JPH0345462Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345462Y2 JPH0345462Y2 JP1985166614U JP16661485U JPH0345462Y2 JP H0345462 Y2 JPH0345462 Y2 JP H0345462Y2 JP 1985166614 U JP1985166614 U JP 1985166614U JP 16661485 U JP16661485 U JP 16661485U JP H0345462 Y2 JPH0345462 Y2 JP H0345462Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- horizontal
- hole
- edge
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 6
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000004021 metal welding Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建造物の屋上等の金属板シーム溶接
による防水施工における横引ドレン構造に関する
ものである。
による防水施工における横引ドレン構造に関する
ものである。
ビル等建造物の屋上等の防水施工には、金属板
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が多く採用されてきている。
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が多く採用されてきている。
ところで、この種防水工法における排水のため
の横引ドレンは、従来、例えば実開昭59−10039
号公報ものもが提案されている。この横引ドレン
は、底板の両側にL字状屈曲部を形成したドレン
主板の後部上方位置にL字状に屈曲したドレン副
板をシーム溶接して、ドレン主板とドレン副板と
の間に角形のドレン孔を形成した構造のものとな
つており、その後半部を躯体のドレン用孔部に挿
入して、その前半部を躯体上に敷設する一般金属
防水面材にシーム溶接するようにしたものであ
る。
の横引ドレンは、従来、例えば実開昭59−10039
号公報ものもが提案されている。この横引ドレン
は、底板の両側にL字状屈曲部を形成したドレン
主板の後部上方位置にL字状に屈曲したドレン副
板をシーム溶接して、ドレン主板とドレン副板と
の間に角形のドレン孔を形成した構造のものとな
つており、その後半部を躯体のドレン用孔部に挿
入して、その前半部を躯体上に敷設する一般金属
防水面材にシーム溶接するようにしたものであ
る。
しかし、前記従来の横引ドレンは、構造が複雑
で製作が面倒であるため、これを現場において製
作することが極めて困難である。ところが、この
種防水施工においては、防水面材等の材料を現場
の状態に適合させながら作業を進めることが多
く、横引ドレン等も現場合せに適応させ得るよう
な構成のものが要望されており、その点、前記の
横引ドレンでは、施工が極めてしにくいという問
題があると共に、横引ドレンと防水面材との溶接
部分の立上りが生じて排水性も悪いという欠点を
有している。
で製作が面倒であるため、これを現場において製
作することが極めて困難である。ところが、この
種防水施工においては、防水面材等の材料を現場
の状態に適合させながら作業を進めることが多
く、横引ドレン等も現場合せに適応させ得るよう
な構成のものが要望されており、その点、前記の
横引ドレンでは、施工が極めてしにくいという問
題があると共に、横引ドレンと防水面材との溶接
部分の立上りが生じて排水性も悪いという欠点を
有している。
本考案は、このような従来の横引ドレンにおけ
る欠点を改善し、金属板のシーム溶接による防水
施工に適合して、漏水のおそれがなく、施工が容
易でコストの安い横引ドレン構造を提供しようと
するものである。
る欠点を改善し、金属板のシーム溶接による防水
施工に適合して、漏水のおそれがなく、施工が容
易でコストの安い横引ドレン構造を提供しようと
するものである。
前記問題点を解決するための本考案の構成を実
施例に対応する第1〜3図を参照して説明する
と、本考案は、両側に立上部3を形成すると共に
L字状に屈曲して金属製横引ドレン面材1を形成
し、その屈曲した所要個所に該ドレン面材1の平
面部1b直立部1cにわたる排水孔4を開設し、
該面材1の裏面側より排水管5の端縁を排水孔4
の孔縁部4aに添接して互いにTIG溶接7により
固着し、この横引ドレン面材1の排水管5を躯体
の隅部にあるドレン用孔部8に挿入して、該面材
1を躯体Aの隅部に仕舞すると共に、該面材1を
躯体Aに敷設の他の金属防水面材2と互いにそれ
らの立上部3,9においてシーム溶接10したこ
とを特徴とするものである。
施例に対応する第1〜3図を参照して説明する
と、本考案は、両側に立上部3を形成すると共に
L字状に屈曲して金属製横引ドレン面材1を形成
し、その屈曲した所要個所に該ドレン面材1の平
面部1b直立部1cにわたる排水孔4を開設し、
該面材1の裏面側より排水管5の端縁を排水孔4
の孔縁部4aに添接して互いにTIG溶接7により
固着し、この横引ドレン面材1の排水管5を躯体
の隅部にあるドレン用孔部8に挿入して、該面材
1を躯体Aの隅部に仕舞すると共に、該面材1を
躯体Aに敷設の他の金属防水面材2と互いにそれ
らの立上部3,9においてシーム溶接10したこ
とを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
図において、1は横引ドレンを施設する金属防
水面材で、躯体A上に敷設する長尺の一般金属防
水面材2と同様に薄いステンレス鋼板が適用さ
れ、その長さや巾については適宜な寸度のものと
することができる。この横引ドレン用面材1はL
字状に屈曲されていると共に、その両側には所要
高さの立上部3,3が折り曲げにより形成されて
いる。そして、面材1の屈曲部1aの適所には平
面部1bから直立部1cにわたる排水孔4が開設
されている。また、5は前記排水孔4に連通する
排水管で、く字状に屈曲されており、その先端部
には外ネジ6が設けられ、またその基端には排水
孔4の彎曲した孔縁4aに合致する彎曲した端面
が形成されている。そして、排水管5はその彎曲
した端面を面材1の裏面側から排水孔4の孔縁4
aに添接させて、TIG溶接(イナートガスタング
ステンアーク溶接)7により固着する。
水面材で、躯体A上に敷設する長尺の一般金属防
水面材2と同様に薄いステンレス鋼板が適用さ
れ、その長さや巾については適宜な寸度のものと
することができる。この横引ドレン用面材1はL
字状に屈曲されていると共に、その両側には所要
高さの立上部3,3が折り曲げにより形成されて
いる。そして、面材1の屈曲部1aの適所には平
面部1bから直立部1cにわたる排水孔4が開設
されている。また、5は前記排水孔4に連通する
排水管で、く字状に屈曲されており、その先端部
には外ネジ6が設けられ、またその基端には排水
孔4の彎曲した孔縁4aに合致する彎曲した端面
が形成されている。そして、排水管5はその彎曲
した端面を面材1の裏面側から排水孔4の孔縁4
aに添接させて、TIG溶接(イナートガスタング
ステンアーク溶接)7により固着する。
前記のように構成した横引ドレン面材1は、他
の帯状に長く形成された一般の金属防水面材2、
2と共に敷並べ、その排水管5を躯体Aの隅部に
設けたドレン用孔部8に挿入し、平面部1bを躯
体の床部aに直立部1cを壁部bに添接して躯体
Aの隅部に仕舞する。個の場合、この横引ドレン
面材1の両横側に隣接する面板2,2もこの面材
1と同様にく字形に屈曲して躯体Aの隅部への仕
舞をするのである。そして、横引ドレン面材1の
立上部3,3と他の面材2の立上部9,9とを互
いにシーム溶接10により固着するのである。ま
た、横引ドレン面材1の平面部1bの端縁も上方
に起立1dさせ、これに他の面材2の端縁の起立
部11を接合してシーム溶接10により固着す
る。このようにして横引ドレン面材1と他の面材
2,2との固着がなされた後は、その溶接した立
上部の所要部分を面材1,2上に倒伏12,12
させるようにする。また、排水管5には建物外へ
の導水管(図示を略す)を接続する。それによつ
て、各面材2、2上にある雨水はその倒伏部分1
2、12を越えて横引ドレン面材1の排水孔4に
流入し、排水管を経て建物の外へ排出されること
になる。
の帯状に長く形成された一般の金属防水面材2、
2と共に敷並べ、その排水管5を躯体Aの隅部に
設けたドレン用孔部8に挿入し、平面部1bを躯
体の床部aに直立部1cを壁部bに添接して躯体
Aの隅部に仕舞する。個の場合、この横引ドレン
面材1の両横側に隣接する面板2,2もこの面材
1と同様にく字形に屈曲して躯体Aの隅部への仕
舞をするのである。そして、横引ドレン面材1の
立上部3,3と他の面材2の立上部9,9とを互
いにシーム溶接10により固着するのである。ま
た、横引ドレン面材1の平面部1bの端縁も上方
に起立1dさせ、これに他の面材2の端縁の起立
部11を接合してシーム溶接10により固着す
る。このようにして横引ドレン面材1と他の面材
2,2との固着がなされた後は、その溶接した立
上部の所要部分を面材1,2上に倒伏12,12
させるようにする。また、排水管5には建物外へ
の導水管(図示を略す)を接続する。それによつ
て、各面材2、2上にある雨水はその倒伏部分1
2、12を越えて横引ドレン面材1の排水孔4に
流入し、排水管を経て建物の外へ排出されること
になる。
以上説明したように、本考案は、躯体に敷設す
る一般金属防水面材と同種の面材を用い、両側に
立上部を形成した面材をL字状に屈曲して、その
屈曲部に排水孔を開設し、その排水孔の孔縁に面
材の裏面側から排水管を添接して溶接固着するこ
とにより横引ドレン面材を構成したので、排水孔
が面材の平面部から直立部にわたつて開いてお
り、その孔縁に直接排水管が溶接されていること
から、面材上に水溜まりが生じることなく確実に
排水できる。また、横引ドレンの構造は、面材の
排水孔の孔縁に排水管をTIG溶接により固着する
ので、溶接が確実、水密にでき、シーム溶接によ
るような薄板製のルーフドレンや横引ドレンを取
付ける必要がなく、横引ドレンの構造が極めて簡
単化し、現場作業においての横引ドレンの施設が
容易で費用も低廉であるばかりでなく、施工の確
実性が高く漏水のおそれもなく、しかも、躯体隅
部への仕舞が良好にできて仕上がりがよい等、多
くの利点を有するものである。
る一般金属防水面材と同種の面材を用い、両側に
立上部を形成した面材をL字状に屈曲して、その
屈曲部に排水孔を開設し、その排水孔の孔縁に面
材の裏面側から排水管を添接して溶接固着するこ
とにより横引ドレン面材を構成したので、排水孔
が面材の平面部から直立部にわたつて開いてお
り、その孔縁に直接排水管が溶接されていること
から、面材上に水溜まりが生じることなく確実に
排水できる。また、横引ドレンの構造は、面材の
排水孔の孔縁に排水管をTIG溶接により固着する
ので、溶接が確実、水密にでき、シーム溶接によ
るような薄板製のルーフドレンや横引ドレンを取
付ける必要がなく、横引ドレンの構造が極めて簡
単化し、現場作業においての横引ドレンの施設が
容易で費用も低廉であるばかりでなく、施工の確
実性が高く漏水のおそれもなく、しかも、躯体隅
部への仕舞が良好にできて仕上がりがよい等、多
くの利点を有するものである。
第1図は本考案の一実施例を示す要部の斜面
図、第2図は同側断面図、第3図は横引ドレン用
面材の要部を示す側断面図である。 1……横引ドレン面材、2……一般金属防水面
材、3……立上部、4……排水孔、5……排水
管、7……溶接、8……ドレン用孔部、10……
シーム溶接、A……躯体。
図、第2図は同側断面図、第3図は横引ドレン用
面材の要部を示す側断面図である。 1……横引ドレン面材、2……一般金属防水面
材、3……立上部、4……排水孔、5……排水
管、7……溶接、8……ドレン用孔部、10……
シーム溶接、A……躯体。
Claims (1)
- 両側に立上部を形成すると共にL字状に屈曲し
て金属製横引ドレン面材を形成し、その屈曲した
所要個所に該ドレン面材の平面部から直立部にわ
たる排水孔を開設し、該面材の裏面側より排水管
の端縁を排水孔の孔縁部に添接して互いにTIG溶
接により固着し、この横引ドレン面材の排水管を
躯体の隅部に設けたドレン用孔部に挿入して、該
面材を躯体の隅部に仕舞すると共に、該面材を躯
体に敷設の他の金属防水面材と互いにそれらの立
上部においてシーム溶接したことを特徴とする金
属防水施工における横引ドレン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985166614U JPH0345462Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985166614U JPH0345462Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62140121U JPS62140121U (ja) | 1987-09-04 |
JPH0345462Y2 true JPH0345462Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=31097762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985166614U Expired JPH0345462Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345462Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833629B2 (ja) * | 1975-09-30 | 1983-07-21 | 松下電器産業株式会社 | レコ−ドジドウエンソウソウチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833629U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | 三晃金属工業株式会社 | ル−フドレン取付装置 |
JPS59100039U (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-06 | 三晃金属工業株式会社 | 壁取合箇所のシ−ム溶接用横引ドレン |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP1985166614U patent/JPH0345462Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833629B2 (ja) * | 1975-09-30 | 1983-07-21 | 松下電器産業株式会社 | レコ−ドジドウエンソウソウチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62140121U (ja) | 1987-09-04 |
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