JPS5846991Y2 - 漆器等の周縁被嵌材 - Google Patents
漆器等の周縁被嵌材Info
- Publication number
- JPS5846991Y2 JPS5846991Y2 JP11994579U JP11994579U JPS5846991Y2 JP S5846991 Y2 JPS5846991 Y2 JP S5846991Y2 JP 11994579 U JP11994579 U JP 11994579U JP 11994579 U JP11994579 U JP 11994579U JP S5846991 Y2 JPS5846991 Y2 JP S5846991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lacquerware
- fitted
- slit
- thin film
- ultra
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Table Equipment (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、長手帯状の被嵌材の中部に両端に到らない
ようなスリットを形成し、該スリットに表面に金属性輝
度を有する極薄フィルムをインサートシてなる漆器等の
周縁被嵌材に関する。
ようなスリットを形成し、該スリットに表面に金属性輝
度を有する極薄フィルムをインサートシてなる漆器等の
周縁被嵌材に関する。
従来、漆器等の周縁被嵌材の表面にアルミ箔の如き薄片
を接着したものがあるが、これを被嵌材として使用した
場合、次のような欠点がある。
を接着したものがあるが、これを被嵌材として使用した
場合、次のような欠点がある。
上表にアルミ箔の如き薄片を貼着しであるので、使用中
の摩擦又は損傷により表面輝度が鈍化して商品の美的価
値を著しく下げる。
の摩擦又は損傷により表面輝度が鈍化して商品の美的価
値を著しく下げる。
又、被嵌材を漆器等の曲状部に被嵌するとき、被嵌材の
内側表面の薄片が摺曲し、鉄部から薄片が剥離し易くな
る。
内側表面の薄片が摺曲し、鉄部から薄片が剥離し易くな
る。
更に、特に冬期に冷気硬化している被嵌材を漆器等の容
器に被嵌操作を行う際、被嵌材を予熱して柔軟にされる
が、被嵌材と表面に貼着されている薄片との膨張率を異
にするため表面薄片が剥離しやすくなる傾向がある。
器に被嵌操作を行う際、被嵌材を予熱して柔軟にされる
が、被嵌材と表面に貼着されている薄片との膨張率を異
にするため表面薄片が剥離しやすくなる傾向がある。
更に又、実公昭５１−２９２５４号に示されるように合
成樹脂の外面に金属箔を被装し、更にその表面に透明の
合成樹脂薄膜を被着した被嵌材もあるが、これも前記の
場合と同様に構成上金属箔及び合成樹脂薄膜が剥離及び
損傷傾向はまぬがれないものである。
成樹脂の外面に金属箔を被装し、更にその表面に透明の
合成樹脂薄膜を被着した被嵌材もあるが、これも前記の
場合と同様に構成上金属箔及び合成樹脂薄膜が剥離及び
損傷傾向はまぬがれないものである。
この考案は、上記の欠点を解決するもので、その目的と
するところは、被嵌材の中部にインサートした金属輝度
処理してなる樹脂フィルムの剥離及び損傷は絶無である
こと、しかも剥離不能な被嵌材の上層により常時的に押
圧されているため、漆器等の容器に被嵌した場合曲部の
内側に発生しがちなフィルムの皺を完全に防除できる。
するところは、被嵌材の中部にインサートした金属輝度
処理してなる樹脂フィルムの剥離及び損傷は絶無である
こと、しかも剥離不能な被嵌材の上層により常時的に押
圧されているため、漆器等の容器に被嵌した場合曲部の
内側に発生しがちなフィルムの皺を完全に防除できる。
更に被嵌材の上層と下層とはスリットの両端で連結して
いるので、予熱した場合でも剥離の心配は絶無であり、
且つ成形特に被嵌材の上層を任意に肉厚に出来るため、
フィルムの保護と共に、透明性の上層のレンズ効果によ
り金属性輝度を有する極薄フィルムかあたかも被嵌材の
外表に貼着しであるかの如く拡大される等の美的価値及
び実用的価値に優れた漆器等の周縁被嵌材を提供するも
のである。
いるので、予熱した場合でも剥離の心配は絶無であり、
且つ成形特に被嵌材の上層を任意に肉厚に出来るため、
フィルムの保護と共に、透明性の上層のレンズ効果によ
り金属性輝度を有する極薄フィルムかあたかも被嵌材の
外表に貼着しであるかの如く拡大される等の美的価値及
び実用的価値に優れた漆器等の周縁被嵌材を提供するも
のである。
以下、この考案を添付図面に示す実施例に従って説明す
る。
る。
１は透明性の軟質塩化ビニルの如き樹脂から成る被嵌材
で、その下部は漆器等の容器の周縁部イに嵌合し得る凹
部２としである。
で、その下部は漆器等の容器の周縁部イに嵌合し得る凹
部２としである。
この被嵌材１のほは゛厚さの中部には両端３，３に到ら
ぬスリツ１へ４が形成されている。
ぬスリツ１へ４が形成されている。
従って、被嵌材１はスリット４の上層５と下層６とが両
端部３，３にて連結されている。
端部３，３にて連結されている。
７は表面にアルミ蒸着処理又はアルミ箔の貼着等により
金属性輝度を有せしめた塩化ビニル樹脂フィルムよりな
る極薄フィルムである。
金属性輝度を有せしめた塩化ビニル樹脂フィルムよりな
る極薄フィルムである。
この極薄フィルム７を補強すべく適宜アルミ蒸着面にポ
リエチレングリコールテレフタレー１−フィルム例工ば
、マイラー８（登録商標）を被着されるのが望ましい。
リエチレングリコールテレフタレー１−フィルム例工ば
、マイラー８（登録商標）を被着されるのが望ましい。
被嵌材１と極薄フィルム７は塩化ビニル樹脂の如き同質
樹脂により形成される。
樹脂により形成される。
従って、上記被嵌材１の押出成形の溶融初期段階に、ス
リット４に極薄フィルム７をインサートすると極薄フィ
ルム７の下面は久リット４の対接面とが融着して、極薄
フィルム７は被嵌材１の内部に完全に定着する。
リット４に極薄フィルム７をインサートすると極薄フィ
ルム７の下面は久リット４の対接面とが融着して、極薄
フィルム７は被嵌材１の内部に完全に定着する。
この考案は上述のように、表面に金属性輝度を有する極
薄フィルムがその下面にて被嵌材に設けられたスリット
内の対接面と融着されており、且つこのスリットは被嵌
材の両端に到らにいようにしであるので、被嵌材はスリ
ットを境にして上層と下層とが両端にて連結する構造と
なっているため、外部から極薄フィルムは完全に保護さ
れている。
薄フィルムがその下面にて被嵌材に設けられたスリット
内の対接面と融着されており、且つこのスリットは被嵌
材の両端に到らにいようにしであるので、被嵌材はスリ
ットを境にして上層と下層とが両端にて連結する構造と
なっているため、外部から極薄フィルムは完全に保護さ
れている。
従って、従来発生したような貼着フィルムの剥離又はフ
ィルム表面の輝度の鈍化は完全に防止できる。
ィルム表面の輝度の鈍化は完全に防止できる。
又被嵌Ａ・Ａは上層と下層とが両端部にて連結している
ため、極薄フィルムは常に挟圧されることになるため、
被嵌材のいかなる曲げ操作に対しても極薄フィルムの皺
の発生は防止できる。
ため、極薄フィルムは常に挟圧されることになるため、
被嵌材のいかなる曲げ操作に対しても極薄フィルムの皺
の発生は防止できる。
しかも、被嵌材の上層を肉厚に出来ることから、そのレ
ンズ効果により極薄フィルムが実際以上に拡大して看取
されると共に、その輝度も倍加する。
ンズ効果により極薄フィルムが実際以上に拡大して看取
されると共に、その輝度も倍加する。
従って、これを被嵌た漆器等が豪華な外観を呈し且つ安
価に提供できることとなる。
価に提供できることとなる。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図は漆器等
の平面図、第２図は正面図、第３図は被嵌状態を示す拡
大断面図、第４図は被嵌材の拡大断面図、第５図は極薄
フィルムの一部拡大断面図である。 １・・・・・・被嵌材、３，３・・・・・・両端部、４
・・・・・・スリット、５・・・・・・上層、６・・・
・・・下層、７・・・・・・極薄フィルム。
の平面図、第２図は正面図、第３図は被嵌状態を示す拡
大断面図、第４図は被嵌材の拡大断面図、第５図は極薄
フィルムの一部拡大断面図である。 １・・・・・・被嵌材、３，３・・・・・・両端部、４
・・・・・・スリット、５・・・・・・上層、６・・・
・・・下層、７・・・・・・極薄フィルム。
Claims (3)
- （１）下部を漆器等の如き容器の周縁部に嵌合自在の形
状に形威してなる軟質性透明帯状片の肉厚のほぼ中部に
端部に到らぬスリットを形威し、このスリツＩ・内に表
面にアルミ蒸着処理等により金属輝度を得られる如くし
てなる樹脂フィルムの下面を融着せしめたことを特徴と
する漆器等の周縁被嵌材。 - （２）樹脂フィルム及び帯状片は塩化ビニル樹脂である
上記実用新案登録請求の範囲第１項記載の漆器等の周縁
被嵌材。 - （３）アルミ蒸着処理してなる樹脂フィルムの上面に透
明性樹脂被膜を形成してなる上記実用新案登録請求の範
囲第１項記載の漆器等の周縁被嵌材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11994579U JPS5846991Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 漆器等の周縁被嵌材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11994579U JPS5846991Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 漆器等の周縁被嵌材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638036U JPS5638036U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS5846991Y2 true JPS5846991Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29352138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11994579U Expired JPS5846991Y2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 漆器等の周縁被嵌材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846991Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5882987A (ja) * | 1981-11-10 | 1983-05-18 | 住友重機械工業株式会社 | コイルの自動入出庫装置 |
| JPS58130818A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-08-04 | Shinkawa Ltd | トレ−の自動供給装置 |
| JPS60106718A (ja) * | 1983-11-12 | 1985-06-12 | Shinei Kiko Kk | 陶磁器等の自動厘詰装置 |
| JPS60240403A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | 宇野 忠男 | 綴込金具の自動供給装置 |
| JPS60195834U (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-27 | 村田機械株式会社 | ロボツトハンド |
| JPS62176119U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | ||
| JPS6317732A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-25 | Okura Yusoki Co Ltd | パレツト荷積み装置 |
| JPH01213463A (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | Hisaka Works Ltd | バスケツト移載方法およびそれに用いる装置 |
| JPH0223116A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | Chiyoda Tech & Ind Co Ltd | 溝形コンクリート製品のヤード積み方法と、その運搬装置 |
-
1979
- 1979-08-30 JP JP11994579U patent/JPS5846991Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638036U (ja) | 1981-04-10 |
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