JP2552819Y2 - 金属板屋根の継手構造 - Google Patents

金属板屋根の継手構造

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JP2552819Y2 JP6144791U JP6144791U JP2552819Y2 JP 2552819 Y2 JP2552819 Y2 JP 2552819Y2 JP 6144791 U JP6144791 U JP 6144791U JP 6144791 U JP6144791 U JP 6144791U JP 2552819 Y2 JP2552819 Y2 JP 2552819Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通常長尺である金属板
を複数枚並設し、各板の幅方向の端部を互に接合して1
枚の面材とし、その面材の側部に構造物の壁などの立上
り面に取付けるための役物材を設けて防水面材とした金
属板屋根において、継手を防水面材の間に設けて防水面
材の、特に主としてその中の役物材の熱伸縮を十分に吸
収しうるようにした金属板屋根の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根などを金属板で作る場合、長尺の金
属板を複数枚並敷して葺成するのが普通で、金属板とし
てトタン板とかカラー塗料焼付鉄板を用いる場合には、
一般の家屋に使用されることが多いこともあって、金属
板相互の接続構造も簡単なものである。最近その金属板
としてステンレス鋼板が盛んに使われるようになってお
り、ステンレス鋼板は耐久性に富み、塗り替えなどの手
間もかからず、保守が簡単であり、美観性もよいという
ところから、比較的大型の建造物の屋根に使われるよう
になってきている。
【0003】そして、そのさいには水密をよくし、かつ
気密にするため、ステンレス鋼板の相対する端部をシー
ム溶接することが行われている。ところで、その場合ス
テンレス鋼板は熱膨張係数が比較的大きいし、また前述
したように、ステンレス鋼板は比較的大型の建造物の屋
根に使われるときには長尺のものが使われることになる
から、屋根におけるステンレス鋼板の熱による伸縮が大
きな問題となる。このため、近時、構造物の屋根のよう
な外表面などにステンレス鋼板をシーム溶接して水密か
つ気密にし、しかも熱による伸縮を自在にした被覆金属
外囲体が開発されている。
【0004】そして、ステンレス鋼板を複数枚並敷して
接合した防水面材を構造物の立上り面に添設するのにさ
いし、その前記立上り面に接する部分にその添設を容易
にし、かつ水密を十分確保する構造をもつ役物材を設け
ることにより被覆金属外囲体を構成することが行われて
いる。その役物材としては、構造物の立上り面とほぼ平
行な垂直状部と平坦部とからなる断面L形のものが多く
使用されている。また、役物材の別の形として美観が重
視される場合には、優美な曲面部からなる断面が曲線状
のものも使用されている。特に、構造物の立上り面に対
して前記の断面L形を有する長尺の役物材を添設して構
成した長尺の被覆金属外囲体では、その長手方向に対し
ての熱伸縮で極めて大きな熱応力が生じ、くり返し応力
により変形したり、破損する等の問題があり、特に役物
材は垂直状部を有するため、角部坐屈抵抗が他部より小
さいため破損することが多かった。
【0005】その解決手段の一つとして、特開昭61−
250254号公報では、前記したような構造の役物材
を有する一部被覆金属外囲体同士を適宜の間隔をもたせ
て対向させ、この間隔部に、側面からみて偏平L字状の
底部の幅方向両側に立上げ縁を形成した中間材を挿入し
て、その立上げ縁を役物材の屈曲部などに重合させ、シ
ーム溶接して長手方向伸縮継手部を形成することが示さ
れている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】特開昭61−2502
54号公報では、被覆金属外囲体の壁取合においても、
熱応力等に対応できるようにし、特に役物材の長手方向
を伸縮自在に構成し、その継手部を水密且つ気密にで
き、さらに一部被覆金属外囲体同士の取付施工が極めて
簡単にできるようにするために、中間材を設けるように
しているが、前記屈曲部及びその幅方向両側に形成する
立上げ縁の形状が現場加工のため常に十分な間隔を確保
することは困難なため、不十分な間隔が2ケ所になった
というのみであって、なんら解決するものではない。こ
の問題は、断面が曲線である他の形状をもつ役物材を用
いた被覆金属外囲体について中間材を介在させて構成す
る場合にも同様に生じる。この場合、一部被覆金属外囲
体相互を接合する中間材としては、構造物の立上り面に
近い部分は曲面をもつ役物材と同様な形状とし、それに
続いて平坦部を設けたものとするが、これらの製作が現
場加工により行われるために、上記の問題が生じるので
ある。
【0007】本考案は、曲面を有する役物材を用いて大
面積をもつ防水面材から金属板屋根を構成するさいに、
大面積防水面材の熱伸縮を完全に吸収し、特に役物材に
おいて熱伸縮による坐屈が生ずることがない金属板屋根
の継手構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、構造物の立上
り面に対して添設される、曲面を有する役物材をもつ防
水面材を継手により相互に接続するさいに、前記構造物
の立上り面に対して添設される部分が垂直状部でその下
端から長く延びる平坦部を有する継手を用いて金属板屋
根の継手構造を構成することにより、前記の目的を達成
することができることを見出すことによってなされたも
のである。すなわち、本考案は、前記の目的を、両側幅
方向に側部立上り部を設けた長尺金属板を複数枚並設
し、前記長尺金属板の相対する側部立上り部を溶接して
相互に接続し、その一番端側にある長尺金属板の少なく
とも一つの外側に、構造物の立上り面に接する側に、前
記立上り面に対して斜め立上り面を有し、下端に側部立
上り部を有し、かつ長尺金属板と平行に延びる少なくと
も一つの役物材を配置し、前記端側にある長尺金属板の
側部立上り部と前記役物材の側部立上り部とを溶接して
接続することにより防水面材を構成し、この防水面材の
少なくとも二つを、前記長尺金属板の長手方向端部の位
置で相互に向い合うように適宜の間隔を設けて対向さ
せ、その間に前記構造物の立上り面に添設する側に垂直
状部を有し、その垂直状部の下端から長く延びる平坦部
とを有し、平坦部の両側に接続用立上り部を有する継手
を設け、前記継手の平坦部の接続用立上り部と前記防水
面材の役物材に設けた長手方向立上り部及び長尺金属板
に設けた端部の長手方向立上り部とを溶接することによ
って、継手を介して防水面材を相互に接続したことを特
徴とする金属板屋根の継手構造によってその目的を達成
した。
【0009】本考案で用いる継手は、構造物の立上り面
に添設する側に垂直状部を有し、その垂直状部の下端か
ら長く延びる平坦部を有している。その平坦部は役物材
の幅よりももっと長く延びており、その長さは防水面材
の幅の長さである。この継手は、防水面材の幅全部にわ
たる長い平坦部を有しているので、役物材の熱伸縮を十
分吸収する外、併せて長尺金属板を相互に接続した面材
の熱伸縮も十分に吸収するように、防水面材を相互に接
続することができる。
【0010】継手の幅は、上記した点から隣接する二つ
の防水面材における長尺金属板と役物材の熱伸縮を完全
に吸収しうるものであればよく、例えば役物材の長さが
10mの場合、30mm以上あればよいが、継手の平坦
部では長尺金属板の熱伸縮を接続用立上り部の間隙と平
坦部金属平面の湾曲、平坦の複合作用により吸収させる
ことと、溶接作業をする必要から100mm以上とする
ことが好ましいので、これらを考慮して、一般面材の幅
と同等の450mm以下とする。
【0011】そして、継手の両側、すなわちその平坦部
の両側には接続用立上り部を設け、その役物材に隣接す
る部分を役物材の長手方向の端部の長手方向立上り部と
重合し、また長尺金属板の長手方向端部に隣接する部分
を前記長尺金属板の端部の長手方向立上り部と重合し、
それぞれ溶接する。前記接続用立上り部は、従来の役物
材の接続用屈曲部や長尺金属板の側部立上り部について
採用されているのと同様に、外方へ斜め方向に立上るよ
うにして、前記接続用立上り部の下端と長尺金属板の端
部の長手方向立上り部等の下端との間、ひいては継手の
側端と役物材あるいは長尺金属板の端部との間に間隙を
保持することが好ましい。
【0012】本考案で金属板屋根を構成するのに用いる
長尺金属板としては、主として鉄板、例えばステンレス
鋼板、防錆の表面処理をした鉄板などを用いることがで
きるが、その中でもステンレス鋼板が最も好ましい。ま
た、本考案で用いる継手の材質としては、長尺金属板と
同様なものを用いることができ、ステンレス鋼板が好ま
しい。本考案の金属板屋根の継手構造の基本的構成とそ
の作用を図面によって詳しく説明すると、例えば、実施
例1の図1及び図2に示すように、継手13の一例のも
のでは、垂直状部14と平坦部15とからなるものであ
って、その平坦部15の両側には接続用立上り部16が
設けられている。垂直状部14は、構造物の立上り部の
面(立上り面)に添設するためのものであって、平坦部
15からほぼ垂直になるように設けられるが、構造物の
立上り面側に多少傾くように設けられてもよい。また、
平坦部15は、垂直状部14の下端から長く延びてお
り、防水面材Aの幅だけ延びている。さらに、前記の接
続用立上り部16は、役物材5及び6に隣接する部分で
は、その上端が役物材の曲面のような斜め立上り面上に
設けられた、役物材端部の長手方向立上り部9,12の
上端と同じ高さにあるようにするのがよい。
【0013】このような継手13によって、複数のステ
ンレス鋼板を相互に溶接し、かつその面材の一端に役物
材を溶接してなる防水面材A相互を接合するときには、
両防水面材Aの役物材5,6の斜め立上り面7,10は
継手13の垂直状部14及び平坦部15とかなり離れて
おり、かつずれている。特に、継手13の垂直状部14
と平坦部15との稜線の端部17及び18は、役物材
5,6の斜め立上り面7,10とかなり離れている。
【0014】この構造のため、防水面材A、特に役物材
5,6が熱によってその長手方向に伸長したさい、その
長手方向の端部は継手13の垂直状部14及び平坦部1
5の各面とぶつかることがなく、もちろんそれらの稜線
の端部17及び18とぶつかることがなく、自由に延び
ることができる。そして、役物材5の斜め立上り面7の
端部は、隣接する役物材6の斜め立上り面10の端部と
は継手13の幅だけ隔てられているので、その端部とも
ぶつかることがなく、したがって役物材5,6の熱伸縮
は何らの障害を生ずることがなく、役物材に熱による坐
屈を生じることがない。
【0015】さらに、防水面材Aの各長尺金属板の端部
の長手方向立上り部4と前記継手13の平坦部15の接
続用立上り部16とをそれぞれ斜めに立ち上らせて重合
し、それを溶接することによって接続させて、溶接部下
端に間隙を保持させるようにする。この構造によって防
水面材の長尺金属板における長手方向の熱伸縮を吸収す
ることができ、大面積の金属板屋根を構成することがで
きる。役物材5,6の斜め立上り面7,10の形状は、
すでに知られているように、断面が円弧状の曲面などの
外、複数の平面の集合によって曲面に近い形状としたも
のでもよく、主として美観に適したものが選択される。
【0016】
【実施例】以下、実施例によって本考案を具体的に説明
する。ただし、本考案はこれらの実施例のみに限定され
るものではない。
【0017】実施例1 垂直状部及び平坦部を有する継手を1個使用した本考案
の金属板屋根の継手構造の例を図1、図2及び図3によ
り説明する。図1は、長尺のステンレス鋼板を複数枚並
設し、互に連続させて得た面材の端部に断面弧状の役物
材を溶接して形成させた防水面材A同士をその間に本考
案の特徴である継手13を介在させてシーム溶接により
接続した状態を示す。
【0018】継手13は、接続前の各部材の状態を表わ
す図2に示すように、構造物の立上り部の立上り面に添
設する部分は垂直状部14を形成し、その下端から平坦
部15が伸びている。平坦部15の長さは防水面材の幅
と同じであるが、図では平坦部15の先の部分は省略し
てある。図1及び図2に示すように、両側幅方向に側部
立上り部2を設けたステンレス鋼板1を複数枚並設し、
重合した前記側部立上り部2,2を相互にシーム溶接し
て面材3を形成する。前記側部立上り部2,2はそれぞ
れ斜め外方に立上って、その下端相互の間に間隙が空く
ようにされている。そして、各面材3,3の構造物の立
上り部の面に接する側に、前記の立上り面に対して曲面
である斜め立上り面7,10を有し、下端に側部立上り
部8,11を有し、かつ長尺金属板と平行に延びる役物
材5,6をそれぞれ配置し、前記役物材5,6の側部立
上り部8,11を各面材3,3の端のステンレス鋼板
1,1の側部立上り部2,2と重合し、それらをシーム
溶接することにより防水面材A,Aをそれぞれ形成す
る。そのさい、役物材5,6は、その長手方向の端部に
斜め立上り面から接続のために必要な分だけの長さであ
る高さをもった接続用立上り部9,12を有するもので
ある。
【0019】2つの防水面材A,Aの間に前記の継手1
3を介在させ、その接続用立上り部16により、役物材
5,6に隣接する部分では役物材5,6の端部の長手方
向立上り部9,12と重合させてシーム溶接し、またス
テンレス鋼板に隣接する部分ではステンレス鋼板1,1
の端の長手方向立上り部4,4と重合させてシーム溶接
することにより、防水面材A,A同士が一体化され、こ
れにより金属板屋根が構成される。なお、19は溶接線
である。これらの防水面材A,Aの役物材5,6の斜め
立上り面7,10は、図3に示すように、構造物の立上
り部Cの面に接するように配置されているので、防水性
を有する金属板屋根を構造物の上部B上に形成すること
ができる。このように構成した金属板屋根の継手構造に
おいては、継手13の垂直状部14と平坦部15との稜
線の端部17,18は役物材5,6の斜め立上り面7,
10と離れているために、役物材5,6が熱伸縮を生じ
ても前記斜め立上り面7,10の長手方向端部は前記端
部17,18とぶつかることがないので、役物材5,6
は熱応力による坐屈を生じることはない。なお、図3で
は、手前側のステンレス鋼板1は短く示されているが、
図の関係によるもので、実際では長尺のものである。
【0020】また、継手13の接続用立上り部16のス
テンレス鋼板に隣接する部分では、前記したようにステ
ンレス鋼板1,1の端の長手方向立上り部4,4と重合
させてシーム溶接されるが、接続用立上り部16及び長
手方向立上り部4,4とも斜めに立上らせておき、両下
端の間に十分なクリアランスを保持させ、長尺のステン
レス鋼板1の長手方向の熱伸縮を吸収できるようにする
のが好ましい。長尺ステンレス鋼板1の長手方向の熱伸
縮はこれらの立上り部だけでなく、継手13の平坦部1
5においても吸収される。この例では、役物材5,6の
長さは、ステンレス鋼板1と同じ長さのものを用いた
が、短い2個以上の役物材をステンレス鋼板と接続する
ことによって防水面材Aを構成するようにしてもよい。
【0021】実施例2 継手13を2個並列に用いることによって防水面材A,
Aを相互に接続して金属板屋根を構成した。その斜視図
を模式図として図4に示す。金属板屋根の構成は継手構
造部分を除いて実施例1と同じであるから、図4におい
てはそれらの部分についての図示及び説明を省略する。
同じ構造の継手13,13を並列し、継手13と継手1
3の隣接する接続用立上り部16,16同士を重合し溶
接した。この場合、一方の継手13が隣接する側の防水
面材Aの熱伸縮を吸収し、他方の継手13がそれに隣接
する側の別の防水面材Aの熱伸縮を吸収するように作用
するもので、防水面材に特に長い長尺金属板を使用した
場合に適する。
【0022】
【考案の効果】本考案は、曲面のような斜め立上り面を
有する役物材を接続している防水面材の間に、垂直状部
と長く延びる平坦部とを有する継手を設けることにより
防水面材全体を接続するという継手構造を取ることによ
って、斜め立上り面を有する役物材の熱伸縮を完全に吸
収するとともに、長尺金属板の熱伸縮を吸収して接続す
ることができるため、役物材の熱破壊がなく、水漏れな
どが生じない大面積の金属板屋根を得ることができる。
【0023】また、本考案は、前記の継手構造を設ける
ことによって、従来の役物材相互の接続のために設けら
れている屈曲部について採られているような間隙の厳密
な形成を必要としなくなったので、施工管理が非常に容
易になった。前記継手の幅はかなり自由に設定できるの
で、溶接作業を容易に行うことができる。さらに、本考
案では、継手が垂直状部と長く延びる平坦部を有してい
るので、役物材間の接続だけでなく、金属板の長手方向
端部間の接続を行えるので、長尺金属板を合わせた面材
と役物材とからなる防水面材全体を相互に接続すること
ができ、この平坦部ではその板の湾曲などによっても長
尺金属板などの熱伸縮を吸収できるので、熱伸縮の問題
を生じない大面積の金属板屋根を構成することができ
る。そのさい、金属板と1個以上からなる役物材の長さ
を同じにして施工できるので、組立て、溶接などの施工
作業が容易となる外、施工能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1における金属板屋根の継手構
造の斜視図である。
【図2】図1の金属板屋根の継手構造の接続前の状態を
示す斜視図である。
【図3】構造物の上部Bと立上り部Cに対し図1の金属
板屋根の継手構造を設置して構成した金属板屋根の斜視
図である。
【図4】本考案の実施例2における金属板屋根の継手構
造の模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 ステンレス鋼板 2 側部立上り部 3 面材 4 長手方向立上り部 5,6 役物材 7,10 斜め立上り面 8,11 側部立上り部 9,12 長手方向立上り部 13 継手 14 垂直状部 15 平坦部 16 接続用立上り部 17,18 端部 19 溶接線 A 防水面材 B 上部 C 立上り部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側幅方向に側部立上り部を設けた長尺
    金属板を複数枚並設し、前記長尺金属板の相対する側部
    立上り部を溶接して相互に接続し、その一番端側にある
    長尺金属板の少なくとも一つの外側に、構造物の立上り
    面に接する側に、前記立上り面に対して斜め立上り面を
    有し、下端に側部立上り部を有し、かつ長尺金属板と平
    行に延びる少なくとも一つの役物材を配置し、前記端側
    にある長尺金属板の側部立上り部と前記役物材の側部立
    上り部とを溶接して接続することにより防水面材を構成
    し、この防水面材の少なくとも二つを、前記長尺金属板
    の長手方向端部の位置で相互に向い合うように適宜の間
    隔を設けて対向させ、その間に前記構造物の立上り面に
    添設する側に垂直状部を有し、その垂直状部の下端から
    長く延びる平坦部とを有し、平坦部の両側に接続用立上
    り部を有する継手を設け、前記継手の平坦部の接続用立
    上り部と前記防水面材の役物材に設けた長手方向立上り
    部及び長尺金属板の端部に設けた長手方向立上り部とを
    溶接することによって、継手を介して防水面材を相互に
    接続したことを特徴とする金属板屋根の継手構造。
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