成からなるものでも良く、例えば、ホイスト35に おけるワイヤーの巻き上げを、当該ホイスト35に組付けたモーターによってな すと共に、昇降桿32の昇降を、例えば機筐13内に備えた油圧装置によって昇 降させ、その他の、例えば、ベースアーム33、操作アーム34の回転を手動で なすようにしても良い。
【0026】 (2) 第2実施例に係る難歩行者用車 図4及び図5は、第2実施例に係る難歩行者用車を示すものである。 この第2実施例に係る難歩行者用車においては、車を駆動手段40、例えばモ ーターなどを備えた構成としてあり、後輪11bを、該駆動手段40によって駆 動させる構成としている。 また、台車10の前部側にハンドルポスト51と、ハンドル52とを備えたハ ンドル装置50を設け、搭乗した難歩行者Aが自ら車を運行できる構成にしてあ る。
【0027】 この図示例においては、駆動システム、ブレーキシステムなどの詳細な図示は 省略されているが、例えば、機筐13内にバッテリーを載置し、このバッテリー を用いてモーターなどの駆動手段40を駆動すると共に、当該駆動手段の駆動回 路のON、OFF操作、並びに後輪11bに対する電磁ブレーキシステムにおけ る電磁ブレーキ回路のON、OFF操作を、ハンドル52のグリップ部において なし得るようにしてあっても良い。
【0028】 尚、図5は、ここにおいて構成される難歩行者用車におけるハンドル装置50 による前輪の方向制御の典型例を示したものであって、ハンドルポスト51内に 挿通したハンドル桿52aに操作桿53を一体に設け、また、回転自在に台12 に取付けられている前輪11aの車輪保持具11a’の前方側に起立したピン5 4を設け、このピン54と、操作桿53との間をリンクバー55で枢支連絡する と共に、このリンクバー55の一部を台12に固定したパイプ56に挿通した構 成としてある。 尚、55aは、リンクバー55の枢支部を、51aは、ハンドルポスト51に 設けた割欠部を示している。 また、前輪11aの車輪保持具11a’は、台12に対して回転自在に取付け られる取付け軸57と、前輪11aの軸58を保持するコ字状の軸受金具59と を備えた構成としてある。
【0029】 また、前記の難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車手段30は、ベースアーム33 に対して操作アーム34が起伏自在となる構成としてあり、難歩行者Aの昇降距 離を、さらに増す構成としてある。
【0030】 この第2実施例に係る難歩行者用車は、叙上構成以外の構成を、前記第1実施 例に係る難歩行者用車と同一、または実質的に同一としてあり、同一、または実 質的に同一の構成部分については同一の番号を付して説明を省略する。
【0031】 この第2実施例に係る難歩行者用車においては、前記第1実施例に係る難歩行 者用車と同様に介助者による介助に適するようにハンドル14などを設けた構成 としているが、ホイスト35部分、るいはハンドル装置50部分から操作コード を引き出し、この操作コードに当該の搭載・降車手段30の操作盤を設けること で、難歩行者A自らが、自らの操作によって、ベッドなどから座体20に、当該 の搭載・降車手段30を用いて乗車し、あるいは座体20からベッドなどに移乗 できるように構成してあっても良く、さらにかゝる操作コードをなくして、これ らの搭載・降車手段30を歩行者A自らによってリモートコントロールするよう になしてあっても良い。 また、転倒防止手段15、16の繰出しと、繰入れとを、同様に、リモートコ ントロールなどの操作によって、自動的に繰出し、繰入れがなされるように構成 してあっても良い。
【0032】 (3) 第3実施例に係る難歩行者用車 図6は、第3実施例に係る難歩行者用車を示すものであって、台車10に対し て、手動駆動手段60としてのハンドリム61を備えた手動輪62を設けた構成 としてあり、この場合、例えば介助者の介助なしで、随意に、随所に移動できる 特長を有し、前記各実施例におけるハンドル14の装備が割愛されている。
【0033】 尚、図示例においては、難歩行者Aが、自ら座体20に座して、車の走行をな し得る構成が示してあり、また、当該難歩行者Aの吊り上げ搭載・降車手段30 と、転倒防止手段15、16との構成が示されている。 この搭載・降車手段30と、転倒防止手段15、16とは、例えば、リモート コントロールなどの手段を用いて操作可能に構成してあっても良く、あるいはコ ードレスのリモートコントロール手段を用いて操作可能に構成してあっても良い 。
【0034】 この第3実施例に係る難歩行者用車は、前記の構成以外の構成を、前記第1実 施例に係る難歩行者用車と同一、または実質的に同一としてあり、同一、または 実質的に同一の構成部分には、同一の番号を付して説明を省略する。
【0035】
【考案の効果】
本考案に係る難歩行者用車は、台車10に対して、難歩行者Aを搭載するため の座体20を備えていると共に、この座体20に対して、難歩行者Aを吊り上げ 搭載し、また、座体20に座している難歩行者Aを吊り上げ降車させる手段を備 えていることから、難歩行者Aを、容易に、少ない人手と、労力とによって、あ るいは難歩行者A自らの操作によって、座体20に対して、吊り上げ搭載し、あ るいは座体20から吊り上げ降車できる特長を有している。
【0036】 この結果、難歩行者Aは、例えば介助者の介助のもとで、あるいは介助者のい ない状況のもとで、比較的気軽に、当該難歩行者用車を用いて移動できると共に 、随意、随所において当該難歩行者用車から降車してベットなどに移動できる特 長を有している。
【0037】 また、難歩行者用車を、台車をベースにして構成していることから堅牢な難歩 行者用車を低廉な製作コストをもって供給できる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る難歩行者用車の使用状態を示
す側面図
【図2】同正面図
【図3】同難歩行者用車の平面図
【図4】第2実施例に係る難歩行者用車の使用状態を示
す側面図
【図5】同ハンドル操作部の要部々品の断面図
【図6】第3実施例に係る難歩行者用車の使用状態を示
す側面図
【符号の説明】
10 台車 11 車輪 12 台 20 座体 30 搭載・降車手段 A 難歩行者

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を備えた台と、この台上に設置され
    る座板と、 当該台に設けられ、且つ前記座体に対して搭乗者を吊り
    上げ搭載・降車する手段とを備えていることを特徴とす
    る難歩行者用車。
JP056311U 1993-09-27 1993-09-27 難歩行者用車 Pending JPH0721028U (ja)

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JP056311U JPH0721028U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 難歩行者用車

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046944A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hitachi Ltd 遠隔目視検査方法と自走式撮像装置
KR101290837B1 (ko) * 2013-07-02 2013-07-29 박병철 차체 자세 제어용 측방 안전 바퀴를 구비한 휠체어
KR101290955B1 (ko) * 2012-02-03 2013-07-30 김윤희 차체 자세 제어용 측방 안전 바퀴를 구비한 휠체어
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JP2020058457A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社ビック・バン 走行リフト装置

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