JPH03294220A - 入浴剤用顔料組成物 - Google Patents

入浴剤用顔料組成物

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JPH03294220A
JPH03294220A JP2098519A JP9851990A JPH03294220A JP H03294220 A JPH03294220 A JP H03294220A JP 2098519 A JP2098519 A JP 2098519A JP 9851990 A JP9851990 A JP 9851990A JP H03294220 A JPH03294220 A JP H03294220A
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Takuji Kihara
木原 卓治
Tadamitsu Nakamura
中村 忠光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴場に投入した際に沈澱や浴槽への付着を住
じることなしに美麗な乳白色の浴場を与える新規な入浴
剤顔料組成物に関する。
〔従来の技術〕
温泉や鉱泉の成分を有効成分とする入浴剤組成物は、こ
れまでに数多く開発され市販に供されている。一般に、
これらの入浴剤組成物は硫酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム等の水溶性固体物質を基剤とし、これに薬用成分
などの有効成分や香料、着色剤、保湿側のような補助成
分を適宜配合して調整されている。
これら成分からなる入浴剤組成物は溶解して透明な浴場
となるものであるが、近時、消費者のニーズに応えるた
めに硫黄泉や牛乳浴に相当する乳白色の浴場を与える入
浴剤組成物が提案されている。浴場に乳白色を与えるに
は、湯の華、コロイダル硫黄、タルク等の水不溶性粉体
を入浴剤に配合する方法が既に知られているが、この組
成では浴場の乳白化が十分でないうえに、成分が急速に
浴槽の底に沈降して強固に付着する現象を起こす欠点が
ある。
そこで、白濁分散性の良好な無Il#I料微粉末を入浴
剤に配合する試みがなされたおり、例えば無機顔料を水
溶性高分子物質で被覆した入浴剤(特開開63−575
16号公報、特開平1−294618号公報)、あるい
はHLB11〜18の界面活性剤でその表面が被覆され
た無機顔料の造粒物を乳白剤として配合した浴用剤組成
物(特開平2−9811号公報)等が提寓されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記の先行技術による組成においても無
機顔料の浴場中での分散性が十分ではなく、乳白化の程
度が希薄であると共に無機顔料が比較的短時間のうちに
浴槽の底に沈降したり、浴槽の壁に付着する現象を避け
ることができない問題点が残されている。このため、使
用者に不快感を与え、使用後の浴槽洗浄に手間がかかる
といった難点を依然として有しており、人工入浴剤とし
ての要求性能を満足していない。
本発明者らは、これら問題点の解消を図るべく鋭意研究
を重ねた結果、無機顔料の表面にHLB7〜1Bの非イ
オン性界面活性剤と脂肪酸石鹸を共用して被覆した組成
とすると入浴剤用乳白側として要求される分散性能を十
分に満足する結果が得られる事実を確認した。
本発明は前記の知見に基づいて開発されたもので、その
目的は浴場中での分散性に優れ、長時間の使用において
も美麗な乳白色を安定に維持し、実質的に沈降や付着を
生じることのない入浴剤用顔料組成物を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するための本発明による入浴剤用顔料
組成物は、無Il顔料の表面に、前記無機顔料100重
量部に対し3〜100重量部のHLB7〜I8の非イオ
ン性界面活性剤及び0.6〜60重量部の脂肪酸石鹸を
被覆してなることを構成上の特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いる無機顔料としては、例えば酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、タルク、カオリン、硫酸バリウム、ゼオラ
イト等を挙げることができるが、浴場に分散したときに
美麗な乳白色を得るために、特に酸化チタンの使用が好
ましい、酸化チタンはその結晶構造により、ルチル型と
アナターゼ型に分類されるが、本発明ではいずれも好ま
しく用いることができる。
無機顔料の粒子径は0.1〜1μ−の範囲、より好まし
くは0.2〜0.7μmの範囲である。平均粒子径が0
.1um未満であると、乳白化が不十分であり、また1
μ麿を越えると、浴場中での長時間の分散安定性が保ち
難くなる等の不都合を招く。
本発明においては、浴場中での分散性に優れ、長時間の
使用においても美麗な乳白色を安定に維持し、実質的に
沈澱や付着を生じない無機顔料の被覆成分として、HL
B7〜18の非イオン性界面活性剤とともに脂肪酸石鹸
を同時に用いることが重要な要件となる。
)fL87〜18の非イオン性界面活性剤としては、例
えば、通常化粧品に用いられるエチレンオキシド8モル
付加のポリオキシエチレンラウリルエーテル(以下PO
E (8)ラウリルエーテルのように記す)POE(2
0)セチルエーテル、POE (6)ステアリルエーテ
ル、POE (30)オレイルエーテル、POE (2
0)ソルビタンモノラウレート、POE (20)  
ソルビタンモノパルミテート、POE(20) ソルビ
タントリステアレート、POE(20)  /Ji、ヒ
タンモ/オtzx−ト、POE(20)モノステアレー
ト、デカグリセリルモノラウレート、POE (40)
硬化ヒマシ油等の他、POE (10)オクチルフェノ
ールエーテル、POE (35)ノニルフェノールエー
テル、オキシエチレンオキシプロピレンプロツクポリマ
ー (エチレンオキシド60%、平均分子量〜5.40
0 )等が使用できる。
本発明で用いる非イオン性界面活性剤のHLBは7〜1
8であり、好ましくはlO〜15である。HLBが7未
満であると、非イオン性界面活性剤の親が性が不足する
ため、無11N料組成物の浴場への溶解及び分散が妨げ
られる。一方、HLBが18を越えると、その親水性が
優り過ぎて、無機顔料の分散剤として機能しにくくなり
、脂肪酸石鹸を同時に用いた場合でも、浴場の乳白化が
不十分となり、また長時間の安定した分散状態が保てな
くなる。
本発明で用いる脂肪酸石鹸として、例えば、オレイン酸
ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸ナト
リウム、ミリスチン酸ナトリウム、バルミチン酸ナトリ
ウム、カプリル酸ナトリウム、オレイン酸カリウム等の
ほか、これらの高級脂肪酸塩をその構成成分とする牛y
mm肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、牛l1
IWi肪酸カリウム、ヒマシ油脂肪酸カリウム等、脂肪
族モノカルボン酸のアルカリ金属塩及びその含水物を、
一種、または二種以上用いることができる。しかし、リ
ノール酸、あるいはリルン酸等の不飽和度の高い脂肪酸
から得られる石鹸類は酸敗をもたらすので、本発明の目
的には好ましくない、また、脂肪酸のアルカリ土類金属
塩であるいわゆる金属石鹸は、水不溶性であるため、本
発明の目的を達成することができない。
HLB7〜18の非イオン性界面活性剤の使用割合は、
無機顔料100重量部に対し3〜100重量部、より好
ましくは5〜20重量部の範囲に設定する。
この使用割合が3重量部未満であると、無機顔料の表面
を十分に被覆することができず、浴場中での無機顔料の
分散性が悪化する。また、100重量部を越えると、浴
場に泡立ちを生じたり、無機顔料組成物製造時の粉砕加
工性が低下するので、好ましくない。
一方、脂肪酸石鹸の使用割合は無機顔料100重量部に
対し、0.6から60重量部、より好ましくは3〜15
重量部の範囲である。この使用割合が036重量部未満
であると、無II頗料の表面を十分に被覆することがで
きず、浴場中での無機顔料の長時間の分散安定性を維持
することができない、また、使用割合が60重量部を越
えると、無機顔料組成物の浴場への自然な溶解及び分散
が起こりにくくなり、従って美麗な乳白化が得られにく
くなるので、好ましくない。
HLB7〜18の非イオン性界面活性剤と脂肪酸石鹸の
使用比率は、HLB7〜18の非イオン性界面活性剤1
00重量部あたり脂肪酸石鹸が0.6〜500重量部、
好ましくは10〜100重量部である。上記使用比率が
0.6重量部未満あるいは500重量部を越えると、無
機顔料の表面を被覆するのに際しHLB7〜18の非イ
オン性界面活性剤単独、あるいは脂肪酸石鹸単独の成分
を用いたときと同様の作用しか得られず、本発明の目的
を達成することができない。
次に、本発明の顔料組成物の製造方法について説明する
まず、被覆の手段としてはHLB7〜18の非イオン性
界面活性剤及び脂肪酸石鹸をエタノールのような有機溶
媒に溶解し、この溶液を無機顔料に添加しながら攪拌混
合したのち有機溶媒を除去し、所望の粒径に粉砕する方
法が考えられるが、この被覆手段では本発明の目的に適
合するような性能を無機顔料組成物に与えるためには、
十分な方法とはいえない。
無Il顛料が浴場中で均一で安定した分散状態を長時間
維持するためには、顔料表面を被覆する物質の選択だけ
ではなく、凝集した無機顔料粉体を微細にくだいて一次
粒子の細かさとし、その−次粒子の個々の表面を均一か
つ強固に被覆する必要があり、そのためには以下のよう
な方法が好ましい 例えば、第一の方法として、HLB7〜18の非イオン
性界面活性剤及び脂肪酸石鹸を比較的多量の水に溶解し
、これに無機顔料を投入して流動性のあるペースト状態
とし、これをボールミル、サンドミル、コロイドミル、
あるいは3本ロールミル等の分散機で無機顔料を細かく
分散すると同時に、その個々の表面にHLB7〜1gの
非イオン性界面活性剤及び脂肪酸石鹸を均一に吸着させ
て被覆し、ついで、乾燥することにより水を除去した後
、粉砕して所望の粒径の顔料組成物を得る。
また、第二の方法として、HLB7〜18の非イオン性
界面活性剤及び脂肪酸石鹸と無機顔料を混合し、非イオ
ン性界面活性剤の融点以上に加熱しながら、ニーダ、バ
ンバリーミキサ−1あるいは3本ロール等の分散機で十
分に練内分散し、無機顔料を細かく分散すると同時にそ
の個々の表面にHLB7〜18の非イオン性界面活性剤
及び脂肪酸石鹸を均一に吸着させて被覆し、ついで、粉
砕して所望の粒径の顔料組成物を得る。
本発明の無Il顔料組成物には、顔料組成物製造時の粉
砕加工性を同上させる目的で、以下に示すような水溶性
高分子物質を適宜配合することができる。
天然の水溶性高分子物質としては、デンプン、寒天、カ
ラメル、デキストリン、ゼラチン、コラーゲン、カゼイ
ン等が挙げられ、半合成の水溶性高分子物質としては、
メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルデ
ンプン等が挙げられる。また、合成の水溶性高分子物質
としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレング
リコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル等が挙げられる。
本発明において、無機顔料に対するこれら水溶性高分子
物質の使用割合は、30重量部以下であり、好ましくは
20重量部以下である。この使用割合が30重量部を越
えると、HLB7〜18の非イオン性界面活性剤及び脂
肪酸石鹸による無Il顔料表面の被覆が妨げられるので
好ましくない。
以上のようにして得られる無機顔料組成物は、入浴剤基
剤に対して通常3〜15重量部配合され、この範囲のい
ずれの配合割合においても好ましく用いることができる
。入浴剤基剤の基本構成は、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、ポリリン酸ナト
リウム等の無機塩、及びクエン酸、酒石酸、コハク酸、
リンゴ酸等の有機酸を主成分とし、これに生薬、油脂類
、ビタミン類、保湿剤等が適宜配合されたものであり、
本発明の無機顔料組成物はいずれの入浴剤基剤に対して
も好ましく用いることができる。
通常、入浴剤は上記成分等を攪拌混合し、そのまま粉末
状のものとするか、あるいは、ついで錠荊状に成型する
ことによって製造されるが、本発明の無lll1li料
組成物の入浴剤基剤への配合は、基本成分と必要量の無
機顔料組成物をともに混合機に投入し攪拌混合すること
により、極めて容易に行うことができる。
また、無機顔料組成物を入浴剤基剤へ配合するのではな
く、入浴剤製造時に無Il顔料組成物のそれぞれの構成
成分をそのまま入浴剤基剤へ配合し、撹拌混合すること
により乳白化入浴剤を製造する方法も考えられるが、こ
の方法では無機顔料の表面をHLB7〜18の非イオン
性界面活性剤及び脂肪酸石鹸にて均一かつ強固に被覆す
ることができないため、本発明の目的を達成することが
できない。
(作 用) 無5hin料の表面を、HLB7〜18の非イオン性界
面活性剤単独で被覆した顔料組成物を入浴剤用の乳白剤
として用いると、浴場に投入した当初は見掛は上均−な
乳白状態が得られるが、30分程経過すると無Il顔料
が浴場の底へ沈降する現象が明瞭に認められるようにな
る。該沈降現象は無機B料に対する非イオン性界面活性
剤の使用割合を増しても基本的に変化しない、これは非
イオン性界面活性剤の単独使用によっては、浴場中の無
機顔料を安定な分散状態に保てないことを示すものであ
る。
一方、無Il顔料の表面を脂肪酸石鹸単独で被覆した顔
料組成物を乳白剤として用いた場合には、浴場に対する
顔料組成物の自然な溶解および分散が起こらず、乳白化
状態は殆んど得られない、無機顔料に対する脂肪酸石鹸
の使用割合を増減させても、この現象に変化はない、こ
のことは脂肪酸石鹸を単独被覆した無機顔料組成物では
、乳白剤として機能しないことを示している。
ところが、本発明の構成により同時にHLB7〜18の
非イオン性界面活性剤と脂肪酸石鹸を併用して無111
1i1料の表面を被覆した顔料組成物を入浴側用乳白剤
とした場合には、浴場への極めて自然な溶解および分散
が生して美麗な乳白状態が得られるばかりではなく、長
時間の使用においてもその状態が安定に維持されて実質
的な沈降や付着現象が起こらないという機能が発現する
上記の機能は、特に無機顔料として酸化チタンを用い、
無機顔料100重量部に対する使用割合をHLB7〜1
8の非イオン性界面活性剤が3〜100重量部、脂肪酸
石鹸が0.6〜60重量部の範囲に条件設定することに
より一層効果よく達成することが可能となる。
〔実施例〕 以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1 下記成分130重量部を水100重量部に投入して、十
分に攬はん混合したのち、粒径およそ2鵬層のガラスピ
ーズ300重量部を充填した横型サンドミルで1時間分
散した0分散ののち、減圧乾燥機に移し、60℃〜80
℃で5時間乾燥して水分を除去した。
その後、液体窒素を用いる冷凍粉砕を行い、粒径が30
〜200メツシユの粉末状の無機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100POE (14)七チルエーテル(IILB 1
4.2)       10オレイン酸ナトリウム  
           5ボiエ レン  コール  
    〜計                   
        130実施例2 下記成分135部を用いたほかは、実施例1と同様の方
法にて無機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100POR(10)ノニルフェノールエーテル([(
LB 13.3)  9ステアリン酸カリウム    
         6ボ1ビニルピロ  ン     
 〜  00計                  
         135実施例3 下記成分を用いたほかは、実施例1と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.40μのアナターゼ型酸化チタン
100POE (14)セチルエーテル(HLB 14
.2)       12牛脂ナトリウム石鹸    
          3エ レン  コール     
 〜 計 30 実施例4 下記成分125重量部を加圧双腕型ニーグーに投入し、
60℃〜70℃に加熱しながら、15分間練肉分散した
。室温まで冷却したのち、液体窒素を用いる冷凍粉砕を
行い、粒径が30〜200メツシユの粉末状の無機顔料
組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0,35μのルチル型酸化チタンオキ
シエチレンオキシプロビレンブロツクボリマー(エチェ
ンオキシド85工、平均分子量〜8,000)オレイン
    ラム 計 実施例5 下記成分135部を用いたほかは、実施例1と同様の方
法にて無機顔料組成物を得た。
00 17.5 7.5 25 平均粒子径〜0,30μの酸化亜鉛 poε(10)ノニルフェノールエーテル(HL8ステ
アリン酸カリウム ボ富ビニルピロ! ン      〜 計 重量部 00 13.3)  8 35 実施例6 下記成分を用いたほかは、実施例4と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 平均粒子径〜0.20μの硫酸バリウム100オキシエ
チレンオキシプロピレンブロツクボリマー17,5(エ
チェンオキシド85χ、平均分子量〜8.000)ト 
ラム                7.5計   
                         
 125比較例1 下記成分を用いたほかは、実施例1と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100POE (14)セチルエーテル0ILB 14
.2)      2.5オレイン酸ナトリウム   
          5ボ エチレンジ1コール   
   〜  0  .5計             
              130比較例2 下記成分を用いたほかは実施例1と同様の方法にて無機
顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100POE (14)セチルエーテル(HLB 14
.2)       10オレイン酸ナトリウム   
         0.5ボ エ レン  コール  
    〜     5計             
             130比較例3 下記成分を用いたほかは、実施例1と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100Pot! (14)セチルエーテル(IILB 
14.2)       15ボ エチレンゾ コール
      〜3000)  15計        
                   130比較例
4 下記成分を用いたほかは、実施何重と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100オレイン    ム 計                        
  130比較例5 下記成分を用いたほかは、実施例1と同様の方法にて無
機顔料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン  
100ボ エ レン  コール     〜 計                        
   130比較例6 下記成分を用いたほかは、実施例1と同様の方法にて無
l1jll料組成物を得た。
重量部 粒子径0.20〜0.35μのルチル型酸化チタン00 ボ ビニルピロ  ン      〜 計 30 実施g41〜6、比較例1〜6で製造した無機顔料組成
物の性能は、無機顔料組成物と入浴基剤からなる入浴剤
をそれぞれ調製して評価した。無機顔料組成物の配合量
は、入浴剤30.中の無機顔料骨が2,4gとなる量で
あり、入浴基剤の成分は同重量の炭酸水素ナトリウム、
及び硫酸ナトリウムである。評価結果を表1に示した。
なお、調製した入浴剤の評価は以下のようにして行った
(1)浴場の白濁性 ステンレス製浴槽に入れたおよそ40℃の浴場200I
!に、入浴剤30gを投入しかき混ぜて均一にしたのち
、およそ40°Cで1時間静置したときの白濁の状態を
下記の二つの基準により評価した。
Nloc層、横5cm、厚味0.20腸の黒色のプラス
チックの板を浴場の水面から10c■の深さに沈めて、
真上から肉眼で観察したとき、 O:板の存在が全く確認できない。
△:板の存在及びその輪郭がなんとか確認できる。
×:板の存在及びその輪郭が明瞭に確認できる。
また、浴場の水面から10c−の深さの浴場を、光路長
1cmのガラスセルに採取し、550nsにおける透過
率を測定し、白濁の程度を評価した。
(2)無IIWi料組成物の分散安定性ステンレス製浴
槽に入れたおよそ40℃の浴場2001に、入浴剤30
gを投入しかき混ぜて均一にしたのち、そのうちの12
を長さ〜40cm、口径〜6゜5c腸のガラス製メスシ
リンダーに分取し、およそ40°Cに保ったまま1時間
静置したのち下記の基準により評価した。ついで、上記
の浴場の入ったメスシリンダーを室温で放冷しながら、
さらに5時間静置したのち、同様の下記の基準により評
価した。
O:メスシリンダーの底に沈降物がほとんど認められな
い。
Δ:メスシリンダーの底に沈降物がわずかに認められる
×:メスシリンダーの底に沈降物がかなり認められる。
一:当初よりほとんど白濁しないので評価せず。
(3)浴槽への付着性 ステンレス製浴槽に入れたおよそ40℃の浴湯200I
!に入浴剤30gを投入し、かき混ぜて均一にしたのち
、およそ40℃で1時間静置した。その後、さらに室温
で放冷しながら5時間静置した。その後、浴槽の排水孔
より浴場を排出し、固くしぼった色付きの綿製タオルで
、ステンレス容器の底及び内面を拭き取ったときの綿製
タオルへの付着の状態を、下記の基準により評価した。
O:無Il顔料の付着がほとんど認められない。
Δ:無機顔料の付着がやや認められる。
×:無機顔料の付着がかなり認められる。
;当初よりほとんど白濁しないので評価せず。
〔発明の効果〕
本発明の無Il顔料組成物は、無機顔料の表面を特定使
用割合のHLB7〜18の非イオン性界面活性剤及び脂
肪酸石鹸を同時に用いて被覆した入浴剤用無機顔料組成
物であり、これを入浴剤の乳白剤として用いたとき、美
麗な乳白色が得られるばかりではなく、長時間の使用に
おいてもその状態が安定に維持され、実質的に沈澱や付
着を生じることはない、したがって、使用者に不快感を
与えず、使用後の洗浄に手間がかからない、という極め
て優れた効果がもたらされる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機顔料の表面に、前記無機顔料100重量部に対
    し3〜100重量部のHLB7〜18の非イオン性界面
    活性剤及び0.6〜60重量部の脂肪酸石鹸を被覆して
    なることを特徴とする入浴剤用顔料組成物。 2、無機顔料が、平均粒子径0.1〜1μmの酸化チタ
    ンである請求項1記載の入浴剤用顔料組成物。
JP2098519A 1990-04-13 1990-04-13 入浴剤用顔料組成物 Expired - Lifetime JP2524858B2 (ja)

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