JPH05135519A - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH05135519A
JPH05135519A JP12432792A JP12432792A JPH05135519A JP H05135519 A JPH05135519 A JP H05135519A JP 12432792 A JP12432792 A JP 12432792A JP 12432792 A JP12432792 A JP 12432792A JP H05135519 A JPH05135519 A JP H05135519A
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pickup
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disc
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Fumiaki Tanabe
文昭 田辺
Hirohisa Yamaguchi
裕久 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置における検索を高速且つ正確
に行う。 【構成】 ピックアップ5をディスク1の半径方向に送
るために正常送り用DCモータ25と高速送り用ステッ
プモータ27とを設ける。高速送り用ステップモータ2
7の単位ステップ当りのピックアップ5の移動量を求め
るために、ステップモータ27を所定ステップ数(例え
ば100ステップ)駆動し、この時のピックアップ5の
移動量を所定ステップ数(100ステップ)で割り算す
る。求めた単位ステップ当りの移動量は平均化されてい
るので、精度が高い。この精度の高い値を使用して検索
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ、ビデオ、
データ等の信号を記録媒体ディスクを使用して再生する
ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク中の所望アドレスを検索する機
能を備えたディスク装置は公知である。この種のディス
ク装置は、高速検索を行うために、ピックアップをディ
スク半径方向に高速送りすることが出来るように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピックアッ
プの高速送り時には、ディスクのアドレスを読み取るこ
とが不可能であるために、高速送りのみで所望アドレス
にピックアツプを移動させることは困難である。しか
し、高速送りモードにおける単位送り量当りのトラック
数が予め分っていれば、高速送りモードで見込み送りす
ることが出来る。しかしながら、トラックピッチが常に
一定であるとは限らず、また送りの機械的誤差があるた
めに、見込み送りを正確に行うことは不可能であった。
更に説明すると、ビデオディスクの場合には、トラック
ピッチの規格が1.4〜2.0μmとされており、この
範囲で変化するおそれがある。このため、高速送り用ス
テップモータの1ステップ当りのトラック数にバラツキ
が生じ、所望アドレスにピックアップを移動させるため
に要求されるステップ数を単純に決定し、これに基づい
てステップ動作をさせても、ステップ後のアドレスが所
望アドレスから大幅にずれることがあった。
【0004】上述の如き問題はステップモータを使用す
る場合のみでなく、DCモータ等を高速回転させてピッ
クアップを高速送りする場合にも生じる。また、高速送
りに限らず、正常送りの時にも問題になることがある。
例えば、正常送りの速度が、トラックピッチとの関係で
決定されている場合に、トラックピッチが基準ピッチか
ら大幅にずれていれば、許容範囲に収まる送りを継続す
ることができなくなる。
【0005】そこで、本発明の目的は、所望アドレスに
対するピックアップの位置決めを迅速且つ正確に行うこ
とが出来るディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、渦巻状又は同心円状の記録トラックを有す
るディスクを回転するためのディスク回転装置と、前記
ディスクから記録信号を読み取るためのピックアップ
と、前記ディスクと前記ピックアップとの間に前記ディ
スクの半径方向の相対的送りを生じさせる送り装置とを
具備するディスク装置において、前記送り装置が前記ピ
ックアップを正常送りするための第1のモータと前記ピ
ックアップを前記正常送りよりも速い高速送りするため
の第2のモータとを有し、前記第1及び第2のモータを
選択的に駆動して前記ピックアップを送るように構成さ
れており、前記第2のモータを所定量だけ駆動した時の
前記ピックアップの移動量に対応するトラック数を検知
する手段を備え、前記ディスクの所望アドレスに対する
前記ピックアップの位置決め制御に前記トラック数を使
用するように構成されていることを特徴とするディスク
装置に係わるものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】本発明は次の作用効果を有す
る。 (イ) 高速送りのための第2のモータを所定量だけ駆
動し、この時のピックアップの移動量を検知し、これを
ピックアップの位置決め制御(検索制御)に使用するの
で、第2のモータによる高速送りの誤差が少なくなる。
即ち、送り制御に必要になる第2のモータの所定量の駆
動によるピックアップの移動量として設計値を使用しな
いで実測値を使用するので、トラックピッチのバラツキ
及び送り量の誤差等を補正した高速送りが可能になる。 (ロ) 高速送りのための第2のモータの他に、正常送
りのための第1のモータを有するので、所望アドレスに
対するピックアップの位置決めを高速且つ正確に達成す
ることができる。
【0008】
【第1の実施例】次に、図1〜図3を参照して本発明の
第1の実施例に係わる光学ディスク装置を説明する。第
1図に於いて、ディスク1を例えば1800r.p.m で回
転するためのディスク回転装置としてディスクモータ
2、ターンテーブル3、クランパ4が設けられている。
支持基板32を備えた光学式ピックアップ5は、レーザ
光源6、凹レンズ7、回折格子8、ビームスプリッタ
9、1/4 λ板10、固定ミラー11、回動ミラー12、
集光レンズ13、ハーフミラー14、主ビーム検知器1
5、副ビーム検知器16から成る。このピックアップ5
のレーザ光源6から放射されたビームは凹レンズ7を介
して回折格子8に至り、ここで主ビーム17と副ビーム
(図示せず)とになる。この主ビーム17及び副ビーム
はビームスプリッタ9、1/4 λ板10、固定ミラー1
1、ビーム変位装置として回動ミラー12、集光レンズ
13を介してディスク1に投射され、これにより生じる
主ビーム17の反射ビーム18及び副ビームの反射ビー
ム19は、集光レンズ13、回動ミラー12、固定ミラ
ー11、1/4λ板10、ビームスプリッタ9を介してハ
ーフミラー14に至り、主ビームの反射ビーム18は主
ビーム検知器15で検知され、副ビームの反射ビーム1
9は副ビーム検知器16で検知される。この実施例の場
合、主ビーム17の反射ビーム18によって情報の読み
取りをなすと共に、主ビーム検知器15上でのビームス
ポットの変化によってフォーカス検出即ち集光レンズ1
3とディスク1との間隔検出を行い、副ビームの反射ビ
ーム19によってトラッキングのためのビーム位置検出
を行っている。
【0009】上述の如きピックアップ5の支持基板32
はディスク1の半径方向に延在した第1及び第2のガイ
ドレール20、21に案内されて半径方向に移動自在で
ある。22は支持基板32に並置されたワイヤである。
ワイヤ22は対向配置された左側プーリ23と右側プー
リ24とに巻掛けられてディスク半径方向に延在してい
る。この実施例では右側プーリ24は固定プーリであ
り、左側プーリ23は張力付与用レバー29に装着され
た変位可能なプーリである。レバー29は軸30を支点
として回動自在であり、バネ31によって図1で反時計
回り方向の偏倚力が付与されている。
【0010】本実施例のディスク装置に於いては、ピッ
クアップ5の支持基板32に、これを半径方向に正常送
りするためのDCモータ(第1のモータ)25が固着さ
れ、このDCモータ25に減速ギヤ33を介して第1の
プーリ26が結合されている。第1のプーリ26には無
終端形式のワイヤ22が巻回され、ワイヤ22の一部が
固定部材でプーリ26に固定されている。従ってワイヤ
22の移動が阻止された状態でプーリ26がモータ25
で回転されると、プーリ26は一定位置でワイヤ22を
巻き取ることは不可能であるので、プーリ26の一方の
側でワイヤ22を巻き取り、プーリ26の他方の側でワ
イヤ22をプーリ26から繰り出しつつプーリ26が左
又は右方向に移動し、モータ25及び支持基板32も追
従して左又は右方向に移動する。尚ピックアップ5をデ
ィスク半径方向に送るために必要な力に対応するワイヤ
22の張力では第2のプーリ28が回転しないような摩
擦抵抗が生じるように第2のプーリ28にステップモー
タ27が結合されている。
【0011】ワイヤ22は、固定位置に配置された第2
のプーリ28に対しても第1のプーリ26と同様に巻回
され且つその一部が固着されている。第2のプーリ28
は、高速送り用ステップモータ(第2のモータ)27に
結合され、ステップモータ27は移動自在な支持基板3
2とは別な固定部分に固着されているので、ステップモ
ータ27が駆動されても、第2のプーリ28は第1のプ
ーリ26のように移動はせず、固定された位置で回転す
る。ワイヤ22及び第1のプーリ26を介して結合され
た支持基板32は、移動自在であるので、第2のプーリ
28が回転すると、プーリ28の一方の側でワイヤ22
を巻取り、他方の側でワイヤ22を繰り出す動作とな
り、ワイヤ22が左右方向に移動し、支持基板32も追
従して左右方向に移動する。この際、第1のプーリ26
の回転伝達機構中にはギヤ33及び回転ロス等の摩擦抵
抗があり、この摩擦抵抗が支持基板32及びここに取り
付けられた部分の半径方向への送りに必要な力よりも大
きいので、ワイヤ22の移動で第1のプーリ26が回転
し、支持基板32の移動が不可能になるような事態は生
じない。
【0012】尚、ライン37から供給される公知の半径
方向送り信号がDCモータ制御回路38を介してDCモ
ータ25に供給されれば、DCモータ25は支持基板3
2をディスク半径方向に正常速度で送る。DCモータ制
御回路38は、ライン35から手動操作に基づいて与え
られるプレイ信号に応答してDCモータ25を動作させ
ると共に、ライン36から与えられる自動検索に基づく
プレイ命令信号に基づいてDCモータ25を駆動する。
ステップモータ27はライン39を介してステップモー
タ制御回路42に接続され、このステップモータ制御回
路42が高速送り制御回路41から供給される信号で制
御された時、又はライン40から供給される自動検索時
のステップ送り命令信号で制御された時にステップ送り
駆動される。
【0013】高速送り制御回路41は、本発明に従っ
て、単位ステップ当りのトラック数を検出する回路を含
む。この単位ステップ当りのトラック数の検出を自動的
に行うために、ディスク装置の容器の蓋の閉成を検出す
るスイッチ43が制御回路41に接続され、また、ピッ
クアップ5の最内周位置(BOD)検出スイッチ44及
びアドレス検出回路46も制御回路41に接続されてい
る。この高速送り制御回路41は、蓋閉成スイッチ43
のオンに応答して動作を開始するプログラムを含み、ス
テップモータ27の所定駆動(100ステップ駆動)の
開始前のアドレスA1 と終了後のアドレスA2 とを検出
し、(A2 −A1 )/100を演算し、これをステップ
数決定回路50に送る。ステップ数決定回路50は、制
御回路41から送られた単位ステップ当りのトラック数
に基づいて必要なステップ数を決定する。単位ステップ
当りのトラック数は単位ステップの複数倍(100倍)
の駆動を行って求めた平均値であるので、高い精度を有
する。
【0014】ターンテーブル3上にクランパ4で係止さ
れたディスク1は、光学的凹み即ちピットによって映像
信号又は音声信号等の情報を渦巻状トラックにFM記録
したものであり、1周で1フレームとなるように情報信
号が記録され、且つ垂直ブランキング区間にアドレス信
号が記録されている。
【0015】上記アドレス信号に基づいて自動検索する
ために、主ビーム検知器15の出力ライン45にアドレ
ス検出回路46が結合されている。アドレス検出回路4
6は垂直ブランキング区間に記録されているアドレス信
号を検出し、この結果をCPU比較演算回路47に送
る。比較演算回路47には検索アドレスを指定するため
のプリセットアドレス回路48が接続され、このプリセ
ットアドレス回路48は押釦スイッチ等で指定された検
索アドレス(目標アドレス)に対応した信号を比較演算
回路47に送る。今、プリセットアドレス回路48でプ
リセットされたプリセットアドレス(検索アドレス)を
A、アドレス検出回路46で検出した現在アドレス即ち
検出アドレス(現在アドレス)をBとすれば、比較演算
回路47は、AとBの差の演算をなし、種々の制御信号
を出力する。また比較演算回路47即ちCPUは、Aが
Bよりも大きい場合には正方向送りを命令し、AがBよ
りも小さい場合には逆方向送りを命令する信号をライン
49に送出する。
【0016】AとBとの差が大幅に相違した時即ちこの
実施例では|A−B|≧50の場合には高速送りモータ
でまず検索を行うために、CPUから成るスップ数決定
回路50が設けられている。このステップ数決定回路5
0は、AとBとの差のトラック数に対応するステップ数
を決定する回路である。このステップ数決定回路50の
出力はステップモータ制御回路42を介してステップモ
ータ27に供給され、ステップモータ27はステップ数
だけ回動する。
【0017】上述の如くステップ数決定回路50で決定
したステップ数だけ、ステップ送りモード基板32を半
径方向に送るとステップ送りモードが自動的に終了す
る。このステップ送りモード時には副ビームによるトラ
ッキング検出は不可能であるが、ステップ送りモードが
終了すると副ビームによるトラッキング検出が可能にな
る。トラッキング制御信号はライン51によって駆動装
置52に与えられ、回動ミラー12でトラッキング制御
がなされる。
【0018】ステップ送りモード終了後、上述の如く回
動ミラー12でトラッキング制御されてディスク1から
信号が読み取られると、アドレス信号の検出も可能とな
る。そして、再び検出された現在アドレス即ち検出アド
レスBと検索アドレス即ちプリセットアドレスAとが完
全に一致していれば、比較演算回路47から得られるA
=Bの信号によって検索終了回路53が動作し、検索終
了を知らせるか、装置を自動停止する。
【0019】ステップ送りモード後、一般にはA=Bと
はならないが、|A−B|<50には殆んどなる。即ち
ステップ送り後の現在アドレスBは、目標アドレスA即
ち検索トラックの50アドレス(50トラック)以内に
なる。このように|A−B|<50の場合には、これを
示す信号によってDCモータ制御回路38が動作し、D
Cモータ25が駆動されると共に、ジャンプパルス発生
回路54が動作し、ビーム17を単位トラックピッチだ
け半径方向にジャンプさせるための電圧値を有するパル
スを所定周期で発生する。ジャンプパルスは逆流阻止ダ
イオード55を介して検流計構成の公知のミラー駆動装
置52のコイルに付与され、磁極間に配置されたコイル
のジャンプパルスの電圧に対応した変位に追従したミラ
ー12の回動で主ビーム17及び副ビームが1トラック
ピッチだけディスク半径方向に送られる。ところで、こ
の送りを正確に行うために、CPU内にカウンタ56が
設けられ、比較演算回路47から得られる|A−B|<
50の値がこのカウンタ56に記憶される。またジャン
プパルス発生回路54から発生するジャンプパルスを計
数するカウンタ58が設けられ、両カウンタ56、58
の出力が比較回路59で比較され、両計数値が等しくな
ると、即ちA−Bだけビームが送られると、比較回路5
9からジャンプパルス発生回路54の動作を阻止する信
号が出力し、ジャンピングモードが終了し、ステップ送
りモードによるトラックずれ(アドレスずれ)がジャン
プパルスによる回動ミラー12の働きで補正され、正確
な自動検索がなされる。尚このジャンプ送りモード時に
は、DCモータ制御回路38が動作し、DCモータ25
が動作可能状態にあり、副ビームの反射光に基づく誤差
出力をローパスフィルタを通した信号で駆動される。し
かし、ジャンピング期間は短時間であるので、実際には
DCモータ25はジャンピングモード中に殆んど送りに
関与しない。しかし、ミラー12の回動角度がジャンピ
ングに不適当な場合等に於いては、モータ25による正
常送りモードとなり、しかる後ジャンピング可能なミラ
ー12の位置となる。
【0020】ところで、ステップ数決定回路50による
ステップ数の決定を正確に行えば、検索を迅速に終了さ
せることが出来る。ステップ数を決定する際には、単位
ステップ当りのトラック数が必要になる。従来は、ディ
スクのトラックピッチとステップモード27による単位
ステップの送り量とに基づいて予め固定的に決められて
いた。もし、トラックピッチが変化せず、且つ単位ステ
ップの送り量も変化しなければ、正確にステップ数が決
定される。しかし、既に説明したように、トラックピッ
チが変化する可能性があり、送り量も機械的誤差により
変化する可能性がある。そこで、本発明に従って、高速
送り制御回路41が設けられている。図1では、理解を
容易にするためにCPU(中央処理装置)を複数のブロ
ックに機能的に分けて示している。しかし、実際には、
図1の高速送り制御回路41、比較演算回路47、ステ
ップ数決定回路50、カウンタ56及び58、比較回路
59等は、図2に示すCPU61とリードオンリーメモ
リ即ちROM62とを含むマイクロコンピュータで構成
されている。図2において、図1の高速送り制御回路4
1として機能するCPU61及びROM62には、アド
レス検出回路46、ディスク最内周検出スイッチ44、
ANDゲート63、DCモータ制御回路38、ステップ
モータ制御回路42、トラッキング制御回路64、及び
フォーカス制御回路65がポート(図示せず)を介して
接続されている。ANDゲート63は、ディスク装置の
容器本体66の蓋67を閉じた時にオンになるスイッチ
43の出力と電源スイッチ68のオン出力とディスク装
着検出スイッチ69の出力とを入力して初期状態設定動
作を開始させるようにCPU61を制御する。
【0021】図3は、図1及び図2に示す装置の初期状
態設定動作即ち単位ステップ当りのトラック数決定動作
を示すフローチャートである。図3のブロック71のス
タート信号がANDゲート63から発生すると、ディス
ク1の回転が開始すると共に、ブロック72に示す如く
CPU61はROM62のプログラムに従って、ピック
アップ5をディスク内周方向に1ステップ送るようにス
テップモータ27を駆動する制御信号を送出する。ブロ
ック73で示す如くピックアップ5がディスク最内周位
置(BOD)にあるか否かがスイッチ44で検知され
る。もし最内周位置が検出されなければ、検出されるま
で、ピックアップ5は内周方向にステップ送りされる。
なお、1ステップで約10トラック分となるようにピッ
クアップ5は移動する。スイッチ44で最内周位置が検
出されたら、ブロック74に示す如く、フォーカスサー
ボを開始するようにCPU61はフォーカス制御回路6
5を制御する。なお、図1において、集光レンズ13に
はムービングコイル13aが一体化され、これにフォー
カス制御回路65が接続されている。また、ディスク最
内周位置検出に同期してブロック75に示す如くディス
ク外周方向に10ステップ送るための制御信号をCPU
61からステップモータ制御回路42に与え、ステップ
モータ27を10ステップ動作させる。
【0022】次に、ブロック76に示す如く、トラッキ
ングサーボをオンにするための制御信号を、CPU61
からトラッキング制御回路64に与える。トラッキング
制御状態となると、ピックアップ5によるアドレスの読
み取りが可能になり、アドレス検出回路46によって、
ブロック77に示す如く第1回目のアドレスチェックが
なされ、アドレスA1 が読み取られ、これがCPU61
のメモリに書き込まれる。第1回目のアドレスチェック
が終了したら、ブロック78に示す如くトラッキングサ
ーボのオフ制御がなされる。次に、ブロック79に示す
外周に100ステップ送る制御信号がプログラムに従っ
て発生し、ステップモータ27は100ステップ駆動さ
れる。即ち、本発明に従う所定量の送り駆動がなされ
る。次に、ブロック80に示す如く、トラッキングサー
ボが再びオンになり、ブロック81に従って、アドレス
検出回路46によって第2回目のアドレスチェックがな
され、100ステップ後のアドレスA2 が検出される。
次に、ブロック82に示す如く単位ステップ当りのトラ
ック数を求めるために(A2 −A1 )/100の演算が
CPU61で行われ、この結果が内蔵メモリに書き込ま
れる。
【0023】次に、ブロック83に示す如く1番地サー
チモードとなり、ピックアップ5はディスク1の最初の
番地に戻され、ブロック84に示す如く初期状態設定動
作が終了する。
【0024】上述の如く決定された単位ステップ当りの
トラック数は、トラックピッチのバラツキ及び送り機構
の誤差を補償した値であるので、極めて精度が高い。従
って、検索時のステップ数の決定を高精度に行うことが
出来、見込み送りの精度が高くなる。
【0025】
【第2の実施例】次に、本発明の第2の実施例に係わる
ディスク装置を示す図4について述べる。このディスク
装置の大部分は、図1及び図2に示すディスク装置と同
一であるので、共通する部分の多くは図示が省略され、
且つ共通する部分には同一の符号が付されている。この
実施例では図1のステップモータ27の代りにDCモー
タ27aが設けられている。DCモータ27aはステッ
プ制御が不可能であるので、回転検出器を設け、この検
出に基づいて回転量を制御している。回転検出器は、モ
ータ27aのシャフトに取り付けられた回転スリット板
91と、発光素子92、及び受光素子93の組み合せの
ホトカプラーから成る光学的検出器であり、スリット板
91のスリットが通過する毎にパルスを発生するもので
ある。従って、単位スリットの通過に基づく単位パルス
の発生を、図1のステップモータ27の単位ステップに
対応させることが出来る。
【0026】この装置で図1〜図3の場合におけるアド
レスA1 、A2に相当するものを求める場合には、ま
ず、アドレスA1 を検出した後に、CPU61からDC
モータ制御回路42aに駆動指令を与え、DCモータ2
7aを回転させてピックアップ5をディスク外周方向に
送り、受光素子93から得られるパルスをCPU61に
内蔵されているカウンタ94で計数する。そして、カウ
ンタ94が100パルスを計数した時点でDCモータ2
7aによる送りを停止させ、100パルス後即ち所定量
の送り駆動後のアドレスA2 を検出し、(A2 −A1 )
/100から単位パルス当りのトラック数を計数する。
そして、このトラック数に基づいて、検索時のモータ回
転量を決定する。
【0027】本発明は、上述の実施例に限定されるもの
でなく、例えば次の変形が可能である。 (a) ワイヤ22の代りに、スクリューを使ってピッ
クアップ5を送る場合にも適用可能である。 (b) 単位ステップ又は単位回転量当りのトラック数
を表示する表示器を設けてもよい。また、この表示器の
表示を見て、ステップ数決定回路50で使用する定数を
手動で与えるようにしてもよい。 (c) ANDゲート63の入力に再生スイッチ出力ラ
インを接続し、再生モードを設定した時に、初期状態設
定即ちトラック数決定動作が開始するようにしてもよ
い。 (d) 図4のモータ27aの所定量の送りを、所定パ
ルス数とせずに、所定時間としてもよい。 (e) 磁気ディスク装置にも適用可能である。 (f) 正常送りにおける単位回転量又は単位ステップ
当りのトラック数を求める。この結果を正常送りの制御
に使用する場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるディスク装置を
示すブロック図である。
【図2】図1の一部を示すブロック図である。
【図3】図1及び図2の装置における初期状態設定動作
を示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施例のディスク装置の一部を
示すブロック図である。
【符号の説明】
25 DCモータ 27 ステップモータ 41 高速送り制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻状又は同心円状の記録トラックを有
    するディスクを回転するためのディスク回転装置と、前
    記ディスクから記録信号を読み取るためのピックアップ
    と、前記ディスクと前記ピックアップとの間に前記ディ
    スクの半径方向の相対的送りを生じさせる送り装置とを
    具備するディスク装置において、 前記送り装置が前記ピックアップを正常送りするための
    第1のモータと前記ピックアップを前記正常送りよりも
    速い高速送りするための第2のモータとを有し、前記第
    1及び第2のモータを選択的に駆動して前記ピックアッ
    プを送るように構成されており、 前記第2のモータを所定量だけ駆動した時の前記ピック
    アップの移動量に対応するトラック数を検知する手段を
    備え、前記ディスクの所望アドレスに対する前記ピック
    アップの位置決め制御に前記トラック数を使用するよう
    に構成されていることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のモータはステップモータであ
    る特許請求の範囲第1項記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のモータはDCモータである特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記所定量は単位駆動量の複数倍である
    特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載のディ
    スク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030090235A (ko) * 2002-05-21 2003-11-28 삼성전기주식회사 직류모터용 콘트롤러를 이용한 픽업 구동용 스텝핑 모터의제어장치

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KR20030090235A (ko) * 2002-05-21 2003-11-28 삼성전기주식회사 직류모터용 콘트롤러를 이용한 픽업 구동용 스텝핑 모터의제어장치

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