JP2542798Y2 - デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置 - Google Patents

デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置

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JP2542798Y2 JP11002387U JP11002387U JP2542798Y2 JP 2542798 Y2 JP2542798 Y2 JP 2542798Y2 JP 11002387 U JP11002387 U JP 11002387U JP 11002387 U JP11002387 U JP 11002387U JP 2542798 Y2 JP2542798 Y2 JP 2542798Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 デジタルオーディオテープレコーダにおけるメカニズ
ムにカセットハーフが装填されているか否かを検出する
ための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、前記したようなデジタルオーディオテープレコ
ーダにおけるメカニズムにカセットハーフが装填された
か否かを検出する手段としては、カセットハーフを挿入
するカセットホルダー等にカセットハーフ検出用のスイ
ッチを特別に取付け、該カセットハーフを挿入すること
によりスイッチを押圧した時に、カセットハーフが装填
されたと判断して、例えば、テープのローディングを行
うものであった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来のカセットハーフ検出装置に
あっては、カセットハーフ検出用のスイッチを取付けな
ければならないため、該スイッチを取付ける場所の制約
があり設計が面倒になると共に、スイッチを押すための
力がカセットハーフ装着時の負荷となって操作性が悪く
なるという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、カ
セットハーフ検出のための特別な装置をメカニズムの部
分に取付ける必要がないので、メカニズムの設計に何ら
の制約も生じることがなく、かつ非接触にて有無を判別
できるのでカセットハーフ装着が円滑に行えるデジタル
オーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出
装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は前記した目的を達成するために、デジタルオ
ーディオテープレコーダに装備されているテープエンド
検出装置を利用して、テープ始端側からの光をテープ終
端側の受光器が検出し、かつ、テープ終端側からの光を
テープ始端側の受光器が検出した時にカセットハーフが
装填されていないと判断するようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面と共に詳細に説明す
る。
第1図はデジタルオーディオテープレコーダの概略を
示す平面図にして、カセットハーフ1よりテープ1aを引
出し回転ヘッドを有する回転ドラム2に巻回したローデ
ィング状態を示している。なお、3aはテープ引出しのた
めのローディングピン等のガイドピン、3b,3cはキャプ
スタン軸とピンチローラである。
4,5はメカニズムのカセットハーフ1が装填される部
分の両側に配置されたテープ始端検出器とテープ終端検
出器にして、第2図に示す如く夫々に発光素子4a,5aと
受光素子4b,5bが内蔵されている。ところで、このテー
プ始端、終端検出器4,5の通常の使用方法としては、カ
セットハーフ1がメカニズム内に装填されたか否かを判
別するための図示しないカセットハーフ検出用スイッチ
がカセットハーフ1を検出すると、夫々の発光素子4a,5
aが発光するので、その光がカセットハーフ1内に向か
って照射される。ここで、テープ始端あるいは終端のリ
ーダテープがテープ始端検出器4あるいはテープ終端検
出器5に対応する、例えば、テープ始端のリーダテープ
がテープ始端検出器4に対応すると、発光素子4aよりの
光はカセットハーフ1内に設けられたプリズム1bで反射
され、受光素子4bに達するのて、該受光素子4bより出力
が送出される。従って、この出力を監視することによ
り、次の動作制御が行えることとなるものである。
そこで、本考案はこのテープ始端および終端検出器4,
5を利用して、カセットハーフ1の有無を検出せんとす
るもので、第3図に示す如くカセットハーフ1が装填さ
れていなければ、テープ始端検出器4の発光素子4aより
の光がテープ終端検出器5の受光素子5bに、またテープ
終端検出器5の発光素子5aよりの光がテープ始端検出器
4の受光素子4bに達するので、夫々の受光素子4b,5bの
出力を監視することによって、カセットハーフ1の有無
を判断することができるものである。
そして、その詳細は第4図、第5図に示す如くであ
る。
第4図において、6はデジタルオーディオテープレコ
ーダのメカニズム、7は該メカニズム6を制御するメカ
コントロール回路にして、前記したテープ始端検出器4
よりの出力によってメカニズム6をプレー状態に切換え
(テープのローディングを行った後にプレー状態とす
る)、あるいは前記したテープ終端検出器5よりの出力
によってメカニズム6を停止状態に切換え、さらには後
述するカセットハーフ検出装置よりのカセットハーフ無
しの出力によって表示器8を駆動するものである。な
お、9はメカニズム6に組み込まれたモードモータを駆
動するための制御回路である。
10は第5図に示した比較回路にして、前記テープ始端
検出器4の受光素子4bに印加される信号と前記、テープ
終端検出器5の受光素子5bに印加される信号とが入力さ
れるアンド回路10aと、受光素子4bに印加される信号と
受光素子5bに印加される信号がインバータ10bを介して
入力されるアンド回路10cと、受光素子5bに印加される
信号と受光素子4bに印加される信号がインバータ10dを
介して入力されるアンド回路10eおよび受光素子4b,5bに
印加される信号が夫々インバータ10f,10gを介して入力
されるアンド回路10hとより構成されている。
而して、前記構成に基づいて第6図のタイミングチャ
ート図と共に動作を説明する。
今、カセットハーフ1がメカニズム6に装填されてお
り、カセットハーフ1内のテープが全て供給側リールに
巻かれている場合には、テープ始端検出器4の発光素子
4aよりの光はテープにおけるリーダテープを通過してプ
リズム1bで反射され受光素子4bにて受光される。一方、
テープ終端検出器5の発光素子5aよりの光はテープによ
って遮光され受光素子5bに達することはない(第6図の
(a)の部分)。従って、比較回路10におけるアンド回
路10cの2つの入力端には、受光素子4bよりの受光信号
とインバータ10bを介して出力される信号とが入力され
るので、該アンド回路10cよりテープスタート出力がメ
カコントロール回路7に送出される。これにより、メカ
コントロール回路7はカセットハーフ1よりテープをロ
ーディングさせるための信号をメカニズム6に制御回路
9を介して出力する。
また、カセットハーフ1内のテープが全て巻取リール
に巻き取られている場合には、テープ終端検出器5の発
光素子5aよりの光はテープにおけるリーダテープを通過
してプリズム1bで反射され受光素子5bにて受光される。
一方、テープ始端検出器4の発光素子4aよりの光はテー
プによって遮光され受光素子4bに達することはない(第
6図の(b)の部分)。従って、比較回路10におけるア
ンド回路12eの2つの入力端には、受光素子5bよりの受
光信号とインバータ10dを介して出力される信号とが入
力されるので、該アンド回路12eよりテープエンド出力
がメカコントロール回路7に送出される。これにより、
メカコントロール回路7はカセットハーフ1内のテープ
を供給リールに巻き取るための信号をメカニズム6に制
御回路9を介して出力する。
なお、カセットハーフ1内のテープが巻取リールおよ
び供給リールの何れにも巻き取られていない場合には、
テープ始端検出器4およびテープ終端検出器5における
発光素子4a,5aよりの光はテープによって遮光され受光
素子4b,5bに達することはない(第6図の(c)の部
分)。従って、受光素子4b,5bの夫々に接続されたイン
バータ12f,12gを介してアンド回路12hに入力されるの
で、該アンド回路12hよりテープが装填されている旨の
出力が送出される。これにより、メカコントロール回路
7は前記したテープスタート出力が入力された場合と同
じように、カセットハーフ1内のテープをローディング
する信号を出力する。
次ぎに、カセットハーフ1が装填されていない場合に
ついて説明するに、テープ始端検出器4における発光素
子4aよりの光はカセットハーフ1が存在しないことか
ら、テープ終端検出器5における受光素子5bで受光さ
れ、また、テープ終端検出器5における発光素子5aより
の光はテープ始端検出器4における受光素子4bで受光さ
れる(第6図の(d)の部分)。従って、比較回路10に
おけるアンド回路12aの2つの入力端には、受光素子4b,
5bよりの受光信号とが入力されるので、該アンド回路12
aよりカセットハーフ無しの出力がメカコントロール回
路7に送出される。これにより、メカコントロール回路
7はカセットハーフ1が装填されていないことを表示す
る表示器8を点灯する。
〔考案の効果〕
本考案は前記したように、テープエンド検出装置を利
用して、テープ始端側からの光をテープ終端側の受光器
が検出し、かつ、テープ終端側からの光をテープ始端側
の受光器が検出した時にカセットハーフが装填されてい
ないと判断するようにしたので、カセットハーフ検出の
ための特別な装置をメカニズムの部分に取付ける必要が
ないことからメカニズムの設計に何らの制約も生じるこ
とがなく、かつ非接触にてカセットハーフの有無を判別
できるのでカセットハーフ装着が円滑に行える等の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、 第1図はデジタルオーディオテープレコーダの概略を示
す平面図、 第2図はカセットハーフが装填されている場合の検出状
態を示す平面図、 第3図はカセットハーフが装填されていない場合の検出
状態を示す平面図、 第4図は検出装置全体のブロック図、 第5図は同上における比較回路の回路図、 第6図はタイミングチャート図である。 1……カセットハーフ、4……テープ始端検出器、5…
…テープ終端検出器、4a,5a……発光素子、4b,5b……受
光素子、10……比較回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルオーディオ用のカセットハーフに
    おけるテープの始端を検出するテープ始端検出器と、テ
    ープの終端を検出するテープ終端検出器とを有するデジ
    タルオーディオテープレコーダにおいて、前記テープ始
    端検出器における発光素子よりの光をテープ終端検出器
    における受光素子が検出し、かつ,前記テープ終端検出
    器における発光素子よりの光をテープ始端検出器におけ
    る受光素子が検出した時にカセットハーフ無しの信号を
    出力する比較回路を備えたことを特徴とするデジタルオ
    ーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装
    置。
JP11002387U 1987-07-20 1987-07-20 デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置 Expired - Lifetime JP2542798Y2 (ja)

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