JPH0334322Y2 - - Google Patents

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JPH0334322Y2
JPH0334322Y2 JP1984019727U JP1972784U JPH0334322Y2 JP H0334322 Y2 JPH0334322 Y2 JP H0334322Y2 JP 1984019727 U JP1984019727 U JP 1984019727U JP 1972784 U JP1972784 U JP 1972784U JP H0334322 Y2 JPH0334322 Y2 JP H0334322Y2
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tape
decorative band
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bright
vinyl chloride
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JP1984019727U
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JPS60131411U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車輌等のフロント部分のパネルに設
けたフランヂ部と窓ガラスとの接着の表面に生ず
る隙間に嵌着して装飾の役目と隙間を被い隠すこ
とを目的とする車輌の窓枠用合成樹脂製装飾帯に
関するものである。
従来、この種の車輌等のガラスパネルに使用す
る装飾帯は、各種のものが提案されている。そし
て、第5図に示す如く光輝テープの表面の一部を
除いた外周に塩化ビニール等の外被体を以つて一
体成型したものでは、その光輝テープと外被体と
の接合部より雨水が順次浸入する欠点が生じ、こ
れによつて光輝テープに付着している金属蒸着膜
が汚染され、大変に見苦しい装飾帯となる欠点を
有していた。また、一層の金属蒸着膜では汚染し
やすく且つ、発輝度が劣る等の欠点があつた。
この考案は、上記従来の欠点を解決したもので
あつて、車輌の開口部のパネルと窓ガラスとの装
飾帯を永久的に美麗さを保持せしめ、且つ、温度
変化に対する収縮膨張を極力防止して常時安定状
態に装着する装飾帯を提供するものである。そし
て、その主たる構成とする所は、合成樹脂製より
なる頭部と取付脚部とからなる装飾帯に於いて、
その頭部の内部に収納する光輝テープの構成を芯
体となるポリエステルテープの表裏両面にアルミ
ニウム等の金属蒸着膜を付着すると共に、ポリエ
ステルテープの上部表面の金属蒸着膜にアイオノ
マー樹脂皮膜を溶着重合し、且つ該ポリエステル
テープの下部裏面には塩化ビニール膜を接着重合
してある。また、前記アイオノマー樹脂テープの
上部より側面に向つて同種類のアイオノマー樹脂
の被覆シートを重合したものである。また、該被
覆シートの下端に折曲部を設けて光輝テープを捲
着し、光輝テープの表面の一部を外被体を以て捲
着したものである。従つて、この考案は装飾帯の
内部の光輝テープの金属膜の汚染と雨水の浸入を
確実に防止する効果と、従来の如く温度変化によ
る収縮膨張による弛るみや引張等による破損を完
全に防止できると云う優れた特徴を有するもので
ある。
次に、この考案の実施例を図面について説明す
ると、各種の車輌20のフロント部分のパネル1
6と窓ガラス15との間に介装される装飾帯本体
1は、塩化ビニール等の各種の合成樹脂を以つて
長手帯状に成型され、表面に位置する頭部2と、
隙間に挿入する挿入脚部3とから構成されてい
る。前記頭部2には、表面に光沢を現出せしめる
光輝テープ4を一体に埋設するようになつてい
る。この光輝テープ4には、芯体となる位置にポ
リエステルテープ5を位置せしめると共に、その
ポリエステルテープ5の表裏両面にアルミニウム
等の金属蒸着膜6,6を二重に被着してある。こ
のポリエステルテープ5の上部表面の金属蒸着膜
6には、アイオノマー樹脂皮膜7を熱溶着によつ
て溶着重合してある。また、該ポリエステルテー
プ5の下部裏面側の金属蒸着膜6には、塩化ビニ
ール膜8を接着剤13を以て接着重合してある。
次に、前記アイオノマー樹脂皮膜7の上部より
両側の側辺に向つて同種類のアイオノマー樹脂よ
りなる被覆シート9を被着すると共に、被覆シー
ト9の下端を折曲部10,10を以つて該光輝テ
ープ4の下面の一部を被包状態に形成してある。
そして、装飾帯本体1の該頭部2を構成する塩化
ビニールの外被体11は、その両側が該光輝テー
プ4の表面長手両側の一部に接合部12,12を
以つて被着されている。更に、前記取付脚部3に
は、長手方向の両側に数条の枝条片14,14…
…を各々一体に成型してある。符号18は、パネ
ル16の窓枠部とからなるフランヂを示し、窓ガ
ラス15の外周と該フランヂ18との間に接着剤
17を介在して接着する。次に、第5図に示すも
のは従来の装飾帯本体を同一符号を以つて示すも
ので、その内部の光輝テープ4は、ポリエステル
テープ5の裏面側に金属蒸着膜6を付着し、その
金属蒸着膜6に塩化ビニール膜8を接着重合し、
前記ポリエステルテープ5の表面には接着剤19
を介してアイオノマー樹脂皮膜7等を接着重合す
る構成となつている。そして、この光輝テープ4
に対して、装飾帯本体の頭部2を構成する塩化ビ
ニールの外被体11は、該光輝テープ4の表面長
手両側の一部に接合部12,12を以つて被着し
た構成となつている。そして、この従来のものは
前記接合部12,12より雨水が容易に浸入し、
金属蒸着膜6を汚染するものである。
この考案は上記した構成よりなり、今この使用
法を説明すると、車輌20の窓枠外周のパネル1
6に設けたフランヂ18と窓ガラス15の外周と
の間に接着剤17を介在して一体的に取付固着す
る。この時、窓ガラス15の端辺とフランヂ18
との間に生ずる隙間に該装飾帯本体1の取付脚部
3を接着剤17を以つて隙間を被蓋固定する。従
つて、装飾帯本体1は取付脚部3に設けた枝条片
14,14の復元作用によつて離脱を防止し、固
着状態を安定的に維持するようにしたものであ
る。
この考案は、上記のように実施され、この装飾
帯本体によれば、頭部に埋設される光輝テープを
接着剤を使用しないで確実強固に一体成型できる
効果と、長期間の使用に対しても二層の金属蒸着
膜によつて光輝テープが非常に濃くなり、光輝に
優れ、且つ汚染変色する憂れいなく、中心のポリ
エステルテープによつて装飾帯本体の温度変化に
よる収縮膨張を確実に防止すると云う効果があ
る。また、この装飾帯本体は、従来の装飾帯のよ
うに内部の光輝テープとの接合部よりの雨水の浸
入を確実に防止すると云う優れた効果がある。そ
して、ポリエステルテープの上部の金属蒸着膜に
溶着重合したアイオノマー樹脂の表面により側辺
に向つて同種類のアイオノマー樹脂の被覆シート
を二重に被着せしめたことにより、アイオノマー
樹脂同志の溶着が確実強固となつて緊密に接着す
ると共に、透明性及び耐候性に優れると云う効果
と、光輝テープの側辺まで被着してあるので雨水
が絶対に内部まで浸入することなく確実に金属蒸
着膜を保護して汚染するのを防止し、長期間に亘
つて綺麗に使用できる優れた効果がある。
更に、光輝テープに於ける下部裏面の金属蒸着
膜に塩化ビニール膜を重合接着せしめた事によつ
て、装飾帯本体の構成材料である塩化ビニールの
外被体との結合状態を強固として全体を強靭化せ
しめると云う優れた実利的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例で第1図は車輌に装
着した場合の斜面図、第2図は装飾帯の斜面図、
第3図は装飾帯の一部欠除した断面図、第4図は
第1図A−A線の断面図、第5図は従来の装飾帯
の一部欠除した断面図である。符号1は装飾帯本
体、2は頭部、3は取付脚部、4は光輝テープ、
5はポリエステルテープ、6は金属蒸着膜、7は
アイオノマー樹脂皮膜、8は塩化ビニール膜、9
は被覆シート、11は塩化ビニール外被体、14
は枝条、15は窓ガラス、16はパネル、18は
フランヂである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌パネルと窓ガラスとを接着剤を以て接合す
    る接合隙間に装着する車輌の窓枠用合成樹脂製装
    飾帯において、前記装飾帯本体1は、塩化ビニー
    ルの構成材料を以つて長手方向の上部表面に頭部
    2を形成し、該頭部2の下方には、隙間に挿入さ
    れる挿入脚部3とを一体に成型し、該頭部2に
    は、表面に光沢を現出する光輝テープ4を埋設
    し、前記光輝テープ4には、芯体となる位置にポ
    リエステルテープ5を位置せしめると共に、該ポ
    リエステルテープ5の表裏両面にアルミニウム等
    の金属蒸着膜6,6を二重に被着し、前記ポリエ
    ステルテープ5の上部の金属蒸着膜6には、アイ
    オノマー樹脂皮膜7を熱溶着によつて溶着重合
    し、且つ該ポリエステルテープ5の下部裏面側の
    金属蒸着膜6には、塩化ビニール膜8を接着剤を
    以て接着重合し、更に、前記アイオノマー樹脂皮
    膜7の表面より長手方向の両側の側辺に向つて同
    種類のアイオノマー樹脂よりなる被覆シート9を
    二重に被着すると共に、該被覆シート9の下端に
    折曲部10,10を設けて光輝テープ4の一部下
    面を被包し、且つ該頭部2を構成する塩化ビニー
    ルの外被体11の両側が該光輝テープ4の表面の
    一部に接合部12,12を以て捲着した事を特徴
    とする車輌の窓枠用合成樹脂製装飾帯。
JP1972784U 1984-02-13 1984-02-13 車輛の窓枠用合成樹脂製装飾帯 Granted JPS60131411U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS60131411U JPS60131411U (ja) 1985-09-03
JPH0334322Y2 true JPH0334322Y2 (ja) 1991-07-22

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JP1972784U Granted JPS60131411U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 車輛の窓枠用合成樹脂製装飾帯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069930B2 (ja) * 1986-07-31 1994-02-09 橋本フオ−ミング工業株式会社 モ−ルデイングおよびその製造方法
JPH0723052B2 (ja) * 1986-10-17 1995-03-15 株式会社ニフコ 自動車の窓ガラス用周縁モ−ル
JPH0746580Y2 (ja) * 1989-01-27 1995-10-25 トキワケミカル工業株式会社 車輌用合成樹脂製装飾帯

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58109770A (ja) * 1981-12-15 1983-06-30 ザ・スタンダ−ド・プロダクツ・カンパニ− 細長い開口部を密封するためのモ−ルテイング

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