JPH0415573Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0415573Y2
JPH0415573Y2 JP1985189525U JP18952585U JPH0415573Y2 JP H0415573 Y2 JPH0415573 Y2 JP H0415573Y2 JP 1985189525 U JP1985189525 U JP 1985189525U JP 18952585 U JP18952585 U JP 18952585U JP H0415573 Y2 JPH0415573 Y2 JP H0415573Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof rail
roof
rail outer
vertical wall
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985189525U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6297080U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985189525U priority Critical patent/JPH0415573Y2/ja
Publication of JPS6297080U publication Critical patent/JPS6297080U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0415573Y2 publication Critical patent/JPH0415573Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車のルーフ構造に関し、ルーフレ
ールに加わる負荷に対しルーフレールのサイドル
ーフレールアウタとルーフとのシール剛性を向上
させたものである。
〈従来の技術〉 従来の自動車のルーフ構造としては、第3,4
図に示したもの等が知られている。例えば、第3
図に示したものはサイドルーフレールインナ1と
サイドルーフレールアウタ2とをそれらの上下両
端部で接合し、ルーフパネル3をこれらの上側の
接合部に重ねて接合したのち、ルーフパネル3の
側端部とサイドルーフレールアウタ2とにわたり
シール材4を固着したものである。このルーフ構
造はルーフパネル3の板端末にシール材4を固着
するため、シール材4の量が少なくシール剛性が
低くシール割れが生じやすいものであつた。そこ
で第4図a,bに示した構造のものが開発されて
おり、これは、ルーフパネル3の側端部に縦板部
3aを形成してルーフパネル3の側端を溝状に
し、縦板部3aの基端部とサイドルーフレールア
ウタ2の上面とにわたりシール材4を固着したも
のである。尚、第4図bは第4図a中A部の拡大
状態を示してある。従つて、第4図に示したルー
フ構造はシール材4の量が多くなりシール剛性の
面で第3図に示したものに比べ有利となつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、ルーフパネル3の側端部を溝状にし
た場合、サイドルーフレールアウタ2にねじり負
荷(第4図中矢印で示す方向の負荷)が加わつた
場合、サイドルーフレールアウタ2の変形負荷が
シール部に集中しシール材4がシール割れしやす
くなる欠点があつた。
本考案は上記欠点を解決するためになされたも
ので、ルーフレールに変形負荷が加わつた場合に
ルーフレールとルーフパネルのシール部にこの変
形負荷が集中しにくいルーフ構造を提供し、もつ
てルーフパネルとルーフレールとのシール剛性向
上を図ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、ル
ーフパネル側部に溝を形成し、それぞれ枠状をな
すサイドルーフレールアウタ及びサイドルーフレ
ールインナをそれらの上端部と下端部で接合した
ルーフレールの上端部と前記溝の底部とを結合
し、該底部の側縁部と前記サイドルーフレールア
ウタの上面との間にシール部材を固着したルーフ
構造において、前記底部の側縁部との接合部にお
ける前記サイドルーフレールアウタに下方に屈曲
する縦壁部を前記底部の側縁部から内側に所定の
間隔をおいて形成し、該縦壁部のサイドルーフレ
ールアウタ上面側側面及び該縦壁部下部に連続す
るサイドルーフレールアウタ上面と前記底部の前
記縦壁部から外側へ突出した部分の下面との三面
に亘りシール部材を固着したことを特徴とする。
〈作用〉 サイドルーフレールアウタに縦壁部を形成する
ことによりサイドルーフレールアウタの剛性が高
くなると共に、シール部材を三面に亘り固着した
ことによりサイドルーフレールアウタに上下方向
の負荷が加わつても縦壁部にシール部材が固着さ
れているためシール剛性が高くなる。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係るルーフ構造
を有する車体の概略斜視、第2図aには第1図中
の−線断面、第2図bには第2図a中のB部
の拡大状態を示してある。
ルーフパネル11の側部には溝12が形成さ
れ、溝12の底部12aにはルーフレール13の
上端部が結合されている。ルーフレール13は、
それぞれ枠状をなすサイドルーフレールアウタ1
4とサイドルーフレールインナ15とをそれらの
上端部と下端部とで接合した閉断面形状に形成さ
れている。ルーフレール13のサイドルーフレー
ルアウタ14の底部12a側縁部との接合部に
は、下方に屈曲する縦壁部14aが形成され、サ
イドルーフレールアウタ14の縦壁部14a形成
部はL字状のステツプ部16となつている。ステ
ツプ部16の略直角に対向する二面16a,16
b(縦壁部14aのサイドルーフレールアウタ1
4上面側側面及び縦壁部14a下部に連続するサ
イドルーフレールアウタ14上面)と溝12の底
部12a(縦壁部14aから外側へ突出した部分
の下面)とに亘る三面にはシール部材17が固着
されている。
上記構成のルーフ構造において、第2図a中矢
印で示すねじり負荷が加わつた場合、サイドルー
フレールアウタ14にはステツプ部16が設けら
れているため、縦壁部14aの変形は極くわずか
となりシール部のシール剛性が高くなる。万一、
ねじり負荷によつてステツプ部16のサイドルー
フレールアウタ14上面(第2図b中16b)の
シール部材17が剥離しても、シール部材17は
ねじり負荷に対する変形の少ない縦壁部14aに
固着しているので、シール割れが生じる虞は無
く、水漏れ等は生じない。従つて、上記構成のル
ーフ構造はルーフレール13に変形負荷が加わつ
ても、シール部にルーフレール13の変形負荷が
集中しないのである。
〈考案の効果〉 本考案のルーフ構造は、ルーフレールに変形負
荷が加わつた場合にルーフレールとルーフパネル
のシール部にルーフレールの変形負荷が集中しに
くいので、ルーフパネルとルーフレールとのシー
ル剛性が高くなる。その結果、ルーフにシール部
からの水漏れ等の不具合が生じる虞が無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るルーフ構造を
有する車体の概略斜視図、第2図aは第1図中の
−線断面図、第2図bは第2図a中のB部の
拡大図、第3図及び第4図a,bはそれぞれ従来
のルーフ構造の要部断面図である。 図面中、11はルーフパネル、12は溝、12
aは底部、13はルーフレール、14はサイドル
ーフレールアウタ、14aは縦壁部、15はサイ
ドルーフレールインナ、16はステツプ部、17
はシール部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネル側部に溝を形成し、それぞれ枠状
    をなすサイドルーフレールアウタ及びサイドルー
    フレールインナをそれらの上端部と下端部で接合
    したルーフレールの上端部と前記溝の底部とを結
    合し、該底部の側縁部と前記サイドルーフレール
    アウタの上面との間にシール部材を固着したルー
    フ構造において、前記底部の側縁部との接合部に
    おける前記サイドルーフレールアウタに下方に屈
    曲する縦壁部を前記底部の側部から内側に所定の
    間隔をおいて形成し、該縦壁部のサイドルーフレ
    ールアウタ上面側側面及び該縦壁部下部に連続す
    るサイドルーフレールアウタ上面と前記底部の前
    記縦壁部から外側へ突出した部分の下面との三面
    に亘りシール部材を固着したルーフ構造。
JP1985189525U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0415573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985189525U JPH0415573Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985189525U JPH0415573Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6297080U JPS6297080U (ja) 1987-06-20
JPH0415573Y2 true JPH0415573Y2 (ja) 1992-04-08

Family

ID=31141906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985189525U Expired JPH0415573Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0415573Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213541A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 Nissan Motor Co Ltd ドリツプウエザ−ストリツプ取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6326281Y2 (ja) * 1981-05-25 1988-07-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213541A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 Nissan Motor Co Ltd ドリツプウエザ−ストリツプ取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6297080U (ja) 1987-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6342692Y2 (ja)
JPH0415573Y2 (ja)
JPH04146357A (ja) 折版屋根の接続構造
JPH0132567Y2 (ja)
JPH0315704Y2 (ja)
JPH0349204Y2 (ja)
JPH0218783Y2 (ja)
JP2552819Y2 (ja) 金属板屋根の継手構造
JP2758047B2 (ja) 建築用水切り材
JPH051499Y2 (ja)
JPS62163475U (ja)
JPS5844059Y2 (ja) 自動車車体の補剛構造
JPH0131700Y2 (ja)
KR970002215Y1 (ko) 차량의 플로어사이드판넬
JP2586093Y2 (ja) 電気冷蔵庫用扉
JPH0242814Y2 (ja)
JPS5823695Y2 (ja) 車両のドアウインド構造
JP2679404B2 (ja) 自動車のサイドシル後端部構造
JPS5817851Y2 (ja) 壁面パネル
JPH0143955Y2 (ja)
JPH0443427Y2 (ja)
JPH0534249Y2 (ja)
JPS6113622Y2 (ja)
JP2544521Y2 (ja) 窓部材の取付構造
JPH0444724Y2 (ja)