JPS6342692Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342692Y2 JPS6342692Y2 JP1984037340U JP3734084U JPS6342692Y2 JP S6342692 Y2 JPS6342692 Y2 JP S6342692Y2 JP 1984037340 U JP1984037340 U JP 1984037340U JP 3734084 U JP3734084 U JP 3734084U JP S6342692 Y2 JPS6342692 Y2 JP S6342692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- roof
- sub
- main
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 5
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/06—Fixed roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/04—External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/06—Fixed roofs
- B62D25/07—Fixed roofs having water drainage or guide means integral with roof structure
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車のルーフ、特にルーフパネル
が主ルーフパネルと副ルーフパネルとに分割して
構成された自動車のルーフにおける主ルーフパネ
ルと副ルーフパネルとの接合構造に関する。
が主ルーフパネルと副ルーフパネルとに分割して
構成された自動車のルーフにおける主ルーフパネ
ルと副ルーフパネルとの接合構造に関する。
(従来技術)
従来の自動車のルーフは、閉断面構造を有する
ルーフサイドレールを支持部として、一枚板のル
ーフパネルをこの支持部上に覆つた構造になつて
いた。従つてルーフサイドにおいては、ルーフサ
イドレールとルーフパネルとが二重に重なり合つ
た構造となつており、このため重量がかなり大き
かつた。そこで、上記ルーフの重量低減を計るた
め、実開昭57−17880号においては、ルーフサイ
ドレールの外面をルーフパネルとして利用して、
軽量化を図つたルーフが提案されている。
ルーフサイドレールを支持部として、一枚板のル
ーフパネルをこの支持部上に覆つた構造になつて
いた。従つてルーフサイドにおいては、ルーフサ
イドレールとルーフパネルとが二重に重なり合つ
た構造となつており、このため重量がかなり大き
かつた。そこで、上記ルーフの重量低減を計るた
め、実開昭57−17880号においては、ルーフサイ
ドレールの外面をルーフパネルとして利用して、
軽量化を図つたルーフが提案されている。
すなわち、実開昭57−17880号のルーフにおい
ては、ルーフサイドレールを副ルーフパネルとし
て使用し、ルーフパネルを主ルーフパネルと副ル
ーフパネルとに分割して構成している。しかしな
がら、このようなルーフ構造においては、副ルー
フパネルアウタと副ルーフパネルインナとを接合
して副ルーフパネルを形成し、さらに副ルーフパ
ネル自体を形成した接合箇所に主ルーフパネルの
側縁の接合フランジを接合して全体を形成してい
るので、副ルーフサイドアウタの接合フランジと
副ルーフサイドインナの接合フランジとをスポツ
ト溶接により接合した際に生じた溶接バリによつ
て主ルーフパネル側縁の接合フランジが副ルーフ
パネルの接合フランジに密接せず、十分な強度で
溶接を行なうことができなかつたり、パネルに歪
が生じてボデイー精度が低下するという問題があ
つた。このような問題を回避するために副ルーフ
パネルを構成する副ルーフアウタパネルと副ルー
フインナパネルの接合フランジを延長して、この
延長された部分で溶接を行ない、主ルーフパネル
の接合フランジを副ルーフパネルの溶接箇所に重
なり合わない部分に設置し、この後溶接すること
も考えられるが、このように構成すると副ルーフ
パネルの接合フランジが延長され、車両の重量の
増加およびコストの増加をもたらすことになり好
ましくない。
ては、ルーフサイドレールを副ルーフパネルとし
て使用し、ルーフパネルを主ルーフパネルと副ル
ーフパネルとに分割して構成している。しかしな
がら、このようなルーフ構造においては、副ルー
フパネルアウタと副ルーフパネルインナとを接合
して副ルーフパネルを形成し、さらに副ルーフパ
ネル自体を形成した接合箇所に主ルーフパネルの
側縁の接合フランジを接合して全体を形成してい
るので、副ルーフサイドアウタの接合フランジと
副ルーフサイドインナの接合フランジとをスポツ
ト溶接により接合した際に生じた溶接バリによつ
て主ルーフパネル側縁の接合フランジが副ルーフ
パネルの接合フランジに密接せず、十分な強度で
溶接を行なうことができなかつたり、パネルに歪
が生じてボデイー精度が低下するという問題があ
つた。このような問題を回避するために副ルーフ
パネルを構成する副ルーフアウタパネルと副ルー
フインナパネルの接合フランジを延長して、この
延長された部分で溶接を行ない、主ルーフパネル
の接合フランジを副ルーフパネルの溶接箇所に重
なり合わない部分に設置し、この後溶接すること
も考えられるが、このように構成すると副ルーフ
パネルの接合フランジが延長され、車両の重量の
増加およびコストの増加をもたらすことになり好
ましくない。
(考案の目的)
本発明の目的は、上記分割型の自動車のルーフ
において主ルーフパネルと副ルーフパネルとを、
重量、コストを増大させることなく、接合歪が生
じないよう精度よく接合することにある。
において主ルーフパネルと副ルーフパネルとを、
重量、コストを増大させることなく、接合歪が生
じないよう精度よく接合することにある。
(発明の構成)
本考案の自動車のルーフは中央部の主ルーフパ
ネル、およびこの主ルーフパネルの両側部に配置
され、副ルーフパネルアウタと副ルーフパネルイ
ンナとから構成された副ルーフパネルからなり、
前記主ルーフパネル、副ルーフパネルアウタおよ
び副ルーフパネルインナが、それぞれ接合フラン
ジを有しており、前記主ルーフパネルの接合フラ
ンジには、該フランジの長さ方向に沿つて間隔を
おいて、該車体外方側に膨出させた複数の突出部
が形成されており、前記副ルーフパネルアウタの
接合フランジと前記副ルーフパネルインナの接合
フランジとが、前記主ルーフパネルの突出部の位
置する箇所で接合されており、前記副ルーフパネ
ルの接合フランジと前記主ルーフパネルの接合フ
ランジとが前記突出部以外の部分において接合さ
れていることを特徴とする。従つて本考案による
と、副ルーフパネルを構成する際の副ルーフパネ
ルアウタと副ルーフパネルインナとの接合フラン
ジの接合箇所が、主ルーフパネルの側縁の接合フ
ランジに重ならなく、ルーフ全体を溶接歪を生ず
ることなく、精度より組み立てることができる。
また、副ルーフパネルアウタと副ルーフパネルイ
ンナの接合部を延長する必要がなく重量の増加、
コストの増加をもたらすことがない。
ネル、およびこの主ルーフパネルの両側部に配置
され、副ルーフパネルアウタと副ルーフパネルイ
ンナとから構成された副ルーフパネルからなり、
前記主ルーフパネル、副ルーフパネルアウタおよ
び副ルーフパネルインナが、それぞれ接合フラン
ジを有しており、前記主ルーフパネルの接合フラ
ンジには、該フランジの長さ方向に沿つて間隔を
おいて、該車体外方側に膨出させた複数の突出部
が形成されており、前記副ルーフパネルアウタの
接合フランジと前記副ルーフパネルインナの接合
フランジとが、前記主ルーフパネルの突出部の位
置する箇所で接合されており、前記副ルーフパネ
ルの接合フランジと前記主ルーフパネルの接合フ
ランジとが前記突出部以外の部分において接合さ
れていることを特徴とする。従つて本考案による
と、副ルーフパネルを構成する際の副ルーフパネ
ルアウタと副ルーフパネルインナとの接合フラン
ジの接合箇所が、主ルーフパネルの側縁の接合フ
ランジに重ならなく、ルーフ全体を溶接歪を生ず
ることなく、精度より組み立てることができる。
また、副ルーフパネルアウタと副ルーフパネルイ
ンナの接合部を延長する必要がなく重量の増加、
コストの増加をもたらすことがない。
(実施例)
以下、本考案の自動車のルーフを図示を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本考案の自動車のルーフを採用する自
動車の全体図、第2図及び第3図はそれぞれ本考
案の自動車のルーフの一実施例を示す断面図およ
び斜視図である。
動車の全体図、第2図及び第3図はそれぞれ本考
案の自動車のルーフの一実施例を示す断面図およ
び斜視図である。
第1図に示されるように、本考案の自動車のル
ーフ1は、中央の主ルーフパネル2と両側の副ル
ーフパネル3とに分割されて構成されている。主
ルーフパネル2と副ルーフパネル3との接合部分
には溝部4が形成されており、この溝部4にモー
ル材5が嵌合配置されている。第2図に示される
ようにルーフ1の両側に配される副ルーフパネル
3は、上方外側に位置する副ルーフパネルアウタ
3aと下方内側に位置する副ルーフパネルインナ
3bとから構成され、閉断面状を有しているが、
副ルーフパネルアウタ3bと副ルーフパネルイン
ナ3bとは板金製であつてそれぞれ端部に接合フ
ランジ3c,3d,3e,3fが張り出して形成
されている。内方の接合フランジ3c,3eは主
ルーフパネル2と副ルーフパネルアウタ3aの外
面により形成されるルーフ面より下方に位置する
ように折曲されている。一方主ルーフパネル2の
側縁の接合フランジには、副ルーフパネルアツパ
3aの内側の接合フランジ3cの上面と密接する
接合部2aと、この接合部2aよりも上方へ突出
され副ルーフパネルアウタ3aの接合フランジ3
c上面と間隔を有して位置し、上面がモール部材
の接着面となる突出部2bが、同一板材から一体
的に形成されている。副ルーフアウタパネル3a
と副ルーフインナパネル3bの接合フランジ3c
と3eは、主ルーフパネル2の突出部即ち主ルー
フパネル2接合フランジ下面と副ルーフアウタパ
ネル3aの上面とが接触しない位置において互い
にスポツト溶接により接合され、この副ルーフパ
ネル3をスポツト溶接により接合して組み立てる
際に生じる突起状の溶接バリが、後から配される
主ルーフパネル2の突出部2bの下面に当接する
ことがなく、主ルーフパネル2の接合部2aの下
面が副ルーフパネルアウタ3aの接合フランジ3
cの上面に高い接着面精度で密接した状態で配さ
れる。主ルーフパネル2の接合は、副ルーフパネ
ルアウタ3aの接合フランジ3c、副ルーフパネ
ルインナ3bの接合フランジ3eおよび主ルーフ
パネル2の接合部2aが三枚重ねになつている箇
所でスポツト溶接により行なわれ、主ルーフパネ
ル2を副ルーフパネル3,3′に歪を生じること
なく、かつ高い接合剛性で接合を行なわれること
ができ、組立精度を低下することなくルーフ1を
構成することができる。
ーフ1は、中央の主ルーフパネル2と両側の副ル
ーフパネル3とに分割されて構成されている。主
ルーフパネル2と副ルーフパネル3との接合部分
には溝部4が形成されており、この溝部4にモー
ル材5が嵌合配置されている。第2図に示される
ようにルーフ1の両側に配される副ルーフパネル
3は、上方外側に位置する副ルーフパネルアウタ
3aと下方内側に位置する副ルーフパネルインナ
3bとから構成され、閉断面状を有しているが、
副ルーフパネルアウタ3bと副ルーフパネルイン
ナ3bとは板金製であつてそれぞれ端部に接合フ
ランジ3c,3d,3e,3fが張り出して形成
されている。内方の接合フランジ3c,3eは主
ルーフパネル2と副ルーフパネルアウタ3aの外
面により形成されるルーフ面より下方に位置する
ように折曲されている。一方主ルーフパネル2の
側縁の接合フランジには、副ルーフパネルアツパ
3aの内側の接合フランジ3cの上面と密接する
接合部2aと、この接合部2aよりも上方へ突出
され副ルーフパネルアウタ3aの接合フランジ3
c上面と間隔を有して位置し、上面がモール部材
の接着面となる突出部2bが、同一板材から一体
的に形成されている。副ルーフアウタパネル3a
と副ルーフインナパネル3bの接合フランジ3c
と3eは、主ルーフパネル2の突出部即ち主ルー
フパネル2接合フランジ下面と副ルーフアウタパ
ネル3aの上面とが接触しない位置において互い
にスポツト溶接により接合され、この副ルーフパ
ネル3をスポツト溶接により接合して組み立てる
際に生じる突起状の溶接バリが、後から配される
主ルーフパネル2の突出部2bの下面に当接する
ことがなく、主ルーフパネル2の接合部2aの下
面が副ルーフパネルアウタ3aの接合フランジ3
cの上面に高い接着面精度で密接した状態で配さ
れる。主ルーフパネル2の接合は、副ルーフパネ
ルアウタ3aの接合フランジ3c、副ルーフパネ
ルインナ3bの接合フランジ3eおよび主ルーフ
パネル2の接合部2aが三枚重ねになつている箇
所でスポツト溶接により行なわれ、主ルーフパネ
ル2を副ルーフパネル3,3′に歪を生じること
なく、かつ高い接合剛性で接合を行なわれること
ができ、組立精度を低下することなくルーフ1を
構成することができる。
このように主ルーフパネル2と副ルーフパネル
3,3を接合することにより形成される溝部4に
おいて、主ルーフパネル2の側縁部と副ルーフパ
ネルアツパ2の接合フランジ3cとの間に形成さ
れる隙間から塗装前洗浄水が接合部に進入して板
材の腐触を生じることを防止するために、主ルー
フパネル2の側端部と副ルーフパネルアツパ3の
接合フランジ3cとが対向する部分にシーラ8が
設けられるのが好ましい。主ルーフパネル2の突
出部2bにはモール材5が接着テープ6を介して
設けられており、外部から接合部が見えないよう
にされており、外観形状の向上が達成されてい
る。また、溝部4を完全に埋めつくすようにモー
ル材5が配されない場合は、溝部4に雨水等がた
まるので、このことを防止するためは図示するよ
うにウレタン材7を充てんするのが好ましい。こ
のウレタン材7を設ける際に主ルーフパネル2の
突出部2bの側壁を塗布時のガイドとして使用す
るとウレタンタン材7を容易にかつ確実に所望の
位置に設けることができる。また、突出部2bの
間のこれより低い接合部2aが塗布するウレタン
材7が多すぎた場合の逃げ溝となるという利点を
本考案から得ることができる。
3,3を接合することにより形成される溝部4に
おいて、主ルーフパネル2の側縁部と副ルーフパ
ネルアツパ2の接合フランジ3cとの間に形成さ
れる隙間から塗装前洗浄水が接合部に進入して板
材の腐触を生じることを防止するために、主ルー
フパネル2の側端部と副ルーフパネルアツパ3の
接合フランジ3cとが対向する部分にシーラ8が
設けられるのが好ましい。主ルーフパネル2の突
出部2bにはモール材5が接着テープ6を介して
設けられており、外部から接合部が見えないよう
にされており、外観形状の向上が達成されてい
る。また、溝部4を完全に埋めつくすようにモー
ル材5が配されない場合は、溝部4に雨水等がた
まるので、このことを防止するためは図示するよ
うにウレタン材7を充てんするのが好ましい。こ
のウレタン材7を設ける際に主ルーフパネル2の
突出部2bの側壁を塗布時のガイドとして使用す
るとウレタンタン材7を容易にかつ確実に所望の
位置に設けることができる。また、突出部2bの
間のこれより低い接合部2aが塗布するウレタン
材7が多すぎた場合の逃げ溝となるという利点を
本考案から得ることができる。
なお、溝部4の副ルーフパネルの縦壁部3gは
モール材5の上面よりも高く突出されており、こ
れによつて雨水が車両前後方向に流れるため車両
サイドのドア部分へ雨水が流れ落ちることがなく
なる利点もある。
モール材5の上面よりも高く突出されており、こ
れによつて雨水が車両前後方向に流れるため車両
サイドのドア部分へ雨水が流れ落ちることがなく
なる利点もある。
(考案の効果)
以上、詳細に説明したように本考案は、自動車
のルーフを主ルーフパネルと副ルーフパネルとに
分割して構成した自動車のルーフにおいて、主ル
ーフパネルの側縁の接合フランジに、副ルーフパ
ネルの内端の接合フランジ上面と密着する接合部
とこの接合部から上方に突出して屈曲し、副ルー
フパネルの接合フランジから所定の間隔を有する
ようにされた突出部とを形成し、副ルーフパネル
を組み立てる場合の副ルーフパネルアツパおよび
副ルーフパネルインナの接合フランジの溶接点を
主ルーフパネルの突出部が位置する箇所で行な
い、かつ主ルーフパネルの溶接を副ルーフパネル
の接合フランジと主ルーフパネルの接合部とで行
なうようにしたので副ルーフパネル組立ての際の
溶接バリが主ルーフパネルに当接することがない
ので主ルーフパネルの接合部が副ルーフパネルア
ウタ上面に密着した状態で溶接することができ、
溶接強度を強くかつ溶接歪を生じることなく、高
い組立精度でルーフを構成することができる。ま
た、副ルーフ組立ての溶接点と主ルーフ組立ての
溶接点との位置を変えるために、副ルーフパネル
の接合フランジを延長する必要もないので、重量
およびコストの低減をも達成することができる。
のルーフを主ルーフパネルと副ルーフパネルとに
分割して構成した自動車のルーフにおいて、主ル
ーフパネルの側縁の接合フランジに、副ルーフパ
ネルの内端の接合フランジ上面と密着する接合部
とこの接合部から上方に突出して屈曲し、副ルー
フパネルの接合フランジから所定の間隔を有する
ようにされた突出部とを形成し、副ルーフパネル
を組み立てる場合の副ルーフパネルアツパおよび
副ルーフパネルインナの接合フランジの溶接点を
主ルーフパネルの突出部が位置する箇所で行な
い、かつ主ルーフパネルの溶接を副ルーフパネル
の接合フランジと主ルーフパネルの接合部とで行
なうようにしたので副ルーフパネル組立ての際の
溶接バリが主ルーフパネルに当接することがない
ので主ルーフパネルの接合部が副ルーフパネルア
ウタ上面に密着した状態で溶接することができ、
溶接強度を強くかつ溶接歪を生じることなく、高
い組立精度でルーフを構成することができる。ま
た、副ルーフ組立ての溶接点と主ルーフ組立ての
溶接点との位置を変えるために、副ルーフパネル
の接合フランジを延長する必要もないので、重量
およびコストの低減をも達成することができる。
第1図は本考案の自動車のルーフを採用する自
動車の全体図、第2図及び第3図はそれぞれ本考
案の自動車のルーフの一実施例を示す断面図およ
び斜視図である。 1……自動車のルーフ、2……主ルーフパネ
ル、2a……接合部、2b……突出部、3……副
ルーフパネル、3a……副ルーフパネルアウタ、
3b……副ルーフパネルインナ、3c,3d,3
e,3f……接合フランジ、4……溝部、5……
モール材、6……接着テープ、7……ウレタン
材、8……シーラ。
動車の全体図、第2図及び第3図はそれぞれ本考
案の自動車のルーフの一実施例を示す断面図およ
び斜視図である。 1……自動車のルーフ、2……主ルーフパネ
ル、2a……接合部、2b……突出部、3……副
ルーフパネル、3a……副ルーフパネルアウタ、
3b……副ルーフパネルインナ、3c,3d,3
e,3f……接合フランジ、4……溝部、5……
モール材、6……接着テープ、7……ウレタン
材、8……シーラ。
Claims (1)
- 中央部の主ルーフパネル、およびこの主ルーフ
パネルの両側部に配置され、副ルーフパネルアウ
タと副ルーフパネルインナとから構成された副ル
ーフパネルからなり、前記主ルーフパネル、副ル
ーフパネルアウタおよび副ルーフパネルインナ
が、それぞれ接合フランジを有しており、前記主
ルーフパネルの接合フランジには、該フランジの
長さ方向に沿つて間隔をおいて車体外方側に膨出
させた複数の突出部が形成されており、前記副ル
ーフパネルアウタの接合フランジと前記副ルーフ
パネルインナの接合フランジとが、前記主ルーフ
パネルの突出部の位置する箇所で接合されてお
り、前記副ルーフパネルの接合フランジと前記主
ルーフパネルの接合フランジとが前記突出部以外
の部分において接合されていることを特徴とする
自動車のルーフ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984037340U JPS60148173U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 自動車のル−フ |
KR2019850002210U KR890002263Y1 (ko) | 1984-03-15 | 1985-03-06 | 자동차의 루우프 |
US06/709,229 US4618181A (en) | 1984-03-15 | 1985-03-07 | Automobile roof structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984037340U JPS60148173U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 自動車のル−フ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148173U JPS60148173U (ja) | 1985-10-01 |
JPS6342692Y2 true JPS6342692Y2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=12494883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984037340U Granted JPS60148173U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 自動車のル−フ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4618181A (ja) |
JP (1) | JPS60148173U (ja) |
KR (1) | KR890002263Y1 (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61235277A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JPS61282170A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-12 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
US4792180A (en) * | 1987-02-02 | 1988-12-20 | General Motors Corporation | Vehicle body roof construction and molding |
KR910005299B1 (ko) * | 1987-03-03 | 1991-07-24 | 마쯔다 가부시기가이샤 | 자동차의 루우프캐리어부착구조 |
FR2634637B1 (fr) * | 1988-07-29 | 1991-12-13 | Fapec | Procede de fabrication d'un panneau de support formant presentoir, et panneau obtenu par la mise en oeuvre de ce procede |
US4930279A (en) * | 1988-11-28 | 1990-06-05 | Phillips Plastics Corporation | Means for filling, sealing and concealing an elongated groove |
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