JPH0326176Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326176Y2 JPH0326176Y2 JP16661285U JP16661285U JPH0326176Y2 JP H0326176 Y2 JPH0326176 Y2 JP H0326176Y2 JP 16661285 U JP16661285 U JP 16661285U JP 16661285 U JP16661285 U JP 16661285U JP H0326176 Y2 JPH0326176 Y2 JP H0326176Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- drain
- surface material
- horizontal
- welding
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 17
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- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建造物の屋上等の金属板シーム溶接
による防水施工における横引ドレン構造に関する
ものである。
による防水施工における横引ドレン構造に関する
ものである。
ビル等建造物の屋上等の防水施工には、金属板
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が多く採用されてきている。
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が多く採用されてきている。
ところで、この種防水工法における排水のため
の横引ドレンは、従来、第4図に示すように、金
属板をL字形に屈曲して形成した本体16の隅部
近くに排水孔17を設けると共に、この排水孔1
7に接続するドレンボツクス18を本体の外側に
溶接結合した構造の横引ドレンを用い、これを建
造物の躯体に設けたドレン用孔部に合わせて、他
の金属板防水面材に溶接するようにしている。
の横引ドレンは、従来、第4図に示すように、金
属板をL字形に屈曲して形成した本体16の隅部
近くに排水孔17を設けると共に、この排水孔1
7に接続するドレンボツクス18を本体の外側に
溶接結合した構造の横引ドレンを用い、これを建
造物の躯体に設けたドレン用孔部に合わせて、他
の金属板防水面材に溶接するようにしている。
しかし、前記した従来の横引ドレンでは、その
本体16とドレンボツクス18との接合個所では
シーム溶接が不可能であつて、一般の溶接によつ
ているが、本体16、ドレンボツクス16とも薄
いステンレス板であるため、溶接不良の製品が多
くコスト高になるばかりでなく、この横引ドレン
の個所から漏水を生じるということがある等の欠
点があり、この点の解決が要望されていた。
本体16とドレンボツクス18との接合個所では
シーム溶接が不可能であつて、一般の溶接によつ
ているが、本体16、ドレンボツクス16とも薄
いステンレス板であるため、溶接不良の製品が多
くコスト高になるばかりでなく、この横引ドレン
の個所から漏水を生じるということがある等の欠
点があり、この点の解決が要望されていた。
本考案は、このような従来の横引ドレンにおけ
る欠点を改善し、金属板のシーム溶接による防水
施工に適合して、漏水のおそれがなく、施工が容
易でコストの安い横引ドレン構造を提供しようと
するものである。
る欠点を改善し、金属板のシーム溶接による防水
施工に適合して、漏水のおそれがなく、施工が容
易でコストの安い横引ドレン構造を提供しようと
するものである。
前記問題点を解決するための本考案の構成を実
施例に対応する第1〜3図を参照して説明する
と、本考案は、両側に立上部4を形成した帯状の
金属防水面材を横引ドレン用面材3として用い、
その所要個所に排水孔6を開設した凹陥部5を形
成し、この凹陥部5の下面に、一端が閉塞され上
面部に貫通孔8を設けると共に、開口端にネジ管
10を固着した接続角パイプ7を添接して、排水
孔6と貫通孔8との孔縁部において互いに溶接1
2により固着し、この横引ドレン用面材3と他の
金属防水面材1とを互いにそれらの立上部2,4
においてシーム溶接14により結着し、それら各
面材1,3を屈曲して接続角パイプ7を躯体のド
レン用孔部13に臨ませ、躯体の隅部に仕舞した
ことを特徴とするものである。
施例に対応する第1〜3図を参照して説明する
と、本考案は、両側に立上部4を形成した帯状の
金属防水面材を横引ドレン用面材3として用い、
その所要個所に排水孔6を開設した凹陥部5を形
成し、この凹陥部5の下面に、一端が閉塞され上
面部に貫通孔8を設けると共に、開口端にネジ管
10を固着した接続角パイプ7を添接して、排水
孔6と貫通孔8との孔縁部において互いに溶接1
2により固着し、この横引ドレン用面材3と他の
金属防水面材1とを互いにそれらの立上部2,4
においてシーム溶接14により結着し、それら各
面材1,3を屈曲して接続角パイプ7を躯体のド
レン用孔部13に臨ませ、躯体の隅部に仕舞した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1〜3図において1は建造物躯体Aの屋上等
の表面に敷設するステンレス製の金属防水面材
で、帯状に長く形成され、その両側にはシーム溶
接用の立上部2が上方に折曲げて形成されてい
る。3は横引ドレンを施設する金属防水面材で、
一般的には前記の金属防水面材1と同一仕様のも
のを適用するが、その長さや巾については適宜な
寸度のものを使用することもできる。この横引ド
レン用面材3の両側には他の金属防水面材1と同
様に立上部4,4が形成されている。
の表面に敷設するステンレス製の金属防水面材
で、帯状に長く形成され、その両側にはシーム溶
接用の立上部2が上方に折曲げて形成されてい
る。3は横引ドレンを施設する金属防水面材で、
一般的には前記の金属防水面材1と同一仕様のも
のを適用するが、その長さや巾については適宜な
寸度のものを使用することもできる。この横引ド
レン用面材3の両側には他の金属防水面材1と同
様に立上部4,4が形成されている。
横引ドレン用面材3の所要個所には、第3図の
ように、例えばプレス作業により凹陥部5を形成
し、更にその凹陥部5の中央部に排水孔6が開設
される。また、7は前記排水孔6に連通して排水
を導出する接続角パイプで、その一端は壁板7a
により閉塞されていると共に、上面部には中空部
7に連通する排水孔6と同径の貫通孔8が設けら
れ、この接続角パイプの開口端には、外ネジ9を
有するネジ管10が溶接11により水密に固着さ
れている。そして、接続角パイプ7は、その貫通
孔8を面材3の排水孔6と合致させて、互いにそ
の孔縁において、例えばTIG溶接(イナートガス
タングステンアーク溶接)12により固着する。
なお、凹陥部5、排水孔6を形成する作業及び接
続角パイプ7の溶接作業等は、通常、現場におい
て躯体Aに設けられているドレン用孔部13に合
わせて行うようにするのがよいが、あらかじめ工
場等他の場所で行つたものを現場に搬入すること
もできる。
ように、例えばプレス作業により凹陥部5を形成
し、更にその凹陥部5の中央部に排水孔6が開設
される。また、7は前記排水孔6に連通して排水
を導出する接続角パイプで、その一端は壁板7a
により閉塞されていると共に、上面部には中空部
7に連通する排水孔6と同径の貫通孔8が設けら
れ、この接続角パイプの開口端には、外ネジ9を
有するネジ管10が溶接11により水密に固着さ
れている。そして、接続角パイプ7は、その貫通
孔8を面材3の排水孔6と合致させて、互いにそ
の孔縁において、例えばTIG溶接(イナートガス
タングステンアーク溶接)12により固着する。
なお、凹陥部5、排水孔6を形成する作業及び接
続角パイプ7の溶接作業等は、通常、現場におい
て躯体Aに設けられているドレン用孔部13に合
わせて行うようにするのがよいが、あらかじめ工
場等他の場所で行つたものを現場に搬入すること
もできる。
前記のように構成した横引ドレン用面材3は、
他の金属防水面材1,1と共に敷並べられ、相互
にその立上部2,4を接合してシーム溶接14に
より結着される。この場合、接続角パイプ7、ネ
ジ管10は躯体Aのドレン用孔部13に適合させ
得る位置にあるように面板3の配置を行うことは
勿論である。
他の金属防水面材1,1と共に敷並べられ、相互
にその立上部2,4を接合してシーム溶接14に
より結着される。この場合、接続角パイプ7、ネ
ジ管10は躯体Aのドレン用孔部13に適合させ
得る位置にあるように面板3の配置を行うことは
勿論である。
躯体Aのドレン用孔部13は通常、躯体Aの床
部a1と壁部a2との接続する隅部に設けられてお
り、横引ドレン用面材3を他面材1と同様に床部
aに平坦に敷設するため、接続角パイプ7、ネジ
管10を床部a内に収める凹欠部15が必要であ
つて、これをドレン用孔部13に接続して形成さ
せておくようにする。
部a1と壁部a2との接続する隅部に設けられてお
り、横引ドレン用面材3を他面材1と同様に床部
aに平坦に敷設するため、接続角パイプ7、ネジ
管10を床部a内に収める凹欠部15が必要であ
つて、これをドレン用孔部13に接続して形成さ
せておくようにする。
また、横引ドレン用面材3と他の金属防水面材
1との溶接は、第3図の実線で示すように、面材
3と他の面材1とが真直な状態においてシーム溶
接14を施し、その溶接後第1図、第2図及び第
3図の鎖線で示すように躯体の壁部a2に添わせる
部分3a,1aを屈曲起立させて、面材1,3を
床部a1と壁部a2の隅部に仕舞させるのである。そ
の際、接続角パイプ7、ネジ管10は凹欠部15
に落し込みとする。なお、横引ドレン用面材3と
他の金属防水面材1とをそれぞれ図示のように屈
曲した状態で仕舞させた後、互の立上部2,4を
溶接するようにしてもよいが、この場合には、そ
れらの屈曲部は多くの皺が生じるので通常行なわ
れているシーム溶接は不可能であり、したがつて
他の特殊な手段で溶接を行わねばならない。
1との溶接は、第3図の実線で示すように、面材
3と他の面材1とが真直な状態においてシーム溶
接14を施し、その溶接後第1図、第2図及び第
3図の鎖線で示すように躯体の壁部a2に添わせる
部分3a,1aを屈曲起立させて、面材1,3を
床部a1と壁部a2の隅部に仕舞させるのである。そ
の際、接続角パイプ7、ネジ管10は凹欠部15
に落し込みとする。なお、横引ドレン用面材3と
他の金属防水面材1とをそれぞれ図示のように屈
曲した状態で仕舞させた後、互の立上部2,4を
溶接するようにしてもよいが、この場合には、そ
れらの屈曲部は多くの皺が生じるので通常行なわ
れているシーム溶接は不可能であり、したがつて
他の特殊な手段で溶接を行わねばならない。
そして、ネジ管10には適宜排水管(図示を略
す)を接続して建物外に雨水の排出を行うのであ
る。
す)を接続して建物外に雨水の排出を行うのであ
る。
以上説明したように、本考案は、躯体に敷設す
る一般金属防水面材を用い、それに排水孔を設け
た凹陥部を形成し、その凹陥部に接続角パイプを
溶接し、接続角パイプにネジ管を固着して横引ド
レン用面材としたので、現場においての横引ドレ
ンの施設作業が極めて容易で、漏水のおそれもな
く施工が確実であると共に、金属防水面材の躯体
隅部への仕舞も確実、容易で仕上りがよく、全体
として能率のよい金属防水面材による施工ができ
る等、多くの利点を有するものである。
る一般金属防水面材を用い、それに排水孔を設け
た凹陥部を形成し、その凹陥部に接続角パイプを
溶接し、接続角パイプにネジ管を固着して横引ド
レン用面材としたので、現場においての横引ドレ
ンの施設作業が極めて容易で、漏水のおそれもな
く施工が確実であると共に、金属防水面材の躯体
隅部への仕舞も確実、容易で仕上りがよく、全体
として能率のよい金属防水面材による施工ができ
る等、多くの利点を有するものである。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す斜面
図、第2図は同側断面図、第3図は横引ドレン用
面材の要部を示す側断面図、第4図は従来公知の
横引ドレンの斜面図である。 1……金属防水面材、2……立上部、3……横
引ドレン用面材、4……立上部、5……凹陥部、
6……排水孔、7……接続角パイプ、8……貫通
孔、10……ネジ管、11,12,14……溶
接、13……ドレン用孔部、15……凹欠部。
図、第2図は同側断面図、第3図は横引ドレン用
面材の要部を示す側断面図、第4図は従来公知の
横引ドレンの斜面図である。 1……金属防水面材、2……立上部、3……横
引ドレン用面材、4……立上部、5……凹陥部、
6……排水孔、7……接続角パイプ、8……貫通
孔、10……ネジ管、11,12,14……溶
接、13……ドレン用孔部、15……凹欠部。
Claims (1)
- 両側に立上部を形成した帯状の金属防水面材を
横引ドレン用面材として用い、その所要個所に排
水孔を開設した凹陥部を形成し、この凹陥部の下
面に、一端が閉塞され上面部に貫通孔を設けると
共に、開口端にネジ管を固着した接続角パイプを
添接して、排水孔と貫通孔との孔縁部において互
いに溶接により固着し、この横引ドレン用面材と
他の金属防水面材とを互いにそれらの立上部にお
いてシーム溶接により結着し、それらの各面材を
屈曲して接続角パイプを躯体のドレン用孔部に臨
ませ、躯体の隅部に仕舞したことを特徴とする、
金属板防水施工における横引ドレン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16661285U JPH0326176Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16661285U JPH0326176Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275130U JPS6275130U (ja) | 1987-05-14 |
JPH0326176Y2 true JPH0326176Y2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=31097758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16661285U Expired JPH0326176Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326176Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP16661285U patent/JPH0326176Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6275130U (ja) | 1987-05-14 |
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