JPH0633543Y2 - テープ切れ検出装置 - Google Patents
テープ切れ検出装置Info
- Publication number
- JPH0633543Y2 JPH0633543Y2 JP15857088U JP15857088U JPH0633543Y2 JP H0633543 Y2 JPH0633543 Y2 JP H0633543Y2 JP 15857088 U JP15857088 U JP 15857088U JP 15857088 U JP15857088 U JP 15857088U JP H0633543 Y2 JPH0633543 Y2 JP H0633543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- detecting
- cassette
- prism
- leader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ディジタルオーディオテープ等、カセットの
中にリーダーテープ及びトレーラーテープ検出のための
プリズムを有するテープを用いるテープレコーダに関す
るものである。
中にリーダーテープ及びトレーラーテープ検出のための
プリズムを有するテープを用いるテープレコーダに関す
るものである。
従来の技術では、テイクアップ側とサプライ側両方のリ
ール台のパルスをカウントして、どちらかのパルス数
が、現在動作すべきモードにおいて正常であると考えら
れる単位時間当たりのパルス数の上限を越えている状態
をテープ切れとみなし、何らかの異常処理を行ってい
た。例えばFWD方向の走行では、テイクアップリールは
テープを巻きとる方向にトルクを発生し、サプライリー
ル側はテープを送り出す方向に回転するが、テープテン
ションを確保するためにテープを巻きとる方向にトルク
がかかっている。これと同様に、REV方向の走行でも、
テイクアップリール及びサプライリールのどちら側もテ
ープを巻きとる方向にトルクが発生する。そこで、何ら
かの不具合によってテープが切れた場合、走行方向にか
かわらずにテープは両方のリールに巻きとられて空回り
するので、負荷が軽くなり、本来その状態で走行すべき
速度よりも回転が速まる。ここで、テイクアップ側とサ
プライ側のどちらかの単位時間当たりのリールパルスの
数が、正規の状態で考えられる上限を越えた場合にテー
プが切れていると判断し、走行停止やエラー表示やカセ
ットの排出等のエラー処理ルーチンへと移行していた。
ール台のパルスをカウントして、どちらかのパルス数
が、現在動作すべきモードにおいて正常であると考えら
れる単位時間当たりのパルス数の上限を越えている状態
をテープ切れとみなし、何らかの異常処理を行ってい
た。例えばFWD方向の走行では、テイクアップリールは
テープを巻きとる方向にトルクを発生し、サプライリー
ル側はテープを送り出す方向に回転するが、テープテン
ションを確保するためにテープを巻きとる方向にトルク
がかかっている。これと同様に、REV方向の走行でも、
テイクアップリール及びサプライリールのどちら側もテ
ープを巻きとる方向にトルクが発生する。そこで、何ら
かの不具合によってテープが切れた場合、走行方向にか
かわらずにテープは両方のリールに巻きとられて空回り
するので、負荷が軽くなり、本来その状態で走行すべき
速度よりも回転が速まる。ここで、テイクアップ側とサ
プライ側のどちらかの単位時間当たりのリールパルスの
数が、正規の状態で考えられる上限を越えた場合にテー
プが切れていると判断し、走行停止やエラー表示やカセ
ットの排出等のエラー処理ルーチンへと移行していた。
従来の検出では、ある時間リールを回転させないとテー
プ切れが分からない。そのため、テープが切れてから、
走行停止やエラー表示やカセットの排出等の異常処理ル
ーチンへ移行するまでに時間がかかった。特に、テープ
をローディングするシステムでは、テープのローディン
グの途中でテープが切れた場合に、走行モードに移行す
るまで異常が検出できなかった。また、現在動作すべき
モードから、正常である場合の単位時間当たりのリール
パルス数の上限を、テイクアップ側とサプライ側の両方
に対して求め、それぞれ測定した数と比較するので、処
理が複雑であった。
プ切れが分からない。そのため、テープが切れてから、
走行停止やエラー表示やカセットの排出等の異常処理ル
ーチンへ移行するまでに時間がかかった。特に、テープ
をローディングするシステムでは、テープのローディン
グの途中でテープが切れた場合に、走行モードに移行す
るまで異常が検出できなかった。また、現在動作すべき
モードから、正常である場合の単位時間当たりのリール
パルス数の上限を、テイクアップ側とサプライ側の両方
に対して求め、それぞれ測定した数と比較するので、処
理が複雑であった。
本考案はテープレコーダにカセットが装填され、カセッ
トに組込まれているリーダーテープ及びトレーラーテー
プ検出のプリズムにそれぞれ光を当て、反射光を検出す
る手段と、反射光がそれぞれの検出手段より共に検出さ
れるとテープ切れであると判断して、エラー処理ルーチ
ンへ移行する手段を設けたテープ切れを検出する装置で
ある。
トに組込まれているリーダーテープ及びトレーラーテー
プ検出のプリズムにそれぞれ光を当て、反射光を検出す
る手段と、反射光がそれぞれの検出手段より共に検出さ
れるとテープ切れであると判断して、エラー処理ルーチ
ンへ移行する手段を設けたテープ切れを検出する装置で
ある。
カセットが装填されて、テープが切れない限り、リーダ
ーテープ側とトレーラーテープ側の両方のプリズムの反
射光が検出されることはない。従って、テープが切れた
時に、迅速かつ正確に異常を検出できる。特に、テープ
をローディングするシステムでは、テープのローディン
グの途中でもテープ切れを検出できる。
ーテープ側とトレーラーテープ側の両方のプリズムの反
射光が検出されることはない。従って、テープが切れた
時に、迅速かつ正確に異常を検出できる。特に、テープ
をローディングするシステムでは、テープのローディン
グの途中でもテープ切れを検出できる。
本考案の一実施例を図面により説明する。第1図は本考
案の一実施例を示すブロックで、テープ切れ検出のアル
ゴリズムを表すフローチャートを第2図に示す。
案の一実施例を示すブロックで、テープ切れ検出のアル
ゴリズムを表すフローチャートを第2図に示す。
テープレコーダ1にカセット2が装填されテープ3をカ
セット2から引き出しテープガイド5a〜5dを通りヘッド
4及びキャプスタン6・ピンチローラ7間にローディン
グする。
セット2から引き出しテープガイド5a〜5dを通りヘッド
4及びキャプスタン6・ピンチローラ7間にローディン
グする。
カセット2のサプライリール8に巻回されたテープ3は
トレーラーテープ側の光検出装置9とプリズム10間を横
切り、検出装置9はリーダーテープかトレーラーテープ
かの通過による異なる検出信号を出力する。一方テイク
アップリール11に巻き取られるテープ3はリーダーテー
プ側の光検出装置12とプリズム13間を横切り、光検出装
置9はリーダーテープかトレーラーテープかの通過によ
る異なる検出信号を出力する。
トレーラーテープ側の光検出装置9とプリズム10間を横
切り、検出装置9はリーダーテープかトレーラーテープ
かの通過による異なる検出信号を出力する。一方テイク
アップリール11に巻き取られるテープ3はリーダーテー
プ側の光検出装置12とプリズム13間を横切り、光検出装
置9はリーダーテープかトレーラーテープかの通過によ
る異なる検出信号を出力する。
光検出装置9及び12はホトカプラーで光を反射してプリ
ズム10,13によって反射された光を検出することでテー
プの状態を検出する。光検出装置9,12の出力はプロセッ
サー回路14に入力されそれぞれの検出装置9,12の出力状
態によって判断するルーチンになっている。
ズム10,13によって反射された光を検出することでテー
プの状態を検出する。光検出装置9,12の出力はプロセッ
サー回路14に入力されそれぞれの検出装置9,12の出力状
態によって判断するルーチンになっている。
装填されたテープがすでに切れている場合はただちに光
検出装置9,12は同時に光を検知してプロセッサー回路14
はカセット2をイジェクトする様に命令する。
検出装置9,12は同時に光を検知してプロセッサー回路14
はカセット2をイジェクトする様に命令する。
本考案によるとテープ切れを速く検出することができた
だちにイジェクトすることができる。
だちにイジェクトすることができる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
そのフローチャートを示す。 1…テープレコーダ、2…カセット 3…テープ、4…ヘッド 5a〜5d…テープガイド、6…キャプスタン 7…ピンチローラ、8…サプライリール 9,12…光検出装置、10,13…プリズム 11…テイクアップリール 14…プロセッサー回路である。
そのフローチャートを示す。 1…テープレコーダ、2…カセット 3…テープ、4…ヘッド 5a〜5d…テープガイド、6…キャプスタン 7…ピンチローラ、8…サプライリール 9,12…光検出装置、10,13…プリズム 11…テイクアップリール 14…プロセッサー回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】リーダーテープ及びトレーラーテープ検出
のためのプリズムを組込んだカセットテープを駆動する
駆動装置と前記プリズムの反射光を検出する手段を有す
るテープレコーダに於いて、前記リーダーテープ側と前
記トレーラーテープ側との前記プリズムの反射光をそれ
ぞれ検出する手段と、反射光がそれぞれの検出手段より
共に検出されるとテープ切れであると判断しエラー処理
を行う手段とを具備することを特徴とするテープレコー
ダのテープ切れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857088U JPH0633543Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | テープ切れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857088U JPH0633543Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | テープ切れ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280328U JPH0280328U (ja) | 1990-06-20 |
JPH0633543Y2 true JPH0633543Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31439019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15857088U Expired - Lifetime JPH0633543Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | テープ切れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633543Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-07 JP JP15857088U patent/JPH0633543Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0280328U (ja) | 1990-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910003206B1 (ko) | 테이프위치의 검출장치 | |
JPH01165057A (ja) | テープカセット種別検出装置 | |
JPH0633543Y2 (ja) | テープ切れ検出装置 | |
JP2854892B2 (ja) | テープ巻取制御装置 | |
JP2998488B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2870809B2 (ja) | テープ移送装置 | |
JP2532420B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0772956B2 (ja) | テープ再生モード判別装置 | |
JP2000268444A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP3054396U (ja) | カセット種類判定装置、カセットテープ残量検出装置及び磁気記録再生装置 | |
JP3219484B2 (ja) | テープ巻込検知装置 | |
JPH02308462A (ja) | カセット判別装置 | |
JP2538000B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6037987B2 (ja) | テープ走行異常検出方式 | |
KR0129207B1 (ko) | 브이씨알의 주행속도 자동제어시스템 | |
JPH06168500A (ja) | テープ減速装置 | |
JP2530924B2 (ja) | 磁気テ―プ装置における磁気テ―プの巻ゆるみ検出方法、及び磁気テ―プ装置 | |
JPS5933654A (ja) | 磁気テ−プ信号無記録部分長測定方法 | |
JP2000156002A (ja) | テ―プレコ―ダ装置 | |
JPH0877649A (ja) | 磁気テープの端部位置検知装置 | |
JPS62239453A (ja) | テ−プ中間検出装置 | |
JPH04238146A (ja) | 回転ヘッド式磁気記録再生装置 | |
KR980011187A (ko) | 비디오 테이프의 시작 및 끝부분 검출방법 | |
KR19990001678A (ko) | 비디오 카세트 레코더의 고속 주행 제어방법 | |
JPS6242379A (ja) | テ−プ量検出装置 |