JP2542797Y2 - デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置 - Google Patents

デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置

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JP2542797Y2 JP11002287U JP11002287U JP2542797Y2 JP 2542797 Y2 JP2542797 Y2 JP 2542797Y2 JP 11002287 U JP11002287 U JP 11002287U JP 11002287 U JP11002287 U JP 11002287U JP 2542797 Y2 JP2542797 Y2 JP 2542797Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 デジタルオーディオテープレコーダにおけるメカニズ
ムにカセットハーフが装填されているか否かを検出する
ための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、前記したようなデジタルオーディオテープレコ
ーダにおけるメカニズムにカセットハーフが装填された
か否かを検出する手段としては、カセットハーフを挿入
するカセットホルダー等にカセットハーフ検出用のスイ
ッチを特別に取付け、該カセットハーフを挿入すること
によりスイッチを押圧した時に、カセットハーフが装填
されたと判断して、例えば、テープのローディングを行
うものであった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来のカセットハーフ検出装置に
あっては、カセットハーフ検出用のスイッチを取付けな
ければならないため、該スイッチを取付ける場所の制約
があり設計が面倒になると共に、スイッチを押すための
力がカセットハーフ装着時の負荷となって操作性が悪く
なるという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、カ
セットハーフ検出のための特別な装置をメカニズムの部
分に取付ける必要がないので、メカニズムの設計に何ら
の制約も生じることがなく、かつ非接触にて有無を判別
できるのでカセットハーフ装着が円滑に行え、しかも、
2つの発光素子に異なる変調を掛け受光素子が誤動作し
ないようにし、カセットハーフ有無を正確に、かつ、外
乱光にも誤動作することのないデジタルオーディオテー
プレコーダにおけるカセットハーフ検出装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は前記した目的を達成するために、デジタルオ
ーディオテープレコーダに装備されているテープエンド
検出装置を利用して、テープ始端側からの変調光をテー
プ終端側の受光器が検出し、あるいはテープ終端側から
の前記テープ始端検出器における発光素子とは異なる変
調が掛けられた変調光をテープ始端側の受光器が検出し
た時にカセットハーフが装填されていないと判断するよ
うにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面と共に詳細な説明す
る。
第1図はデジタルオーディオテープレコーダの概略を
示す平面図にして、カセットハーフ1よりテープ1aを引
出し回転ヘッドを有する回転ドラム2に巻回したローデ
ィング状態を示している。なお、3aはテープ引出しのた
めのローディングピン等がガイドピン、3b,3cはキャプ
スタン軸とピンチローラである。
4,5はメカニズムのカセットハーフ1が装填される部
分の両側に配置されたテープ始端検出器とテープ終端検
出器にして、第2図に示す如く夫々に発光素子4a,5aと
受光素子4b,5bが内蔵されている。ところで、このテー
プ始端、終端検出器4,5の通常の使用方法としては、カ
セットハーフ1がメカニズム内に装填されたか否かを判
別するための図示しないカセットハーフ検出用スイッチ
がカセットハーフ1を検出すると、夫々の発光素子4a,5
aが発光するので、その光がカセットハーフ1内に向か
って照射される。ここで、テープ始端あるいは終端のリ
ーダテープがテープ始端検出器4あるいはテープ終端検
出器5に対応する、例えば、テープ始端のリーダテープ
がテープ始端検出器4に対応すると、発光素子4aより光
はカセットハーフ1内に設けられたプリズム1bで反射さ
れ、受光素子4bに達するのて、該受光素子4bより出力が
送出される。従って、この出力を監視することにより、
次の動作制御が行えることとなるものである。
そこで、本考案はこのテープ始端および終端検出器4,
5を利用して、カセットハーフ1の有無を検出せんとす
るもので、第3図に示す如くカセットハーフ1が装填さ
れていなければ、テープ始端検出器4の発光素子4aより
の光がテープ終端検出器5の受光素子5bに、またテープ
終端検出器5の発光素子5aよりの光がテープ始端検出器
4の受光素子4bに達するので、夫々の受光素子4b,5bの
出力を監視することによって、カセットハーフ1の有無
を判断することができるものである。
そして、その詳細は第4図、第5図に示す如くであ
る。
第4図において、6はデジタルオーディオテープレコ
ーダのメカニズム、7は該メカニズム6に取付けられた
前記のテープ始端、終端検出器における発光素子4a,5a
を位相、周期、デューテを変えて変調駆動するための発
振回路(実施例で0位相を180度変えたものを示してい
る。)、8は該発振回路7の1つの出力とテール始端検
出器4の発光素子4aとの間に接続されたインバータにし
て、これにより発光素子4aと5aより発光される光は位相
が180度ずれている。
9は前記メカニズム6を制御するメカコントロール回
路にして、前記したテープ始端検出器4よりの出力によ
ってメカニズム6をプレー状態に切換え(テープのロー
ディングを行った後にプレー状態とする)、あるいは前
記したテープ終端検出器5よりの出力によってメカニズ
ム6を停止状態に切換え、さらには後述するカセットハ
ーフ検出装置よりのカセットハーフ無しの出力によって
表示器10を駆動するものである。なお、11はメカニズム
6に組み込まれたモードモータを駆動するための制御回
路である。
12は第5図に示した比較回路にして、前記発振回路7
よりテープ始端検出器4の発光素子4aに印加される信号
が1つの入力端に入力されるアンド回路12aと、テープ
終端検出器5の発光素子5aに印加される信号が1つの入
力端に入力される排他的オア回路12bと、テープ終端検
出器5の発光素子5aに印加される信号が入力されるアン
ド回路12cと、前記受光素子4a,5aの出力を反転するイン
バータ12d,12eおよび該インバータ12d,12eよりの出力を
入力とするアンド回路12fとより構成されている。
なお、アンド回路12aと排他的オア回路12bの夫々の他
の入力端にはテープ始端検出器4の受光素子4bからの受
光信号が、アンド回路12cの他の入力端にはテープ終端
検出器5の受光素子5bからの受光信号が入力されてい
る。
而して、前記構成に基づいて第6図のタイミングチャ
ート図と共に動作を説明する。
今、カセットハーフ1がメカニズム6に装填されてお
り、カセットハーフ1内のテープが全て供給側リールに
巻かれている場合には、テープ始端検出器4の発光素子
4aよりの変調光はテープにおけるリーダテープを通過し
てプリズム1bで反射され受光素子4bにて受光される。一
方、テープ終端検出器5の発光素子5aよりの前記発光素
子4aよりの変調光とは180度位相がずれた変調光はテー
プによって遮光され受光素子5bに達することはない(第
6図の(a)の部分)。従って、比較回路12におけるア
ンド回路12aの2つの入力端には、発光素子4aと受光素
子4bよりの発光信号と受光信号とが入力されるので、該
アンド回路12aよりテープスタート出力がメカコントロ
ール回路9に送出される。これにより、メカコントロー
ル回路9はカセットハーフ1よりテープをローディング
させるための信号をメカニズム6に制御回路11を介して
出力する。
また、カセットハーフ1内のテープが全て巻取リール
に巻き取られている場合には、テープ終端検出器5の発
光素子5aよりの変調光はテープにおけるリーダテープを
通過してプリズム1bで反射され受光素子5bにて受光され
る。一方、テープ始端検出器4の発光素子4aよりの変調
光はテープによって遮光され受光素子4bに達することは
ない(第6図の(b)の部分)。従って、比較回路12に
おけるアンド回路12cの2つの入力端には、発光素子5a
と受光素子5bよりの発光信号と受光信号とが入力される
ので、該アンド回路12cよりテープエンド出力がメカコ
ントロール回路9に送出される。これにより、メカコン
トロール回路9はカセットハーフ1内のテープを供給リ
ールに巻き取るための信号をメカニズム6に制御回路11
を介して出力する。
なお、カセットハーフ1内のテープが巻取リールおよ
び供給リールの何れにも巻き取られていない場合には、
テープ始端検出器4およびテープ終端検出器5における
発光素子4a,5aよりの変調光はテープによって遮光され
受光素子4b,5bに達することはない(第6図の(c)の
部分)。従って、受光素子4b,5bの夫々に接続されたイ
ンバータ12d,12eを介してアンド回路12fに入力されるの
で、該アンド回路12fよりテープが装填されている旨の
出力が送出される。これにより、メカコントロール回路
9は前記したテープスタート出力が入力された場合と同
じように、カセットハーフ1内のテープをローディング
する信号を出力する。
次ぎに、カセットハーフ1が装填されていない場合に
ついて説明するに、テープ始端検出器4における発光素
子4aよりの変調光はカセットハーフ1が存在しないこと
から、テープ終端検出器5における受光素子5bで受光さ
れ、また、テープ終端検出器5における発光素子5aより
の変調光はテープ始端検出器4における受光素子4bで受
光される(第6図の(d)の部分)。従って、比較回路
12における排他的オア回路12bの2つの入力端には、発
光素子5aと受光素子4aよりの発光信号と受光信号とが入
力されるので、該排他的オア回路12bよりカセットハー
フ無しの出力がメカコントロール回路9に送出される。
これにより、メカコントロール回路9はカセットハーフ
1が装填されていないことを表示する表示器10を点灯す
る。
なお、前記した排他的オア回路12bの入力端には、発
光素子5aと受光素子4bからの信号が入力されるものにつ
いて説明したが、該入力端には発光素子4aと受光素子5b
からの信号が入力されるようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は前記したように、テープエンド検出装置を利
用して、テープ始端側からの光をテープ終端側の受光器
が検出し、あるいはテープ終端側からの光をテープ始端
側の受光器が検出した時にカセットハーフが装填されて
いないと判断するようにしたので、カセットハーフ検出
のための特別な装置をメカニズムの部分に取付ける必要
がないことからメカニズムの設計に何らの制約も生じる
ことがなく、かつ非接触にてカセットハーフの有無を判
別できるのでカセットハーフ装着が円滑に行え、また、
2つの発光素子に異なる変調を掛けたことにより、テー
プ始端検出器における受光素子が同じ検出器の発光素子
よりの光を検出し、あるいはテープ終端検出器の受光素
子が同じ検出器の発光素子よりの光を検出したためにカ
セットハーフ無しの信号を送出したりすることがなく、
従って誤検知による誤動作の虞が全くないと共に外乱光
による誤動作も防止でき正確なるカセットハーフ無しの
検出が行える等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、 第1図はデジタルオーディオテープレコーダの概略を示
す平面図、 第2図はカセットハーフが装填されている場合の検出状
態を示す平面図、 第3図はカセットハーフが装填されていない場合の検出
状態を示す平面図、 第4図は検出装置全体のブロック図、 第5図は同上における比較回路の回路図、 第6図はタイミングチャート図である。 1……カセットハーフ、4……テープ始端検出器、5…
…テープ終端検出器、4a,5a……発光素子、4b,5b……受
光素子、7……発振回路、12……比較回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルオーディオ用のカセットハーフに
    おけるテープの始端を検出するテープ始端検出器と、テ
    ープの終端を検出するテープ終端検出器とを有するデジ
    タルオーディオテープレコーダにおいて、前記テープ始
    端検出器における発光素子とテープ終端検出器における
    発光素子とを異なる条件で点滅させる発振回路と、前記
    テープ始端検出器における発光素子よりの変調光をテー
    プ終端検出器における受光素子が検出し、あるいは前記
    テープ終端検出器における発光素子よりの変調光をテー
    プ始端検出器における受光素子が検出した時にカセット
    ハーフ無しの信号を出力する比較回路とを備えたことを
    特徴とするデジタルオーディオテープレコーダにおける
    カセットハーフ検出装置。
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