JPH0243140Y2 - - Google Patents

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JPH0243140Y2
JPH0243140Y2 JP16962383U JP16962383U JPH0243140Y2 JP H0243140 Y2 JPH0243140 Y2 JP H0243140Y2 JP 16962383 U JP16962383 U JP 16962383U JP 16962383 U JP16962383 U JP 16962383U JP H0243140 Y2 JPH0243140 Y2 JP H0243140Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、れぞれ左右方向に連続する凹溝部と
隆条部とが形成された横葺外壁板を左右方向で接
続するための接続構造の改良技術に関するもので
ある。
従来の横葺外壁板の接続構造は、第1図にみら
れるように、左右方向で隣接する横葺外壁板8,
8の端部を重ね合わせると共に、その重ね合わせ
面間に漏水防水用のコーキング材17を介在さ
せ、かつ、ビス18等によつて横葺外壁板8,8
を固着するものであつた。
しかしながら、前記コーキング材17が経年硬
化し、かつ前記横葺外壁板8,8が熱的影響によ
つて膨張並びに収縮を繰返すことにより、前記コ
ーキング材17と横葺外壁板8,8とが1年や2
年といつた短期間の内に縁切れ状態(コーキング
切れ)になり、而して、特に凹溝部8aを伝つて
雨水が屋内側に漏水しやすい欠点があつた。
本考案は、上記の実情に鑑みて案出されたもの
であつて、効果的に漏水防止を図ることのできる
新規な横葺外壁板の接続構造を提供せんとするも
のである。
先ず、本考案の実施例を第2図以降の図面に基
づいて説明すると、第2図は外壁の下部側を示
し、第3図及び第4図は縦断面を示す。
図において、1はコンクリートブロツク等によ
る腰部で、屋内側並びに屋外側の夫々には、モル
タル等の化粧材2による仕上げの処理が施されて
いる。
3は縦断面形状がl形等の柱で、左右方向に所
定間隔をへだてて立設されている。4は縦断面形
状が〓形の金属製横胴縁、5は角形の金属製横胴
縁で、これら横胴縁4,5は、左右の柱間にわた
つて接続されている。
6は前記横胴縁4上に立設された角形の金属製
縦胴縁で、前記角形横胴縁5に止着されている。
7は腰水切である。
次に、8はカラー鉄板製の横葺外壁板で、それ
ぞれが左右方向に連続するところの、上下巾の広
い3個の隆条部9…と、該隆条部9の上下間の凹
溝部10,10と、上部の隆条部9の上方並びに
下部の隆条部9の下方に延設された上下方向で半
分の凹溝部11,12とを備えている。
該横葺外壁板8を上下方向で接続するに、第4
図に示すように、最下位の横葺外壁板8について
は、その外壁板8の下部凹溝部12と前記横胴縁
4との間に前記腰水切7の縦板部7aを介在させ
て、タツピングビスaにより横胴縁4に固着し、
そして上下の横葺外壁板8,8については、上部
側横葺外壁板8の下部凹溝部12と縦胴縁13と
の間に下部側横葺外壁板8の上部凹溝部11を介
在させて、タツピングビスbにより前記縦胴縁6
に固着してある。
尚、前記横葺外壁板8は、第2図に示すよう
に、左右方向において端面を対面させる状態で隣
接配置してある。次に、14は左右方向で隣接す
る前記横葺外壁板8,8の隣接部A両側の端部表
面を隠す覆い板で、それの裏面が前記隣接部Aの
上下全長にわたつて横葺外壁板8の表面に対面す
るように、横葺外壁板8の表面にほぼ沿う形状に
形成されている。
この覆い板14もカラー鉄板製である。
15は前記隣接部A両側の端部裏面に対面する
裏当板で、それの表面が前記隣接部Aの上下全長
にわたつて横葺外壁板8の表面に対面するよう
に、横葺外壁板8の表面にほぼ沿う形状に形成さ
れ、更に、上下方向で重なり合つて隣接する横葺
外壁板8,8の上部側横葺外壁板8の下部隆条部
9に対してそれの裏面に対面する隆条部分15a
が上方に延設されている。
そして、この裏当板15の前記隣接部Aに対す
る左右両側部分には、裏面側に膨出する形状の2
個一対の第1及び第2水切溝c,dが上下全長に
わたつて形成されている。この裏当板15もカラ
ー鉄板製である。
次に、前記上下方向で重なり合つて隣接する横
葺外壁板8,8を、それの左右の端部を対面させ
て隣接させる箇所の接続について説明すると、第
3図及び第5図に示すように、下部側裏当板15
の上部隆条部分15aの表面側に、上部側裏当板
15の下部隆条部分15bを重ね合わせ、かつ、
該重ね合わせ部の表面側に、上下方向で重ね合わ
せた横葺外壁板8,8を、それらの左右端部を対
面させた状態で重ね合わせると共に、更に、この
左右方向で隣接する横葺外壁板8,8の隣接部A
を隠すように、該隣接部Aの表面側に下部側覆い
板14の上部を、かつ、これの表面側に上部側覆
い板14の下部を、夫々重ね合わせるのである。
このように重ね合わせを行なうと、前記部材の
上下方向が重なり合わない箇所の横葺外壁板8,
8が左右方向で隣接する部分においては、第6図
に示す重なり構成となり、即ち、裏当板15と隣
接外壁板8,8と覆い板14の3枚がその順に重
なり合う構成となる。
而して、前記隣接部Aの左右両側でかつ前記凹
溝部10,11,12において、前記覆い板14
を通るタツピングビス16により、覆い板14と
横葺外壁板8と裏当板15を縦胴縁6に固着する
のである。
上記の構成によれば、横葺外壁板8が左右方向
で隣接する箇所においては、覆い板14と横葺外
壁板8と裏当板15の3部材を重ねての3枚重ね
の構成となつており、そして、該隣接外壁板8,
8が更に上下方向で重なり合う箇所においては、
各2枚の覆い板14と横葺外壁板8と裏当板15
の3部材を重ねての6枚重ねの構成となつてい
る。
従つて、上記3枚重ねの接続箇所においては、
覆い板14が先ず第1の漏水防止を果し、かつ、
該覆い板14と横葺外壁板8との間を通して雨水
が侵透したとしても、左右の端部が対面する横葺
外壁板8,8による隣接部Aによる空間が水切り
機能を果し、而して、該空間に到達した雨水は裏
当板15などを伝つて、最終的に腰水切7から屋
外に排出されることになるのである。
そして、前記空間に到達した雨水は、横葺外壁
板8と裏当板15との間に侵透し難いものである
が、雨水の侵透を生じたとしても、裏当板15に
は第1と第2の水切溝c,dを形成してあるの
で、この2段にわたる水切りによつて、既述した
と同様に侵透雨水を腰水切7から屋外に排除させ
ることができるのである。
前記6枚重ねの接続箇所においても上記と略同
様の形態で排出が行なわれるものである。
尚、前記左右方向で隣接する横葺外壁板8,8
の隣接部Aに空間を形成して、該隣接部Aに水切
りの機能を有せしめたが、横葺外壁板8,8の左
右端部を当接させる構成とするも良い。
また、横葺外壁板8と覆い板14と裏当板15
を高さ方向において略同一寸法としたが、上下の
重なり部分を少なくするため、夫々の重なり部分
をずらすか長さを変える等して、6枚重ねを4枚
や5枚重ねにするも良い。
以下に、横葺外壁板8,8を左右方向でのみ隣
接させる接続構造の別実施例を、第7図イ,ロに
示す。第7図イに示すものは、裏当板15に1個
の水切溝eを設けると共に、該水切溝eを左右方
向で隣接する横葺外壁板8,8の隣接部Aに臨ま
せた点に特徴がある。
第7図ロに示すものは、左右方向で隣接する横
葺外壁板8,8の端部を重ね合わせると共に、裏
当板15に左右2個の水切溝f,fを設けて、該
水切溝f,fを横葺外壁板8,8の重ね合わせ箇
所の両側に振分け位置させた点に特徴がある。
尚、覆い板14並びに裏当板15の夫々を、重
なり合い横葺外壁板8,8の表面側並びに裏面側
の面に沿う形状に形成してある。
上記の別実施例の開示によつて明らかなよう
に、左右方向で隣接させる横葺外壁板8,8の端
部を対面させたり重ね合わせたりする形態を任意
にとることができ、また、裏当板15の水切溝の
数も不問である。
更に、覆い板14と横葺外壁板8と裏当板15
をタツピングビス16によつて縦胴縁6に共締め
固着させたが、縦胴縁6の存在しない箇所におい
て、裏当板15に螺着するタツピングビスで固着
するも良く、あるいは、3者14,8,15に小
孔を穿設して、該小孔にビスを挿通させると共
に、このビスにナツトを螺着させて、前記3者1
4,8,15を固着するも良く、即ち、固着の手
段は各種変形可能である。
また、横葺外壁板8として、3個の隆条部9と
5個の凹溝部10,11,12を備えるものを示
したが、隆条部9を2個や1個あるいは4個以上
にする等、隆条部並びに凹溝部の個数は不問であ
る。
以上説明したように本考案による横葺外壁板の
接続構造は、それぞれ左右方向に連続する凹溝部
と隆条部とが形成された横葺外壁板と、覆い板
と、上下方向の水切溝が形成された裏当板とから
成り、左右方向で隣接する横葺外壁板の端部同志
を対面または重ね合わせて、該端部の露出表面を
覆い板で覆い、かつ該端部の裏面に前記裏当板を
固着したことを特徴としている。
上記の構成によれば、左右方向で隣接する横葺
外壁板の対面または重なり合う端部の接続箇所が
覆い板のために外部から見えないので、該接続箇
所の見栄えが良く、しかも、この覆い板の存在に
よつて雨水の侵透を効果的に防止できると共に、
たとえ雨水の侵透を生じたとしても、裏当板に形
成した水切溝によつて侵透雨水を屋外に導出させ
ることができ、従つて、雨水が屋内側に漏水する
ことを確実性高く抑制できるもので、全体とし
て、従来のコーキング材によるものとは異なる新
規な止水機能を備えた優れた横葺外壁板の接続構
造を提供するに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の横葺外壁板の接続構造を示す部
分斜視図である。第2図以隆が本考案に係り、第
2図は外壁下部側の斜視図、第3図は上下方向並
びに左右方向で隣接する外壁板の接続構造を示す
概略縦断面図、第4図は上下方向で隣接する外壁
板の接続構造を示す概略縦断面図である。第5図
は第3図の−線断面図、第6図は第3図の
―線断面図、第7図イ,ロは第6図に相当する
別実施例の断面図である。 8……横葺外壁板、9……隆条部、10,1
1,12……凹溝部、14……覆い板、15……
裏当板、c,d,e,f……水切溝、A……隣接
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ左右方向に連続する凹溝部と隆条部と
    が形成された横葺外壁板と、覆い板と、上下方向
    の水切溝が形成された裏当板とから成り、左右方
    向で隣接する横葺外壁板の端部同志を対面または
    重ね合わせて、該端部の露出表面を覆い板で覆
    い、かつ該端部の裏面に前記裏当板を固着したこ
    とを特徴とする横葺外壁板の接続構造。
JP16962383U 1983-10-31 1983-10-31 横葺外壁板の接続構造 Granted JPS6075526U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16962383U JPS6075526U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 横葺外壁板の接続構造

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JP16962383U JPS6075526U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 横葺外壁板の接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS6075526U JPS6075526U (ja) 1985-05-27
JPH0243140Y2 true JPH0243140Y2 (ja) 1990-11-16

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ID=30370525

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JP16962383U Granted JPS6075526U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 横葺外壁板の接続構造

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JP6039261B2 (ja) * 2012-04-02 2016-12-07 日鉄住金鋼板株式会社 パネル側端の排水構造

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JPS6075526U (ja) 1985-05-27

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