JP2530924B2 - 磁気テ―プ装置における磁気テ―プの巻ゆるみ検出方法、及び磁気テ―プ装置 - Google Patents

磁気テ―プ装置における磁気テ―プの巻ゆるみ検出方法、及び磁気テ―プ装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープ装置における磁気テープの巻ゆる
み検出方法、及び磁気テープ装置、更に詳しくいえば、
シングルリール型カートリッジテープを使用する磁気テ
ープ装置に用いられ、特に、磁気テープを駆動装置内に
装着する際に、テープの巻ゆるみ量を検出して対処する
ことにより、磁気テープの走行動作に影響を与えないよ
うにした、磁気テープ装置における磁気テープの巻ゆる
み検出方法、及び磁気テープ装置に関する。
〔従来の技術〕
記録媒体にシングルリール型のカートリッジテープを
使用する従来の磁気テープ装置においては、磁気テープ
を走行させながらその上に情報を記録/再生する動作に
先立って、先ず磁気テープを装着装置内のテープ案内機
構に装着しなければならない。このために、カートリッ
ジの装着及び固定機構が設けられている。
次に、装着されたカートリッジから磁気テープを引き
出してテープ走行案内機構を通過して、巻き取りリール
に巻き付ける。このようにして磁気テープの走行動作が
可能となる。
上記の場合、カートリッジの装着からテープ移送の準
備までをテープロードという。テープロード後その移送
は、繰り出しリールと巻き取りリール間直接駆動方式を
とっていて、その間に緩衝機構はない。
また、通常の場合、リール間に磁気テープが張られた
状態で、双方のリールのテープ巻量を測定し、それに応
じて2つのリールモータに常にテープ走行速度と張力が
一定となるようにサーボ制御している。
第7図は、上記のようなシングルリール型カートリッ
ジテープの概略構成図(平面図)であり、図中、1はカ
ートリッジ、2は磁気テープ、3はリーダブロック、4
は回転軸を示す。
このテープは回転軸(装置に装着した時のみ回転可
能)4のまわりに同心円状に巻かれており、外部への引
き出し端には、磁気テープの始端に接続されたリーダブ
ロック(例えば樹脂ブロック)3が設けられている。
リーダブロック3は、所定の位置でカートリッジ1に
固定され、該カートリッジ1の内部には引き込まれない
ようにテーパ状のブロック(またはストッパ付のブロッ
ク)となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のものにおいては次のような欠点が
あった。
(1) カートリッジの温度が下がると、磁気テープや
リール樹脂、あるいはテープ巻層間に閉じ込められた空
気の熱収縮の影響で巻ゆるみが生じる。また、保管時や
輸送時の振動により巻ゆるみが生じる。
(2) テープの巻ゆるみが生じた状態でテープを走行
させると、ゆるみのために、リール間にテープが所定の
張力で張ることが不可能になり、リール間の回転関係が
乱れてテープ巻量の測定を誤りサーボ制御が全く不可能
となってしまう。
(3) サーボ制御が不可能になると、一定速度及び一
定張力で磁気テープを走行させることが不可能となり、
媒体上への情報の記録が正常にできなくなったり、ある
いは、媒体に損傷を与えてしまう。
(4) 一方、巻ゆるみの影響を受けないよう、ロード
されたテープの巻き直しを常に行えばよいが、このよう
にすると、ロード後、情報の記録及び再生動作を開始で
きるまで常に長時間を要する。したがって、本装置の処
理能力が低下することになる。
本発明は、このような従来の欠点を解消し、磁気テー
プへの情報の記録/再生を開始する前に、カートリッジ
を装着する過程で磁気テープの巻ゆるみを検出すること
により、巻ゆるみの解消動作あるいはロードの中止等を
実行し、磁気テープの走行動作に全く影響を与えないよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図であり、A図は巻ゆるみ検出
方法の原理フローチャート、B図は磁気テープ制御装置
の原理ブロック図である。
図中、第7図と同符号は同一のものを示し、5はリー
ルモータ、6はタコメータ、7は回転パルス積算回路、
8はゆるみ量判定回路、9はモータ駆動制御回路、10は
タコメータパルスカウンタ、11は比較器、12はゆるみ量
判定テーブル、13はセレクタを示す。なお、B図に示し
た各処理番号はカッコ内に示す。
本発明は前記の目的を達成するため、磁気テープ装置
に、リールモータ5、タコメータ6、回転パルス積算回
路7、ゆるみ量判定回路8、モータ駆動制御回路9等を
設け、前記回転パルス積算回路7にタコメータパルスカ
ウンタ10を設け、前記ゆるみ量判定回路8に、セレクタ
13、比較器11、ゆるみ量判定テーブル12を設けた。また
前記磁気テープ装置を次のように構成した。
すなわち、磁気テープ装置に装着されたシングルリー
ル型カートリッジテープを回転駆動するリールモータ5
と、上位制御部からの指示に基づきリールモータ5の駆
動制御を行うモータ駆動制御手段(モータ駆動制御回路
9)と、リールモータ5に結合されたテープリールの回
転量を測定する回転量測定手段(タコメータ6)を備
え、前記カートリッジテープを使用して情報の記録/再
生を行う際のテープ移送動作の前段処理として、前記装
着されたカートリッジテープの巻ゆるみ量を検出し、そ
の検出値に応じてテープの巻ゆるみの解消動作を実行可
能にした磁気テープ装置において、前記モータ駆動制御
手段(モータ駆動制御回路9)には、装着された前記カ
ートリッジテープを弱いトルクでテープの巻き戻し方向
にテープが回転しなくなるまで回転駆動してテープのた
るみを除去する制御を行うたるみ除去制御手段と、前記
たるみ除去制御手段によりたるみを除去したカートリッ
ジテープに対し、テープの巻き戻し方向のトルクを、テ
ープに損傷を与えない最大トルクまで徐々に増大させて
テープの巻き締め制御を行うテープ巻き締め制御手段を
備えると共に、前記磁気テープ装置には、前記テープ巻
き締め制御手段の制御によるテープの巻き締め中に、前
記回転量測定手段(タコメータ6)の出力信号を積算す
ることでテープの巻ゆるみ量を検出するテープ巻ゆるみ
量検出手段(回転パルス積算回路7)を設けた。
そして、前記磁気テープ装置においては、装着したカ
ートリッジテープを弱いトルクでテープの巻き戻し方向
にテープが回転しなくなるまで回転駆動してテープのた
るみを除去し、次に、テープの巻き戻し方向のトルク
を、テープに損傷を与えない最大トルクまで徐々に増大
させてテープを巻き締め、前記巻き締め中のテープリー
ルの回転量を観測することにより、テープの巻ゆるみ量
を検出するようにした。
このようにして、シングルリール型カートリッジテー
プを使用して情報の記録/再生を行う際のテープ移送動
作の前段処理として、磁気テープ装置に装着されたテー
プの巻ゆるみ量を検出し、該検出値に応じて巻ゆるみの
解消動作を実行可能にした。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、次のような作用
がある。
先ず磁気テープ装置へシングルリール型カートリッジ
テープを装着し、カートリッジ1内のテープリールをリ
ールモータ5に結合する。
この状態で、モータ駆動制御回路9により、装着した
カートリッジテープを弱いトルクで巻き戻し方向に回転
駆動してテープのたるみを除去する(100)。また、タ
コメータパルスカウンタ10をクリアして初期設定する。
次に、モータ駆動制御回路9により、リールモータ5
を回転駆動するが、テープの巻き戻し方向のトルクを、
テープ損傷を与えない最大トルクまで徐々に増大させて
テープを巻き締める。
その際、タコメータ6により、テープリールの回転量
を測定し、出力パルスを回転パルス積算回路7のタコメ
ータパルスカウンタ10に入力してカウントすることによ
りテープの巻ゆるみ量を検出する(101)。
その後、タコメータパルスカウンタ10のカウント値は
ゆるみ量判定回路8の比較器11に入力する。またこの比
較器には、モータ駆動制御回路9からのセレクト信号に
より、セレクタ13で選択された一方の基準値(正常基準
値または過大基準値)が入力し、両者の比較を行う。
前記比較結果は、ゆるみ量判定テーブル12へ送られ所
定のテーブルを参照してゆるみ量に応じた対応策を出力
する。
即ち、極度のゆるみがあった場合には(102)、ロー
ドを中止しカートリッジを排出し(104)、少しのゆる
みであれば(103)、巻き直しを実行し(105)、それ以
外の場合は正常であるからロード動作を継続して行う
(106)。
このようにすれば、自動的にテープの巻ゆるみを検出
してロードの中止、あるいはゆるみの解消動作(巻き直
し)等を実行できる。したがって、磁気テープの走行動
作に影響を与えることがなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第6図は、本発明の1実施例を示した図で
あり、第2図は、磁気テープ制御装置のブロック図、第
3図は、第2図に示した磁気テープ制御装置の一部詳細
図、第4図は、実施例の処理フローチャート、第5図
は、巻ゆるみ検出動作の説明図、第6図は、締め付けト
ルクの説明図である。
図中、第1図と同符号は同一のものを示し、14は過大
基準値レジスタ、15は正常基準値レジスタ、16はタイ
マ、17はカウント値レジスタ、18は受信回路・方向判別
回路、19はパルス周期測定タイマ回路、20、21はモータ
駆動電力増幅回路、22はリールモータ、23はタコメー
タ、24は張力検出回路を示す。なお第4図の各処理番号
はカッコ内に示す。
この実施例で用いる磁気テープ制御装置は、第2図及
び第3図のようになっており、シングルリール型カート
リッジテープとしては、第7図に示した従来例と同じも
のを使用する。
リールモータ5及び22は、カートリッジ1のリールと
結合し、リールを繰り出しまたは巻き上げ駆動してテー
プの走行及び停止をさせるものであり、リールモータ駆
動制御回路9は、リールのテープ巻量と装置制御部の走
行指令に基づき、磁気テープを所定の張力と速度で走行
あるいは停止するようにリールモータ5、22を駆動制御
する。タコメータ6、23は、リールモータ5、22のサー
ボ制御をするため、リールの回転速度及び角度を測定す
るものであり、この例ではディジタル・タコメータを使
用し、所定の回転角の移動毎にパルス信号が得られる。
前記タコメータは、通常2組の信号回路を備え、リール
の回転方向に応じてその位相差が変化する。
受信回路・方向判別回路18は、タコメータ6からの信
号を受信し、タコメータ6の2組のパルス信号の位相差
を測定して、リールモータの回転方向を判定すると共
に、判定された方向により回転方向信号を出力する。
回転パルス積算回路7は、タコメータパルスカウンタ
10を備え、タコメータパルス信号を、その方向信号に応
じて加算または減算することで、リールの回転角度を測
定する。
ゆるみ量判定回路8は、上記タコメータパルスカウン
タ10のカウント値を一時格納するカウント値レジスタ1
7、比較器11、ゆるみ量判定テーブル12、セレクタ13、
過大基準値レジスタ14、正常基準値レジスタ15を備え、
計数されたタコメータパルス積算値と、判定基準値とを
比較して、ゆるみ量を判定し、その処理を指令する信号
を出力する。
次に、第4図のフローチャートに基づき、各図を参照
しながら、磁気テープ装置における磁気テープの巻ゆる
み検出方法について説明する。
ロード動作開始(200)後、カートリッジ1を装着し
(201)、リールモータ5と結合する(202)。
その後、リールを巻戻し方向(第7図の矢印B方向)
に巻き上げてたるみの除去を行い(203)、リールが回
転しなくなるまで続行する(204)。この場合、第7図
に示したように、シングルリール型カートリッジテープ
のテープ始端には、テープをロードする際に引き出し機
構と連結するためのリーダブロック3が設けられてお
り、テープ収納中は、カートリッジ1のテープ出口に固
定されている。このため、リールを巻き戻し方向に回転
させると、テープを巻き締めることになり、この締め付
けでカートリッジ1内でリール外側にたるんでいるテー
プを巻き取る。
次にタコメータパルスカウンタ10をクリアして初期設
定を行い(205)、磁気テープに損傷を与えない程度の
比較的強いトルクでリールモータ5をテープ巻き戻し方
向(第7図の矢印B方向)に駆動し、徐々にテープに強
い張力を加えて巻き上げる(206)。
この時、テープにゆるみが全くなければリールはほと
んど回転しないが、巻ゆるみがあると、それが締め付け
られてリールがゆるみ量に応じて回転する。
ところで、リールモータ5、22には、本来のテープ走
行速度制御のため回転速度を測定するタコメータ6、23
が設けられている。例えば、500スリットのコード板と
2組の光センサ等が設けられていて出力信号を出す。こ
れを受信回路・方向判別回路18により受信して方向判別
を行い、更に回転パルス積算回路7によって、回転角度
とその方向により出力されるパルス信号を計数すること
で、リールの回転量を測定可能となっている。従って、
上記巻き締め中に回転量を観測することにより、テープ
の巻ゆるみ量を検出できる。
上記の締め付けトルクは、第6図のように印加する。
すなわち、たるみ取りの際印加するトルクは極めて弱く
し、その後の巻ゆるみ検出動作では、小さいトルクから
開始し、リールが回転している間は、その時点のトルク
を維持し、締め付けられてリールが停止したら、トルク
を許容最大値まで徐々に増加させ、磁気テープに損傷を
与えないようにする。
上記のようにするため、モータ駆動制御回路9の制御
で、テープの締め付けトルクを徐々に増大させながら巻
き上げトルクが最大値か否かの判断をし(207)、最大
値でなければリールが回転するかどうかを判断し(20
8)、リールが回転しなければ、更にトルクを増大し、
最大値になると停止する。
また、最大値になる前にリールが回転すれば、タコメ
ータパルスカウンタ10により、タコメータパルス信号を
カウントして積算し(209)最大トルクになるまで継続
して停止する。
その後、タコメータパルスカウンタ10の積算値はカウ
ンタ値レジスタ17へ格納され、更に比較器11に入力す
る。
一方、モータ駆動制御回路9から過大基準値及び正常
基準値をゆるみ量判定回路8へ送り、それぞれ過大基準
値レジスタ及び正常基準値レジスタ15へ格納しておく。
そして、巻ゆるみ検出動作における所定時には、モータ
駆動制御回路9から、セレクタ13とゆるみ量判定テーブ
ル12へセレクト信号を送り、切り替え動作をする。
このようにして、先ず、比較器11において、カウンタ
値レジスタ17に格納されている値と、過大基準値レジス
タに格納されている過大基準値とが比較される。その結
果、第5図に示したように、過大基準値を超える時はゆ
るみが大で極度のゆるみがあると判断され(211)、比
較出力でゆるみ量判定テーブルを参照してロードを中止
し、カートリッジを排出する旨の指示を与える信号を出
力する(212)。
また、過大基準値を超えない場合には、セレクタ13を
切り替えて正常基準値と比較し(213)、もし正常基準
値を超えていれば、わずかにゆるみがあると判断され
(第5図参照)、比較結果でゆるみ量判定テーブル12を
参照して、ロード後の巻き直しを実行する旨の指示を与
える信号を出力する(214)。
上記の比較結果で、正常基準値を超えなければゆるみ
無しと判断し、ロード動作を継続する信号を出力する
(215)。
以上、実施例について説明したが、本発明は、次のよ
うにしても実施可能である。
(1) 上記の制御は、回路等でも実現できるが、マイ
クロプロセッサを使用して、ソフトウェアにより実現す
ることも可能である。
(2) ゆるみ検出の締め付けトルク値や、判定基準値
を、装置や媒体(磁気テープ)の使用条件等に応じて任
意に設定することも可能である。
(3) また、上記(2)の場合の条件や、ゆるみ測定
値を、周囲環境と対応させて記憶しておき、次の動作に
反映させるような学習機能を備えることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次のような効果
がある。
(1) カートリッジ内の磁気テープの巻ゆるみを確実
に検出して対処できる。
(2) 低温や輸送中の振動等で発生する巻ゆるみが内
在するカートリッジを使用した場合でも、磁気テープの
走行はその影響を受けず、データ記録と再生の信頼性を
損なうことが防止できる。
(3) 磁気テープを巻き締める場合、固定の力で締め
つけるのではなく、締めつける力をゆっくり増加させな
がら締めつけている。従って、ゆるみのある磁気テープ
を急に締め上げた際に発生する層間のズレによる擦り傷
や、磁気テープの皺の発生を防止し、磁気テープに損傷
を与えないで巻ゆるみ検出や締めつけ動作を可能にす
る。
(4) 磁気テープを締めつける場合、締めつけとゆる
めの動作を繰り返して行うと、磁気テープを損傷するな
ど磁気テープへの影響が大きいが、本発明では1回の動
作で磁気テープ巻き締め動作を行っているので、磁気テ
ープを損傷するなどの影響が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図乃至第6図は本発明の1実施例を示した図であ
り、 第2図は磁気テープ制御装置のブロック図、 第3図は上記磁気テープ制御装置の一部詳細図、 第4図は実施例の処理フローチャート、 第5図は巻ゆるみ検出動作の説明図、 第6図は締め付けトルクの説明図である。 また、第7図は、従来のシングルリール型カートリッジ
テープの概略構成図である。 1……カートリッジ 5……リールモータ 10……タコメータパルスカウンタ 11……比較器 12……ゆるみ量判定テーブル 13……セレクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シングルリール型カートリッジテープを使
    用して情報の記録/再生を行う際のテープ移送動作の前
    段処理として、磁気テープ装置に装着されたテープの巻
    ゆるみ量を検出し、該検出値に応じて巻ゆるみの解消動
    作を実行可能にした磁気テープ装置における磁気テープ
    の巻ゆるみ検出方法であって、 装着した前記カートリッジテープを、弱いトルクでテー
    プの巻き戻し方向にテープが回転しなくなるまで回転駆
    動してテープのたるみを除去し、次に、テープの巻き戻
    し方向のトルクを、テープに損傷を与えない最大トルク
    まで徐々に増大させてテープを巻き締め、 前記巻き締め中のテープリールの回転量を観測すること
    により、テープの巻ゆるみ量を検出することを特徴とす
    る磁気テープ装置における磁気テープの巻ゆるみ検出方
    法。
  2. 【請求項2】磁気テープ装置に装着されたシングルリー
    ル型カートリッジテープを回転駆動するリールモータ
    と、上位制御部からの指示に基づき前記リールモータの
    駆動制御を行うモータ駆動制御手段と、前記リールモー
    タに給合されたテープリールの回転量を測定する回転量
    測定手段を備え、 前記カートリッジテープを使用して情報の記録/再生を
    行う際のテープ移送動作の前段処理として、前記装着さ
    れたカートリッジテープの巻ゆるみ量を検出し、その検
    出値に応じてテープの巻ゆるみの解消動作を実行可能に
    した磁気テープ装置であって、 前記モータ駆動制御手段は、装着された前記カートリッ
    ジテープを弱いトルクでテープの巻き戻し方向にテープ
    が回転しなくなるまで回転駆動してテープのたるみを除
    去する制御を行うたるみ除去制御手段と、前記たるみ除
    去制御手段によりたるみを除去したカートリッジテープ
    に対し、テープの巻き戻し方向のトルクを、テープに損
    傷を与えない最大トルクまで徐々に増大させてテープの
    巻き締め制御を行うテープ巻き締め制御手段を備えると
    共に、 前記磁気テープ装置には、前記テープ巻き締め制御手段
    の制御によるテープの巻き締め中に、前記回転量測定手
    段の出力信号を積算することでテープの巻ゆるみ量を検
    出するテープ巻ゆるみ量検出手段を備えていることを特
    徴とした磁気テープ装置。
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