JPH08273245A - リールテーブルの回転速度検出装置 - Google Patents
リールテーブルの回転速度検出装置Info
- Publication number
- JPH08273245A JPH08273245A JP7334809A JP33480995A JPH08273245A JP H08273245 A JPH08273245 A JP H08273245A JP 7334809 A JP7334809 A JP 7334809A JP 33480995 A JP33480995 A JP 33480995A JP H08273245 A JPH08273245 A JP H08273245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel table
- cam
- reel
- rotation speed
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/32—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リールテーブルの回転状態を連続的に検出
し、リールテーブルが正常に回転しないときに自動停止
するように駆動機構の制御部にデータを伝達可能とした
テープレコーダーのリールテーブルの回転速度検出装置
を提供する。 【解決手段】 テープレコーダーのデッキ上に設けた、
駆動モータの駆動により回転しテープの走行を誘導する
リールテーブル、前記リールテーブルの底面に形成し
た、前記リールテーブルの回転に依存して回転しながら
前記リールテーブルの回転を歪んだ回転運動に変換する
カム及び前記カムの回転により連続的に接触状態と非接
触状態とを繰り返し、これをパルス信号に出力するため
のスイッチング装置を具える。これにより、部品数が少
なく組立が容易であり、高価な光学式検出方式ではなく
接触式検出方式によるテープレコーダーのリールテーブ
ルの回転速度検出装置が可能となる。
し、リールテーブルが正常に回転しないときに自動停止
するように駆動機構の制御部にデータを伝達可能とした
テープレコーダーのリールテーブルの回転速度検出装置
を提供する。 【解決手段】 テープレコーダーのデッキ上に設けた、
駆動モータの駆動により回転しテープの走行を誘導する
リールテーブル、前記リールテーブルの底面に形成し
た、前記リールテーブルの回転に依存して回転しながら
前記リールテーブルの回転を歪んだ回転運動に変換する
カム及び前記カムの回転により連続的に接触状態と非接
触状態とを繰り返し、これをパルス信号に出力するため
のスイッチング装置を具える。これにより、部品数が少
なく組立が容易であり、高価な光学式検出方式ではなく
接触式検出方式によるテープレコーダーのリールテーブ
ルの回転速度検出装置が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリールテーブルの回転速
度検出装置に関するもので、特にリールテーブルの回転
状態を連続的に検出し、リールテーブルが正常に回転し
ないときに自動的に停止させることができるように、駆
動機構の制御部にデータを提供する、テープレコーダー
のリールテーブルの回転速度検出装置に関するものであ
る。
度検出装置に関するもので、特にリールテーブルの回転
状態を連続的に検出し、リールテーブルが正常に回転し
ないときに自動的に停止させることができるように、駆
動機構の制御部にデータを提供する、テープレコーダー
のリールテーブルの回転速度検出装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、テープレコーダーは、テープ走
行系に沿って走行する磁気テープに映像及び／またはオ
ーディオ信号を記録し、また記録された信号を再生する
装置である。磁気テープはカセット内に設けた一対のホ
イールに巻取られており、カセットがカセット装填機構
(a loading mechanism) によりテープレコーダーのデッ
キ上に装着されると、一対のホイールがデッキに設置さ
れた巻取リール及び供給リールにそれぞれ装着される。
装着が完了すると、選択する動作モードにより再生、録
音、早送り、巻き戻しなどの所定の走行動作が行われる
が、このとき磁気テープは巻取リール及び供給リールの
回転方向に従って、一方のホイールから解かれ他方のホ
イールに巻取られる。
行系に沿って走行する磁気テープに映像及び／またはオ
ーディオ信号を記録し、また記録された信号を再生する
装置である。磁気テープはカセット内に設けた一対のホ
イールに巻取られており、カセットがカセット装填機構
(a loading mechanism) によりテープレコーダーのデッ
キ上に装着されると、一対のホイールがデッキに設置さ
れた巻取リール及び供給リールにそれぞれ装着される。
装着が完了すると、選択する動作モードにより再生、録
音、早送り、巻き戻しなどの所定の走行動作が行われる
が、このとき磁気テープは巻取リール及び供給リールの
回転方向に従って、一方のホイールから解かれ他方のホ
イールに巻取られる。
【０００３】ところが、テープの走行中、デッキ機構の
欠陥またはその他の要因により前記巻取リールが回転で
きない場合がある。この場合、テープはキャプスタンに
よりヘッドシリンダ方向に連続して送られるため、キャ
プスタンとヘッドシリンダとの間でテープの弛みが生じ
る。テープの弛みの発生を認識せずにカセットを取り出
すと、テープがレコーダ内の周辺部品に引っ掛かって損
傷したり、デッキ内の周辺部品に塗布したグリースによ
り汚染されたり、またテープが切断して使えなくなる場
合もある。
欠陥またはその他の要因により前記巻取リールが回転で
きない場合がある。この場合、テープはキャプスタンに
よりヘッドシリンダ方向に連続して送られるため、キャ
プスタンとヘッドシリンダとの間でテープの弛みが生じ
る。テープの弛みの発生を認識せずにカセットを取り出
すと、テープがレコーダ内の周辺部品に引っ掛かって損
傷したり、デッキ内の周辺部品に塗布したグリースによ
り汚染されたり、またテープが切断して使えなくなる場
合もある。
【０００４】ビデオカセットテープの場合、テープの弛
みが生じた状態でカセット取り出し機構(cassette unlo
ading mechanism)が作動すると、テープのカバーが閉じ
て、テープがカバーとシャシとの間に挟まれることがあ
る。そのため、通常、リールテーブルの回転速度を検出
する装置をリールテーブルの下部に装着し、リールテー
ブルが正常に回転しているか否かを判断する。テープの
弛みが生じた場合、リールテーブルは正常に回転してい
ないので、リールテーブルの回転速度検出装置がこれを
検出して駆動機構の制御部にデータを送る。これを認識
した制御部ではキャプスタンの回転を停止させ、カセッ
トの取り出しまたは電源オフ動作を行わせる。
みが生じた状態でカセット取り出し機構(cassette unlo
ading mechanism)が作動すると、テープのカバーが閉じ
て、テープがカバーとシャシとの間に挟まれることがあ
る。そのため、通常、リールテーブルの回転速度を検出
する装置をリールテーブルの下部に装着し、リールテー
ブルが正常に回転しているか否かを判断する。テープの
弛みが生じた場合、リールテーブルは正常に回転してい
ないので、リールテーブルの回転速度検出装置がこれを
検出して駆動機構の制御部にデータを送る。これを認識
した制御部ではキャプスタンの回転を停止させ、カセッ
トの取り出しまたは電源オフ動作を行わせる。
【０００５】図1A及び図1Bに、従来のリールテーブルの
回転速度検出装置の一例を示す。図1Aはリールテーブル
及びリールテーブルの回転速度検出装置の側面図であ
り、図1Bは前記装置における反射板の底面図である。
回転速度検出装置の一例を示す。図1Aはリールテーブル
及びリールテーブルの回転速度検出装置の側面図であ
り、図1Bは前記装置における反射板の底面図である。
【０００６】リールテーブル11の下部にはこれと所定の
距離だけ離れて発光素子12と受光素子13が平行に配置さ
れている。リールテーブル11の底面には、反射部15と非
反射部16とを円周方向に沿って交互に配置した反射板14
を設けている。
距離だけ離れて発光素子12と受光素子13が平行に配置さ
れている。リールテーブル11の底面には、反射部15と非
反射部16とを円周方向に沿って交互に配置した反射板14
を設けている。
【０００７】リールテーブル11が回転すると、反射板14
の反射部15が発光素子12の上部に位置するときは、発光
素子12から出た光が反射されるので、受光素子13が光を
受光し、発光素子12の上部に非反射部16が位置すると、
光が反射せず受光素子13は光を受光できない。これによ
り受光素子13を通して感知される光の量によってパルス
が発生し、このパルスの間隔はリールテーブル11の回転
速度により一定であるため、パルスの間隔を測定するこ
とによりリールテーブルの回転速度を検出することがで
きる。
の反射部15が発光素子12の上部に位置するときは、発光
素子12から出た光が反射されるので、受光素子13が光を
受光し、発光素子12の上部に非反射部16が位置すると、
光が反射せず受光素子13は光を受光できない。これによ
り受光素子13を通して感知される光の量によってパルス
が発生し、このパルスの間隔はリールテーブル11の回転
速度により一定であるため、パルスの間隔を測定するこ
とによりリールテーブルの回転速度を検出することがで
きる。
【０００８】こうした従来のリールテーブルの回転速度
検出装置において、反射板14は通常アルミニウム薄板よ
り製造されるが、非反射部16にあたる領域の前記アルミ
ニウム薄板の上部には黒色塗料を印刷して非反射部16を
形成している。すなわち、反射板14はアルミニウム薄板
より構成される反射部15と黒色の非反射部16に区分され
る。完成した反射板14は両面テープを用いてリールテー
ブルの底面に貼り付ける。
検出装置において、反射板14は通常アルミニウム薄板よ
り製造されるが、非反射部16にあたる領域の前記アルミ
ニウム薄板の上部には黒色塗料を印刷して非反射部16を
形成している。すなわち、反射板14はアルミニウム薄板
より構成される反射部15と黒色の非反射部16に区分され
る。完成した反射板14は両面テープを用いてリールテー
ブルの底面に貼り付ける。
【０００９】ところが、前述した工程により製造された
反射板14を用いれば、リールテーブルの回転速度は容易
に検出できるが、部品数が多くなり製造工程も複雑にな
る問題点がある。また、高価な発光素子と受光素子を用
いなければならないという負担をも抱えることとなる。
反射板14を用いれば、リールテーブルの回転速度は容易
に検出できるが、部品数が多くなり製造工程も複雑にな
る問題点がある。また、高価な発光素子と受光素子を用
いなければならないという負担をも抱えることとなる。
【００１０】図2A及び図2Bに示す、従来のリールテーブ
ルの回転速度検出装置のもう一つの例は、前述した問題
点を解決するために反射板を用いないものである。図2A
はリールテーブル及びリールテーブルの回転速度検出装
置の側面図であり、図2Bのリールテーブルの回転速度検
出装置の底面図である。この装置においては、リールテ
ーブル21の下部に発光素子22と受光素子23を、所定の距
離だけ離間させ、かつ向かい合うように設けている。ま
たリールテーブル21の底面に、このリールテーブル21の
底面と一体に形成した、その底面より突出する遮光板24
を設け、この遮光板24は下方に折れ曲がり、かつ円周に
沿って一定の間隔で複数個形成されている。
ルの回転速度検出装置のもう一つの例は、前述した問題
点を解決するために反射板を用いないものである。図2A
はリールテーブル及びリールテーブルの回転速度検出装
置の側面図であり、図2Bのリールテーブルの回転速度検
出装置の底面図である。この装置においては、リールテ
ーブル21の下部に発光素子22と受光素子23を、所定の距
離だけ離間させ、かつ向かい合うように設けている。ま
たリールテーブル21の底面に、このリールテーブル21の
底面と一体に形成した、その底面より突出する遮光板24
を設け、この遮光板24は下方に折れ曲がり、かつ円周に
沿って一定の間隔で複数個形成されている。
【００１１】リールテーブル21が回転する際、前記遮光
板24が発光素子22と受光素子23との間に位置すれば、受
光素子23が発光素子22からの光を受光できなくなり、一
方遮光板24の間の空間が発光素子22と受光素子23との間
に位置すれば、受光素子23は発光素子22からの光を受光
できる。これにより受光素子23を通して感知される光に
よりパルスが発生し、このパルスの間隔はリールテーブ
ル21の回転速度により変わるので、これを測定すること
によりリールテーブル21の回転速度を検出できる。
板24が発光素子22と受光素子23との間に位置すれば、受
光素子23が発光素子22からの光を受光できなくなり、一
方遮光板24の間の空間が発光素子22と受光素子23との間
に位置すれば、受光素子23は発光素子22からの光を受光
できる。これにより受光素子23を通して感知される光に
よりパルスが発生し、このパルスの間隔はリールテーブ
ル21の回転速度により変わるので、これを測定すること
によりリールテーブル21の回転速度を検出できる。
【００１２】しかし、前記のようなリールテーブル21の
回転速度検出装置は、反射板を用いた方式よりは簡単で
あるが、図1A及び図1Bに示した装置と同様に光学式検出
方式であるため、高価な発光素子と受光素子を使用す
る。そのため経済的な負担が生じ、さらに実用上遮光板
とセンサーとの間隔が狭いため、接触不良による作動不
良の発生率が高くなる問題点がある。
回転速度検出装置は、反射板を用いた方式よりは簡単で
あるが、図1A及び図1Bに示した装置と同様に光学式検出
方式であるため、高価な発光素子と受光素子を使用す
る。そのため経済的な負担が生じ、さらに実用上遮光板
とセンサーとの間隔が狭いため、接触不良による作動不
良の発生率が高くなる問題点がある。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した問題点に鑑みて高価な発光素子及び受光素子を使用
せずコストを低減することが可能な、テープレコーダー
の接触式リールテーブルの回転速度検出装置を提供する
ことである。
した問題点に鑑みて高価な発光素子及び受光素子を使用
せずコストを低減することが可能な、テープレコーダー
の接触式リールテーブルの回転速度検出装置を提供する
ことである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明では、テープレコーダーのデッキ上に設け
た、駆動モータの駆動により回転しテープの走行を誘導
するリールテーブルと、前記リールテーブルの底面に形
成した、前記リールテーブルの回転に依存して回転しな
がら前記リールテーブルの回転を歪んだ円運動に変化さ
せるカムと、前記カムの回転により連続的に接触状態と
非接触状態とを繰り返し、これをパルス信号として出力
するスイッチング手段を具えるリールテーブルの回転速
度検出装置を提供する。
ために本発明では、テープレコーダーのデッキ上に設け
た、駆動モータの駆動により回転しテープの走行を誘導
するリールテーブルと、前記リールテーブルの底面に形
成した、前記リールテーブルの回転に依存して回転しな
がら前記リールテーブルの回転を歪んだ円運動に変化さ
せるカムと、前記カムの回転により連続的に接触状態と
非接触状態とを繰り返し、これをパルス信号として出力
するスイッチング手段を具えるリールテーブルの回転速
度検出装置を提供する。
【００１５】前記スイッチング手段としては、前記カム
と接続する可動片と、前記可動片と連続的に接触状態と
非接触状態とを繰り返す固定片を設けたリーフスイッチ
であることが望ましい。
と接続する可動片と、前記可動片と連続的に接触状態と
非接触状態とを繰り返す固定片を設けたリーフスイッチ
であることが望ましい。
【００１６】前記カムは円周面と平滑面を交互に有し、
前記カムが回転する際、前記可動片が前記平滑面と前記
円周面に交互に案内される。
前記カムが回転する際、前記可動片が前記平滑面と前記
円周面に交互に案内される。
【００１７】また前記可動片のカム側の端部には、カム
により案内される案内突起を形成し、前記可動片の固定
片側の端部には、前記固定片との接触のための接触ピン
を形成する。
により案内される案内突起を形成し、前記可動片の固定
片側の端部には、前記固定片との接触のための接触ピン
を形成する。
【００１８】本発明によるリールテーブルの回転速度検
出装置では、リールテーブルの回転により接触状態と非
接触状態とを繰り返す接触式スイッチを用いてパルスを
発生させ、これをマイクロコンピュータに認識させる。
これは出力されるパルス信号によりリールテーブルの回
転状態を判断させるもので、動作が正確であり、かつ不
良発生が減りコストダウンとなる。
出装置では、リールテーブルの回転により接触状態と非
接触状態とを繰り返す接触式スイッチを用いてパルスを
発生させ、これをマイクロコンピュータに認識させる。
これは出力されるパルス信号によりリールテーブルの回
転状態を判断させるもので、動作が正確であり、かつ不
良発生が減りコストダウンとなる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づき本発明
によるリールテーブルの回転速度検出装置の好適な実施
形態における各構成要素及び動作原理を詳細に説明す
る。
によるリールテーブルの回転速度検出装置の好適な実施
形態における各構成要素及び動作原理を詳細に説明す
る。
【００２０】図３及び図４は本発明によるリールテーブ
ルの回転速度検出装置の一実施形態の側面図及び底面図
である。ここでカム42はリールテーブル41の下部に取り
付けられ、リーフスイッチ43が前記リールテーブル41に
隣接して設置されている。
ルの回転速度検出装置の一実施形態の側面図及び底面図
である。ここでカム42はリールテーブル41の下部に取り
付けられ、リーフスイッチ43が前記リールテーブル41に
隣接して設置されている。
【００２１】前記リーフスイッチ43は所定の間隔で平行
に配置した可動片44と固定片45とを有し、可動片44には
固定片45と向かい合う内側面に接触ピン46を形成し、カ
ム42と向かい合う外側端部には、リールテーブル41のカ
ム42により案内される案内突起47を形成している。
に配置した可動片44と固定片45とを有し、可動片44には
固定片45と向かい合う内側面に接触ピン46を形成し、カ
ム42と向かい合う外側端部には、リールテーブル41のカ
ム42により案内される案内突起47を形成している。
【００２２】リーフスイッチ43は、前記カム42が回転す
る際、前記可動片44の接触ピン46が固定片45と接触状態
または非接触状態となることにより、オンまたはオフさ
れる。
る際、前記可動片44の接触ピン46が固定片45と接触状態
または非接触状態となることにより、オンまたはオフさ
れる。
【００２３】リールテーブル41の下部のカム42には、図
４に示すように、カムの円周面42aと平滑面42b が交互
に形成されている。前記各円周面42a の長さと各平滑面
42bの長さはそれぞれ等しく、平滑面42b の長さは円周
面42a よりも長く、または短くてもよい。望ましくは、
円周面の中心角と平滑面の中心角を等しい大きさとす
る。円周面と平滑面は、図４に示すように中心角が 120
°となるように等間隔に三個ずつ形成することを含め、
特に限定せずに設定することができる。
４に示すように、カムの円周面42aと平滑面42b が交互
に形成されている。前記各円周面42a の長さと各平滑面
42bの長さはそれぞれ等しく、平滑面42b の長さは円周
面42a よりも長く、または短くてもよい。望ましくは、
円周面の中心角と平滑面の中心角を等しい大きさとす
る。円周面と平滑面は、図４に示すように中心角が 120
°となるように等間隔に三個ずつ形成することを含め、
特に限定せずに設定することができる。
【００２４】リールテーブル41が回転すると、その下部
に一体に形成したカム42も回転し、従ってリーフスイッ
チ43の可動片44はカムの円周面42a と平滑面42b に交互
に案内される。前記可動片44の接触ピン46がカムの円周
面42a に案内されるときは、接触ピン46が固定片45側に
移動して固定片45と接触し、可動片44が平滑面42b に案
内されるときは接触ピン46が元の位置に復帰し固定片45
とは非接触状態となる。
に一体に形成したカム42も回転し、従ってリーフスイッ
チ43の可動片44はカムの円周面42a と平滑面42b に交互
に案内される。前記可動片44の接触ピン46がカムの円周
面42a に案内されるときは、接触ピン46が固定片45側に
移動して固定片45と接触し、可動片44が平滑面42b に案
内されるときは接触ピン46が元の位置に復帰し固定片45
とは非接触状態となる。
【００２５】図５に、前記のようにカム42が一回転する
ときの、回転角度に対する案内突起47の波形(l) 及びパ
ルス信号(m) を示す。案内突起47が、カム42の円周面42
a 上にあるときは固定片45と接触してオン状態となり、
平滑面42b 上にあるときは固定片45と非接触状態になり
オフ状態となる。従って、カム42が一回転するとき、リ
ーフスイッチ30は三回接触状態及び非接触状態となり、
図示したようなパルスが発生する。このパルス信号に応
じて、マイクロコンピュータはリールテーブル41が正常
に回転するか否かを判断する。
ときの、回転角度に対する案内突起47の波形(l) 及びパ
ルス信号(m) を示す。案内突起47が、カム42の円周面42
a 上にあるときは固定片45と接触してオン状態となり、
平滑面42b 上にあるときは固定片45と非接触状態になり
オフ状態となる。従って、カム42が一回転するとき、リ
ーフスイッチ30は三回接触状態及び非接触状態となり、
図示したようなパルスが発生する。このパルス信号に応
じて、マイクロコンピュータはリールテーブル41が正常
に回転するか否かを判断する。
【００２６】リールテーブルの回転が不規則的になった
り、停止モードで回転したり、また回転モードで停止す
るなどの誤動作が発生すると、この状態がリーフスイッ
チで不規則的なパルス信号が出力されたり、また現在進
行中のモード状態によるパルス信号が出力されなくなる
ので、マイクロコンピュータはこれを誤動作と認識して
直ちにリールテーブルの回転を停止させ、テープの損傷
を防ぐ。望ましくは、前記カムを前記リールテーブルの
底面に、これと一体に形成し、前記リールテーブルの回
転速度検出装置は巻取リール及び供給リールのうちいず
れか一つあるいは両方に具える。
り、停止モードで回転したり、また回転モードで停止す
るなどの誤動作が発生すると、この状態がリーフスイッ
チで不規則的なパルス信号が出力されたり、また現在進
行中のモード状態によるパルス信号が出力されなくなる
ので、マイクロコンピュータはこれを誤動作と認識して
直ちにリールテーブルの回転を停止させ、テープの損傷
を防ぐ。望ましくは、前記カムを前記リールテーブルの
底面に、これと一体に形成し、前記リールテーブルの回
転速度検出装置は巻取リール及び供給リールのうちいず
れか一つあるいは両方に具える。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るテープ
レコーダーのリールテーブルの回転速度検出装置によれ
ば、リールテーブルの底面にカムを形成し、前記カムの
回転によりリーフスイッチがオン、オフされることによ
り、リールテーブルの回転速度を検出するもので、部品
数が少なく組立工程が短縮され、高価な発光素子及び受
光素子を用いずに安価なリーフスイッチを用いるのでコ
ストダウンとなる。また、カムにより連動するスイッチ
ング動作によってリールテーブルの回転が検出されるの
で、動作が正確で不具合の発生率が低くなる。
レコーダーのリールテーブルの回転速度検出装置によれ
ば、リールテーブルの底面にカムを形成し、前記カムの
回転によりリーフスイッチがオン、オフされることによ
り、リールテーブルの回転速度を検出するもので、部品
数が少なく組立工程が短縮され、高価な発光素子及び受
光素子を用いずに安価なリーフスイッチを用いるのでコ
ストダウンとなる。また、カムにより連動するスイッチ
ング動作によってリールテーブルの回転が検出されるの
で、動作が正確で不具合の発生率が低くなる。
【００２８】以上本発明を前記実施例により詳しく説明
したが、本発明はこれに限らず当該分野において通常の
知識をもつ者が通常の範囲内でこれを変形、改良するこ
とは可能である。
したが、本発明はこれに限らず当該分野において通常の
知識をもつ者が通常の範囲内でこれを変形、改良するこ
とは可能である。
【図１】従来のリールテーブルの回転速度検出装置の一
例の構造を示す図であり、Ａはリールテーブル及びリー
ルテーブルの回転速度検出装置の側面図であり、Ｂは前
記検出装置における反射板の底面図である。
例の構造を示す図であり、Ａはリールテーブル及びリー
ルテーブルの回転速度検出装置の側面図であり、Ｂは前
記検出装置における反射板の底面図である。
【図２】従来のリールテーブルの回転速度検出装置の他
の一例の構造を示す図であり、Ａはリールテーブル及び
リールテーブルの回転速度検出装置の側面図であり、Ｂ
は前記検出装置の底面図である。
の一例の構造を示す図であり、Ａはリールテーブル及び
リールテーブルの回転速度検出装置の側面図であり、Ｂ
は前記検出装置の底面図である。
【図３】リールテーブル及び本発明によるリールテーブ
ルの回転速度検出装置の構造を示す図である。
ルの回転速度検出装置の構造を示す図である。
【図４】本発明によるリールテーブルの回転速度検出装
置の底面図である。
置の底面図である。
【図５】本発明によるリールテーブルの回転速度検出装
置のカム曲線によるリーフスイッチのパルス信号図であ
る。
置のカム曲線によるリーフスイッチのパルス信号図であ
る。
11, 21, 31, 41 リールテーブル 12, 22 発光素子 13, 23 受光素子 14 反射板 15 反射部 16 非反射部 24 遮光板 41 リールテーブル 42 カム 42a カム円周面 42b カム平滑面 43 リーフスイッチ 44 可動片 45 固定片 46 接触ピン 47 案内突起
Claims (7)
- 【請求項１】 テープレコーダーのデッキに設けた、駆
動モータにより回転しテープの走行を誘導するリールテ
ーブルと、 前記リールテーブルの底面に形成した、前記リールテー
ブルの回転に依存して回転しながら前記リールテーブル
の回転を歪んだ回転運動に変換するカムと、 前記カムの回転により連続的に接触状態と非接触状態と
を繰り返し、これをパルス信号として出力するスイッチ
ング手段とを具えるリールテーブルの回転速度検出装
置。 - 【請求項２】 前記カムを、前記リールテーブルの底面
にこれと一体に形成することを特徴とする請求項１記載
のリールテーブルの回転速度検出装置。 - 【請求項３】 前記検出装置を、巻取リール及び供給リ
ールの内少なくとも一方に設けることを特徴とする請求
項１記載のリールテーブルの回転速度検出装置。 - 【請求項４】 前記スイッチング手段が、前記カムと接
続する可動片と、前記可動片と連続的に接触状態と非接
触状態とを繰り返す固定片とを具えるリーフスイッチで
あることを特徴とする請求項１記載のリールテーブルの
回転速度検出装置。 - 【請求項５】 前記カムが円周面と平滑面を交互に有
し、前記カムが回転する際、前記可動片を前記平滑面と
前記円周面に交互に案内することを特徴とする請求項４
記載のリールテーブルの回転速度検出装置。 - 【請求項６】 前記平滑面の中心角と円周面の中心角が
等しい大きさであることを特徴とする請求項４記載のリ
ールテーブルの回転速度検出装置。 - 【請求項７】 前記可動片のカム側の一方の端部に、カ
ムにより案内される案内突起を形成し、前記可動片の固
定片側の一方の端部には前記固定片との接触のための接
触ピンを形成することを特徴とする請求項４記載のリー
ルテーブルの回転速度検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR95-5859 | 1995-03-20 | ||
| KR2019950005859U KR960032543U (ko) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 테이프레코더의 릴 회전속도 검출장치 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273245A true JPH08273245A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=19410187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7334809A Pending JPH08273245A (ja) | 1995-03-29 | 1995-12-22 | リールテーブルの回転速度検出装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08273245A (ja) |
| KR (1) | KR960032543U (ja) |
| CN (1) | CN1132903A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2350832A (en) * | 1999-06-08 | 2000-12-13 | Sony Corp | Detecting rotation of a spool with printing paper wound thereon |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100413623C (zh) * | 2007-03-06 | 2008-08-27 | 杭州万马高能量电池有限公司 | 全自动极耳切割机 |
| CN108871183A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-23 | 上海卫星工程研究所 | 一种用于航天器机构的转轴角度监测装置 |
-
1995
- 1995-03-29 KR KR2019950005859U patent/KR960032543U/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-12-22 JP JP7334809A patent/JPH08273245A/ja active Pending
- 1995-12-28 CN CN95120200A patent/CN1132903A/zh active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2350832A (en) * | 1999-06-08 | 2000-12-13 | Sony Corp | Detecting rotation of a spool with printing paper wound thereon |
| GB2350832B (en) * | 1999-06-08 | 2001-11-14 | Sony Corp | Roll of printing paper,video printer using such roll of printing paper and method of detecting remaining quantity of printing paper |
| US6755583B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-06-29 | Sony Corporation | Roll-like printing paper, video printer using such roll-like printing paper and method of detecting remaining quantity of printing paper |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1132903A (zh) | 1996-10-09 |
| KR960032543U (ko) | 1996-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4616274A (en) | Tape end detecting device for extractable tape type cassette | |
| JPH0528634Y2 (ja) | ||
| US4528604A (en) | Tape end detecting device in a recording and/or reproducing apparatus for a miniature type tape cassette | |
| US4763217A (en) | Optical tape end detector in magnetic tape casette with means to compensate for misalignment of light source and refracting | |
| JPH08273245A (ja) | リールテーブルの回転速度検出装置 | |
| US5712744A (en) | Magnetic tape loading device | |
| US5557101A (en) | Reel table revolution detector for use in a video cassette recorder | |
| KR0133875Y1 (ko) | 릴디스크의 회전속도 감지장치 | |
| US5583718A (en) | Reel unit apparatus with sensor detecting reel rotation through openings in movable base at plural positions thereof | |
| JP3697911B2 (ja) | 磁気テープ記録再生装置 | |
| JPH1047997A (ja) | 非接触型モード感知装置 | |
| US5653396A (en) | Apparatus for detecting rotative velocity of a reel table | |
| JPS6035752B2 (ja) | 情報再生装置 | |
| JPS5948468B2 (ja) | 情報再生装置 | |
| JP3746850B2 (ja) | 不連続走行時の磁気テープの位置感知方法 | |
| KR100253152B1 (ko) | 테이프의 주행 제어 장치 및 방법 | |
| JP2542797Y2 (ja) | デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置 | |
| JPH05242560A (ja) | テープ端検出器 | |
| JP2542798Y2 (ja) | デジタルオーディオテープレコーダにおけるカセットハーフ検出装置 | |
| KR0162609B1 (ko) | 테이프 주행 제어방법 | |
| JPH0633583Y2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| KR200142333Y1 (ko) | 테이프 레코더의 모드인식장치 | |
| JPS6126988A (ja) | テ−プ位置検出機構 | |
| JPH02216646A (ja) | 磁気テープの端部検出装置 | |
| JP3459690B2 (ja) | 磁気記録再生装置 |