JP2998488B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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Description
再生機器、特にビデオテープレコーダ(以下VTRと記
す)での磁気テープの巻き取り方法に関するものであ
る。
削減を図るため種々の改良が行なわれており、搭載され
ているメカニズムも部品点数の削減が図られている。こ
のため、巻き取りリールや供給リールをキャプスタンで
駆動することにより全ての機能を実現する方法がとられ
ている。このため、早送り/巻き戻し動作ではキャプス
タンからベルトやギア列を介してそれぞれのリールを駆
動する構成になっている。
時間の短縮も要求されており磁気テープの巻き取り量を
検出しながらキャプスタンを加速または減速する事が行
なわれている。
明する。図3は従来の早送り/巻き戻し動作におけるキ
ャプスタンモーター制御部に関するブロック図である。
図3において、31は磁気テープ(図示せず)を駆動す
るキャプスタンモーターである。32はキャプスタンモ
ーター31を制御するためのキャプスタン駆動部であ
る。34はキャプスタンモーター31を駆動源とするギ
ア列である。35は巻き戻し動作の時キャプスタンモー
ター31からギア列34を経由して駆動される供給リー
ル(以後Sリールと称す)である。36は早送り動作の
時キャプスタンモーター31からギア列34を経由して
駆動される巻き取りリール(以後Tリールと称す)であ
る。37はSリール35の回転に応じて出力されるリー
ルパルスを検出するリールパルス検出部である。38は
Tリール36の回転に応じて出力されるリールパルスを
検出するリールパルス検出部である。39はリールパル
ス検出部37および38からの出力信号を読み取り磁気
テープの巻き取り量を計算しキャプスタンに加速または
減速指令を送る巻き取り量判別部であり通常マイクロコ
ンピューターで構成されている。図4は巻き取り量判別
部39の早送り/巻き戻し動作時の巻き取り量判別処理
の流れ図である。
ター制御部について、以下その動作を説明する。早送り
/巻き戻し中には、巻き取り判別部39からの指令によ
りキャプスタン駆動部32へ回転指令が送られキャプス
タン31を正転または逆転させている。早送り動作で
は、キャプスタン31の回転は、ギア列34を介してT
リール36へ伝えられ、磁気テープを巻き取っている。
また巻き戻し動作では、キャプスタン31の回転は、ギ
ア列34を介してSリール35に伝えられる。両方のリ
ール35および36が回転するにつれ、それぞれの回転
パルスをリールパルス検出部37および38で検出し巻
き取り量判別部39へ出力する。この回転パルスをカウ
ントする事によりそれぞれのリールが一周したかどうか
判断する事ができる。巻き取り量判別部39では、図4
に示された流れ図の判断を行ない磁気テープの巻き取り
量を計測しキャプスタン駆動部32へ出力している指令
を切替え加速または減速を行なう。
を図4の流れ図で説明する。まず早送りか巻き戻し動作
かどうかを判定する。早送り/巻き戻し動作であればT
リール36およびSリール35の一周の回転時間を測定
する。この測定は、マイクロコンピューターに内蔵され
ているタイマー機能を利用して一定時間毎にカウントア
ップすることにより実現され、それぞれのリールが一周
するまでにカウントアップされた数値をFt、Fsとす
る。FtはTリール36が一周するまでの時間に相当
し、FsはSリール35が一周するまでの時間に相当す
る。両リール共一周の測定が終了したなら、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) の計算を行ない、その結果をAとする。
決めてある、減速位置を示す数値BとAを比較し減速位
置Bに達していなければキャプスタン制御部32に高速
指令を送り、減速位置Bに達していればキャプスタン制
御部32に低速指令を送る。
来の構成では、巻き取り量判別部39で一定時間毎にカ
ウントアップすることによりTリール36およびSリー
ル35の一周の時間を測定しているため、キャプスタン
モーター31の加速中や減速中また磁気テープにかかる
負荷によりキャプスタンモーター31の速度が変動した
場合にリール一周の測定時間が変動し正確な巻き取り量
を計算できないため、減速位置が変動し、場合によって
は減速し切らずに終始端に達してしまい磁気テープにダ
メージを与えるという問題を有していた。
で、キャプスタンモーターの加速中や減速中また磁気テ
ープにかかる負荷によりキャプスタンモーターの速度が
変動した場合でも正確な巻き取り量を計算し、減速位置
が変動しない磁気記録再生装置を提供する事を目的とす
る。
に本発明は、磁気テープを走行させるキャプスタンモー
ターと、キャプスタンモーターからベルトもしくはギア
列を介して駆動される巻き取りリールおよび供給リール
と、それぞれのリールの回転に応じて発生するリールパ
ルスを得るためのリールパルス検出部と、キャプスタン
モーターの回転に応じて発生する回転パルスを得るため
の回転パルス検出部と、キャプスタンモーターの駆動を
行なうためのキャプスタン駆動部と、それぞれのリール
パルス検出部からの出力信号と回転パルス検出部からの
出力信号を読み取りそれぞれのリール一周の間に入力さ
れた回転パルス数Ft、Fsを計測し、次式、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) 式1 に基づいて、キャプスタンに加速または減速指令を送る
巻き取り量判別部の構成を有している。
速中や減速中また磁気テープにかかる負荷によりキャプ
スタンモーターの速度が変動した場合でも正確な巻き取
り量を計算し減速位置が変動しないため、所定の速度ま
で減速し切らずに終始端に達してしまい磁気テープにダ
メージを与える事を防ぐ事ができる。
しながら説明する。
ず)を駆動するキャプスタンモーターである。12はキ
ャプスタンモーター11を制御するためのキャプスタン
駆動部である。13はキャプスタンモーター11の回転
に応じて発生する回転パルスを得るための回転パルス検
出部である。14はキャプスタンモーター11を駆動源
とするギア列である。15はREW動作の時キャプスタ
ンモーター11からギア列14を経由して駆動されるS
リールである。16はFF動作の時キャプスタンモータ
ー11からギア列14を経由して駆動されるTリールで
ある。17はSリール15の回転に応じて出力されるリ
ールパルスを検出するリールパルス検出部である。18
はTリール16の回転に応じて出力されるリールパルス
を検出するリールパルス検出部である。19はリールパ
ルス検出部17および18からの出力信号を読み取り磁
気テープの巻き取り量を計算しキャプスタンに加速また
は減速指令を送る巻き取り量判別部であり通常マイクロ
コンピューターで構成されている。図2は巻き取り量判
別部19のFF/REW動作時の巻き取り量判別処理の
流れ図である。
ター制御部について、以下その動作を説明する。早送り
/巻き戻し中には、巻き取り判別部19からの指令によ
りキャプスタン駆動部12へ回転指令が送られキャプス
タン11を正転または逆転させている。早送り動作で
は、キャプスタン11の回転は、ギア列14を介してT
リール16へ伝えられ、磁気テープを巻き取っている。
また巻き戻し動作では、キャプスタン11の回転は、ギ
ア列14を介してSリール15に伝えられる。両方のリ
ール15および16が回転するにつれ、それぞれの回転
パルスをリールパルス検出部17および18で検出し巻
き取り量判別部19へ出力する。この回転パルスをカウ
ントする事によりそれぞれのリールが一周したかどうか
判断する事ができる。さらに、回転パルス検出部13で
キャプスタン11の回転に応じて一周あたり数100個
のパルスを検出し巻き取り量判別部19へ出力する。巻
き取り量判別部19では、図2に示された流れ図の判断
を行ない磁気テープの巻き取り量を計測しキャプスタン
駆動部12へ出力している指令を切替え加速または減速
を行なう。
を図2の流れ図で説明する。まず早送りか巻き戻し動作
かどうかを判定する。早送り/巻き戻し動作であればT
リール16およびSリール15の一周の回転時間を測定
する。この測定は、回転パルス検出部13から入力され
ているパルスをカウントアップすることにより実現さ
れ、それぞれのリールが一周するまでにカウントアップ
された数値をFt、Fsとする。FtはTリール16が
一周するまでの時間に相当し、FsはSリール15が一
周するまでの時間に相当する。両リール共一周の測定が
終了したなら、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) の計算を行ない、その結果をAとする。また、磁気テー
プの種類によりあらかじめ決めてある、減速位置を示す
数値BとAを比較し減速位置Bに達していなければキャ
プスタン制御部12に高速指令を送り、減速位置Bに達
していればキャプスタン制御部12に低速指令を送る。
ルス検出部13からの入力信号をカウントしているた
め、キャプスタンモーター11の回転に応じて一周あた
り一定数で入力される。したがって、キャプスタンモー
ター11の加速中や減速中また磁気テープにかかる負荷
によりキャプスタンモーター11の速度が変動した場合
でも各リール一周あたりのFsおよびFtの値は一定と
なる。このため計算結果Aの値も磁気テープの巻き取り
量が同一の位置では一定となる。
プを走行させるキャプスタンモーター11と、キャプス
タンモーター11からベルトもしくはギア列14を介し
て駆動される巻き取りリール16および供給リール15
と、それぞれのリールの回転に応じて発生するリールパ
ルスを得るためのリールパルス検出部17および18
と、キャプスタンモーター11の回転に応じて発生する
回転パルスを得るための回転パルス検出部13と、キャ
プスタンモーター11の駆動を行なうためのキャプスタ
ン駆動部12と、それぞれのリールパルス検出部17お
よび18からの出力信号と回転パルス検出部13からの
出力信号を読み取りそれぞれのリール一周の間に入力さ
れた回転パルス数Ft、Fsを計測し、次式、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) 式1 に基づいて、キャプスタンモーター11に加速または減
速指令を送る巻き取り量判別部19を設ける事により、
キャプスタンモーター11の加速中や減速中また磁気テ
ープにかかる負荷によりキャプスタンモーター11の速
度が変動した場合でも正確な巻き取り量を計測し減速位
置が変動しないため、所定の速度まで減速し切らずに終
始端に達してしまい磁気テープにダメージを与える事を
防ぐ事ができる。
行させるキャプスタンモーターと、キャプスタンモータ
ーからベルトもしくはギア列を介して駆動される巻き取
りリールおよび供給リールと、それぞれのリールの回転
に応じて発生するリールパルスを得るためのリールパル
ス検出部と、キャプスタンモーターの回転に応じて発生
する回転パルスを得るための回転パルス検出部と、キャ
プスタンモーターの駆動を行なうためのキャプスタン駆
動部と、それぞれのリールパルス検出部からの出力信号
と回転パルス検出部からの出力信号を読み取りそれぞれ
のリール一周の間に入力された回転パルス数Ft、Fs
を計測し、次式、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) 式1 に基づいて、キャプスタンモーターに加速または減速指
令を送る巻き取り量判別部を設ける事により、キャプス
タンモーターの加速中や減速中また磁気テープにかかる
負荷によりキャプスタンモーターの速度が変動した場合
でも正確な巻き取り量を計測し減速位置が変動しないた
め、所定の速度まで減速し切らずに終始端に達してしま
い磁気テープにダメージを与える事を防ぐ事ができる。
ー制御部のブロック図
流れ図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを走行させるキャプスタンモ
ーターと、前記キャプスタンモーターからベルトもしく
はギア列を介して駆動される巻き取りリールおよび供給
リールと、前記巻き取りリール及び供給リールの回転に
応じて発生するリールパルスを得る2つのリールパルス
検出部と、前記キャプスタンモーターの回転に応じて発
生する回転パルスを得るための回転パルス検出部と、前
記キャプスタンモーターの駆動を行なうためのキャプス
タン駆動部と、前記2つのリールパルス検出部からの出
力信号と前記回転パルス検出部からの出力信号を読み取
り前記巻き取りリール及び供給リール一周の間に入力さ
れた回転パルス数Ft、Fsを計測し、次式、 A=Fs*Fs/(Fs*Fs+Ft*Ft) に基づいて、キャプスタンに加速または減速指令を送る
巻き取り量判別部とを備えたことを特徴とする磁気記録
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092857A JP2998488B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092857A JP2998488B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302057A JPH06302057A (ja) | 1994-10-28 |
JP2998488B2 true JP2998488B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=14066110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092857A Expired - Fee Related JP2998488B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998488B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5092857A patent/JP2998488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06302057A (ja) | 1994-10-28 |
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