JPS5930098Y2 - 複合屋根材 - Google Patents

複合屋根材

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JPS5930098Y2
JPS5930098Y2 JP15782579U JP15782579U JPS5930098Y2 JP S5930098 Y2 JPS5930098 Y2 JP S5930098Y2 JP 15782579 U JP15782579 U JP 15782579U JP 15782579 U JP15782579 U JP 15782579U JP S5930098 Y2 JPS5930098 Y2 JP S5930098Y2
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JP
Japan
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roofing material
roofing
composite
materials
roof
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JP15782579U
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JPS5675234U (ja
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文雄 安藤
勇 塚越
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、同材質及び同一断面係数、同一断面二次モー
メントであっても、撓みを少なくシ、且つ、より強固に
でき、これを簡単に製造できる複合屋根材に関する。
一般に、長尺で直線的な屋根材の許容荷重は、強度計算
上表われる応力的制限値よりは、撓みの制限で決定され
ていることが殆んどである。
即ち、適宜の断面二次モーメント等の数値を有する屋根
材のスパンの撓みを適宜選択し、これに基づいて許容荷
重が計算されている。
このように屋根材の限界荷重を撓みに求めている現状で
ある。
このため強度を強くするには、撓みがなるべく少なくな
るように、材質を変えたり、大型化して断面性能を大き
くしたりして屋根材として使用している。
ところが、同一材質で、同一断面係数、同一断面二次モ
ーメントの屋根材自体をより強固に改良成形されたもの
は存在しなかった。
そこで本考案は、底部の両側より斜外上方に向う傾斜部
を形成し、その上端縁より外方に向う水平部を設け、そ
の端部より立上り部を形成し、続いて内方に向う水平縁
を形成した屋根材に、これと同様の屋根材を上下逆にし
、底部を重合して上下対称に構成し、その両屋根材を円
弧状に屈曲して撓み状態下で固着して一体化したことに
より、予め円弧状の撓みを与えて側面からみると扁平ア
ーチ状となり、荷重(積雪荷重等)が加わっても、その
荷重の大きさで撓みは、まず零に近づき、次いで下方に
撓むこと・なり、屋根として有害な撓みが著しく生じに
く・なり、同一材質、同一断面係数、同一断面二次モー
メントであって、一層強固にでき、前記の欠点を解消し
、これを製造するのに極めて簡単にでき、しかも安価に
提供できる。
その構造を図面について説明するに、1は金属製の屋根
材であって、底部2の両側より斜外上方に向う傾斜部3
,3を形成し、その上端縁より外方に向う水平部4,4
を設け、その端部より立上り部5.5を形威し、続いて
内方に向う水平縁6,6を形成したものである。
そのように形成した屋根材1゜1を複合させる場合につ
いて述べる。
その屋根材1.1の一方を上下逆にし、その一方の屋根
材1の底部2上に、他方屋根材1を正常な状態にして底
部2を載置し、底部2,2を重合して屋根材1,1を上
下対称にする。
そして複合された屋根材1,1の上側の屋根材1の長手
方向の両端を適宜の力で下方に押え(実際には金具等で
固定する)、その下側の屋根材1の略中央を適宜の力で
上方に押圧して、応力限界内における円弧状の撓み8を
生じさせ、略扁平アーチ状にセットしておく、その円弧
状の撓みが生じている状態で、上下の屋根材1,1の底
部2,2相互をスポット溶接等にて固着し、その上下の
屋根材1,1を一体化する。
これを複合屋根材Aという。
この固着して一体化したことで撓みが生じるように加え
ていた荷重を取り除いても、その複合屋根材Aは扁平ア
ーチ状に変形が保たれている。
上屋板材1,1を重合した状態で、円弧状の撓みを与え
るのに、その複合した両屋根材1,1の両端を支持して
、その中間を下方に適宜に押圧することもある。
そのようにして複合屋根材Aが製造される。
そのように扁平アーチ状の複合屋根材Aの葺或は、構造
物上部の梁または母屋等の構造材7の上に複合屋根材A
の幅と略同−の間隔に、断面口状の屋根受金具8が固着
され、その内部に複合屋根材A、Aの両側下方の対合す
る立上り部5,5相互を突合せて状態で押通して固着さ
れ、上方の立上り部5,5の当接した個所の水平縁6,
6相互にはキャップ材9にて馳締結合されて、これが順
次繰り返されて、屋根が葺成される。
その葺成した屋根は、略扁平アーチ状に構成されるが、
場合によっては、スパンの長さ、その自重により略水平
状に葺成されることもある。
本考案は前記のような構造であるので、屋根材1に、こ
れと同様の屋根材1を上下逆にして底部2.2を重合し
て上下対称に構成し、その両屋根材1.1相互を適宜の
円弧状の撓み状態下で固着したことにより、その撓ませ
る外力を取り除いても、その複合屋根材Aは、側面から
みて偏平アーチ状に形成されている。
これは、その上下の屋根材1,1を撓ませたときの曲げ
応力が、上下を固着したことで、内部応力として含まれ
ている。
即ち、扁平アーチ状にする適宜の垂直荷重が下方から上
向きに複合屋根材Aに加えられていると同一状態となっ
ている。
このため、その複合屋根材Aを屋根として施工し、積雪
荷重等の垂直荷重がこれに加わっても、その複合屋根材
Aと同材質問−断面係数の直線状の屋根材よりも、本考
案の複合屋根材Aの方が、より撓みにく・なり、強固な
屋根材として提供できる。
また、本考案においては、同一形状の屋根材1,1を上
下対称にして適宜の円弧状に屈曲して撓みを与えつつ固
着したもので、これを特別なロール成形機で形成するも
のでなく、一般に成形した屋根材1を使って、何等の技
術を要することなく極めて簡単且つ、迅速で、しかも安
価に製造することができる。
また上下対称にしたことで葺成する方向もなく、特に高
所での作業性が良好となるし、屋根材1には両端には立
上り部5、水平物6が存在すること・なり、上下の高さ
も高くなり、また、上部には、これにキャップ材9が一
体化され、その断面係数も非常に大きくなり、かつ圧縮
力の一番か・る頂部には、あたかも補強骨を取付けた状
態となって強固となり、大きな荷重に対してもよく耐え
、その複合屋根材Aを一層強固にできる。
また、水平部4、立上り部5、水平部6を形成したこと
により、隣接複合屋根材A、Aを接触させると、立上り
部5,5が接合し、その水平部6,6には、キャップ材
9を嵌合させることによって容易に複合屋根材A、Aの
結合ができ、施工を迅速にし、そして鉄部の結合が強固
であり、これによっても断面係数が大きくなり、一層強
固な屋根を葺成できる。
また、屋根材1゜1の接合部は頂部で行われるので、雨
水のはけがよく、接合部からは雨水が浸入しがたく、屋
根裏を腐蝕させることがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであって、その第
1図は、本考案の縦断正面図、第2図は第1図の縦断側
面図、第3図は葺成状態を示した斜視図である。 1・・・・・・屋根材、2・・・・・・底部、3・・・
・・・傾斜部、4・・・・・・水平部、5・・・・・・
立上り部、6・・・・・・水平縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部2の両側より斜外上方に向う傾斜部3,3を形成し
    、その上端縁より外方に向う水平部4,4を設け、その
    端部より立上り部5,5を形成し、続いて内方に向う水
    平縁6,6を形成した屋根材1と、これと同様の屋根材
    1を上下逆にし、底板2,2を重合して上下対称に構成
    し、その両屋根材1,1を円弧状に屈曲して撓み状態下
    で一体化したことを特徴とする複合屋根材。
JP15782579U 1979-11-14 1979-11-14 複合屋根材 Expired JPS5930098Y2 (ja)

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JP15782579U JPS5930098Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 複合屋根材

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JP15782579U JPS5930098Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 複合屋根材

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Publication Number Publication Date
JPS5675234U JPS5675234U (ja) 1981-06-19
JPS5930098Y2 true JPS5930098Y2 (ja) 1984-08-28

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ID=29669086

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JP15782579U Expired JPS5930098Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 複合屋根材

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JP4648101B2 (ja) * 2005-06-16 2011-03-09 積水化学工業株式会社 折版屋根の補強構造

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JPS5675234U (ja) 1981-06-19

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