JPS5948468B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPS5948468B2
JPS5948468B2 JP13318677A JP13318677A JPS5948468B2 JP S5948468 B2 JPS5948468 B2 JP S5948468B2 JP 13318677 A JP13318677 A JP 13318677A JP 13318677 A JP13318677 A JP 13318677A JP S5948468 B2 JPS5948468 B2 JP S5948468B2
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、デイスク又は磁気テープ等の記録媒体から情
報を読み取る装置に関し、更に詳細には、記録情報の検
索を迅速に行うことを可能にした情報再生装置に関する
例えば、フイリツプス形式のビデオデイスク再生装置に
使用されるデイスクに、情報の検索を容易にするために
主情報(複合ビデオ信号)の他に垂直ブランキング期間
を利用して検索用副情報(アドレス信号)を記録するこ
とが提案されている。
ところが、走査ヘツド即ち読み取り装置をデイスクの半
径方向に高速送りして迅速に検索しようとすると、トラ
ツク上をレーザビームで走査することが不可能となり、
高速送り状態での検索が不可能であつた。そこで、何ん
らかの方法で高速送り状態に於いて位置検出をすること
が考えられるが、独立に検出及び制御系を構成すると装
置が複雑になるのみならず、検索の迅速性を損う恐れが
ある。また磁気記録再生装置に於いて、例えばエルカセ
ツトと呼ばれるテープ引き出し型のテープカセツトのよ
うに主情報を記録するトラツクの他に副情報を記録する
トラツクを設け、ここにアドレスを記録することがある
この種の装置でテープを高速走行させるときも磁気ヘツ
ドをテープに摺接させれば、アドレス信号を検出するこ
とが理論上可能になる。ところが、高速走行と低速正常
走行との両方でアドレス信号を同様に検出することが困
難であるばかりではなく、高速走行時に磁気テープに磁
気ヘツドを当接きせれば、磁気ヘツドの摩耗が著しくな
る。またこの種の磁気記録再生装置で、高速送り状態に
於いて位置検出をするようにしたとしても、ビデオデイ
スク再生装置の場合と同様に、独立して検出及び制御系
を構成すれば、装置が複雑になるのみならず、検索の迅
速性を損う恐れがある。そこで、本発明の目的は、副情
報に無関係に位置検出を可能にすると共に、副情報によ
る位置検出と副情報に無関係の位置検出との切換を迅速
且つ円滑に行うことを可能にし、更にまた回路の一部を
共用することによつて装置を簡略にすることを可能にす
る情報再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、主情報と該主情報
の位置を示す副情報とが記録されている記録媒体から前
記主情報及び前記副情報を読み取るための情報読み取り
装置と、前記記録媒体と前記情報読み取り装噴との何れ
か一方又は両方を移動するための移動装置と、前記情報
読み取り装置で読み取られた前記副情報から前記主情報
の位置を検出するための第1の位置検出装置と、前記記
録媒体に記録されている情報に基づかずに、前記記録媒
体と前記読み取り装置との相対的移動距離を検出するこ
とによつて前記主情報の位置を検出する第2の位置検出
装置と、前記第1の位置検出装置又は前記第2の位置検
出装置から付与される前記主情報の位置を示す信号を計
数又は記憶するカウンタと、前記第1の位置検出装置に
よる検出出力の正誤又は有無を検知する位置検出状態検
知回路と、前記第1の位置検出装置から正しい位置検出
信号が得られていることを示す前記位置検出状態検知回
路の出力に応答して前記第1の位置検出装置の出力のみ
を前記カウンタに入力させ、前記第1の位置検出装置の
出力が誤まりであること又は出力が無いことを示す前記
位置検出状態検知回路の出力に応答して前記第2の位置
検出装置の出力のみを前記カウンタに入力させるように
前記カウンタの入力を制御するカウンタ入力制御回路と
から成る情報再生装置に係わるものである。上記発明に
よれば、第2の位置検出装置が記録媒体の記録の検出に
無関係に位置を検出するように構成されているので、記
録媒体から記録を読み取ることが不可能な状態であつて
も、これとは無関係に位置を検出することが出来る。ま
た後述の実施例でエラー検出回路と呼んでいる位置検出
状態検知回路及びカウンタ入力制御回路を設け、第1の
位置検出装置による検出出力が誤りの場合又は検出出力
が無い場合には、第2の位置検出装置から得られる信号
をカウンタに入力させるようにしているので、第1と第
2の位置検出出力の切換を迅速且つ円滑に行うことが可
能である。またカウンタが共用されているので、装置を
簡略にすることが出来る。以下、図面を参照して本発明
の実施例に付いて述べる。
本発明の第1の実施例に係わるデイスク再生装置を示す
第1図に於いて、デイスク1を例えば1800r.p.
m.で回転するためのデイスク回転装置としてデイスク
モータ2が設けられている。
点線で囲んで示す情報読み取り装置3は、レーザ光源4
、ハーフミラー5、光学装置6、及び検知器Tから成り
、レーザ光源4から放射された光ビーム8がハーフミラ
ー5で反射した後に走査ヘツドとして働く光学装置6に
至り、ここで集束されてデイスク1上に投射され、その
反射光ビームが光学装置6及びハーフミラー5を介して
検知器Tに至るように構成されている。上述の如き読み
取り装置3は、デイスク1の半径方向に延在した案内シ
ヤフト9で案内されていると共に、デイスク1の半径方
向に延在したエンドレス・ワイヤ10に係止されている
ワイヤ10は半径方向送りモータ11に結合された駆動
ブ一り12とデイスク内周位置に設けられた従動ブ一り
13とに掛けられているので、送りモータ11の回転に
追従して移動する。また読み取り装置3はワイヤ10の
移動に追従して移動する。従つて、この実施例では、読
み取り装置3の半径方向移動装置か、モータ11と一対
のプーリ12,13とワイヤ10と案内シヤフト9とで
構成されている。尚モータ11は、デイスク再生装置の
電源スイツチ14の開成に応答して時計方向に回転を開
始し、読み取り装置3をデイスク記録領域の最内周位置
まで高速送りモードで移動させ、読み取り装置3が最内
周位置検出及びりセツト用スイツチ15に当接したとき
に回転を停止するように制御される。またこのモータ1
1は、再生スイツチ又は正常送りスイツチ(図示せず)
を操作したときに読み取り装置3を最内周位置から外周
に向つて定速で徐々に送るように制御される。この装置
で使用されるデイスク1は、第2図及び第3図に示す幅
が約1μm)深さが約iλ(ここでλはレーザ光の波長
)、長さが1.5〜 6μmの光学的凹み即ちピツト1
6によつて映像信号又は音声信号等の情報を渦巻状トラ
ツクITにFM記録したものであり、一般には第3図に
示す如くピツト16に対応した凹凸面を有する透明樹脂
層18と該樹脂層の凹凸面に被覆された反射膜19と該
反射膜を保護する保護膜20とから成る。
尚この実施例では、トラツクITの半周で1フイールド
、1周で1フレームとなるようにテレビ信号が記録され
、またA,b,c,d,eで示す如く半周毎に存在する
垂直プランキング期間にデジタル信号でアドレスが記録
されている。上述の如きデイスク1のトラツク上に投射
される再生光ビーム8のスポツトの直径はピツト16の
幅よりも大きいので、ピツト16に光ビーム8が投射さ
れている時には、ピツト内の反射光とピツト外の反射光
との打消し合が生じて反射出力が小になり、ピツト16
の無い領域に光ビーム8が投射されている時には、打消
し合が生じないので反射出力が大になる。
従つて反射光の強弱を検知器Tで検知することによつて
ピツト16の有無即ち情報を読み取ることが出来る。こ
の実施例では前述したように垂直プランキング期間にフ
レーム・アドレス信号が記録されているので、検知器T
の出力が復調回路21で復調されて再生テレビ信号が得
られるのみでなく、検知器Tに接続された第1の位置検
出装置であるアドレス検出回路22からフレーム・アド
レス信号が2進符号化デジタル信号の形態で得られる。
アドレス検出回路22の出力ライン22aはアツプダウ
ン・カウンタ23のデジタル信号入力端子に結合されて
いるので、カウンタ23にデジタル化アドレス信号が入
力されると、カウンタ23のデジタル出力端子からデジ
タル化アドレス信号が出力され、カウンタ23の出力に
結合されているデジタル比較器24及び2進・10進変
換器25にアドレス信号が付与される。2進・10進変
換器25の出力は表示器26に結合されているので、表
示器26には読み取り装置3で読み取つているフレーム
のアドレスが10進数で表示される。
比較器24の一方の入力にはカウンタ23が接続され、
他方の入力にはプログラム回路2Tが接続されているの
で、カウンタ23から付与されるデジタル化アドレス信
号とプログラム回路21から付与されるデジタル化プロ
グラム信号とがデジタル比較され、一致した時に比較出
力が発生し、送りモータ11が制御される。例えばプロ
グラム回路2Tから100番地で停止するような指令が
発生しているとすれば、100番地に対応したデジタル
化プログラム信号(アドレス信号)が比較器24に付与
されており、読み取り装置3の移動によつて100番地
のフレームが読み取られてこの番地を現わすデジタル化
アドレス信号がアドレス検出回路22で検出されると、
比較器24にてプログラム信号との一致が検知され、送
りモータ11が停止するように制御される。半径方向送
りモータ11に結合されている第2の位置検出装置28
は、モータ11の回転に対応した信号即ち情報読み取り
装置3の半径方向の移動距離に対応した信号を得るため
のものであり、具体的には第4図に示す如くモータ11
のシヤフト29にスリツト30′を有する回転スリツト
板30を結合し、これに重ねてスリツト3Vを有する固
定スリツト板31を配し、回転スリツト板30と固定ス
リツト板31とのスリツトの一致を発光ダイオード32
とフオトトランジスタ33とによつて検知するものであ
る。
位置検出装置28からは正弦波状の信号が得られるが、
次段の増幅器とシユミツト回路とから成る波形整形回路
34にて矩形波とされる。波形整形回路34の次段に接
続された逓倍器から成るパルス数変換器35は、デイス
ク1のトラツクの1ピツチの送りに対応して1パルス発
生するようにパルス数を変換するものである。即ち読み
取り装置3の単位アドレスの送りに対応して単位パルス
を発生するようにパルス列37の周期を変えるものであ
る。このデイスク再生装置に於いては、カウンタ1に第
1の位置検出装置であるアドレス検出回路22と第2の
位置検出装置の一部を構成するパルス数変換器35の両
方が結合されているが、アドレス検出回路22に接続さ
れたエラー検出回路36の出力での制御によつて、アド
レス検出回路22の出力がパルス数変換器35の出力に
優先して入力される。
エラー検出回路36は読み取り装置3によつてアドレス
信号を検出することが不可能な状態を検出するものであ
り、位置検出状態検知回路と呼ぶことも出来る。この実
施例の再生装置では、読み取り装置3をデイスク半径方
向に高速送りする場合にミユーテイング回路(信号伝送
遮断回路)が動作し、アドレス検出回路22でアドレス
信号を検出することが不能になり、エラー検出回路36
からエラー検出信号が発生し、アドレス検出回路22の
出力がカウンタ23を介して比較器24に付与されるの
を阻止する。またエラー検出回路36はパリテイチエツ
クビツトが付されているアドレス信号のパリテイチエツ
クをなす機能を有し、パリテイチエツクによつてアドレ
ス信号にエラーが生じていることが検出されると、エラ
ー検出信号がライン36aを介してカウンタ23に付与
され、アドレス検出回路22の出力がカウンタ23を介
して比較器24に付与されることを阻止する。エラー検
出回路36によるカウンタ23の制御を第5図の原理図
を参照して述べると、アドレス検出回路22とカウンタ
23′との間に設けられた常閉スイツチS1がエラー検
出回路36からエラー検出信号が発生していない時には
オンに保たれ、アドレス信号がカウンタ23′に一時記
憶されて比較器24に入力される。
このとき、パルス数変換器35とカウンタ23′との間
に設けられた常開スイツチS2はオフに保たれ、第2の
位置検出装置28に基づくパルス列がカウンタ23′に
入力されない。これに対して、エラー検出回路36から
エラー検出信号が発生すると、スイツチS1がオフにな
り、スイツチS2がオンになる。この結果、アドレス検
出回路22の出力が比較器24に付与されなくなり、こ
れに代つてパルス数変換器35から得られる第2の位置
検出装置28に基づくパルス列がカウンタ23′に入力
され、ここで2進デジタル信号に変換されて比較器24
に読み取り装置3の移動量を示す信号として付与される
。カウンタ23はこの実施例では第6図に示す如く構成
されている。
即ち、アドレス検出回路22の出力ライン22aは縦続
接続されたn個のアツプダウン・カウンタ23a,23
b・・・・・・23nのデータ入力端子A,B,C,D
に接続され、エラー検出回路36の出力ライン36aは
夫々のカウンタ23a,23b・・・・・・23n0)
LOADと表示された制御端子に接続され、パルス数変
換器35の出力ライン35aは説明の都合上Yで表示さ
れたクロツク(CLOCK)端子に接続され、読み取り
装置の正方向送りを示す例えば高レベル信号と逆方向送
りを示す例えば低レベル信号とを選択的に付与するライ
ン38は説明の都合上Xで表示されたアツプ・ダウン(
DOWN/UP)端子に接続され、りセツト信号形成回
路15aの出力ライン15bは夫々のカウンタ23a〜
23nの入力端子A,B,C,Dに接続されている。ま
た2段目以降のカウンタ23b〜23nのクロツク端子
Yには説明の都合上Zで表示された前段のリツプル・ク
ロツク(RIPPLECLOCK)端子が接続されてい
る。尚、この実施例ではアツプダウン・カウンタ23a
,23b・・・・・・23nとして第7図に示す回路構
成のテキサス・インスツルメンツ社のアツプダウン・カ
ウンタICであるSN74l9Oが使用されている。
従つて、制御端子(LOAD)にエラー検出回路36か
ら検出信号が付与されていない場合には、ライン22a
からカウンタ23a〜23nの入力端子A,B,C,D
にアドレス信号が付与され、入力されたデジタル信号が
そのまま出力端子QA,QB,QC,QDに現われる。
これに対して、エラー検出回路36からエラー検出信号
が制御端子(LOAD)に付与されると、パルス数変換
器35の出力ライン35aからクロツク端子Yに付与さ
れるパルス列3Tをカウントした出力が出力端子QA,
QB,QC,QDに現われる。
またアツプダウン端子Xには正方向送りと逆方向送りに
対応してアツプ信号とダウン信号が入力されるので、ア
ツプ信号が付与されているときには、パルスが入力され
る毎に出力がアツプし、ダウン信号が付与されていると
きには、パルスが入力される毎に出力がダウンする。次
に、この装置の取扱い方法及び動作に付いて説明する。
今、デイスク1の例えば4,000番地を検索し、4,
000番地から再生しようとすれば、プログラム回路2
Tにて4,000番地をプログラムし、比較器24に4
,000番地に対応したデジタル信号を入力させる。4
,000番地をプログラムした前又は後に、電源スイツ
チ14をオンにすれば、送りモータ11が回転し、読み
取り装置3が最内周位置検出及びりセツト用スイツチ1
5に当接するまで移動し、最内周位置となる。
またスイツチ15とカウンタ23との間に接続されたり
セツト信号形成回路15aからりセツト信号として、デ
ジタル信号のoを示す信号が発生し、これがカウンタ2
3のデジタル入力端子に付与され、カウンタ23が零状
態となる。しかる後、高速送りスイツチ(図示せず)を
操作すれば、送りモータ11が高速回転となり、読み取
り装置3がデイスク半径方向に高速送りされる。このと
き検知器Tの出力はミユーテイング回路(図示せず)に
よつて遮断されているので、アドレス検出回路22でア
ドレス検出をすることは不可能である。従つて、エラー
検出回路36から、アドレス検出不能を示すエラー検出
信号が発生し、第2の位置検出装置28、波形整形回路
34、パルス数変換器35で形成された読み取り装置3
の移動量に対応したパルス列3Tがカウンタ23に入力
され、デジタルカウントされ、実際のアドレスに略近い
デジタル出力が比較器24に付与される。カウンタ23
の出力が4,000番地に対応した値になるまでは、比
較器24からモータ11を回転させる制御信号が送出さ
れているが、カウンタ23の出力とプログラム回路2T
の出力とが一致すれば、比較器24から送りモータ11
を回転させるための信号が送出されなくなり、送りモー
タ11の回転が停止する。第2の位置検出装置28によ
るアドレス検出は、デイスクから直接にアドレスを検出
することによつて行つていないので、誤差が生じる。し
かし、この再生装置では、正常送りスイツチ(図示せず
)を操作することによつてモータ11が低速の正常送り
の回転となり、読み取り装置3によるアドレス検出が開
始し、読み取り装置3の出力から分離されたアドレス信
号成分がアドレス検出回路22で復調されて、アドレス
検出回路22から、正確なアドレス信号が得られる。ア
ドレス検出回路22でのアドレス検出が始まると、カウ
ンタ23を介して比較器24にアドレス検出回路22で
検出された信号が入力され、プログラム・アドレスと比
較される。そして、もし両アドレスがーー致していなけ
れば、低速の正方向正常送り又は逆方向正常送りで両ア
ドレスが一致するまで読み取り装置3が移動され、アド
レス検出回路22から得られたアドレス信号とプログラ
ム・アドレスとが一致した時点で、送りモータ11の回
転が比較器24の出力で停止制御されて停止する。これ
により、所望アドレスの検索が終了する。検索後、再生
を開始するために、再生スイツチ(図示せず)を操作す
ると、所望アドレスからの光ビーム操作が開始し、復調
回路21から再生信号が得られる。この時、再生を所望
アドレスまで行うときには、プログラム回路2Tにて所
望アドレスをプログラムしておく。これにより、所望ア
ドレスになれば、アドレス検出回路22から得られる検
出アドレスとプログラム・アドレスとが一致し、送りモ
ータ11が停止する。もし、再生終端をプログラムしな
いときには、比較器24の出力又は入力を遮断すること
によつて、比較器24による送りモータ11の制御系を
オープンにする。尚上述の検索及び再生モードに於いて
、カウンタ23の出力が表示器26に表示されているの
で、光ビーム走査位置又は読み取り装置3の位置を知る
ことが可能であり、手動(目視)検索が可能である。次
に、再生状態からプログラム・アドレスを検索する場合
に付いて述べる。
今、再生状態であつて、アドレス検出回路22によつて
正確なアドレス例えば1,500番地が検出されている
とし、この状態から4,000番地を検索したいとすれ
ば、プログラム回路27にて4,000番地をプログラ
ムする。この結果、比較器24から2,500番地移動
せよとの指令が出る。検索は高速送りで行うことが有利
であるので、高速送りスイツチを操作すれば、モータ1
1が高速送り状態となり、またアドレス検出回路22の
出力に代つて第2の位置検出装置28に基づいたパルス
列37がカウンタ23に入力され、アドレス検出回路2
2の1,500番地の信号に加算されたデジタル信号が
カウンタ23から出力される。そして、第2の位置検出
装置28に基づくパルスによつて2,500番地カウン
トした時点で検出アドレスとプログラム・アドレスとが
一致し、送りモータ11が停止する。しかる後、第1の
位置検出装置である読み取り装置3による正確な検索を
なし、検索終了とする。上述から明らかなようにこのデ
イスク再生装置によれば、第1の位置検出装置としての
アドレス検出回路22の他に、第2の位置検出装置28
を設け、デイスク1に記録されている番地を頼らずに、
第2の位置検出装置28によつても読み取り装置3の位
置を検出し、高速送り状態等で読み取り装置3によるア
ドレス検出が不能の時に、第2の位置検出装置28によ
つて間接的にアドレスを検出するようになつているので
、迅速に検索することが可能になり、更にあらゆる状態
で検索及びプログラム制御を行うことが可能になる。ま
た、エラー検出回路36を設け、アドレス検出回路22
から成る第1の位置検出装置による検出アドレスの正誤
又は有無を検出し、検出アドレスが誤まつているか又は
無い場合には、第2の位置検出装置28に基づくパルス
列37が自動的にカウンタ23に入力されるようになつ
ているので、アドレス検出回路22による出力と第2の
位置検出装置28による出力との切換を迅速に達成する
ことが可能であり、検索及びプログラム制御を容易に行
うことが可能である。
またカウンタ23をアドレス検出回路22の出力の記憶
用と第2の位置検出装置28に基づく出力パルスのカウ
ント用とに共用し、エラー検出回路36の出力で切換制
御して使用するので、装置を簡略にすることが出来る。
また、読み取り装置3がデイスク1の記憶領域最内周位
置に至つたときに、スイツチ15とりセツト信号形成回
路15aとの働きでカウンタ23が自動的に零復帰(り
セツト)されるようになつているので、カウンタ23を
利用した検索を容易に行うことが出来る。
次に本発明の第2の実施例を示す第8図及び第9図に付
いて述べる。
但し、符号14,22,22a,23,24,25,2
6,27,28,34,35,35a,36,36aで
示すものの構成及び機能は第1図の同一符号のものと実
質的に同一であるので、その説明を省略する。この第2
の実施例に係わる磁気記録再生装置は、エルカセツトと
呼ばれるテープ引き出し型力セツトを使用するテープレ
コーダであつて、磁気テープ40を第8図の鎖線位置か
ら実線位置まで引き出して記録再生する構成になつてい
る。磁気テープ40には第9図に示す如く主情報を記録
するトラツク41の他に副情報(番地信号)を記録する
制御トラツク42を有する。従つて、制御トラツク42
にアドレス信号を記録し、再生時にこれを検出すること
によつてアドレス検索を行うことが可能である。磁気テ
ープ40は一対のリール軸43,44に結合された一対
のリール42,43に掛けられ、正常送り時には、キヤ
プスタン47とピンチローラ48とによつて定速走行さ
れる。この時、磁気テープ40はピン49,50によつ
て力セツト外に引き出され、記録再生用磁気ヘツド3b
と位置検出用磁気ヘツド3aとに当接する。正方向高速
送り時には、リール軸43に結合された巻取り側モータ
11aによつてリール45が回転され、磁気テープ40
はヘツド3a,3bから離間した力セツト内で高速走行
する。逆方向高速送り時には、リール軸44に結合され
た巻取側リールモータ11bによつてリール46が回転
さ瓢磁気テープ40は鎖線の位置で走行する。この装置
では情報読み取り装置としてヘツド3a,3bが設けら
れ、第1の位置検出装置としてヘツド3aに接続された
アドレス検出回路22が設けられている他に、リール軸
43に結合して第2の位置検出装置28が設けられてい
る。この第2の位置検出装置28は巻取側リール軸43
の回転を検出することによつてテープ40の走行量を間
接的に検出するものである。検索をするために、電源ス
イツチ14をオンにすると、巻戻しモータIlbが付勢
され、供給側リール46にテープ40が巻き取られる。
テープ終端即ち0番地点はテープ終端を導電箔で検出す
るセンシングポール15’によつて検知され、終端まで
テープが走行すると、巻戻しモータ11bが非付勢とな
り、またりセツト信号形成回路15aからりセツト信号
がカウンタ23に付与される。しかる後、巻取側モータ
Ilaの付勢でテープ40が正方向に高速送りされて巻
取側リール45に順次に巻取られる。この時、ヘツド3
aによつてテープ40から直接にアドレスを検出するこ
とは不可能であるが、第2の位置検出装置28によつて
テープ移動量から間接的に検知することが出来る。第2
の位置検出装置28からはリール45に於けるテープの
巻径の変化のために直線的出力が得られないが、パルス
数変換器35によつてこれを補正し、磁気テープ上に於
けるアドレスに略対応したレジタル信号をカウンタ23
に入力させる。検出アドレスとプログラム・アドレスと
が一致すれば、比較器24からモータ11aを停止させ
る信号が発生し、検索が終了する。高速送りによる検索
終了後には、テープ40をヘツド3a,3bに当接させ
、ヘツド3aによるアドレス検出を開始し、正確に所望
アドレスを求める。この第2の実施例によつても、第1
の実施例と同様の効果を得ることが出来る。
以上本発明の実施例に付いて述べたが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なもの
である。
例えば、第8図の装置の変形として第10図に示す如く
、高速走行時に磁気テープ40に走行速度検出用ローラ
51を接触させ、このローラ51と第2の位置検出装置
28とによつてテープ移動量を求めてもよい。この場合
にはテープ走行量に対応した直線的出力が得られるので
、巻径変化によるパルス数換算の必要がなくなる。また
、本発明を第11図及び第12図に示すマイクロフイル
ムリーダ装置にも適用可能である。
即ち、マイクロフイルム60に主情報61の他に副情報
として番地信号62を記録し、一対のリール63,64
でフイルム60を走行させ、第1の位置検出装置65に
よつてフイルム60から直接に番地を求め、第2の位置
検出装置66によつてテープ走行量から番地を求めるも
のに適用可能である。また、第2の位置検出装置28の
代りに、第13図A,Bに示すような位置検出装置28
aを設けてもよい。
即ち、読み取り装置3の案内ミヤフト9と同様にデイス
ク1の半径方向にスリツト31a′を有する固定スリツ
ト板31aを延在させ、またスリツト30a’を有する
移動スリツト板30a及び光検知器33aを読み取り装
置3に連動して移動させ、読み取り装置3で使用してい
るレーザ光源4の前又は後から放射される光ビーム又は
読み出し装置3に固定されたランプ又は発光ダイオード
から放射される光32aを利用して移動スリツト30a
の移動即ち読み取り装置3の移動量を求めてもよい。ま
たこの実施例では検索の際に、検出アドレスとプログラ
ム・アドレスとが一致したときにモータ11が停止する
ように構成されているが、これを変形して、高速送りに
於ける第2の位置検出装置28の出力に基づく検出アド
レスとプログラム・アドレスとが一致したときに送りモ
ータ11を停止させずに自動的に低速の正常送りとなる
ようにモータ11を回転させ、正常送りで正確なアドレ
ス検索を進め、検出アドレス回路22の出力とプログラ
ム・アドレスとが一致したときに、自動的に復調回路2
1から再生出力が送出されるようにしてもよい。
またパルス数変換器35は逓倍器に限ることなく、トラ
ツクの1ピツチの送り時間よりもパルス周期が短かくな
る場合には分周器を設けて1ピツチで1パルス発生する
ように分周してもよい。
また第2の位置検出装置28から発生するパルスの周期
がトラツクの1ピツチに対応しているときにはパルス数
変換器35を省略してもよい。また読み取り装置3の半
径方向送り装置を、モータ11とワイヤ10とで構成せ
ずに、モータによつてネジ棒を回転させ、ネジ棒に螺合
するナツト部を読み取り装置3に固定し、ボルトとナツ
トの関係で読み取り装置3を移動するようにしてもよい
また、実施例では高速送りの時にミユーテイング回路を
動作させているが、ミユーテイング回路を省いても差支
えない。
ミユーテイング回路が無くとも、高速送りの場合は、ト
ラツク上を光ビーム走査することが不可能となり、アド
レス検出も不可能となる。従つてエラー検出回路36か
らアドレス検出不能を示すエラー検出信号が発生する。
また実施例ではカウンタ23の入力端子にデジタルのO
信号を付与してりセツトしているが、りセツト端子又は
クリア端子を有するカウンタを使用し、りセツト信号に
よつてカウンタ23をりセツトするようにしてもよい。
また第5図の原理図ではアドレス検出回路22がカウン
タ23′に接続されているが、スイツチS1を介して比
較器24に直接接続してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるデイスク再生装
置を示すプロツク図、第2図はデイスクの説明的平面図
、第3図はデイスクの説明的断面図、第4図は第2の位
置検出装置を示すものであり、Aは正面図、Bは回転ス
リツト板と固定スリツト板との関係を示す説明的平面図
、Cは固定スリツト板を説明的に示す平面図、第5図は
第1図のカウンタ部分を説明するためのプロツク図、第
6図は第1図のカウンタを示すプロツク図、第7図は第
6図の1個のアツプダウン・カウンタの回路図、第8図
は本発明の第2の実施例に係わる磁気記録再生装置を示
すプロツク図、第9図は第8図の装置で使用する磁気テ
ープの平面図、第10図は磁気記録再生装置の変形例を
示す平面図、第11図はマイクロフイルムリーダを示す
平面図、第12図はマイクロフイルムの平面図、第13
図は位置検出装置の変形例を示すものであり、Aは正面
図、Bは平面図であるo尚図面に用いられている符号に
於いて、1はデイスク、2はデイスクモータ、3は情報
読み取り装置、4はレザー光源、7は検知器、11は送
りモータ、14は電源スイツチ、15は最内周位置検出
及びりセツト用スイツチ、22はアドレス検出回路、2
3はカウンタ、24はデジタル比較器、27はプログラ
ム回路、28は位置検出装置、36はエラー検出回路で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主情報と該主情報の位置を示す副情報とが記録され
    ている記録媒体から前記主情報及び前記副情報を読み取
    るための情報読み取り装置と、前記記録媒体と前記情報
    読み取り装置との何れか一方又は両方を移動するための
    移動装置と、前記情報読み取り装置で読み取られた前記
    副情報から前記主情報の位置を検出するための第1の位
    置検出装置と、前記記録媒体に記録されている情報に基
    づかずに、前記記録媒体と前記読み取り装置との相対的
    移動距離を検出して前記主情報の位置を知るための第2
    の位置検出装置と、前記第1の位置検出装置又は前記第
    2の位置検出装置から付与される前記主情報の位置を示
    す信号を計数又は記憶するカウンタと、前記第1の位置
    検出装置による検出出力の正誤又は有無を検知する位置
    検出状態検知回路と、前記第1の位置検出装置から正し
    い位置検出信号が得られていることを示す前記位置検出
    状態検知回路の出力に応答して前記第1の位置検出装置
    の出力のみを前記カウンタに入力させ、前記第1の位置
    検出装置の出力が誤まりであること又は出力が無いこと
    を示す前記位置検出状態検知回路の出力に応答して前記
    第2の位置検出装置の出力のみを前記カウンタに入力さ
    せるように前記カウンタの入力を制御するカウンタ入力
    制御回路とから成る情報再生装置。 2 前記記録媒体が同心円状又は渦巻状トラック形態に
    情報を記録したディスクであり、前記情報読み取り装置
    が光学的読み取り装置であり、前記移動装置が前記ディ
    スクを回転させるためのモータと前記光学的読み取り装
    置を前記ディスクの半径方向に移動させるための送り装
    置であり、前記第1の位置検出装置が前記光学的読み取
    り装置から得られた副情報を復調してアドレス信号を得
    るアドレス検出回路であり、前記第2の位置検出装置が
    前記送り装置又は前記光学的読み取り装置に結合された
    検出装置であり、前記カウンタがデジタル信号の記憶と
    パルス数のカウントとの両方を行うことが可能なデジタ
    ルカウンタである特許請求の範囲第1項記載の情報再生
    装置。 3 前記記録媒体は、前記副情報が垂直プランキング期
    間に記録されたビデオディスクである特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の情報再生装置。 4 前記記録媒体が磁気テープであり、前記情報読み取
    り装置が磁気ヘッドであり、前記移動装置が前記磁気テ
    ープを走行させるテープ走行装置であり、前記第2の位
    置検出装置は前記テープ走行装置又は前記磁気テープの
    運動に基づいて走行量を検出する装置である特許請求の
    範囲第1項記載の情報再生装置。 5 前記記録媒体が、主情報記録トラックと副情報記録
    トラックとを有する磁気テープである特許請求の範囲第
    4項記載の情報再生装置。 6 前記検出状態検知回路が、アドレス信号のパリテイ
    チェックを行うエラー検出回路である特許請求の範囲第
    1項記載の情報再生装置。
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JPS6125102Y2 (ja) * 1980-06-09 1986-07-28
JPS5845677A (ja) * 1981-09-09 1983-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 情報記録媒体の再生装置
EP0495530B2 (en) * 1981-10-28 1999-08-25 Discovision Associates Method for recovering information from a selected track on a record disc
JPS5891559A (ja) * 1981-11-24 1983-05-31 Sanyo Electric Co Ltd 曲の頭出し装置
JPS58147859A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Akai Electric Co Ltd ピツクアツプ移動制御回路

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