JPS6140621Y2 - - Google Patents

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JPS6140621Y2
JPS6140621Y2 JP15785982U JP15785982U JPS6140621Y2 JP S6140621 Y2 JPS6140621 Y2 JP S6140621Y2 JP 15785982 U JP15785982 U JP 15785982U JP 15785982 U JP15785982 U JP 15785982U JP S6140621 Y2 JPS6140621 Y2 JP S6140621Y2
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JP
Japan
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cross member
side wall
cross
welded
recess
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JP15785982U
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JPS5962078U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のクロスメンバー結合構造に関
するものである。
従来クロスメンバーの結合は、実開昭53−
91117号侯報に記載されているように、ハツト型
断面のクロスメンバーの両側端縁にフランジ部を
形成し、このフランジ部をサイドメンバーの側壁
部に接合溶着したり、或いはクロスメンバーの両
側端底面を傾斜面とし、この傾斜面をサイドメン
バー上に直交させて支持し、両者の接合部位を溶
着固定したりしていた。しかしながら、前者の結
合構造によればクロスメンバーの両側端縁のフラ
ンジ部をサイドメンバーの側壁部にスポツト溶接
しているだけであるので、強度的に弱く、また、
後者の結合構造はクロスメンバー端部をサイドメ
ンバー上に支持し、その接合部位をスポツト溶接
しているので、クロスメンバーに上下方向すなわ
ち剥離方向に荷重が加わると、耐強度性の点で問
題を生じるおそれがあつた。
本考案は上記の点に鑑み、これを改良したもの
で、ハツト型断面のクロスメンバーとサイドメン
バーとを直交させて結合するようにしたものにお
いて、クロスメンバーの上面に溶接される基部と
この基部を下方に膨出成形して形成される凹所と
サイドメンバーの側壁に溶接される立壁部とから
なる補強部材を設け、上記補強部材の凹所をクロ
スメンバー内に嵌め込み、該凹所の側壁とクロス
メンバーの側壁とを溶接する一方、補強部材の立
壁部をサイドメンバーの側壁に溶接したことによ
り、クロスメンバーとサイドメンバーとの結合部
位の剛性の向上を図り得るようにしたものであ
る。
以下本考案を図面に示す実施例にしたがつて説
明すると次の通りである。
第1図乃至第3図において、1はフランジ部
2,2を有するハツト型断面のクロスメンバー
で、その両端上面部には下り傾斜の傾斜面部3と
平坦面部4が形成されていると共に、底面部5は
湾曲成形されている。6はフランジ部7,7を有
するハツト型断面のサイドメンバーである。上記
クロスメンバー1の両平坦部4をサイドメンバー
6の下面8にスポツト溶接し、クロスメンバー1
をサイドメンバー6に直交させて固定する。9は
上記クロスメンバー1とサイドメンバー6の結合
部位を補強するための補強部材で、これを板金部
材を所定形状に屈曲成形して、クロスメンバー1
の上面に溶接される基部10とこの基部10の下
方に膨出成形して形成した凹所11とサイドメン
バー6の側壁12に溶接される立壁部13を設け
たものである。上記補強部材9の凹所11はこれ
をクロスメンバー1の凹溝14に嵌め込んだとき
該クロスメンバー1の側壁15と接合する側壁1
6を一側に有し且つ他側には凹所11内に溜まつ
た水、泥等を外部に排出するための下り傾斜の溝
部17を有している。18はフロアパネルであ
る。
そうして、上記クロスメンバー1の両端に補強
部材9を載置し、該クロスメンバー1のフランジ
部2,2に補強部材9の基部10を接合させ、そ
の凹所11は凹溝14内に嵌入させると共に、立
壁部13をサイドメンバー6の側壁12の外面に
接合させる。このとき補強部材9の凹所11の側
壁16はクロスメンバー1の側壁15と接合して
いる。しかる後、補強部材9とクロスメンバー1
及びサイドメンバー6との各接合部位をスポツト
溶接する。すなわち、補強部材9の立壁部13は
サイドメンバー6の側壁12に溶着すると共に、
凹所11の側壁16はクロスメンバー1の側壁1
6に溶着し、さらに補強部材9の基部10はクロ
スメンバー1のフランジ部2,2に溶着する。
以上説明したように、本考案は、ハツト型断面
のクロスメンバーとサイドメンバーとを直交させ
て結合するようにしたものにおいて、クロスメン
バーの上面に溶接される基部とこの基部を下方に
膨出成形して形成される凹所とサイドメンバーの
側壁に溶接される立壁部とからなる補強部材を設
け、上記補強部材の凹所をクロスメンバー内に嵌
め込み、該凹所の側壁とクロスメンバーの側壁と
を溶接する一方、補強部材の立壁部をサイドメン
バーの側壁に溶接したから、クロスメンバーの結
合部位の剛性を大幅に向上させることができる。
特に本考案によれば補強部材に凹所を設けたの
で、該補強部材自体の剛性が高く、しかも、かよ
うな補強部材の凹所側壁及び立壁部をそれぞれク
ロスメンバー及びサイドメンバーの側壁に溶着し
たので剥離方向に荷重が作用しても耐強度性の点
で問題が生じることが全くなく、クロスメンバー
とサイドメンバーの結合部位全体の剛性の大幅な
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクロスメンバー結合構造
の断面説明図、第2図はその斜視説明図、第3図
は補強部材の斜視説明図である。 1……クロスメンバー、6……サイドメンバ
ー、9……補強部材、11……凹所、12,15
……側壁、16……側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハツト型断面のクロスメンバーとサイドメンバ
    ーとを直交させて結合するようにしたものにおい
    て、クロスメンバーの上面に溶接される基部とこ
    の基部を下方に膨出成形して形成される凹所とサ
    イドメンバーの側壁に溶接される立壁部とからな
    る補強部材を設け、上記補強部材の凹所をクロス
    メンバー内に嵌め込み、該凹所の側壁とクロスメ
    ンバーの側壁とを溶接する一方、補強部材の立壁
    部をサイドメンバーの側壁に溶接したことを特徴
    とする自動車のクロスメンバー結合構造。
JP15785982U 1982-10-18 1982-10-18 自動車のクロスメンバ−結合構造 Granted JPS5962078U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15785982U JPS5962078U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 自動車のクロスメンバ−結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15785982U JPS5962078U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 自動車のクロスメンバ−結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962078U JPS5962078U (ja) 1984-04-23
JPS6140621Y2 true JPS6140621Y2 (ja) 1986-11-19

Family

ID=30347917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15785982U Granted JPS5962078U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 自動車のクロスメンバ−結合構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5962078U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423741Y2 (ja) * 1986-09-16 1992-06-03
JPH0752786Y2 (ja) * 1989-05-30 1995-12-06 トヨタ車体株式会社 トーションバーアンカアーム保持用クロスメンバ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962078U (ja) 1984-04-23

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