JPH03230347A - テープレコーダの始終端検出装置 - Google Patents
テープレコーダの始終端検出装置Info
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- JPH03230347A JPH03230347A JP2024933A JP2493390A JPH03230347A JP H03230347 A JPH03230347 A JP H03230347A JP 2024933 A JP2024933 A JP 2024933A JP 2493390 A JP2493390 A JP 2493390A JP H03230347 A JPH03230347 A JP H03230347A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は最近普及している電池駆動式等の回転ヘッド型
テープレコーダ、たとえば携帯型ビデオテープレコーダ
やディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)など
のテープ駆動装置のテープの始終端検出装置に関する。
テープレコーダ、たとえば携帯型ビデオテープレコーダ
やディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)など
のテープ駆動装置のテープの始終端検出装置に関する。
従来の技術
近年、回転ヘッドを有するビデオテープレコーダやDA
T (ディジタルオーディオテープレコーダ)などのい
わゆる回転ヘッド型テープレコーダが普及している。こ
れらの装置では、テープをシリンダに巻きつけてシリン
ダを回転させることにより、シリンダに取り付けられた
ヘッドを通じて信号の記録および再生を実行している。
T (ディジタルオーディオテープレコーダ)などのい
わゆる回転ヘッド型テープレコーダが普及している。こ
れらの装置では、テープをシリンダに巻きつけてシリン
ダを回転させることにより、シリンダに取り付けられた
ヘッドを通じて信号の記録および再生を実行している。
しかし、このようにテープをシリンダに巻きつける方式
においては、テープの早送りや巻き戻しなどを高速で行
うとき、始終端時にテープのリーグ部分が回転ヘッドに
巻きついた状態で、しかもテンシヨンが加わった状態で
停止するので、回転ヘッドに取り付けられたヘッドに損
傷を与えたり、また、テープ自体にもダメージを与えた
りする。このような不都合な状況を防ぐために、第3図
のような始終端検出手段を使ってヘッドやテープの保護
を行っている。
においては、テープの早送りや巻き戻しなどを高速で行
うとき、始終端時にテープのリーグ部分が回転ヘッドに
巻きついた状態で、しかもテンシヨンが加わった状態で
停止するので、回転ヘッドに取り付けられたヘッドに損
傷を与えたり、また、テープ自体にもダメージを与えた
りする。このような不都合な状況を防ぐために、第3図
のような始終端検出手段を使ってヘッドやテープの保護
を行っている。
以下、従来のテープ走行装置について第3図を参照しな
がら説明する。通常ビデオテープレコーダやDATなど
でテープを駆動している場合に、テープは供給側リール
109巻取側リール11ならびにキャプスタン7、ピン
チローラ6などの動作により走行し、シリンダ1にポス
ト2〜5によって巻きつけられ、回転するシリンダ1に
取りつけられたヘッド23.24により記録、再生が行
われる。再生や記録もしくは早送り9巻き戻しを行った
りするとき、たとえば第3図で早送りの場合を説明する
と、巻取側のリール11により供給側のリール10から
テープ21が次第に巻き取られていき、最終的にテープ
のリーダ部22の部分が供給側のり−ル10から引張り
出されてくる。
がら説明する。通常ビデオテープレコーダやDATなど
でテープを駆動している場合に、テープは供給側リール
109巻取側リール11ならびにキャプスタン7、ピン
チローラ6などの動作により走行し、シリンダ1にポス
ト2〜5によって巻きつけられ、回転するシリンダ1に
取りつけられたヘッド23.24により記録、再生が行
われる。再生や記録もしくは早送り9巻き戻しを行った
りするとき、たとえば第3図で早送りの場合を説明する
と、巻取側のリール11により供給側のリール10から
テープ21が次第に巻き取られていき、最終的にテープ
のリーダ部22の部分が供給側のり−ル10から引張り
出されてくる。
一方、メカニズム側にはテープの始端終端を検知するた
めの手段12.15が設けられており、この内部は発光
素子(通常は発光ダイオード)13および16と受光素
子(通常はフォトトランジスタ)14および17により
構成されており、常に発光素子13および16から光を
テープ面21にあてている。また、たとえばDATの場
合テープのカセッ)20の内部には、光反射用のプリズ
ム18および19が設けられている。通常走行時には、
テープ本体21によってさえぎられている発光素子から
の光が、テープ終端のリーダ部22では点線で示すよう
に透過し、これが光反射用プリズム18によって反射さ
れる。この反射光は、終端検出手段15に設けられた受
光素子17によって電気信号に変換され、テープが終端
に到達したことを示す検知信号を電気回路部に送る。巻
き戻しの場合は巻取側のリールが10になり、供給側の
リールが11となって、前記と同様な動作で巻き始め部
のリーダ部を始端検出手段12に設けられた発光素子1
3と受光素子12ならびに光反射用プリズム19によっ
て始端であることを検知し、その検知信号を電気回路部
に送っている。
めの手段12.15が設けられており、この内部は発光
素子(通常は発光ダイオード)13および16と受光素
子(通常はフォトトランジスタ)14および17により
構成されており、常に発光素子13および16から光を
テープ面21にあてている。また、たとえばDATの場
合テープのカセッ)20の内部には、光反射用のプリズ
ム18および19が設けられている。通常走行時には、
テープ本体21によってさえぎられている発光素子から
の光が、テープ終端のリーダ部22では点線で示すよう
に透過し、これが光反射用プリズム18によって反射さ
れる。この反射光は、終端検出手段15に設けられた受
光素子17によって電気信号に変換され、テープが終端
に到達したことを示す検知信号を電気回路部に送る。巻
き戻しの場合は巻取側のリールが10になり、供給側の
リールが11となって、前記と同様な動作で巻き始め部
のリーダ部を始端検出手段12に設けられた発光素子1
3と受光素子12ならびに光反射用プリズム19によっ
て始端であることを検知し、その検知信号を電気回路部
に送っている。
次に、電気回路部の動作原理を第4図を参照しながら説
明する。
明する。
終端側と始端側の検出手段に設けられている発光素子は
それぞれ1と6であり、それぞれの受光素子は3と7で
ある。今、たとえば発光素子1と受光素子3を終端検出
手段とし、発光素子6と受光素子7を始端検出手段とす
る。第3図にようにテープ終端部のリーダ部がこの終端
検出手段の部分を通過すると、前記のように発光素子1
からの光が受光素子3によって受光され電気信号に変換
されてコンパレータ9に入力される。
それぞれ1と6であり、それぞれの受光素子は3と7で
ある。今、たとえば発光素子1と受光素子3を終端検出
手段とし、発光素子6と受光素子7を始端検出手段とす
る。第3図にようにテープ終端部のリーダ部がこの終端
検出手段の部分を通過すると、前記のように発光素子1
からの光が受光素子3によって受光され電気信号に変換
されてコンパレータ9に入力される。
このとき、ある電圧値以上の電気信号がきた場合にコン
パレータ9の出力がHレベルとなってCPUIIの端子
21に入力される。この入力信号があると、CPU11
はモータ駆動装置12に対しモータの回転停止指令を出
し、速やかにモータの回転を停止してテープを停止させ
ている。始端時は同様に発光素子6.受光素子7ならび
にコンパレータ10によって発生したHレベルの信号が
CPUIIの端子22に入力されてモータを停止させる
。
パレータ9の出力がHレベルとなってCPUIIの端子
21に入力される。この入力信号があると、CPU11
はモータ駆動装置12に対しモータの回転停止指令を出
し、速やかにモータの回転を停止してテープを停止させ
ている。始端時は同様に発光素子6.受光素子7ならび
にコンパレータ10によって発生したHレベルの信号が
CPUIIの端子22に入力されてモータを停止させる
。
しかしながら、最近のテープレコーダでは早送りや巻き
戻しを高速で行うものが多く、そのために単に始終端検
出装置だけでは、高速で始端もしくは終端部にテープが
到達し、リーダテープ部を検知してテープを停止しよう
としても慣性のためにリーダテープ部がカセット部より
長く引き出され、前記第3図のシリンダ1にリーダテー
プ部が巻きついてシリンダ1に取り付けられているヘッ
ド23.24にダメージを与えてしまう。また、テープ
も始終端部で停止するときに、強く引張られてしまいダ
メージを受ける。したがって、これらを防ぐために通常
は、第4図のモータ13,14.15.18の回転制御
用FGパルスを検出装置17. 18. 19.20か
ら取り出して、このFGパルスの数をCPt111に入
力し、基準のパルス数と比較し、テープの回転状態を常
に観測している。このCPU内部には使用されるテープ
の種類が入力されるようになっており、そのテープの種
類に対応するテープの全長が、情報として入力される。
戻しを高速で行うものが多く、そのために単に始終端検
出装置だけでは、高速で始端もしくは終端部にテープが
到達し、リーダテープ部を検知してテープを停止しよう
としても慣性のためにリーダテープ部がカセット部より
長く引き出され、前記第3図のシリンダ1にリーダテー
プ部が巻きついてシリンダ1に取り付けられているヘッ
ド23.24にダメージを与えてしまう。また、テープ
も始終端部で停止するときに、強く引張られてしまいダ
メージを受ける。したがって、これらを防ぐために通常
は、第4図のモータ13,14.15.18の回転制御
用FGパルスを検出装置17. 18. 19.20か
ら取り出して、このFGパルスの数をCPt111に入
力し、基準のパルス数と比較し、テープの回転状態を常
に観測している。このCPU内部には使用されるテープ
の種類が入力されるようになっており、そのテープの種
類に対応するテープの全長が、情報として入力される。
また、そのテープを使用している場合の各テープ位置に
おける、たとえばリールモータのFG数がメモリされて
おり、実際に走行しているテープの走行位置が、FG検
出装置17〜19のうち、たとえば18.19を巻取側
リールのFGならびに供給側リールのFGM出装置とし
て、これらの装置によって検出されたF+Gを、前記C
PU28内部のメモリの内容と比較されることにより、
算出できるよう工夫されている。上記の手段により、テ
ープが始端もしくは終端の手前のある一定の位置に到達
したことを検知すると、CPU1lはそれまで高速で回
転していたモータ13〜16の駆動回路部12に減速指
令を出し、テープの走行を低速に落として、始端や終端
に急速に突入しないように保護をしている。たとえば、
DATで120分長0テープの場合、減速指令を出すタ
イミングはテープが通常再生時の200倍程度の高速で
早送りもしくは巻き戻しをされているときには、始端も
しくは終端の手前10〜15秒ぐらいに設定されている
。
おける、たとえばリールモータのFG数がメモリされて
おり、実際に走行しているテープの走行位置が、FG検
出装置17〜19のうち、たとえば18.19を巻取側
リールのFGならびに供給側リールのFGM出装置とし
て、これらの装置によって検出されたF+Gを、前記C
PU28内部のメモリの内容と比較されることにより、
算出できるよう工夫されている。上記の手段により、テ
ープが始端もしくは終端の手前のある一定の位置に到達
したことを検知すると、CPU1lはそれまで高速で回
転していたモータ13〜16の駆動回路部12に減速指
令を出し、テープの走行を低速に落として、始端や終端
に急速に突入しないように保護をしている。たとえば、
DATで120分長0テープの場合、減速指令を出すタ
イミングはテープが通常再生時の200倍程度の高速で
早送りもしくは巻き戻しをされているときには、始端も
しくは終端の手前10〜15秒ぐらいに設定されている
。
発明が解決しようとする課題
さて、最近は野外で録画撮りをしたりもしくは録音でき
るタイプのビデオテープレコーダやディジタルオーディ
オテープレコーダが普及してきたが、それらの機器は電
池を電源として使用しているため、電池の消耗を少なく
していかに長く録画、もしくは録音時間を保たせるかが
大きな課題である。
るタイプのビデオテープレコーダやディジタルオーディ
オテープレコーダが普及してきたが、それらの機器は電
池を電源として使用しているため、電池の消耗を少なく
していかに長く録画、もしくは録音時間を保たせるかが
大きな課題である。
このような点から見ると、テープの始端終端を検出する
ために使用されている発光素子や受光素子ならびにコン
パレータなどに流れる電流は数十mA程度になり、電池
にって大きな負担となっている。本発明は上記課題を解
決するもので、テープの始端および終端の検出手段の電
流消費を削減することを目的とする。
ために使用されている発光素子や受光素子ならびにコン
パレータなどに流れる電流は数十mA程度になり、電池
にって大きな負担となっている。本発明は上記課題を解
決するもので、テープの始端および終端の検出手段の電
流消費を削減することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明のテープレコーダの始終端検出装置は上記目的を
達成するため、テープの始終端を検出する始終端検出手
段と、テープ走行中の位置に対応する制御信号を出力す
るテープ位置検出手段と、制御信号を受けてテープが始
端および終端の近傍に達してから停止完了に至る間のみ
始終端検出手段に電源を供給する通電手段を備えたもの
である。
達成するため、テープの始終端を検出する始終端検出手
段と、テープ走行中の位置に対応する制御信号を出力す
るテープ位置検出手段と、制御信号を受けてテープが始
端および終端の近傍に達してから停止完了に至る間のみ
始終端検出手段に電源を供給する通電手段を備えたもの
である。
作用
本発明は上記の構成により、テープが始端もしくは終端
近辺に達した時点で始終端検出手段への通電を行い、始
終端近辺以外のテープの走行箇所では、始終端検出手段
への通電を停止する。
近辺に達した時点で始終端検出手段への通電を行い、始
終端近辺以外のテープの走行箇所では、始終端検出手段
への通電を停止する。
実施例
以下、本発明の一実施例について第1図、第2図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
テープの終端検出手段(図示せず)に設けられた発光素
子1から発せられた光はテープ終端部(図示せず)にお
いてリーダ部を透過し、カセット内部の反射用プリズム
(第3図の18)により反射され、その反射光を受光素
子3が受光する・ 受光による受光素子3の電流変化が
抵抗4の両端の電圧変化となって現れ、その変化はコン
パレータ9で基準電圧と比較されることにより検出され
、その出力はCPUの端子21に入力される。
子1から発せられた光はテープ終端部(図示せず)にお
いてリーダ部を透過し、カセット内部の反射用プリズム
(第3図の18)により反射され、その反射光を受光素
子3が受光する・ 受光による受光素子3の電流変化が
抵抗4の両端の電圧変化となって現れ、その変化はコン
パレータ9で基準電圧と比較されることにより検出され
、その出力はCPUの端子21に入力される。
始端検出時には同様にコンパレータ10がCPU1lの
入力端子22へ入力する。
入力端子22へ入力する。
一方、CPU11はメカニズムを制御してテープを走行
させている。たとえば早送りや巻き戻しのときには、C
PU11の出力端子23よりメカニズムのモータ駆動指
令をモータ駆動回路12へ出力する。この駆動指令によ
りモータ駆動回路12はシリンダ用モータ13.キャプ
スタン用モータ149巻取側リール用モータ15.供給
側リール用モータ16を駆動して、テープを早送りもし
くは巻き戻しする。このとき、各モータの回転数と各モ
ータのFGパルスをそれぞれのモータに取りつけられた
FG検出装置17. 18. 19. 20によって検
出してCPUの入力端子24,25゜26.27に入力
し、CPUはこれらのFGパルスの情報をもとにテープ
スピードや、テープの走行位置を算出する。
させている。たとえば早送りや巻き戻しのときには、C
PU11の出力端子23よりメカニズムのモータ駆動指
令をモータ駆動回路12へ出力する。この駆動指令によ
りモータ駆動回路12はシリンダ用モータ13.キャプ
スタン用モータ149巻取側リール用モータ15.供給
側リール用モータ16を駆動して、テープを早送りもし
くは巻き戻しする。このとき、各モータの回転数と各モ
ータのFGパルスをそれぞれのモータに取りつけられた
FG検出装置17. 18. 19. 20によって検
出してCPUの入力端子24,25゜26.27に入力
し、CPUはこれらのFGパルスの情報をもとにテープ
スピードや、テープの走行位置を算出する。
次に本実施例の動作について第2図のタイミング図を参
照して説明する。
照して説明する。
第2図(A)はテープの早送りもしくは巻き戻しのとき
の、テープ走行特性を示したものである。
の、テープ走行特性を示したものである。
テープが早送り状態になるとテープスピードVは徐々に
上がってt1時間後にある一定スピードV。
上がってt1時間後にある一定スピードV。
に到達し、この状態でサーボがかかって安定状態となる
。その後テープが走行して終端近くになると、供給側の
リールは巻かれているテープのターン数が減少するので
リールの回転が速くなり、これにより供給側のリールか
ら発生するFGパルス数は増加してくる。逆に巻取側の
リールのFGパルス数は減少する。CPUIIは内部メ
モリにテープの走行位置に対応するFGパルス数をテー
ブルとして内蔵しており、モータ部より情報として与え
られるFGのパルス数をこのテーブルのパルス数と比較
して、テープがどの位置まで走行しているかを算出する
。このような手段によりテープ走行がテープ終端より手
前のt2時間の位置にくるとCPU11からモータ駆動
回路12に対し第2図CB)に示すようにパルス4を出
力し、モータに減速処理を行う。これによりテープ速度
は第2図(A)の3に示すように順次段階的に減速をし
ていき、最終的にt3に達するとCPUより停止指令が
第2図(B)のパルス5によってモータ駆動回路12に
対し与えられ、各モータを停止させる。
。その後テープが走行して終端近くになると、供給側の
リールは巻かれているテープのターン数が減少するので
リールの回転が速くなり、これにより供給側のリールか
ら発生するFGパルス数は増加してくる。逆に巻取側の
リールのFGパルス数は減少する。CPUIIは内部メ
モリにテープの走行位置に対応するFGパルス数をテー
ブルとして内蔵しており、モータ部より情報として与え
られるFGのパルス数をこのテーブルのパルス数と比較
して、テープがどの位置まで走行しているかを算出する
。このような手段によりテープ走行がテープ終端より手
前のt2時間の位置にくるとCPU11からモータ駆動
回路12に対し第2図CB)に示すようにパルス4を出
力し、モータに減速処理を行う。これによりテープ速度
は第2図(A)の3に示すように順次段階的に減速をし
ていき、最終的にt3に達するとCPUより停止指令が
第2図(B)のパルス5によってモータ駆動回路12に
対し与えられ、各モータを停止させる。
減速指令用のパルス4が出力されたときに、これと同期
して第1図のCPU11の出力端子28もしくは29に
Hレベルの信号を出力すれば、これがテープ終端検出手
段への通電手段30もしくは31をONさせて、テープ
終端時には発行素子1゜受光素子3.コンパレータ9な
どの終端検出手段に通電し、一方、始端時には同様に始
端検出手段である発光素子6.受光素子7.コンパレー
タ10などをテープが始終端に突入する手前に通電をさ
せることができる。すなわち、第2図(C)に示すよう
に始終端検出手段の電源が減速指令用のパルス4が出力
されるとその直後のt4から通電が開始され、次にテー
プが第2図(A)の3の部分のようにテープが徐々に減
速していき、テープ終端のり−ダ部分を終端検出手段が
検出して、これによりCPUがモータ停止指令用パルス
5を出力して一定時間後テープが停止するt5まで通電
を続け、テープが停止してリールからのFGパルスが発
生しなくなると再び第1図のCPUIIより、通電手段
30に指令を与えて通電を停止させる。
して第1図のCPU11の出力端子28もしくは29に
Hレベルの信号を出力すれば、これがテープ終端検出手
段への通電手段30もしくは31をONさせて、テープ
終端時には発行素子1゜受光素子3.コンパレータ9な
どの終端検出手段に通電し、一方、始端時には同様に始
端検出手段である発光素子6.受光素子7.コンパレー
タ10などをテープが始終端に突入する手前に通電をさ
せることができる。すなわち、第2図(C)に示すよう
に始終端検出手段の電源が減速指令用のパルス4が出力
されるとその直後のt4から通電が開始され、次にテー
プが第2図(A)の3の部分のようにテープが徐々に減
速していき、テープ終端のり−ダ部分を終端検出手段が
検出して、これによりCPUがモータ停止指令用パルス
5を出力して一定時間後テープが停止するt5まで通電
を続け、テープが停止してリールからのFGパルスが発
生しなくなると再び第1図のCPUIIより、通電手段
30に指令を与えて通電を停止させる。
このように本実施例の始終端検出装置によれば、始端お
よび終端検出手段の電流消費はテープが始端や終端近辺
を走行中のときだけに限られ、その他を走行中や停止中
には電流消費がない。また、通電手段30の制御のタイ
ミングをモータ13〜16の減速開始のタイミングに合
わせることにより定常走行中に無駄な電流消費がない。
よび終端検出手段の電流消費はテープが始端や終端近辺
を走行中のときだけに限られ、その他を走行中や停止中
には電流消費がない。また、通電手段30の制御のタイ
ミングをモータ13〜16の減速開始のタイミングに合
わせることにより定常走行中に無駄な電流消費がない。
発明の効果
以上の実施例から明らかなように、テープが始端近辺も
しくは終端近辺に到達した時点から始端もしくは終端検
出手段への通電を開始し、始端もしくは終端検出後テー
プが停止した時点で、始端もしくは終端検出手段への通
電を停止する。したがって、テープが始端、終端近辺以
外の位置を走行中や停止中、テープが装着されていない
ときなどは、これら始終端検出手段への不必要な電流を
流さずに済み消費電流の削減に効果を発揮する。
しくは終端近辺に到達した時点から始端もしくは終端検
出手段への通電を開始し、始端もしくは終端検出後テー
プが停止した時点で、始端もしくは終端検出手段への通
電を停止する。したがって、テープが始端、終端近辺以
外の位置を走行中や停止中、テープが装着されていない
ときなどは、これら始終端検出手段への不必要な電流を
流さずに済み消費電流の削減に効果を発揮する。
第1図は本発明の一実施例のテープレコーダの始終端検
出装置を示すブロック図、第2図はその動作を示すタイ
ミング図であり、第2図(A)は早送り9巻き戻し時の
テープ走行特性、第2図(B)はCPU出力特性、第2
図(C)は始終端検出装置の電源特性をそれぞれ示して
第3図、第4図は従来の始終端検出手段の一例を示すブ
ロック図である。 1.6・・・発光素子、3,7・・・受光素子、2゜5
・・・発光素子の電流制限用抵抗、4.8・・・受光素
子のバイアス用抵抗、 9.10・・・コンパレータ
、 11・・・CPU1 12・・・モータ駆動装置
、13〜16・・・モータ(13・・・シリンダ用、1
4・・・キャプスタン用、 15・・・巻取側リール
用、16・・・供給側リール用)、 17〜19・・
・各モータのFGパルス検出装置。
出装置を示すブロック図、第2図はその動作を示すタイ
ミング図であり、第2図(A)は早送り9巻き戻し時の
テープ走行特性、第2図(B)はCPU出力特性、第2
図(C)は始終端検出装置の電源特性をそれぞれ示して
第3図、第4図は従来の始終端検出手段の一例を示すブ
ロック図である。 1.6・・・発光素子、3,7・・・受光素子、2゜5
・・・発光素子の電流制限用抵抗、4.8・・・受光素
子のバイアス用抵抗、 9.10・・・コンパレータ
、 11・・・CPU1 12・・・モータ駆動装置
、13〜16・・・モータ(13・・・シリンダ用、1
4・・・キャプスタン用、 15・・・巻取側リール
用、16・・・供給側リール用)、 17〜19・・
・各モータのFGパルス検出装置。
Claims (1)
- テープの始終端を検出する始終端検出手段と、前記テー
プ走行中の位置に対応する制御信号を出力するテープ位
置検出手段と、前記制御信号を受けて前記テープが始端
および終端の近傍に達してから停止完了に至る間のみ前
記始終端検出手段に電源を供給する通電手段とを備えた
テープレコーダの始終端検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024933A JPH03230347A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | テープレコーダの始終端検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024933A JPH03230347A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | テープレコーダの始終端検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03230347A true JPH03230347A (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=12151885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024933A Pending JPH03230347A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | テープレコーダの始終端検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03230347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0718835A1 (en) * | 1994-12-21 | 1996-06-26 | Lg Electronics Inc. | Tape position and reel rotation detection method for video cassette tape recorder |
US6021016A (en) * | 1994-10-12 | 2000-02-01 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording and reproducing apparatus arranged to save electric power consumed in detecting tape end and reduce load on microprocessor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56145543A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording and reproducing device |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2024933A patent/JPH03230347A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56145543A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording and reproducing device |
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US6459541B1 (en) | 1994-10-12 | 2002-10-01 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording and reproducing apparatus arranged to save electric power consumed in detecting tape end and reduce load on microprocessor |
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