JPH0421382Y2 - - Google Patents

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JPH0421382Y2
JPH0421382Y2 JP15189786U JP15189786U JPH0421382Y2 JP H0421382 Y2 JPH0421382 Y2 JP H0421382Y2 JP 15189786 U JP15189786 U JP 15189786U JP 15189786 U JP15189786 U JP 15189786U JP H0421382 Y2 JPH0421382 Y2 JP H0421382Y2
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drain pipe
pipe
drain
riser
metal waterproof
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、建造物屋上等の金属板シーム溶接に
よる防水施工におけるルーフドレン構造に関する
ものである。
「従来の技術」 ビル等建造物の屋上等の防水施工には、金属板
特にステンレス板をシーム溶接して敷設する工法
が採用されてきている。
ところで、この種防水工法は、開発後の日も浅
いため、排水部分に関してはシーム溶接による利
点を生かした構造のものが実現されるに至つてい
ない。そのため、従来のアスフアルトやシート防
水におけるルーフドレンの方式或はそれを少し改
良した方式のものを採用している。
この改良方式によるものは、第3図に示すよう
に、金属防水面材1に開設した排水管の挿通孔4
の縁部を裏側に絞り出し、これに金属環体11を
溶接で固着し、この金属環体11に接続ネジ管1
2を溶接で固着して、それらを躯体2の挿通孔4
に挿入し、接続ネジ管に排水管13を螺着するよ
うにしている。
「考案が解決しようとする問題点」 前記の改良方式によるものは、アスフアルトや
シート防水におけるルーフドレンに比べると、か
なり構造が簡易化され、コストが安価になつてき
ているが、しかし、この方式は排水管13を螺着
するという基本的な構造を変えたものではないた
め、排水管13に結合するために、金属環体11
と接続ネジ管12とを逐次溶接する作業が必要
で、施工の手間や部材数が多く、部材の費用も多
くかかる等の欠点があり、根本的な改良が要望さ
れていた。
本考案は、上述のような金属板のシーム溶接に
よる防水工法における従来ルーフドレンの構造を
根本的に改善すべくなされたもので、金属板の接
合手段であるシーム溶接を、金属面材とドレーン
管との接合手段として採用できるようにし、ルー
フドレンよりの漏水を完全に防止でき、しかも、
施工が容易でコストが安価である新たなルーフド
レン構造を提供しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案の構成について、実施例に対応する第1
図、第2図を参照して説明すると、本考案は、 金属防水面材1に凹陥部6を形成するととも
に、該凹陥部6の中央部に、ドレーン管5に外嵌
する立上管部8を形成し、スラブコンクリート2
の挿通孔に配設するドレーン管5の上部を前記立
上管部6に嵌合し、ドレーン管5と立上管部8と
を水密にシーム溶接10したことを特徴とするも
のである。
「作用」 本考案ルーフドレン構造においては、金属防水
面材1の雨水は凹陥部6に集水し、凹陥部からシ
ーム溶接したドレーン管の上端縁を越流して排水
されることになる。
「実施例」 以下、本考案の実施例について第1図、第2図
を参照して説明する。
図において、1は建物のスラブコンクリート2
上に敷設の金属防水面材で、ステンレスか板が用
いられ、スラブコンクリート2と金属防水面材1
との間には必要に応じて抑えモルタル3が設けら
れる。スラブコンクリート2の所要個所にはドレ
ーン管の挿通孔4が設けられ、この孔4に、金属
防水面材1とほぼ同様な肉厚のステンレス製ドレ
ーン管5が挿入され、ドレーン管5の上端がスラ
ブコンクリート2の上面より突出するように配設
される。また、金属防水面材1のドレーン管5と
対応する個所には、ドレーン管5を配設する挿通
孔4が設けられ、その挿通孔6の周囲は大径の凹
陥部7に形成されるとともに、挿通孔6の周縁に
はドレーン管5に外嵌する立上管部8が上方に向
けて形成されている。
そして、ドレーン管5のスラブコンクリート2
より突出した上端部とこれに外嵌の立上管部8と
は、それらの円周に沿つてシーム溶接10により
水密に結着するのである。
シーム溶接は、一般に、接合する金属板を一対
のローラ電極に挟んで行うため、そのローラ電極
を走行させる空間が必要とされる。本考案におい
ては、金属防水面材1に立上管部8とそれを囲む
大径の凹陥部7とを形成しているので、第2図に
示したように、立上管部8をドレーン管5の上端
部に外嵌させ、ローラ電極9a,9bの一方9a
をドレーン管5に沿わせ、他方のもの9bを凹陥
部7から立上管部8に沿わせて、周方向に走行し
ながら溶接をすることができる。
前述の金属防水面材1とドレーン管5とのシー
ム溶接10による結着作業は、必ずしも現場にお
いて行わなくてもよく、例えば工場や施工場所近
くにおいて、金属防水面材1とドレーン管5とを
結着させておき、それを施工場所に搬入して、ド
レーン管5をスラブコンクリート2の挿入孔4に
嵌め込むようにして施工することもできる。
なお、施工にあたつては、金属防水面材1の凹
陥部7の下にあたる抑えモルタル3を図示のよう
に凹陥部7の形状に沿つて形成し、或は凹陥部6
の下の抑えモルタル3を除去してやれば金属防水
面材1の納めが良好に行えることになる。抑えモ
ルタル3を設けない場合は、スラブコンクリート
を凹陥部7が納まるように削除してやればよい。
そして、凹陥部7内には必要に応じて第1図の鎖
線で示すようにコーキング材14を充填すること
もできる。それによつて凹陥部7による水溜りを
防ぐことができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案のルーフドレン構
造は、金属防水面材に凹陥部を形成するととも
に、該凹陥部の中央部に、ドレーン管に外嵌する
立上管部を形成し、スラブコンクリートの挿通孔
に配設したドレーン管の上部を前記立上管部に嵌
合し、ドレーン管と立上管部とを水密にシーム溶
接したので、金属防水面材とドレーン管とがシー
ム溶接により水密、強固に結合され、長期間にわ
たつても漏水するおそれがなく、金属防水面材施
設の効用を発揮することができる。また、金属防
水面材には凹陥部と立上管部とを形成したので、
シーム溶接の施工を容易、確実に行うことがで
き、しかも、ドレーン管は金属防水面材と同様の
薄肉材を使用して、ドレーン溶接だけで結合した
構造であるため、使用部材費が極めて安価であ
り、施工コストを大巾に低減できる等、多くの利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の側断面
図、第2図は同シーム溶接作業の態様を示す側断
面図、第3図は従来のドレーン構造を示す側断面
図である。 1……金属防水面材、2……スラブコンクリー
ト、4……挿通孔、5……ドレーン管、7……凹
陥部、8……立上管部、10……シーム溶接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属防水面材に凹陥部を形成するとともに、該
    凹陥部の中央部に、ドレーン管に外嵌する立上管
    部を形成し、スラブコンクリートの挿通孔に配設
    するドレーン管の上部を前記立上管部に嵌合し、
    ドレーン管と立上管部とを水密にシーム溶接した
    ことを特徴とする、金属防水施工におけるルーフ
    ドレン構造。
JP15189786U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPH0421382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15189786U JPH0421382Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS63108919U JPS63108919U (ja) 1988-07-13
JPH0421382Y2 true JPH0421382Y2 (ja) 1992-05-15

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JP15189786U Expired JPH0421382Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0372181A1 (en) * 1988-12-08 1990-06-13 Timex Corporation Improved power supply circuit for electroluminescent light panels operated from low voltage battery source
US10647016B2 (en) 2017-11-06 2020-05-12 Fancort Industries, Inc. Interchangeable spring pack for an upper die in a lead forming system

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JPS63108919U (ja) 1988-07-13

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