JPH0326177Y2 - - Google Patents

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JPH0326177Y2
JPH0326177Y2 JP16661385U JP16661385U JPH0326177Y2 JP H0326177 Y2 JPH0326177 Y2 JP H0326177Y2 JP 16661385 U JP16661385 U JP 16661385U JP 16661385 U JP16661385 U JP 16661385U JP H0326177 Y2 JPH0326177 Y2 JP H0326177Y2
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JP
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drain
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metal
horizontal
horizontal drain
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建造物の屋上等の金属板シーム溶接
による防水施工における横引ドレン構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
ビル等建造物の屋上等の防水施工には、金属板
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が多く採用されてきている。
ところで、この種防水工法における排水のため
の横引ドレンは、従来、第4図に示すように、金
属板をL形に屈曲して形成した本体14の隅部近
くに排水孔15を設けると共に、この排水孔15
に接続するドレンボツクス16を本体の外側に溶
接結合した構造の横引ドレンを用い、これを建造
物の躯体に設けたドレン用孔部に合わせて、他の
金属板防水面材に溶接するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した従来の横引ドレンでは、その
本体14とドレンボツクス16との接合個所では
シーム溶接が不可能であつて、一般の溶接によつ
ているが、本体14、ドレンボツクス16とも薄
いステンレス板であるため、溶接不良の製品が多
くコスト高になるばかりでなく、この横引ドレン
の個所から漏水を生じるということがある等の欠
点があり、この点の解決が要望されていた。
本考案は、このような従来の横引ドレンにおけ
る欠点を改善し、金属板のシーム溶接による防水
施工に適合して、漏水のおそれがなく、施工が容
易でコストの安い横引ドレン構造を提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための本考案の構成を実
施例に対応する第1〜3図を参照して説明する
と、本考案は、両側に立上部を形成した帯状の金
属防水面材を横引ドレン用面材3として用い、そ
の所要個所に排水孔5を開設してその孔縁部を裏
面側に絞り出して排水管部6を形成し、この排水
管部6の端縁に金属環体7を固着し、この金属環
体7に接続ネジ管10を固着し、この横引ドレン
用面材3と他の金属防水面材1とを互いにそれら
の立上部2,4においてシーム溶接13により結
着し、それらの各面材を屈曲して接続ネジ管10
を躯体のドレン用孔部12に挿入し、躯体の隅部
に仕舞したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1〜3図において1は建造物躯体Aの屋上等
の表面に敷設するステンレス製の金属防水面材
で、帯状に長く形成され、その両側にはシーム溶
接用の立上部2が上方に折曲げて形成されてい
る。3は横引ドレンを施設する金属防水面材で、
一般的には前記の金属防水面材1と同一仕様のも
のを適用するが、その長さや巾については適宜な
寸度のものを使用することもできる。この横引ド
レン用面材3の両側には他の金属防水面材1と同
様に立上部4,4が形成されている。
横引ドレン用面材3の所要個所には、排水孔5
を打抜き、その孔縁部を絞り出しにより裏面側に
突出する短い排水管部6を形成し、その排出孔5
の端縁に所要の厚みを有する金属環体7を溶接8
により固着する。そしてこの金属環体7には、外
ネジ9を有する接続ネジ管10を溶接11により
固着するのである。なお、これらの排水管部6の
形成作業や金属環体7、接続ネジ管10の固着作
業は、通常、現場において躯体Aに設けられてい
るドレン用孔部12の位置に合せて行うようにす
るが、あらかじめ工場等他の場所で行つたものを
現場に搬入することもできる。
前記のように構成した横引ドレン用面材3は、
他の金属防水面材1,1と共に敷並べられ、相互
にその立上部2,4を接合してシーム溶接13に
より結着される。この場合、接続角パイプ7、ネ
ジ管10は躯体Aのドレン用孔部12に適合させ
得る位置にあるように面材3の配置を行うことは
勿論である。
躯体Aのドレン用孔部12は、この場合、躯体
Aの床部a1と壁部a2との接続する隅部に設けられ
る。横引ドレン用面材3と他の金属防水面材1と
の溶接は、第3図の実線で示すように、面材3と
他の面材1とが真直な状態においてシーム溶接1
3を施した後、第1図、第2図及び第3図の鎖線
で示すように、排水管部6の基部近くの横線上で
屈曲させ、躯体の壁部a2に添わせる部分3a,1
aを起立させ、面材1,3を床部a1と壁部a2の隅
部に仕舞させ、その際、排水管部6とネジ管10
とを躯体Aのドレン用孔部に挿入される。なお、
横引ドレン用面材3と他の金属防水面材1とをそ
れぞれ図示のように屈曲した状態で仕舞させた
後、互の立上部2,4を溶接するようにしてもよ
いが、この場合には、それらの屈曲部は多くの皺
が生じるので通常行なわれているシーム溶接は不
可能であり、したがつて他の特殊な手段で溶接を
行わねばならない。
そして、施工後、ネジ管10には面材1,3上
の雨水を建物外に流出するための排水管(図示を
略す)を接続するのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、躯体に敷設す
る一般金属防水面材を用い、それに排水孔を打抜
いてその孔縁部を裏面側に絞り出しにより排出管
部を形成し、これに金属環体を固着し、その金属
環体に接続ネジ管を固着して横引ドレン用面材と
したので、現場においての横引ドレンの施設作業
が極めて容易で、漏水のおそれもなく施工が確実
であると共に、金属防水面材の躯体隅部への仕舞
も確実、容易で仕上りがよく、全体として能率の
よい金属防水面材による施工ができる等、多くの
利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す斜視
図、第2図は同側断面図、第3図は横引ドレン用
面材の要部を示す側断面図、第4図は従来公知の
横引ドレンの斜視図である。 1……金属防水面材、2……立上部、3……横
引ドレン用面材、4……立上部、5……排水孔、
6……排水管部、7……金属環体、8,11,1
3……溶接、12……ドレン用孔部、A……躯
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側に立上部を形成した帯状の金属防水面材を
    横引ドレン用面材として用い、その所要個所に排
    水孔を開設してその孔縁部を裏面側に絞り出して
    排水管部を形成し、この排水管部の端縁に金属環
    体を固着し、この金属環体に接続ネジ管を固着
    し、この横引ドレン用面材と他の金属防水面材と
    を互いにそれらの立上部においてシーム溶接によ
    り結着し、それら各面材を屈曲して接続ネジ管を
    躯体のドレン用孔部に挿入し、躯体の隅部に仕舞
    したことを特徴とする、金属防水施工における横
    引ドレン構造。
JP16661385U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0326177Y2 (ja)

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JPS6275131U JPS6275131U (ja) 1987-05-14
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