JPH0328057Y2 - - Google Patents

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JPH0328057Y2
JPH0328057Y2 JP1985141926U JP14192685U JPH0328057Y2 JP H0328057 Y2 JPH0328057 Y2 JP H0328057Y2 JP 1985141926 U JP1985141926 U JP 1985141926U JP 14192685 U JP14192685 U JP 14192685U JP H0328057 Y2 JPH0328057 Y2 JP H0328057Y2
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JP
Japan
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tape
detector
controller
taping
detection device
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JP1985141926U
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の背景と目的] 本考案は、ケーブル用のテーピング装置、特に
テープの巻き付け中におけるテープ切れを検出す
るテープ切れ検出装置に関するものである。
従来のテープ切れ検出装置は、テープ束からテ
ープを供給するテープパツドの回転と共に回転す
る検出板を設け、この検出板を近接スイツチを用
いて検出し、テープパツドの回転をパルス信号に
変換して、このパルス信号のオン(ON)または
オフ(OFF)の時間をタイマの設定時間を比較
し、テープパツドが停止したかどうかを判定し
て、これからテープが切れたのかどうかを判定し
ていた。このONまたはOFFの時間がタイマ設定
時間より長い場合がテープパツドの停止した場
合、すなわちテープが切れた場合で、このときテ
ーピング装置本体の停止回路を動作させていた。
このテープ切れ検出装置では、近接スイツチが
テーピング機からスリツプリングを介して取付け
られるが、この取付け位置はテープパツドの近傍
となるので、テーピング機の高速回転によるスリ
ツプリングの接触不良に基づく誤動作、あるいは
テープ交換時における近接スイツチの破損などを
生じ、あるいはまたスリツプリングのないテーピ
ング機には適用できない、などという欠点があつ
た。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、テープ切れを確実に検出できる安価なテー
プ切れ検出装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、テープをケーブルの巻装するテーピ
ング機と、前記テープを供給するテープパツド
と、前記テープの有無を検知する検知器とよりな
るテーピング装置において、前記テーピング機の
回転を近接スイツチよりなる検知器で無接触に検
出する回転検出器と、前記テープの巻き付け位置
を光電スイツチよりなる検出器で無接触に検出す
るテープ検出器と、それぞれの検出器の出力信号
を処理して前記テープの有無を判別し、前記テー
ピング機の電源を開閉する制御器とを有すること
を特徴とし、安価な手段でテープ切れを検出する
ようにして目的の達成を計つたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を第1〜2図により説
明する。
第1図は本考案のサイド式テーピング機におけ
るテープ切れ検出装置の一実施例を示す説明図
で、テーピング機の正面図と、検出器の配置を示
す。第2図は同様に本考案のテープ切れ検出装置
の一実施例における検出器と制御器の関係を示す
ブロツク図である。
これらの図において、1はテープパツドで、テ
ープ束からテープ2を供給する。3はケーブル
で、テープ2が巻きつけられる。4は近接スイツ
チで、テーピング機5の回転部分に取付けられた
金属板5aを検出し、これによつてテーピング機
5の回転を検出するようになつている。6および
7は光電スイツチで、それぞれ受光器および投光
器で、投光器7の光の通路が、テープ2がケーブ
ル3に巻きつけられる位置を通過するように配置
され、かつ金属板5aが近接スイツチ4により検
出される位置に達する時刻と同じ時刻にテープ2
を検出できるように取付けられている。8はアー
ムで、テープ2を支持する。9は制御器で、近接
スイツチ4の出力パルス信号E1によりゲート回
路を開き、光電スイツチ6,7の出力パルス信号
E2が入力したとき、すなわち出力パルス信号E1
と出力パルス信号E2が共にONとなつたとき、内
部の出力接点10を動作させ、テーピング機5の
停止回路を動作させるもので、プログラム式に構
成された論理回路を有している。
本実施例のテープ切れ検出装置においては、テ
ーピング機5が回転して金属板5aが近接スイツ
チ4の位置に達した時点で近接スイツチ4はON
の出力信号E1を生ずる。このとき光電スイツチ
6,7はその配置より、テープ2によつて投光器
7の光の通路が遮断されることになるので、受光
機6の出力には、OFFの出力信号E2を生ずる。
次にテーピング機5の回転にともない金属板5
aが近接スイツチ4の位置を過ぎた時点では、テ
ープ2の位置は光電スイツチ6,7の光の通路か
ら外れる位置となるから、近接スイツチ4の出力
信号E1はOFFであるが、光電スイツチ6,7の
出力信号E2はONとなる。
このように、近接スイツチ4の出力信号E1
ON,OFF動作と、光電スイツチ6,7の出力信
号E2のON,OFF動作とは互に逆位相となるの
で、第2図の制御器9の論理回路出力は零とな
り、接点10は動作しない。
ここでテープ2が切れたとすると、近接スイツ
チ4の出力信号E1はそのままON,OFFの信号を
継続するが、光電スイツチ6,7の出力信号E2
は、テープ2の切れた時点よりONの出力信号の
みを生ずることになる。したがつて第2図におい
てE1とE2の一致する時点が生じ、制御器9に出
力E0を生じ、したがつて接点10が動作するこ
とになる。
第3図a〜cは上記の動作を表わすタイム・チ
ヤートを示すものである。縦軸は制御器9の入力
および出力信号の関係を示し、横軸は時間tを示
す。
aは近接スイツチ4の出力信号すなわち制御器
9の入力信号E1のON,OFFの変化を示し、bは
同様に光電スイツチ6,7の出力信号すなわち制
御器9の入力信号E2のON,OFFの変化と、それ
ぞれON,OFFの時間△t1、△t2を示す。cはa,
b図に示すE1,E2に対する論理回路出力E0の変
化を示すものである。
第3図a〜cからも明らかなように、時刻t1
おいてテープ2が切れると、制御器9の入力信号
E2は、t1以降はONの信号のみとなるから、上述
の動作より、制御器9の論理回路出力E0は時刻t2
においてONとなる出力信号を発生する。この出
力信号E0により接点10が動作し、テーピング
機5の停止回路を動作させることができる。
本実施例のテープ切れ検出装置においては、テ
ープをケーブルに巻きつける位置でテープを検出
することにより、テープ切れの検出を確実に行な
うことが可能となり、またテープの検出信号とテ
ーピング機の回転信号とを同時に用いることによ
り、テーピング機の空転など容易に防止すること
ができ、作業者がテープ切れを監視するなどの作
業を省力化することができる。
また第3図bに示すE2がONあるいはOFFとな
る時間△t1あるいは△t2を求めることにより、定
常運転時におけるテープ巻き付けピツチの良否を
検出することができる。これは鋼帯巻きの場合な
ど、他のテーピング機においても、多少の部品を
加えることにより本実施例と同様に使用すること
ができる。
また本実施例のテープ切れ検出装置では、スリ
ツプリングを用いず光電式により無接触でテープ
を検出することができるので、このテープ切れ検
出装置は、従来スリツプリングを必要としたアー
ム式・中心式テーピング機などのテーピング機に
も容易に適用することができる。
[考案の効果] 本考案によれば、テープ切れを確実に検出でき
る安価なテープ切れ検出装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテープ切れ検出装置の一実施
例の構造を示す説明図、第2図は同じく検出器と
制御器のブロツク図、第3図は第2図の制御器に
おける入出力信号の関係を示すタイムチヤートで
ある。 1……テープパツド、2……テープ、3……ケ
ーブル、4……近接スイツチ、5……テーピング
機、5a……金属板、6,7……光電スイツチ、
9……制御器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テープをケーブルに巻装するテーピング機
    と、前記テープを供給するテープパツドと、前
    記テープの有無を検知する検知器とよりなるテ
    ーピング装置において、前記テーピング機の回
    転を近接スイツチよりなる検出器で無接触に検
    出する回転検出器と、前記テープの巻き付け位
    置を光電スイツチよりなる検出器で無接触に検
    出するテープ検出器と、それぞれの検出器の出
    力信号を処理して前記テープの有無を判別し、
    前記テーピング機の電源を開閉する制御器を有
    することを特徴とするテープ切れ検出装置。 (2) 前記制御器が、前記テープ検出器の出力信号
    がオンまたはオフとなる時間を計測し、前記テ
    ープの巻き付けピツチの良否を判別する手段を
    有するものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のテープ切れ検出装置。
JP1985141926U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0328057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985141926U JPH0328057Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985141926U JPH0328057Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6250163U JPS6250163U (ja) 1987-03-28
JPH0328057Y2 true JPH0328057Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=31050171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985141926U Expired JPH0328057Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JP (1) JPH0328057Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144964U (ja) * 1981-03-10 1982-09-11

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JPS6250163U (ja) 1987-03-28

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